星は集う
その場所へ
血は混ざる
その魔と
絆は紡がれる
新たに増やしながら
夜は満ちた、平穏願って
日々を送ろうか………
……えと、これでよかった?
『 … 取り敢えず 呼ばれてんだから厄介事から一旦離れなよ?マスター
お子さんバクハツしちゃいそーだしぃ?何より 黒ちゃん待ってるし でしょー?』
( ひらりとザレッドの手を逃れ 顔を火照らせて心臓が激しく脈打っている
ミィリィの前に移動… パンと手を叩いて )
『 眠眠 』「 はぅ ゃ ... く ふ .. . 」
『 おっ 見よう見まねで上手くいった 』
…………これに関しては俺が全面的に悪い、うん、そうだな…
(大きく溜め息吐いた後無理矢理心落ち着かせて
最後にもう一度子の頭撫でて終了)
……じゃあ、まぁ、行くか
『 おっけおっけ んじゃっと… マスターのベッドで良いかな?』
( 軽〜く手を振っては主人を見送り、サイズの割に軽々とミィリィの
リトルボディを持ち上げ、まぁ 無理があるのかちょっとふらりとした飛行を披露 )
『 お子さん抜きの営みにレッゴーぐっなーいっと 』
・・・・・・黒の自室・・・・・・・
「 はぁっ はぁっ! ざ …ざっまぁ見なさいこのぉっ!
心も無いようなことばっかりしてるからこう言うバチを喰らうのよぉっ!」
…………あー、うん、言い方気をつけような…
(消えるように去り向かい……)
で…えーと、失礼してんだけど…どした?
(自然にノックもせずに黒の自室入れば
何故か変になっている彼女に戸惑いながら
揉み上げくるくる回して)
「 はっはっ… んっ ザレッド!見てみなさいな!心底ざまみろですわぁ… 」
-- - -- - - --
何の変哲も無い 木製の椅子… 同じく取り上げることもない 長い荒縄…
( 椅子に縛り付けられ 脚は椅子の足の所で固く結ばれ 両手もきちんと
背中に捻られた挙句鎖で拘束。気絶か寝てるか知らないが 目は閉じた状態で
その上から布で目隠し、口も強力ガムテープで閉じてある… )
( 黒とザレッドの前に有ったのは[ 濁青の旧神 ]…人間の姿故に拘束は容易 )
……………しっかり拘束してんなぁ…うん、いいと思うけど…
……ちゃんと呼吸できるようにはしてあげよう…な?
(内心湧き上がる加虐心を抑えながら
苦笑浮かべて注意…
……少しスカッとしているのは否定せず)
……で、ここまで拘束してどーすんだ?
「 ふふん 決まっているでしょう?ザレッド… 」
( それを聞くや黒、悪い笑みを浮かべ )
[ ズプッ ]『 精神崩壊 』
「 ……二度と 知識欲だので世の中に悪影響を及ぼせないようにしてやりますのよぉ
序でに性格改変も起こしてあげようかしらぁ?その為にザレッド!
重要な部分で手伝って下さいまし?」
……………あー、こういう所誰に似たんだろーなー…
(棒読み、まぁじわじわ近寄り小さく頷き…)
……精神から崩壊、ねぇ…俺的にはもう悪さできないよう肉体ごと壊しといたほうがいいと思うけど…
…まぁ、いいや、手伝うのどこ?
「 いいや… コイツもコイツでわたくしたちの一族、ここで関係が無くても
じゅーよーな役割を背負っているからわたくしも大胆に出来なかったのですわぁ…
け・ど!ザレッドとのイタズラ生活で色々思いついてしまいましたのよ 」
( 青の頭を突いた指が その内部のまた内部、精神への扉を開く )
「 そもそも『欲』と『人格』から来る問題児… それを改正すれば
万事解決に至るのでは無くて?… と言う訳でザレッド!貴方には 」
( 更に穴を広げ 成人男性が楽々入り込める位の穴が出来る )
「 私が出来ない『欲』と『性格』の精神を破壊して下さいまし!
