星は集う
その場所へ
血は混ざる
その魔と
絆は紡がれる
新たに増やしながら
夜は満ちた、平穏願って
日々を送ろうか………
……えと、これでよかった?
…え、い、いや、僕はあいつとは違う…ぜ、絶対そこは違うから…!変態じゃないから…!…ぅ、そ、そうですか…お、お手数かけてすみません…
…何読んでるのかなって気になって…
(気が弱過ぎる…涙目で謝り続けて…
チラッと本のタイトル確認)
…あ、これの…作者さん…好きです…
…ど、どれが一番好きですか?
「 --- -- -- -- 『 床の間 永眠事件 』」
( 読書に戻り、その片手間でタイトルのみを告げる )
[ 相性 ]
興味無し = 変動無し
《 信頼度 : 0 》
あっ、あれかっ…あれねっ…犯人がまさかさい…あ、危ない危ない…癖で言う所だった…
…えっと、僕は…『輪舞曲 爆発的恋愛感情』
…か、かな…
(嬉しそうに喋り出そうとしたところで慌てて口を
閉じる)
「 --- --- - -- - そう、読むジャンルは広いのね 」
( 体勢が動くことは無い、声色だけは少し柔くなった )
[ 相性 ]
少しの関心 = 良
《 信頼度 : 0.5 》
…う、うんっ…本とか…機械とか…好きで…
後は…『無言の神聖者と怒鳴りの女神』
…とかとか…結構…好き…です…僕は…
…サスペンスもいいけど…スリルがあるし…
(笑み浮かべながら楽しそうに…)
「 -- - --- - あんた、友達少ないでしょ 」
( 体勢変わらず ちょっとぶっきらぼうに )
[ 相性 ]
憐れみ = 良
少しの関心 = 良
《 信頼度 : 4.5 》
うぇっ…!?な、なんで分かった…の?
…エスパー?
…うん、あいつ…以外…誰も…というか、両親が居なかったから、生まれた時に…
それで…って、長くなるし、興味ないよね、ごめんなさい…
(ビクッと反応して恥ずかしそうに頭掻きながら
…悲しむ事もなく自然に話していて)
「 -- --- - その通り。興味無いわ、ただほとんど同じ穴のムジナって事 」
( 客人をを前に改めて顔を見る )
「 -- - -- 名前は?」
[ 相性 ]
同類 = 良い
《 信頼度 : 7 》
…へ?…な、名前…?…えっと…フロッソ・チェーロ…です…けど…
(小首傾げてもう一度名前告げて
本棚近づき…本を取り出していて)
「 そう、フロ。あんた出来る以上に此処に通いなさい 」
( 読書に戻り )
…え?わ、分かりましたけど…一体何で…
…い、一応この城たくさん探索も…しますよ?
[ パタ ]
「 --- - - --- - あんたねぇ-- - 」
( 本を置き、フロッソの元へ歩いて来る。片手で本持ってない手を掴み )
( 開いたフロッソの手を、両手で包み込む )
[ 相性 ]
呆れ = 悪
理解 = 良
《 信頼度 = 7.5 》
…えっ…?…ちょっ!?ち、近いですっ…近いです…!と、というか、そんな触らなくても…!
(慌てて本を落とし…かけてどうやったのか知らないがまた手に戻っていて…
…顔赤くしながら新鮮な反応)
「 -- -- こーしても、恥ずかしがらなくても良い立場になってあげるって言ってんの 」
( 「分かる?」と両手を離し )
…う、ぅ…え、と、友達に…なってくれる…って…こ、事ですかっ…!?
(驚愕の目と…じっと自分の両手見ていて)
[ ピンッ ]「 分かってる事繰り返さなくっても良いの!」
( 軽いデコピン、もう一度包み込む握手をした後 自分の位置へ戻る )
「 --- -- - あの変態より、まともな性格してるじゃない 」
[ 相性 ]
純粋を理解 = 良い
和み呆れ = 良
《 信頼度 : 9 》
……っ…!や、やった…やったよぉ…二人目の…友達…レッド以外の…初めての…ひぐっ…ぐす…っ…ぅぅ…
(色々嬉しくて嬉々としながら少し泣きじゃくり
…でも本当に幸せそうで)
「 えっ 何よ!?っち ちょっ と友達1人増えたぐらいで泣いてんじゃっ 」
( 慌てて弁明の様に駆け寄り、頭撫でたりするなどして --- - )
[ 相性 ]
ドタバタ一体感 = とても良い
《 信頼度 : 10(現段階上限)》
( 蒼も気付かない内に 自分の位置である机から
フロッソの前に一枚の写真が舞い込んで来た )
…い、いや、だって…レッド以外居なかったから…し、しかも…その…可愛い…から…
(頭撫でられれば何故か心落ち着き
安定感…おでこに写真ピタッと何故か貼りつき…
…剥がして確認)
…んっ…これ…は?
