復活は近い、真紅の復活は近い…はずなんだけどなぁ…
……どーにもうまくいかない感じ…
さて、計画はじょうずに進むかね?
…正解は誰も知らない
………おちつけ、なぁ?…なぁっ!!
(金棒で受け止め、押し返す)
…いっとくけど、こんなにおさけのませたのおまえだからな?そのおかげであたいいますっごくつよいんだからなぁ?
(氷の息を吐いて怒りの炎を鎮め)
[あ''あ''あ''ァ''あアあ! あ あ ぁ…あ?
… … … あ''っ!? ウギャ''あァ''あ''ァ''あ''ァ''あ''ッッッ!!!〉
確かに怒りは治った …怒りは
(激昂時の痛覚半減が凍結、尻尾の痛みが更に…)
【 み''ゃあ''あ''ァ''あ''ァ''あ''ァ''あ'' 】
小鬼を轢き倒しながら部屋の中心にずるりとすっ転び
【 〒〒〒〒〒〒〒〒!!!!!(アッは''く すィ''素 ふっ ト ベぇ''!!!)】
全身から痛みを水性魔力に変えた物を
水の解放として部屋中に爆発させた
(水浸しになった部屋と 痛みから解放されて気絶した黒)
……うるさかったなぁ……
……よいしょ…かりぃ…
(氷の鎧で、水をガードした後、ナイアを抱えて医務室へ行く)
「…………ぃぃぃぃ」
痛みに悶えながらも
気絶上体で身じろぎもしない
……はいはぃ、ごめんごめん…
(背中をぽんぽん優しく叩き、医務室に運び寝かす)
「…………」
…………………
(分かりやすく目を回した状態、傷は塞がっているが
間違いなく健康では無い)
………はぁぁ、まぁねてればなおるでしょ…
……さて、飲み直しだ飲み直し……
(医務室から、寝かせた後立ち去る)
・・・・・・・・・・・・
…まっくら
(目覚めは 見えず)
眼を回したまま 動かず
……はぁぁ…目覚めるの遅いですよ…
…手間かけさせすぎ…って感じ……
(おでこに冷えピタ貼ったりして、看病をしている)
「同感です…姉様って、寝つきも寝起きも悪いのですよ」
ベッドの隣に どこか聞き慣れた静かな声
「…これは暫く起きませんね、このまま寝かして起きましょう」
…ん、そうか…まぁ、そろそろ腕が疲れてたからちょっと休憩する…
(腕は水でふやけ、赤くなっている)
…しかし、うちの鬼が迷惑かけてごめんなさい
自分はもう…あまり貴方みたいな人に迷惑かけたくないんですし…
(手を振って、そのまま椅子に腰掛ける)
……
「…謝る必要性はありませんよ、短気で間違った選択をした姉様が悪いのです」
(パイプ椅子を引っ張って向かい側に座る)
【スルッ】
「お近づきの印に、どうぞ」
重箱10人前
……誰がこんな食うのだよ誰が……
……あれか?全員で食べろってことか…?
…はぁぁ…めんどくさい…
…まぁ、そんなことより、殺してごめんな?
…あの時は自分達も必死だったので…えぇ…
(前の敬語口調を外して、少しフランクに接する、とりあえず重箱を受け取りながら、ニャルを見る)
………
「…えぇ、私のことは別に気になさらなくて結構ですよ
問題は私の側に謝罪の必要性が存在する事に他なりません」
(椅子を立ち… 綺麗に頭を下げる)
「貴方達の殺害未遂、姉の一存による迷惑をここに深くお詫びいたします」
……あーただ、自分に謝るよりかは…
……王とかザレッドに謝った方がいいですよ?
…自分は今回見てただけなので…
(特に問題ないといった様子で接して)
………
「…王は良しとしましょう、ザレッドは嫌です」
(黒くてふかふかな…千切れた尻尾を右手で握る)
……なんで?……ザレッドだぞ?多分一番の被害者……面倒くさいかもしれんが…
…??(疑問に思いながらもじぃっと見ている)
「…聴けば貴女諸共城が砕けますが」
(不機嫌そうに腕を組む)
「……何にせよ、これからは姉が世話になります…
個人的な世話は私が焼きますので、負担を一切掛けないよう
取り計らいますので、少しはお見逃し下さい」
「…あ、重箱は全て森の生き物と…私の手料理で満たされております
当然ながら海の幸等はございませんので…」
……まぁいいけどなー…しかし早く目を覚まして欲しいものだが…
…正直実体化して看病は結構疲れるからねぇ…
…自分が見てるから、ニャルちゃんは帰って大丈夫だよ?
