復活は近い、真紅の復活は近い…はずなんだけどなぁ…
……どーにもうまくいかない感じ…
さて、計画はじょうずに進むかね?
…正解は誰も知らない
・・・・・・・・・・・・
…まっくら
(目覚めは 見えず)
眼を回したまま 動かず
……はぁぁ…目覚めるの遅いですよ…
…手間かけさせすぎ…って感じ……
(おでこに冷えピタ貼ったりして、看病をしている)
「同感です…姉様って、寝つきも寝起きも悪いのですよ」
ベッドの隣に どこか聞き慣れた静かな声
「…これは暫く起きませんね、このまま寝かして起きましょう」
…ん、そうか…まぁ、そろそろ腕が疲れてたからちょっと休憩する…
(腕は水でふやけ、赤くなっている)
…しかし、うちの鬼が迷惑かけてごめんなさい
自分はもう…あまり貴方みたいな人に迷惑かけたくないんですし…
(手を振って、そのまま椅子に腰掛ける)
……
「…謝る必要性はありませんよ、短気で間違った選択をした姉様が悪いのです」
(パイプ椅子を引っ張って向かい側に座る)
【スルッ】
「お近づきの印に、どうぞ」
重箱10人前
……誰がこんな食うのだよ誰が……
……あれか?全員で食べろってことか…?
…はぁぁ…めんどくさい…
…まぁ、そんなことより、殺してごめんな?
…あの時は自分達も必死だったので…えぇ…
(前の敬語口調を外して、少しフランクに接する、とりあえず重箱を受け取りながら、ニャルを見る)
………
「…えぇ、私のことは別に気になさらなくて結構ですよ
問題は私の側に謝罪の必要性が存在する事に他なりません」
(椅子を立ち… 綺麗に頭を下げる)
「貴方達の殺害未遂、姉の一存による迷惑をここに深くお詫びいたします」
……あーただ、自分に謝るよりかは…
……王とかザレッドに謝った方がいいですよ?
…自分は今回見てただけなので…
(特に問題ないといった様子で接して)
………
「…王は良しとしましょう、ザレッドは嫌です」
(黒くてふかふかな…千切れた尻尾を右手で握る)
……なんで?……ザレッドだぞ?多分一番の被害者……面倒くさいかもしれんが…
…??(疑問に思いながらもじぃっと見ている)
「…聴けば貴女諸共城が砕けますが」
(不機嫌そうに腕を組む)
「……何にせよ、これからは姉が世話になります…
個人的な世話は私が焼きますので、負担を一切掛けないよう
取り計らいますので、少しはお見逃し下さい」
「…あ、重箱は全て森の生き物と…私の手料理で満たされております
当然ながら海の幸等はございませんので…」
……まぁいいけどなー…しかし早く目を覚まして欲しいものだが…
…正直実体化して看病は結構疲れるからねぇ…
…自分が見てるから、ニャルちゃんは帰って大丈夫だよ?
(重箱の一つを食べながら)…うま…
「…嫌ですね、せめて姉様が目覚めるまでは粘ります…」
(ルージュの前に机を置いてコップにお茶を注ぐ)
「重箱の内容は全て同じ…ムササビとヤマネの唐揚げと
川魚の刺身盛りが自信作ですよ…ただ、調味料は一切使っておりません」
……はぁぁ、自分静かに食べたいんだけど…
…ま、めんどうくさいけどいいか…
……ほい、ごちそーさま…
(あまり味わうこともなく、すぐに食べ終わる)
一連の様子を眺めて…
「…貴女、ザレッドと似てますね」
(空の重箱を受け取る)
………まぁ、霊能力に関しては師匠だからね〜…
…もっとも、自分の方がまだそこんとこは強いけど…
……ふぁぁ…めんどくさいから早く起きて欲しいんだけどなぁ…
(ナイアの冷えピタを張り替えて、タオルで体を冷やしながら、だるそうに答える)
「……そうですね、もうそろそろ起こしましょうか」
(黒のタオルを剥がし、うつ伏せにひっくり返してスカートをたくし上げる)
「…背徳感が少々、ですけれど…」
左手に握られた、黒くてふかふか狼尻尾
………お前も変態だなぁ…おいおい…
…自分は霊体だからあまり興味はもたないが…
………人間って全員こうなのかね…?
(少し色が薄くなり、ニャルを不思議そうにじぃっと見て)
「…勘違いをしないで頂けませんか?」
(黒の尻尾があった所を確認して、尻尾の断面をくっ付ける)
「……姉様、これが無いと自分のエネルギーをコントロール出来ないのですよ」
………ふーーん、枷みたいなものか…
……まぁ、早く起こしてあげたらどうだ?
(適当に聞き流し、ニャルに問いかけ)
「言われずとも、やっておりますよ…」
【 トス トス 】【うじゅる 】【ギチキチ】
(本体は尻尾の位置を固定、背から伸びる触手が
メスになったり注射針になったりして尻尾の周りで丁寧に作業を行う)
ナ「…はぅ……きゅふぅ…んっ…あぁぁ…」
「……」
(若干、白黒は顔を赤くしながら困り顔で目を閉じてる)
……おーー、すごいな…へぇぇぇ…
……あ、よいしょっ…
(タオルと冷えピタを剥がす)
…さ、続けてどーぞ?
(少し興味が湧いて、じぃっと見ている)
ナ「…ねぇ…あれ…」
(寝ぼけ眼のまま白黒に何かをねだるように眼を向ける)
「…はいはい」
それを聞いたか白黒は、黒の背と足に腕を通して 静かに抱き上げた
(その裏で静かに作業は続く)
「…はいはい、よくお眠りなさい」
(抱き上げられるなり黒は眼を閉じ、心地よく白黒は腕を揺らす…)
…………子供みた…どころか赤ちゃんかよ、おい…
……自分は今ありえないものを見ている…
………不思議だ、何もかもが不思議だ…
(ふよふよ地味に浮きながら、目を何度も擦って凝視している)
「……よし」
(そのうち、尻尾の接合が終わって触手が引っ込む)
「…ルージュさん、ちょっと此方へ…」
……ん?何……自分に何か用…だよな?
(ニャルの方にふよふよ浮いて近づいて)
「…はい、このまま涼しいところで寝かしつけておいて下さい…
目覚めるまで、ザレッドか 貴女が近くに居てくれれば効果的ですよ…」
(慎重に、黒をルージュへ渡す)
……あぁ、安心しとけぇ…
…しっかり見とく……
(体を受け取り親指を立てる)
……
「…よろしくお願いしますね、ルージュさん」
何故か曇りない咲顔で頭を下げて
(ついでともう4つ重箱を机に置き)
扉を開けて去っていった
【ひょこ】
「あ、接合は時間かかりますから 目覚めるまで
尻尾はお触り禁止ですよ」
(言い残して 本当に去って行った)
…………はいはい、適当に見てるっての…
……ったく、早く目覚めろよ……
……めんどくさいんだから………
……あーもう…だるい…
(重箱を空にしながら)
・
何時の間にか起き上がっていた
それは大きく眼を見開いて幽霊を凝視
(繋がったのであろう尻尾は膨れてピンと張る)
………お、気がついたみたい…だねぇ?
…やほやほ、元気…?みたいだね…いやぁ…うんうん…ふふ…
わぁあぁ…ってな、ふふ……自分が見ててあげたんだから、感謝しろよ…?
…何もいらないけど
(ふよふよナイアの上空を浮きながらドヤ顔で胸を張る)
【 ぱしっ 】
「それはすごく感謝している けど解せない…」
(跳躍して幽霊の背に乗り移ると 心底不思議そうに顔を覗き込む)
「誰だ!私は貴女をまるで知ってない!
…けど何故?何故貴女から私の妹の香りがする?」
…………あー…はは…いや、友人というか…
…!そ、そう!さっき話したから!自分と…
……そ、そういうわけ…だから、降りて…?
(少し焦りながら、顔を見て必死に弁明)
・・・
【 ドンッ 】
「…ふんっ、わたくしの名前は 黒河 凪江!
これから同居人になりますから よろしくお願いしますわよ……む?」
(疑いの表情でベッドに降り 傍にあった重箱を見て)
…ん、よろしく黒河…
…自分は気軽にルージュと呼べばいいよ…自分は霊体だからあまり会えないかもしんないけど…
…あ、それね、君の妹がくれたよ…?
…美味かったぞ、うん
(適当にめんどくさそうに宙吊りで浮きながら答える)
……
「…なら、隠す必要は無いのね…じゃ、ルーさん
そろそろ会ってあげたいからザレッドの居場所を
教えてくれないかしら?」
( 緑色の電球が付いた赤い掃除機をベッドの横に置き
気になったのか尻尾をふりふり動かしてみる)
……ルーさんってなんだ…まぁいいが…
…自室にでもいるんじゃない?自分はずっと君を看病してたから知らないけど…
…それにしても、獣人…ではないんだよな?邪神…
(尻尾を興味深そうに見ながら、適当に答える)
「ん、それなら仕方ないわね…しかもこの感じ、
私の体内調整までやってくれたみたい…素直に感謝するわ、ありがとう」
(ドアを開ける)
「あと、体についてはノーコメント。」
(片目を閉じてピースサインをして、扉を閉めた)
…あぐ……ねむ……
(本を部屋で読みながら、ウトウトしている)
……はぁぁ…なんかもう……どっと疲労が…目がもう落ちる……はぁ…
【 ガチャ 】
「こんばんわ、お眠の人」
(暖かそうな毛布を背負い、手には一杯のココア)
「そういう時の選択肢はふたつにひとつ、キミはどっちが欲しい?」
(ココアを机に置き、毛布で自分を包む)
………ココア……あ、全員に挨拶してきた…?
自分も含めて6人…だと思うけど…ふぁぁ…流石に本何回も読んだらきつい…
(ウトウトフラフラしながら、ナイアに近づく)
「…まだ、全員じゃ無いけど、そろそろキミに…ん、毛布がいい?」
(読書家なのかなぁ…そんなふうに考えながら包んだ毛布を外そうとして)
…………んあ、別に…まだ起きれる…貰うだけ貰っとくけど…
……後、俺もここの本全部は読んでないぞ?…赤仮は読んだだろうけど…
(ココアを取ってごくんと一気飲み、そのままフラフラ壁に向かって歩く)
……
「…まさか、今日でこれ全部読む気?」
(毛布を外してたたみ、ザレッドの椅子に敷く)
……流石に無理……後50はいけると思うけど…
…というか読まなきゃ勿体無い…
(本をしまいながら、新たに本を取って、椅子に座り)
「……むー、また倒れたりしたら許さないんだから」
(言いながら『交響詩歴史集』を手に取り、眼鏡をかけてザレッドの隣に座る)
「…言っても曲がりそうに無いし、付き合ってあげる」
……挨拶しにいきゃいいのに…名前まだ覚えれてないでしょ?
…つーか、本は1人で読んだ方が…集中…まぁいいけど…
(適当に本を選び、一ページずつ目を通している)
「…………」
(眼鏡を通して見える目は 集中して開かれたページにふうに向けられていた)
『 交響詩について 』
というページが開かれている
……しかし、音楽好きなのか?交響詩とかあんまよく知らないけど…
…はい、終わり…
(別の本を取ってまた読んでいく、机にもたれるようにして座っている)
「………」
(本のページを少しずつ進める)
吟味
………無視かよ、尻尾触るぞ…?
…まぁ、真面目に読んでるんだろうけどさぁ…
(パラパラナイアを見つつ、本を読み進める)
「……ザレッド」
(ページをめくる手を止めて、顔を向けずに)
…ん、ザレッドですよー………何かな?
