星は集う
その場所へ
血は混ざる
その魔と
絆は紡がれる
新たに増やしながら
夜は満ちた、平穏願って
日々を送ろうか………
……えと、これでよかった?
………親近感…!
(かりゅうそうに自分から近づき…
同じように火炎を吐いて何方が強いかと比べていて…)
……楽しい…!
(…どうにも好奇心が抑えられない様子)
「 . . . . よくやるなぁ... ぉ 」
『 シクラメン 』
( あまり見ない様な. ..小さく それでいて永い時間を感じる花が
小山を再現したエリアで咲き誇る.... 小さく その内で何十年もの樹齢を持つ。
雄大さを感じる花畑は 思わず見るものを包み込んだ... )
「 ........ っあ、これっ.... ふひひ、おい!レギ猫!」
……うんゆ?どーした?綺麗な花には刺があるって言うし気をつけるんだぞー?
(かりゅうそうの吐き出した炎を頬張り…
そのまま自分の力として蓄えながら
呼ばれた方向に不思議そうに思いながら
四本足で近寄り…)
「 へへー?...こーれーなーんーだ?」
( 振り向き様に 何やら長い草みたいなものの先端を
レギ猫の前で震わせる.... 緑色の麦みたいな奴、ねこじゃらし )
…ちょっ…待っ…んにゃっ…ぁ…!
(目の前でそれを振られ…何か様子がおかしい…
…顔も紅潮し、モジモジとしながら
優しく猫じゃらしに向かって遊びのような猫パンチ…)
…ふぁ…にゃ…んみゃぅ…ぁ…
?
「 .... お . . .ぉ?... ぇー... だいじょーぶ か.... . . いや ねぇか?」
( まず、原因と思わしき物を 見せない様に自分の背後に投げ捨て
まぁ... 恥ずかしい方面に見えるが とにかく様子のおかしいレギオンに
近付き、顔を覗き込む... 赤面 )
「 んぅ...なんか 分からねぇけど..... アレルギーかなんかかぃ?」
……知らにゃいのか…?マタタビっていうのは…
酔っぱらった時と同じ感じなんだぞ…?
…あまり自分は耐性が無いから厳しいというか…きついんだけど…ぅー…
(吸い込んだフェロモンの量少なかった為
少ししたら治るが
頭を抑えてあまり動かないよう安静に…
…赤面が何故か艶っぽい)
「 ぁー、そんな感じかあ...... ん... 中断するかぃ?体調...ヤバそうなら歩かねぇでいた方が 」
( とりあえず抱き上げ... 落ち着かせる様に背中をさする、ちょっと叩く
小さい頃、黒にやってもらった時の要領を思い出して 少し揺すったりもする )
「 よぉしよしよし.... ん、だいぶマシに...なってんか?」
( ...気は回せるが、死角の問題は分からないのがこの大女 背中から香る...
3本の引っ付いたねこじゃらしの香りには気付かない )
……ひょっと…待って…おろひて…頭おかひくなるから…、おちついへたけど…ダメかも…から……
(呂律回らず頭も回らず…嗅ぎすぎで悪影響を
起こすため本格的にまずく…小さく炎を
口から吐き出し…後ろにあるのを燃やそうとしていて…
揺すられても寧ろきつさ倍増しかけていて)
「 ん....? ぁ、うぉっ あ すまん... ...もっと大丈夫じゃ無くしちまったな... 」
( 様子の悪化に戸惑い 仕草から自分の問題に気づいて急ぎ 柔らかそうな
地面にレギオンを置き 背中から草を払いのける。... ここまで来れば本気で心配
置いた近くでしゃがみ、軽く頭を撫でて顔の色を伺う )
「 ..... にしても... んぅ.... んー... オレっておかしいのかなァ...
.... 色っぽいんだよなぁ... . . . あかんあかん、ダメだって 」
……変態かよぉ…ぅぅ…テホプぅ…ん…これ、きついんだかりゃなぁ…?
(冗談言いながら少し苦しそうに深呼吸
猫じゃらし離れたがかなりの量吸った為
落ち着く気配全く無く、尻尾や耳も元気無さげに
ふにゃりと下がっていて)
……ぅぁ…あたまいたぃ…
. . . . .
おぃおい... 本格的にヤバげだなァ....
「 .... 立てるか?.... ーって... いいてぇんだけど... よぉ....... 」
( 真面目、それに準じて医務室に運ぼうと腰を上げ、力抜けた様に下がる
レギオンの熱っぽい呼吸に気を傾けてみれば、自分も同じ様な荒めの呼吸
視界にもちょっと靄がかかった様に... )
「 .....なぁんら、おれも... ちょっと ふらりって.... 」
( 楽な姿勢に座り直し それでも一番の気掛かり、レギオンから目を離さず。
.....さっきから頭がぼぅっとする レギオンは全体的に熱っぽく色っぽいが...
多分 今の自分も似た様な状態、なんでこうなって.... )
「 ..... . . . あ. ..しクラめン...って.... 」
……ぇぁ…にゃんでぇ…?