「 っ --- - - い いや-- - な -- -- ! なななな何言ってんのよいいいい今友達にっ 」
( 急に顔を赤く染めて横を向き--- 全神経が別のところに集中していて
全くと言っていいほど写真関連に気が向けられていない )
[ 写真の中心には 蒼。しかし その目は生を失った魚の様に光が無く
意味の無いと分かる涙がつらつらと流れており - - - 体から服は剥かれ
好き放題に蒼を嬲ったのであろう、黒い触手が写真中に蠢いており
蒼の両手両足を拘束しており --- 口と、秘唇に容赦の無い責めを行なっていた ]
( 明らかな 蒼にとって望まれない暴力の写真 )
…だ、だって本当だもんっ…!…その、女の子の友達…うれ…し?……………
っ!?!?!?!?!?!?!?!?
(手を指と指同士でモジモジしながらも正直に
答えて写真見る…ボフンッ、湯気の塊と共に
超顔真っ赤で写真慌てて引き剥がして
両手で顔覆う…色々新鮮)
「 っあ? - - - -ぁ?」
( 何処かへ飛んで行った写真、そしてフロッソの様子に気付き )
「 っな --- - [かぁー ]何見たっ!!?ちょっと!フロ!何見たのよっっ!?」
( ぎゅうと両手を掴んでまくし立てる )
み、見てないですっ!!何も見てません見てませんからぁっ!!
(誤魔化しで色々何とか忘れようとするもインパクト強すぎて頭支配中…
首何度も振って色々と忘れようと…)
「 ぃぃい言いなさいっ言いなさいったら!!このっ っっ あっ!?」
[ ぐらっ ]
( 勢い強く両手掴んだまま前のめりになり - - -- )
「 きゃぁぁっ !」 ( フロッソを下敷きに 倒れ込み )
( 驚きに目を瞑り --- 感覚と共に目を開けてみれば
目の前に、とても近い気弱な子の 顔-- - - そして唇に 、柔らかい感覚があった )
!!!!!!!!!
……っ!!!!!!!!!!
…い、今の…今の…わ、忘れますっ!すぐ忘れますっ!!!
(押し倒され襲われたように唇簡単に奪われ…
…真っ赤な顔が更に赤く熱くなりながら
涙目で勢いよく首振っていて…)
[ ばっ ] !!!!!!!!!!!
( すぐに離れて腰抜かした様にして顔赤く染めて )
「 !!!!!!!( キスしたキスしたキスしたキスしたキスしたキスした)」
( 目を見開いてジィッとフロッソを凝視してて -- - - )
[ 相性 ]
芽生えたある感情 = ???
《 信頼度 : 45 》
……っ……だ、大丈夫です!い、意図しないのはファーストじゃないと思いますっ!!!
う、うん、そうですそうです!そういうことですだからわ、忘れましょう二人とも!!
(今にも転げ回りそうな程感情爆発…
…涙目で震えながら謝り倒して(7
「 い いや、落ち着いて - - -- --?」
( 少し冷静を戻し、フロッソの胸に手を当てて落ち着きを促して-- -
-- -キスの感覚を 覚えていないことに気が付き、ちょっとした意を決める )
「 -- - -- ねぇ ちょっと -- -- - 」
( フロッソを座らせて自分も座り、両手をフロッソの方に置いて )
「 --- --もういっかい やるわよ 」
……えぇなんでぇっ!!?ちょっ、さ、さっきのは事故っ!事故で済ませれますよっ!!?な、なんでもう一回するんですかぁっ!!?
(心臓の鼓動高まっていて
不可解な行動に当然異議を唱えながら
座ってはいるが手の動きが慌てているの丸わかりで)
「 - - -- コラレタルダメージにするには --- - 高過ぎるのよ ---!」
( 正座にさせたフロッソの膝上に跨り、互いの両手を合わせて握り -- - )
「 - - - あたしもちゃんと責任取るから - - - ---一旦覚悟決めてっ 」
( きゅ )
……っ……わ、かった…!うん…分かったっ…!!