それが済んだら私が変わりの物を設置して コイツを今までの問題児から
生まれ変わったようにしてやるのですわぁ!…上手く行ったら ザレッド 」
「 貴方が兄と呼んだお方の帰還も 果たせますわよ?」
…………………ちょっと待ってね…
(色々目の前で頭に穴が空くのは少し堪えたのか
黒ビニール袋に胃の中身全部吐き出しておき
口元拭いながら深呼吸と大きく息吐き)
……分かった、行く、壊すわ…
( 異音に気付く 振り向けば… )
「 ……んー… ひでぇ物見せてしまいましたわね… 帰ってきたら
わたくしを好き勝手して良いですわ… あ、いつもの事でしたわね 」
( 扉を開き切り、近くの椅子に座る… さっきから青はピクリとも… )
…………今回はちょっと容赦しないからなっ…!!
(ボソッと小さく呟いた後
扉の中へと入り…)
……久しぶりなようで久しぶりじゃ無いんだよなぁ…っと
( 入って直ぐに 見えたのは、知識という絵の具を塗ったぐられた 柱の群れ- - --
大理石の質感は歪められ 悲鳴の感触にも似た嗚咽の床 体に悪い物以外を連想
させることの無い空の下。這いずる知識が柱に噛みつき あらゆる場に自らを塗る )
辺獄 地獄 冥界。何にも思えるが 肌に触れる舌の眼はは何とも違う
(向かい側 辛うじて地面と呼べる大陸を隔てる空と同じ色をした
知識知性記憶の海 触れれば流れ込む死の空間の向こうに 巨大 そして忌むべき
『計り知れない欲の柱』『理解不能な性格の柱』が存在する)
…………さて、気持ち悪いな、色々…
…で、あれでいーのか?…さっさと壊して帰ろ…
(目の前に存在する巨大なニ柱を見つけては
両手の五指を広げてしっかりと破壊しようと
意思を込めながら近寄り…)
( 近寄る魔人の手、隣から それを抑える腕あり )
「 待ちたまえ 何を思って触れようとしているのかは知りかねないが 」
見るや知る。 二本柱、その周囲はより厚く塗り固められた知の群れ
駆け抜けるも消し飛ばすも 何を持っても及ばぬ悍ましき生き物が闊歩している。
「 君も死ぬるぞ 」
……………はぁ……
(止める腕をそのまま関節外して行動不能に
しながら柱の目の前で止まり…
…止めて来た相手の方に視線を移す)
……改めて聞こうか?どういう事かって…
「 ... 腕の代価に話を聞いてくれるか 」
( …暗くてよく見えないが 割りにごつい装備を纏った男 )
「 君が迷わず破壊しようとした事からアレが何なのか、それは分かっていると見る。
しかし 周囲に息づく知霊の群れは?... 大事な部分を司るだけ 奴らも強いぞ 」
( 何処かで聞いた声 )
「 勝算あっての事なら私の言葉は必要あるまい... しかし余りにも迷い無いので
注意せずに行かせるのもどうか と思ってな、無用だったか?」
……余裕でやれる、んなの…
………削り取れば一発、魂が消滅したのにも気づかないまま…
…倒せるよ、ま。忠告ありがとね…
(右手を開きそのまま大振りすれば…
知霊の体に穴が空き、それを繰り返し他の相手に
続ければそれで終わり…
再び柱に両手をつけて…)
……まずは性格から…だな…
「 .... いや 初めてこの地を訪れた時とはえらく違うな。
君の成長には眼を見張る... では 君の世界で話をする事を楽しみにしておこう」
「 怪我はしてくれるな、ザレッド君 」
( 再生する知霊の巨大な群れ 柱の周囲を回る )
拒絶の如く 柱からは毒毒しい光が連続して放たれ
蝕む様に腕へと流れこもうとする
……次があるんだから…さっさと…壊れやがれッ…!!