(本を読むのを止め、ナイアを見る)
「…私、ここに定住しようかな…」
(本に目を戻し、手を進める)
「…って言ったら、なんて言う?」
……んあ?好きにしたらどうだ…?それは……どうとも思わないかな…
…嘘だけどなぁっ!!
(本で少し赤くなった顔を隠して)
……
「…そう」
(読み終わった詩集を戻して、眼鏡を外す)
「……その読みかけ、少し読ませてもらえる?」
…んぁ?いーけど……俺あの本読みたかったし…
(読みかけの本を渡して、違う何か特徴的な雰囲気の本を持って、じっくり読み始める)
「……そう?じゃあ、この本は戻しておこうかな」
(しおりか何かを開かれたページに挟んで…
しおりにしては少し大きい)
……んあ、別に読んどいていいよ?
…俺はちょい興味がわいたし…
(じっくり今までの本と違い読んでいる)
…
「…キミは変なところで私の関心を引くね、それもキミらしいけど」
(何か挟んだ先ほどの本を机に置いて、扉に向かい歩く)
「また後でね、ザレッド…」
………ほいさ、まったね…
……人に潜む…必ず潜むものねぇ…
(ナイアを見送った後、本をじっくり読む)
「…………」
『…嘘だけどなぁっ!!』
(自室への帰り道、)
「……顔を見て、なんて…できないや」
(挟んだものを思い返して、ボソッとつぶやきながら…
帰り道をいそいそと小走りした)
…………人の精神……かぁ…
…恐怖…かぁ…
…結構恐怖するものあるなぁ、なんて…
(本を一旦閉じてベッドに寝転がって)
……
【 バタンッ 】
「……」
…あれ、見たら…どんな反応してくれるかな…
(綺麗に整えられたベッドに寝っ転がる)
「……ばっちりだよ、キミは」
ふふっ
……へくちっ、なんか言われたような…
…まぁいいか…
(寝転がりながら本を読み、少しごろごろしている)
ぱさっ
(黒によって、挟まれていたしおりの様なものが滑り落ちて
床にひらりと落ちる)
・ ・ ・
(部屋から出ると、大きく伸びをして…)
「…ふぁ〜…んっ」
…さぁー…挨拶いこっか
…
「…ザレッドのばか」
……うぁ…寒気が…絶対あいつだろ…
……はぁ、しおりってもう粋な計らいをするんだから…なかなか悪戯好きなやろうめ…
(本を一旦置いて、しおりをじーっと見ながら、少しナイアのことを思い出している)
……
「…ルーさんか、ヴェッちゃんに聞いてみようかなぁ…」
(手を後ろに組んで、言葉と違いそこら辺をうろつく)
『 定住、真面目に検討するね 』
小さく、しおりには書き記されて…
………なるほど、まぁ、別にいいけど…
(しおりにokと書いた後、ベッドに寝転ぶ)
「………」
(結局、同じ目線で話せそうな小鬼のところにやってきた)
「…ノックしてもしもぉーし…ヴェル、居る?」
(ドアは冷たかった)
あ、入っていいよ〜?…なにもないけど…
……うぐ…いやいや…我慢我慢…あたい我慢しにきゃ…
…いやでも…っ…おさけぇっ…っぅぅ…
(部屋の真ん中で、正座して、お酒と何故か心理格闘中、部屋の中は新調したというのにひび割れしているところが多く、家具も少しボロくなっている)
【 シ''ュッ 】
「諸悪の根源正義に没す、うんうんいい言葉!」
(熱線で酒瓶蒸発)
「【 ヒョコ 】酷い有様、私より可愛いなりして 何故こんな所に住んでいますの?」
(影の中から小鬼の肩に跨る)
ぁぁぁぁっ……!くぅ……いや…だって…お酒飲んだら…こぅ…
…暴れたくなるというか、あたい…ぅ…
……うぅ…欲しいぃ…
(がくんと後悔している様子で、冷風が吹いていて、ナイアをちらっと見る)
【どんっ】
「…もうあげないからね?アル中ヴェッちゃん」
(体勢を崩させ、またお腹に馬乗りにする)
「あと、寒いから体温借りる」
(衣を持って来ればよかったと後悔しながら小鬼の上で寝転がる)
うぐぐ…無理無理…鬼にお酒を封じるのは死と同意義だぞ…?
悪魔かよ…むぐ…後寒いのは知らないって…
…お酒で体熱くなったときに冷やしてないといけないの…ついでに傷を少し直すため
(むぅぅと頬を膨らませながら、ナイアに反論し、重いとどかそうとしながら、更に自分の周りの冷気を強くして)
「…へぇー【ボゥ】…冷やしたり落としたりして良いのかな?」
(上体を起こして【赤熱化】し、体温を上げて髪をなびかせる
絶対に降りようとしない)
……あ、でもこれぐらいならいいぞ?ちょうどあったかくて気持ちいいぐらいだし…
…まぁ、あたいはメラーとよく組んでたからこれぐらいの熱なら、まだいいかな…
(少しイラつきながら、体を冷やして余裕そうにしている)
にやぁ
「…分かってないなぁ…」
【ちらっ】《竜王》
(シャツの中から、酒瓶が覗く)
「冷やしたら割れちゃうよぉ」
ぁっぁっ、お、お酒っ、お酒ぇっ…
(急に部屋の体温が戻っていく)
…それっ、それくれぇっ…お酒っ…っ…
(手を伸ばして取ろうとしている)
「んー?聞こえなーいっ」
(チラついた酒瓶を胸シャツに押し込み直すと、
伸ばされた手から逃れる様に跨ったまま少し後ろに下がる)
「あーあー、あったかくなったら今度はお酒が不味くなっちゃうぞ?
…でも冷えたら割れちゃうなぁ」
……むぅぅぅ…これでいいか…?
(ちょうど気持ちいい温度になって、心地よい風が吹く)
…意地悪したらこっちも意地悪してやるから、あたい容赦しないから…
「ぁーっ…良い風ー」
(両足でヴェルの両腕を抑えて 両手を跨った下の小鬼の腹に添えて)
「良いのかなぁ?良いのかなぁ?…あーあー困ったなぁ
お酒一本しかないのにー」
……何が望み?物か?金か…?
…何でもするからお酒くれよぉ…
(少し涙目で頬をふぐのように膨らまして、足をゆっくりジタバタして)
「…んー?…んひひ…」
【 わさっ 】
(くるりと振り向き、ジタバタする足の片方を右手で捕らえ…
自分の尻尾で凄まじく卑劣にくすぐる)
んくっ…ふぅ…っ…ち、ちょっ、何をっ…!っひ…
…あっ…ちょっ…くひひっ…
(冷気が強くなったり弱くなったりして、ジタバタが強くなるが、逃れられず、笑い始める)
「……えへへっ…わるーいアル中の足はこれ?んん、これかな?」
(更に少し腰を後ろに下げる事で よりくすぐったく尻尾を振る)
【 ちら 】
「ほらほら…欲しい?欲しいんでしょ……届くよ、届くよ?ねぇー」
(足で腕を押さえたまま、くすぐりを辞めずに左手で胸シャツから
酒瓶をまた一度チラリ)
っあ、っあぁっ、うひっ…っううぅっ…あちょ…やめっ…んくっ…
…ぁだ、おしゃけっ…ふひ…んひひっ…
(お酒に手を伸ばしながらも、届かず、ジタバタ足で蹴りあげようとする、顔はお酒を飲んだときほどではないが、赤くなっていて、息も少し荒くなっている)
【 もふっ 】【するするする】
(尻尾が小鬼の右太ももに巻きつきながら酷くくすぐる)
「あれー、届かないよー?…困ったなぁ、いらないのー?」
(丁度足が届かない所に跨って、また酒瓶を胸シャツに押し込み)
……お、おぃじゃしんいいかげんにぃっ…っひゅ、ふははっ…
こ、この……あたいそろそろ怒るよっ、っひ…
ぁっぁっ…ぁぅ…うひ…ひぃ…
(イラつきながら、ナイアを弱くにらみつつ、お酒をじとーっと見て)
・・・・・
「…そろそろ私も満足したし、それに重くてキツイでしょ? はい」
(尻尾を引っ張り、跨ったヴェルから降りて肩を持って立たせる)
「…前のお返しだよーだ」
(若干水滴で酒瓶が透けて見える)
……お前絶対ろくな死に方しないぞ…
…むぅ、飲むけど…
(お酒を取ろうとする)
【ドンッ】
「…あげるって言った?」
(押し倒す)
………え?な、なんで?
(困惑の表情を浮かべている)
「…私のイタズラ返しは…」
【 ピンッ 】
(酒瓶の栓を抜くと同時に【薬】を仕込み)
「まぁだ終わってないのだー♪」
【 とく とく とく 】
(ヴェルの口の上で酒瓶の口を傾けた)
……?んぐ…んぐ…ぉ…おい…し…ぁ…?
(違和感を覚えながらも飲み続ける)
【 とく とく…】 【ぴっ】
(全て注ぎ終えて酒瓶を投げ捨て…)
「……(にこっ」
(上体を起こして、空っぽの薬袋をぴらぴら…)
『 鬼用 興奮剤 』
「じゃあねー」
(ウキウキした気分で扉に近寄り)
………ちょっと待て…
(ナイアの腕を掴む)
…こんなことするってことはぁ…そういうことかぁ…?
(既に顔は真っ赤で)
「【びくっ】…あ、あれ…すぐには動けない筈じゃ…」
(そっと袋を見…『使用分量によっては 麻酔症状を乗り越えた
極めて高い興奮状態に陥ります』………)
「……っ」
(血の気が引くのが自分でも分かり、
何とか言うか動くかして手を振りほどこうと…)
………あのさぁ、鬼のそういう欲求しってんのぉ?
…お酒飲んでて、私に勝てると思うなよ…??
(ベッドに放り投げて、そのまま上に乗る)
……こういうことしちゃ、だめなんじゃないのぉ?ナイアぁ…くひひ…
(顔はお酒と薬の効果で赤く、息も荒い)
「ひゃっ!」
【どすん】
「っ…何すっ…」
(すぐ上には さっきから悪戯し続けた私と同じくらい可憐な女性の顔)
「ぃ…っ!?…(力…強っ…!」
(焦りに焦った自分の力は鬼の前に意味を成さない、言葉も焦りから
口の中だけにとどまる…抵抗が 出来ない)
「……っ!」
(どうしようもないことが認められずに 顔を横に向ける)
………………ちゃんと、顔向けて、逃げないで…
…あたいから顔そらすな
(四肢を氷で固定した後、顔を無理やり向けさす)
…悪戯好き…誰に似たんだろうねぇ…ふふ……ま、どうでもいいけど…
…元々鬼は女はそういう風に扱う種族だし…
(舌舐めずりしながら、じーっとナイアを見て)
「…ぁっ」
(微々たる抵抗すら許されずに 危険な状態のヴェルを見上げさせられた
…弱々しく睨みつけるぐらいしか出来ない)
「………駄目…」
……………そんなんいわれてもさぁ…自分が悪いんだよ…?
…ちゃんと分かってるの?あたいをこんなんにしてさぁ…
…自分が今回は悪いんだよ…?