(キリッと目つき…涙目ではあるが決意めいた目をして…大きく頷いた)
「 じ --- - じゃあ --- - -- - 」
「 ん 」
( 再び、しかし今度はゆっくりと - -- - 目を閉じ、蒼は
唇を重ね合わせた。何にも似つかない 焦がれる様な高揚が溢れる感じ )
…っ…っ…ぅ…ん…!
(まだ名前もろくに知らない…好物も趣味…は知ってるか…でも、お互いまだあまり何も知らない
…そのままゆっくりと、柔らかと暖かな感触を
楽しんで…)
( 少しして 口を離す )
「 - - ---- ん -- -♡--- はぁ - -- はぁ -- -- 」
-- - -キスって -- -こんな感じなんだ -- --
( 焦がれた目をして たった今、唇を重ねあった相手の顔を見る )
「 - --- 遅れたけど - - - -- あたし、ヨグ -- --- - 悔しいけど- -- 悔しいけど---- - -
出会って数分の -- -- - フロ 、多分あんたを好きになっちゃったわ - -- - 」
( 目をそらしながらおぼつかない口調 )
…っ…ん…ふ…ぷはぁっ…
(離れて未だに覚えてしまっている感触…
…ゆっくりと自分で触り)
…え、えぇ…?…う、うん…えっと…フロ…?…あ、僕か……って、ち、ちょっ…え?す、好きになるってどういう事ですかヨグさんっ…!?…っ…え、こ、こういうもの…なの…?
(訳が分からず頭抱えて…)
[ ぎゅっ ]「 ぁあたしだって訳わかんないわよっ!」
( もう勢いが抑えられずにフロッソに抱き着き、混乱半分に喚く )
「 見ず知らずといきなりこーゆーふーになって可愛いっても言われてっ
あたしだって泣きたいわよっ - --- で も、でも -- -- よく見たらあんた素敵なのよぉぉ
素直でっ -- -- 正直で -- - 頼り無さげでもあたしと良くあっててっ あぁっもぅっ!
キスもしちゃったしっ ファーストキスで合意だしっ!好きなるしか無いじゃないっ 」
( 泣き喚く様に言いながら自分でも混乱してるのだろう、フロッソをもっと
ぎゅっと 痛くないぐらいの力でも抱きしめ続けて、本気である事を示して )
「 うわぁぁーーんっ 順序逆なのになんであんたなんかと''っ
あたしと合ってる同類好きになっちゃうのよぉぉぉーーっ 」
……お、落ち着こ?な、泣いたら疲れるよ?
…そ、その、あれだから…き、気の迷い…って訳じゃ…ない…の?
…ぼ、僕も…分かんないけど、その…えっと…
(…初めて此方から抱き締めて震えながら耳許で)
…からかいでも、嘘でも…これ…凄く…嬉しい…
嬉しい…です、ありがとう…ございます…ヨグさん…!
…その、か、可愛いのは、ほ、本心ですよ?
「 っ -- - -- - - --- --- - -- ふっ 」
( またも半狂乱に --- なる、寸前で フロッソの抱擁が 正常を促す )
「 -- - -- あたしだって本心よ 」
( ぎゅっと抱きしめ返し、耳元で )
「 さっきのも好きなのも --- - - 訳分かんなくっても
あんたが好きになったって事に間違いはないわ --- - あんたは -- -
どう -- - かな? -- - その 可愛い、あたしを-- -- フロ、好きになって- -- くれる?」
わ、分かりました…ヨグさん…!
……うん、いーです…よ…でも…ただ、先に言っておく…ね?
その…えっと……ふふっ…
(…思い出される記憶、壊れた街並み、一人、ピンクのショート髪がそこで細々とゴミを漁る…
…長い赤い髪の、無数に手を浮かせた人物が…
…右手を差し伸べてきて…一言)
『ーーお前は俺が守ってやる』
………君は僕が守ります…っ!
(決意めいた目で、さっき自分は弱いと言った
ばかりなのだが、そこには信念がはっきりとあり
軽く笑み浮かべ)
っっ
「 - - -- - -- - んんっ 」
( 流石に恥ずかし過ぎて顔を背け- -- 向き直り、顔を合わせる )
「 - -- - -あたしを頼れよ -- - - 欲しい時は甘えて -- - -- あ あたしだって守ってあげる、からっ- - -!」
( 言い終えて、離れる- - - )
「 っっ ん っんんっ!- - - -つ 続きは -- -- よ 夜になってから-- - 此処に来なさい - - 」
( - - --スカートがめくれてる )「 も もう部外者も来た事だしっ -- -ねっ!?」
「 . . . . んん?」( 戻り、資料整理を始めた騎士。訳が分からず 何が起こったのかも知らず )
…わっ、分かりました…!じ、じゃあまた夜になったら来ます…!!し、失礼しましたー…!
