星は集う
その場所へ
血は混ざる
その魔と
絆は紡がれる
新たに増やしながら
夜は満ちた、平穏願って
日々を送ろうか………
……えと、これでよかった?
………愛ッて怖いでスね…あそこまで行くと…
…まァいいや、此方も部屋に帰りましョうか…
(少し恐怖を覚えながらニャル先輩の所へ帰る
…たまーに迷いそうになるがなんとか
道を辿る…というか同じような景色ばかり)
(…因みにそのだんな様は…付喪神の部屋で
四人対戦、楽しんでました…とさ)
・・・ニャルの自室・・・
( 無人… カレーと福神漬けとお茶と牛丼が机に並んでおり
部屋も綺麗に掃除されて… ベッドが一つ、増設された状態
新しいベッドの近くには空のタンスが置いてあった )
( 机に置いてある紙 曰く…『 急用で暫く出てます、ゆっくりしてて下さい 』)
・・・息が白くなる部屋・・・
「 ……っ……ん ……ぁ…… ヴェルさん…あの … 」
( 壁に背もたれ、体が冷え尽くす様な感覚 増えていく重量
長く苦しみ続けるも、夜まで辛抱して なんとか今 氷鬼の元へ )
「 これ ……そろそろ ……外しても… …… 」
………お母さンでスかね、あの人…
(慣れている一人の状態…紙にチラッと目を通して
理解した後、一人でパンっと手を合わせて
いただきまスと呟き、スプーン使って食べ始める)
…美味しいでスね…いい、お母さンになる気がしまス…
・・鬼の部屋・・
「…そーだにゃぁ…あと…じゅっぷんたえたらでいーよ?]
(お酒を飲みながら…まさに鬼畜の宣言
メイド服の上からでも何があるかは分かってしまい
後数分経てば更に体積が倍になる為それを待ち遠しそうにじっと見ている…笑みを浮かべて)
[…あたいもさぁ…たまには…ねぇ?
こんなのかんたんでひょ?]
「 っぐ そ …そんな…… 」
( 約束、約束、頭の中で何度も繰り返し 反故にしないように
氷の拷問に耐え続けるも、その上で出された条件には さすがに苦悶の声
表情こそ少し歪む程度だが 実際には氷の重みを一切調整せずに背負い続けて
もはや立てないまでに疲弊、氷の冷たさも背中を通して体全体に侵食しており
体には明らかに過度な負担が掛かっている )
「 ー ……… はっ… はぁー … はっ … ぅ … 」
( 遂に壁にもたれ掛かるどころか腰から崩れ落ち、右手で体を支えて
僅かながらも左手を腹に当て、体温を維持して… 肌全体からして生気がない
真面目に約束守る性の所為で氷の拷問は通常の数倍は効果を増して ニャルの体を破壊していた )
……そーだよねぇ…やくそくはまもんなきゃだよねぇ…
(にやにやと悪い笑みを浮かべながらこの状況を楽しみどれだけきついのか分かっていて
氷の重さと冷たさに崩れ落ちたのを見れば
計画通りと思い、とはいえ流石にあれなので…
…お情けとばかりに近寄り)
…しょーがないからぁ…とかしてあげる…ね?
(熱燗したばかりのお酒を背中にかける…
…瞬間氷が変形して柔軟になり四肢は拘束状態、背中の荷は外れるも今度は逆に身動きが取れなくなる…
…ぎゅっと抱きつき体温で温めながら本当に酔ってるのかと言わんばかりのゲス笑い…
…お腹摩ってあげながら、上目遣いで…)
…つらぃ…?…でもさぁ、あたいも…ちょっとさぁ、ないあみたいにみためさぎだとおもったんだからさぁ、しかたないじゃぁん?けっこうほんきでさぁ、しらなかったんだよ?
「 ……… … やり過ぎには釈明いたしません … …
しかし … … 貴女様の記憶中には… 確かに… 違う と… … 」
( わざわざ拘束せずとも身体機能は著しく下がっており使用不可
目は閉じたまま使えもせずに口のみを動かす、手も足も 上半も下半身も感覚がない )
( 故に声のみしか聞こえずに )
………ふぅん…いいわけ…できるんだ……このじょうきょぉ…で?……いいもん、こうかいさせちゃうから…っ…ん…!
(自分の身体を相手に押し付け…というか、抱きつきながら口を塞ぎ酒を流し込む…唾液と絡めながらにぃと悪い笑み…氷をじわじわ溶かして拘束も解いてあげながら本当に仕方がないのでヒーターもつける…)
( 感覚が少しだけ戻る… 動かせない体には『 激痛 』という
和らいでいた事で感じずにいた物が戻り 骨の軋むような気持ちの悪い音が響く )
「 ……… 私は … … お二人の …… 記憶に …… 私の見た事実を… …
加えて … …… 言いました …… … 言い訳など ……何一つも…… … 」
( 薄眼を開け それだけでも激しい温度差に何本もの針で眼球を突かれるような
感覚に朧げな目の前の景色を見ようと試み それに失敗する 。凍り付いた内臓は
胃の中に酒が入る事により 一部のみ急激に高くなった体温でまたも激しい負担
殆どの臓器は意味を成さず 骨に隣接する筋肉に至っては骨に触れて切れていた )
…しゅ〜りょ〜…さいごにいっこ…おに、なめないでよ?