(腕へと流れ込み侵食していくのを気にする事無く
柱にヒビを入れてどんどん崩壊させれば…)
……性格はこれで終了…かな…
(半分程破壊した所で手を離し…
…ほったらかしてもう一本に向かう…
…離れた後も柱の崩壊は続いていて)
ピキっ
《 う''お''おお''ぉ… 》
( 群れ 1つへと集まる知霊、1つの塊は巨魚人へ変貌
[ ルーカーガーディアン ]と化した豪腕 心へ這い寄る触手を用いて
小さき侵入者へと暴力する )
「 ....ふむ しかし、ザレッド君には ... 」
…………あー、もう、鬱陶しいッー!!
(大きく爪を立てながら豪快に腕振り…
鎌鼬を起こして切り裂く真空波…
敵を破壊していきながら作業のように
次の柱へ…)
……これで終わり、さっさと帰りたいんだよ…!
-- - -- - - - - -
近寄る魔人 ほぼ 無抵抗の柱
何かの終わりを察する様に 奇妙な声は響く
-- - - --これで 終わり- --
( 柱の発光が消え 守るものが無くなった )
…………………うし、帰るか、帰って寝る…
(無抵抗…当然すぐに崩れて…
数秒後…背を向けて帰ろうとしている魔人の姿)
……ま、思う所はあるけど、色々使えるものは使うからな…
「 ...ん?」
( 見届け、何か言葉を送ろうとした刹那… 異変に気付けば空を見上げる… )
うおぉっ!?
( 眩しすぎて眼を覆う、空に浮かぶ太陽。健康的な空の色
知識に汚れた海も大地も 悪い夢の様に消え去れば 素晴らしき知識の
世界が広がり… 男、そしてザレッドに攻撃が始まった )
[ 帰れ 帰れと新生知識世界の番人たちが侵入者に波動を放ってくる ]
「 ぬぅっ!? な 何だ!?何が!?」
………はぁぁ、もう、ただでは帰れないよな…!!
(立ち止まって一旦引き返し共に攻撃を
食らっている男の腰に手を回して…そのまま
肩に乗せて走り飛び)
……このまま逃げんぞ!!
あいつらにとって俺等は不要らしいからな!
「 がぁぁっ ...す すまない 私、ザラァークともあろう者がっ 」
( 一応、飛んでくる波動に魔力砦と呼ばれる防御術にて弾き
一転して美しくなった知識世界を しっかりと視界に収める )
「 ....... おぉ 」
・・・・ザレッドの城のどこか アポクリファの在った場所・・・・
( 濁った 知識世界への宝玉、それが 透き通る様な色へと変化する )
……はーっ…はーっ…ったく、無傷で帰らせろよ…と俺は思うね…!
どう思う?ザラくんよぉ…!
(少し息を乱しながら落ち着くように
下ろして少し痺れる右手をチラッと見た後
改めて辺りを見渡し)
……さっさと部屋帰ろ…
( 降ろされ、再び周囲を確認する… どう見ようが 本棚の多い野原 )
「 ...仕方あるまい、いかなる形であれ 知識は楽に得られる物では無い....
しかし 君も成長したものだな、私に吹き飛ばされていた頃が思い出せんよ 」
見渡せばそれは分かる、やはり蒼の扉が ザラァークまでもを縛る事なく
脱出のために開いている。… それは少しずつ閉じつつあった
「 時はさほども無いらしい 」
………あー、先行っておいてください、ちょっと足が動かない感じで…
(ズキズキと多少痛む足を鬱陶しそうに
見ながらも大丈夫と苦し紛れに…冷や汗混じりで
言えば今更代償が来ており)
……大丈夫、間に合う…
「 ...急かす必要性もないと見るが ...一応、君を持って行くとしよう 」
(何やら奇怪なこと言えばザレッドを持ち上げ、鎧の音響かせて歩く)
「 ...何時もこの地から君を見ていた、変わり果てる前の地では
外を見る以外にやることがないのでね... 年の差のある恋が実っている様に見たが
あれは私の見間違いか?...事実であれば興味深い 」
………重いよ?まぁいーけどさぁ…
(持ち上げられる方が楽なので否定はしないが
少し其方の心配もして…)
…………あー、うるさいうるさい
こういう人だとは思わなかったよ、あんたが…
「 ...問題無い、私の重力制限は500だ 君は60程度で楽だよ 」
( 言う通り、結構軽々と運んで )
「 ....気を悪くしてしまったのならば申し訳ない、まぁ...
