《 真昼の太陽が容赦なく降り注がせる熱射の地であり、
夜の冷気が静かに命を引き取って行く過酷な環境を持つ地帯
この地に迷い込み、死に臨んだ哀れな者たちの多くが
甘い幻想を追うかのように砂を口に含んだ事から、地帯の名が決まったとされる。
広大な死の地帯の何処かには旧き者が治めていた
【黒檀の帝国】なる大国の遺跡があるという伝説が
この地に根付いた少数民族に伝わっているが、真偽は不明 》
( 『腰を上げるものに捧ぐ 3巻』 24ページより引用 )
________…… 『(あ)』
(__…"間違えた。"と軽く言えるはずもない。
…目を閉じてて、震え上がって汗を流して
____キ、…きすした場所。…なんとも …言えない 頬 )
_______ ………… !!!💦
___:ゆっくりと上体起こして首に回した腕も引いて
( 目を開いて横目 …ギザギザ笑いで顔はまた真っ赤 )
『 ごごご 、ご ごめ…っ
か、か …かか肝心なと、…ところで …ふ、ふふひっ…』
(…とても せ…せくしぃなセキカちゃん。
…可愛くて、好きなセキカを前にして
____…思わず体を自由にしてしまった)
( ...頬への感触 少しずつ緊張は解けて .... ....余韻に、浸る ... )
「 ....... 」
( ..腕、離されれば ..慌てふためく砂姫をBGMと背景にしながら、キスされた場所を思い出し ...自身の頬を撫でる ...
...とても、愛おしい と感じた )
.....だって
_____頬への、キス。 ....意味は 『 親愛 』
だからあながち、間違っても居ない ...其れを知らない砂姫の表情や様子が可愛らしく思える。
そして ...全く気にしていないのか、それを証拠に。
____...にひひ!。
仮面は何も気にせず ..寧ろ嬉しそうに、楽しそうに笑う。 .....まだまだ初心な所も、たった一度の些細な間違いだけで涙目になる様子も ...全部、守りたくなる。
でも、大丈夫とは言わない ..そっちの方が、面白いし ...更にこの後、 ___返しをするから。
( 離れる前に、両肩を掴んで .... _____ )
______チュッ ....
( 初めてとは思えない、手際の良さ ..自分が自分だと思えない ....それ程までに ...仮面は無い、素を出せ続ける ....だから、やり直し ... まだ、間に合うから ... _______ “ 口 ”に し直す ...... 手を離して、軽く頭を撫で )
「 ...._____ぷはぁ〜 .... ...ねぇイリカちゃん ? 」
( ..数秒、密着してから口を離して ...両手を頬に回し ...... ...舌をちょっぴり出しながら、小悪魔っぽい笑み )
____謝る必要は無い、のッ!! [ ....むにゅり ]
( 一気に引き寄せて ...柔らかいくっしょん ....胸部に、頭を押し当てて ...頭、再び撫で始める )
「 _____だって、大好きなのに変わりは無いんだから! 」
『(ど、どどどど… ど … どしよ…っ
き、きす…きすって口とくち…っ!さ
ささ最悪のばあい度胸がなくてき、き…きら…っ)』[💦]
( あわてふためく …経験はなく、胆力も低い
目をぐるぐるにして …混乱のようす、… だから )
肩を掴まれ
___キスされて
[むにゅり]
______ふ ぇ ?
(__ハニーなモーション …受けたあとの
柔らかな感覚がしてやっと… 眼は今を見つめる )
『…ッ せ …き』
(…抱いた他意も砕き流され __甘い香り
感覚が悲鳴をあげる、…柔らかい 暴力…)
______けど
『 か、…ちゃぁん… だ、…ダイダンすぎる…な?
やら…… ふ、…ふひ…キモいこと、…言うけど
…や、…やらかくて… 気持ちいいけど… さ…ふひ… 』
(…幾らか、落ち着いて ___"してほしいこと"
思い出して、…大きな… 胸部で難しいけど
___背中に、…両手を回して…)
[ ぎゅーっ ]___ハグをして
『 ふひ…そ…そんなことして わ、…わたしが…
…そ、…その… お、おそいかかっちゃっても…
知らない…ぞ? …ふ、ひひ… 』
『 ……(あぅ… ホント…) 』
____好きにしかなれないや…
「 ....イリカちゃんは何か勘違いしてるかもだけど ...私は自分から好きになったものは嫌いにならないよ?....身勝手かもだけれど、好きを押し付けていくから! ...っふふふ 」
_____それに。
「 ..................... .......... 」( 不思議な間、十数秒 )
「 あ〜〜 .. ____ ...い、イリカちゃんに襲われるって未来が全く見えないから! ...にひひ .... 」
( ...少しだけ、今回は隠した本音 )
「( ...ハグって、とってもあったかいなぁ...何だかとても、気持ち良く感じるや .... ...本当 ) 」
.....可愛いなぁ、イリカちゃん。
( ...身を擦り寄せて ....其れこそ簡単に ...他の子に取られてしまうのでは無いかと思うほど純情な彼女。
....取られたく無いと言う独占欲が沸々と沸き上がってしまう ....強めに胸、押し付けながら ....瞳を閉じる )
___________私の前で沢山 ...色んな感情を見せてくれて、教えてくれて ...本当に嬉しいなぁ .....
..沢山、返すからね .....だからこれからも ...付き合っちゃうから ...んひひひっ !
「 ...後、イリカちゃんが“こう言うの”好きと言うか気持ち良いんだったら ...私は幾らでもやるからねっ .....それ位には私大好きだから 」
( ..貞操観念と言うものは少ない ...それ処か愛する者の為ならば命を投げ打ちそうなほど ....夢中に熱中。
...舌舐めずりして唇の潤い保ちながら ...笑い続ける )
「 ..此処まで大胆にするのは心を許してるからだよ .... ..私イリカちゃんに対して、今悪意とか全く感じてないし! 」
( ....全て、全て ___朝が1%も含まれていない純粋な本音 )
( 胸の高鳴りはもう、…治まってくれそうにない)
_____寧ろ心臓に響きすぎて 意識も朦朧
[どきっ] [___じゅ]
『 (は…ぅっ?…?) ふひッ… 』
( 純情は、無知の裏返しでもあるから
イリカの高鳴りは上手く治める方法を知らない
セキカがガードを緩めて …えっ、ちな匂いを見せる度
…股が濡れる事なんて 胸が張るなんて 砂姫は知らない
それがなんだか 凄く恥ずかしくて… )
________[とすんっ]
『 …ぁぅ… せ きか、ちゃん… 』
( 抱いて、抱かれたまま…横に、ベッドに倒れる
_目の前にある柔らかいものからは逃げられないけど )
『 もぉ …寝よ? …わ、わたし ふひ…っ
そのっ、…ほら ね …眠くなってきた し? 』
( 顔を上げて …キレイな目を見る
それだけで心を見透かされたように感じるほど
…恥ずかしいと思うのは …や っぱり
… そうなんだろぉ …なぁ )
_____今は23時 …布団をふたりでかぶる
『 …っ 』
( …目を閉じながら胸は高鳴る
眠れる、…だろうけど 今日、1日だけで
セキカ… ちゃんへの愛も 欲も… )
_____隠せるかどうか心配になるほどに…
「 ....ん〜〜 ...イリカちゃんが言うのなら、分かった ...結構もう遅いし、寝ちゃおっか! ...添い寝って奴だね! ...んひひ 」
( 本音を言うなら眠気は全く無いが ...其れでもぐっすりと眠れそうなのは側にイリカちゃんがいるから ...安心して、寝れる ...
...さっきまでは眠く無かったはずなのに、時間が経てば眠気も次第に起こって ... )
_______ぎゅ。
( 抱く力が、ちょっと強くなって ...無防備ながら、その肉体を押し付ける形に ... ....高鳴りは赤仮も同じ )
____全部全部、消えない様にという事を、祈るだけ....
今迄のが全部嘘だったみたいに 泡沫となって消えない様に ...ただ、願う
もっともっと イリカちゃんと __イリカちゃん“達”と ... ...話したい、触れ合いたい、知りたい______
( ...気付けば一筋、涙が落ちる )
( 布団を被って ...今は休もう ..お互いに少し冷静になるべきだから )
「 ..... っ 」
( 目を閉じても不安は消えない ..... ...胸の脈拍は高くなり続ける ....好きな、大好きなイリカちゃんに ...起きた時に全部幻として、消えない内に .... )
愛を、欲を、全て包み隠さず_____
大好き、大好きっ ..愛してるからね ...!イリカ、ちゃんっ ...
( ..告白が済めば少しは軽くなった )
______ぎゅ。
ひぃあっ…?
( 押し付けられる肉体 …またも情けない声を出しても
条件反射になりかけたそれは先端だけで終わってしまう)
…?
__気付くのだ …押し付けられた体だから
…近いからこそ聞こえる __その "鼓動" に
"自分へと向けた恐怖に"
[!] …
( …溢れる心、暖かさに満ちて …けれど震える言葉…
だが何よりも … 流れ落ちた一滴の …涙に
___今、…感じる恐怖心が何なのか …気付く )
せき…
[ぎゅぅ…] 『…セキカちゃん』
(抱きしめて …離さない___)
セキカと同じに …顔を胸に押し付けさせるのは
お返しではなく、__"聞かせ"るため
____落ち着いて流れる小さな …確かな
… 砂姫の __心音を
『 わたしは … …わたしも …大好き
好き、…だから … ……だから、ね…? 』
____目を閉じ …セキカの頭に口を付け
少しの間を、置いて耳へと響き続ける …心音
首に掛けた手のひらから __少しの暖かさ
(___顔を少し離して … 元気な、笑顔!)
『___…やっぱり …好きだよ …離さない …から!』
あぁ、怖い ...この安心が、温もりが ....消えるってなったら .... ...ごめん、ねぇ ...
( その恐怖は、仮面が何度も何度も経験してきた事 ...だから 誰からも好かれる様に頑張った...程々にヘイトも集めながら ....
...其れでもやはり 埋められる事は無かった ..... ...心 ...震えは止まない )
また、失うのは嫌で ...弱音を吐いてしまった
....こんな事 好き“だから”聞かせたくなかったというのに .....
[ むにゅ ] ......ふぇあ?
____気付けば数分前の砂姫状態 ...頭がどうにも当たる
「 ...あ、あの、イリカちゃ ....? 」
( 想像出来ない行動に ...ちょっぴり困惑 ...
...感触は悪くないがそれ以前に ....平気なのかと言う心配 )
( .....もがく気は無いが ..思いの外強い力で抱きしめられて逃げられない )
.....____っ ......ぅ .....っ ...!
違う理由で____滴る涙 ....止まらず。
「 ....っ ...う"んっ ...う"ん"っ ..!!___わた、わた ..しも"っ ..イリカちゃんっ ....好き、好きだからっ!! ...大好きだがらぁ"っ!! ....ぅ、うぅあぁあっ!!! 」
( 嘘偽りない暖かさに加えて 落ち着く心音 ...その言葉だけでどれだけ ...どれだけ、救われたか分からない )
( 笑顔に元気を貰い ....慌てて袖口で涙を拭き .... ...幸せそうに笑みを浮かべる ....赤仮 )
あぁ どうして どうしてこの子は ...こんなに良い子なんだろう?
「 ....いや、私が間違ってたの .....かも 」
優しい人は沢山いた 良い人は沢山いた
数度のトラウマから軽度の人間不信で ...心に壁を作っていた。心の底から信じられなかった。
_______赤城に住んでいる ...彼女達にも謝罪と、感謝をしなくては。
「 ....本当、ありがとうね ...イリカちゃん 」
___感情の渦を一緒に抱き込んで
( 謝罪ではなく、…きちんと嬉しい感謝が聞こえて
やっと心も軽いままセキカちゃんと顔を見合わせる )
ね… せ せきかちゃ…?
『 …むっ …むしろ感謝とか…しなくちゃいけないの
せ、…セキカちゃんに その …好き。とか言わせちゃった…
わたしだったから… だ 大丈夫…だよ? …ふひっ 』
___うじうじ…引っ込み思案で顔そらし
(…そうに見えても、呼吸は荒くて顔は赤い
__何処ともなく見てる"二人"も呆れた…気がする)
「 ...そう言うイリカちゃんが、大好きっ ..本当にありがとうねっ ... 」
( 初対面から ...大きく成長した ...それは今の砂姫達が居るから ...感謝、してもしてもし足りない
...ちょっとだけ赤仮の顔が赤いのは 泣いたから ...そう、泣いたから赤いって ...決して羞恥だとかじゃないって 認めようとはしない )
...明るいセキカに 涙はいつまでも似合わない!
「 ...ふふ、じゃあ、寝よっか! 一緒に! 」
( ___当然零距離 離さず抱き締めて ...心身共に触れ合える、暖かさを伝えられる近さに
...自分から、擦り寄せたりする位には 信頼も 愛情も .... ...受け取った )
( ....結構、脈は速いのが、近いとわかる )
___日は、もう覗かない …砂漠の空を闇色が染め上げる
( とろりとした暗闇が部屋を包むと、…染まる黒色
彼女達に紡ぐ機会を与えるように 包み隠す夜のヴェール
__隠された安心は砂姫に幾らかの余裕を与えた )
[ぎュ] 『 ……えへ、へ… 』
( …抱き寄せる、その手へ向けて …セキカに向けて
思い抱く情は 受け入れる心の証、"安心"__ )
____しかし …同じく、浮かぶ情は…
______ 心に影を落とす "不安"
( …セキカを嘘偽りから解き放ったのは、自分の言葉
だが …それは心のきれいな彼女だったから届いただけ
まだわたしはセキカちゃんに …甘えてばかり )
______ 情の進み …やがて抱く "願望"
[ぎゅぅ…っ] 『 … 』
( ___欲しい …近付く恐怖をはね除ける 逞しさが
___欲しい …甘えを呑んで溺れさせる 深みが )
(__その願いは、抱き続けてきたもの
…だが、"誰かのため"に願うなら 始めての__)
____愛は、…想いはセキカによって増して
…抱いて大事に心を占める、だから砂姫は…
『 …セキカ…ちゃんっ 』
( 感情大混じりにセキカを抱き返して
…考える、願う ___彼女を守れる自分を )
"花"は枯れず 、 "鳥"は飛ばず眠る 。
"風"は止まり冷たく 、 "月"は満ちも欠けもせず回る 。
不変の想いはこれ以上薄くはならない。例え ...大きな"闇"に包まれても。
( 彼女が不安なら ...彼女が心配ならば ....だったらする事は一つ )
「 遠慮無く頼ってよ? ...イリカちゃん、一人で抱え込んじゃうと ....私みたいになっちゃうから 」
____その代わり私もこれからは ..皆んなに頼るようにする!
.....だからたっぷり、とね!
( 強く強く抱き締めて ...愛情を込めて 信頼を寄せて ...成長した証を見せる ...砂姫の為に )
( 其れこそ ...砂姫が望むなら簡単に ...手に入れる事は出来る ...まやかしの感情を。 ...でも絶対、ぜぇ〜〜ったいにセキカは渡さない )
____だって甘やかされるの好きだから。
「 ...大好きだよ、イリカちゃん! 」
( その一言に何十もの意味と想いが込められた ...なんて、知る由もないだろうけど )
『っっ!』 (__わたしだけの心 感情)
( 言葉にもならないまま …嬉しくて )
_____…旧いモノを前に
_____"心は器に" ___"言葉は肉に"
_____"流れる血の感情と"
___"旧きモノの"願"を魂…"
________砂姫は …器を胸に
___…愛の言葉を __逃げずに"受けた"
[どくんっ!!]