(重箱の一つを食べながら)…うま…
「…嫌ですね、せめて姉様が目覚めるまでは粘ります…」
(ルージュの前に机を置いてコップにお茶を注ぐ)
「重箱の内容は全て同じ…ムササビとヤマネの唐揚げと
川魚の刺身盛りが自信作ですよ…ただ、調味料は一切使っておりません」
……はぁぁ、自分静かに食べたいんだけど…
…ま、めんどうくさいけどいいか…
……ほい、ごちそーさま…
(あまり味わうこともなく、すぐに食べ終わる)
一連の様子を眺めて…
「…貴女、ザレッドと似てますね」
(空の重箱を受け取る)
………まぁ、霊能力に関しては師匠だからね〜…
…もっとも、自分の方がまだそこんとこは強いけど…
……ふぁぁ…めんどくさいから早く起きて欲しいんだけどなぁ…
(ナイアの冷えピタを張り替えて、タオルで体を冷やしながら、だるそうに答える)
「……そうですね、もうそろそろ起こしましょうか」
(黒のタオルを剥がし、うつ伏せにひっくり返してスカートをたくし上げる)
「…背徳感が少々、ですけれど…」
左手に握られた、黒くてふかふか狼尻尾
………お前も変態だなぁ…おいおい…
…自分は霊体だからあまり興味はもたないが…
………人間って全員こうなのかね…?
(少し色が薄くなり、ニャルを不思議そうにじぃっと見て)
「…勘違いをしないで頂けませんか?」
(黒の尻尾があった所を確認して、尻尾の断面をくっ付ける)
「……姉様、これが無いと自分のエネルギーをコントロール出来ないのですよ」
………ふーーん、枷みたいなものか…
……まぁ、早く起こしてあげたらどうだ?
(適当に聞き流し、ニャルに問いかけ)
「言われずとも、やっておりますよ…」
【 トス トス 】【うじゅる 】【ギチキチ】
(本体は尻尾の位置を固定、背から伸びる触手が
メスになったり注射針になったりして尻尾の周りで丁寧に作業を行う)
ナ「…はぅ……きゅふぅ…んっ…あぁぁ…」
「……」
(若干、白黒は顔を赤くしながら困り顔で目を閉じてる)
……おーー、すごいな…へぇぇぇ…
……あ、よいしょっ…
(タオルと冷えピタを剥がす)
…さ、続けてどーぞ?
(少し興味が湧いて、じぃっと見ている)
ナ「…ねぇ…あれ…」
(寝ぼけ眼のまま白黒に何かをねだるように眼を向ける)
「…はいはい」
それを聞いたか白黒は、黒の背と足に腕を通して 静かに抱き上げた
(その裏で静かに作業は続く)
「…はいはい、よくお眠りなさい」
(抱き上げられるなり黒は眼を閉じ、心地よく白黒は腕を揺らす…)
…………子供みた…どころか赤ちゃんかよ、おい…
……自分は今ありえないものを見ている…
………不思議だ、何もかもが不思議だ…
(ふよふよ地味に浮きながら、目を何度も擦って凝視している)
「……よし」
(そのうち、尻尾の接合が終わって触手が引っ込む)
「…ルージュさん、ちょっと此方へ…」
……ん?何……自分に何か用…だよな?
(ニャルの方にふよふよ浮いて近づいて)
「…はい、このまま涼しいところで寝かしつけておいて下さい…
目覚めるまで、ザレッドか 貴女が近くに居てくれれば効果的ですよ…」
(慎重に、黒をルージュへ渡す)
……あぁ、安心しとけぇ…
…しっかり見とく……
(体を受け取り親指を立てる)
……
「…よろしくお願いしますね、ルージュさん」
何故か曇りない咲顔で頭を下げて
(ついでともう4つ重箱を机に置き)
扉を開けて去っていった
【ひょこ】
「あ、接合は時間かかりますから 目覚めるまで
尻尾はお触り禁止ですよ」
(言い残して 本当に去って行った)
…………はいはい、適当に見てるっての…
……ったく、早く目覚めろよ……
……めんどくさいんだから………
……あーもう…だるい…
(重箱を空にしながら)
・
何時の間にか起き上がっていた
それは大きく眼を見開いて幽霊を凝視
(繋がったのであろう尻尾は膨れてピンと張る)
………お、気がついたみたい…だねぇ?