(慌てて出て行き…通り過ぎる前にさらっと騎士に
挨拶してから…駆け足で少しずつ離れていく…)
(…胸の高鳴りは治らなかった)
「 . . . .... ?」「 - -- っ!こら!早く片付けっ!」
・・・・・黒の部屋・・・・・
「 ………… 」
( ぼんやりと ベッドで座り込んで… )
……
(同じように珍しくぼんやり)
…なんだろーな…この胸騒ぎ…
(凄く…死ぬような気がしてならない)
……なぁ、ナイア…今、いい?
「 …………何? 」
345:ザレッド・イニール◆rDg 剛手腕の魔人:2020/03/04(水) 03:40 ……ぎゅーってしたい、キスしたい…
…そんだけ
(いつも通りの事を呟きながら…
…どこか不安そう)
「 ………… ん 」
( 言われた通り、ザレッドを抱き寄せてキスし 自分から押し倒して… )
「 ……ねぇ?今日は 」
( 口を離して馬乗りに、よく見たら肌透けるほど薄着で…
カチャカチャ とザレッドの腰の下あたりで金具外す様な音 )
「 ……ふふ 」
………はぁ、別にいーけど…さぁ?
…しかしさぁ…ったく…最近積極的になったよな
こういう事に対して…
(少し呆れながら素直にやらせて…
…誤魔化しの笑みを浮かべる、今の時間を楽しみ
辛いものを忘れる)
「 ………そうなる様に 」
( チャック外して… 彼の、陰部を見た後立ち上がり…
下着を脱ぎ、もうずぶ濡れている股に 勃った胸を晒せて見下ろし )
「 私、開発しちゃったのって誰だっけ?…もう キミとなら我慢しなくてもいーや 」
( ……陰部を前に座り込む )
……はいはい、早くしてくれ…
(不思議と、もう抵抗する気力も残らず…
…時間が長く、感じた、過ぎるのが遅く感じた
…それ程、感情が身体を支配しているというのが
分かる)
「 ふふ…… すぐ にね… 」
( 抵抗も無く、意外とある胸でせり立つ陰部を挟み
違うペースで動かす。蒸れる棒の上を口に入れ、側面を綺麗に舐め取る )
「 ……(んっ …んっ 」
( 堪え切れなくなり、途中 片手で自分の股を弄くり回す…
口で十分に陰部が大きくなったのを見れば 自分の腰を隣に持って来て
棒の横に ずぶ濡れの股を押し付け 塗りたぐる様に上下し始めた… 煮えたぎった
鼓動が棒から 脳へ刺激を入れてくる )
…………はぁ、ったく………
(幸せそうに快楽を求めている顔を見れば
そっと微笑み…何も動かずさせるがまま…
…ボーッと静かに、考えれる事を考えて…
楽しめば楽しむ程、何故か嫌な予感と恐怖が膨れ上がり)
「…………♡」
( 荒く呼吸が続く、これ以上ない それぐらいに膨張した陰部を見て舌舐めずり
薄着をたくし上げて 腰を陰部の真上に持ってくる…陰部と 黒の股が触れる… )
「 ……ザレッド …もう、良い?」
…やりたいならやればどうだ?
………俺はもう…満足してるし…っ…
(疲れたと言わんばかりに優しく笑み浮かべ
満足したならそれでよしなので小さく頷き
心に感じる不安を消して
誤魔化すように辺りにふよふよと手を浮かせ)
「 …………えへっ 」[ ズプッ ]
ふ
( 蕩けた顔、腰を一気に下へ落とす… )
「 っっぁ ………っが… 」
( 一瞬で、苦痛の顔に黒の表情は変化する。股の奥を貫く 陰部
黒の股からは、小さく血が垂れ 体は一瞬の激痛に小さく震えていた )
「ぁっ……………………!」
( 痛みに一筋、涙が流れ 悲鳴を上げぬように黒は自分の口を手で閉じる )
…気が変わった…ちょい、やるや…こっちも…
……泣いても、容赦しないから、こういう時は…
(ガシッと手足を掴み…ニッと悪い笑み
徐々に戻りながら…腰を浮かせて何回か動かし)
…今は…心を……心情をマシにさせろ…
「 ………っ …っ …っ…っ ぁ……っ…ぁん ……っ …あ 」
( 急な責め、余力の無い為に抗えず 体位の関係上
突き上げられる都度に下腹の奥 最も深い所に連続で突き入れられ…
秘唇が擦れ 愛液はザレッドの腰に滴る 必死で声を遮っても漏れるのは甘い声 )
「 っ………ぁ…ぁ………ぁ ……っあ… 」
( 妖艶な 目が見開かれ、もっと求める目つきでザレッドを誘う )
…さっさと終わらせたいから…
……ごめんな?