(色々やばいのを見ては口を離して
そのまま感覚を更に戻しながら医療届の紙を持たせる…
…激しい温度差、頭痛では済まない体に走る激痛、神経が麻痺ももうしていない…自然に涙も出てしまう…
……最後の言葉は目も笑っていなかった)
「 ……承知致しました、以後 やり過ぎは無いように致しましょう 」
( …立ち、礼をし 医療届に『 不要 』と判を押し 懐へ入れる )
( ……と 同時に拳を無理やり強く握り全身を発火
持ち前の再生能力にて破損と負担を同時に修復しつつ凍傷を除去 )
( ………完治 )
「 ……それでは この件に関しては、『 差し引きゼロ 』ですね?」
…それでいいけどさぁ、むりはいけないよ?あたいがいうのもなんだけど…
(目の前で炎吹き出て完治したのに少々驚きつつ
ヒーターを消していつもの温度にしては
熱燗飲み干し…火照らせて)
…いしゃにたよれるならたよったほうが…いいとおもうよ?いちおうあのひとそのてんにかんしてはせいじょーだし…
「 ……無用な心配を掛けるのは私の性分ではありません… それに 」
( まぁ流石に負担自体はあるのか よろり とした一歩を踏み出して
ヴェルを一気にベッドへ押し倒す、キッチリ落ちた酒も割れないように回収 )
「 …また 誘われてしまいましたし 」
…ぇ、あ、ち、ちょっとまっへ、ほんとまって、ちがっ、さ、さっきのはちがぅって…!
(ベッドへ押し倒された時点で高速理解してしまい
冷や汗かきながら珍しく慌てふためいて
嫌な予感しか湧き上がらず氷の坂を作り逃げ出そうと…)
「 ……… 」
( 薬なしで酒を含み、唇を合わせると同時に流し込む
手首の上から手を押し付けて拘束して 器用に足を絡めて下半身も封じる )
( 極め付けに責められてる時に仕掛けたのであろう
炎の壁をも用いて氷を溶かし… いっぱいに含んだ酒を全部流し込んで
結果的にとても長く 熱くキスをする )
……っ…ん…!っ…!!!
(酸欠とまではいかないが息苦しくなり
もがいて蕩け顔晒しながらビクッと余韻に浸り
体跳ねさせながら何度も何度も染み渡ってしまい
呼吸荒くしながら、キスだけでオチテしまっている…
…なすすべなく全てやり返された)
( 飲み終えたのを確認すると 足を広げて座り、太股の上に
後ろ向かせてヴェルを乗せ、人形でも抱き締めるみたいに脇の間から手を通す )
「 …以前、完遂出来ずに終わらせてしまいましたので…
今、此処で続き…させて頂けませんか…?」
( 耳元で… 低く、声色変えることもない囁き )
……ひぁっ…しょ…れ、はんそく…
(薬を飲んだ訳でも無いのに体が痺れて動けない
何故か本当に人形のように肯くしか出来ず
涙目で色々と震えてしまい…二本の角がピクリと
跳ねて反応…結局いつも通り…?)
「 ……如何ななさいますか?…今日は 」
( 一旦ヴェルを仰向けに寝かせ、自分はその前で正座…
エプロンドレスの… 上を脱ぎ落とし 健康ながら 汗と高揚に
艶やかで 蟲惑じみた肌の色と 薄い下着を晒してみせ )
「 …私も 受けに回って差し上げます 」
…うる…ぅ…ひゃぃ…ぁぅ…あたま…まわんにゃい…よるだひ…ぅ…
(ぐるぐると星が回って見える辺り相当羞恥心を煽られてしまったらしく
姿格好を見る余裕もなく、頭から煙を出してギブアップ宣言…)
…ほんと、だめ…もぉ…だめだよぉ…
「 ……… はい 」
( 少し寂しそうにエプロンドレスを着直し、ヴェルを寝かせる… )
「 ……では、また…別の夜に 」
……つぎはぁ…ぅぅ…
(ボソッと、聞こえる程度に呟く…
…腕で目元を隠している辺り少し悔しそう)
…つぎはぜったいしてあげふからにぇ
「 ……次は 」
( おでこを撫で… 少しだけ、笑い )
「 泣かされないと 良いですね?」
( どぶろくを机に置き、扉を開けた… )
……ぅぁぁ…!!