…やほやほ、元気…?みたいだね…いやぁ…うんうん…ふふ…
わぁあぁ…ってな、ふふ……自分が見ててあげたんだから、感謝しろよ…?
…何もいらないけど
(ふよふよナイアの上空を浮きながらドヤ顔で胸を張る)
【 ぱしっ 】
「それはすごく感謝している けど解せない…」
(跳躍して幽霊の背に乗り移ると 心底不思議そうに顔を覗き込む)
「誰だ!私は貴女をまるで知ってない!
…けど何故?何故貴女から私の妹の香りがする?」
…………あー…はは…いや、友人というか…
…!そ、そう!さっき話したから!自分と…
……そ、そういうわけ…だから、降りて…?
(少し焦りながら、顔を見て必死に弁明)
・・・
【 ドンッ 】
「…ふんっ、わたくしの名前は 黒河 凪江!
これから同居人になりますから よろしくお願いしますわよ……む?」
(疑いの表情でベッドに降り 傍にあった重箱を見て)
…ん、よろしく黒河…
…自分は気軽にルージュと呼べばいいよ…自分は霊体だからあまり会えないかもしんないけど…
…あ、それね、君の妹がくれたよ…?
…美味かったぞ、うん
(適当にめんどくさそうに宙吊りで浮きながら答える)
……
「…なら、隠す必要は無いのね…じゃ、ルーさん
そろそろ会ってあげたいからザレッドの居場所を
教えてくれないかしら?」
( 緑色の電球が付いた赤い掃除機をベッドの横に置き
気になったのか尻尾をふりふり動かしてみる)
……ルーさんってなんだ…まぁいいが…
…自室にでもいるんじゃない?自分はずっと君を看病してたから知らないけど…
…それにしても、獣人…ではないんだよな?邪神…
(尻尾を興味深そうに見ながら、適当に答える)
「ん、それなら仕方ないわね…しかもこの感じ、
私の体内調整までやってくれたみたい…素直に感謝するわ、ありがとう」
(ドアを開ける)
「あと、体についてはノーコメント。」
(片目を閉じてピースサインをして、扉を閉めた)
…あぐ……ねむ……
(本を部屋で読みながら、ウトウトしている)
……はぁぁ…なんかもう……どっと疲労が…目がもう落ちる……はぁ…
【 ガチャ 】
「こんばんわ、お眠の人」
(暖かそうな毛布を背負い、手には一杯のココア)
「そういう時の選択肢はふたつにひとつ、キミはどっちが欲しい?」
(ココアを机に置き、毛布で自分を包む)
………ココア……あ、全員に挨拶してきた…?
自分も含めて6人…だと思うけど…ふぁぁ…流石に本何回も読んだらきつい…
(ウトウトフラフラしながら、ナイアに近づく)
「…まだ、全員じゃ無いけど、そろそろキミに…ん、毛布がいい?」
(読書家なのかなぁ…そんなふうに考えながら包んだ毛布を外そうとして)
…………んあ、別に…まだ起きれる…貰うだけ貰っとくけど…
……後、俺もここの本全部は読んでないぞ?…赤仮は読んだだろうけど…
(ココアを取ってごくんと一気飲み、そのままフラフラ壁に向かって歩く)
……
「…まさか、今日でこれ全部読む気?」
(毛布を外してたたみ、ザレッドの椅子に敷く)
……流石に無理……後50はいけると思うけど…
…というか読まなきゃ勿体無い…
(本をしまいながら、新たに本を取って、椅子に座り)
「……むー、また倒れたりしたら許さないんだから」
(言いながら『交響詩歴史集』を手に取り、眼鏡をかけてザレッドの隣に座る)
「…言っても曲がりそうに無いし、付き合ってあげる」
……挨拶しにいきゃいいのに…名前まだ覚えれてないでしょ?
…つーか、本は1人で読んだ方が…集中…まぁいいけど…
(適当に本を選び、一ページずつ目を通している)
「…………」
(眼鏡を通して見える目は 集中して開かれたページにふうに向けられていた)
『 交響詩について 』
というページが開かれている
……しかし、音楽好きなのか?交響詩とかあんまよく知らないけど…
…はい、終わり…
(別の本を取ってまた読んでいく、机にもたれるようにして座っている)
「………」
(本のページを少しずつ進める)
吟味
………無視かよ、尻尾触るぞ…?