…しくら…メン…?あよ…綺麗な…花…?
……ていうか、これ…やばく…ないのか…?二人してこの状況…色々…とさぁ…
(二人して道端で倒れ込む形…
…楽な姿勢とはいえ無防備にも程があり…まだまだ知らない植物も大量にある為途方に暮れて
まだ体の熱が冷める気配無く…
…とはいえ少し慣れているのでテホプよりは楽…)
……あー…頭痛いし…目眩が…
「 ... . . ぁぁ... なぁ... うつ て....にゃいんだし..... 」
( ずるずる と腕を使ってレギオンの隣に移動して くっつく
何時もより、お互い体温が高い... )
「 ひとつ.... ..眠っちゃわなぃ?..... . .れぎぉん... あったかぃし...ゃらかいし... 」
( 荒げた呼吸、揺らぐ意識と... 若干芽生えた色欲を抑えつつ喋るのは苦労する
レギオンに重さをかけないよう、くっついて座ってても背筋はピンと 重さ掛けられても
平気な状態にして レギオンを撫でる.... 手から伝わってくる愛らしさと、なまじ無防備で
あるだけ生々しく分かる 平静ではない熱さ、意識が飛びそうなので少し撫でた後に離す )
……えぇ…ふぁ…それ、大丈夫…かな?
…それはしらにゃい…し…まぁ、炎で辺りを包めば大丈夫か…うん、寝よ…
(ふーっ…と弱めに息と同時に更に熱を持つものを吹いて
円陣状に自分達の回り…植物が燃えない程度に身を守る形で炎を吐き終わり
そのまま疲労と熱からかすぐに寝かけ…る前に
自分からテホプに体押し付け)
「 おぅ... 素直で..... .. .. . . ぉい.... おれ... . . ぁー... 」
( 言うことを聞いてくれた、そして出来る限りの事も出来た
レギオンに褒め言葉をと口を聞こうと思えば.... 押し着く体 やわこい
もふってて 暖かい... )
「 ... .... .. .... いやいや いやいや... あかんて...... 」
( レギオンは慣れた熱さだろう、しかし 炎の壁なんてこんな状態の
月夜にとっては寝られた熱さではない。それに 膝枕のようにして
押し付いて来た.... 欲情に目はパチリと開き 平静と抑制、愛と情欲の境目にて
とりあえずと頭を撫で、人知れず脳内での思考がぐるりと回り続ける.... )
…ん…んぁ…ぁ…ふぁぁ…
(お早めに眠りに就き…炎はほんの少しだけ弱まり
ながら尻尾でテホプの体無意識にくすぐりながら
静かに…紅潮した顔で妙に色気のある声を出し
…耳がぴょこぴょこ少し嬉しそうに跳ねていて)
ぞくっ
「 !! ぅ..... ちょ.... うぁ ぁ.... 」
( みるみる内に月夜の顔は様々な情に赤面し 撫でる手が強張る
沸騰しそうだった 頭の状態に脂でも注がれたように燃え上がった情愛 )
「 .......ぅ ...ぅ ..... れぎ ... 」
( .....脳は心に伝える.... 『無理』.... それでも自制はあった。
おそるおそる 撫でる手を眠るレギオンの胸へと近づける... ちょっとだけ...
少し触ったら... すぐ 引っ込めよう __後先の事考えられずに 手は胸に触れる )
…んみゃ…っ…ぉ…ふぅ…ん…
(小さい…けど確かにむにゅりと柔らかな感触…
…それと同時に声も更に艶がかかり
尻尾の元気も無くなってしまい…
…ただ、眠ったままではあるがテホプの腕を掴み…
…押し倒して来た、何故か…
…そのまま体重かかったまま…再び気配無くなり)
( 急変、手を引こうとした瞬間に月夜はその手を掴まれ...
えと思う暇もなく 間近にレギオンの顔がある状況で、再び思考の暇は出来た。
__押し倒されたのか... 紅潮する顔の通り 乱れた思考で分かるまで少し掛かる )
「 .... れぎおん.... あの....... ....はら..ひゃめろ..... 」
( 力が抜ける... 大女を押し倒す、それも腕をつかむ位置でとなると...