(自分で自分が憎いのか両頬叩いて
酔い覚まそうとしている…当然、それで覚めるはずもなく)
[ きゅ ]
( 背中を抱き上げ おでこに優しくキスをして、気を沈めさせると並びに
酔い覚ましを混ぜた水を口の中へ流し込む。…頬を撫でて再び寝かせる )
「 お体は大切に 」
・・・・自室・・・・
「 …… 」
( 自室前まで戻り、かなりクタクタになりながらも扉に手を掛ける )
…お帰りなさいでス、ご飯にしまス?お風呂にしまス?…それとも…私でスか?…なンて、冗談でスけど
(扉が開かれれば皿洗いの途中だったのか
エプロン…ではなくニャルのシャツを裸のまま着ている状態で
首をこてんと傾げながら意味分かっているのか
結構恥ずかしい事を告げ
大体の家事は終わっていて後は寝るだけで一日の
終わり…)
「 ……恥ずかしいなら無理しなくても良いのですよ?…
そうですね、何か 食べられるものが余ってるなら頂きます。
…それより先に… シャワーを浴びて来ましょうか… 」
( 働きに関心示す前に頭を撫で、ご褒美としてブラックサンダーを
自分のシャツ( 現 ミェンのシャツ )ポケットに入れ 備え付けの風呂場、
そのドアを開けて中へ )
「 ……( 何故、恥ずかしいのにやるのか… )」
( 煩悩に戦いながら )
……分かりました、結構熱いので注意してくれませンか?…その間に食べられる物簡単に作ッておきまスから…
(ブラックサンダーリスのように頬張り食べ
風呂場に入ったのを確認しては焼く音響かせ
ちゃちゃっと簡単に料理を作り出して)
…ふァァ…
(少し眠そうにあくびと目を擦りながら…)
( シャワーの音が響く… )
( 洗面台横のカゴには下着含めた服が全て入っており
…白黒が、完全に気を許している時間であることを示していた )
(ガララ、扉が開く音…)
……よいしョ…ふゥ…
(…どうやらニャルの服の洗濯に来たよう…
…たまに思い切り息を吸い込む音が聞こえるのは
気のせいだろう)
「 …… はー… 」
( 直後 早めに済ませたのであろう… ニャルが戸を開けて出て来る…
髪は降ろされており、俯き 壁に手を掛ける… どうものぼせたらしい
少し乱れた呼吸をしている… 無論、裸体 )
「 …… …洗濯なら … 自分で… 」
( ぼやけた視界が遮り 何をしているか見えない )
…えッ、い、いいでス、ゆッくり入ッてていいンでスよ?
…わ、私がやれる事はやるだけでスから…!
(何故か慌てふためいた様子に…ドタバタと駆けるような音、何とか洗濯準備は出来た所で
安心したような息を吐いていて…少々大人の体にドキッとして)
…凄いでスね…あいつなりに言うなら…
…人類の夜明け…でスか…
「 ……? 」
( 何やら分からずにタオルで体に着いた水滴を拭き取る… 滴る髪に張りが戻り
足の裏まで水滴を無くして 用意していた寝間着を纏う、何時もの固いエプロンドレスでは無い
寝る前の結構ふわふわした格好で… 風呂場の戸を開け 部屋へ戻る )
「 ……… …温度…高かった…ですが……良い湯…でしたね 」
( まだ少し足がふらつく、高温以前に熱湯には弱いらしくて )
…ご飯、出来てまスけど、食べまスか?
(いつもの冷静…というか変な形になり
机の上から香ばしい匂い…短時間で炒飯作っていて、寝間着が意外と可愛らしいのを目に焼き付けながら、手を引いて…)
…ならよかッたでス…
(小さくボソッと本音を漏らす…)
「 ……んん… … ありがとうございますね… 」
( 崩れ落ちるような弱弱しさで机の前に座り、何故か箸を手に取る…
食べるのは早く、3分の1くらいをもう食べ切って )
「 ……… おいしい 」
( とだけ言うと、水を飲み。… 実は此方も此方で眠いらしく
挙動の一つ一つが丸みを帯びた随分と柔らかい物に変わっている
… 鬼畜と冷徹の権化である白黒の姿はそこには無い )
「 ……ご馳走様でした 」
( …思う間に食べ終わり 手を合わせる )
……私は先に寝まス…今日はお疲れ様でした…
(先にベッドに向かう…眠気としては限界で
流石に寝る時はマスクも外す…
優しいと感じる暖かさも含めて今の方が好きとも思いながら、ベッドに寝転がり目を瞑る…)
……明日も平和でありまスように…
(脳内に響く鈴の音…思い出される元の仲間達の姿
…紅い髪の乙女と、浮かび上がる武器達…
今になって…恐怖が湧き上がってきた)
( ぼふんという音と共に ミェンのすぐ横に大きな感覚…
寝転がったのは ニャル、そのままミェンに体を密着させて
腕を回して抱き締める… …どうも 初めての経験が多く 寝惚けてるらしくて )
「 ……… ……おやすぃなさい 」
( 抱き留めたまま ニャルは意識を深く落としてしまった…
… それでも、無意識に… 強く、しかし 傷付けることなく抱き締めている
責任云々の問題ではなく ただ正直に言えない「守る」という不器用さと…
確かな 優しさの表れ… しがらみを打ち壊す 自分のなりの意思があった )
…おやスみなさいでス…ごめンなさいでス…
(少しだけ枕を濡らしながら、抱き締められる暖かさと心地よさに身を任せて此方も意識を落とす
不思議と先程までの恐怖も無くなっていて…
…まるで勇者が近くにいるような感覚)
・・・・・ 機億最奥部・・・・・
『 ・ ・ ・ そう じゃー 見られなかったんだね?』
( 黄土色の蜘蛛が平伏し 黒き主人へ状況と出来事を共有した
・・・『 無害で興味のある侵入者 』『 [ 火種 ]の整備完了 』
『 現開発中 [ アルファ ]の胎動 』・・・・ )
『 ・・・次 来たら追い返して、中層もあまり見られたくない・・・ 』
( 指示を貰った蜘蛛たちが散り散りに去っていく )
『 ・ ・ ・ やれやれ 今や最大の悩みの種かー ・ ・ ・ 』
( 数日前より 謎の胎動と共に奇妙なエネルギーの波長を放つ様になった
[ 最終兵器 ]の姿を思い起こす・ ・ ・ 現完成度は17.0%+未知数の現段階
早くも[ 処分 ]の可能性を大きくした出来事 )
『 頼むから ・・・マスター達には大人しくしといてよ?』
・・・とある孤島・・・
[…ご主人、質問…可能?]