『 !! ____? 』
(__咄嗟にセキカから離れて胸を抑える
……………)
(痛み)
( …セキカに囁かれた愛に苦しむ
____どき、…どき …では 無かった )
(重く __波紋を描く鼓動)
『 …セっ 、セき …か…ちゃんっ
____わたし …わたし …[どくんっ]__ 』
『(:…な 何…ぞ、!? イリカっ… !)』
『(: 違う …違うの …これは :)』
『(:ん… ____ん"?)』
________ : っ わ… わらわッッ⁉️
____: …… :
『 わた _…わた、しっ… ヘンっ…! 』
(意味の分からぬままに鳴り続ける鼓動は
収まりを知らなかった …砂姫は胸を抑えて
必死にその小さな体を自ら抱いて悶え続ける)
[どくんっ __どくんっ どくんっ どくんっ!!]
________受肉椀 __…"2膳" 用意完了_____
『ん … ぅ … ぅ …うぅっ…っ』
[どくんっ どくんっ どくんっ]
( ...自分の気持ちに正直になって ...色々考えれば、少し視線は上の空 )
例えばデートだったら ...一緒に出歩いて、色んな世界を見て .... ....ロマンチックな雰囲気を楽しみたいし ....
皆んなにもしっかりと伝えてあげて ....ちょっとばかり自慢をしたくなるし ... ....とてもとても、幸せを一緒に噛み締めた______
.....え? .....は、えっ!!!?
「 イリカちゃんっ!!!!? 」
( 胸を抑えた砂姫 ...その表情はとても苦しんでいる様に見えて ... ...思考よりも先に心配が頭を支配して、近寄り ...顔色を覗きながら、癒休の準備 ...大したことは出来ないが )
「 ねぇっ ...大丈夫!?大丈夫っ!!?何か持病とか、あったりした!?...それとも何か未知の感染...? ...と、兎に角っ、死なないで、死なないでよイリカちゃんっ!!!! 」
( 必死、声は震えて ....目は涙で潤う程に ...とても、とても 必死になる )
......っ?
( 僅かな違和感 ....気配と言うか雰囲気と言うか ..増えた様な、気が .... )
( ...そんな僅かな違和感を気にする余裕は簡単に消えて )
「 ....胸っ、胸痛いの ..?ねぇっ、本当に大丈夫...!!? 」
( ...不安は重なる ....が、それ以上に小さな恐怖は増えていく ... ...もし、このまま
___倒れてしまったとしたら?
想像は難くない ...そうなった時、軽いパニック症状 ...後に恐らく )
__この砂漠から、連れ出すだろう。
( 兎に角寄り添って ....背中を撫でてあげるしか、今の赤仮には出来ない )
___っ … う"あ…っ っう…ッ
( __…苦しみ、…怖れて
… 涙ぐむような、ふたりを
__ … 優しい序曲の歌声が包む
"…青く染まる日が降りてくる "
__街並み包むの 硝子色
遠く 見つめる瞳さえも
…曇らせる心 冷たい風 )
( __知らない恐怖に流されて
…心がどこかに呑まれてく
張り裂けそうな胸の奥で
__"鼓動だけが たしかに生きている__" )
[_砂姫は、…胸に手を当ててセキカを抱き締める]
____黄色い衣が鳴り響いて
( きたる風のなか__
聴こえてくる … あなたの声 )
( "Pray don't break a peace forever" )
( __その眩しさを信じ… て… る____ )
____
( …砂姫は、落ち着きながら
しっかりとセキカを抱き締めて
__分からない …けれど、きっと__ )
" すばらしいこと " の起きる時を…
迎え…
『『『:: に"やあ"ッ⁉️ :』』』
__る、瞬間に砂姫は衝撃を感じて跳び跳ねる
( …セキカを、その直前まで抱いていたのだから
跳び跳ねた頭の先 __当然セキカの、額へと… )
[ G O N ❗❗ ]
___ふたりの視界に白い火花が飛び散り
( …頑丈なセキカは、持ち直せるかもしれない
__けれど 砂姫、イリカはおもいっきりガン。と行って )
ぱた ____[ぐるぐるぐる〜…]
( …仰向けにベッドに落ちて __目を回しちゃった )
___大丈夫っ ..大丈夫だからねイリカ、ちゃんっ ..!!
( ただでは恐怖に呑まれないように ...声は震えながらも .... ...砂姫を支えて ... ...抱いて、落ち着きながら落ち着かせる ... ...
____...不思議と闇の気配は全くしない )
___....あ、これ ..この、歌 ...序曲、ちゃん..?
( とても心が落ち着く ...リラックス出来る歌声 ... ...砂姫の行動にも ...なんだか、恥ずかしくなってくる
...後先考えず、少しばかり焦りすぎたのかもしれない )
...ごめんね、イリカちゃん、序曲ちゃん、黄衣ちゃん
....その、変な考えが起きちゃって ..過保護になっちゃったかも ....
__次第に ...落ち着き始める、赤仮
......同じく、抱き返して ... ....優しく、笑みを浮かべ____
r________
ぴぎに゛ゃぁあ゛っ❗️❓
[ ゴ ツ ン ❗️ ]
( 鐘の様な音が鳴り響く ...それほどまでなクリーンヒットを互いに決める ... ...痛みでさっきまでのシリアス空気は消えて
... ...涙目でヒリヒリ痛む額を押さえる )
「 ...〜〜〜〜〜〜💫.....う、う〜〜〜〜 ...い、イリカちゃ、ん ..へ、へぇ〜〜 ..き? 」
...頭の上で星が回り、額から煙が上がる ... ...耐えてはいるが ...ちょっぴり辛い
........あ〜〜〜〜〜.... ...ごめんね?イリカちゃん ...
( ...目を回した砂姫の頭の下に枕を敷いて ...布団を被せて、寝かせる )
[氷鬼特製:冷えピタ] [ ...ぴたり]
( ...貼り付けてはじわじわと頭の痛みを冷やして癒しながら
___安心できる様に一緒に掛け布団に潜り込む )
....おやすみ、だね?
____・始まる夜更かし
( __夜は既に深く、窓には砂殿の眼下に営む
ほろ暗い街並みのうねるような活気を映している )
( 砂漠は …昼も夜も、殆どあったものではない
何れであれ 過酷さが奪い __ギラつく生が襲う
…ただ、それを忘れられるなら… )
__その景色は広大 …美しさは氷の海にも負けることはない
………
[ちょん]__: 最早、夜は深い …いや悪いが、寝られぬぞ?
: 邪魔は …しない、のを… 無しにするよ :
(__セキカの真後ろ …セキカの近く、…声と 背中にに感触)
_______布団に沈んでも気分は浮陽で上々
( 外は既に寒冷の世界 ...しかし見上げれば、砂粒よりも小さく煌めきは宝石に等しい .....夜空の海 )
( 窓から望む月光に ...窓に入り ...微かに照らされ続ける )
....そんな中、やっぱり眠気が消えない程
...子供の様に今、テンションが上がってるのは
__当然と言わんばかりに、眼を輝かせる
「 ...寝られないのは当たり前じゃん! ...私、こんなに時間が早く感じるのは久しぶりだしね ... んひひひっ! 」
( ...真後ろから漂う感触に、手を伸ばしながら笑う ...
...じぃと目を向けては、悩む )
___で、ど〜しよっか?
: どうもこうも… :
( …手首を掴み、__引き摺り出す
ベッドの向かい側では砂姫の掛け布団を抑え… )
〖: ないじゃろう …しかし受け入れが早いのぉ 〗
( …手を、掴み 引くのは砂姫 掛け布団を
眠る砂姫から落ちぬよう抑えるのも、砂姫… )
__掴む砂姫は …黄布を衣と纏ってインナーを
__抑える砂姫はドレスのように纏う青布 …
〖: なぁ …セキカよ 〗
〖: …… :〗
「 ....んひひひ、楽しいねっ、二人とも! 」
( ...布団から引き摺り出されては静電気か ...所々髪の毛が跳ねる ... ...毛先ぴょこんと )
後二人とも可愛いっ! ...と、私は思うよ!
( ...どうにも旧神はお洒落だと、今の寝間着?的なのを見ては感じる ... ...後やはり、どの砂姫も ... )
__赤仮好み。
__静かに砂姫の寝息だけが 沈黙の中で…
〖: 受け入れが早いどころか、早速ツバ付けか
…[フゥ] 本当に、…いい女であるのぉ… かかかっ〗
〖: それ 本当。…___ とてつもないことと
自分の欲を両立して …それで笑ってられるんだから :〗
( 黄衣が腕を組み、…序曲は無垢と無動 )
_____さて
〖: 色々と申す前に、まぁ 名乗らねばな
今のままではセキカよ …話し方が分かるまい?〗
〖: …序曲、…序曲者 三つ名の内を
__ "フィネーリア" に値するもの :〗
( …ひょこ、と一足先に )
〖: キサマよ、今はわらわが… えぇい
…存じておろうが 黄衣の者。名を…
そうじゃな"イリカノール" とでもしよう 〗
〖: むろん 今に至るまでと同じに… 〗
〖: 序曲 でも、いいよ? セキカ :〗__遮るように
___...不思議と、不快にならず、安心する寝息の中で ...三人は夜更かし。
「 ....??? ...ん、んひひひっ、そうでしょそうでしょ! ... ...イリカちゃんや、貴女達の為ならば例え火の中水の中 ... ...的な、感じだから! 」
( ...少々二人の言っている事に困惑するものの、直ぐにポジティブに捉えて ... ...照れ臭そうに頭を掻く )
「 ...私は今のままでも良いけれど
...名前、教えてもらったからには ...ちゃんとそれで! 」
___だから ....んーーと
「 ....“ネーリアちゃん!” “ノールちゃん!” ...き、気に入らなかったなら前の呼び方に戻すから、ね! ...んひひ 」
( ...やっぱり、見ていて思うのは仲が良いという事 )
「 ...改めて、面皮赤仮! ...よろしくね 」
〖: かかかっ ここまで来るとまぁ心地良いもの!
まぁ 思慮深い方では… …〗
( __黄衣は硬直する、…目の前にあったのは
イリカを挟まない "直" で見たセキカのおなご顔 )
〖: …ぁー、なかろうと 知っては…おったがな?
うむ …こうも見るや、それが__ …むぅ 〗
___有耶無耶。… 同じく、軽く頬染めて
…顔を逸らす黄衣 それに視線を注ぐ… 序曲
〖:[!] っ…えぇいっ みるな見るな話が進まん!〗
〖:誤魔化し〖: 黙るのじゃ! 〗
_____
(ひといき。)
〖: がぁっ …むぅ、兎に角… …セキカよ
今の状況について。…まぁ、答えは半ば
予測できるが 一応問うぞ? 〗
〖: 今の … わたしと、…つまり私と、イリカ
… 同一が みっつ ____ :〗
〖: この状況。… どういうものか、解しておるか 〗
「 ......( 恥ずかしがり屋さんなのかな ) 」
( ...一先ず、視線を向けてくる序曲の方へ視線を向けて ...純粋な眼差しが刺さる )
「 ...え、え〜〜〜...っと、 ...ん、と ....い、イリカちゃんが一番だけど...ノールちゃんも、ネーリアちゃんも.... ....だい、好き? 」
( ...要するに理解にはまだ足らないという事 ...
...難しい話はそんなに好きじゃ無い )
「 ......ごめんっ、どういうことかその、教えて? 」
__それでも好きな人に関する事 ...出来る限り理解しようと、頑張る
( やはり、…と 呆れたジェスチャーの黄衣 )
〖: セキカは …それで、良いと思う :〗
〖: いーや。良くない… …ま 要点は伝えねば 〗
_____
〖: そもそも …わらわら2人は本来 このように
個別の肉体を持ち得る存在ではないのだ、セキカ… 〗
(序曲が 間を置いて、続ける)
〖: イリカの …思い浮かべる、理想と… 奥底の 旧
所謂… 人格のみのもの。__けど …イリカは
…旧かった だから …わたしたちは存在だけはした :〗
______
〖: そう。実態のない存在、… 幽霊より薄いかの?
しかしそれが こうして今 〗
( …強調するように序曲は腕を広げ )
〖: "セキカ"のせいで。… 肉体が出来ちゃった :〗
______.......??????????
( ...瞬き一回もしていない ...する隙も無い ......
...なのに、頭は理解をやめて ....?マークがくるくると回り ... ...まるで宇宙の真理を理解しようとする猫の様な、間抜け面を晒す )
「 ....えーーと、じゃあ何かな...私、錬金術でもやったのかな? ...無意識に 」
( ....一度自身の頭の中で整理するが、ごちゃごちゃばらばら ..それくらい、突拍子のない話 )
_____....[ぷに]あ、ほんとだ。
( 不意に、二人の頬を突く )
〖: …まぁ、それは追々説明するかの
今 …それをのべれば、パンクしそうでなぁ?〗
( かかか。…と、茶化すや否や
…セキカの、片脇に挟まるようにして
身を寄せると __左腕を絡め、半身の自由を奪い )
〖: わたしは …わたし、たちは …
例がない存在 ルールの外の存在
…居るはずのない 三つになっちゃったイリカ :〗
( "大した動きはしてない …けれど、原因はセキカ"と
…続けながら 序曲も黄衣と同じ事をして )
__セキカを …柔らかく捕らえて自由を奪う
〖: つまり恋を飛び越えて。… お主 〗
: "わらわ達" に責任取らねばならん立場じゃ🖤
( 腕を捕らえた、…悪めの笑み。 )
「 あ、うん ....正直メモが欲しいかな、今は ..頭の中だけだとこう ...爆発、しちゃいそう ...物理的に 」
( ...まだちょっぴり頭がフラつくのを片手で抑えてるうちに ...何故か、何故か ...半身の自由が奪われる )
「 ...あの、ノールちゃん? ...その、気遣ってくれるのは嬉しいけれど ..き、距離は近いし ....それにその、身動き取れない、かな? 」
_____ヒッ!? ...あ、あの!!?
( 続けて ..序曲に取られては、もう完全に身動きは取れない ... ... )
「 .....!!? ...せ、責任ってつまり、そ、それはえっと ....!! ...わたっ、私が...!! 」
___い、イリカちゃん達のお嫁さ ....!!?
( ....遠からずとも、近からず )
( あっ、名前つけるの忘れてたっ..! )
434:黄衣イリカノール◆.s hoge:2022/01/30(日) 01:57
(__そこはベッド …セキカは尻餅ついたような姿勢で
…後から上がった二人が 両脇で彼女を捕らえる
まるで 蛇に巻き付かれた獲物のようで …しかし
捕食者たる 小さな二匹は静かに弄ぶ 猫のよう)
[ にぃっ ] ___なぁんじゃ
〖: 幸せになってただの乙女にでもなったか
くく …まぁー 〗 [ぎゅっ][ぎゅっ]__
( ほとんど __同時にセキカの太股に手を掛け )
〖: そ・の・と・お・り じゃっ[ぐいっ] 〗
__乱暴にも開かせ …脚にに股を掛け、閉じさせない
( …2人は__ 高貴な、…不明な底知れなさ
崩さぬまま …抵抗も赦さずに 手篭めにする用意を
___終えてしまった )
( ...ろくに頭も回らない現状、これが夢かと錯覚するのも無理はない話だけど .... ....残念ながら、現実 )
「 ...だ、だってイリカちゃん達、皆好き、だし...
__で、でもそ、そんな ..責任取るような特別な事!
私してないと思 ...... ひゃああぁっ!!? 」
( ...太腿、開かれては顔を... ...告白された時と同じ位、真っ赤に染めて ...声も、何処か裏返る ... ...乙女らしいと、言えば ...乙女らしい )
「 ね、ねねねっ!!ま、待とうっ!?の、ノールちゃんもネーリアちゃんも今頭が ...こう、変になってるんだよっ! ...だ、だだ、だから ...その、ね?ね!?ねっ!!? ....や、ちょっ、ま、待とうよ...!!? 」
( ....冷や汗たらたら、震えてはいるが ...それと同時にどこか、期待する様な視線がチラチラ .... .... ..... )
___現に、瞳の中に桃色が見え隠れ
( まず、…耳元に口を寄せた 呼吸の…唇に、
空気の触れ 擦れる音が聴こえる位に近付く
…夢に飛び込む内で与えたような 甘き褒美を思わせ )
: せぇー… きぃー…か
: セキカ。
____その実 …溶かすように ゆったりと名を呼んだ
(間を空けず、…適度な太さに、いい肌の張りて…
それだけで艶かしい彼女の脚 …付け根辺りに
二人、…揃って下腹部を押し当て まるで綿へ
羽を入れたように …心地の柔らかな感触を )
「 ....は、ちょ、ち、ちか ..!近いっ、近いよ二人と ....