人の話し方さえ思い出せば 君とも問題なく話せる様になるだろう....
しかし、これだけは必ず聞いておきたい 」
間を置く
「 君の城には.... 菜園が出来る場所はあるか?」
……そんな軽いの?俺ぇ…
………へ?そりゃあ…あると思うけど…
…ていうか作ってもらえば…
(少しショックを受けつつ
しっかり質問には答えて)
( 扉に近付く... )
「 いや何、私の『重量加工』が特殊なだけだ 君は本来150程度の重量がある...
そうか、それは有難いな... さて 住める場所から探すとするかな 」
・・・・・・脱出 黒の部屋・・・・・
「 あら、おかえり… ん その方が? …兄さんって呼んだ人なのかしら?ザレッド 」
………それでも軽いな、意外と…300超えてるかと思ったのに…
……あ、うん、ただいま
流れでそう呼んだだけだけど…
(片手ピースしながら
襲って来ている眠気抑えていて)
「 ふぅーん、中々 良いお方なのかしらぁ?顔見えないけど… そう
コイツの中身とかはだいぶ弄らせて頂きましたわぁ?もう 別人になっていますわ 」
「 .... ザレッド君よ、これは君がやったのか?」
( 得意がる黒、後ろを振り向き ザレッドを降ろす男…拘束具合に
流石にちょっとした戦慄を感じ )
「 ーーーっ ーーーっ 」
(目が覚め 青らしくもなく落ち着きのないもがきが始まる )
………俺はやってない…うん。半分は手助けしたけど…
……いやぁ、やばいなぁ…
(思ってるより自分がした事えぐいの自覚しては
大きく汗粒垂らして共犯とはいえ
恐怖を感じていて)
……まぁ、うん、いいや
「 あっと、そろそろ 新生ヨグ=ソ・トースの誕生ですわ〜 」
「 ........ 」
( もがいていることに気付くや、遠慮もなく青に近寄る黒 拘束を解き始め…
ガムテープ、そして腕の拘束が外される。大きく息を吸い込むや否や )
「 -- - っ ちょっと!黒このっ!!! 何よこれっ!!早く解きなさいよ!」
「 ....ザレッド君、君のパートナーは何をしたのだ?」
………俺もあそこまで変わるとは思えないんだけど…流石に知らない…
………あでもありか…これはこれで…
(ブツブツ呟きながらも
少しゾクゾク湧き上がる気を抑えては
それでも苦笑いして)
「 はい、苦しかったかしら?」「 あったり前じゃない!!!?」
( 拘束が完全に解かれた、気が強め 表情にもどうでも良い怒りが
現れるなど… 苛立ち紛れに首の骨鳴らして 男を掴む )
「 ほらっ もう行くのよ!こんな奴に付き合ってたら頭がおかしくなるわっ 」
「 .... まぁ... そういう事らしい... 後で来てくれ、ザレッド君 」
( 勢いに流され、男はそのまま引っ張られていった... 後に残る、ククと笑う黒 )
「 .... 上手く行ったわぁ.... ハデちゃんとザレッドの隠し漫画から学んだ...
『ツンデレ気質』にしてあげましたわよぉ ... お疲れ様、ザレッド 」
…………聞き捨てならない所が何箇所かあんだけど…
…まぁいいや
(ハイタッチ…のフリして自然にセクハラした後
ベッドに向かえば寝ようとしていて)
「 …ふ わぁ… さすがに、私も眠いや… あれかなぁ
助平って昔っから言うけど… 今はいう気分になれないや 」
( 先にベッドに寝転がり、左に寄せる… )
「 ここ、いちおー私の部屋だし… 私からOKないとダメだからねー?