(思いっきり勢いよく…下腹部を突き上げる
後ろから首に手が伸びて……軽く絞め、意識を落とさせながら…最高の快楽を味合わせて)
「 っっあ ……っ!?…っ …… ーー!! っっア''ッッっっぁ……ぁ …… 」
( 耐性が完全に無い 為すすべもなく、突き上げられたマグマの様な
熱さと脳にグリグリくる低酸素での大きな快楽に 気は… 闇へ… )
( ふらりとザレッドの方へ倒れ込み 意識なくす前に… )
「 ……ごめん ………無理やりで 」
( 目、閉じる )
……こっちも…ごめん…さて…っと…
(抜いては服を正して…邪悪な気配漂う方向を向き
…大きく溜め息)
…休ませてくんないかぁ…疲労困憊なんだが…
(目の前で準備運動始めて…)
薄れる意識の中 衣へ小さく指示を飛ばす…
( 黒の 衣がザレッドに被さり、着させる )
「 ………がんばれ 」
( 完全に眠る )
…はぁぁ…さて、生きて帰れるかなぁ…
……まぁでも、これは…
(気合づけるために両頬叩く…)
…破いたらダメか…!
(黒の衣を着こなして…頷き)
………
「 ……6回、私を死として捉える用意は出来ているのですね?」
( 闇の覆われた向かい側、ドスを下に構えて静かに歩み寄ってくる…白黒 )
「 せっかく終えた掃除を再度、実行するのは嫌なものです…
塵が貴方なのだから尚更のこと 」
………まぁ、いいけどよぉ…?
…場所、移そうぜ?此処じゃ止められるのがオチだし…さぁ…
…何より、仕事増やしたくないだろ?
…ほら、さっさと行こうぜ?
(いろんな色が混ざったように目は不可思議に
呻り光はあるがどこか不気味…)
(
「 …………… 」
( ドスを収め、ザレッドの背後に付く )
(掴まったのを確認しては…サーフィンのように
大きな手に乗り…向かい)
……ま、この辺…ならいいか…
…バレにくいし、よくあるし…
(遠く離れた…山岳地帯…小さな岩が不安定に
落ちて来て、少し危なかっしいが、人気も無い)
…さっさと、終わらせる…か?
( 常に背後を取っていた白黒、返事代わりに無音の突きをザレッドに繰り出す )
「 ………… 」
( 離れ、袖から出した袋から広範囲へ何らかの粉を撒き
そのまま広げた袋を自分の身を隠す様に放り投げ… )
( 袋が地面に落ちる、それを認識するまでの間に白黒の姿が消え )
…っ……ぅ…
(無抵抗、身体が拒否反応を起こすという訳でも
無く素直に刺されてしまい
フラつき…袋から出された粉を吸い)
[ パチっ ]
( 撒かれたのは特別製の火薬 見えない位置から白黒の物であろう
火の粉が散り、小さな爆発 粉が連続的に炸裂し始め 視界まで悪くなる )
「 ………… 」
( 空かさず白黒はザレッドの背後から接近して小さく跳躍する
逆手に持ったドスの狙いは 首。必殺の刃が鋭く迫る )
…あっはは…凄いな、計画立ててたの?
……こういう所は見習いたいなぁ…
(目も見えなくなり始め、必然的に汗を垂らし
…余裕とは見えないが、笑っていて
首に迫るドスが小さく切り…血筋流して)
…やるんなら、早くやった方がいいよ
……下手したら、ニャルちゃんも…死ぬから
「 ………… 」
( 殺意は癒えず、切った傷からドスを捻じ込み
力任せに外側へ振り千切る。間は与えずに回し蹴り
倒れた上に再度粉、炸裂 )
…っ…は…はぁぁ…こんくらいじゃ…まだ…
……早くしろよ…魔人の回復力…舐めんなよ?