(じーっと視線をそらさず耳に囁くように小さく喋り、ナイアの様子を伺いつつ、部屋を少しずつ寒くして)
(意識はしっかり繋がっている… どうにか手の体温を氷が溶けるまで上げて…)
【 ぞくぞくっ 】「(ひっ…)…謝れば……いぃ…?」
(背筋を何か電流のようなものが伝い、目を逸らしてぐっと堪える)
……「…(…心配するほどの事…する訳ではない…のかな)」
(下がっていく部屋の温度を感じて ただ単に痛みに堪えさせる事なのか、と思い)
…………にひっ(にこっと満面の笑みを浮かべた後、ナイアに答える)
だーめっ……おしおきたーいむっ…ってやつだよ…
あたいをなめてんじゃない…っての…
(耳を甘噛みしながら、小さく喋り、少しずつ徐々に噛む力を強くするが、痛いとは思わせない)
「ん''っっ!?っ ひぁ……うっ…
な…何…やって…!」
(刺激が瞬時に頭を駆け巡るが 解放されている腕を…
ヴェルを抱き込むようにして背に回し、どうにか思考を呼び戻してキッと睨む)
………何って、こういうことしてほしかったんじゃないのぉ…?
…あたいにさぁ、あんな薬飲ましてさぁ…
…ふぅぅぅ…ひゅぅぅ…
…ぁ、ちょっと待っ…
(耳に冷たい息を吹きかけるが、腕を忘れていて、掴もうとする)
「【ぞくぅっ】ひゃぃっ!!?…違っ……このっ!」
(腕が緩みかけて、思考がとろけそうになりながらも
掴まれないようヴェルを本当に抱きしめて、今度は脚の氷を溶かそうと)
……わぁ、積極的…じゃないよねぇ…
………むぅぅ、抵抗とか、ずるいずるい…
…あたいは我慢してやったのに…ふーん…?
そっちがそうならこっちも…こうだからねぇ?
(腕を引き剥がした後……目が光ったかと思うと、再び四肢に氷の枷がついて、前より頑丈で冷たいものになっている…
…安心した後、顔をナイアにゆっくり近づける)
「あぁっ…ぅ…」
(動かせなくなった手足…、早速大きな抵抗は出来そうもなくて)
「…っ!…そもそもっ…貴女…女の子っ…」
(目を逸らして、叫ぼうとした
けど 意思に反して熱っぽくなった体がそうはさせてくれない)
………こういうことに、性別なんて関係ないでしょ…?
……じゃ、おやすみ、楽しんでいってね…
…あ、わかんないか、何も…
(目を氷で覆い、気絶させる、最後に見た顔はにやりと舌を出している姿で)
はぅっ…
「……ーーーっ!!」
(急に暗くなる視界 必死で首を振ろうとしても 体の自由がまるで効かない
……それでも 私の体質として意識だけはしっかりと残っているのだ…)
(…もしかしたら…気絶したふり……したら…)
何も、しない…んだろうか
(僅かな希望を持って 体の動きを止める)
…………じゃ、いいかな…?
…いただきまーすっ…!
(部屋が暗くなった後、さらに冷えて、氷ができて、脇や太ももや足裏で溶けていく、こそばゆい感覚が、じわじわ襲う)
ーーーーーーーっっ!!
(ぴくり ぴくりと反応してしまうが なんとか気絶の域を出ない
反応を示して 思考を途切れさせないよう 刺激と戦って)
……あー、いいねぇ、この感じ…やる気がムンムン湧いてくる…
……にひひ、気絶してるからいいよ……ね…?
…あ…れ?…あたい…何を…
……あぁっ!?ごめんごめんごめんっ!すぐ解くねっ!?
(酔いと興奮状態が冷めて、慌ててナイアを纏っている氷を全て溶かす、
……溶かすということで、びしょ濡れになる)
はっ はっ… はぁっ… ぅ…
【 がっ 】
( 安全が確認できて… ヴェルの上体に抱きつきながら 少しの安心を得て
何とか 呼吸をして… 頭や体の熱っぽさは 水が流れると同じに溶けて流れた)
…ふーっ…ふーっ
(けど、抱きつきながらも呼吸は荒かった)
……ご、ごめんね?あたい…何してたか…分からなくて……お酒飲んだのは覚えてる…けど…
……だ、大丈夫…じゃないよね、ね…?
(ぽんぽん背中を優しく叩きつつ、頭も撫でながら、少し部屋を冷やす)
…
「…はぁ…はぁ」
(だらりとヴェルの方に全体重を傾ける…軽いが
ヴェルの肩に顎を乗せて安定してる頭以外、本当にだらんとなって)
「……ヴェル…もう…お酒……禁止…」
…うぇぇ!?そ、それは無理だよぉ!!?
お酒禁止は死と同類っ!!というか分かんないけど今回はナイアちゃんが悪いんじゃないのぉ!?
…むぅぅ…とりあえず休むんだったら休んでおいて…
(よしよしと頭を撫でながら、異論を唱える)
「……うるさい」
【 どしん 】
(また押し倒して その上でうつ伏せ)
…
「……後でお酒あるげから…黙って」
(倒れてる方が ヴェルは寝心地がいい)
……ぅ…わ、分かったよ…
…あ、これ気持ちいい…寝れるかも
(不満顔で、ナイアをじっと見て)
「……ひゅー…」
くー…
(特徴的な寝息、そのままヴェルの上で眠り始めた
結構疲れたらしく すぐに眠りに落ちた)
……あー、なんか、ごめんねぇ、あたい…まぁ、なんか悪いことと良いことをした気がする
(よしよし頭を撫でてじぶんも寝始める)
…………
【 ぺしっ 】
(眠りのさなか、無意識に尻尾が動いて全く痛くない殴打をヴェルの足に叩く)
「……ぃー」
……ぅー…ぁー…?
……ふぅ…
(部屋を冷やしながらウトウトゴロゴロ)
……【 ぎゅー 】
(ゴロゴロされてヴェルという枕が離れそうなので抱きしめてまた眠る)
………あぅぅ…
…よいしょ…
(氷の壁を作って、またゴロゴロする、その後ベッドの下に入っていく)
………ぅうむ…
(ヴェルにくっついたまま)
・・・
「っっ…ん''ああ''ーーーーー…っふぅ…」
(もぞもぞとヴェルの下から這い出て、大きく伸びをする)
「… … ……ありがとヴェッちゃん、良い寝心地だった」
(腕を伸ばし、足を伸ばして体を鳴らす…)
「…あと、認めたくないけど私くらい可愛かった」
トリップ、ミス
641:ヴェルメリオ◆rDg 氷の小さな鬼:2019/09/28(土) 20:39 ……へくしっ…んん…ぐぅぅ…
(くしゃみをした後、幸せそうにベッドの下からゴロゴロ出てきて寝ている)
「……」
【 ぽふん 】
( 後ろを向いて ヴェルの顔を尻尾でペシペシ)
「…悪いことしたなぁ…これで許してくれる?ヴェッちゃん」
(シャツの裏から 酒瓶一本を引き抜く)
…って、聞いてないか…
……んぅ…せぃっ…!
(寝たままお酒だけを取り、そのまま抱き枕のように抱えて眠っている)
「……ふっふっふっ!」
【 ジャパン 】
(発泡スチロールの箱をヴェルの隣に置く)
「…お詫びっ」
(マジックで、箱の上に......書いたあと、ドアへ)
………んぐ…ぁりがとねぇ…ナイアぁ…
(寝言)
「……お冷まくらめ」
(にんまりとしながら、部屋から出て行った…)
……あ、残りの人聞きに行ったんだった
「まいっか」
………あ、どうも…
(マントを羽織って顔が見えない何者かが通り過ぎる)
【 ひょこ 】
「出会って早々失礼しますわよ、どうどう」
(当然のようにその人物の背の上)
……ど、どうどう?…失礼なのはいいが…何か用か?
(少し困惑しながら、顔を見せずに、問いかけ)
「わたくし、新たに此処に住むことに決めた者ですの…
今は共に住む方々に挨拶をして回っておりますわ、あなた様は
此処に住む方ですの?」
(ジロっと顔を見て)
……あー、い、いや…その…まぁ、ここの住人と親しいというかだな…
…一応、住んではいるが…わ、悪いがこの辺で…
(フードを強く被って、すたこら逃げようととする)
………
「…何から逃げようとしていますの?わたくしは先程から
あなたの背中を拝借しているのですけれど」
(普通に張り付いて じっと)
…え、えぇ……
……い、いや、来なくていいから…
(慌てながら)
……
「……ふぅーむ」
すぅー
「「皆さまぁぁぁぁぁぁあぁぁっっっ!
この挙動不審なお方は一体誰ですのぉぉぉぉぉおぉぉおぉぉっっ!」」
声量MAX
…わ、わぁ!?ちょっと黙れ貴様っ!!?
少し黙っていろっ!?
(口を塞いで少し慌てて)
「きゃっ…【 むいっ 】いやぁーっ!助けて誰かぁーっ!」
(身をよじって口を自由にして)
…わ、分かった!分かったからちょっと黙れ!?
我の部屋連れて行くから…!
(四肢を土で拘束して無理やり連れてく)
「ぃやーーっ 変態ーーっ!攫われるっ 誰かぁーーっ!」
(破壊できそうな、土…抵抗できそうな、力加減…まだまだ大声出せそうな…
しっかりとした余裕を持って楽しげに男の腕にしがみつく)
…………はぁ、うるさいぞにんげ…邪神っ!!
少しはだまれ貴様!?ほんと耳が壊れるかと思ったぞ…?
(イライラしながら部屋でこちらも怒鳴り散らして、指差して大声で説教)
「【 べりっ 】あらあら、まぁ…微塵も話さずかさかさ先行くあなた様も
悪いですことよ、そうカッカしないでくださいまし」
(土剥がし)
…………た、確かにそうかもしれぬがな…?邪神…少しは自重しろ…?
…全く…
(ため息をついて頭を抱える)
「別に わたくしはこれで自重してますのよ
旦那さまも、このお城の再建やお掃除が必要になった方が良くて?」
( 勝手に部屋の設備を使って下手だったはずの調理をこなす)
「クッキーが良くて?」
………だ、旦那様??い、いや別にいらないのだが…
……というか邪神、お前我が誰か分かっているだろ…?
…なんというか、残念な美人というのだろうか、これは…
(呆れながら土で作った椅子に座って)
「あらあら旦那さま、わたくしのお口から貴方について言ってしまえば
そのきれいなフードの意味がなくなってしまいますのよ、勿体ありませんわ」
( かまわず、出来たものを皿に並べて机に置く )
「ミスリード、なぞなぞ!...わたくしってそんな本が大好きですのよ
そしてそんな本では...人と話すときに紅茶とクッキーは欠かせませんのよ!」
………???よく分からないが…そういうことなのだろうか…?