…まぁ キミだから関係ないけどさ 」
……ぁ、忘れてた……
…別にぃーじゃん、俺の友達が来るって訳でも無いんだし…
……ふかー…
(雑談しつつも眠気には勝てないのか
ゆっくり目を瞑り…重要な発言置いておき)
「 …ふぅん …今はおやすみね、ごゆっくり… 」
( 腰あたりに抱きついて、ゆっくり目を閉じる…)
・・・・城 魔王の部屋近く・・・・
「 ふぅん、悪くない場所って所。じゃあ始めるわよ!」
「 ..... 」
( 開いた大きな部屋、その前にて 人格変動の起きた青が手を扉に付ける )
『 - -- -- - - 』「 はいおしまい、さっさと資料整理始めて!あたしは用があるから!」
「 承知致しました.... やれやれ こき使われるのは何処でも同じか... 」「 何か文句?」
( 扉を開ければ書庫、図書館- - 限りない世界にある物を体現したその場所にて
青は机に着き、騎士は散らばった本の山を片付け始めた )
……うるせぇ!!騒がしいぞこんにゃろめ…てか誰?お前等誰だよ!誰ですかえぇ!?
(騒がしさ倍増…図書館に元々いたとはいえ
静かに本読んでた所に外から感じる二人の気配…
……テンション高ぶってるのか感情暴走で
キャラ崩壊中…)
……見覚えあるけど…うん、中身違うね、お前誰だ本当に!?
「 - -- 誰って?何よ 頭でも机にぶつけたの?外に壁があるんだから
そこにぶつけて思い出したら?どうでも良いけど、私の邪魔しないで 」
( 応対は素っ気なく、机での読書は続いて 騎士は資料を運ぶ )
…いやいや、知らない知らない、お前みたいなお喋りで気色悪い奴知らないわ!
一旦自分の姿鏡で見てもう一度その台詞言ってきたらどうじゃい!!
(…テンション変わらず高く
仮面外して素顔で喋っては警戒多少しており)
「 はぁ!?何よ黙って聞いてたらあれだこれだ言って!!
そんな仮面付けていきなり因縁付けてくるあんたに言われたくないわそんな事!」
「 ....落ち着け、双方落ち着け 」
( 思わず身を乗り出す青、苛烈になる前に割って入る騎士 )
「 何よあんたも!こいつがいきなり色々言って来たんだから
あんたが口出すすべきはこいつだけ!邪魔しないで!」
…ほんっとに誰だよお前よぉ!!?
私が知ってる蒼い見た目の奴は寡黙でそんな騒がないんだよッ!!
んで所々ムカつくこと言う…あでもそういうとこは似てんな!!
(図書館の割に騒がしい…原因の二人
止まる気配なく罵倒し合い)
「 ムカつくとかあんたも同じでしょうが!!?ホンット何なのよ!
何!?私に筋の通った恨みでもあるわけ!?無いでしょう!私は私!
そのよく分からない仮面と同じくらい変なでたらめ言うんじゃ無いわっ!」
「 ...... 」
( ヒートアップ、早々に諦めた騎士は資料運びと整理に戻る… )
今なんつったぁ!!おいっ!!よく分からない仮面だぁっ!!?ふざけんじゃねぇぞお前いい加減にしろよぉなぁっ!!
ヨグみたいな格好しやがっててめぇも何なんだよ一体!!
(怒りの感情が体支配しているの分かりつつ
指差し後ろに般若の面が薄らと見えて)
「 分かってんじゃないのっ!!ヨグよ!私!!あんたこそっ
遠慮なしにあたしの事を罵倒しといて自分のこと言われたらそんななのね!
ふんっ!単細胞なんじゃないかしら!?コロコロ仮面と一緒に顔を変えてっ!」
( 苛立ち募れば周囲は見えず 騎士は黙々と仕事を続け )
だから私の知ってるヨグはお前みたいにべらべら喋るヤローじゃねぇーんですよ!!
もっと寡黙でそんな騒がしくねぇんだよ!!ぁぁ!!?てめぇやんのかぁぁ!!?仮面の付喪神だからんなの仕方ないだろごらぁっ!!
(先程よりも怒声増して
二人だけの喧嘩の世界デきていて…)
「 だっからあたし!ヨグ=ソ・トースだって言ってるんでしょうがっ!!!