(ポタポタと涙垂らして、血が吹き出て
意識が一瞬飛ぶも、まだ耐えてしまい
目を瞑りながら、息を少しだけ荒くして)
「 ……… 」( …死にたがり。形は大きく違えど その様子は記憶の中に… )
( 殺意が深まる ザレッドを蹴り飛ばし、地面に落ちる前にドスを胸に突き立て
そのまま岩肌に叩き付けた 当然これで終わらずドスを刺したまま手放し、無防備な
腹にローキック、独特の構えの後 スカートの裏より… )
【 二刀猛撃 】
( 黒剣 白剣、相反する二刀流を引き抜き ザレッドの体全体へ滅多斬りを仕掛ける
刺突 唐竹割 袈裟懸け 胴切り 目潰 切り上げ 、あらゆる剣術を叩き込めば… )
「 ………… 」
…っは…ぁー…うん、あと…少し…
…久しぶり…だなぁ、この感覚よぉ…
これだよ…足りなかったもの…これだよ…はは…
笑えよ、ニャルちゃん、これが俺様だよ…
(意識も朦朧、目も霞みがかり…
…久しぶりに感じるスリル、見える向こう岸の川
気分的にも最高潮…満足…
…そのまま、意識を…落とそうと…)
「 ………要するに 」
( ドスを引き抜き、くるりと回してべっとりと付いた血を眺める )
「 生粋のドMという事ですね 」
……はは、そーいう事……ぁ…でもよぉ…?
…早く、逃げろよ…?…出来れば、お前も巻き込みたくなかった…から…はは…
…ほんと、あいつは好きになれない…なぁ…
(小さな声でブツブツ呟き…
…意識を一旦落とす…傷は修復を始めている)
「 ………… 実力では無い、何かがある様な含みですね
……姉様を独りにするというのなら冥界だろうと追い詰めて殺しますよ?」
( 布を投げ、先ほどど同じ様に姿を消す )
………
(無言、完全に意識を失っている
明らかな気絶なのだが…状況的に死亡と
見られても仕方ない…どころか、そう演技
しているようにも見える)
「 ……… 」
( 離れた所から、ザレッドに… 今現在気絶した男を凝視する
まるで変化はない様に見えるが… …実際無いのかもしれない )
(…影も何も、おかしい挙動はない
ただ、一瞬の瞬き、その間に…
倒れている、彼の右腕は無くなっていた
切られたような傷痕…何処にも人影は見えない
足音もしない…が何故か、気配だけはする)
「 …………… 」
( 腕を組み、事態を眺める。
…攻撃力はそうでも無い、問題は速度?空間?…どういった方法であるか
しかし 速度は少々信じ難い… 瞬きせずに見張っていたと言うのに痕跡が無いのは
流石におかしいと思わざるを得ない )
「 ……… 」
( 本調子が入っていない今、手を出す必要は無い )
(もう一度…音もなく、もう片方の腕も消える
よく見ると空間に歪みが入っている…正確には
“その近辺だけモザイクのように空間が
広がっている”
再びそこが歪み…今度は足が消える
不思議と、血は噴き出ておらず…)
「 ………… 」
( 理解する… それを、実行に移す為 白黒は崖を飛び降りた )
・・・ザレッドの前・・・
「 ……何がどうして、貴方がそうなっているか… 何故助けなくてはならないか 」
( 怖気付く事も無くザレッドの前、見下す姿勢は変わらずも
何時もの平常たる心構え、自らを強者たらしめる冷たい雰囲気は静かに蘇る )
「 …それは後で、貴方に全て伺うことに致しましょう… まずは… 」
【 Ω軸 ホースハンド 】( 裏拳繰り出す様に、背後の空間を『叩き割る』)
何処ぞの怪獣じみた動作を難なく終え、先程見えた空間に酷似した裂け目
暫くそれを睨み、意を決する必要もなく半身を裂け目の内に躍らせた
「 貴方の忠告を破る事から始めましょうか 」
(裂け目から、顔が覗き、大きく溜息)
…はァ…なぜバレるのでしょうか…
別に構いませンが…少しショックでスね…
…早く仕事を終わらせたいので、掃除されて
くれませン?
特に、アナタとても、嫌いでスから…!