レギオンのいる位置に どうしても月夜の腹があるのだ、弱い所に乗っかられ
ますます呼吸が乱れる もがこうにも弱った、力が抜けてて掴まれた腕を
自由に出来ない.... これが 欲情の報いというには酷すぎると月夜は思った )
「 ..... やめろぉ....ょ... 」
……ふみゅ…ん…んっ…
(無意識…睡眠中だが…徐々に口を近づけて…
…一瞬唇に当たる感触…
……ゆっくり開かれた金色の瞳孔は輝き
意地悪に三日月のような笑みを浮かべて…)
……テホプ…しゅき…だぞ…ん…
(そういってから再び尻尾で下腹部をくすぐり…
息を荒く乱しながら、少し強めに腕掴んで
いつもの仕返しと言わんばかりに
色々堪能…)
は .. . は.. . . ぁ..んぇ... あ... っ... ぉ__
( 「起きっ 」... 言うどころか 思おうとした瞬間に唇の感触は思考を奪う
体よりも柔らかい 完全な愛撫の感触 、抵抗出来ないもどかしさを上塗って
甘い声が 波打つ神経がじわり じわりと.... )
「 ーー ぁ... んっ ..! れぎ...っ ..... ずる....ぃ ..ぁっ... はぁぁ... 」
( 自由の無い口と 体は上に乗る猫の責めに合わせ ただ色の声を上げるのみ
__これじゃあ、好き放題されてるだけじゃないか.... 気が付いても何も出来ない
懸命に キスの瞬間を激しくする以外に責めを許されない、そんな悔しさすら
...何故だか 心地よく感じてしまった )
「 ぁ .....ぅ ........ ぁ __ あぁっ 」
………いっつもいっうも…テホプばっかりしぇめてさぁ…
…たまには自分にも責めさせるんだぞ〜…
(耳朶甘噛みしながら囁くようにゆっくり告げて
自分の体押し付けてむにゅりとした感触同士…
片腕離して…テホプのお腹摩りながら
尻尾は太腿辺りからじわじわと這い上がり…
色々我慢していたのか…すっかり炎の壁は消えているが関係なしに…
…マタタビの効果も薄らあるが本人の意思で
たっぷり…味合わせていて)
( じっくり じっくり、腹を責めて抵抗少なくして... 肉食らしい
抜け目のない責め。だけど__ 離された片腕、唯一動かせるそれで
乱暴に自分に比べればとても小さく 愛らしいレギオンの体を引き寄せ... )
「 ーー ぁ ぅっ ぅ ... ぅ ..! おみゃ ..えぇ.... すき かって.... ばっかり..ぃ するなぁ.... 」
( せめて 小さく強気を、首を少しだけ捻り 首筋に軽く噛み付く
...力が抜けてるからじゃない 逃げられない所まで体を抱き寄せて
空いた手で... 腰辺りをぎゅっと抱いて... 姉や 妹よりも下手だけれど
噛んだ口の中で 舌を扱う、少し固めのレギオンの肌に ぬるりと舌を這わせる )
……すーー…はーーーっ…
(全然慌てず…思いきり息を吸い込んで匂い嗅いで
楽しみ…
…舌を這わせて少し歯の跡つきそうになっているが全然気にせず…
…耳孔をザラザラの舌で舐めながら
金色…月明かりのように目を輝かせ)
……楽しいけど…そろそろおわる…か?
は っ..は ぁ ..... ぅ っ ..お ....
...!..!!................
( いつの段階からか... 喘ぐ声はいつの間にか消えており
薄く光を残し、刺激に涙流れる目は開かれたまま 脱力した体...
...そういった経験 完全な初めてだったらしく、もう 気を失ってた )
( __ぎゅっと抱きしめる、片手だけは離さずに )
…………はい、終わりだぞー…
(いつの間にか酔いも覚めて…咳払いして誤魔化し
ながら涙を拭い
最後に此方も首筋に跡つけて
…立ち上がろうとする…けど、握られたままで…
とりあえず体勢を変えながら…起きるまで待ち)
................
・・・・10分くらい後・・・・
「 ........ !!! っぁっはぁっ!?」
( ぐるんと片手離し 体をよじって飛び起きる.... 汗びっしょり )
「 ...はぁ .... んぇ....? ...ん.... 」
( 自身の格好、そしてレギオンを見返し )
「...欲求..不満なのかな... オレ 」
………知らない、さ、早く行くぞー…
(思ってるより早く起きたのに安心しながら
あまり視線合わせないようにしつつ
寝転がるような姿勢のまま歩き出して)
「 ...ん...? ....ぇ ...あ?.... ぁっ 」
( 理解を完璧に出来ぬまま、なぜかどこかそっけないレギオンの態度
...予感がして、目を凝らしてみれば.... 確かに、自分の記憶の中で付けた
首筋の傷跡...! )
「 .... ...っ... あ ...あぁ..... ...うぅん.... なぁ ...レギ...
....後で...なんか、食うか....?」
( ちょっと、気まずく感じるまま付いて行き... )
……いらない…というか、もう食べたから…テホプ……
(にひひと笑み浮かべながら自分の傷跡と同じ場所指差しながら八重歯見せつけて
ぺろりと舌も出してみて)
……それに、もう治ったし
「 ..... 」
ぷしゅう
( 自分の首筋を確認した月夜は.... 穴があったら入りたかった )
「 ....おっ ぉ..言うなぁ..お ぉおい... お オレだって.. ..お お前に...
産ませてやる...ぅう つ つっつ つもりでいるんだからなぁ.. . ! 」
( 全力で視線は明後日、付いて行きつつも顔は見せない... )
敗北である
………産むねぇ…どうやって…?
…まぁいいや、ほら、早く行くぞ?