あんたが訳分からない事言ってんだからあたしが腹立ててんのよっ!
知ってんのよそんな事ぐらい!すぐ暴力に訴えるような単細胞だからそんな風に
言われるの!いい加減分からない!!?分かる訳ないわね!このヘンクツ仮面!!! 」
「 .......... 」
うっるせぇなこのヨグもどき!!!あぁ分かったよお前がヨグって認めてやるよ‼!
単細胞で悪かったな魔物なんでよぉ!!私がまだ温厚で良かったなぁぁ!!?
そっちこそいい加減にしろよブルーダウナー!!
(少し息切れ起こしながら疲労困憊)
「 うるさいのはそっちも同じって分かる!?認めたのは正直によし!
けど一言二言余計!!!あんたが怒ろうが温厚だろうが知ったこっちゃ無いわよ!!! 」
( ヒートアップは続く )
同じって事は認めてんじゃんかぁ!!?ヨグもどきでいいんなら簡単に認めてやるよこらっ!!
知るかやっぱお前別人だろ誰かの変身だろっ!!?
(収まる気配も無く討論…?続けていて)
「 また言ったなこのぉっ 」
・・・・・ 冷え切った部屋の前・・・・・
「 ……… 」
…んぐ…んぐ…かはー…
(プシュッと何かを開ける音…飲み干す音
盛大に吐息漏らす音等…
…豪快な音が部屋からは大きく漏れていて)
[ コン コン コン ]
( そんな盛大な音を聞けば存在を確信、聞こえるように強めに戸を叩く )
…うにゅ、ふぁ〜ぃ、ど〜ぞ…
(珍しく缶酒を飲んでおり…
千鳥足で扉開けた後少し距離とって胡座かき
再び飲み始め)
( 礼をした後に入って来た人物は、するりと鬼の後ろに回り込み
足と背中に手を回し、自分よりも小さな体を抱き上げる )
「 ……おひさ、ですね 」
( 堪能する様に少し抱きしめた後… )「 お酒、足りてますか?」
うにゅ!おひさ〜〜…ん…ん〜…たりてる!たりてる!いまはこれくらいでじゅ〜ぶんだよ!
(相変わらず呂律回っておらず…
ひんやりと心地よい冷気漏らしながら
陽気な反応)
「 …そうですか … ん… 」
( もう一度軽く抱きしめ、少し体を捻って… 唇重ねた後
また ひんやりと心地の良い 朝の柔らかな冷たさの様なものを感じて )
「 相変わらず… 上手いですね。微妙で、しかし 心地の良い… 」
( 椅子に座り、膝の上に鬼を乗せてはふわふわと頭を撫でる )
んふぁ…ぁ〜…あたまなでるのじょうずになった?きもちい〜けど…
…んはぁ〜…んぐ…ぁ、これしゃいこーかも…
(酒の匂いなんて気にならない程度で
寒すぎない丁度いい冷気を常に発しながら
体伸ばしてさらっとされた事気付いておらず)
「 ………… 」
( 久しぶりに… 椅子に背を任せ 鬼の頭に左手を 右手で柔らかなお腹を撫で
壁を見ながら ぼーっと考え事に耽る… 人形扱いだが、こんな事をすることは少ない )
「 ………( 柔らかい ) 」
…あ!いましつれいなことおもったでしょ!!
(鬼特有の勘の鋭さで検討外れな方向に
勢いよく指差しながら指摘し
怒っている様子も無く
寧ろ嬉々として言っていて)
……んひひっ、あたいにはまるわかりだよっ!
(氷の…小さな粒を指先から垂らしながら)
「 ……… 」
[ むにむにむに ]
( 動じる事も言う事も無く、お腹を撫でる手を止めずに
猫みたいに顎を撫でたり ほっぺたに触れたりと )
「 ………… 」
…んんっー、くすぐったいーー…!