___へ、ひゅっ ....ぉ、ひぁ、へ... ..? 」
( ...愛はある、恋はある、だがこんな事は初めて )
___そしてビックリする位、耐性0
( ....それこそ、既に痙攣する程震えて ...仰け反り、呼吸を乱す ... ... ...二人の声が、両耳から ...離れない ... )
ふ、ひぇは ...ま、まって、ね..?いま、す、すごく、あつくて...や、ばちかんじが ...するっ、からぁ..!
( 程良い、しかし摘めば何方かと言えば柔らかい太腿 ...
...垂らす舌は少し厚く、瞳も垂れて来た .... ...体温は平常よりも余裕で高い
.....押し当てられた側の方が、緊張と感触に ...思わず、体を震わせる ... ...身体が、どんどん楽な方へ、気持ち良い方へ ..染み込むのが、分かる )
: …[かはぁ]
___序曲へ僅かな目配せ …その間に吐息を耳元で
( …序曲、…捕らえる腕はそのままにもう片手に
… 舌で唾液を付け、撫でるは… セキカの臍辺り
愛撫をするように遅く …這わせるように )
____一方で
( …開かせた股に 責めはない、服も脱がさず
深く 残すような真似に及ぶことはなく …耳と
臍と、…感覚のみを下半身に与えて… )
____ん …ん …ぅ
「 ...っ、ひ、は、ひゅ ....ぉっ ....ふぁああっ!!? 」
( 一息の吐息、たったそれだけでも ...絶頂に陥れる程の快楽が身を包む ... .... ....また、知らない心が、感情が ..赤仮を襲うのだ )
「 ...は、ひっ ...っ、にゃ、に ..こ .....んへ、っぇ ...!
....ぅ、きゅん、きゅん、す...ひ、ぅうう... 」
( ...もう責めはいらない程、感度は跳ね上がっており ...
....耳への声と吐息、臍への遅い...撫で方 ...真似事
...たったそれだけで、既に出来上がる ... ... どろどろに )
____....イリカちゃんとは、違う魅力、夢中に、溶けてゆく
「 .....ぁ ...ま、って..まっ ..ひゃ、ぅ、ってぇ..! 」
__安眠する砂姫に気付けば ...急激に冷や汗が体を伝う
こんな所、見られたくない
: ………
: ……… :
( …2人 、手を止め 顔を見合わせる
普通なら此処で 終わるのだろう )
( だが、片や笑んでおり …片や指を鳴らす…
見れば両者 瞳は色欲ではなく、…尽くことのない
何時もの理性が瞳の中に映っている )
_____ [ぱち]
『 …え 』
( …砂姫は、眼の中に飛び込む光景に当然ながら絶句する
しかしながら …歪む表情、それは驚きの為だけであり
闇や、恐怖…マイナスの感情は無かった ___何故ならば )
___眠りに就いたベッドと同じ場所
___こい…び… 恋人を …弄ぶ2人の"自分"
___…絶対見せないような蕩け顔の… せ…セキカち…ゃん
眠りから起き上がり、…それらが唐突に映ったのだ
( …疑いようもない ___砂姫にとっては… )
__散々押し付けられた健康的で …せ せくしぃな…体
__とても …可愛くて 綺麗で… …ほ… 欲しくてッ
( そんな煩悩が産み出した夢に他ならなかったのだ )
__(続き↓ 少し待って)
『(いやっ …いや、いやっ… ちょ… は、…ふ ふひ…ッ!?
わ、…わた、しっ…なんて …なんて …なんて…夢ぇ…ッ!?)』
___こんな夢見るような自分の煩悩に
一人 ぐるぐる目の紅潮に、…あわわと恥じ気
… その上…
: ………
: ……… :
( __二人は、…ちらりと起こした砂姫を見
… 責め手を止め、何かを待つように眺める )
… 夢、でも…
___こんな… きら、…嫌われちゃいそうな…ッ
けど …夢、…夢の中の …セキ、か…ちゃんでも
… じ、… 自分が …なの、…に
( 相手が 自分でも… ___夢の中のセキカでも。
… … … … … … … )
何か… イヤだ!
駄"目"駄"目"ぇわ"たし"のわた"しの"た"から"ぁーーーっ!!
[ どしゃぁっ ]
____再びの超大幅混乱。… 夢と思えど独占欲
泣き笑うような取りあえず闇のない叫び声で
__…無防備なセキカに飛び掛かるように押し倒す
[さっ]
( 二人は、それを分かっていたように身を躱し
…セキカを押し倒す砂姫を静かに眺め始めた__ )
_____
っ っ …せ …ぇ
『 っせ …せ …き、か … ちゃ …ん…ッ 』
( __何故、自分が …こんな、夢で必死になって
…押し倒した セキカちゃんと見合ってるのか分からない )
(渡したく …ない)
___ゆっくり …に、見えて奪うみたいに唇を寄せる
(…乱れ姿は __もうお互いにそうなっていた)
「 .......は、はぁ ..はぁ、ほ、ほんとふたりともどぉしたの..さ、ぁ..?...[ほっ] 」
( 手を止めて ...言う事を聞いてくれた二人に、少しばかり安心 ...それと同時に、色々言いたくなれば、呼吸を整えながら ...頭の中で整理 )
...そう、整理 ...今迄の事も含めて、色々と
___結果、既に起床した砂姫には気付かない。
「 ....もぉ ..おっ ...汗も、すごい ...しぃ...
...気持ち良かった、けど ..こぉいうの、する ..まえ、一言位 .... 」
( ...寝間着は少しばかり透けて、ぴっちりと肌に張り付く ... ...火照る体を冷ますため、手で仰ぎながら ...風を通る道を作る
...またどうにも、“側から見れば誘う様に” )
それで、一体全体な_____
___.....に。
( ....此処で、先程から寝息が聞こえない砂姫を思い出しては ...とてつもなく嫌な予感 ...悪寒が襲う )
「 ( ..よく考えてみたら、こんな隙だらけなのに ...ノールちゃんも、ネーリアちゃんも ...さっきみたいに変な事をしてこない .. ....もし、かして.... ) 」
「 ....ね、ねぇ ...ふたり、とも ...? ..イリカ、ちゃんは.....________ぁ 」
( 聞こうと尋ねた瞬間 )
眼前まで迫った砂姫の身体に
___今更ながら身動きが取れるようになった体
此処でやっと、赤仮は気付く ...全部二人の、計算だと
___________ぅぐっ!?
( 当然躱せず、再びふかふかベッドの上に ...押し倒されて見上げれば ...あからさまに混乱していて、それでいて ...可愛いが少しばかり鬼気迫る表情にも近い砂姫 )
「 ....う、うん ...イ イリカ ...ちゃん、 ...ち、ちょ
...い いったん ...一緒に、顔 洗お ..ね?だか ______ 」
[ ん .....む ...! ]
( 半ば無理矢理、されど愛あり ... .....イリカには怒るにも怒れず ...ただ、受け入れる .... ....独占欲の高い、口付けを )
____( ただ、ノールちゃんとネーリアちゃんはお説教! )
...その決意は多分、直ぐに忘れてしまう位
イリカに骨抜きにされてしまうだろう、けど。
___襲う …考えはなく ただ必死に…
重ねた唇を、自分が示せる …その
ふ。…ふかい…愛 を_き、…きすを…ずっと…
( 熱くなるほど抱き締めて …唇
…必死に重ね続ける …夜が、流れる… )
_________
__二人の世界で …聞こえない部屋の中心
〖: 11:48。…あんぐらいの責めで眠るなら
中々ベストな時間にあらんか? 〗
( …椅子に掛けた二人 __やはりセキカの想像どおり )
〖: …… :〗
〖: ま、進展遅いからのぉ?…あぁでもせんと
じれってたくて敵わぬのじゃ …おい何じゃその目 〗
〖: 独占できないへたれ :〗
〖: やかましいッ! てかキサマもじゃぁっ! 〗
[ギャーギャー]
( …小うるさい声もどこ吹く風と )
せき、…か ちゃ…んっ …せ …せきか… …ちゃん…ッ
__其処から"好き"とも"愛してる"とも言えない
…口べた。だから…懸命に、__愛の、口付けを
_____夜は過ぎて行く
_____[チ チチ …グギギギォィ!]
…朝仰いで、野を越えはるか砂漠の地に
響くは鳥の声 …喉がつぶれたようなあとあじ
___確かに告げられるあらたなる朝のさえずり
…ん …
( 聴こえた朝鳴りの声を頼りに、目を擦って体を上げる
…ひどい夢… と、卑下できない自分は少…し… …や…
ゃっぱり、セキカちゃんの言う通り… …す、…すけべ
…なのかも … しれない とにかく気分はいいとだけ )
… あ ぁ ぁ ___ふっ …
( とても心地がいい大あくび …久しぶりだった
窓から僅かに入る明るさ __地下であることを差し引き
それでも素晴らしく思える朝の光が 一滴… )
___[ むぃっ ]
____手元に… 素肌の柔らかな感触
『 ……… 』
…あぁ そういえば
( __夢に、色々流されて… 一緒に、寝ていたと
結構遅れて思い出す __…さぁ 起こしてあげよう )
[ ぎゅっ! ]
___セキカちゃん …朝、だよ…? ふひ…
(___続いて布団をめくり上げて… )
_________...すぅ
( 安らかに眠る赤仮 ...気持ち良さそうに寝息を立てて布団に身体を擦り寄せる ...いたって普通 )
______問題は ....一糸纏わぬ姿、という事。
[ ...すぅ、ん..ふぅううう... ]
( ..そんな事は知らず、ぐっすりと眠り続ける赤仮 )
良く見れば ...口元、少しだけ残る“痕” ...
....それは、とどのつまり
『夢』が『夢じゃない』と言う事を
実質、現していた
[バサッ]
_____ … … …「」
(二秒前の状態 __セキカに布団を掛けて戻る
…既に顔は極限まで赤く染まる 表情はそれ以上で…)
目は見開いて
…笑み浮かべるまま凝り固まり
空気を軽く吸って少し頬は膨らみ
__困"惑、当然恥を受け入れがたい位にいっぱいに…
____息を吸って…もう一度 布団を上げる…
__すぅうう ...にひ、イリカちゃあん....
( ...寝言を立てて、ぐっすりと眠り続ける ...
全身肌色な、赤仮 ....何も変わらず、そこにいる )
[ ....ぎゅう ] ___体の熱が冷え切らない内に、温まりたかったのか ....突如、砂姫の身体に抱き着く
肩よりは短い髪の毛 ...先端のみが色彩豊かで、それ以外は雪みたいに真っ白 .... ...何処か、落ち着く匂い
[ ...ぎゅうぅ ]
( 幸せそうに笑いながら ...腕を腰に回して、しっかりと離れない )
...眠りは深い
んにゃっ__[ぽすっ]
____ …ふぇっ
( 眼にとびこんだセキカの姿に息を飲む間も暇もなく、
また抱き寄せられる …自分が枕だと錯覚する位だけれど
それすら許さないのは直に触れる柔肌と __目の前の… )
『 ッッ…(〜〜〜💦)…!!』
_____・悲鳴を必死に抑える努力。
(…そして考える …考えられないけど考えたいと願う)
__まるで夢続くような光景になってしまった
…これは__
夢?現実?夢?現実?夢?現実?夢?現実?…[むにっ]
__(…思案の最中に触れて __暴走する思考)
!!!!?? ゆめ!げんじつ!ゆめ!!げんじつ…
ゅめ!!??げんじっ…げん…ゅ …ゆめんじ __
___ぁ …[ぐいいいぃっ!]
( …不意に気が付くと頬を引っ張る )
__[ジンジン…]
『 ……!!… (ぃたぃ…!!) 』
___これは現実だ。…頬の痛みは、そう告げる
___えへへぇ ... ...だぁいすき...
( 寝言 ...そう、寝言 ...でも、至近距離 ... ...砂姫と触れ合い、密着して ... ....ただ、抱き枕として ... ..抱き続ける )
__今、夢の中でさえ ...悪夢に魘されず
幸せに、ぐっすり寝ている ...それは
赤仮にとって ...本当に久方振りの、安らかな睡眠
[ すりすり ... ]
( ..小動物の様に、頬擦りを続ける ... ... ...もちもちなほっぺ ...柔らかい
...引っ張って痛んだ頬を癒す様に、直接スキンシップ )
・これは、現実
・夢じゃない、ただ夢の様に、互いに幸せを ...
______だぁい好き、イリカちゃん
...寝ている筈、寝ている筈なのに ...イリカの耳許に
囁かれる、 ...何度も何度も言った筈の"好き"
__いっ… ……。
(次第に落ち着く…二人の繋がりが純粋な愛である為に。
砂姫、…状況が状況であっても、…好きを告げられ続けて
…せきか、ちゃんの。…一糸纏わぬ姿が前にある、以前に)
____ゆっくりと絆されてきた
__だから落ち着いて …顔を眺められた
とても綺麗で それに、幸せそうな…
(…幸せな、幸せそのものな姿に …昨日を思い出す
出会い。…断片的な、紆余曲折の果ての…急接近
__告白 恥ずかしいけど幸せな時間 …懺悔と救済
__夢だと思っていた …現実)
[ぎゅむ]… […ぎゅーっ]
__頬擦りされれば抱き締め し返す
現実、と知っても… 落ち着けば
…受け止めるのはとても簡単だった
_確かめあった愛、…きす、…添い寝に…
…"きっかけ"が出来たと感じたから
( …後には、引けない。__それが重く感じない
せきか、ちゃん …となら出来ると信じきれた )
___大好き
…わ た、しも… …大好きだよ
セキカちゃん…
__砂姫は …セキカは
…もう _心で結ばれあった
_大好き と …大好き、と。
( ..時間が経つに連れて、赤仮の眠気も覚めて来る )
「( ...ん ...あ、寝ちゃってたんだっけ、私 ...あれ? ...イリカちゃんと、なんか ...してた様な ...と言うか
...金縛り?身動き取れな____ )
[ ......パチ、パチ ]
( 何度か瞬きした後 ....スッと目を閉じる
...内心冷や汗は溢れるし、何だかイリカちゃんはイリカちゃんで私に抱き着いて来て ...とても夢中みたい )
「 ( ....あ〜〜、私まだ夢見てるんだ、そうだそうだ ...
...だって、い、イリカちゃんがあんな事 .... ....
....見間違いじゃ無いよね、ノールちゃんやネーリアちゃん ...じゃ、無かったよね ...ほ、本人 ...!!? ) 」
( ...不安だけど、改めて目を開いて .... 咳払い )
「 ...あ、え、え〜と、おはようイリカちゃん ... 」
そ、その ....ゆうべはおたのしみだったね ...?
( ...顔を少しずつ紅潮させながら、静かに告げる ...
...これはこれで、愛をしっかりと感じられて ...大好きって言うのがしっかり伝わるから ... ...嫌では無い )
___ただもし、これをあの二人が見ようものなら...
( ....その時はお説教間違いなし )
___ただ、寝起きの赤仮にまともな思考は出来ず...
( ....頬擦りを繰り返した後に、布団の中に身体を潜らせ ...ちょっとだけ、視線を上げて )
「 ...ちょっとだけ、大人に成長したね、私達 」
( .... ...好きだから言える、お互いに恥ずかしくなる悪戯 )
(__すっかり、…セキカの"寝言"に絆されて
…物珍しく ぱっと顔を上げると…)
『 …そうだね セキカ …ちゃん
…おはようっ __改めて… 』
[ぎゅう…!]