…確か、あのリストにも乗ッていましたね…
じャ、追加の仕事をこなしますか…はァ…
(顔は黒いマスクと両眼とも義眼…何処か不気味
片手に草刈り鎌を持ち…何処にでもいるような
清掃服を着ていて…何故か体の部分は未だ歪み
生じており、何処か機械質…ボイスチェンジ
している様子、もう片手に何処にでもある鞄を
持ち…マスクの隙間から舌を出して動かして…)
「 ……別に貴方の能書きに返事をして差し上げるつもりはありませんでしたが
ひとつ、私にも共感できる事を仰りましたね… 機械人と同じと言えば、マイナスでしょうけれど 」
( 得物としてか、片手に鞘を抜いたドス。 __機械人の周囲を歩き回りながら言葉を繋ぐ )
「 掃除は早く済ませるべき… 貴方も分かるでしょう?__定期的に出来なければすぐ溜まる 」
( 半周ほど、歩いた位置で止まり ドスを機械人へ向け 冷たく見定める
それは開戦の合図であり 交渉決裂の意を含む、つまりは…… )
「 ならば そうですね… 今より、処刑の意を掃除に加えると致しましょうか。 」
そのギャグ、面白くないでスね…
それと一つ訂正でスが…私は機械人などではなく
ただのロボットを纏った改造人間でス、しッかりと生命がありまスし、グレードも上なのでス…
…そして塵や埃みたいな汚いゴミは何度も何度も
増えて移動していくから大変過ぎまス…ので
燃やすのが吉…私には出来ませんので…
…アナタを上手に扱いまス、すべてを、上手く…
まァ、サヨナラです、邪神
(左手に持っていた鞄を空中に投げ捨て
再び消える…歪みの空間は先程より多い
近づいてくるのが3…離れていくのが4…動かないのが2…
それぞれがバラバラの動きをして追い詰め
目標の廃棄を決定、鞄もいつの間にか消えている
戦闘開始の合図と言わんばかりに、大きな岩が
落ちて来た)
「 ………… 」
( さて、始まったはいい…しかし )
( 落ちてきた岩をいなして最低限の動きで躱し、動き回る歪みでは無く…
動かぬ物、離れている物に注意を向ける ドスを縦横無尽に構えられるだけの
自由度を体に残し、歪みから中距離を維持して動き回る )
「 ……それを聞くのは何度目でしょうね 」
( 判断材料が少な過ぎる、今はシノギで耐えるのが良いだろう )
…知ッていまスか?草刈り鎌って凄く処刑に向いているのでスよ?
それと、私達は…あの人には劣りまスが、武器を大量に扱えまスので…そンな中距離でもダメでスよ…?
(離れているものから音もなく弾丸…それも歪で
鋭く尖っている…発射されて近づくものから
風を切る音…恐らく切り掛かっている
耳許から不気味に声だけが響く…不安でしかない)
…それに、時間はそンなに無いンでスよ?
(手足が小さく痺れる…どうやらガスが排出され
ている様子…能力の詳細も掴めないまま
何処からか鎖も飛んできて、片足を掬う…)
「 …………… 」
( まず、気付いたのは手足の痺れ __問題無く鎖を捌き切り、続く
刃物の音は擦り傷で済ませる。痛み 左腕から鋭く貫通する痛み )
( 喋る事を一々記憶すれば 捌きを同時に行い、小さな手傷を負った
小さい痺れは問題になっていない物の、確かに厄介な能力… )
「 ………貴方の時間計画が私に関係あるのですか?」
……ありまス、アナタを最低でも行動不能にスればいいのでス、例えそれがシであっても…
…ガスはどんどん濃くなりまスよ?少しだけのヒントでス…しッかり避けれるなら避けてください
私の能力は何処でも発動できて無敵なのでス、さて、そろそろ準備でもしておいたらどうでスか?
(火炎放射器…スタンガン…ウォーターカッター…
あらゆる方向から遠距離も仕掛けられる…
切り裂かれる回数も多くなる…
言っている通りガスの効果も高くなり…本格的に痺れて来ている
草刈り鎌が腕を貫く…引き抜けば更に傷も深まる
更に……何処からか風を切る音
眼前、スナイパーライフルの弾丸が迫る……)
…まァ、私はあの人以外を始末しろと命令された
…ので、それだけでスね
「 ………… 」
( 痺れる、まともに動けず。殺到するのは攻撃の嵐 … )
戦塵消えれば そこに辛うじて立っていると言うべき姿の旧神
「 ……さて 」( 応用の幅が極めて広い空間に関連する能力… 厄介 )
「 負けた犬の遠吠えは、それで充分ですか?」
( エプロンの裏地より… 袋入りの、焼肉…それを齧り、飲み込んで )
…戯言、これでアナタは終わり…次は…
…アナタの姉妹を、やらせてもらうね?