……ここは色々トラウマ製造機みたいだし…
(後ろチラッと見ながら少し早歩きで…
…あまり来たくなさそうに顔歪めて)
「 うをっ ...ま まっ...待ってくれよぉ... 」
・・・・・・ザレッドの自室・・・・・・
- --- - - -- - -- - - --
「 -- -っもぅっ! なんであたしがあんな変態の恋人に
連絡なんかっ-- -!」
…………〜〜〜〜♪♪
(…何故か部屋の中から陽気な鼻歌…
…不穏な気配しかしない)
「 -- - -- - ( ---間抜けそうな感じね-- - あの変態にお似合い )
--- [ドン ドン ]居るわね?開けなさい 」
( 感情的には軽蔑、溜息を吐きたい思いで戸を叩く )
…あ?あー…うん、はいはい、どうぞー…
(声が聞こえた瞬間一瞬不機嫌そうになるも誰かと分かれば再び陽気に…とても不思議な様子)
[ ガチャ ]
「 急で悪いかもしれないけど - -- 」
( 目を閉じ、腕を組んでから--- 若干気を引き締めつつ、入る
単純な口上を述べ、さっさと済ませようと目を開け、相手の顔と部屋を --- )
…はい、いらっしゃ〜い、俺様の…部屋へっ…!くひひ…
(……イメチェンでもしたのかと言わんばかりに
赤黒く、そして壁から無数の手が生えて手招き
…背中を這う感触や何処から何処を見ても狂気としか思えず…
…床には何故か黒光りする虫が無数に這っていて)
ふぁぶっ
[ バタッ ]
はっわぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁああぁあぁっっっっっ
( 全力で後退り、壁にぶつかって腰を抜かし 体を守るという意識からか
意味無いのに自分自身に対して抱擁、へなへなと座り込み... )
「 なっ なな ....な 何よこれぇ... !!ホントに何よこれっ!?
あんた正気!!?そうじゃ無くても馬鹿以下ね!正気とかそういう次元じゃないわ!
何!?何で笑顔であたしにこんな部屋紹介できるわけ!?
取り敢えずこの部屋ごとあんた地面にでも埋まっときなさいよゴキブリ男!!」
…いやぁ、ニャルちゃんから奪…ゲホッ……んんっ…貰ったゴキブリ缶詰…
…こりゃあ悪戯に使うしかないでしょうよ…あぁ、安心して、すぐ捕まえれるからさ…
…あ、でも足元注意だけど
(不穏な発言と笑み見せた途端
手をパンっと叩けば…床が全部ゴキブリホイホイ
…空中に浮かぶ手が缶に再びゴキブリ仕舞いつつ…
…ベットベトで動けなくなり、転んでしまえば
大惨事確定)
(…本人は一応、ちょこっとだけ浮いていて)
「 ボソッ)ゎ もうやだ ぁ- --
-- -- ッンッ! 言われなくたって入るわけないわよこんな部屋っ!
デリカシーも何もあったもんじゃ無いわ!1から学び直して来なさいよっ!
って -- - - (あぁもう!なんでこいつから離れられる条件逃してんのよ私っ!) 」
( この世の終わりのような部屋の様子に思わずボソリと... しかしそこは旧神。
精神的リカバリーを早めに整え、文句を一通り言おうとしてからかねてよりの
目的を思い出し、自分自身に戒めを説いておく )
「 ちゃんとお辞儀と言葉遣いまで出来てる子なのに親がこれなんて信じらんないわ!
....っこほん!! そのあんたとは不っ釣り合いな子供からの伝言!良い!?
『 拝啓 父様!この度わたしは...えっとハデさんから教えて貰った
新たな力を扱いこなして自信が付きました!なのでっ 挑戦状を贈ります!
これを受け取ったらコロシアムに来てください!絶対です!』
-- - -分かった?」
嬉しいなぁ、それは…
……じゃ、とりあえず俺の部屋で待っとけ…
…あぁ、多分、お前もう逃げられないから…
(ふよふよ小さく浮きながらすれ違い様に…
再び不穏に呟いたかと思えば…背中を押す衝撃
どう見ても犯人は隣にいて…そのままコロシアムに地に足つけながら向かい…
…ほったらかしで)
「 へっ?」
( -- -- 扉を押す-- 引く-- - - 何をしても扉は開かず窓も開かず-- - - )
「 -- -- - まぁ 未知の探求って意味合いでは当たりかしら
取り敢えずは-- - - ぅん? 」
( 見た先-- - - 黒く蠢く 何かの群れが壁を抜け出て--- 否 その一点だけでは無い
全方位から押し寄せるように うねる何かが湧き出て来る )
「 -- - -- - - 妙ないたず-- -[ ぐっ ]ら--- -?」
( 力抜ける感覚--- 足元、噛み付くように絡みついたうねるものが一つ )
・・・・・・・ 戦闘場・・・・・・・
「 ..... うぅむ.... っ .... z__Z__ ぁっ!........ 」
( ばか正直に待ってたのか... 立った状態で 寝起きを繰り返す )
( 痛覚が鈍っている事に気付いたのは それを見てから-- -- )
…はははっ、眠いなら別に…無理しなくて大丈夫だからな?俺は別に今部屋で…くひひ…な事になっているヨグちゃん観察してもいいし…
(ぱち、ぱち、なんかとってもラスボスっぽい雰囲気醸し出し拍手しながらいつの間にか後ろ…正確には背後にいて
ニッと笑み浮かべながら手を上げて
ハイタッチ準備)
[ ぱち ]「 ふんっ!」
( 裏拳、ザレッドの挙げた手に当たり 心に響くような良い音が鳴り響く...