…ん、いーよ、何かな?
[…何故、粘着、彼等、私、不可思議、謎]
…そうだねぇ、恋の力かなぁ…ふふっ…ははっ…ははは…!!
(狂った笑いが辺りに響く…
清掃員と似たような姿の影が三つ…そして
頂点に、高笑いをしている…紅い乙女…
…時は近づく、夜は始まったばかり)
[…狂気]
・・・とある孤島 近海・・・
[ ハ''シュゥゥヴゥゥ ゥゥゥゥ ]
( 成人男性程の大きさの・・・ 何処と無く カロンに似た航空機
孤島へ向かい一直線にエンジンを噴射して接近 間も無く海岸部へ )
《 目的地 目標接近 [波動砲 ミサイル フォース]OFF 》
《 ザー__忘れるな__ いいな __ザー 》
………はぁ、こういうのってさぁ?ラスボスが分かっても攻撃するもんじゃないからね?
…少しは待とうねぇ…?
[…ご主人、接近、如何?]
…簡単だよ…打ちのめす…というか、送り返す…!
(威張っているような紅い髪の乙女は…
白い大きな白い十字架を背中から外して
…祈りを捧げれば鈴を鳴らして反射をさせる…
…どうにも呆れているというか、失望している顔)
《…本当によぉ、ムカつくよなぁ!?腹が立つよなぁ!?苛つくよなぁ!!?圧倒的に分かるッ!!その気持ちィッ!その怒りを力に変えて頑張ってくれよマスター!!》
[…ご主人、矢張り、此奴、騒しい]
(…また違う物陰から現れるもう一人の機械人
どうにも熱血系というか…暑苦しい気分を
元からいた白い…天使のような羽が生えている
見た目の子供は嫌がっている)
《 ザー __ 敵視され__ ザーの__許可__ 》
( 上空へ飛行 島から然程離れない位置で静止 __機体先端部を強く発光
それを不安定なリズムで島に向けて行う。 __攻撃では無く 信号 )
[ ワ・レ・ワ・レ・ワ・テ・キ・イ・ノ・モ・チ・ヌ・シ・デ・ハ・ナ・イ ]
[ イ・チ・ヂ・ノ・タ・イ・ワ・ヲ・ノ・ゾ・ム ][ ワ・レ・ラ・ワ ]
[ ザ・レ・ド・デ・ワ・ナ・イ ]
( その意を伝え 航空機は滞空する )
……早く話だけしてくれないかな?
私様達は忙しいんだよ…分かる?
(仕方なく、仕方なく機械を撃墜するのをやめ
そのまま地面に下ろしてはジッと睨みつけ
警戒はしっかりとしていて)
…そう、対話だけ、対話だけですよ
(目の前で戦闘態勢に移行する二人を止めて
不満そうに戦闘態勢を停止して、離れていく)
[ ヴィゴガゴゴ ]
( 彼らの目の前で航空機は変形 ・・・ これまた 部分的な特徴は違うが
カロンに似た姿の人型形態、しかし 機械的な無表情。胸部より地面へ
光を照射・・・・ そこから ホログラムの様に人間が現れた )
『 お初にお目にかかります… どちら様が 支配者でしょうか? 』
( scullFace、ザレッド 誰にも当てはまらない容姿の存在 )
……あ〜〜…私様…だよっ…!
…で、何の用かな?紛らわしい…
(自分の心臓部分を指差しては示す…
…赤仮の親友もとい、彼女…エリュテイア
またの名を紅色の女…
…警戒はしているもしっかりとした容姿、
見た事ない気がするので少しだけ安心する)
『 これはこれは失礼しましたね うちは VoVa・サイーテ、『 madness island 』最高司令です
…以後お見知り置きを… さて お互いに興味のない前置きはこの位にしましょうや。』
( 喋り方 ガタイや容姿からして男性だが、妙に目立つ口紅をした熊皮スーツを羽織り
凄まじい筋肉質の胸筋を晒している )
『 あなたがたが今現在やってる、『赤城』への攻撃…アレにひと口、いや4口ほど
乗らせて頂けませんか?…それが メインディッシュの内容です 』
……何が目的、なのかな?…当然、いや、嬉しいけれど…ね…
…私様達はさぁ、見ての通り戦力としては頼りないよ?
