夜に眠れない住民達の世界。
世界を覆う森の木々たち、その天上に朧気に星が瞬いているよ。それを見ている彼らの瞳も……ほら、キラキラと光を宿している。
ひんやりとした風は、まるで緩やかな川のように、サーサーと流れていく。
さて、次はあなたの時間ですよ?
(ちなみにこのスレの元ネタ↓
http://uranai.nosv.org/u.php/nobel/WARcrimeand3/)
>>347
「私は……」
一瞬、言葉を詰まらせる。この真実を語るのはよいのだろうか……と。
「私は、この森の元カノってやつよ。この森を振ったから、滅多なことでは森を歩き回ったりはしないの。
なんだか、申し訳無く感じるから……」
女王は、幼女に顔を向け、苦く微笑む。
...なんだか複雑ですね...
352:匿冥:2018/07/11(水) 23:37 >>351
「そう、複雑なのよ……」
フッ……と一息つく。
「さて、戻りましょうか?後は似たような景色が広がっている、ただそれだけよ」
女王は、幼女を側に置き、もと来た道をたどっていく。
...目に見える景色はそこまでヤーナムの森と変わらないんですね...
354:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 23:39私たちは何処へ戻るんですか?
355:匿冥:2018/07/11(水) 23:40 >>354
「私たちの小屋のことよ。この森の中では、そこしか居場所がないのよ……」
一方、ここは森のとある海沿い。
「……」
魔王がただ一人、消えぬ黄昏に思いを馳せる。
「……君はどこにイルノダ……?」
終わりのない大海原、燃えるような太陽の光。
こちらは3000人余りが死傷した。賠償を求める
358:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/11(水) 23:43女王さまはさみしくないんですか...?
359:匿冥:2018/07/11(水) 23:44 [さて、私は眠ります。皆様、またどこかで]
>>357
リヴァ「知るか、てめーらで勝手に起こした戦争だろ。戦争は違うところで自己責任でやれよな」
(呆れた顔で見据える水の戦士)
>>358
「私がここにいる間は、寂しく無いわよ」
一転、その笑顔は穏やかで確実なものを手にしたかのような笑顔だった……
...
362:コサック連邦:2018/07/11(水) 23:47 >>359
おっかないなあ。でも総督を引き渡さない限り我らは許さん
>>359
南アーリア 外務大臣「ひえっ! (失禁)」
寒いな此処は...
365:アマテラス◆YQ:2018/07/12(木) 10:56…
366:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/12(木) 17:29......
367:アマテラス◆YQ:2018/07/12(木) 17:49平和に、なったか…?
368:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/12(木) 20:56〜♪
369:アマテラス◆YQ:2018/07/12(木) 20:57お腹空いたなー…
370:終極と災厄の大天使 カレン=アーティフル・コマンド:2018/07/12(木) 21:30疲れた...
371:匿冥:2018/07/13(金) 19:32 風が吹く。自身では音を立てず、優しい音を草木に立てさせ、空へと飛びたつ。
月が変わらず瞬いている。その場で動かず瞬いている。
風は空を舞う。人々の思いを乗せながら。
月が、綺麗だなぁ…
373:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 19:59あっ!強い神性の女の方!
374:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:02またいらしてたんですか!
375:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:03あ、はい。随分暇なもんでね…
376:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:13...わたしを食べたりしませんよね?
377:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:16 >>376
しませんしません、大丈夫ですとも。
ケラケラケラ(笑い声)
よかったー...ところであなたはなんと呼べばいいんですか?
379:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:17 >>378
アマテラス、でいいですよ
アマテラス...異国の太陽の神さまですね!
381:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:19 わぁー!神性が強いとわかってたけど!こんなに立派な神様だなんて!
(目を輝かせながら)
>>380
え、まあ…名前だけ、ね…
>>381
えへへ、なんか照れますな…
あっ!わたしも名乗らなくちゃ...
385:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:21わたしはレイチェル・アルスター!医療の街ヤーナムの街医者の二人娘の妹です!
386:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:22 >>385
レイチェルちゃん、ね…
へえ、お医者さんの子供なんですね
二人の出会いを祝福するように、森が星空を映し出す。
それは靄が掛かり、その光を一面へと散りばめている。
風は変わらず、優しい音を奏でる。
えっと...そうだ!わたしに似た感じの人って知りませんかっ!?
389:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:24姉様の名前はレイチェル・ムーンテイルって言うんですけど!
390:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:25ずっと前にヤーナムから居なくなって探してるんです!
391:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:25知りませんか!?アマテラスさん!
392:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:26 >>388-390
そうですねえ…聞いたこと、はあるかな…
どこにいるかは分からないけど…
そうですか...ざんね...んん!?
394:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:28アマテラスさんっ!あなたから姉の濃い血の匂いがしますっ!
395:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:28 >>394
え、マジですか!?
やっぱり姉様と会ってますよね!?そうですよね!?