…まぁ、いただくが…
(クッキーを一つつまみ食べる)
「紅茶もいただいてくださいませ、そして断らないのがジェントルのマナーですのよ」
(向かい側の席で、紅茶を…)
「…あちっ……うぅん、ほら 良い香りがしますわ」
………む、むぅ、確かにそういうものなのかもしれぬが…
…我、普通に出て行っていいか…?忙しいというか…用事が…
…確かにいい香りだがぁ…
(クッキーを静かに何枚も食べて)
【 チーン 】「あら」
( 大型オーブンからまた何か… )
「スコーンも作ってみましたの、旦那さまのような方には
こちらが良くって?」
(ほろ苦いコーヒー、そしてクッキー皿にスコーンを並べて)
「どうぞいただいてくださいまし」
………おい話聞いてたか邪神…我忙しい…
…食べるが…
(ぽりぽり一枚ずつ食べ、紅茶をゆっくり飲む)
(手を合わせて 笑顔)
「あらあら旦那さま、こういう時の出来るジェントルは通さなければならない事を
レディにそれをキッパリと伝え、尚且つ傷付けぬようにそれを成功させねばならないのですわ」
( 手づくりハニードーナツを皿に並べて )
「わたくしをレディーと認めているのですから、旦那さまは
出来るジェントルとしてのインテリジェンスを求められるのですのよ、お分かり?」
……お、おう…?…分からないのだが…むぅ…
…我は早く帰りたいのだが…
………美味しいがなぁ…
(もぐもぐ静かに食べて、呆れて)
「・・・うーん…旦那さま、もとい…あなた様って妹から聞いた
魔たるものの王に就くお人のイメージとは違いますのね、何故かしら…」
( 黒とは別の手が伸び、男の前にバジルソースサーモンサラダが並ぶ)
「…人の個々は違います、魔王さまと同じ肩書きであるだけで
同一視はしないで下さい…」
「姉さま」
………今日はやる気が出ないというか、赤の日ではないからな…あまり元気がないのだよ…
…それに、今回は普通に用事があるだけだからな?
…で、なんだ貴様ら…
(呆れながら答えて、食べるのをやめ普通にでようとする)
(サッと扉の前に白黒が手を伸ばす)
白黒「姉様が切り出さないので、私から言わせてもらいます…
この度、姉様がこの城へ移り住む事になったのですが、その許可と挨拶を
して回っている最中なのです…して、姉は貴方様に」
黒「挨拶しに来たのですわ、ニャル…肝心な所は私が言うから
貴女は必要以上に言葉を並べないのよ」
「はい」
(黒が男の隣で)
「…改めて、こほん…わたくし、黒河 凪江は 魔王の旦那さま…
この城へ移り住むにあたって、貴女さまに挨拶をしに来ましたわ」
……うむ、よろしく頼む…が、邪神だよなぁ?
…まぁいいが、して、こちらの挨拶も必要か?
(椅子から立ち上がり、手を差し伸べ)
「えぇ、こういった場ではお互い当然ですものね」
【ズン】(通常握力900kg及びそれ以上)
「よろしくお願い致しますわ!魔王の旦那さま」
やっぱり笑顔
…………あー、じゃあ改めて名乗らせていただこう…
…クリムゾンだ、よろしく頼むよ
(何事もないように接している)
「……ナイ=ア、と申しますわ」
(片目を閉じて)
「妹の非礼はお詫びします、あなた様の小間使いにでも
私たちを使って下さいまし」
「……」
………いや、別に使う気はないが…
…まぁ、よろしく頼むよ
…ナイアで、よろしいか?
(少し困惑しながらマントとフードを外して)
「…えぇ、良いですとも…ね?ニャ…」
(扉の近くに居た白黒は、消えている)
「…また」
ため息
……なんというか、苦労しているのだな…
…まぁ、頑張ればよいのではないか…?
………(部屋から出ようとする)
「…えぇ、あなた様も…」
(こっそり魔王の背に........すると、先に扉へ)
「…あと…」
「ザレッドは、頂きますわ」
(また片目を閉じて、先に出ていった)
………まぁ、好きにしろ…
…それは、喜ぶだろうしな…
(あくびした後、地面に溶けるように潜る)
・・・
「……んーーっ…さぁて…」
(すこぉぉぉし、伸びをして)
「…そろそろ、会いに行ってあげよっと」
(るんるんステップ)
「………ん?」
(廊下の途中で見つけたモノ…それは)
「……ふひひっ」
(どういうタチのものであるかなど、気味の悪い黒の笑い声1つで分かる事だった)
【 ドンッ ドンドンドンドッ 】
彼の部屋が 音からしてやかましいノックに襲われる、
間髪入れずに 今度はよく響く声が…
「ザレッドー!私が訪ねて来ましたよー!」
……………うるせぇ!!!
お前なぁ!?今俺様寝てたんだぞ!?やっと久しぶりのぐっすり1人睡眠してたんだぞっ!?
クリムゾン様復活させるために寝てなかったし、森ではナイアがいたからあんま寝れなかったんだぞっ!!
…はぁ、で、何の用?
(腕と手の抱き枕を持って、寝ぼけ眼を擦りながらパジャマ姿で出てきて、少しイラつきながら鬱陶しそうに答える)
…
( 当然のように脇から部屋へ滑り込んで… )
「一緒に寝に来た」
( それまた当然が如く、怒り心頭を気にした様子もなく服を着替え…る)
あぁー…なるほどなるほど寝にきたねぇ……寝に来たぁ!?
はぁ!?おま…ばかばかばかっ!別の部屋とかで着替えろっ!俺様の前で着替えるなっ!!
(顔を隠しながら完全に目が覚め、大声で怒鳴るように)
【 きゅ 】( 彼の服を引っ張る )
「もぉいいよ、ザレッド…」
( 黒色、全体的に薄い夜着で ザレッドを引く )
「…キミも眠いんでしょ、謝るから早く行こ、キミの布団に
私も同伴させて欲しいんだ…」
( 心身ともにグイグイと )
…いや、いやいや、お前一応女なの自覚してる?
…あのさぁ、お前あいつだったら絶対襲うよ?やめとけやめとけ…!
いやまぁ眠いけどさぁ…今結構面白い本読んでるの…タロットとか、エジプト9栄神とか、柱の男とか…そういうのがのってる本…
…あーもう引っ張るな…
(少しめんどくさそうにしながらわざと引きずられて)
… 【 ずー 】
「そんなに面白い本ならキミが私を脇に置いて見れば良いじゃない…
あったかい抱き枕って、本読むときもあって困らないものでしょう?」
( ザレッドをベッドの横まで連れて来て、布団を整え
上に乗ってあったコミックを枕近くに置いて…)
【 ぱすっ】
( 先に横脇に転がって )
「…自覚も何も、キミ以外に私からこうなる事なんて無いから」
……あのなぁ、ナイア…は知らない?かもしんないけど…あのニャルでさえやばかったんだからな?
…なんか、それはそれで恥ずかしいが…
……はぁ、分かった分かった…
(首をコキコキ鳴らしながら、ベッドに向かい)
(ザレッドがベッドに入りと、直ぐに体を寄せて)
「…ねぇ、ザレッド…」
悪戯するでも無く 揶揄うでも無く
「…ごめんなさい、迷惑ばっかり」
……あ?別にいーけど…今更だし…
…つか、メソメソすんな、尻尾デコピンするぞ…
(コミックを読みながら、少しボソッと言って)
【ぱす】
(件の尻尾をザレッドの脚に乗せる)
「…私だって気にするモノは気にするよ…言える人がいないってだけで、
知ってる人も居ないだけの話…今はお触り禁止、後でなら良いから」
(最後だけ語気を強めて)
「……暴露の矢継ぎ早で、申し訳ないけれど…
私が、直したほうがいいっ…て、所…知ってたら、教えてくれない…かな」
………無防備な所かな…そこんとこは直した方が良いと思うよ…
…まぁ、正直…俺…ねむ…だけど…
(ウトウトしながら、ナイアの方にごろんと転がり、眠そうに目を擦って)
「…それだけ…、…」
( ザレッドの背に腕を回して、彼の胸に顔を埋める)
「…じゃあ キミの前でだけ…にするよ」
…い、いやいや、俺の前でもやめ…
…というか何して…
(困惑しながら抵抗はせずに)
【 ぎゅー 】
……………
( その体勢のまま 互いの体を密着させて…
…何も、しなかった )
………
「…おやすみ、ザレッド」
( 程よい体温が 柔肌を通じて伝わってくる…
黒から伝わるものは ただそれだけになった )
………ナイアぁ…だいすきぃ…なんてね…
(小さくボソッと言った後に反対を向いて目を閉じる)
・・・・・
伝わる体温が 少しだけ… 顔のあたりは またもう少し熱くなって…
(明らかに 恥じらいと… 言葉の喜びを感じている事…)
それは 目を合わせていなくとも はっきりと分かった
「……(…私も)」
………っ!?…ぜー…はー…はぁ…はぁぁ…
…気のせい…かな…
(寒気と冷や汗を大量にかきながら勢いよく起きる)
「…… ?」
(寝惚け眼にザレッドへ続いて上体を起こすが、
… 悪夢でも見ていたにしては 尋常では無い様子を不思議そうに見て)
「 … ザレッド …?」
……っあ、な、ナイア…おはよ……うん、夢夢…夢なんだよあんなの…
(頭を抑えながらゆっくり立ち上がり)
「 …ごめん、何か…変な夢見せちゃったみたいで 」
(ベッドを綺麗に整えて)
………全然大丈夫…関係ないから…
…大丈夫…だから…
(フラフラしながら部屋を出てどこかに向かう)
「 …… 何…なの……?」
( 何時もであれば 迷わず追い掛ける所… )
彼の背から読み取れる、苦の感触は 黒にすら歩みを止まらせた
…………大丈夫…大丈夫なんだから…
…っ…ぅぶ…ううぅ…
(フラフラどこかに口と頭を抑えて、無数の手になり、飛んでいく)
「… っあ… …… …ぅん…」
(只ならぬ…それだけははっきりと感じ取れた…)
「… … 私、じゃ………、あっ!」
( 2人の顔、こういう時に頼れそうな一番の2人を思い出して
すぐさま記憶を頼りに駆ける)
【 バンッ! 】
「ルーさんっっ!居るっ!?」
( 勢いよく開けられた扉!
医務室の平穏は今妨げられたのだ!)
………いるけど、何?というか騒ぐな、ここ医務室だぞ?他に病人がいることを考えろ…
…いないからいいけど、で、何の用だ?
(顔に青筋立てながら、威圧感を放ちナイアに聞き)
「あっっ…と…申し訳ありませんわね、以後 気を付けますわ…」
( 服を整えて、落ち着いて椅子に座る…)
「… 真っ当にお医者様なのですね、ルーさんって」
………お医者様っつーか、幽霊だからこれがやりやすいってだけだ…
…で、何の用だ?
(呆れながらも、椅子をくるくる回して)
( ・ ・ ・ )
「… いえ、 香りの良い緑茶が出来ましたから おすそ分けに来ましたのよ
朝の緑茶は健康の元、一杯いかが?」
( 何か 笑って )
……………いらない…飲むけど
(少し怪しがりながらごくごく飲んで)
「… 怪しまれなくて結構ですのよ、 わたくし… 意味がないのは知ってますわ」
( にっこり笑って、茶菓子を添える )
「ではごゆっくり…失礼いたしました」
( ドアを開ける… )
…………?ほんとなんだったんだあいつ…
…わけわかんねぇの…
(面倒くさそうに頭をかいて、さっさと行ったと手を振り)
「 … …( ふぅむ… となると ザレッドは体の異常では…)無い…と」
(ルーさんの人となり、それを『気絶したふりをしてた時』から眺めて分かる事…
面倒嫌いのあの方ならば ザレッドが来て、去ったその後に私が急いで来たのなら、
挨拶を聞かず即座に彼の行き先を教えてくれたはずだ… )
「… … … 悪夢 …… 何なのかしら 」
(あの様子でルーさんじゃ無ければ… 一体、どこへ行ったのだろうか)
....もうやめるか
721:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/04(金) 20:25【 失礼、ミス 】
722:ナイ=ア◆.s:2019/10/04(金) 21:26 【 トン トン トン 】
「…ヴェッちゃん、起きてる?」
(叩いたドアは 冷えた肌触りの… 可愛いデザイン)
「……お酒、持って来たよ」
…んぁ、はーい…ってね…
…で、ただでお酒渡すわけないだろうし…あたいになんの目的?