(声は嬉しそうに反応して可能と言わんばかりに
武器を大量に浮かせていて、じっと見詰める…
…信用に値すると思えば一応問いかけ)
…でも、とても、それは、それは…最高だよ…
『 無論 目的としては私情や恨みなどの曖昧で価値のないものではありません
これは《 ビジネス 》です… 商談に値する利益と、あなたがたの状況を確認し
『赤城』に関して組めば有益なものと判断し、此処に使いを飛ばしました 』
( そう言い終えた後 耳をつんざく様な轟音 地響きが海の方角より響く
海を割り 上空へと浮上する二つの巨影…モーゼ… おとぎ話の様にバカげた
出来事が発現していた。… 島と何ら遜色ないサイズの巨大戦艦…
『 グリーン インフェルノ 』二隻が島の斜め上に 圧巻の雄姿を見せる )
『 無償の戦力提供です。投資としてはとても安いものですよ…
それでは、承諾して頂けますか? この ビジネスを 』
……へぇ、いいじゃん、いいよ?組もうじゃんかぁ…きひひ…くひひ…!
[…ご主人、怪しい、奴等…不安]
(…ビジネスを組んでしまった、結構やばい事になっているとは知らず…赤城は呑気に過ごしている…
…ただ、勿論、こいつらも信用できないとは思っているので、裏切り行為をしないように見張るつもり)
…さぁさぁ、後悔すんじゃないよぉ…?邪神の姉妹に…赤の者達…!赤仮以外は誰もいらない…!
…勿論、裏切り者も…
『 大変 喜ばしい返事をどうも ありがとうございます。
…それでは 今後も戦力提供はさせて頂きますが… うちらの
要求を今 この場で提示させて頂きます… 《 旧神4名の 一部 》。
そして《 戦闘データ記録の権利 》をうちらに譲って頂きたい 』
( グリーン インフェルノより次々と機械の超兵が降り立つ
絶大火力と取り回しの人型機『 ゲインズ 』『 ゲインズ 2 』。
超射程の人型ミサイル艇『 タブロック 』『 タブロック 2 』。
殲滅火炎満載機『 ドミニオンズ 』無数の戦闘機『 リボー 』。
無償としては度を過ぎていると言わざるを得ない戦力の過多 )
……あ、その前にこっちの要望だけは言っておくね?…邪魔はすんなよ?邪魔したらてめーらを敵と認識してすぐにでもぶっ潰すから…で、情報ね…
{…髪の毛でもいーの?…いーんなら…てっててー!なんとここにあります!そう、私がゲット済みです!}
(…突然後ろから現れた仮面の付喪神…
それぞれの髪の毛が厳重にプラスチック製の袋に入れられていてそれを渡すと同時に紅の乙女を守るように前に出て……頷くが、一言だけ)
{…やるのはいーけど、私巻き込まないでね?
…後…城破壊はすんなって話…あれ大変だから…
…それが飲める?)
『 了解致しました 最初の交換としては十分以上です…
しかし あなたがたに今譲歩した戦力はあなたがたの采配次第
攻撃を命令したら奴らごと城が壊れたでは責任を取れかねません
何しろ 大火力ですからねぇ … 足りない旧神の一部は我らで回収します 』
( 箱を受け取った無表情機人、『 R-9E 』)
『 それでは 健闘をお祈りします…ハブアグッデイ 』
[ ヴィゴァーォ ][ ト''シュウゥゥゥ ]
( 言い終え ホログラムを消去する航空機、変形し
どこか彼方へと飛び去った… 残ったのは 異常な大戦力のみ )
{…信用できねー…まぁいいや、私帰るけど…大丈夫?}
…うん、大丈夫…じゃあ、帰っていいよ…
(大きく両者溜め息、とりあえず性能テストなどやりたい事がたくさんあるためまずはそれを
試していく方針)
・・・レギオンの部屋・・・
[ ガリガリガリガリガリ ]
「 . . . . . . いい歯応えすんなーこれぇ 」
( …焼きサザエはそう食べる物ではない )
[…ガリッ…!ゴリュ…グギュッ…!]