(体捩り少し嫌がる素振り…に見せかけて喜んでいて
氷の礫を太腿に当てながら
悪戯しつつ敏感に反応していて)
「 ……… むぅ 」
( 刺激に、段々と悪戯は過激になる… 膝の上の ヴェルの向きを変え
向き合う様な形に、右手を背中に回せば軽く抱きしめ 左手でわき腹を撫で
息遣いと 冷たさに意識を傾ける )
…んぁ〜はなしてほしいな…?そろそろおさけのほじゅう…い〜や、ここでしよ…
(いつもの瓶酒…少しラベルが違うが
服の中から取り出しては一気に飲み干し…残ってる中身浴びるように…というか浴びて
じっと抱きていてくる相手に抵抗もせず
小さく体から氷の結晶発して(7
「 ………ん 」
( 冷たさを感じて、少しだけ体を離す… 少し 惜しそうな素振りの後に
柔らかなお腹に触れ、ちらりと酒瓶を見てから再び背中に手を回す )
「 ………ヴェルさん 冷たいです 」
…ん、わるいわるい…!つめたいほうがすきかなーって…
(心にも思ってない謝罪しつつ
再び飲み始めぺろり体に浴びた酒舐めて
…柔らかい体自分から押し付け
さっきまで感じた氷の異物感無くなり)
……まぁま、いーじゃんいーじゃん、ね?
にひひ…こんなじかんもおそいしさー
「 ………私めは あまり我慢が利きませんよ 」
( 切れそうな 何かの糸を抑えて… 酒瓶を取り 幾らかを喉に流し込み
そのまた幾らかを口の中に含む 少し体を離し、唇を重ねて… 舌で ヴェルの
口を無理やり開き、含んだ酒を流し込んでは 口を離す )
……
「 ……おいしいですか?… 何だかこの飲ませ方好きになってしまいました 」
んむっ…んっ…む…っぅ…あたいもこの飲み方すきー…
(多少頭ぼーっとしているのか少しフラフラしながら答えて物欲しそうに大きく口両手で広げて)
……もっと、ちょーだい?
(…色々アウト)
「 …はいはい 」
( 純粋…お酒に関しては 少なくとも… そんな様子に少し笑い
特別で用意してきた、好きそうな強い酒。開けて 口に含めれば
体位を少し上に ゆっくりと唇合わせて 流し込む… )
「 ………… 」
( 続けざまに、もう一回 )
…ん、ふにゅ…ふゆぅぅ…
(満足そうに顔蕩けて
ウトウトし…強い酒飲んだ後足を腰に絡めてひっつき…
…ぎゅぅぅと抱き着き、そのまま寝かけ)
…おいひー…
「 ………ごめんなさい ヴェルさん … 」
( 普通に腕をほどき、右手で支えて左手で顎を上げ… 薬と 酒を口に含め
また 唇重ね… 離せば 愛しむ手付きでお腹を撫でる )
「我慢…出来ません 」
…んむぇ…にゃに…?…あたい…なんか…もう、ねむけ…が…
(眠気かどうかは分からないが意識朦朧としていて
薬混じってるとは知らず再び酒飲んでしまい…
…蕩け顔で首傾げお腹撫でられ体何故か反応して
跳ねてしまい)
…にゃる…ぅ?
「 …………すみません 」
( 両手で、しっかりと背中を捕らえ…
いつもより強い背徳感、それに苛まれて
思わず手を出し損ね ただジッと ヴェルの顔を見る )
「 ………… 」
…ふにゃ…ぁ…?からだ…じょうずにうごかないよ…?
(鼓動高まり…気のせいかニャルが
いつもより更に大きく見えて…
泣いたような、頬も赤くなった顔で
じっと見つめる形)
っ ………
「 ………… …… 」
『 四純 』
( 腹を決め、一度唇を重ねて… 今 飲ませた薬の成分を全て抜き
幾らか落ち着いた状態で口の中に薬を含め… 固形に戻し、手にカプセルとして吐き出す )
「 ……申し訳ありません 」
……んぷぇ…ぇ?…んー…おとなに…なりたい…
(願望口に吐き出しつつ何があったか分かってない様子…
さっきより意識はっきりとして目の焦点も合っていて…不思議な感覚)
……なんであやまるのー…?