(扉を半開きにして、ちらっと見ながら問いかけ)
「…うん、警戒するのも最もだよね…私ってイタズラしかしないし、
でもさ…今日はほんっとにヴェッちゃんにしか頼めなくって…」
( いぶりがっこと書かれた包み、一升瓶を隙間に入れて…)
「…ヤケ酒、付き合ってくれない?」
………んん?別にいいけど……
……ほら、入れ入れ…あれ?お前酒飲めないんじゃ…
(扉をばーんと勢いよく開けて、どうぞどうぞと酒を貰いながら中に入れて)
【 だきっ 】
「… そんな事言わないでよぉ… 」
(友人の胸に飛び込んで抱きつき、半ば悲観的な声で)
……………あー、ガチでどうしたの?
…よしよし、落ち着いて落ち着いて…
(ぎゅぅぅと抱き締めながら、頭を撫でて)
「うぅう…だってぇ… 聞いてよぉ〜」
【 しくしくしくしくしく 】
(既に顔は赤い、軽い涙を流しながら友達を抱きつき返す)
「…聞いてよぉ ヴェッちゃぁん…」
………はいはい、聞くわよっ…んぐ…で、何なのぉ…?
(こちらもお酒を既に少し飲んで、顔が赤くなっていく、優しく頭を撫でながら、子供をあやす母のようにしている)
「 ぅぐぅぅ…… ザレッドぉ… 悩みができたくせに…
何で私に言わないのぉぉ…そんなに私が… 私がぁ … うわぁぁん」
( 友達に抱きついたまま 呻き泣き )
【 カラン カンッ 】
「 うぅうぅぅ… 」
だらしなくの伸びた尻尾の下に、衣からずり落ちた酒瓶が音を鳴らす
……あー、まぁ、そんなものじゃないの?
人に言いたくない悩みとか…そういうんじゃないのかな?
……まぁまぁ、仕方ないって…んぐんぐ…
(お酒を飲みながら、涙を拭きつつ、頭を撫でているが、少しフラフラして、頭以外の、背中や尻尾なども撫でてしまう)
(やべ、名前ミス)
733:ナイ=ア◆.s:2019/10/05(土) 14:39 ひゃっ!?
「っ… … も、もぉー どこ触ってるのぉ…ヴェッちゃんのえっちー…」
( 脳天に鋭く入る刺激、それの元が抱きついている友人の手である事に気付いて )
「 わたしもやっちゃうぞぉ?… まったくかわいー顔しちゃってぇ… 」
( どしんとヴェルに全体重を傾けて… 言動と反応の節々に悪酔いが混じる )
………んへへ、で、何の話だっけぇ…?…わはぁ…
…んひひ、よしよし…
(豪快に頭を撫でつつフラフラして)
「 さーてと、視聴率稼ぎに行きますかね 」
( フワリと飛んで現れる )
「 真面目に聞く気ないでしょこのやろ〜 」
( 少しだけ 上体を起こして… )
【 あむっ 】
「前のお返し〜!」
( 悪酔いがさらに回った 歯を立てずにヴェルの耳を口に含める )
…んちゃはは…にゃはは…軽い軽い…なめんなってのぉ…んひひ…
…ふひひ、お餅いじろーっと…んひひ…にひひ…
(顔を掴んで頬を外側にびよぉんと引っ張る、少しずつ悪ふざけが派手になっていく)
「ぅみぃーぃぃ… ひゃめぇふぇぉ うぇちゃぁ ぅぉのひゃ ろー 」
悪酔いと口伸ばしで舌が回ってない
( するりと押し倒しながら尻尾を背中に回して… )
【 かぷ 】 【しゅるしゅる 】
( 横から首を甘噛みしながら尻尾で背筋を撫でる様にくすぐる )
……んひひ、ちょっとやめようか…ねぇ…?
…ちょぉっと一旦落ち着こうかぁ…ほい…
(酔いが少し覚めて、一旦ナイアの四肢を凍らして)
【 ぐむぐむぐも 】
「… うへへ… やだもぉん… ヴェッちゃんももっと付き合ってもらうもーんだ 」
(当然の様に液体化と赤熱化で抜け出して、馬乗りでヴェルの口に一升瓶を傾ける)
「 … んぐっ… うぇぇ … よく… のぉ …め るぅ… にぇ… こ… ん にゃぁ 」
( そのまま、半分残った一升瓶を飲んで… えづきながら悪酔いが進む )
あちょ…んが…んぐ…お、おはなし…するんで…うむぐ…
…んひひぃ、もうなんでもいいやぁ…
(顔真っ赤で目をぐるぐるに回して、がくんと床に倒れて)
「 ひぃゃ… にぃゃぁ ぅえ… ちゃぁぁん 」
( ふらつきながらドスンとヴェルの上に倒れこむ )
「… ぁ… ひぃん やぁ… 」
……んぁ、で…あぇ…なに…だっけ?
(混乱している様子)
(……なんでまた名前ミスしたんだ俺)
745:ナイ=ア◆.s:2019/10/06(日) 08:19 「 ぅぇ… にゃ へへ ふぅ … ぅえ しゃぁー ん 」
( 顔が真っ赤、馬乗りになって両手を上から抑えて 爛々とした目でヴェルを見おろす )
……あー…うー…もうどうにでもなれぇ…
(ぼーっとした様子で、ぐったりしながら、ナイアを虚ろな目で見ながら)
「 う ぇ へ へ … ぇへ… きゅぅ 」
【 ゴッ 】
(頭の隅々までアルコールが回った )
目を回して意識が遮断、前のめりに倒れこんで ヴェルは下敷きに
( 同時に隠してあった酒瓶は転がり落ちた )
ぁー…だろうねぇ……お酒弱かったもんねぇ…ばかめ…
…とりあえずこれは没収ねぇ…にひひ…
(隠してあった酒瓶を貰いつつ、ベッドにねかせようと立とうとする)
( 立ち上がられて床に転げ落ちる )
「 … んぅ 」
( 目覚めを知らんとばかりに反応せず、また抵抗もない )
………はぁぁ…んぐ…んぐ…よいしょ…
(酒を飲み終わった後、ナイアを軽々と持ち上げ、ベッドに寝かせる)
【 ぱち 】
「… ふぁあ … んぅ うぇっちゃぁん…?」
( 酒が少し薄れ 加えてヴェルから受けた微量の衝撃で静かに目が覚めた )
…………お?目が覚め…てないな…はぁぁ…んひひ…ちょっとやすんどけぇ…ほれ…
(氷の塊をおでこに乗せて)
「 ぅわぁ… ん …… んん、ぅー」
( 氷が乗った途端に動きが無くなって )
……よひよひ…ゆっくりおやすみだよ…んふふ…
(優しく尻尾を撫でて、自分は床に瞑想状態で座り)
………なんか悪魔ばっかしかいない気がするな…
…まぁいいけど、俺の用事も終わったし…ふふ…
…さて、どうしようかな…あいつ…助けてやろうかなぁ……
(幻影として皆の姿を見ていて、どうしようか悩んでいる)
……ふぅぅぅっ…おぇぇぇぇえっ!!!
…あーくそ…あのくそ悪魔が乗り移ってたって考えるだけで吐き気がする…!
(城に戻り、自室のトイレで吐きながら)
「…今は私の体でしょ、機嫌直しなよ」
( ザレッドの部屋で、 自らの義体を改造した者にザレッドをくっ付けてから
レモンティを作る)
……つかこんなことしなくても大丈夫なのに…
…城なら、俺様すぐ復活できるぞ…?
(ぎくしゃくぎこちない動きで、首を傾げながら)
「それに… ニャルに見つからないだけ、マシじゃない?」
( ちらっと見えた 自慢の妹のあの姿を思い起こし… )
「……っ!!…」
身震い
……ぁー…まぁ…確かに…
761:ナイ=ア◆.s hoge:2019/10/07(月) 00:03 「… … 」
【 ちゅく 】【ぎゅる】
「…はぁい、これで満足?」
(ザレッドの腕に軽く噛み付き、そこから得られた情報をフル活用して…)
ザレッドそのものの体を 作り出した
……別に作んなくても俺自身で作れるのに…まぁ…もらうけど…おぉ…
…結構合うな…やっぱり…
(指を軽い動作で動かしたり、バキボキ骨鳴らしたりして、準備運動をしている)
「………… 」
( かぷっと ザレッドの腕に噛み付く)
「……… ねぇ、ザレッド…私に謝ること、あるでしょ?」
…え?…えーと…迷惑かけてごめん?
(いつも通り迷惑かけたことを謝る)
「ぢがうでしょっ!」
【ドッ! 】
( 鈍い音を立ててザレッドをソファに倒す )
「なんで悪夢の事私に相談しなかったのっ!何でっ!」
…あ、い、いや…それは…その…
(しどろもどろ)
「 そんな私って信頼できないっ!?そんなに私って弱いっ!?
愛してるキミが私に真っ先に相談できない理由は一体何なのッッ!!」
顔を近づける
…あ…あの…えっと…その…
…い、いや…あの…バーゲン…が…
(言いづらそうに小声で)
「ーっ!【ぎゅうっ】」
( 何が不満か勢いよく状態を乗り出して 胸を押し付ける形でザレッドの頭を抱きしめる)
っぅぅぅぅぅぅっ!?
ち、ちょっ、ナイアあっ!?ダメダメっ…!
いやあのでも、ほんとそんなつまらない理由で…!
(慌てながら必死に弁明)
「ーーーっ…【ばっ】……」
( 離す )
……いや、し、しょーもないから…黙ってた…だけだよ…?
…ほ、本当だからね…
(冷や汗をかきながら、正直に答える)
「…… 気が済んだ」
( 少しむっすりしながらも、明るく言う)
…そっ…そっか…よかったよ…うん…
(ため息吐きながらベッドに寝転び)
「 で・も!」
( ザレッドの上に馬乗り 顔を見おろし)
「 … 今度、私に黙ってまたピンチになったりでもしたらぁ…」
( 両腕を掴んで動かなくして 声色を段々と低く…)
…う…うん…な…何…?
(どんどん罪悪感が深くなっていく)
「…… 」
両手を使ってハートの形を作り 片目を閉じていたずらっぽい笑顔…
「 ザレッドの愛で慰めてもらうから 」
https://cdn.picrew.me/app/share/201910/41113_aI7R5kRe.png
……り…りょーかぃ…!
780:ナイ=ア◆.s:2019/10/09(水) 13:25 ( 冷たい部屋の ひとつ机の横で… )
「 …… ふぅーん 」
( 酒瓶に沈んだ、 蝮の死体をじっくりと眺める … )
………ふぅ…やぁっと終わった…本読み…なんつーか、忙しくて中々読めなかったから…
ん…で、まだ怒ってんのかな…
…さてどうしようか…
(んーー、と伸びしながら、ベッドの側に積まれた本をちら見しつつ、一昨日の事を思い出しつつ、少し冷や汗を感じる)
「 やぁ 」
783:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/11(金) 22:23 ………あーー、誰だ?…つーか不法侵入してんじゃねぇっての…
…で、誰?何?
「 待たせちゃってごめんね、ほら、私。 」
785:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/11(金) 22:26 ……あーー、カレンか…で、何の用だ?
…何も用ないんだったら帰ってくれよ?