……硬いぞ、これ…食べれるけれど…
(…真似ているのか牙を大きく立てて釘打ちのように噛み締めていて)
「 んぁ?. . .んー 噛めない奴ってこう食うらしーぞぉ?」
( ドライバーを手に取り、サザエの蓋に突き立て
少し回す様にブリンと肝を取り出す。それをガブリ )
「 . . . 醤油だな . . . うみゃい 」
………焼いてるから普通にこれだけでいけるぞ…
素材の味…
(身だけ綺麗に抜き取ってはちゅるんと吸い取り
後は殻に歯を立てちゅーちゅー吸い付き残っている海鮮の味を楽しみ)
「 . . . . . んむ バターとか . . . 」
( 垂らして醤油をかけた途端に溢れ出す殺人的旨さの香り )
「 うぉぉ . . . 」
……調味料には頼らないぞ…自分は…
(じーっと眺めて香りを楽しみながらも殻の塩っぽい風味を楽しみ…)
…なんかおっさんくさいぞ、なんか…
「 . . . . 人間のおやっさんに仕込まれたんだから仕方ねェよ 」
( なんか不機嫌そうに殻ごとサザエを四つ )
「 . . . . . はぁ . . . 最近のいい事ぁこのサザエだけだな 」
………ふぅ〜〜ん…
(興味薄れたのかサザエの殻バキッと壊して
ガリガリ音立てながら食べる…)
…どこか…何か、心が満たされない感覚ってやつかー?
「 . . . いや そうじゃァねえのさ ... いい事が ホントにねぇんだよォ. . . 」
( 失敗し続ける銀猫、おやっさんの逝去、ケンカ相手の失踪 . . .
極め付けに 最近ずっと薄くなってきたレギオンとの関わり... 気落ち )
「 . . . . いや . . . 心満たされてねぇのはマジかもなァ 」
………ふぅ〜〜ん…なるほど…
…ふぅ〜…
(色々思い詰めているのがあると思えば
耳に息吹きかけて緩めさせ)
………自分も、戦闘以外に興味があるんだぞ…
…少しだけ、いーか?
「 ふゃ っ . .. 」
( 一気に力抜けてパタリと倒れ... )
「 . ... .. はぅー . .. 良いけど .. .不意打ち .. ひゃめれ . .. 」
( そんな事言いながら、仰向けになって両手を無防備に広げる )
……だって、こうでもしないと、ダメだと思うぞ…警戒している時とか喰らわなそうだし…
…それにちょっとだけだからなー?
(お腹に馬乗り…出来るだけ体重はかけずに
尻尾で足裏くすぐりながらゆっくりと口付け…
…長く長く)
「 ふあ . ..... ... はゃぁ . ... . . ん . ..っむぅ!?」
( くすぐられてジタバタしようにもお腹の上に . . . そこだけは強く出来ずに
やっぱり小さい相手にされるがまま . . . 何故か、それが心地よくて )
………これ、好き?
(問いかけながらもう一度くすぐり…
…口付けしたまま舌を入れて体温少しずつ暑くなりながら
心地よさそうにしている相手に思い切り抱きつき)
「 んっ . .. ... . .. .. . すき 」
( 一回口を離して ... 力抜けながらも色気に当てられて
自ら口付けを受け入れて舌を 素人程度ながらも絡め
ザリザリとした感覚に激しく反応するも 此方も抱きつき返して )
……少しは心マシになった…?
(口で二人の銀の糸橋を引きながら
再び口付け…時間を経たせるゆっくりとしたものでぎゅっと抱きつきながら次第にウトウトし始めていて…)
「 . . . ... . .. んぁ . ... . あぁ . .. ありがとぅ な ... . . 」
( ほろ暖かなレギオンの体温に 睡魔を刺激されながらも
何とか抱き上げてベッドへ運び ... 力尽きて一緒に寝転がる
. . . 寂しげな感じはなく、レギオンと一緒の幸せを堪能していて )
「 . ..... . . お前が一緒で幸せ . ... . 月並み . . . だけどさ 」
……なら、良かった…幸せを与えれたなら…それで良かったぞ…ん…それと…眠気凄い…おやすみ…
(ニコッと珍しく優しく微笑み浮かべて
嬉しそうに耳をぴょこぴょこ反応させながら
一緒に寝転がり…心地よい暖かさを出しながら
目を閉じて…意識を落とす)
「 . .. .. .. おやすみ 」
・・・・大廊下 2名のニャル・・・・
「 さてさて どうしましょうか しやしょーか 」
「 あっしょ っしょ 圧勝しょうです そうですね 」
( 完璧な連携でのゲーム後、本体が回収し忘れて放置中の2名
取り敢えず廊下を歩いているが… まぁ不気味 壊れた人形の様な
抑揚の無い声に一定が無い喋り方 ぎこちない動作で完全に同じ容姿
そんなのが廊下の中心を揃って歩いているのだから夜なのもあって
ホラー感は抜群 )
…君達ぃ…夜も夜、それもこんな時間にそんなに騒いでいたらいけないだろう?…ほとんどの人が寝ているんだ…君達も悪巧みはいいが静かにしたらどうだい?