『 わたしと …わたしたちの… 国に、…ようこそっ 』
__お姫様は 愛する人を抱いて目覚めを告げた
_______けれど
___[しゅぅぅぅ…っ]
(__顔は …初めてみたいに真っ赤なまんま)
____着替えたいむ
( …顔を洗って __髪を解いて… )
[がちゃん]__
( タンスを開くと、…最初のお姫さまみたいな服や
…ゆったりとした軽い服 __手に取った、着なれた
最初の服を着ながら、…少し、目の…ふひ …っ
…恥ずかしい、…けど目のやり場に…困っちゃう )
『 …ね …ねぇ、セキ、…かちゃん?
えっと、…服 …着替え、ある かな 』
___綺麗、…だけど …綺麗だけど …肌を
…見続ける、のも …ちょっと …
(__無ければ …自分のを、貸す …つもり)
___にひっ
( .....思わず笑みが溢れる ...なんだか、安心した
...一日の内容はとても濃いものだったけれど )
__最愛の砂姫の変わらない様子が、一番
__なんやかんやで大好きかもしれない
( ...良い目覚めを迎えられた )
...砂姫が用意をしている間に、赤仮は思う
「 ( ...イリカちゃん、やっぱりスタイル良いなぁ ...
...ずっと抱かれてたかった気もちょっとする ...けど
...後やっぱり顔真っ赤になるの可愛いなぁ、不慣れって感じがする ... ...イリカちゃん、リードしてあげよっと! 」
( 髪を解いた砂姫をジッと見ていたけど ...改めて現実に戻されれば、思い出した ....
...今、なんも着てない、一糸も纏わない姿だって )
___そう言えば ...
[ ...ジィーー ... ] __床に散乱した着ていた服
( ...昨夜のいちゃらぶではっちゃけ過ぎたらしい )
「 ...きゃーっ、イリカちゃんのえっち! ...なんて 」
( 棒読み、そして更にわざとらしく身体を布団に
包んで ....頭を下げる ...ずっとこうしているのも
流石に寒いし、身動きが出来ないから .... )
___折角だし、と言う意味も込めて
「 イリカちゃんの服、私着てみたいっ!
....だから良かったら、貸してくれないかな? 」
( ...サイズがちょっと不安だけど、なんとかなる
......はず )
『 …………… [ぽぉ…(💦)]』
( 彩度が薄く …光沢のある黄土色の髪は
__"砂衣"を外せば背中まで伸びてはためいて
…すまして揺れる髪は、どこか終末を思う
きれいな眺めだけれど砂姫は__
__…セキカの言葉と、姿と、…動きの
わざとらしい揺さぶりで _頬を染めるばかり )
_______[はっ]!
[💦]… そ …それ、なら… ふひ…っ
( __少しの放心、…もうセキカの攻めに
耐性が追い付かなくて軽く、…恥ずかしい
__…そして"イリカちゃんの"、…を聞き逃し )
____砂の姫は聞き逃しに気付くことはなく
かつためらいなく __奥に仰々しく飾られた
…砂姫のサイズに合わないコートを持ってくる
『 …これっ __ど どう、…かな? … 』
( …コートは砂姫の体と比べてサイズが大きくて合わず
__しかし砂漠に於いて不自由なく風通しのよいデザイン
…見た目としては"王族"の纏う衣服を思わせるが
肩から、脇 …膝から下にある肌が露出する形に、
透き通る青のコートに合わせ、…一緒に飾られている
黒のインナーで露出を補い肌を守る作りとなっていた )
__それはどこか、"序曲"と似た意匠。
『 だ …ダメ、かな? …じゃ、…じゃあ
他 に…も…ある… から、…ね? …ふ …ふひっ 』
( __気に入られるか、…ちょっと自信なさげ )
( ...なんで砂姫の身体のサイズに合わないコートが
あるのかは ...不思議に思うけれど、聞かずに置いて )
思い浮かんだ感想はただ一つ
__カッコいいっ!!これで良いのならば着させてっ!
( ...自信なさげな砂姫の両肩を掴んでは、軽く揺らし
...ベタ褒めしたくなる程熱くなる気持ちを抑える )
....赤仮自身が今、何も身に付けてないのは
...すっかり忘れていて ....
( ...砂姫の身体を揺らす度に、赤仮の肉体も ...揺れる
...と言うか、多分この感じだと残念ながら
.... ...あの服装が序曲っぽいとも分かってない )
「 それじゃ、着てくるっ!! 」
( 持って来てくれたコートと黒のインナーを握り締めて .... ...くるんと振り向き、着始める )
...背中まで伸びた髪は基本、何にも染まれる白色
しかし毛先は彩度が高く、虹色になっている ...
__何本か纏められた赤はとても濃く ...何処か血っぽ ..
「 ....ん、結構丁度良いかも 」
( ...肌は色白くて、出る所は出て引っ込む所は引っ込む
...まだまだ成長しそうな肉体 ...でも )
__良く見たら皮は継ぎ接ぎで ...ちょっと
___みすてりあす。
着たよっ!! ( ...あっという間に着終わる )
( ......黒のインナーは肌にぴったり
...コートの青は赤仮の髪に似合って ..対照的
風通しは良くて ...にぃと笑えば、人差し指と中指を曲げて口元へ持って来て____ )
「 : ふふ、どう?似合っているかな? : 」
( ...真似をする )
[ぐっ] ___っっ
[ ゆさゆさ__ ]___ふひぃ…っ
『 あひっ せきッ せきかちゃっ…
わかっ わかった わかったからっ 』
( よそ見で簡単に捕まってしまえば __
揺れるせきか、…ちゃんの体 目の前で…
悲鳴のような慌てかた __コートを差し出して )
_______
『 ……ぅ (…だ 大胆…すぎ、る…なぁ _セキカ…ちゃん)』
( …高鳴る胸を抑えながら冷や汗は垂れて
顔を手で覆い、…見ないようにするけど
やっぱり __ちらちら、見てしまう… )
『 ………(…変な そ そう。…ヘンなとこは見ない…) 』
(健康的で 思わず…顔を染めてしまう)
___改めて色々見てみると…
( 綺麗だけれど …独特で、ちょっぴりのからふる
__ふしぎな髪の色 …継ぎ接ぎみたいなものが
見えるのに、普通に育っているような肌…
健康的にちがいないけれど _特徴?が多い )
[じー]
『( …ふしぎ、な …魅力っていうのかな…
セキカ ちゃん …色々、…聞いてみたら
答えてくれ…る __かな…? ふひ… )』
_____はっ
『 ! …っ …は ___ふぁっ… 』
( 気が付き。__"靉靆たる閑靜の夜"を…
__纒い 誇示するセキカちゃんに言葉を失う )
___似合っているという言葉では足りなかった
( 人柄や雰囲気が衣の孕むなごやかな夜のくらやみに
…隠しながら魅力的に溶け込み、ほどよい肉付きながら
育った部分を黒が強調する __立ち姿だけでも凛として
女性的な魅力にだって少しも事を欠いてないのに… )
かっこよくてかわいい…ぽーず、まで…っ
_______ぱぁぁ…っ
( 深くある揺れ青の瞳を …輝かせて
"意中の人がもっと意中となった"事を
__顔だけで知らしめてしまいそうな表情
…手を胸の横に上げて __口を小さく
目下や頬をぽぽと赤く染め __"恋する顔")
_____ぁっ…
『 っご ごご…ごめっ セキ…か ちゃん
え え えっと … すっごい…似合ってる…! 』
___わたわた慌てて目を逸らしながら
( ...表情だけで、感想は分かるけれども
...言葉に出されて言われると、もっと嬉しい )
[ ...にへぇ ]
「 ...イリカちゃんが、そう言ってくれるのなら ...似合ってるって言うのがとっても分かる! ...だから、とっても嬉しいっ! ..着ている間は大事にするね ...ふふ、これ、カッコ良いし私も好きだけどっ ... 」
( 自覚して、その場で一回転しては ....笑みをこぼしながら眺める ... ...甘くて微かに薔薇の香りが髪から漂う )
__ふと、先程よりも濃い ...恥ずかしそう
__恋をする顔を発見しては ......
....にひっ❤️
....ちょっと悪く、笑っちゃう
と言っても、する事は大して変わらない
( ただ、砂姫の前に立って ...視線を逸らさせない様に
両手で頬を撫でながら固定して ...じっと、目を合わせながら、口を開く )
また、私に夢中になっちゃった?
...イ・リ・カ・ちゃんっ!❤️
( ...瞳はきらきら、されど見れば見る程怪しく光る
...見る方向によって色や明暗が違って見える
...言い終えた後、舌舐めずりをしては .... ... )
「 今日も頑張るんだよ? ...お姫様っ ....なんて
...んひひひっ 」
( 頑張ったら頑張るだけ ...ご褒美は増えるから
...なんて誘惑の言葉を添えながら、背中を撫でて
...元気づけ! )
『 !!っ …[かぁっ]』
( 図星に 誘惑に …かっこよくてかわいい
夢中で意中な… せ、…せきか…ちゃん
__けれど、…ちょっとだけ …せきか、…ちゃんと
居るうちに、…ちょっと、だけ… 芽生えてきた
…は、…はんこつ…しん?… が __ささやく… )
___仕返ししてやれ …って
(…いちど、眼を閉じて…)
『 …セキカ…ちゃん 』
(…俯いて、…あるいみ 舐めきって油断して
隙だらけのセキカ…ちゃん、…深呼吸…)
[ ぎゅ __ん…っ ]
___ …合わせた上から唇を舐めて
乾いたお互いの …柔らかい口
…濡らして 赤く染めて…
[ ふぅ…っ ]
ね ぇ… セキカ …ちゃん?
『 わた、し…だって、…ふ…ひ…っ
…攻めれる…んだから …ね? 』
___顔は真っ赤で半ば涙眼 …すてみタックル
( …乱れた服、整えて
髪をいちど結わえ直し
…"砂姫"完成…っ! )
『 …それじゃ …業務、がんば…っ 』
『 : 終わっておるぞ 』
__________?
( …砂姫は (00 ) …という顔で、固まり 凝視する
扉の前で腕を組み、先程の言葉を言い放った彼女は… )
『: …なにを平然と国宝を貸し出しとるのだ
あ、似合ってないとは言わぬぞ?…まぁ
相応の位を予定しておるのだから良いとして… 』
『り …そう…』 『: む?』
『 りそうのわたしっっ⁉️ 』『:左様。』
( [びっ!]指差し 驚き叫ぶ )
_______砂漠の …1日が始まる…
___黄衣と砂姫の会話 ...上の空
[ .....シュゥゥゥゥゥウ ]
( 発熱しちゃって、煙が上がる位に火照った顔 )
「 ....るい、ズルイよ、イリカちゃん 」
( ...唇に感覚は未だ残ってて ...それでいて、何方かと言うならば彼方の方がダメージが大きそうな位の ...
...砂姫らしい、__可愛らしい攻め方 )
....心が、騒ぎ続けてる
....衝撃的過ぎて、消えなさそう、本当
( 此処は砂漠、でも私のオアシス )
_____仮面を被らず共過ごせる、第二の住居
[ ....なで、なで ]
( ...気付けば、黄衣と砂姫の頭を撫でていた .... ... ...でれでれで、癒されきった顔で )
....ノールちゃん、ありがとうね ...んひ、イリカちゃんの分まで頑張ってくれて!
___お礼になるかは分からないけれど ...
「 ...家事とか、してあげよっか? 」
____それか、監視! ...なぁんて
( 始まる一日、何時もよりも少し騒がしくなるかも
でも変わらず ....寧ろもっと、心は安らぐ ...筈 )
____旧神説明中
『 つ …つまり、…ネリ,ア…と、ノール…って
1種の… 付喪神、… みたいなもの …なんだ 』
(__黄衣は、…途中で戻ってきた序曲を交えて
[邪魔されながら]自分達について詳細を伝える )
___曰く、"三重人格"に加えて"複数の魂"が
砂姫 …つまりはイリカにあったこと
___セキカの恋心や、大事にする心、黄衣と序曲を
強く信じる思いが3人に増えた "原因" であること
___イリカと間違いなく比肩する力を持つこと
____…二人の恋路を後押しすること[一番邪魔された]
( 分かりやすく何度も噛み砕く長い話。…
イリカは、なんだかセキカが…取られる
昨日の光景的な?ものを思い出して
…ちょっぴり、引き腰。…セキカにくっついて )
〖: 靉靆たる閑靜の夜(カタルダナスカ)。…
似合うよ、セキカ。… 貸したの? :〗
( …さらりと国宝と明かされた不思議な衣を着こなす
セキカを眼に、…ちらりと序曲は黄衣の方を見る… )
__少しびく、となる砂姫 …黄衣は苦笑いの後…
〖: 広く長い目で許せ。まぁ悪くはなかろう?
将来的には"イモク=ラテリ"に座るのじゃ、今からでも… 〗
_____二人の会話の途中 …セキカを見上げる砂姫
『 …… [💦]』
( いろいろ、…ちょっぴり引き気味だ )
( ....砂姫をギュッと抱き締めて、時々頭を撫でたり
背中を摩り ...安心させようと動きながら
....ちょっぴりノールちゃんとネーリアちゃんには警戒 )
..昨夜の事は忘れてない、悪気が無いのは分かってる
...イリカちゃんの為にしてたのも分かってる
___でも恥ずかしいから簡単にはさせたくないっ!
「 ....むぅ ... ....少なくとも私が原因だよね、半分
..責任は取るけど、でも ...き、昨日みたいなのは!
..色々と駄目!倫理観的にも! ... ...分かった!? 」
( ...国宝らしい、着ているだけでなんだか気分が良くなる衣を身に着けて ...と言うか自分の物の様に着こなす、馴染むのが早い
...立場を少し悪用して指差して説教 ...砂姫を庇う様に腕の中に )
____意味不明な単語の連発に飲み込まれない様
...イリカを愛でて対処する
...周囲から見たら、ぐるぐる目になってるから
...多分色々、丸分かり
__セキカの位置は、…よく見て わかる位置。
…それぞれの姿勢や表情は3人とも違って…
(抱かれて、…抱きつくイリカは見ての通り)
(: 自信たっぷりでカタそうな表情(かお)は
斜め上に傾けて…プライドや気品を前面に出す
…軽く胸を張り、腰の左右に両手を当て 足も肩幅に…
…貴族や令嬢、気の強くも気品ある黄衣 )
(: ひたすら …浮かべるとも言い難い無の表情
…伴い、全体的に消極的で __掴み難い雰囲気
顔もあまり動かさず、…眼だけを向ける事を好み
両手はほぼフリー 握るでもなく、…垂らすような腕
足も閉じて動きや活力を思わせない …対極めいた序曲 :)
___________
( セキカの訴えめいたうぶな言葉に …黄衣は笑んで )
〖: ほぉー …わらわが、いろんな事をしたのは認めよう
してその中の内 … 何が、気に入らんと言うのか? 〗
___序曲も軽い相槌を打つ
〖: …なにが …イヤだった? …なにが …駄目?
___教えて欲しいな … 気をつけるから :〗
____からかう二人をほぼ、他所に…
[どき…どき…]『 …[💦]…… (ふひっ…!) 』
( 抱き締められ …撫でられ、…我慢を得るための
愛でとはいえど __それにひとり、鼓動を激しく
…柔らかなお腹と 手のひらに思考がぐるぐる回る )
___かっこよくて…っ …、か …わいくて…
… て、…てんご、く…? けど …じ、…じごく…
(…悶々)
「 ...へ、え、そ、それは ...それはぁ ...い、いや
...そ、そのぉ ... ...え、え〜〜〜とぉ ... 」
( ...言葉を選ぼうとすればする程 ...思い出されて
...煙が頭から出んばかり ... ...意地悪な黄衣と序曲に
...ぐるぐる目は腹に渦巻きが多くなって ...