「 落ち着きなよ旧友、御茶でも出してくれる?遊びに来たんだからさ。 」
787:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/11(金) 22:33 …………旧友…まぁそうかもしれないが…
…遊びに来た…ねぇ、嫌な予感しかしないから帰って欲しかったんだけど…
…ほら、これでいいか?
(慣れた手付きでテーブルを浮かせた手に持って来させると、紅茶をいれて椅子を引いて)
「 ふふ、紳士的だねザレッドちゃん。この場合女子版ジェントルマンかな? 」
789:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/11(金) 22:37 ………別に?ニャルちゃんのたくさん見たから手が覚えた…
…後、ナイアにこうやって紅茶とかいれてみたいってのもあるし…驚かせてやりたい…
…で、こういう時って洋菓子を出すんだっけか?
クッキーとかアップルパイとか…別に普通の料理とかでもいいんだっけか?
「 ご飯は私手作りのがあるからダイジョブ…お洒落じゃないかもしれないけど、コレ食べてみる? 」
( 香ばしい胡桃入りのパンに芳醇な香りの漂うハンバーグ、少し塩の振り掛けられた温野菜の挟まれた俗に言うハンバーガーを二つ皿に乗せ )
…………むっ…なんで俺の周りって家庭的な人が多いんだ…?旨そうだし…むぅ、俺普通に唐揚げとかでいいんだがな…
…つーか俺食レポできないぞ?
(喉を鳴らしながら不安そうに)
「 期待は程々にしときなよ、私の事だからハンバーグの肉が鶏肉だったりするかもよ? 」
793:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/11(金) 23:31 ……それはそれでうまそうだな…というか、俺の場合唐揚げがカエルだからな?美味しいけど…
…ま、とりあえず食べるけども…
「 唐揚げの肉がカエル…ルベちゃんが聞いたら卒倒しそうだね 」
795:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:10 ……美味しいんだけどなぁ…
…って、それよりさ、一個割と真剣に聞きたいんだけど……人から嫌われた時ってどうすればいいかな?
「 …自然体で接したら駄目なんだよね?なら、一旦距離を置くか、謝るしかないんじゃないかな? 」
797:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:19 …………一旦期間を置いた後謝ったら許されるかな?…自分は最低な行為をしてしまったん…だけど…
…それでも、許されるかな?…俺は不安なんだ、本当に…
俺ほどまともな奴はいないなwツイッターでいろんな奴に嫌がらせしまくってるしな
799: アレクサンドラ ◆96:2019/10/12(土) 00:23「 最低の行為、の程度がよく分かんないんスけど、ホントに誠心誠意反省しているなら許してくれるのでは?許してくれないのなら…そこまでの関係だったってコトじゃないですかね。 」
800:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:24 …………そういうものなのかな…?
…正直、自分が悪いと思っているし…なんというか…許される気がしないというか…
…でも、ありがとう、話聞いてもらえて
俺ほどまともな奴はいないなwツイッターでいろんな奴に嫌がらせしまくってるしな
802:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/12(土) 00:32「 ダイジョブッス、人間、本質では憎しみをキライ平穏を好む人間ッスから。直ぐに仲直りできるッス。 」
803:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:34 ………それならいいけども…
…うん…ありがと、少し勇気が出た…
「 そういう時は楽しい話でもして気を楽にするッスー!ほら、皆大好きご飯の話とか!明日から四連休だとか! 」
805:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:36 ……四連休は四連休でも地獄の四連休だけどね…
…台風とかきてるし…
「 確かに旅行の予定とか色々おじゃんだけどハッピー! 」
807:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:41……ハッピーか…?…ハッピーではない気がするんだが…
808:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/12(土) 00:43「 ハ ッ ピ ー ッ ス ♥️ 」
809:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:44 ……ハッピーか……???
…人によってはハッピーか…うん…そう考えるか…
「 アンハッピー♥️いやでもハッピー♥️アンハッピー♥️ 」
811:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:47……どっちだよ、訳わかんなくなるからやめろし…
812:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/12(土) 00:49「 …結局、アンハッピーだよヴォケガァ! 」
813:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:50アンハッピーじゃねぇか!?戸惑ってて正解だったよなぁ!?あぁ!?
814:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/12(土) 00:52「 ………怠いよ 」
815:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:53…だろーな…はぁ…俺も怠いよ…
816:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/12(土) 00:53「 おーし、テンションあげてこー! 」
817:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:54おーー…じゃねぇよ、なんだこれ?深夜テンションってやつか?
818:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/12(土) 00:54「 だって無理矢理にでも⤴️ないと心が死ぬぅ 」
819:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:55 …………そういうもんか…
…余命何年だろーな…
「 3ヶ月程度では?(名推理) 」
821:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 00:57……割とまじに話すなら10年ぐらいだと思ってる(凡推理)
822:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 01:02 …………………外うるせぇぇ…!
…風と物の音がうるせぇぇ…
「キミもうるさい」
824:三弦色 すみれ ◆96:2019/10/12(土) 01:03「 そろそろ寝る…キツイ 」
825:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 01:04 ……へーい…ん?
…今なんかもう一個声が聞こえたような…え、季節外れの怖い話?
「 スカなんとかさんッスね 」
827:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 01:07 ……あっ(察し)
なんか嫌な予感するしベッドにダイブしたいけど
そうさせてくれませんよねですよね!
「…ふぁぅ… なんの騒ぎぃ?ザレッド…」
布団の下からとろんとした顔が覗く
………お前どっから出てんだよ…ガチで怖い話のあれじゃねぇか…
…ていうか寝とけよ、お前時間考えろぉ?ナイアぁ…
(少し辛辣に布団の下から出た顔の頬を引っ張りながら、説教じみたことを言う)
「いひゃい いひゃい…ふぁっふぇぇ…
ふぁえっと ひぃおい ひゅきにゃんらぁもぉん」
( 引っ張る腕をペシペシ叩きながら )
ぁー?なんて?なんて言ってんのかなーーー?
もっとはっきり喋れよなーー?
(頬をお餅みたいに引っ張ってにやにや笑っている)
「 いひゃいひゃわぁ…ひゃうぇれっ ふぇ 」
( ずるりと布団から抜け出ると 引っ張る腕をひっつかむ )
………なーんてぇ?にひひ…はっきり喋れよなぁ?…柔らか…
(悪ノリしていて、びよーんと引っ張っていて、腕掴まれているのに気づかず)
「…………」
【 ガブ 】
( 割と容赦無く腕に噛み付く )
いてぇっ!?…む…むぅ…わかったよ…
(頬から手を離して顔を今度は腕から離そうとする)
【 むがっ 】
「…意地悪したらどうなるか分かった?」
( なすがままに引き剥がされると、掴まれたまま得意げに )
…………なんやねんよその態度…
…むぅ、俺怒らせると怖いんだからな?
「ふぅん、でもキミの布団は良い寝心地だったよ」
( くるんっと腕から逃れると 近くの椅子に座る )
…………………ふーーーん…?
(静かに怒りつつ、怒りを出さないようにしながら、ベッドに座る)
「……そうそう、ヴェッちゃんの部屋で作ってみたんだけど…」
( シャツから一升瓶を引っ張り… )
「確か人間が滋養増強に用いるらしいってニャルは言ってたんだけど…いる?これ」
( 見るからに濃いマムシ酒 )
…………お酒嫌い、飲まない…-
842:ナイ=ア◆.s:2019/10/12(土) 17:49 「………」
【するり 】
( ザレッドの背中に回って )
「…怒ってる?」
……………べっつに〜〜??……ただちょっと…気分が乗らない…というか…正直…久しぶりにしたいんだよねぇ…
844:ナイ=ア◆.s:2019/10/12(土) 18:01 「……もう…隠れサディストなんだから」
( 黒い衣を壁に掛けて、ベッドに仰向けに転がる…
おまけに尻尾でザレッドの足を叩いて )
「いいよ 私もちょっと元気なかったし」
…………へ?…あー、違うぞ?俺様…
…普通に…うん…あんまそれは…やったら割とガチで怒られるから…
(目を背けながら俺はドSなんだがと小声で言いつつ、顔を赤くして)
【ぽすっ】
「じゃあ何って言うのかしら?私が出来ることなら協力してあげるけど」
(密着して隣に座り 顔を見上げる)
…………いや、別に…これだよ、ただの…
…なんというか、ナイア弱そうだし…
(電子機器(ゲーム機)を出して見せて、さらっと罵倒しつつ)
「むぅー 言ったなぁー… いいわ!やってあげる…
けど勝ったら私のお願い聞いてもらおうかしら!」
( 側にあった同じものを引っ張り出す
すぐに乗せられたと気付くだろうがだろうが 顔は本気で)
「 こんにちは、お二人さん 」
850:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 18:13 …………持ってたんだ…
…お、強そうな仲間っちが来た…
…三人同時でする?
「 面白そうですね、一緒にしてもいいですか? 」
852:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/12(土) 18:17………ん、いーけど俺様まぁまぁこのゲーム極めてるからなぁ?…勝てるかなぁ?二人とも…
853:ナイ=ア◆.s:2019/10/12(土) 18:17 「…誰かしら、何がどうあれザレッドは渡さない」
( 訝しげな視線を向けて ザレッドに引っ付いてから電子機器を開く)
………まぁまぁ、別にいいじゃん?敵意感じないし…多分大丈夫だって…な?
855: 天使のお導き ◆96:2019/10/12(土) 18:20 「 と、取ろうとなんてしてないよぉ… そんな事言うなんて、僕の事嫌いなの…? 」
( すっかり涙目 )
「…身も知りもしない様な鳥もどきがいきなり現れたら誰だってそう言うわよ、貴女こそ何なの?」
( … 口で言いつつも 電子機器の操作に悪戦苦闘 )
「 いや僕、羽根なんか生えてないよぉ… 僕はあの、カレン様に《親友が私の事を突き放している原因を調べてほしい》って調査に遣わされた下級天使だから。 」
( 目元を押さえつつ )
…………………なーんで喧嘩してんだしお前ら…仲良くできないのかよ…
……つかやっぱ下手だし…
(余裕綽々といった様子で操作していて、二人に呆れながら)
「 いや、僕は喧嘩したくなんかないんだけど… 」
( ある程度上出来に操作をしながら )
「……えぇい…ぐう…このっ…あぁっ…」
861:ナイ=ア◆.s:2019/10/12(土) 18:37 「……💡」
(指から電子機器に触手を直結)
「…なるほど」
【↑BB↓A↓↓↓A START】
( 急に黒が操作するキャラの動きが早くなる)
………おいちょっと待てそれありか…?
…いや俺もずるかもしんないがそれなんだよ紫の隠者かよ…
…はぁぁ…ちっと本気出すか…
(目つきをキリッとさせて、無言集中モード)
「 えいっ、ロードローラーですっ 」
( バナナの皮を一番走者のザレッドの目の前へ投げる )
「←←B→A→→←B START」【けけけ】
(ゲットしたアイテムを連続使用して二人を妨害)
……………
(無言で雷落としつつ、水鉄板で妨害)
「 …うわぁ、よしっ! 」
( たまたまスターを引き無効化 )
【はは様に怒られそうなので寝ます】
868:ナイ=ア◆.s:2019/10/12(土) 18:51 「←→←→←→BB・・・ぁっ」
【 プーーーーーー 】
くらっしゅ
……………
(追い討ちでロケットを使って圧倒的差でゴール)
「………………ゔう…」
( 豪語しておいて負けた事に…)
…………三回勝負…次もう始まるぞ…?
