真っ暗な部屋。ゴミだらけの部屋。唯一の明かりを放つデスクトップ上には、反政府記事のサイトがいくつ開かれている。机上には壊れかけたマウスとキーボードに、古びた本、それと血がこびりついて何年も経過したと思われる風化したナイフ。壁には、いくつもの穴と落書き。ここは誰にも知られていない黒き魂が宿った空間。
301:マモン:2020/04/03(金) 17:27 「ありがとうな、強化スペル『神の裏人格』」
(礼を言い、鎌をパワーアップさせた。 姿はそのままだが、黒紫のオーラが出る)
「はい、返すよ」(丁寧に返す)
>>299
「ああ、確実にな……」
『…あり、がと』
(そう言って空中でかまから手を離す。すると鎌は一瞬にして虚空へと消える)
10歳程度のガキが何を言ってるんだ?禁忌?力?それより、お前は人間なのか?よほど、そのマモンに懐いているようだが、そもそもチョウランなんてガキ、お前(マモン)の知り合いにいなかっただろう。
305:マモン:2020/04/03(金) 17:31 「チョウランは不老不死でな、名前がないから俺がつけた。」
(チョウランを見ながら言う)
「お前が外出中にいきなり出てきてな……」
(仮面の下で苦笑い)
不老不死か。試してみたか?
308:マモン:2020/04/03(金) 17:34「チョウランから言っててな。試してはない」
309:マモン:2020/04/03(金) 17:35「でも、こいつは虐待からやっと解放されたんだ。だからしてないよ。」
310:青羊:2020/04/03(金) 17:38マモン、怪しいと思わないか?お前よりも状況判断能力のある俺が外出している間に、突如、ソイツは理由もなく姿を現し、お前を誘惑し、そして事におよばせようとした。つまり、ハニートラップというやつなんじゃないのか?お前のもともとのパエスト家に対して、何らかの目的を持ったやつか。それとも、俺たちを潰そうとしている異能力者か。とにもかくにも、ソイツを一度疑うべきなんじゃないのか?
311:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 17:39 『…試すなら試せばいい』
『僕は、慣れてる』
(ぐっと歯を食いしばりそう伝える)
「……こいつは彷徨って偶然に俺に来た。それに会った時、じさつしてたんだ。だから俺たちを潰そうという可能性はないよ」(チョウランを後ろに寄せる)
313:マモン:2020/04/03(金) 17:45 「お前に傷は着けさせないよ。俺みたいに不幸になって欲しくはないんだ」
(チョウランを見て)
『…っ、』
(そっとマモンの服の袖を掴んで黙る)
「それで良い……お前は良く生きて来たんだ…俺の側にいたら良い」
(右腕でチョウランの頭を撫でる)
何事も、100パーセントはないだろ?明日地球が滅ぶかもしれないし、朝目覚めたら赤ん坊の頃に戻ってるかもしれない。ソイツだって、もしかしたら俺たちに悪意を持った輩の差し金かもしれないだろう?
なんで否定できるんだぁ?それに、お前は、ソイツとヤるために、別の場所に移動したんだろう?その時にカレンの仲間が居たってのは、どういうことだ?さっきお前が、移動先が基地だとか何とか言っていたが、そんなお前にとって馴染み深い場所に、カレンの仲間が居たってのは、それは本当に偶然の出来事だとは思えない。そのガキが関係していたんじゃないのか?
「本当にカレンの仲間は偶然だ。基地は俺が幼い時に作った秘密基地に行ってただけ。俺以外誰も知らないよ。
チョウランはガチで偶然だ。」(ムカつきながらも言う)
『…』
『やっぱ、僕、消えた方が……』
(瞳孔が開き、自虐の言葉をブツブツと唱える)
「チョウランは此処にいなさい。俺の傷を治してくれたじゃないか。だから自虐の癖をやめなさい」
(チョウランに言い聞かせる)
おいおい、秘密基地はお前以外知らないんだろう?じゃあどうしてカレンの仲間が居たんだ?それは偶然なのか?では偶然であると裏付ける証拠はあるのか?逆に、そのガキがそのカレンの仲間とやらに、情報を伝えたんじゃないのか?
( 青羊は、鋭い目をチョウランに向ける )
「カレンの仲間は俺とチョウランをコロス気でいたんだ。その時のチョウランは殺気を出して、鎌を持ってたしな。」
322:マモン:2020/04/03(金) 18:00「本気の偶然だ。こいつに悪はないよ。」
323:青羊:2020/04/03(金) 18:00おい、ガキ。武器を取り出して、抵抗しようとした、その話は本当か?
324:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 18:01 『…分かった』
(まるで人形のように返事をする)
>>323
『…はい。本当です』
(しっかりと答える)
「…………」(チョウランにありがとうと視線だけ送る)
327:青羊:2020/04/03(金) 18:04分かった、それならいい。…だが、俺の管理下で勝手な真似をするな、覚えておけよ。お前らに必要なのは徹底した従属だ。裏切りは許さない。俺たちは、隣人愛を持つべきなんだ。いいなぁ?