...落ち着く為かは知らないけれど、砂姫を撫でる手数が多くなる ...頭を撫でて撫でて ...悔しそうに、砂浜の肩に顎を乗せる )
「 ...ばぁか、ばぁか ...うきゃうぅ.... ...
..べ、別にああいうの嫌いじゃないんだよ?
ただその、本当 ...は、恥ずかしいからぁ ...
す、少なくともイリカちゃんの前では ....とっても恥ずかしいんだからね ...つ、つぎしたら、 ..えっと、怒る!
...なんか、するから!!! 」
( ...激しい制裁を思い付かないし
...したくないと考えるのは ...まだまだ優しい ... )
....わ、私本気だからね!!!
( ........まだまだ、幼い )
( ...二人の見た目が良いからこそ、虐げられる事が
......羞恥心と言うものを加速させて ...その分
砂姫のまともさに助けられて ....依存していく )
「 ....可愛いから何したって許される訳じゃ無いんだから、ね!! 」
( ...目はどうにも潤って ....頬を膨らませれば
...事実上の敗北と言う結果が残る )
『 えっ、と… 二人とも… そろそろ、やめよ…?
せ、セキカちゃん 困ってる…し …(横目) 』
__甚だ決まりが悪そうに… 砂姫はセキカの前へ
_____
〖:あい分かっておる、…ま 多少揉みすぎたかの
さてさて イリカ。突然日常に戻るが、当世は11時じゃ 〗
( ピタリと止まる可愛がりのような言葉
__替わって仕事モードを見せる黄衣に応じ
序曲がさりげなく砂姫の手を引く、…丁寧に。)
〖:することは、すべきこと。…わかるね?イリカ:〗
『あ、…え …ぅ[💧]』
__________
( 見る間に"黄序"は、イリカのドレス 着飾り
肌・髪のケア …ベッドメイキングから 片付け
床に散乱した衣服を拾うなど、部屋を出る為の
用意を済ませ、一汗も流さず40秒の時間を活かす)
__砂姫は出会った時の姿 …遠いようで昨日の話
_____
『 …ね、…ねぇ セキカちゃん 』
( 無言の促しを受け、…二回目となる
挨拶を口に含み__ 面映ゆくも、…言う )
『 行ってくる ね?…頑張る… から!』
___真っ赤な顔で …なんとか、笑顔。
「 ...い、イリカちゃあん... 」
( ...なんやかんやで、此処ではお世話になってばかりで...
...気付けば姫としてのお仕事の時間 ... ..少しだけとは言え別れが寂しいって感じて ... ...それでも、引き止めたら迷惑なのは分かってるから )
[ ぎゅうぅ〜〜〜っ ]
「 ..がんばってね、イリカちゃん! 」
( ...両手で頬肉を上げて、笑顔を作り ...
一度抱き締めて ...触れ合う肌の温もりを保持し
華美なその姿を瞳の中に焼き付けて ...二、三歩足を引いて、左右に隻手を振る )
「 ノールちゃんに、ネーリアちゃん!
後はお願いね? ...私は待ってるから! 」
____..待っているだけ、それも不快には思わない
それだけ、闇が消えて ..空っぽが満たされて
..充実感に満ち溢れた瞳を向ける
( …あいじょー、表現… 繰り返されたそれに
少しは慣れを …受け入れて、手を広げる…
ま …まだ、過剰なのは …恥ずかしいけど )
[ぽ、ぽ、ぽ]〜〜っ …えへへ
__これ位なら、嬉しい顔も正直にできるように。
( …名残惜しいけど、暫しの別れ。…その前に
砂姫は"砂衣"を外す、つまりは ___ )
『 サブリナ… 』
[キシキシキシ]___
( 名を喚ばれた"砂衣"を垂らす蜘蛛が正体を露にする
タカアシガニや、タカアシグモっぽく 重厚な甲殻の物々しい蜘蛛…)
『 …サブリナ せ、…セキカちゃん 今から
わたし、お仕事に行くから… 見てあげ… て? 』
____[キシキシ]
( 手を引かれ、…砂蜘蛛を置いた砂姫は行ってしまい
その …砂蜘蛛に黄衣は身を寄せ、…耳打ちする__ )
〖:__エート ナンテ?〗
『:えぇい、あれは見せるでないぞ?』
〖:ワカッテマスヨ〗
____相変わらず、…モザイクかけられたような声
______
〖:キョウイチニチハ テメノ セイカツアズカッゾ〗
( …黄衣も行き、完全な二人(?)きり。机に上がり
身振り手振り(?)…も交え、砂蜘蛛は話し掛ける )
〖:ツッテモ ゴシュジンホド オモシロカネェサ
ショウカイホシケリャ タントイエ ア,ギョニソウマカッタ〗
「 ...ふふふっ 」
( ...やっぱり砂姫が浮かべる笑顔は ...裏の、利用しようって言う魂胆が見えなくて ...とても綺麗で、安心する ...そして、置かれた砂衣 ...もとい、砂蜘蛛に対しては .. )
[ じーーーーーー ] ...どうも、疑惑の視線
「 また、ノールちゃんのアフレコ ...
...とか、では無いんだよね? 」
( 顔が何処かはわからず ...足の間から眺め続ける
...喋る蜘蛛って時点でレアリティは高いんだろうけど ...生物学者じゃ無いからその凄さを理解出来ない )
「 .....いる? 」( .....包を剥がして、羊羹を皿に )
__正直城と同じ様に監視の仕事をしたいんだけど
...流石にまだ此処の全貌を把握出来ていない
[ ...モグモグ ] ( ...頬張りながら机に顔をうつ伏せる )
__いつまでも客人的な扱いは、やっぱり ...
「 ....私も分身とか作れたら城と此処で ...楽しみ二倍!になれるんだけれど ... 」
( ...くるくる、仮面の中心を人差し指に乗っけながら悩む ... ...それをしようとすれば、流石に頭がキャパオーバーしちゃうから ...模倣出来る限界って言うものがある )
[ ...なでなで ]
( 人差し指の腹で蜘蛛をなでながら ...色々考える
でも不思議と、寂しさってものは感じなくて ...なんだかずっと、心が温かい )
〖 "アテレコ" ノホーガタダシーゾ
ンデ オレャオレダ ウタガッテモ ナンモナイ 〗
( 見てれば、…見てる程 "蜘蛛"として…
おかしいのは"大きさ"だけで 外見は普通寄り。
__長い八本脚で、甲殻で、複眼 …糸を纏う… )
〖 クレ。 ……ン? 〗
[…机の向こうで、きつねの耳がぴょこんと見える]
( …砂蜘蛛は放って 出された甘味をウメーウメーと顎に食す
__交流の機会が少ないこの国は、高度かつ独自の
砂漠文化を持つ。…しかしその為に国にはない
味や、刺激は数多く __案外 仮面の手持ちで
多くの知人は持てそうな様子が蜘蛛から知れる )
〖 …ン ダッタラソーイヤ キツネ、オメーソンナン デキタヨナ? 〗
[ピクッ!] キシャーッ!
(__失礼甚だしいといった様子の砂蜘蛛。
腹を撫でたセキカに対し前脚を振り上げ
軋むような声で威嚇する!___)
ぴょこっ! 『 はいはぁ〜いっ!』
___喚ばれ、身を乗り出す大笑顔のおきつね!
…いそいそと荒縄に札を巻いた物を引いて…
『 お姫さまのご指示で用意してございますっ
"赤城"と繋がりを忘れぬ為の手段っ …あ 』
___蜘蛛は威嚇するばかりで話を聞いてない
『 ……(💦)』
__おきつねは気まずそう。
「 ...まぁ、それなら良いんだけどね? 」
( ...流石にそう何度も同じ手を使い続けないかと分かればホッと一安心 ...
...見ようによっては蟹らしさもある気がする、なんて心情読まれようものなら威嚇だけじゃ済まない ...多分、ちょっと脚で頭を突かれる気がする )
「 ......[ ジー ]
( 蜘蛛の食べる様子から ...見覚え、聞き覚えのあるキツネに対してジト目気味 ... とは言え
何処か安心したのか、左右に手を振って ..笑う )
__人並みとは言え、料理とかは出来る方
...独自のその文化に触れながら、ゆったりと砂漠を楽しもう ...
___威嚇、堪える様子無し
「 ...貴女なら安心して、連絡を頼めるから ...心配しなくとも、胸を張って良いからね! ....んひ、大丈夫! 」
( ...ちょくちょく謎の荷物に目を奪われながらも
気まずい空気を変えようと励ます発言 ...応援 )
「 ( ...さ〜てっと、もしかしたら退屈なんて考える余裕すら無かったのかも? ...ふふ、何から始めよっかな、やっぱりサプライズ的なのはしてあげたいし___ ) 」
思考は豊潤、未来は明るい
...蜘蛛の威嚇もなんだか、笑えてきたものだ
___砂蜘蛛は威嚇のままに背景(カザリ)、BGMと化す…
『 !![パァッ]っ ご信頼ありがとうっございますっ!
でもっ、用意させて頂いたのはもぉっと良いもので…
まっちがっいなぁ〜っく、赤革さまにご満足して
…るわ、の頭もなでて下さるほど喜べる筈ですっ[ニャー]』
___喜怒哀楽に溢れた一挙一動、せわしなキツネ。
( しょんぼり耳畳みから、信頼と反応を受けて
ぱぁっと耳上げて笑顔。…荒縄を壁に掛けると
__何やら指を結んで念じ始め… )
『なむなむなむ… [€\〒\]·〒€$/]…ぶつぶつ』
____かーーーーーーっっ
[ ぼわぁんっ ]
____っっ! 成功〜ですっ!さぁっ ご覧を…!
[…荒縄の内側が、外宇宙的な空間めいた
異なる空気の膜を作り出している…__]
『 こぉ〜れぇ〜ぞ!本体より学んだ
おきつね妖術"とっておき"!…その名も
〖狐空転輪〗―――っ …ぜぇっ…
効能はワープホール!__…場所は勿論っ 』
( こやんぽーず。…自信満々笑顔! )
『 赤き城が何処かにございまぁ〜すっ
ささっ …一度お試しくださいっ! 』
________砂蜘蛛の前にみたらし団子を置いて
今は狐に集中をする______
「 ..頭、撫でたり褒めたり欲しいんだ〜 ...ふふふ、素直じゃ無いんだから! ... ...うんうん、じゃあお願い 」
( ...やっぱり、感情が分かりやすく表に出ていて ...見ているだけでお腹いっぱいになりそうなその優しさに
...信用は既にいっぱいで ...楽しそうに見詰めながら、 ...深呼吸 )
___浮かんだワープホール
...見れば見る程目が回る
__一旦休憩してから ...ふぅと一息
( ...自信満々笑顔になる程の技量が確かにあると感じた ...だから、して欲しかったであろう ...事を実施する )
...ナデナデナデナデナデナデナデ
( 何度も頭を撫で回しながら ...狐耳に顔を近付け )
「 本当に、ありがとうねっ ...瑠和 ...ちゃん!
貴女には本当にお世話になって ....此処までしてくれて、晴れやかな感じ! 」
....だから、安心して身を任せられるんだよ?
( ....特別に一回だけ抱擁してから、くるりと背を向け )
「 ちょっとだけ、行ってくるね! 」
( 怯えの色は全く見せずに ...広がる輪の中へ
ゆっくりと顔を近付けて ...覗き込む ...忘れ物を取り帰る為にも、こうして ...物は試しで、してみよう! )
____ムシャ …ガツガツガツ!
____[ヘニャッ]
_______感じるは外宇宙 …つまり?わからん。
フシギに不自然にふしぎを鍋煮に放って
各種調味料をぶちまけてかき混ぜたような
…意味のわからなさ、に 体を揺らされる____
…水蒸気 __熱された水の煙がセキカの顔を暖める…?
[シャァァ___…]
____湯気が… ぼわぁと視界を僅に妨げる…
・赤城2F __個室シャワールーム
…眼を凝らせば、見覚えのある部屋の構造に
あなたは"そこ"であると理解を経てられた …
__わかるはずがないのは …湯を浴びるのが
城の …誰かということ …眼を冴えさせると…
「 ………………… 」[シャァ_____…]
「 また珍しいこともあるものです
日がまだ明るい時帯で湯洗いなど… 」
____湯気が絶妙に… 湯船隣の壁に開いた
…目立たぬホールの出口を隠し …バレない
(__無論 …個室利用の為に1人 …一糸も纏わず
湯を浴びながら …気を緩めずに髪を解く __
…それだけでなまめなしく思える体の曲線を
肌に弾かれた水滴が伝い …つつ__ と這えば…
湯気から見える …裸体を煌に 露に …官能的に__
「 …いえ それだけあの子が頑張って…
[ばしゃぁ]…っ くれているのでしょう
…何だか、後ろめたくも感じてしまい
______………ん 」
____…視線が、…湯船へ移る__
.....へ?あ? ....ぁ?
( 理解をするのに数分は掛かり ...声色から
その浸かる人物も分かってしまった彼女が
すべき事はただ一つ ...懐から、取り出す ... 目の部分が真っ黒に塗り潰されたいつものお面 )
( ワタシハナニモミテイナイカラ!!! )
水蒸気に混じり、少し温度は低い ...湯気が頭のてっぺんから湧き上がり ...ただそう、心の中で弁護をする ...。
...見てしまったと言う罪悪感に
思わずモゴモゴ ...口を閉じて悩み ...そして辿り着いた結論は____
一旦、帰ろう。
__________
( …悪戯?悪意? 兎に角、…ちょっぴりおこ。な
あなたはおきつねの元へ帰ってしまった。…そして、
もしかしたらふふふと笑ってるかもしれない
___そんな …2匹の姿を捉える…)
____ウメー ウメー ウメー
[ ガツムシャガツムシャ ]
____フニィぎゃぅ…っ アァッ アァァ… ゥゥ〜〜…
〖甘みに余念を捨てた美しょ蜘蛛の食い様。
…耳を畳んで抑えて転げ回る、__おきつね〗
___ドタバタ ガツガツ …ムシャムシャ
_________________........えぇ〜〜〜.....
( 戻って来たら戻って来たで、どうにも反応に困る状況 ...カオスとまではいかないけれど ... ...思ってたのと違うと言うか ... ... ...こっちはこっちで忙しそう )
「 ......... 」
( 何と言うか、どっちも大変 ...いやまぁ何方も見ていられる価値はあるのだけれど ... ...此方は此方で罪悪感が半端無い )
__少し時間も経ったし、今なら風呂場から ...自室へも戻れるんじゃ?
( ...そんな考えを抱いては ...再び中へ上半身を突っ込み ....下半身のみ、此方へ飛び出した状態に )
___こっそりきつねには、録音した声が延々とリピートされ続ける ....小さなアイテムを貼り付けておき
ぢょっ… せきかしゃ… ひゃ…め
__頭ぁ"ぁ"っ…ぐちゃぐちゃにひゃれ…っ
ひゃぅ …〜〜〜〜ッッ ふぁぅ〜〜ッッ
__________
:狐空転輪 __27F 六番資材置場…
( きつねの輪をくぐり抜け、… 辿り着いたは
木材石材、…軽く埃を被る第六番の物置場だ
運び込まれた資材は活躍の場を待ち遠しそうに
埃の積もる我が身を持て余し続ける …
…資源(リソース)は収集に終わる訳ではない
持ち腐らせるまでに使い道を計画し、
充分な実行期間を用意した上で初めて
効果的にパフォーマンスを発揮する …
…捕らぬ狸の皮算用は欠かせん、ということだ
__資源が埃を被り …薄暗いままの部屋… )
___人の気配はなく …隠れ場も非常に多い
________________
けほっ えほ ...んん、埃っぽい ...! ...此処何処だろ
( 赤城の隅から隅まで監視していたと言えども ...構造は変わる事が多いので 実際の場所が何処なのかなんてのは不明 ... ...ぱたぱたと叩いて ハンカチで口元を抑えながら ...とことこ歩き始めて )
「 ...うん、此処からなら ...一旦私の部屋にも
戻れそうかも ...ちょっと遠いけれど 」
( 木材や石材を指でなぞれば ...しっかり指紋やなぞり跡も ...フゥッと軽く息を吐いて 付いた埃は消しながらも 薄暗く 死角に当たる場所が多く ... 自身の足音のみが静かに響く )
トコトコ トコトコ ...