(歪みが…合計9、目の前まで近づき、それぞれが同じ声量と、距離…
首にかけられ身動き不可能となったのを確認
それぞれから一斉に振るわれる…)
(…しっかりと、感覚はあった、目の前の白黒の
肉を抉った…気だけしていた)
「 ………弱いですねえ 」
服までもが無傷の姿 捻るように構えたドスは全ての攻撃を同士討ちに捌いた
( 間も無く右手を歪みに突っ込んで鎌を引き抜き、適当に振り回して
現在出ていた武器をバラッボロのゴミに、ドス地面に刺してブレイクダンス風キック
あまりに接近していた歪みが纏めて法力以上の力を持つ旧神の生脚に晒された )
…ハッ…?何故…ナゼ?…私が感覚を間違えるというのは一番有り得ないでス…何故無事で…
…何故、私がダメージを…?
(岩陰の歪みが割れて…顔を晒す
後の歪みにはたくさんの武器と意思疎通する
チップが入った人形があり…
遠く離れたこの場所で何故攻撃を食らったのかと
不可解になっている)
…答えてください…!邪神…!アナタナニをッ…
「 焼肉食べれば調子も怪我も治りますよ、常識でしょう… 」
( 再び焼肉を齧れば ドス持った手を目の前にある歪みに突っ込む )
「 別に上手い手品なんて使ってませんよ… 昔、コレと似たような手品をした事がある。
それだけの話です… ただ、バラバラに動くのが面倒なので楽なタイミングを伺わせて頂きました 」
( 機械人の歪みからドスが突き出てくる )
「 弱いんですよ、貴方 」
ッ…そンな常識通じる訳ッ…!!!
…ぐッ…ッ…舐めないで…貰えまス…か…
……私は…私は…!
………アナタを掃除すると決めたンでス!!
(歪な感情…能力もバレた、もう成す術が無い
怯えた演技…そして、後退り…
…落ちている鞄が無情にも開き、見覚えのある
“青いナイフ”…勢いよく飛び出し
静かにニャルの腹を刺した)
…私を弱いと言ッた事、私の能力「錯覚」に…
後悔、そして絶望してシになさいッ!!
「 …………………… 」
( 青いナイフを掴み、 ___更に奥へと 貫通する事もなく奥へ奥へと突っ込む
ナイフは見えなくなり 傷口は数秒で癒えた。傷付いてすらいなかった気もする )
「 ……………… 」
( また焼肉齧り、ジャグリングの様にドスでお手玉 )
………ハ?…いや、いやいや…おかし過ぎまス…
…幾らアナタと言えど体に捻じ込む…それが
可能など…有り得ないのでス…
…しッかり、アナタ達に効くナイフな筈…
……本当に…本当に…ナゼ…?
(ピタリと止まる…表情は見えないが焦りなどが
見えてしまう…確かに、刺さった、ように
見えた…それが、突っ込まれた
考えても訳が分からない、本当に不気味)
「 ………… ラッキーですね …貴方、私に挑めて 」
( 喉からすごい音、曲がる様な音。
口に手を当て、そして放り捨てられた… リボン状に変形したナイフ )
「 姉様方が… これで、済ませるわけがありませんから 」【 狂犬 】
( 野犬の様に自由な動き 顔を目掛けてドスが切り上げた )
服の間からチラリと見えた白黒の腹
ナイフが突き立てられた部分は 【 本来 】の物に変化していた。
「 言いましたよねえ? 弱いんですよ 、貴方 本当に 」
…ッ…は、反則…そン…なの…ッ……
ふざけてる…馬鹿げてまス…ッ……!!
…本当に、弱いでスね…私…はァ…
……本当に…理不尽…過ぎまス、世の中…
(マスクも切れて見えるのは
少し裂けたように広がった口…
小さく笑みを浮かべて大きく溜息)
…別にいいでス、私もシぬ覚悟は出来てまス
………それに、最後に掴むのは私達でス
……だから、それまで、私、笑顔でいまス
隠してましたけど、笑顔でいまス、今が今が…
…とても哀しいでスけど……
(色々と思い出して覚悟は出来たのか抵抗もせず…
…目を瞑る、生きた証は残した、結果で見れば
何も出来なかったが…それでも満足している)
「 …その覚悟や、良し…では 」
( 真正面に歩み寄り ドスの刃の付いてない側を用いて機械人の顎を持ち上げ
上下関係を知らしめる様なお互いの状態を作り出し、冷たく見下ろす )
「 ……後腐れ…やり残し…未練……何もありませんね?」