すぐさま距離を取り キッと、睨むのでは無く『視線の中に捉える』目付きで
ザレッドを見る、子.... いつの間にやら その姿に内包されていたのは.... )
「 父様... 今日って今日はわたし、真剣だから!
...本気で... えっと マジで やる!からっ!」
( ヘッドフォン型の機器、それに触れる )
…………痛いなぁ、はは…ったく…いつからこんなに英雄のような目つきをするようになったんだろ……まぁ、そうで無かったら俺達の子供…じゃないか…ははっ…!!
(子供の成長実感し歓喜しながら笑い声小さく上げて、裏拳の跡少しつきながらも何回か振れば治ってしまい…
構えを取りながら、集中開始…
…雰囲気も変わり)
……さて、参ったって言った方が負け…
…シンプルだけど、それでいいか?
「 ............. 」
( ....『 いい?強者ってのはね、まずは見極めようとするものなの
特にミィリィちゃんみたいなコって実力の程がよくわかんないからねー
だから、もしマスターからそんな気配が感じられたら・・・』)
「 今っ!」
【 タイムストッパー 】
( ガチャァン、ヘッドフォン型機器『 オー!MEGA 』...正直ダサいと思った
名前だが、デザインは気に入っているそれのダイヤルを回し、押す事で...
空間が発光し ミィリィ以外の時が止まる。)
「 . . . 父様...わたし、色々やるからっ!」
【 魔闘 [ 波 ]】
( 掌から 時の止まった空間の中、ザレッドへ向けて闇の掌圧を放つ )
…………………
(…当然、止まった時の中では動けず…
光の錯覚で透明になっている手が一応身を守ってはいる…が、避ける事も出来ず、もろに食らいかけ…
…恐怖を与えるように、目はじっと、鋭く尖っていた)
「 .........!」
( ...タイムストッパー、原理の違うもので動いているコレは
自動再チャージが可能とは言えど 一回の使用についての時間は短い
今回、わざわざ当てにくい技を当てる為にはじめに不意打ちで使ったのは
流石のセンス...しかし、眼力で怯んでいた子に エネルギー管理の余裕はなく... )
[ ガチャァン ]「 あっ!」
( 波動が当たる寸前、時間停止は解けた )
…っっっ!!!?…あっ…ぶねぇなぁっ…!!!
…なんだ今の…速すぎるって訳じゃないし…
…気配が感じなかったし…一瞬…
……なるほど、時間停止…って所…か?
(いきなり意識が戻ったかと思えば目の前に現れる
謎の波動に慌てて腕クロス…でしっかり防御
受け止め…風圧で相殺しながら
しっかりと分析…こういうところは鋭い…
ミィリィの能力理解しながらも中々強力なものと
思えば…面白いと言わんばかりな微笑みを浮かべ)
…とはいえ不意打ち気味だしっ…まだまだだなっ!!
(油断していない、それを表すように
囲むように拳が浮かび…順番に追いかけるように
拳が振るわれていき…
…逃げれば、顔を逸らさず追いかけて)
「 ...まだまだ 余興はこれからだよ...父様!」
『 ステージ : QUICK 』
G O !!!
( 特殊武器発動とは反対側のオー・MEGAを回し 一つに合わせて...
両手両足を決めポーズのように構える、次の瞬間 ........ )
.....攻撃どころか目の前の景色はミィリィもろとも掻き消え
ザレッドの周りにあるのは機械的なステージ、目の前には下へ続く穴
背後には...自分の首をデフォルメしたような物を大きくしたようなアイテムが
若干高いところに置かれている
( .......父様...辿り着けるかな )
…まるでゲーム…良く仕様を理解しているな…?
…だけど…さっ…こういうフィールドは…!!
(手を足場に使いながらすぐに辿り着き…
生首…といえばいいのか分からないが
とにかく自分の子供の首をサムズアップ…
…いとも簡単に行われて)
…生憎、俺達つーか、こういう強敵相手には
無意味だと思うんだ…とはいっても、中々面白いし、goodだ…
【 ライトニング波動砲 】
[ ボコォォンッ! ]
( アイテムを取った刹那、今現在の足場が吹き飛ぶ
...次の階への道 それを塞ぐように二台の鉄パイプを飛ばして来る敵が
見える中、足場を破壊したであろう近くを飛んでいる... )
『 ちゃおー♪いってら マスター 』
……ほんっとうにゲームみたいだな…まぁ、こういうのは大好きだけどっ…!!