こう言うのが何かに使えそうとは感じても
...独創性を発揮させる事ばかりは難しい
...後やっぱり、変な反応をされると困るから
出来る限りは ....気配、気を付けて
_________不意に…
[ ビーッ! ビーッ! ビーッ! ビーッ! ]
( …砂漠を廻りて回帰を果たした仮面の魔物 赤仮
敷居跨ぐこと、恐れる彼女に待ち受けていた物は
___この城で … 感慨深いこの場所で
"自分"が 監視されている。…そう
巡り巡った皮肉な展開なのだった…! )
________"新 感知 警備部隊専用ルーム"
『 27F閉鎖資材庫のセンサーに反応!
我々の配属以降名簿に登録されていない
"部外者"を感知した模様です! 』
( __"黒"によって新たに設けられた
『警備部隊専用感知ルーム』。…
プライベートの詮索がなされぬよう
カメラの類いは用意されなかった
…その弊害が、今回の赤仮へと降り掛かる )
『 …27階に? ただのネズミじゃ無さそうだ 』
『 中、特クラスの鎮圧武装使用を許可する!
付近のK、F隊は直ちに27F 資材6へと急行せよ! 』
___________"セキカの現在"
( …防犯ブザー、小学生に義務付けられた
自衛力を思わせるけたたましい音が止む
…だが、事態はより悪化し始めているらしい
___舞い散る埃が"狐輪"の位置を曖昧に…
… 更には__此方へ接近する気配 …多数! )
_______"セキカの現在" 【幻聴…?】
___"ぅ…り …妖良 "
__"…まず、隠密行動の基本を思い出して "
( …刻、一刻とよくない事態が迫る赤仮
只今 …困難に立ち向かう時を迎えると
ふと 頭に語られるような …"声"が
突然現れ __今を耐え忍ぶ術を伝える )
__"警戒状態に突入した状況、この場合…"
__"未発見にある貴女は無駄な戦闘を避け…"
__"展開した部隊を掻い潜る必要があるわ"
( ___赤仮の視点が、…隠れる場所を幾つか捉える )
__"急いで周囲を確認して、視線を遮る場所を探して"
__"焦らずに目を凝らせば …視認率の低い所が分かる筈"
__"発見した【ブラインド・スポット】は赤いマーカー"
__"…赤い矢印で表示されるわ … 上手く隠れるのよ"
____ 警備隊到着まで 29.5…
___28.5 __27.5 __26.5…
____えっ、えっ .....え?
( そりゃあ ...監視なんて重要な役目、抜かす訳無いって思い当たったのは ..警告音が鳴り響いた数秒後 )
何がまずいって ...捕まっても 撃退しても
何方にとってもピンチには変わらないって事!
.....ヤバい、やばいやばいやばいやばいッ!!?
( 此処から狐輪に戻る迄に ...必ず鎮圧部隊はやって来る
...どう、すればばば ...って考えてたら ..脳内に、一人、謎の声 ... ...ナレーションの様に広がる声に ...目を凝らせば ...赤い矢印が至る所に )
__何にせよ此処は、あの声に従うのが賢明らしい
「 ( ...誰だか分からないけれど、ありがとね! ) 」
( ...赤い矢印の刺す下、積まれた石材の陰に潜み
..息を殺して ...気配を抑えて ... ...到着まで待つ )
____ 警備隊到着まで 6.0 5.0 4.0 …
3 … 2 … 1.___ … 0。
――――――――― シーン
( …到着迄に要するには充分なタイムが過ぎ
赤仮はただ息を圧し殺し …水面下へと潜む
…しかし、その時間(とき)を迎えた彼女に訪れたのは
資材庫全体を覆うくらやみへ溶け込む、…不気味な沈黙。
彼女に差し迫ったと …はっきり示された筈の慌ただしさ
それどころか落命沙汰も考えうる、危険すらも…
_____ "見えない" )
… 気が付いただろうか、… "見えない"__
ある筈の危険 __否 それは"確定した" …危険。
此処が、何処か覚えているだろうか…?
六番資材庫?… 物置? ___… 違う。
"魔王"が "魔人"が __"霊"が、"神"が
ありとあらゆる魑魅魍魎が住まうこの"魔城"は…
__________"セキカの現在"[???]
( …楽観、まずはそうして余裕に至る彼女にとっては
"不気味な"だけの沈黙 …これを、笑い飛ばすだろう
… だが、それをさせない __"声" があり
…"危機"あり 隠れ通すべきだと再び"聴かす")
_____"セキカの現在"【幻聴?】
__"貴女が此処に潜み、隠れている…存在がバレた以上"
__"後手に回っていることを 兵士は理解している筈よ"
__"余程の事がない限り、あなたの不意を狙ってくるわ"
__"…今、油断したわね? 身を乗り出す前に"
__"[ブラインド状態]で[Aボタン(Aキー)]を押しなさい"
__"探る術は心得ている筈よ …周囲の気配がすぐに分かる"
_________ "到着していた警備隊"[赤仮…未発見]
… [zaza…]こちら"マトック"…6:B25、確認できず
( …脳裏、血流、…鼓動 あらゆる"微音"に聞き逃し…
そして気を凝らす 事で初めて聴こえたその声が
___お前の、真横に在ったことに気が付く )
____思い、…出しただろうか?
此処が … "赤き城"。
己が離れる間に __白黒が… 黒機が
"旧神"たちがモノの手により…"強化"された
今や …"鉄壁要塞"として悉くを阻む地である事を。
_______"警備隊の状態"[セキカ…未発見]
( …"それ"は、くらやみの中で在るに終らず
擬態、…カメレオンに着想を得た新たな技術迷彩
[ステルス]に身を包んだ …"重武装兵士")
___動作補強用、外骨格 [DEF(パワードスーツ)]
___体術 体力 …"旧神次女"、直々の訓練
___神経攻撃型 電撃麻酔銃[RAIUN(黒機製)]
___特殊合金製、ヒートナイフ …実弾銃二丁を装備
____"セキカの現在"【幻聴?】
__"…貴女の装備では、直接戦闘のアドバンテージは0"
__"態々戦うメリットも低いわ …今は息を潜めなさい"
__"[ブラインド状態]で感知した気配は、さっきのマーカー"
__"…同じ【赤い矢印】で表示できるわ __ただし"
__"気配の向き、状態の表示は貴女がどれだけ詳しく…"
__"兵士を感知できたかに左右されるわ …"
__"落ち着いて …少しずつ情報を集めて"
__" 脱出を目指しなさい …生存は必達の事項よ "
______周囲の気配が… 赤い矢印となり"分かる"。
___さっきまでは、出会っても倒せば良いと考えていた。しかし ...そんな余裕も、笑みも真っ先に消える。
ナビゲーターの様に導いてくれる謎の声が無ければ、自分は表に出てしまっていただろう...謎の声の 思うがまま。
何も___気付かなかった 自分が恥ずかしい
( プレッシャーに押し潰されて ...恐怖から思わず
寒気と 鳥肌と 声が出てしまいそうになるも ...
慌てて口を塞いで 気配を殺して ...耐え忍ぶ )
「 ( 私が離れている間になんかもう ...別端末に移動した続編みたいに滅茶苦茶変わってる!!?
と、と言うかこんな兵士でさえも ...こんなに、強く ....!? ) 」
___普段の赤仮は特に戦闘に向いておらず
たった一人の兵士でさえも [満身創痍]の結果の可能性が付き纏っている ...
この場に置いては、気配探知と情報収集が
自身の命運を分ける ...もし捕まったら ...?
....想像するのも恐ろしい
「 ( ...此処が私の正念場、ケジメをつける決戦場
だったら ...やるしかないよね ...みんな ) 」
( ....屈んで自身の気配を抑えながら、目を凝らす )
広がる赤い矢印を目で追って ...兵士の装備や体格から大きさを大体想定して ...ゆっくりと進む
タイムリミットはないけれど 時間を掛けすぎると ...増援が来る可能性も、考慮して
___ [ザザ…]こちら"ピック"。6:B21に…
"ゲートと思しき物体"を確認、繰り返す6:B21に…
( "考え得る最悪の展開"が …不用意を自覚した頃で
小さきセキカへ容赦微塵もなく襲い掛かる。…
__帰り道の方角へと進む兵士。…赤皮が追う、屈強な彼は
聞こえる"通信"を頼りに、…"ゲート"へと向かい始めた )
____"警備隊の状態" [狐輪 発見・セキカ未発見]
… 絶望的な光景が、セキカの前に展開する____
( 装備や訓練を同じく備えたであろう …屈強な兵士達
おおよそセキカが追った彼に全く劣りも、上回りもせず
狐輪を囲んで、警戒を敷く警備隊は …その周囲、全方位に
くらやみさえも覗き込む、"機械の視界"を張り巡らせる
__完成された連帯、連携の屈強さは
劣りも 上回りもしない …だからこそ )
____"セキカの現在" …危機
( 赤きセキカも今は 業者に見付かった鼠に等しかった
狐輪、資材庫の扉… あらゆる出口に警備兵が付き
… 詳細は知られぬまま、感付かれたセキカを探し…
___赤皮自身が行う追跡も …此処まで固められれば
出口に至るなど、できようはずもない …八方は
… 確実に塞がれた )
________
___おい …シャベルは何処だ?
___全員点呼! マトック、ピック、ツルハシ …
___"警備隊の状態"[異変:セキカ、未発見]
__キルカ!シャベル!…居ない …ヤツに通信は!?
__反応はある、6:B11で停止 …動いていない?
( 完璧だ、そう 判断せざるを得ない防衛が
僅かに揺らぐ。…赤仮が 筆者の確認出来ない
速度、及び地点に在り __手を打ったのでもな
ければこれは"無関係"が発生しつつある )
__スコップ!スキ(鋤)!シャベルの確認に向かえ、
残りは此処でゲートの防衛を続行しろ
…周りから目を離すな、発見次第拘束!
____"セキカの現在" ??
( 物事は、赤仮にとって絶望的な状況から一転
し、判断にあぐねるイレギュラーへ代わりつつ
ある。…だが、危機が不明へ変わっただけの今は
冷静に 的確な行動論理を練らねばならない。
___そしてまた1つ …問題が発生
…警備隊の異常は、赤仮と"無関係"
であること。… つまりは )
【赤城】にとっての"敵"が出現、
既に被害を受けた可能性がある
__________
[ザザザッ…]『(シャベルを発見!…倒れている…!?)』
『([チチチ]息はある、だが目立った外傷が見えん…
…あぁ 接近し救助する、敵影なし!)』
( __2人の警備兵は、異常が発生した仲間の地点へ
静かに駆け寄る …倒れた兵士に目立つ傷は見受
けられないが 苦しそうに悶えている…!
1人は周囲を警戒し、もう1人が救助を試みた )
_______
「ぅ …ぅぅ」 『大丈夫か!?…シャベルを確保!撤退す…』
「だめ…だ __に…げ …ろ」
ト"ト"ト"ッ___ あ"ぁっ… ___
( 警告間も無く …救助を試みた兵士は苦しそうに呻き
声を上げ 無防備に倒れた。見張るもう1人は、突然
の攻撃 そして、増えた救出対象に動揺する__ )
『 ッ!? …"こちらスキ(鋤)!"__攻撃を受けた!
スコップが負傷!…い、息は…っ 』
___倒れた兵士を仰向けに転がす…
『 …ある… !?胸に"トゲ"のようなものが2つ
刺さっている… 駄目だ、運べない…!撤退…を? 』
( 倒れた、…兵士が上を指差す。声を出す余裕も…無
いが __焦った様子で、天井を凝視している )
『 …う、上…? _____ ぅっ うわぁぁあぁぁあっ!! 』
[ バンッ!ババババババッ___ ] ぐあ"ぁっ …
______"狐輪付近の兵士たち"
『 …な、何が起こった! __スコップ!スキ!シャベル!…
応答なし…! 3人共6:B11で停止… 攻撃を
受けた様だ! …これは、まさか…っ 』
____待ち伏せされた …兵士達は直感で気付く。
『 …!! 本部へ、応援を頼む!シャベルの部隊がやられた…っ
一命は発砲したが返り討ちだ…!三名は負傷!息はあるが
長く持つかどうか分からん… 早急に応援を要請する! 』
___[ザザ…]
_____ゲートを囲み …兵士達は緊張に駆られ
暗闇へと銃口を向ける … "何か"が、居る。
_____"セキカの現在" ???
( …この状況に陥り、貴女は自由に行動し
遭遇したイレギュラーという事態を前に
__"行動"し …自分の答えを示さねばならない
… 逃走のチャンスが浮き彫りであり
赤城 …警備隊の ___危機でもある )
「 ( ...へ?な、何?何が起きてる ...の?
わ、私これ ...逃げられ ...る? ...のかな...?) 」
謎のイレギュラー 銃声 ...悲鳴 ...何が起きているかはさっぱり分からない ... 正体不明の襲撃者が赤城にて危害を加えている ..と言う事しか 理解は出来ず ...
今ならば狐輪へと帰る事もすんなりと出来ない事は無い ... ...彼等はそう言う 兵隊だ
優先するべきは帰る事 ...だから見捨てても良い、筈
______本当に?
_____私はヒーローになりたかった
____此処で見逃したら、他の皆にも被害が
____助けられる命を見捨てるの?
...ごめんね イリカちゃん
ノールちゃん
ネーリアちゃん
もう少し帰るの、遅くなりそうかもっ ...!
( お人好し 偽善 ...そう言われるかもしれない
それでもこのまま何もせずにただ帰るのは ...
なんか、気に食わないっ! )
しゃがみ ...赤く光る?マーカーとか色々探知して
.... ...気配を殺しながら、隠れながら
近付いて近付いて ... ... ...闇の中へと進む )
____ オルシルヴァリニア:ス 〖☆7〗
タクティクス:オーバー
戦略的:失敗 である選択肢。…等、不要
__回帰を果たしたは赤の"仮"のみなれど
廻り 再び彼女へ集えし勇気はしかと…
…今へ 至り ___勇気を以て賽を振る
__________
( 最早 …危機を伝え、導きを与え続けてく
れた あの声に期待は出来ない雰囲気だが
貴女には"理"を外れ、我流を行く決意に
溢れている ___進み …切り開くしかない )
_________"イレギュラー、発生地点付近"
( 倒れた3人を示す赤い矢印が近付くにつれ
…呻き声が聞こえ始め 未知の存在をセキカ
へ確信させていく。…其処に、あるという
確かで 大いなる"恐怖"の存在を… )
ゥ… うぅ… ___ 血… …ぅ…うぅ
(…異常、明らかなイレギュラーが発生している
倒れた兵士たちの傷は、浅い方だったが
__彼らから流れる血赤は空を漂うと…
…漆黒が染め上げる 天井へ吸い寄せられ
…ふっ、と消えるを繰り返しているのだ)
______キュキキキキキキキキキィッ![ ...急ブレーキ ]
「 到着っ ...ねぇちょっと!貴方!大丈夫?
... 大丈夫、傷は深くないっ ...落ち着いてっ
ゆっくり呼吸、してっ ..良い? 」
( 倒れた3人に近寄り 其々の傷の深さの確認 ..