…まぁ、真面目に読んでるんだろうけどさぁ…
(パラパラナイアを見つつ、本を読み進める)
「……ザレッド」
(ページをめくる手を止めて、顔を向けずに)
…ん、ザレッドですよー………何かな?
(本を読むのを止め、ナイアを見る)
「…私、ここに定住しようかな…」
(本に目を戻し、手を進める)
「…って言ったら、なんて言う?」
……んあ?好きにしたらどうだ…?それは……どうとも思わないかな…
…嘘だけどなぁっ!!
(本で少し赤くなった顔を隠して)
……
「…そう」
(読み終わった詩集を戻して、眼鏡を外す)
「……その読みかけ、少し読ませてもらえる?」
…んぁ?いーけど……俺あの本読みたかったし…
(読みかけの本を渡して、違う何か特徴的な雰囲気の本を持って、じっくり読み始める)
「……そう?じゃあ、この本は戻しておこうかな」
(しおりか何かを開かれたページに挟んで…
しおりにしては少し大きい)
……んあ、別に読んどいていいよ?
…俺はちょい興味がわいたし…
(じっくり今までの本と違い読んでいる)
…
「…キミは変なところで私の関心を引くね、それもキミらしいけど」
(何か挟んだ先ほどの本を机に置いて、扉に向かい歩く)
「また後でね、ザレッド…」
………ほいさ、まったね…
……人に潜む…必ず潜むものねぇ…
(ナイアを見送った後、本をじっくり読む)
「…………」
『…嘘だけどなぁっ!!』
(自室への帰り道、)
「……顔を見て、なんて…できないや」
(挟んだものを思い返して、ボソッとつぶやきながら…
帰り道をいそいそと小走りした)
…………人の精神……かぁ…
…恐怖…かぁ…
…結構恐怖するものあるなぁ、なんて…
(本を一旦閉じてベッドに寝転がって)
……
【 バタンッ 】
「……」
…あれ、見たら…どんな反応してくれるかな…
(綺麗に整えられたベッドに寝っ転がる)
「……ばっちりだよ、キミは」
ふふっ
……へくちっ、なんか言われたような…
…まぁいいか…
(寝転がりながら本を読み、少しごろごろしている)
ぱさっ
(黒によって、挟まれていたしおりの様なものが滑り落ちて
床にひらりと落ちる)
・ ・ ・
(部屋から出ると、大きく伸びをして…)
「…ふぁ〜…んっ」
…さぁー…挨拶いこっか
…
「…ザレッドのばか」
……うぁ…寒気が…絶対あいつだろ…
……はぁ、しおりってもう粋な計らいをするんだから…なかなか悪戯好きなやろうめ…
(本を一旦置いて、しおりをじーっと見ながら、少しナイアのことを思い出している)
……
「…ルーさんか、ヴェッちゃんに聞いてみようかなぁ…」
(手を後ろに組んで、言葉と違いそこら辺をうろつく)
『 定住、真面目に検討するね 』
小さく、しおりには書き記されて…
………なるほど、まぁ、別にいいけど…
(しおりにokと書いた後、ベッドに寝転ぶ)
「………」
(結局、同じ目線で話せそうな小鬼のところにやってきた)
「…ノックしてもしもぉーし…ヴェル、居る?」
(ドアは冷たかった)
あ、入っていいよ〜?…なにもないけど…
……うぐ…いやいや…我慢我慢…あたい我慢しにきゃ…
…いやでも…っ…おさけぇっ…っぅぅ…
(部屋の真ん中で、正座して、お酒と何故か心理格闘中、部屋の中は新調したというのにひび割れしているところが多く、家具も少しボロくなっている)
【 シ''ュッ 】
「諸悪の根源正義に没す、うんうんいい言葉!」
(熱線で酒瓶蒸発)
「【 ヒョコ 】酷い有様、私より可愛いなりして 何故こんな所に住んでいますの?」
(影の中から小鬼の肩に跨る)
ぁぁぁぁっ……!くぅ……いや…だって…お酒飲んだら…こぅ…
…暴れたくなるというか、あたい…ぅ…
……うぅ…欲しいぃ…
(がくんと後悔している様子で、冷風が吹いていて、ナイアをちらっと見る)
【どんっ】
「…もうあげないからね?アル中ヴェッちゃん」
(体勢を崩させ、またお腹に馬乗りにする)
「あと、寒いから体温借りる」
(衣を持って来ればよかったと後悔しながら小鬼の上で寝転がる)
うぐぐ…無理無理…鬼にお酒を封じるのは死と同意義だぞ…?