(鉄パイプを掴み棒高跳びの要領で敵を無視…
…とはいかず、子供の前なので行動不能にする程度…
…頭をぐぎっと180度捻り上げて…
再び走り次の階へ……)
……本当どこで道を間違えたかな…
『 ・ ・ ・ YOU HAVE BEEN 』
Deathtroy
( 次の階、いきなり殺意が増し 当たれば即死の太めレーザー
全方位からザレッドの元へ押し迫って来る )
【 光子ミサイル 】
『 マスタァ?・・・ グズグズはできないからねぇー 』
( 変形状態のハデスが超速のミサイルを放ちながら追ってきた )
…っ、おいおいおい…急にレベルアップしすぎじゃねぇのっ!!?
つーかてめぇらチームとか聞いてないんだけど…っ…あっぶねぇ…!!
(空中で体勢を変えながら避けるも冷や汗
かいて口笛吹き…余裕か余裕じゃないのかよく分からず
…ミサイルはほとんど無視、レーザーが逆に盾になってくれているというのもあるが
辿り着くまでに、すぐにハンドガン一発で破壊して…舌打ち漏らしながら、さっさと次の階に行こうと…)
開けた場所に出る... 敵も居ない 部屋も広い
( 即ち..... )
『 途中ボスって事だよぉっ!マスター!』
( 追いかけて来ていたハデスが背後からレールガンをバルカンとして連射!
それと同時に突っ込んで来た!)
………っしゃっ!!!
(レールガン少し擦りながらもしっかりと避けて…
…勢い利用してそのまま突っ込んできた所を
脇で挟んで掴み…ジャイアントスイング
少々目の焦点ブレながらも…
…勢いよく飛び跳ね…地面に叩きつけ)
……ったく…めん…どうなっ…!!!
スタンガンじゃねぇんだから…そんなポンポン連射すんなよっ…!!
…ぃ…っだ…
[ ト''パァァンッ!]
( 炸裂、叩き付けられたハデスは...粉々に砕け散る )
【 return-return 】
・・・最終モデル解放
( 粉々に砕け散った破片が 天井近くに集まり.... 一部が増殖・変形
内部の機構に... 大幅にして『最終』の段階へと移行する )
『 ……リターン完了 R-13 最終モデル… 』
【 Caron 】
『 . . . . . ・・・ くけけけ・・・ 自ら 地獄との扉を開けちゃったねぇ? マスター 』
( ハデスよりも 更に大型に... それでいて、機動の鈍さなど全く感じない )
………ふぅぅ、馬鹿かよ…
…大型になったって事は的がでかい…反省なっ…そこ…!
…何も図体でかいってのが強いって訳じゃねぇんだよっ…!!!
(めんどくさいと言わんばかりに頭掻いた後…
…眼光鋭く、獲物を捕らえる威圧を与える本気の眼
パキパキと指の骨鳴らした後…
シンプルなラッシュと…拳の弾丸
一秒間に50発以上打ち込み…べこべこ、凹まして…)
『 ちょっとちょっとぉ?マスター・・・ 』
( 2発、ベコリとスカート状装甲に当たるものの、残りは変形で全て避ける... )
初見殺傷型STG最終モデル...
『 舐-め-な-い-方が 良いからねぇー 』
( 変形後に凹みが自動修復、アンカーが伸び 何処からともなく...
釣鐘状の装甲を持つ光玉を接続、攻撃性と防御性が異常に上昇 )
【 アンカーフォース改 : 対地レーザー 】【 ライトニング波動砲最終モデル 】
( 高出力の極範囲雷光、カロンの前方を薙ぎ払う七色の光による波状攻撃 )
……はぁぁ、めんどくさい…し、何より…俺はミィリィの手助けをしてやるつもりで来たんだ…てめぇと争う気は全く無いんだよっ…!!!!
…それに機械ってのは色々めんどくさいから嫌いだよっ!!
(皮の厚い巨大な手…受け止めて握り締めれば…
…その熱はその手に保たれて、そのまま拳になり
攻撃を受けて骨を露出させながら突撃…
…しっかりと腹部に攻撃)
…はぁぁ、使いたくも無い…あれを使わなきゃいけないかも知んないじゃねぇかよ…
『 もっちろんろーん、それを忘れてたわけじゃないよぉ?マスター 』
( 突撃を引き寄せ... 避け、背中を蹴りつけ壁に突っ込ませる... )
『 いってらー!』
「 .......z__Z.....z____Z 」
( ...隠し扉、次のフロアに...大ボス部屋 そして待ち疲れてた )
………はぁぁ…ったく…こっちも…眠気…やばいんだからな…?