...治療は間に合う ...一先ず ハンカチで傷口を拭いて タオルで巻いてって応急処置 ... ...本当に軽く
...問題は 流れた血の行き先
上を見上げれば ... ...消えていく )
「 ....そこに騒動の黒幕がいる、って事? 」
( ... ... ...恐怖はまだしていない
寧ろ 立ち向かう勇気に満ち溢れ続けている )
___結局私を助けてくれたあの声の存在は何だったのか、今となっては聞く事も出来ないけれど
逃げれるのに逃げなかった私の選択
...出来れば見てて欲しいけれど
「 待ってて、直ぐに倒して来る 」
( ... ...手を、ゆっくりと近付けて____ )
( 医療経験のないセキカには、兵士の無事を
確認する事も、確保する事も難しかったが
幸いにも"不自然な失血"を防ぎきり …
___"対敵"可能な距離へと、移動した )
__________
( …浮遊する失血が停止し、行き先は途切れ
天井に潜む ナニカ はセキカに視線を向ける
…そんな気配を感じ取るのは、貴女だった
違和感を感じる程の …野性的な勘の錬磨。
今も、潜む ナニカ へ自然と視線を促される… )
: その … 衣 … … … …
( 含みに含んだ 不気味で怪しい声が…奇妙な迄に
ゆっくり …ゆぅっ…くりと 深いシャドウの頂
から… ぼとり ぼとり、落ちるように響く…
…まるで、貴女の身に覚えがあるかのように )
: そうだ … その … 衣 … … …
「(…この者がそうだと? ククク…愉快な…
貴様の眼も落ちたなぁ… グラン:カリア …
吹けば飛ぶような小娘ではないか)」
_______________
: 暗闇は、ただ 暗いだけに留まらぬ"邪悪"を以て
そこにあるものを覆い隠す。…その様は、ただ在る
…だけで世に影響を与える上位の存在を確信させた
( そして …"存在"は姿を徐々に 揺らめきの中へと
優雅で ___不気味で … 冷酷な姿を象った )
「 聖宴に水を差す不敬者が誰かと思えば…
これはこれは。予言の聖女とはお見逸れした
… かねてより愚かな"三面"が寄越したか…
貴様、死衾に包めと …言伝てでも頼まれたか?
___"蒼い衣の女"よ 」
"顔の上半部に被る …不気味な死の仮面"
"優雅な銀色に、黒布を帯びる軽装の甲冑"
"全身を覆い隠す影を切り取ったようなマント"
… "赤"がまだ見ぬ"怪人"
ド ラ キ ュ ラ : 伯 爵
____天井を流れ落ちる… 謎の水流を渡り降り
"怪人"は相対した。…距離を遠く、セキカと。
「 …まずは名を伺おう 」
____....誰? ...何か、分からないけれどこの人 ...
“私”みたいに長い年月を生きてる ...強い人、かな
( ...それはそうと )
「 ____________カ ... カッコイイッ!! 」
( 正直何を言っているかは分からないけれど ...
...それ以上に見た目が赤仮にとってはドンピシャ
被った仮面や羽織るマントは親近感、甲冑は騎士感もあって... ...悪なのは分かっているけれど 好かれ易い感じが ...赤仮にとっては羨ましいみたいで 眼をキラキラと輝かせる )
「 ...はっ、いけないいけない ...ダメダメ
あの人は悪い人なんだから ... ...うん、駄目 .. 」
( ...赤仮は 精神年齢的にはJKと言う物になる ...だから、こうなっちゃうのも ...若干、仕方無い? )
...相対した“敵”に向かい 指を差して
「 ...貴方みたいな怪人に ..私の名前を
名乗る必要なんて無い!...さて
...私は私を正義だなんて言うつもりはないけれど ...こんな事になったのは私の責任!だから ...私がケジメをつけるのっ!覚悟してよ ...!」
___仮面を半分で割り ...双刃へと変えて片方を向けながら 宣戦布告 ...!
...血を操る?能力か何かは分からないけれど ...どうやら、私と ..さっきまで私の心の中に聞こえてた声の人との関係者ではあるっぽい ...なんにせよ
_____みんなを、守る!
「礼節を弁えずして "王衣" を纏う…か
無礼を弁え!
"乙女"が立場を穢すなど愚の骨頂
見苦しい真似はそうあってはならん…
___失礼を働く言葉が分からぬなら
先を名乗らせて頂こう… "姫"よ 」
:"騎士の礼節"。…衣を巻いた籠手を下に
貴族へ殉ずる一礼にこうべを垂れ、…して
"深く"…"深く"__重たらしい声が響く
______________
( 静寂が __重さを増して、…"声"が圧し掛かる
波のように … 重く …高低が絶妙に繰り返す )
我らが名は… __我らが名は… … ___
ヴァンプ… … ヴァンプ… …ヴァァァ…ン… プ
ヴァァァァ __… ァ…ンプ … ヴァ…ンプ… __
【 (夜 贄 の 勧 誘) 】
:…"冷酷"なドラキュラは、既に小娘の青さに…
"未熟"に気付いていた。__…年上の礼節を…
__"装い"…巧妙な言葉の催眠が響く
ヴァァァァ… …ァンプ… __ヴァァ…ァァァンプ…
___"気"を…磨耗する感覚
眠くなる事を誤認させる
… 違和感のない言葉
響く度に __奪われる
(冷酷にして巧妙の …"前触"なき罠
__段々と…"犠牲"へと、変える罠)
「 ...えっと、貴方もしかして ...私をイリカちゃんと勘違いしてる?
私は別にお姫様でも ...その、王衣?でも無いし ...本当何処にでもいる様な一般人 ...では無いけど!
と、兎に角私は面皮赤仮! ....んと、えっと
....こ、この城には手出しさせないから! 」
( ...困惑気味 口調や仕草が丁寧過ぎて 敵だと思えない ... 罠かもしれないと 脳裏には過るけれど
不思議と体に力が入らない 対抗する様に自身の名も告げはした ...が それでも心は揺らいで ...それも これも 特徴的で ...何処か頭に残りやすい“声”の所為 ... )
_________がたんっ ...うとうとしてきたのか頭が大きく揺る ...“異常”に気付く
______あ、れ? ...な、んで .....
( 既に術中に嵌っている と気付いた時には
...既に手遅れ.... 足元がふらつき 壁に手を突いて ...
平衡感覚は不安定 ... 視界も揺らぎ ...と言うか
瞼が徐々に 徐々に ...重さを増していく ...
思考も纏まらなくなって来た ... それ、即ち
敵の前で 無防備を晒し ...カモと言わざるを得ない状況が出来上がる ...! )
「 ...だ、め ...ねたら、だめ ....! ...っ あ .... 」
( 例えそう考えたとしても ...肉体は抗えない
襲い掛かる眠気には ...逆らえずに ... )
____カランッ ...双刃を落として 頭は下向き ...棒立ちに
いとも簡単 ...それが不思議な位に 簡単に ...
“赤仮”は ...眠った、様子 ...
「 エェェェブル… エレェェェ… タス
サァァァァクリス ヴィィィ…リォル
__"マァァァァ… リアァー…ス" 」
________
(__術中に嵌めた小娘。…"聖餐"を以て一瞥し
無防備を晒し、愚かにも眠る犠牲を前に
"ドラキュラ"は悠々と 人影を越え、歩み寄る)
「:ウル・バルドラク=アーヴェ:… 今、此処に
愛しき…"サンタ・マリア"__おまえの加護を
… 摘み取り、貴女へと捧げん… …[さぁ…]」
[シャキッ]__籠手先 …指先に、鋭い長爪が伸び…
「[汝よ … 君を手招く声に__さぁ… …]」
____セキカ、…彼女の喉元へ僅か …"二歩"
「 [さぁ…] 」
____"一歩"…
「 [さぁ…] 」
[ジャキンッ!]
「[…]む…? 」 ____うおぉぉぉぉっっ!!!
__"足元に転がる一人の兵士が…銃を手に…!"
[ Dang!!__[カチッ!]dadadadadadadada!!! ]
( 兵士は兵士。…とて、それは赤城の強き"衛兵"たち
50の時も寝ていれば…胆力次第で立ち上がることは
不可能ではない…!__ふらつく照準を…"ドラキュラ"に
必死で合わせ、躊躇なく引き金を引き続けたのだ!)
[カンッ!]___カキンッ! カカンッ!
「 無粋な真似をする… 」
___"セキカの精神を殴打する程の轟音"
( 距離のないまま放たれた弾丸の嵐。…意識の外より
来たる攻撃に、マントと籠手で弾きながらも…
"ドラキュラ"は もと居た位置へと後退せざるを得ない
___よろめきながらも…他の兵士も意識を戻す…!)
…ッ!
「[本部!本部へ!…謎の怪人から攻撃を受けた!
現在、"赤城住居者"の赤仮氏と共に交戦中!
___至急、援軍を寄越してくれ…敵、"ドラキュラ"!]」
___ゴーッ!ゴーッ!__赤仮氏は…眠っているのかっ!?
__カバーしろっ!___全隊!あの怪人を撃て〜っ!
(______気が付けば、…其処に在ったのは )
[ジャキンッ!][ダンッ!ダンダンダンダンダン!]
「 近寄らせるなッ 退路を確保しろっ! 」
"当たり前"のように。…"貴女"をガードする兵士たち
__"赤の者たち"を守り、…仕える彼らに__守られている。
「[………]…… [(__銃弾を…纏ったマントで弾き…)]
(…成る程 __"運命"。愛しき、サンタ・マリア…
この夜宴に…餓えた爪牙を前にこう応えたか
___"本物"。か …運命に固く、護られている) 」
____面皮赤仮は視覚の魔物
_____強制的な眠りは ....
ふらりふらり、よろめきながらも顔を上げて .....口角を歪ませる
んははっ ...オッケェオッケー!
良いよ皆、下がっててぇ ...
後は “赤仮” に任せてねぇ! ...んひははは!
___消えかけていた“闇”を呼び覚ます ...だが、それはもう ...かつて、危害を加えた ...事件を犯した
皆が知っている者では無い
赤仮は...砂姫達により本当の愛を知る、感情を知る。 ....それは奇しくも ...精神を、人格を、全て正常へと戻していく ...つまりは
既に頼もしい味方となった人格の仮面を被った “赤仮”が其処に居た!!!
[ ビュンッ __! ] 風が吹く程素早く加速し ...背後へと、回り込み ...!兵士達の熱に当てられたのか ...胆力尽くして ...
仮面の刃を 首元へ____!!!
「 … [ズズ…]____[靄が…赤黒く身を包む]
( "運命"は固く、…我を阻み牙を剥いた
今、この場を離れるは容易い … 容易いが… ) 」
( 吸血鬼:バルドラク …マントへ身を包みながらも
視力 感応で尋常を外れた存在に曇りなど有り得ない
… __銃撃を弾き …思慮を組む最中の奇襲であれ )
__此処で逃すは余りに惜しい…
:…"捕食"を第一へ据えた獣すらも稚戯。
例え、強者でさえそう評せざるを得ない
… "冷たい声" … "凝視"
____"消失"____
( … 威圧感の三重苦、まるで己を驚異と認識せず
ただ、"詰む"と冷酷な宣言を受け。__まなこに
捉えられ …起死回生の奇襲は、…意味の分からぬ
瞬時の移動によって ____失敗した … そして )
____っ 後ろだ…っ!
「 いつの間に…?!何かする気だ…!撃てーっ! 」
___兵士達の構える背後…
セキカの … 遥か、前方
"黒衣"を __篭手に纏わせ…
"ドラキュラ"
___その、…高貴な佇む姿で宙に浮かび…
[ゾクッ]__その場の… 全員が凍り付く
… 篭手 黒衣 __腕が集約する
__冷酷なる高貴。… " 妖魔城 "の主
【♪︎ 朱に染むる夜宴 】
(:"翼腕"と集約された腕を __翼を
外套のように …ゆったりと開いた
____暗銀の十字が胸に
___翼膜は血赤に染まり
__仮面に鋭利な牙が揃い
_何より … "暗黒" に満ち溢れ)
〖 "ドラキュラ" 〗
_____此処に… "降臨"す。
… ぁ … ぁぁっ ……!?
____ば、…っ
「 化物…ッ!? 」
____兵士達は、…赤と共にありながら
そう評し 畏れ、怯まざるを、得ない
… "暗黒"、__その支配者たる
絶望的なまでの戦力差を__…
「 ....( 速い? ...いや、それ以上に ...? ) 」
( 虚しく空を切った刃 ....腕を引いて構え直し
...奇襲をしたと言えど 生半可な攻撃は通じないと ...いやでも理解をしてしまう ...瞬間移動先に対して 睨みを効かせて ...力の差はやはり大きい
...だからと言って、諦める選択肢は未だに無い )
[ スタ スタ ... ]
( 威圧に負けずに ... ...生唾を飲み込み 感情を押し殺して ...優雅に広がる翼や生えた牙
禍々しい暗闇へ包まれても ...眼の光は輝き )
____恐れないで ...私がいる
私にどうか任せて ___少し貰うけど
( “化物”と過ごして来た彼女からすれば ...もっと深い 濃い 絶望や悪は感じて来た ...吸血鬼からは、不思議と感じない ...遮る勇気が体中に漲っている
ゆっくり、歩いて向かっては ...兵士達に対して後ろから仮面を向ける... )
___恐怖 恐縮 ...其れらの負の色とは
魔反対に ...八眼全てが橙色に光り ...彼等の体から 薄暗い紫や黒の様な色の煙に近い薄いモヤが吸い取られ 仮面に吸収されては ...仮面の糧として
「 化物はあなただけじゃ無いからぁ ...
その気取った雰囲気ごとぜ〜んぶ ...
崩してあげちゃおうかぁ〜 ...んひははっ 」
_____仮面、装着 ...
【 copy:炎操 】 [ ボゥッ ]...八眼から其々 火の玉が装填されて ...放たれる!
:… [闇より出でるは朱の光輝]
___[血赤を蓄え 不気味に輝く瞳が覗く…!]
: 闘いつくろわんとす __君らよ
我が夜持て余すにあらぬ事を…!
[ゴゥゥ―――――ンッ!]___… [ドォッ!]
( 僅かに身を引き __絞り、前方を目掛けて
〖翼〗を廻す… 空気を砕き "ドラキュラ" は
飛来せし〖炎〗、合間へ廻転し…飛来する!
… 兵士に迫る"爆音"の翼、… しかし超常
更には高速 __脳の処理は既に限界に接近
だぁが__そこは"現実"、御構い無しだと… )
_____________(モド=シエ:ウルト)______________
――――――――――【 解き放つ疾風 】――――――――――――
[凶風__"砕かれた空気"を翼に捕らえ…隷属に染る風
兵士らが頭上に浮かび … 翼を一手に渾身の力を込め
… 容赦なく解放された __人体を容易く吹き飛ばし
〖暗黒〗を以て"空気"を支配するが 王の妙技]
_______ド" … グァ__ ォ … ____ンッ
: 兵士らは血赤を流し … 地に伏し、呻く
数十秒前に見たか、かくも呆れに畏れを含み
放たれた八の焔も"魔公"の背後に儚く散る
_____ 威圧多分に …"冷酷"をスパイスに
ガードを無くしたセキカへ 悠々と歩く ___
『: 夜韻に囁くに等しき挑戦だと知りたまえ
夜な夜な…響けし我が名は "ドラキュラ"
… それでも解せんと、抗い続けるか
よかろう … 死を以て思い知れ! 』
(歩みを途切り、距離は詰まらぬままだが…
それゆえに …衰えぬ、"威圧"が安堵を裂く)
【 イグニ:グル=ラ・ヴェルデ 】
[翼を翻し __血赤の翼膜は輝きを増して
突如…輝きは"火赤"。激しい炎と燃え上がり
三つの"火炎弾"へと変わり果て… 飛来する…っ]
[ヴォォオン!] [ヴォォオン!] [ヴォォオン!]
___ムカつく位に優雅で ...強い
自覚させるには充分な実力 ...勇に満ちた兵達も地に伏して ...血を流す ___私には守れないと嘲笑うかの様に ... ...現実は非情にも 事実のみを映し出す
...迫る圧 迫る熱 迫る炎弾 ...結局
ただの夢見か、ただのごっこか ... ...なんて
「 そんな諦めの境地に至るにはまだまだ早いっての!!