(そんな中更にホラー感増すように
浮きながら注意…二人の間に入りながら
ニヤリと薄気味悪い笑顔を浮かべていて)
[ ガガシッ ]「 きゃあ お化けです そーですね?」
「 除霊 ないない 退魔 ないない 絵画 ですそーですです 」
( ちょっとある旧の力で普通に霊に触れ、ぎこちない動きながらも
間に入られれば捕まえるのは簡単 そのままどこかへ連れて )
「 いぇすいぇすゴーストバスター 」「 そーじきすいすい プルマンション 」
………どうしてこうなるのだろうか、ははは
まぁいいかぁ…私は別に…ふふふ…
(簡単に捕まってしまい勿論簡単に抜け出す事も
出来るのだが何処に連れられるのかと少し
楽しみに無抵抗で連れて行かれて)
…しかしまぁ…どうにも、腹が立つなぁ…
………あぁ、そうだ、腹が立つ…忘れていたよ…
「 「ばん」」[ ピロピロコッコッ ]
( 絵のない絵画の前に持ってくると 2人揃って絵画に幽霊を放り込んだ
何故か 幽霊を閉じ込める様な形で絵画は変化する )
「 なんか言ってましたね アリ?蝶々?知らない 」
「 絵画いがぃが お綺麗 キレキレ 」
……ふむ、なるほど…こんな場所があるとは
思いもしなかったな…
(慌てふためく訳でもなく辺りを見渡して
絵画の中と理解すればどうするのかと二人のニャルもどきを見ていて)
…しかしまぁ、中々独特だなぁ、これは…
「 「 では 」 」「 … あひぇ ふぉ … グェガボゲグ 」
「 ん?… がギャガクォギェ 」
( __また何かをしでかそうと二体が… 奇声と共に肉体が崩壊する )
- -- -- ---- -- -- - -- -
廊下を通り過ぎる気配 感じられなくなった筈の気配
( かつて濁蒼と称された者の気配に酷似 )
-- -- - -- - - - ---- -- -
( 無数の視線は絵画の幽霊を見 理解不能の心身を先触れて
何処か 違う所へと去っていった )
……意味が分からないと、言うのかな、こういう時は…ははは…
…さて、騒音の元凶も居なくなったようだし帰ろうとしようか…しかしまぁ、助かったよ…
(目の前で崩れた肉体に対して拍手をしながら
気配の方に感謝をしながら
元の道…正確には部屋に戻る…
相変わらず笑みは消えてないまま、寧ろ先程より
少し鋭くなっていて)
…私が手を出さなくて、だけどねぇ…
・・・旧 黒機支配空間・・・
「 そこだねっ!」[ ヴヴヴゥォッ ]
( 新装備なのだろう、飾りのない騎士の様なヘルメットと
肩に備えられた大型の連帯キャノンが目立つアーマーを纏い
迫る敵機達と戦闘を繰り広げていた、砲撃が大型メカを貫く )
[ ガンッガンッガンッ ]
…ん、いい感じ、後ろにも注意しろよ?
……後、動きがやっぱり前と比べると遅くなってるから、そこも気を付けて…
(壁に凭れ掛かり…じっとただ見ているだけ
手助けするという訳でもなく、偶にアドバイス的
なのをしてあげながら余裕のある態度…
偶に向かって来た敵には仕方がないので握り壊している)
…まぁ、でも、最初に比べれば充分動けるんじゃねぇの?
「 ほんとっ? よぉーし!もう少し気合いぃぃっ!」
( 気合いを入れてジャンプ、空中制御も加えた激しい弾幕攻撃で
ロボット達を殲滅する、縦横無尽…とまでは行かなくても様々な
武装を使い分けて対空を維持しながら回避 攻撃と曲芸師の様に戦い )
黒「 はぁーい 追加ねぇー 」
( 黒が指を鳴らし、更にロボットの大群が出現する )
子「 よぉーしっ!いっくぞー!」[ QUICK ]
………うんうん、いい感じ、いい感じ…
…しかしまぁ、どんどん近代化というか…テクノロジー…
…俺はいいけどあの人認めるのかな…なんて
(しっかりと目で追いながらカメラを回して
念の為にビデオを撮っていて綺麗に破壊とまでは
いかなくても行動不能にできている辺り
やはり血がよく混ざり合っているのだと思う…
…トリッキーな戦闘スタイルには本当に懐かしみを感じて)
……数年前かぁ…あれも
「 しゃきーん!」[ METAL ]
( 仮面ライダーの如きQUICKフォームのまま、変わった決めポーズの後… )
「 メタルブレード!」
( 円盤ノコギリ状の刃物を何処からか取り出しては3つづつ投げつける
意外にも高威力で取り回しも良く、ロボット軍団の勢いが一気に弱まった )
黒「 追加ー ……ふふっ 」
( また一通りロボットを追加したのち、黒はザレッドの隣へ )
「 …凄いのねぇ だんな様の血筋 」
……ナイアの血筋も上手に混ざってるんじゃねぇの?