(少しフラフラ…壁に向かって歩いていて
疲労…というのもレーザーとロボットのせい…
頭を抑えながら意外と辛そう…な理由も、レールガン当たったからだろう…)
…やっぱ後であいつもかなぁ…
「 隙ありッ!」
( 歩くザレッドの背後から、生身の鋭いキックが飛んで来るっ )
………ぁ…?…ぁ…もう…だるぃ…
(元気も無くなり…つーかめんどくさそうに…
…ガシッと足首掴んで…引き寄せ…
…ぎゅぅぅと体抱き締めて、そのまま寝かけ)
「 わっ わっ....? ちょっと...父様、こーゆーのってかあ様の奴じゃ... 」
( 一応、弱めでもがき... 戦意は消えた )
……ナイアは違う…お前のとは違う…子供にするのとは…また違うんだよ…分かんないかもしれないけど…
(うとうと…眠そうに答えながら
優しく、頭を撫でて…嬉しそうに小さく笑い)
「 ...んーー.... そりゃあ分かんないよぉ...もぉ 」
( 諦め、ため息... 為すがままに父の腕に自分の手を置いて )
……いいんだよ、大丈夫…うん、やっぱり、王の器がある…
(自室の事なんかすっかり忘れながら…
ピタッと止まる…寝た)
「 .....何さ、それぇ....はぁう 」
( つられてあくび... )
・・・・・・忘れ去られた蒼・・・・・・・
ぬチャっ ぬちゃ
にゅる に''ゅぷ
( 全てが黒く蠢く... 触手に 覆い尽くされた部屋で...
小さく 自らの意思に関係なく 甘い鳴き声が流れる )
- --- --- -- - -- --- - --- -- -- -
( ...人の身となれば その空間に正常を保てるわけもなかった )
……あっ!!!やっべ……忘れてた…
(急に目が覚める…さらりと重要な事思い出す…
…まぁ、めんどくさいし別に放っておいていいと
判断すれば…抱き締めながら再び寝ようと…)
・・・・・幽源書庫・・・・・
「 -- - -- -- -- -- - -- - 」
( あからさまな不機嫌の様相、周囲に放たれる殺意じみた悪意を
隠そうともせず__ 大人しく 読書をしている。それを...騎士は
何よりもありがたいと思いながら資料を片付けていた )
「 ……… ふぅむ 」
………
(そんな中…似たような気配、雰囲気を放ち
椅子に座って本読み…
……目を細めながらしっかり目を通していて)
…君と私は似ている…気がするな、何となく…
…医者の幽霊と…騎士の…なんだ?君は幽霊なのか?
( 資料を片付けに隣を通るは 黒い鎧を纏う騎士の...
....呼び止める声を聞き、片付ける途中の資料を置く )
「 …いや、私は何者と言われるような存在では無いな…
お初にお目に掛かる。私はザラァーク、魔族だ 」
……これはご丁寧に…魔族…か、ザレッドと似ているな…雰囲気も、気配も…全てが懐かしく感じる…
…君と話していると、昔を思い出す…
(嬉しそうに軽く拍手しながら答えて
本を閉じて改めて其方を向き)
…まぁ、お茶でも飲んで話でもしようじゃないか
「 …私の風に吹かれる、か… 良い年の重ね方をなさっているようだ。」
( 騎士、故か 座る事は無く 椅子の隣に礼儀を極に染ませた
立ち姿を示し 騎士は穏やかな声を重ね 霊と相対する )
「 …さて 昔の話となりますか? そうであるなら互いに
話題は尽きそうに無いですな…故に、その茶の種類が緑で無いのなら
私も御仁が飲まれる茶を旨く出来そうです…御仁は如何でしょうか?」
…っはは、もう現役なんかじゃ無いな、何方も…あぁ、もう年だ…とはいえ、その年は変わっていないんだがな、もう…何も…
(気分が落ち着くハーブティーを注ぎ…
コトンと小さく置く、騎士の前とで、二つ…
…穏やかな雰囲気を醸し出しているが、どことなく不気味でもある)
昔かぁ…昔は懐かしい…あぁ、飲んでもらって構わないよ、私は毒とかそういうのはしないさ…
…時に、君は…あぁ、いや、何でもない…
「 ……何かなればこその出来事、しかし悔いているような響き… 」
( 兜の視線が暫し茶へ向くが、シンプルにまだ飲む気にならない騎士 )
「 …話題ですか ならば一時期、魔界にて流行った短命酒と呼ばれる物をご存知か 」
……酒、かぁ、そういうのは鬼の方が好みそうだが…此の城にもいる、幼い強大な鬼とか…ね
(此方も飲む気では無く…というか飲む素振りも見せず…
…静かに対話)
…しかし、有名だそれは…中々美味しいんだってぇ…?
「 【 禁制物 】故の魅力と言ったところでしょうな、命を縮めるが故の
絶妙な甘味…今は一滴に至るまで排除されたと聞きますが、どうなったやら 」
「 当時はただの高級酒の最上位辺りの認識だったらしく
関わるだけでも数億が動き、個人の口に入る頃には数人の死者が出る
酒の名の由来はそうであるだけと思われていましたね 」
…あぁ、なるほど…最も、私には関係無いが…
…そんなに凄いものなのか、それを仕入れる…というか、持っているとは中々凄いじゃ無いか…
(じっと高級な酒を見ながら
興味深そうに笑っていて)
「 …【 ロク-ミュアンナ-ゼル 1944 】……流石に驚かされますな 」
( 騎士の兜が揺れる )
「 私も古いが、御仁も大概古きものの様ですな… その酒が本物故に
歩いてきた魔界の時を知ることが出来ます。… しかし、まだ残っているとは 」
…ははっ、よしたまえ…君程じゃあないさ…
それに、こういうレアな酒こそ、この一本しか私は持っていない…沢山あるのは恐らく…
(冷たい鬼の部屋の方をチラッと見ながら)
…そうだねぇ、これは勝利の酒….