悪魔かよ…むぐ…後寒いのは知らないって…
…お酒で体熱くなったときに冷やしてないといけないの…ついでに傷を少し直すため
(むぅぅと頬を膨らませながら、ナイアに反論し、重いとどかそうとしながら、更に自分の周りの冷気を強くして)
「…へぇー【ボゥ】…冷やしたり落としたりして良いのかな?」
(上体を起こして【赤熱化】し、体温を上げて髪をなびかせる
絶対に降りようとしない)
……あ、でもこれぐらいならいいぞ?ちょうどあったかくて気持ちいいぐらいだし…
…まぁ、あたいはメラーとよく組んでたからこれぐらいの熱なら、まだいいかな…
(少しイラつきながら、体を冷やして余裕そうにしている)
にやぁ
「…分かってないなぁ…」
【ちらっ】《竜王》
(シャツの中から、酒瓶が覗く)
「冷やしたら割れちゃうよぉ」
ぁっぁっ、お、お酒っ、お酒ぇっ…
(急に部屋の体温が戻っていく)
…それっ、それくれぇっ…お酒っ…っ…
(手を伸ばして取ろうとしている)
「んー?聞こえなーいっ」
(チラついた酒瓶を胸シャツに押し込み直すと、
伸ばされた手から逃れる様に跨ったまま少し後ろに下がる)
「あーあー、あったかくなったら今度はお酒が不味くなっちゃうぞ?
…でも冷えたら割れちゃうなぁ」
……むぅぅぅ…これでいいか…?
(ちょうど気持ちいい温度になって、心地よい風が吹く)
…意地悪したらこっちも意地悪してやるから、あたい容赦しないから…
「ぁーっ…良い風ー」
(両足でヴェルの両腕を抑えて 両手を跨った下の小鬼の腹に添えて)
「良いのかなぁ?良いのかなぁ?…あーあー困ったなぁ
お酒一本しかないのにー」
……何が望み?物か?金か…?
…何でもするからお酒くれよぉ…
(少し涙目で頬をふぐのように膨らまして、足をゆっくりジタバタして)
「…んー?…んひひ…」
【 わさっ 】
(くるりと振り向き、ジタバタする足の片方を右手で捕らえ…
自分の尻尾で凄まじく卑劣にくすぐる)
んくっ…ふぅ…っ…ち、ちょっ、何をっ…!っひ…
…あっ…ちょっ…くひひっ…
(冷気が強くなったり弱くなったりして、ジタバタが強くなるが、逃れられず、笑い始める)
「……えへへっ…わるーいアル中の足はこれ?んん、これかな?」
(更に少し腰を後ろに下げる事で よりくすぐったく尻尾を振る)
【 ちら 】
「ほらほら…欲しい?欲しいんでしょ……届くよ、届くよ?ねぇー」
(足で腕を押さえたまま、くすぐりを辞めずに左手で胸シャツから
酒瓶をまた一度チラリ)
っあ、っあぁっ、うひっ…っううぅっ…あちょ…やめっ…んくっ…
…ぁだ、おしゃけっ…ふひ…んひひっ…
(お酒に手を伸ばしながらも、届かず、ジタバタ足で蹴りあげようとする、顔はお酒を飲んだときほどではないが、赤くなっていて、息も少し荒くなっている)
【 もふっ 】【するするする】
(尻尾が小鬼の右太ももに巻きつきながら酷くくすぐる)
「あれー、届かないよー?…困ったなぁ、いらないのー?」
(丁度足が届かない所に跨って、また酒瓶を胸シャツに押し込み)
……お、おぃじゃしんいいかげんにぃっ…っひゅ、ふははっ…
こ、この……あたいそろそろ怒るよっ、っひ…
ぁっぁっ…ぁぅ…うひ…ひぃ…
(イラつきながら、ナイアを弱くにらみつつ、お酒をじとーっと見て)
・・・・・
「…そろそろ私も満足したし、それに重くてキツイでしょ? はい」
(尻尾を引っ張り、跨ったヴェルから降りて肩を持って立たせる)
「…前のお返しだよーだ」
(若干水滴で酒瓶が透けて見える)
……お前絶対ろくな死に方しないぞ…
…むぅ、飲むけど…
(お酒を取ろうとする)