(目つきは変わっていないが、また始まるということを言っている)
「……えぇっ」
( 先ほどの影響で画面が重い 不安残るままスタート)
……………
(無言で集中していて、容赦なく妨害していく)
「…………」
(Com操作に切り替えて ザレッドに寄り添ってから観戦)
…………………よし…
(気付いておらず、バグっているような動きをしながら、雷落としてターボダッシュ)
「…………んー」
( 静かに画面を見ながら、気付かれずにいじることの方が楽しくなってきた…
妙に落ち着く背中にもたれかかってみる)
…………よし…もうそろゴール…
(少し集中が途切れてきたのか、口数が増えてきていて、そのままゴール前まで来ていて、もたれかかられても気づかれず)
「……………」
【ぱさり】
( もたれかかった背を伝ってザレッドの耳元に顔を寄せて…)
「……定住、なんだけど…」
………ぁ…え……っはぁ!?ちょっ…おま…いつのまに…な、なに…?
(戸惑いながらも、冷静を装って聞いてみる)
……
「…キミに決めてもらう事にした」
( 前側に回ってきて、ザレッドの足に座って)
………え、い、いや…俺的にはしてほしいけど…
882:ナイ=ア◆.s:2019/10/12(土) 19:41
「……分かんない?『キミに決めてもらう』って事の意味」
( 悪戯っぽく笑みを浮かべて左手で届く頬を撫でて )
……え?えーと…そういう意味じゃないのか…?
(戸惑いながらも先程言った事でいいんじゃないかと思っていて)
………
「私はその気あるんだけどなぁ…」
(両手でザレッドの肩を掴んで顔を眺める)
「ABoUT more Than LOVE … ザレッドにだったら、私も良いの」
…………………タイム…な?
(口を人差し指で塞ぐ)
…俺もさぁ、全然好きだぞ?…ただ、もう少し…もう少し時間はあっていいだろ…な?
(......ふふっ)
「オーケー、いっつも私なんだからキミの意見も尊重しよう」
( 腕を退けてザレッドの胴に体を傾ける)
「…私は言ったから」
………はいはい…
…で、何か忘れてないか…?
(既に電源を切った電子機器を向けながら、少しにやりと笑って)
「………… … さぁ、何のことで…すか」
(目をそらす)
………ナイアが勝ったら何でもする…けど…
…俺が勝ったらメリットなしってのはおかしいよなぁ…?
(ガシッと頬を弱く掴んで)
ひゃっ
「…私に乱暴する気?…どこかの薄い本みたいに」
(普段を見ると想像も付かないザレッドの姿に
何か背中に冷たいものが伝う…)
…………乱暴ねぇ…別にそれでもいいんだけどさぁ…
…ちょっとお願いがあるんだよねぇ…
(にひひと悪そうに笑いながら)
「…何…さっさと言いなさいよ」
( 勤めて気丈に振る舞え と…危機の時を妙に感じて頭が判断する…
目は逸らしたままなので気丈も何もない)
……………んーと、メラーに構ってあげて欲しいんだよね…
…マイペースなあの子をどうにかしてほしいんだよねぇ…
(思っていたよりかは軽い事を言う)
( ・・・・・ )
全身の力が抜ける感じ…
安堵、そして何か
「…驚かさないでよ、何だ そんな事…」
(深呼吸をして、腕を振り払う)
………ほんとに大丈夫?よく考えてみてよ…
…ヴェルメリオとメラーはコンビなんだよ…?…ふふ…
…まぁ、似たもの同士ということだけは言っておくよ…
(にやにや悪い笑みを浮かべながら、頑張ってねー、と軽く言いつつ)
【ぺしっ】
(笑う顔を尻尾の横打ちが襲う)
「…覚悟しておくこと、良い?」
( 不機嫌そうな顔で指差した後、扉をあけて向こう側へ…)
……ま、祈っておこうかな…と…
…にひひ、悪戯完了できたらいいなぁ…
(くすくす笑いながら手を振って)
「………」
【 赤い城の戦闘場 】
「……居るかな」
………ぐぅぅぅ…ふぁぁぁ…寝やすいぞ…やっぱり…
(中心で丸まって、前と同じように寝ている、尻尾をゆらゆら動かしながら、猫のよう)
「……うぅーんと」
( 挨拶一つなく傍に座り込むと…)
【 すーっ 】
(尻尾を犬用ブラシで整え始めた)
………ぺしぃっ…すぅぅ…ふぅぅ…
(いやなのか尻尾でナイアをぺしぺし叩く)
「………」
( あえて猫用に変えて続け…じっくりと顔を眺める)
「…(何か 同じ匂いがする…」
………ぐぅぅぅ…ふぁぁ…んぅぅぅぅ…
(抵抗することもなく素直に受けている)
「……」
【 すんすん 】
【 ちろっ 】
(ブラシを続けつつも 首元の匂いを嗅いで首筋を少し舐める )
尻尾はピンと張っていた
………ん…ふぁぁ…くぅぅ……なんだー…?
(うとうと目が覚めて、眠そうにしながら違和感に気付いて)
「………ん」
( ブラシを続け、近づけた顔はそのまま…目覚めを感じて目を向ける)
………おまえ…えーと…だれだっけ…?
…自分はメラーだぞ…誰か分かんないけどおまえ…
(貴方を見つけると、そのまま首を傾げながらゆっくり手を振る)
「…同居人のナイ=ア、です…」
( 座ったまま羽交い締めにするようにレギオンを起こして)
「友達になりに来ました」
( 羽交い締めそのままの状態で尻尾にブラシを続ける)
………そーなのか…で、戦闘とかもできるのか…?…あー…たしかそんなやつもいたなー…
(寝ぼけ眼を擦りながら、ぴくぴく尻尾と耳を動かしていて、そのまま伸びをして)
「…んー、ある程度はこなせますわ…けど、今はこの
ふかふかの生き物を可愛がりたい気分…」
(尻尾と耳を撫でるように触る…何とも言えない
優越感と癒しが手から体に広がる)
………ふかふか…?…よくわかんないぞー…?…同族なのかー?そっちも尻尾があるぞ…
(うようよ尻尾動かしながら平然としていて、ナイアの尻尾も見ながら、余裕といった様子)
「…反応しませんわね、これは好都合…」
( 反応しそうに無い、それが黒を舞い上がらせる…)
【 あむ】
「……むぅ」
( 耳を食んだり尻尾を撫で回したり、何だか癒されそうな胴回りに抱きついたり)
…………おい、スキンシップが激しいぞー?
…燃やすぞ…
(少し低い声でちょっと目を尖らせ睨みながら、体を熱くさせて)
「…ん?…熱…」
( 何か熱いものを感じて…)
「……そういえば、お腹減りましたわ」
( …熱いものを感じてレギオンを見つめる)
………おい、なんだその目……冗談じゃ無いぞ?
(ぽかぽかヒーター程の温度を体から出していて、嫌そうな顔をしている)
……
「……いや、貴女は何か食べたいものありますの?」
( また尻尾を猫ブラシ)
………まぐろとか魚…
(気怠気に答える)
………
「…猫でしたのね、貴女…」
( なら、と…背中と顎を弱めに撫でる…)
……それか人肉…じゃない、草食動物の肉…
(さらっとえぐいことを言いつつ、ふぁぁとあくび)
「…なら簡単そうね、ニャ「お呼びですね」
………
「…何時も近くに居るんじゃないの?」
妹「気の所為ですよ、姉様」
( 姉は撫でることをやめない)
姉「…それじゃあ、この子の好物を…」
妹「すぐに」
……その前に…一回お腹空かしておきたいぞー…
…戦闘…いいかー…?…
(撫でている手を払い除けながら)
姉「…バトルマニアねぇ…そこまで言うな「わたくしが相手を致します」
( 黒を持ち上げて近くのベンチまで運ぶのは白黒の腕)
姉「……ちょっと」
妹「姉様は暫くこの道より退いて頂きます」
( 観念した様に不貞腐れた表情で二人を眺める黒 )
………………どっちでもいーぞー?…お腹空かせるだけの運動だから…
(あくびしながら、準備運動をしていて)
「……以前は迷惑をお掛けしましたね」
( 向かい側に立つは腕を組む白黒の人型 )
「以前は殺害の舞でしたが、今回はお腹を空かせるための運動、
何も殺傷力に拘る必要性は無いでしょう…」
(辺りを見回し、近くにあった錆びた鎖を引き抜く)
「 準備は よろしいですか?」
………………ぁー!?おまえか邪神…あれ…死んだんじゃなかったっけ…?
…まぁいいや…うん…やろうか…
(どこからか長い鉄の爪を装着して、眠そうにしながらも、目の前の相手と向かい合い)
「…両者上々」
静かに 眼光は圧を帯び
構えられた鎖に鋼の冷たきは舞い戻る
( 上段下段とも見える鎖の構え方
攻防一体を示す凛とした身体の型 )
「参る...」
…………かっこいーな…いいなー…
(そう冗談を言っていると
目の前から消えて、いつの間にか真後ろまで来ていて、そのまま爪を鎖に振る)
【 ドォッ! 】
【 シャァッ】
(背後への昇脚が爪を弾き 流れる様な足運びで鎖を巻いた腕が横殴り)
「…奇襲、二の腕遅いっ」
………痛いな…むぅ…
(そう言っているとまた消えて、砂煙が立った後、爪で衣服を切り裂く)
…おかえし…たぞ
「…傷の浅きで私の相手は務まりませんよ」
( スカートから針を出し、瞬時に衣服を縫い直す)
【 夜影】
「鞭の魅せ方を教えてあげましょう」
(周囲を音無く 蛇の様に鎖が舞う)
[ タン タ タンッ ]
白黒の踊る様な足運びを 静かに猛る鎖は霞
相手へと確かな疾雷の一撃を撃つも 揺らぐ姿は 捉われぬ
その様 正に夜の舞
( 揺らぐ様に白黒の姿が薄れ、その周りを飛び交う鎖が
見えぬままに雷光の如き、見えぬも靭き打撃を何度も放つ)
…………ふーむ…なるほど…なぁっ…!
(周りを炎の息を吐いて武器を燃やし尽くしていく、少し感心しながらも、ダメージ受ける事なく受け流していく。)
…炎獣…回帰の極楽鳥っ…!
(両腕を広げながらそう言うと、不死鳥のような鳥が自由自在に飛び回り、ニャルちゃんに向かってそのまま火の羽を落としながら突撃していく、それと同時に自分も消えて、砂煙を起こしながら、残像起こすほどにぐるぐる回る)
【ギャリッ】
「………」
( 鎖を巻き直し、突貫する鳥を見据え)
【ギャルンッ】「ふんっ」【じゃぁんっ】
(羽を一振りで振り払い その勢いで鳥の首へ巻きつかせ
へし折り、力任せにねじり切って墜落させた )
…………
( 悪化する視界を一目見据え 眼光鋭く放つ双眼を閉じる)
激流を制するは 心の極致
【ギャリッ】
「………」
( 鎖を巻き直し、突貫する鳥を見据え)
【ギャルンッ】「ふんっ」【じゃぁんっ】
(羽を一振りで振り払い その勢いで鳥の首へ巻きつかせ
へし折り、力任せにねじり切って墜落させた )
…………
( 悪化する視界を一目見据え 眼光鋭く放つ双眼を閉じる)
激流を制するは 心の極致
………………そこっ…!