「 ………いえ… また… 」
( 目を覗き込み、正気と 感情の正常を確認して )
「…… また 盛ってしまいました… 申し訳ございません… 何と… 」
( カプセル、手のひらに乗せたそれを見せ 俯く )
……あー、べつにいーよ?にゃるがそういうひとなのだいたいわかるし!
…それにきづかないあたいもわるいしねー…
(こくこく論点が違うが納得するように頷き…
酒小さくちょびちょびと飲み始め)
「 …… 」
( 少し震えてきたものの、いきなり小鬼の体を抱き締め
その拍子に薬は何処かへ飛ぶ )
「 ………… うぅ 」
……ん…どーひたの?
(寒かったのかと少し心配し冷気抑えながら
首傾げて
薬の事なんか本当に知らず興味も湧かず…)
「 …… すみません… …あのう… これから言う事… 貴女様が…
お好きな様にお答え下さい… お願いします…答えて下さい… 」
( 嗚咽 )
…ん、わかったー!
(意図わかっておらずピース浮かべながら
頷き…)
「 ……わ たくしめ… 私、の… 私の愛を受け入れて下さいませんか…?
…戯れたことでは無く… 薬を盛る事も無く 私と触れ合って下さる…そんな…
…… 好きだ という事を…受け入れては… 」
( 俯く )
ん、べつにいーよ!
すきにして…かまわない…よー
(多分意味あまり分かっていないが…
…ピースしながら陽気に頷き)
…………….
「 ………. 」
( ベッド、部屋にあるそれにヴェルを寝かせ その上から…
両手を抑え、先ほどよりは… 良くなった顔色でヴェルを見下ろす )
「 ……良いの…ですね…?…私が… 好きだ…と… OKだ…と 」
…んにゃ、いーよ…?
ひとのとやかくいうしかくはないしねー…
(先程より少々トーンも下がり…
じっと相手と目を合わせながら
酒とはまた別に顔紅潮始めて)
「 ………… では 」
( 何か… また 決めた様にくるりと眼光変えて 体をヴェルの横に
両手を背中に回し 抱き締め… そのまま 目を閉じる。… 頭撫でつつ
抱擁する右手で柔く背中を撫でれば 奇妙なことに全くと消えた背徳感 )
…
「 ……別の日に させて頂きますね 」
( 額に、キス。それだけやって… あとは ぎゅっとする… それだけ )
………よくわかんないの…
(正直な感想告げつつ心構えが無駄になったと思い
苦笑浮かべ
…そのままゆっくり目を閉じて
暖かい感触に嬉しそうに小さく頷き)
「 …………… 」
( 受け入れてくれた事… 酒の勢いかも知れないが それは嬉しい
しかし 背徳感に押しつぶされそうな今日は無理なだけなのだ
背中を撫でる手つきを少しずつ穏やかに もう片手は抱き締めるのに使う )
「…おやすみなさい 」
・・・・・・地下植物園式栽培プラント・・・・・・
コツコツコツコツコツコツ
[ アギトのある凶暴そうな植物が独特な口を開け閉じする音を放つ ]
( 植物園。作った奴が 作った奴、故に植えてあるのも妙なモンばっかり )
「 . . . 気持ち悪ッ 」
( …感性としては意外と普通っぽさがある月夜の 率直な感想 )
………うん、気持ち悪いぞ、これ…
…でも意外とかっこいい奴も…
(どこか感性がまとものようでまともじゃなく
植物達を見上げる形で…何故か目を輝かせ
とても嬉しそう…というか楽しそう
まるで遊園地に来た子供のよう…)
「 . . . おおぅ... ま まー... カネ払ってんだから楽しんだモン勝ちかぃ ... うげ 」
『 かりゅうそう 』[ 放火 捕食の危険あり ]
( 独特なピンクの花を持つ植物が派手に火炎を吐き.. )
『 コハクそう 』[ 見て知れ ]
( やたらデカイ岩の体を持つ目を中心とした花...視線で圧してくる )
『 ラフレシア 』[ 激臭 ]
「 うぇー . . . 」