…あの若さでさぁ…もう1級よ、強さも…
……本当に嬉しい…すくすくと育ってくれて…
(しっかりと戦闘シーンカメラ回し続けながら
色々思う所はあるが本当に嬉しそうで
表情全体が笑みを浮かべていて)
「 ……ホントねぇ… そう思えば、あの子昨日あなたのチョコ盗み食いしてたのは
報告しないであげようかしら?あら失礼、ホホホ 」
( らしくもない笑い方しながら、あくび… )
「 んー… ちょっと頑張り過ぎましたわぁ … 久しぶりに…
れんきんじょで寝てきますわねぇ… 」
( 頑張り過ぎたと出て行く黒の傍ら、子は更に力を見せる )
「 クラッシュボム ! 」
( 最後に残った大型ロボを大火力で粉砕。全滅した )
「 やぁったぁっ!」
……はは、そんくらいで怒るかっての…
別に許すよ、ミィリィ以外だったらお仕置きだけど…
(付け足しに結構恐ろしい事を言っていて)
…はいはい、いってら
(背中優しく叩いて見送りしながらカメラは止めず
しっかりと動きを捉えている…)
…グッド…!
(爆破で一気に破壊は個人的に高得点
サムズアップしながら褒めて)
「 えへへっ!ゆあからも36点って言われたよっ!父様!
前は15点だったのにっ!… っととっ …あれれっ 」
( 変身解除して走り寄ってくるけど途中でふらついて前のめりにこけ… )
………まだまだだけどな、それでも…
…っと、一旦休憩するか?
(指鳴らしては目の前に手枕を出現させて
受け止めて心配しながらも優しく微笑み)
「 ふぁぅ…んんっ わたしまだまだ頑張れるよっ!ほら っ あ 」
( 元気に飛び跳ね、られない。ふらっと体勢崩して )
……一旦休憩、それで体壊したら意味ないだろ?
(元気でまだまだ頑張れそうなのはいいが
倒れた方が親としては心配なのでそのまま座らせて腕枕にして寝させる)
…少しだけ寝てていいぞ?
……チョコはいるか?
「 んんぅ …わたしぃ ………やるも 」「 眠眠 」「 ふわっ?…は ふぅ 」
( 往生際悪く立とうとした瞬間に… 再び、しかも今度は深く
ザレッドの腕の中へ落ちる… そのまま、軽い寝息の音 )
「 ふっふふ、完璧に使いこなせる様になったなー 」
( 隣から少し重い足音響かせ… … … …黒い装甲纏った
ニャル並みに長身の女性、ミィリィに暗示をかけた指そのまんまに
ザレッドの隣で身を屈めて2人をふふと眺める )
「 しんどくないの?それ マスター?」
…別にしんどくないけど……誰だお前?
(眠りに着いたのを見ては少し安心して軽く髪撫で
チラッと声の聞こえた方を見て…見覚えのない姿
指差して当然疑問に思ったので問いかけ
どうにも容姿が違うと記憶の片隅からすっぽ抜けるらしい…)
「 やだなぁ ・・・カロン、R-13B カロンだよ?
マスターって呼んだんだから分かると思うんだけどなー 」
( 抑え笑い、動作の1つ1つが見た目相応の控えめなものに )
…………なんでそんな身長高くなってんだよ、びっくりしたわ…機械ってそういう所も改造できっからなぁ…
(動作の一つ一つと用紙を重ねて言っている事本当だと思えば溜め息吐き羨ましそうに見ていて)
「 んー・・・人造には変わらないんだけどさ?厳密にゆーと、今のカロンって
『 機械 』じゃなくて『 人間 』なんだよ、アンドロイド 人造人間ってやつ。」
( ザレッドの手に自分の手を重ねて少し握れば
生物らしい暖かさと柔らかさが伝わっていって )
「 ずっと前から最初の体にあった生物データを再生しようとしてたんだけど
リトルサイズ改造じゃないから想定してたよりずっと体の生成が早くって!
それで、出来た体に意識を移す実験が今日成功したんだ、この念願の・・・
マスターにいい様にされない体、手に入れちゃった 」
……ふぅ〜ん、なるほど…別にやろうと思えばその身体でも悪戯…いや、寧ろそっちの方がやりやすいぞ?…シンプルに、普通に、人間っぽくなってるし…
(耳に細い指入れて弄ろうとしながら
いつのまにか機械のレベルが上がっている事に
少し喜び)
…今はしねーけどさ?…まぁ、お前らが暴走しない限り別に何でもいいっての…
「 ふぁ ぅひゃあっ!?・ ・・ここれが生物って奴なんだぁ・・・
す っごい神経とか脳から快楽物質すごぃぃ・・・ 」
( それだけで体が跳ね、耳を抑えて変な表情したままプルプル震え )
「 あ・・はっ・・や やっぱり慣れない体の初めてってすごい・・・
というかマスター、なんで人間のナカなんて弄ろうとしてくるのさ 」
……敏感肌だなお前さては…
………ニャルちゃん直伝だから、そういう事して欲しいならニャルちゃんに頼めよ?
(震えている間に真面目な表情で告げつつ
ゾワっと背筋が凍るような感覚も少しして)
……いやぁ、解剖ってあんじゃん?
そういうバラすのが俺好きでさぁ…
「 ・ ん ・・いや さー ・・・マスターにやって貰った方が面白いかなー?なんて 」
( 復帰し、ザレッドにデコピン決めて )
「 うひゃあ、カロンはカエルと同等の扱い?ちょっといやだナー
というかそのマスターだってそのメイドにバラバラにされてるじゃない 」