…君も、騎士ならば懐かしいだろうね
「 …何よりも勝利を渇望した魔界の風土、私もその濃い味を
何年にも渡り追い求めて来ました…。故に その酒を滅ぼしたあの日は懐かしい 」
( 懐かしむように手元の茶に手を付ける )
「 生き延びたのか… …何故に御仁が古くある所以を手元に置くかは
知り得ませんが、その酒が生き延びることが出来るほど かつての魔界は
暗くなかった筈なのですが 」
………いやぁ、何、私の体に隠せば大丈夫なのだよ…
…まぁ、とにかく君と仲良くなれそうでよかったよ…
(腕を透けさせ机貫通するのを見せてそれの
応用と言い)
…あぁ、そうだね…
災厄の黒雷…そして、伝説の剣王…だったか
あの頃の名が流行っていたものといえば…
「 噂をすれば影が差す、羨望の真珠に希望の目。嫉妬に燃える蜘蛛は暴走車
お二人の仲の良い所に水差す阿呆も居るということで… 久しぶりだねお二人さん! 」
( 緩やかに扉を開けばその比喩ではなく本当に雪のように真っ白な姿を現して )
…あぁ、久しぶりじゃないか、本当に…
……といっても、私はそこまで戦ってはいないが…
…君も、何か飲むかい?
(別に騒ぐ事も無く嬉しそうに微笑み
持っていた本が何故か棚に戻りながら
自分の分の紅茶を上げて)
「 …割りに 伝わっていない異名も多いのですな… それだと
生きた昔の化石もまだまだ希望がありそうだ、…む 」
( 兜の視線が傾く )
「 ……相変わらず目に来るな、光り過ぎだ 」
「 …私にもくれるんだあ、ありがとね 」
( お茶を手早く受け取ってみれば 口内に流し入れて )
「 私がお星様より煌めいてるのは当たり前でしょ? 」
……はははっ、変わらないねぇ、魔法少女も…騎士君も…嬉しいなぁ…
しかし…私は、君達ほど相性の良いコンビはいないんじゃいかと思うよ…
(再び拍手しながら嬉しそうな表情…
…黒と黄色、二人が丁度いいように見えて)
…いやいや、私はもう衰えたよ…真紅の帝王…もだけどね、私達と言うのが正しいか…
「 そうそう、もう私達の時代は終わったの。…だからこそ皆を導き見守っていくべきだと私は思うけどね 」
( お茶をズズッと啜って一気に飲み干してしまえば お代わりを要求して )
…そうだな、だから私はザレッドの師匠として…そう、成長させてあげたんだ……後継とか、君達は考えたのか?
(首を傾げながら受け取りすぐに再び注いであげればもう一度目の前に置いて)
「 天使もどきは死なないから楽じゃないね、跡継ぎがいらないくらい生きてしまうもん 」
( はぁ、と溜め息をひとつ )
…はははっ、君も教えてみたらいいじゃないか…
何、その暇を潰せるぞ?
(思い浮かべながら楽しそうに)
…私も、もう死なないような体だが…ね
「 ふむ…後継を見出すほど、私もまだ老いてはいないな… しかし、ザレッド君に
私の知る、モラの知識の扱い方を伝えたいとは思っている。それが 後継だとは思えないが 」
( 茶に手をかける )
「 …訳の分からぬ天使も掴めるところが増えて来たな 」
……君達は羨ましいねぇ…お腹は空く、睡眠できる、性欲を抱ける…はは、やはりそう言う所が
いいよねぇ…
…君は知らないよ、あの子の成長力、爆発力…
……全盛期の私なんかとっくに越す勢いだ…
(二人とも茶を飲んでくれたのを嬉しそうに
高笑いしながらニヤリと笑み浮かべ)
…よしなよ、君達は仲が悪過ぎるんだ…
・・・城の門・・・
「 ……………… 」
( 何やらあの手バカが言った事が気になり…「 らしく 」というコンセプトの元
城の雰囲気を出す為、試しに芝生等を門の周りに植えてみている。全手動。)
( エプロンドレスの上からピンクの園芸前掛け
つばの長い麦わら帽子、本人の服装は「 何時もらしくない 」 )
…これは、中々に雰囲気が出るな…城として
…助かる、が、何故貴様は常夏気分なのだ?
人の格好にとやかく言うつもりはないが…
(にゅるり、地面を掻き分けて出てきては
すぐに元の形状に戻し、じっと辺り見渡し
城らしく緑が増えてきたのを感謝しながら…
上手なブーメラン投げながら呟き)
(動きやすいという理由で…上半身裸
背中に髑髏とその周りに円陣浮かべる水飛沫のような模様…
…肩には茨の刺青と切傷が所々に深々と入り…
細い体に似合わずガッチリと筋肉付けながらも…
…妖艶な蝶、怪しい華、一寸法師…等、様々な刺青がごちゃごちゃに入っており)