抗う事が生きる本質! ...逃げる事が正しいとも悪いとも言わないけど ... ...絶対にっ!!! 」
____此処で死を受け入れる事は 間違ってる!
恐れを、捨てろ ...『私』!!!
〔 表裏が 合体しました 〕
〔 本人の精神性 向上 〕
〔 仮面のグレードアップ 〕
_______〔 オリジンの開放 〕
【 付喪十情・楽笑可楽憧 】
( 赤火炎弾向かう中 ...被っている仮面は何処か変化していた ...今迄は連なる様に左右四つだった物が ...口の部分と、額の部分に、眼が増えている ...十眼が鮮やかな緑色に光を放つ ...! )
[ ドドドドドドンッ! ] __炎弾直撃 ...!土煙が起こり ...
ダッダッダッダダダダダ ... ...駆け込む、音 ...?
「 こぉ〜〜んなの、全然っ!!
痛くも、痒くも ...なんともないっ!
ら〜〜くしょう、だよっ ...ねぇ!
____ドラキュラッ!!! 」
( ... 黒煙が節々から上がっているものの、無傷の登場 ...! ...片手には片刃 ...ただし__緑色のオーラを纏い 射程は伸びて ...見た目以上の “圧”が篭っている! )
「 この城は ...貴方の場所じゃ無い ...
私達の場所だから ...で、てけぇっ!!! 」
( 真正面 ...ドラキュラに向かい 振り下ろす ...気高く、陽に満ち ...楽園へと誘う ___鋭い刃 )
『: ・・・・・・・・ 』
______スルリッ… [コンッ!]
(迫る切先。…大して、録な感情を示さずして 伯爵は
只、二手でその"無謀"を捌いた。それも呆れる様な…
横歩き ___空かさずの足掛け… 足払い
"あまりにもくだらない"迎撃方法であった。)
_________
: … 得物の刃渡りは肉断ちと踏み込みを見え(まみえ)
然るべき"技法"を吟味し、しかと"叩切ら"ねばならぬ
(__転けたか 崩れたか、…少女を一瞥するまでもなく
彼(か)は翼を装衣に等しき様相に纏い、腕を組む…
… ひととき静寂を迎え 声は厳かな響きを含めた)
『: 我が[聖贄]に毅然と向かう君よ …勇を奮うは
勝手と存じよう… だが無様な"行き当たり"等を
振り回してくれるな __そう 今のような…
刃渡り[3歩]に等しく…エレガントな筈であった
起死回生の1打を[5歩]で繰り出す愚行などは…な 』
(それは[経験]の一言。__侮辱の謂れは微塵も感じぬ
寧ろ師が"叱って"、"正す"ような調子で響く。…当然
状況からしてそれは 伯爵の[余裕]に等しいのだろうが)
『: … 平伏すとあらば面と向かいたまえ
気が無く、足掻くと在るなら休む手前に
その意思を示して見せるがいい ……… 』
(…腕を組み、翼を装衣とし纏い __公爵は見下ろす)
___ザザザッ ....ズ ...
( 足を掛けられ ...バランスを崩すも即座に反対の足で地面を突き ... ...跳ねて 次に天井に足を掛けて ...再び、片手を地面に、刃を向けながら ...向かい合い )
____転けた事をダサいとは思わない ...簡単に躱された事を辛いとは思わない
「 それ以上に ___ ...届かないのが悔しい ...っ!
貴方は倒すべき ...倒すべき 悪い奴なのに ....なんでだろうね、ふふ ...
平伏なんか、絶対しないよ、...それでも 」
__何処か吸血鬼に、感謝をしている ...この武闘の一挙一動が自分の糧になる事を感じている ....楽しく、感じている ...
まだまだ遠い、追いかける段階? ...徐々に詰めよう、その距離を ...追いついて ___追い越す勢いで
【 付喪十情・喜転嬉焉天 】
___出し惜しみはせずに、新しい力を次々と ...
また雰囲気ががらりと変わる ... ...笑みが止まらない
「 優雅に、 ...ふふっ ...うん
なんだかとっても ...面白いっ! 」
( 全身・片刃に纏うオーラは白色に ...
... ...身体がとっても軽くて ___心地良い 気分 ...
刃先を向ければ ...吸血鬼を囲む様に “転移陣”を展開する ...前後左右上下 死角は無く ...取り囲み逃がさない
片刃が振られる ____斬撃が吸血鬼の肩へ、薄く斬られるれる...つまりは、[ 何処へとダメージが飛んで来るかは分からない ] ... ただし、仮面の顔色が少し悪い ...どうにも__賭けに近い技 )
「 さぁ、行く ....よっ!!! 」
ザザザザザザザザザザザザザンッ!!!
( 一発一発は軽い 量で責めた ...斬撃の陣 )
スロォッ ____ググググググ…!!
『 浅はかな知謀取るに足らず …!
__知れ!! 我 バルドラクは公爵なり
夜幕を握りし"王"へと示す、力に技は
そも[浅はかに]届くなど …
過ぎた夢現に等しく憐れなモノ…!!』
( 縦横無尽に飛来する刃 __まるで襲い来る蜂の群、
だがすぐに全身を硬質の〖腕翼〗が覆う … それは
もはや "鎧" に等しく、軽い刃など容易く弾く…!!)
____加え 翼の内側へ… 先程の"黒い風"を溜め込み…!
______モド=シエ:ウルト_______
____〖解き放つ疾風〗____
ドッ … グァ__ォ … ____ンッ
( 十全に集めた風を __腕翼を大きく広げ…解放!!
爆発的な風圧、[黒い風]の蝕む魔力の奔流は …
__包囲する魔方陣の四方八方を吹き飛ばす…!! )
『 足掻くもこれまで。__わが[技]、[力]を示さん
… 君よ しかと思い知れ 』
_____カシャシャ…
【淵に掛かるは蜘蛛の糸】
: 翼を突き止め、歯牙を避け…手傷を返し啖呵を切る
だがッ 怯まず!退かず! 総 じ て 揺 ら が ず !!
さしたる"糸口"も救いの"蜘蛛糸"も … 圧 倒 的
上位の公爵を前、ひとすじすらも見えぬまま…
宣言は …打ち震える空気を伝い__響き渡る。
『: 我が従える風 …ひとたびならず2度までもを
見据えた君よ、この風は【死】に等しいのだよ
アビスへ導く黒き風。… 果たしてみたび為るか
然り、いよいよ以て儚く散るか。…さぁ運命よ!
___或いはこの風 … その者をどう逃す?』
( 前方 __"射程距離"に彼女は居る。…言葉の羅列が
進むたび 掛る重圧は増していく __まるで、静かに
燃え盛る夜火のように。…黒き風が、腕翼を染め上げ
… 貴女へ構えた頃には 空気が荒れ狂っていた ___
____だがその時 …貴女は、しかと見た )
_______前方 …というには近過ぎる"目の前"
… ゆらり、ゆらりと誘うように揺れる【蜘蛛の糸】。
…頑丈で 手触り良く… どこか黄色い __糸!
【 射程距離内最大威力 】
_____モド=シエ:ウルト____
___〖解き放つ疾風〗__
[ ズッ__ボオオオ"オ"オオオ"ム"!! ]
(__"黒き風"が。みたびの爆発を起こす。…だが
先の二発とは… 威力、様子が明らかに違う__!)
[空気の砲弾]が迫る。
[黄蜘蛛糸]が揺れる _____!
「 ...うん、知ってた ...これで仕留められたりしたら私が苦戦なんかしないもん ...さっきまでの私でも充分戦えてたもん ...ふふ、だから言わせて貰うね ...
ありがとう ___まだまだ成長も改良も余地がある ...次会うまで果たしてお互い生きてるかは、分からないけれどっ 」
( ...少しばかり浪費をし過ぎたか、体に疲れがどっと襲い掛かる ... __成果は得れた、これで良い ...
魔法陣が消え去る前に ...最後の抵抗と言わんばかりに ...抗い、横たわる兵士達を風の範囲外へと運ぶ
...強く有る事、それ即ち 笑顔で有る事 ...皮肉混じりに言い放ち 、一か八かに賭けるとしよう )
迫る黒き風 ...髪が揺らいで、__圧されて
“当たったら絶対死ぬ”ってイメージが脳裏に簡単に過る ...
「 知らないのっ ...二度ある事はぁ〜〜〜 ...!!3度有る ッ!!! 」
捨て台詞になるかどうかはいざ知らず
藁にも縋る想いで ...助けを求めて
両手で垂れ下がる蜘蛛糸を ...鷲掴み!!
....そう、良く考えたら
___最初から私は一人じゃなかった!!!
[ カシャシャシャシャ____ッ ]
: ねばねばとした感触が、…しっかりとセキカの
握る手を捕えて、__"引く糸"が強く体を引っ張る…!
くるり、くるりと巻かれる糸は"いと"も容易く。
… 助けを求めた__彼女を、真っ暗な宙へと浮かばせ
__そのまま… 尻もち着かせる勢いで [吊り上げ]!
【おきつねの輪】の… 隣にまで"翔糸"でひとっ飛びっ!
_________
[ ぽすんっ__…ねばっ ]
( 余りの勢い!__お尻を痛めそうなシチュだったけれど
受け止めるのはまたもや"黄蜘蛛糸"… 柔く編み巡らせた
【クッション】によって、落下の衝撃は無いも同然。そして… )
… キシキシキシ … キキキ
___ "物々しい"甲殻の蜘蛛が、…前へと進み出る。
『:ホウ… 【サンドゥルチュラ】か。それも …見覚えがある 』
__みたび仕留め損ね、更には邪魔者までもが現る
… 伯爵は愉快な気分だった。…"確信"したのだ
『:(これで【三度目】、…もはや疑うまでもあるまい
"青き衣の乙女"__ 大役を担いし、運命の落とし子。
そして… 固く"運命"に護られし、人輪の愛し子 …
美しき…サンタ・マリアよ いずれ__あの娘へ何を課す?
ククク… ___その使命 …我が見届けるに相応しかろう)』
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( 思惑は腹の底、…遂に現れるは[舞踏]へ至るに添う相手
[サブレアス]。__砂蜘蛛、…進み出ては中距離を保ち …
___威嚇する。鎌状の前足を蟷螂の如く振り上げ、…唸る)
[ … シャァァァ____! ]
『: 貴公、__研がれた"技"を得るに至ったか
爪、脚、甲の鎧。…歴戦の風を肌に感じるぞ!
__果たして "舞う" に相応しくあるか …
此処で見定める事としよう … [ 構え! ]』
( 伯爵、翼腕をマタドールの如く構え …反対の手を
弓引くように後頭部へ回し … 気高く"戦意"を示す
___対する、…砂蜘蛛。… 威嚇の様子は激しい )
【縄張り争い】[ピコーン]
・砂丘士/ サブレアス
・魔公爵/ バルドラク
[ ぽよん、ぽよん ... ]
「 ___フニャガッ ...あ、思ったより柔らかいっ
...たす、かったぁっ ...ありがとねっ ...って
...いく、んだ ...サブレアスちゃん、もう 」
( ...強く引っ張られて 逃げ道はしっかり確保されていて ... ..気が付けば直ぐにでも脱出可能
助かった安心感に包まれながら、直ぐにでもお礼を言いたい気持ちに駆られる ...
...黄蜘蛛の糸の柔らかさで飛んだ後での怪我は無い
...堂々と接敵して、遠くでも迫力を放っているのな分かる砂蜘蛛が見える ... 勇敢さは、見習うべきかも
直ぐに自分も立ち上がって脱出しようとした所で ...ふと、気が付く )
___自分は果たして、...吸血鬼に何か傷を負わせられた?
___あのまましていたら ...本当に、死んで、いた?
...強くなったと思い込んでいた、...勝てる筈だった
「 (『私』をもっと理解しなくちゃ ...精密に力は使えない ... ) 」
...余裕そうな吸血鬼が、まだちょっぴり腹立たしくて ...何より悔しい ....必ず吠え面をかかせてみせる
...今回は弄ばれた、まだまだ未知数の力を隠しているのも明白
軽い傷で済んだのは奇跡 ... ...やっぱり、この程度だと次はもう ...!
だから此処は ... ...認めたくは無いが、力量の差的にも ...逃げるしか無い
( ぐるぐると色々悩んだ末に、ごちゃっとした精神 ...裏も克服したとは言え、それでも思う所はまだまだあり ...無意識に強く唇を噛みながら、吸血鬼に対して ...鋭い眼差しが向けられる ...視線は若干下がり、砂蜘蛛 ...
___柔らかく ...“友達”として見る眼差しが送られて )
「 頑張ってね___サブレアスちゃん 」
( ...健闘を祈れば ..未練はたっぷりあるものの
即座に、その身を【おきつねの輪】へと投げ込んで入った____ )
: 面皮赤仮 【一時撤退】
[ガキンッ]____鳴らす鋏爪
[__ィィ… ン]____潜む裂爪
( 片や怪異、化物の如し "大蜘蛛" 。…蟷螂の斧かと
愚かしき嘲り __やがて物言わぬ "骸" の定めと心得よ
… 掻き鳴らし、火花は散り 固く鋭利な "刃" の爪なり )
『/ …… [ククク] 』
( 他方 __"伯爵"の知が、…構える蜘蛛を侮るなどと
慢心へ踏み入る愚行を許さず __マタドールの如き構えを
… "先制"、譲る姿勢を崩すへ至ることはない。…そう
"筋"を見極め __確かな立回りと距離を定めていく
… 劣る相手にかのような真似は出ない … "強者"相手。
___それゆえ、…先手を譲る "優位" に近付くのだ )
[___長く続くと思われた悶着と 灰色の緊張感 …]
[ ギジャァ――――ッッ!! ]
( 先手に乗り … 沈黙を砂蜘蛛が破る )
[ ピュンッ ピュンッ ピュンッ ]
プツッ __シュルッ フパァンッ!!
( 鋏爪を鳴らし蜘蛛は "糸玉" を吐き出し飛ばすも
対し余裕の伯爵、…手遊ぶが如く爪を揺らさば ___!
飛来する糸玉を残らず優雅な糸クズへ捌き …っ
透かさず伯爵__翼を纏いて"血赤"を霧に撒く__)
[ズゥッ___] 【 疾走する影 [ヴォル=シィス:バル] 】
〖__〗
_____伯爵の "瞬間移動"。… "勘"を巡らせる蜘蛛
ボゥンッ ____[ ズォッ!! ]
グリィンッ!! 〖 ギジャァァッ!! 〗
( いとも容易く背後へ廻る"伯爵"!__死角を取りっ
先程のマタドール姿勢に … 振り下ろすは "左腕"の
【 岩盤砕き 】!! )
ボ"ッ!! ゴォッ ________…… ン
〖/……〗
: __城を震撼させた"拳"を、…瓦礫がパラパラと振る中で
引き抜く伯爵 … 着弾地点に、"死骸"はない。
… 爆発のような衝撃波で消し飛んだか?__それとも
____ギジャァ"ア" … ッ!! [ガチンッ!ガチンッ!]
〖/ … 素晴らしい。なんと素晴らしいことか!
我が渾身のパンチを避け __続く衝撃に … 〗
( ___吹き上がる砂埃 … 鋏を掻き鳴らし )
"無傷"の砂蜘蛛!! ___物陰より姿を現す…!
〖/ 全くの ___無傷とは!! … これでは
自身喪失といった所だよ。…並びに、貴公。
認めよう ____"君の、… 更なる力"を…! 〗
_____あの一瞬 …
: 背後を取られた蜘蛛は、…鋏爪を片方地面に叩き付け
【岩盤砕き】が下る前に __"爪"を軸にして回転し …
着弾寸前に後方へ飛び退いていた…っ!__物陰にも
すぐに隠れ、… 全くと言って良い程。…ダメージや
欠損も負わないまましのぎ切ったのである…っ!!