(足元まで走ってきた)
>>396
あぁ…そうでしたっけか、
記憶にはありませんが…
そうです...か...でもっ!
399:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:31(棒付きのランタンを地面に立てている)
400:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:32 ...これでよしっ!さぁっ!アマテラスさん!姉様がいた世界を教えてもらいますよー!!
(アマテラスに抱きつく)
. . .○○○学園?責任者...Piero...よしっ!
402:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:33 へあ!?
え、んじゃ…記憶を整理してみよう…
いつでもこの森に戻ってこれるし...さぁっ!出発!(小さなランタンを取り出し、消えた)
404:匿冥:2018/07/13(金) 20:35 「……学園……?」
その言葉を聞いて、魔王は立ち上がる。話を聞きたいと思ったからだ。
魔王が手を上げれば、森をつき抜ける風は二人に強く吹き付ける。そして、幻であるはずの城へと通じる一本道へと誘導させる……
しゅ、出発…
406:匿冥:2018/07/13(金) 20:40 「……話はお預け……か」
魔王は、がっかりするように静かに椅子に座った。
ぎゃんっ!?
(立てておいたランタンの近くの木の上に引っかかった)
!!!...んー!んー!(バタパタパタ...)
409:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:44 ふいー…(翼で舞い降りる)
>>407
え!?大丈夫?(レイチェルちゃんをおろす)
>>408
「現れたり、消えたり……不思議なものたちだ」
魔王は木を操り、そのものを木から下ろす。
....誰か来るまで待つしかない...助けてくださいだれかー!!
412:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:45えっ...アマテラスさんと...
413:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:45...支配者さまですか?あなたさまは...
414:匿冥:2018/07/13(金) 20:47 「ん?私?」
そこに立っていたものは、魔王ではなく、女王を自称する女だった。
「私は……確かに、この森の住民よ」
...女王さま...?
416:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:48お、女王様や…
417:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:49う、でもわたし...アマテラスさんと一緒に来たあの男の人...うぅん...(頭を抱える)
418:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:49えぇ…?
419:匿冥:2018/07/13(金) 20:50 「あら、久しぶりね」
女王は、二人を見て嬉しさを募らせる。まともな二人に出会えて嬉しく思っている。
あっ!おひさしぶりです!女王さま!
421:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:50 >>419
お久しぶりです…
>>419
「ふふ、今日は何に迷ってこの森に迷いこんだのかしら?」
女王は艶やかな笑みを浮かべる。
...うーん...強いて...言うなら
424:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:58目的に迷っちゃいました!(女王さまに抱きつきながら)
425:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 20:58レイチェルちゃん可愛いなあ…(微笑んで)
426:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 20:59...やっぱりここが...落ち着きます...
427:匿冥:2018/07/13(金) 20:59 >>423
「話なら、いつでも聞くわよ」
女王は、丘の上を指差す。その丘の上には、城の影が……
「あそこのイケメンなお兄さんが、あなたたちと話したがっていたわよ。あの人が聞いてくれるかもよ?」
イケメンな、お兄さん…?
429:匿冥:2018/07/13(金) 21:00 >>424
「ねえ、かわいらしいわね」
女王は、風に身を任せて微笑んでいる。
...えーと?
431:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 21:01女王さま以外にもやっぱり誰かいるんですね
432:匿冥:2018/07/13(金) 21:01 >>428
「行けば分かるわよ……」
女王がそっと目を閉じる。そして、城への一本道が作られる。
>>431
「そうよ。むしろ、あの人が森の支配者なのよね……」
...でも、この森で大好きなのは女王さまですっ!
435:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 21:04 お話が終わったらまた戻って来ますから!心配しないでくださいね?女王さま!
(白の方に走って行った)
>>434
「あら、嬉しいことをいってくれるのね……」
女王は、悲しい笑顔で微笑む。
んじゃ、行きますか…(城へ向かう)
438:匿冥:2018/07/13(金) 21:07439:匿冥:2018/07/13(金) 21:08 「やっと、話ができる……」
魔王は椅子から起き上がり、城を解放する。
...わわっ!?
(門が突然開いたのに驚いた)
...?...?...こ、こんにちはー?
442:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 21:09ほ〜立派なお城…
443:レイチェル・アルスター 迷い込んだ幼娘:2018/07/13(金) 21:10...暗い...ような明るいような...
444:匿冥:2018/07/13(金) 21:11 埃を被った机を備えた玄関、その壁には二人分のランプが掛けられていた。
このランプを手に取り、扉の向こうの暗闇を歩くのだ。
...ランタンあるけど...このランプ...(手に取る)
446:アマテラス◆YQ:2018/07/13(金) 21:12暗いところ照らすのってワクワクするな…(ボソ
447:匿冥:2018/07/13(金) 21:12 暗闇の中、ランプの炎が消え、オルゴールの音色が響きわたるその時、目の前へ向かって走るのだ。
そこに、彼はいる。
...不思議...魔力を感じないのに...(静かに燃えるソウルの火を見つめて)