(後ろからと思いきや上から落ちる勢いと同時に爪で切り裂く、肉まで届かず、服と針だけを斬っている、その後距離をまた取って、反撃をさせないようにしている…違和感を感じつつ)
「眼に映れば心は揺らぐ 心を見らねば映るはひと世」
眼を閉じれば それは見える
( 切り裂かれた筈の服と針の傷は無く 眼を閉じた白黒がレギオンの真横を歩く)
「故に映世は数多、三千世界」
………………むぅ…切れてなかったか…残念…
…でもいいか…丁度お腹減るぐらいにはなったぞ…
(爪を舐めながら、そろそろいいかなと宣言して)
「……大千、良い運動ができた様ですね」
(鎖を巻いて元の場所へ置く)
「手合せ、ありがとうございました」
(胸下で手を合わし 頭を下げる)
………ん、次やる時は本気でやりたいぞ…楽しかったし…
…それより火傷してないか?一応最低でもあの炎200度はあったから…
(鉄の爪が縮まり、柔らかい爪になると、近寄って、尻尾揺らしながら少し不安そうに首傾げて)
「心頭滅却すれば火もまた肌の温かみ」
(炎を直接掴んでいた右手…煤の一つもない白い手を見せる)
「心の為せるワザの一つです」
(ふっと表情を少しだけ柔らかくして、レギオンの頭を撫でる)
「ご心配、ありがとうございますね」
………なんか…前よりあったかいな…自分とは違う暖かさだぞ…
…で、お前の姉はいいのか?ないあ…の相手しなくていいのか?頬膨らませているんじゃないのか…?
(素直に感心しながら、へにゃりと耳と尻尾を垂らして、ごろごろ喉鳴らす)
《張り紙》『 ヴェッちゃんとこ行ってくる 』
(さっきまで黒が居たベンチにこの張り紙。)
「…案の定、ですね…まぁ 姉の事です、ヴェッちゃん…という方に
任せればきっと大丈夫でしょう…さて」
(レギオンから手を離し、戦闘場中心から少し離れた場所にある
クーラーボックスを開いて)
箱から引き抜かれて現れたのは 見事なカツオのお頭
「私たちは私たちの事を済ませてしまいましょう…
心配はご無用、必ずやお口に合う様に作ってみせますから」
………今ヴェルっち泥酔だからやばいと思うぞ…?
…ありがたく頂くけど…
(クーラーボックスから取り出すと、カツオの頭にそのまま歯を立て齧りつき)
(……ヴェルメリオの部屋からドゴォォ!と鳴っているのを現実逃避しつつ)
「…お頭はそのまま食べるんですね、貴女…」
( 簡易キッチンを組み立てながらクーラーボックスの中身を確認する)
「…マグロの骨丸ごと、カツオのお頭もう一つ マグロの身の余り、マグロのアブ…
神戸牛の脂身、尻尾、と…」
……おーー…!ご馳走だな…!こういうのが余ったらまたくれよー?
(元気に答えて、むしゃむしゃ幸せそうに骨まで砕いて食べつつ)
…自分食べてるからあっちの様子見に行ったらどうだー?多分やばいと思うぞー?
(チラッと音の聞こえた方を見ながら、めんどくさいという汗をかいて)
「…喜んで食べてくれるなら余り物も本望でしょう
ええ、その笑顔が見られるのなら喜んで差し上げますよ…」
(簡易キッチンを収納、音の方角を確認して)
「また会う時を信じます」
(新たな問題へと歩いて行った)
…………余り物…あれ?残飯処理させられてないか…?…まぁいいか…美味しいし……うん…うまいぞ…
(むしゃむしゃ丸まって食べている)
やぁあぁっ !? スケベっ スケベぇっ!
「………」
(冷たい扉の部屋… 中から轟音とともに悲鳴の聞こえる
間違いなく探していたであろう 扉)
だいらいこんはいはほっちがわふいだろー…!?
よひではなひはー…うへへぇ…!
(外からでも聞こえる程声が大きく…温度も下がっていて、ナイアの尻尾を凍らしていて、そのまま腕を掴んでいる)
「姉様に対して過度なsexualは禁止ですよ」
( 背後から鬼を抱え上げて)
「……貴女がヴェッちゃん、という方ですね」
…んぁ?おー!そうらよー!うぇひひ…あんたもおしゃけにょむー?
(抱えられたのにもよい対応して、陽気に笑い)
「………」
( 目を回している姉様を 見て)
「………………」
………ん?あー、ないあはまたあたいにおしゃねくれたあとのびちゃったんだよー!たいせいなさすぎだとおもわにゃいかー!?
(抱えられながら、ナイアを指差して)
「………キャパシティ」
(軽く持ち上げ)
「Overッてんですよッッ!!!」
【 ドバジャァッッ】
(背後に用意していた豆乳入り水大桶に
背負い投げで放り込んだ)
いだぁっっっ!?おいなにしゅるんだおまぇっ!いたいじゃないかぁっ!?ちょっとよいさめたじゃないかよぉ…ひっく…
(ぺっぺっと口に入った水を吐き出しつつ、頭を振って水分飛ばす…少しイラッとしているらしく、怒りながら豪音を浴びせる)
見下ろす眼は
・・・・・・・・
「……あぁ、大変申し訳ありませんでした…
古来より、酔いどれには豆と水をぶつけてしまえと習っていたもので」
( 目を回した黒を抱えて、近くの椅子へと運ぶ)
……………なんだよそれ…うぇぇ…べとべとじゃないかよぉ…
…というかないあもわるいんだぞ?おしゃけのませてきたから…
(嫌そうな目でニャルを見つつ、本当の事を説明し)
「…そうですか」
(少し目元が和らぐと 桶から鬼を引っ張り上げて
背から数本の触手を伸ばす)
「…以前、と今…掛けた迷惑を心よりお詫び致します」
…………お、おー?…あ、じゃしんか!べつにいーぞー!そんなの!
960:ニャルちゃん◆.s:2019/10/13(日) 02:12 ( タオルを持った二本が鬼の体から濡れを全て拭き取り、
四本が纏うものを全て剥がして三本が乾かし、残る五本が仮の服を着せる )
「……」
一連の作業を目視しないために目を閉じていた
(服を着た事を確認して、桶を片付け…)
「…後で何か作りますから、少し待っていて下さい…」
(部屋の惨状を目にして、まずはモップを手に取った)
…………べつにいらないぞー?だいじょうぶだいじょうぶ、いつものことだからなー!
(にかーと笑いながら、引き止め)
「……気にしなくて構いませんよ、私が勝手にやっている事ですから」
(諭す様に肩に手を置いて、部屋の掃除に押し切る)
………んー…そーかー…?
(ふーんと…見ながら、こっそり離れて行こうとしている)
「………」
(早く床掃除を終わらせて…)
「行ってらっしゃいませ」
(優しい目元で振り向く、掃除の手は止まらずに)
……………胃が痛い…なんというか…また身内がトラブル起こした気がする…
(机に突っ伏している)
「案の定といったところですよ、ザレッド…」
(扉より呼ぶ声)
「 …こんにちわぁ 」
968:ニャルちゃん◆.s:2019/10/13(日) 13:50「……む?」
969:ニャルちゃん◆.s:2019/10/13(日) 13:53「……見知った気配がしますけれど、何奴ですか?」
970: 下級天使◆96:2019/10/13(日) 13:58「 …導き担当の、天使ですぅ 」
971:ニャルちゃん◆.s:2019/10/13(日) 14:23 ……
「…天使、ですか…ザレッドに何か用でもあるのですか?…それとも」
「 カレン様が様子を見てきて欲しいと申されたので… 」
973:ニャルちゃん◆.s:2019/10/13(日) 14:31 「………」
(………)
「…………ぁぁあぁぁあぁ…」
(頭を抱えてその場に座り込む)
「 ど、どうかされましたか?心配されていましたが… 」
975:ニャルちゃん◆.s:2019/10/13(日) 14:38 「………お願いですからカレンに伝えて下さい…
考え過ぎた馬鹿者が土下座をしたいと言っていました、と…」
(その体勢のまま悲観的に声を上げる)
「ごめんなさい…ごめんなさいぃ…」
…………なんだこれ…目の前で何が起こってるんだ……?
977: ウィスパー=アナスタシーア ◆96:2019/10/13(日) 14:46 「 よ、よく分かりませんけど…カレン様は、ニャル様にそんな風にされるのを望んでいないと思います…多分、普段通りに接してほしいんだと……だから顔を上げて下さい! 」
( 手を振り下ろし、スタンダードとでも言うべきジェスチャーをすると )
「……ぁ」
( マイペース マイペース マイペース…)
そんな彼女が最も嫌うものは何だったか?
「………………」
【 ずぅーん 】
(うつ伏せになって冷静になれば気づけた筈の事に呆然と赤面と絶望)
「…………訂正します…こう伝えて下さい…」
「『ひと言だけ謝りますからカフェにでも行きましょう』…」
(……体勢変わらず)
「…私は気になさらないで下さい…しばらくこうしておきたいんです…」
「 あ、はい… そう伝えておきま… 」
??「 ニャルちゃんっ!それって本当?! 」
( 唖然としているウィスパーの前に、一人の天使が躍り出る )
「………………………」
「……すいません、カレン…今メンタルクラッシュ中です」
「 そ、そっか 」
983:ニャルちゃん◆.s:2019/10/13(日) 15:44 「…けどー」
(ゆらりと起き上がって カレンの前)
「……貴女が来たなら、どうのこうの言ってられませんね…」
「 そうかな…そうかも… 」
985:ニャルちゃん◆.s:2019/10/13(日) 15:48 「以前は、私らしくなくて申し訳ありませんでした、さて」
( ふかーく深呼吸をして)
「…何処かに行きませんか?少々、お腹が空いてしまいました」
「 …美味しい中華料理でも食べるなんてどうかな? 」
987:ニャルちゃん◆.s:2019/10/13(日) 15:53 「良いですね、辛いの苦手ですけど」
( しれっと手を、つなぐ様に前に上げる)
「…そういえば、返事を聞いていませんでしたね…
『気にしないで』と…言ってくれますか?」
「 実は辛口じゃないけど美味しい所があるんだー 」
( 上機嫌に手を繋ぎながら )
「 …気にしないで 」
「…………ええ それは楽しみです…」
( 微笑ではなく、普通の笑顔… )
「…ありがとうございますね、カレン」
「 楽しみでしょー?…気にしなくていいよ、友達なんだから 」
991:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/13(日) 18:05…………ひとまず一件落着…かな、どこもかしこも…
992:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/13(日) 18:06 ……まだまだ不安要素はあるけど…一応主様も復活したしなぁ…
…さて、こっから暇になりそうな気がしないけれど…めんどくさそうな感じがする…
「 そう? 」
994:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/13(日) 18:07………だってこんな感じでお前みたいに不法侵入する奴もいるし…定住するやつもいるし…
995:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/13(日) 18:08 ……それにそろそろ、俺も本気出してやりたいし…そろそろ…
…まぁ、一個言うとしたら退屈はしないと思うな
……俺達も正直消化不良って所なんだよねぇ…
…あの時、二人…いや、三人か……邪魔されたし…
……………そうだねぇ、まぁ、面白そうな事も考えてみようか…ふふ…
……楽しい日常って所かな
………特に言うこと…あ、あった…
…まず一個、俺様は防御の方が得意なだけで…戦闘苦手ってわけじゃないから…
……二つ目に、俺はドSで…まぁ…えーと…女でもない男でもない魔人だ…
1000:ザレッド・イニール◆rDg 手腕の魔人:2019/10/13(日) 18:14 ……三つ目に…俺様達、赤の陣営は…全員元魔物だ…
…だから、真の姿を見せて…やりたいと思ってる…以上、じゃあ、また会おうか…
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