328:マモン:2020/04/03(金) 18:05「…了解」(礼儀をする)
329:青羊:2020/04/03(金) 18:06それでマモン。本題はここからだ。
330:マモン:2020/04/03(金) 18:07「……何だ」(手を後ろに置く)
331:青羊:2020/04/03(金) 18:10お前らの能力についてだ。どうせガキも何らかの異能を持っているんだろう。マモンについては、…すぺ、スペルなんちゃらってヤツだ。お前らの能力の基本と限界を確認しておきたい。お前らは、例えるならレベル1の力しか持っていない。自分の持つ能力について、掘り下げる必要がある。
332:マモン:2020/04/03(金) 18:13 「スペルリングだ。 基本って言われても槍と魔法で戦うからな……限界だったら能力の使い過ぎで精神崩壊ってとこか」
(一応簡単に説明した)
やっほー
334:マモン:2020/04/03(金) 18:14「まぁ、そんな感じだ。チョウラン、自分のことは分かるか?」
335:青羊:2020/04/03(金) 18:18マモン、お前は、自分の力について完全に理解していない。お前はチートってやつを聞いたことがあるだろう。それの意味するところは、無敵で鉄壁で、言うなれば、原理なしの最強というやつだ。だが実際の能力は、何らかの原理、理屈というやつが働いている。無制限の能力なんてこの世には存在していないんだよ。だから、お前は、自分の能力についてもっと知る必要がある。自分の魔法とは何か。どのような法則が働いているのか。また攻撃範囲はどこまで拡張できるのか。さもなければ、お前はあっけなく負ける。
336:マモン:2020/04/03(金) 18:22 「……生まれつきにこの能力を手に入れたからな……チートって言われても仕方がない。」
(確かにあんまり意識してなかったと思う)
じゃあ、お前の言うこの能力とは、一体何なんだ?第一に、お前は本当に自分の能力について知っているのか?お前は、自分の能力を過信し過ぎている。それはつまり、道具の使い方を知らないで何となく使っているも同然だ。
338:マモン:2020/04/03(金) 18:28 「……そうだな、能力のことを言われやってみたら簡単に出来たって感覚だからな……初代当主と一緒だって言われた
だけで、あと槍で鍛錬したようなものだからな……本当の意味は知らない…な」
(仮面の上に手を置く)
『…僕は、【不老不死】【無限魔力】【全魔法使用】…をもっていて…、自分の内側から出すから炎系統の魔法だったら火傷するし氷系統の魔法だったら凍傷になる…けど、使えない魔法はない…です。あと…私の母は天使だったから…羽はあります、真っ黒だけど…だから一応、飛べたりします……この鎌は…お父さんが死神だったからもっていて…柄がなかったからお母さんのハープを代用しました…体術と剣術にも多少の地震はあります』
(そう答えると一礼する)
「……今まで過信していたのかな……頭の中で想像したら現実になるっていう感じだったから」
(今までの戦闘を思い出して)
マモンさん……さっきの敵を一掃した花子たんが
反逆悪魔の本拠地に向かっていました……
「(クズ両親はまさかの死神と堕天使だとは思いもしねぇよ……)」
【心の中で思う】
>>342
堕天使!?リーザさん?
>>341
「ああ、反逆悪魔か。サリア達が行くさ。裏切り者の俺は参加出来ないよ。」
だろ?
人間は、人間の身体について、基本的なことは知っている。手があって足があって、どうすれば身体が動くかは、なんとなくは分かるはずだ。
だが、身体のどの部位の筋肉を増強すれば、パンチ力が増すかとか、どのような動作をすればキックボクサーのような鋭い蹴りが可能なのか、どれだけの練習を重ねれば、スケート選手のような柔軟な身のこなしが可能になるか、そういった専門的なことについては、深く考え、実戦しなくちゃ分からないはずだ。
「りんご、落ち着け」
347:マモン:2020/04/03(金) 18:34「……だよな」(今までの戦闘は無価値だったかと思った)
348:雪りんご:2020/04/03(金) 18:35私の真名はりんごではないですけど落ち着きます
349:マモン:2020/04/03(金) 18:35「……そうか」
350:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 18:36 『あ、あと…』
(と、言いかけて口を閉ざした)
「?……どうした?」
352:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 18:37 『…やっぱり、なんでもない…です』
(青ざめた顔で精一杯笑顔を作って)
マモン、お前はチョウランよりも理解力に乏しい。
チョウランは、自分の口でスラスラと説明できるほどに自分の能力について知っている。彼女は、自分の持つそれぞれの能力が、どう自分に影響を与えるのかを理解しているのだ。それがプラスか、マイナスかについて、論理的かつ柔軟にな。
「……そうだな」
355:マモン:2020/04/03(金) 18:41 >>352
「……無理して笑顔を作るな。仲間なんだから正直に話してくれ、な?」
(仮面少し外し、微笑みを見せる)
『…ありがとう、ございます?』
(首をかしげつつ、褒めてもらったことに素直に感謝して)
「そう、それで良い。」(仮面を被る)
358:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 18:43 >>355
『…力を、盗めます。殺して、そいつの肉を食べると』
(吐き気を抑えつつえづきながら言う)
「とりあえず、言ってくれないか?」
360:マモン:2020/04/03(金) 18:43 >>358
「凄いな、それ……」
『…強く、なりたくて、お母さんも、お父さんも…食べたから』
(どこまでも静かで深い闇が彼女の瞳を支配する)
「……そうか、言ってくれてありがとな。」
(頭を撫でる)
「(何で俺能力のことについて知らないんだ………)」
【心の中で思い、仮面の中ションボリしている顔で】
『…僕も知らなかったよ、確か…100人くらい殺したら分かった気がする』
(頭を撫でられて少し嬉しそうにしながら自身の記憶を遡り助言する)
「……俺より賢くて良かったよ、全く」
(頭を撫でつつ、自分に失望する)
『マモンお兄ちゃんって、確か"のーきん"ってやつだと思うから大丈夫だよ!!!』
(失望しているマモンを見て少し慌て、精一杯慰める)
「……俺全然賢くないから……」
(慰めありがとうと礼を言い、何とか気を保つ)
『だいじょーぶ、どんなマモンお兄ちゃんでも大好きだよ…?』
(天使のような笑顔で笑う)
「はぁ…妻なりの可愛さかよ、お前」(しゃがみ少しハグをする)
370:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 18:59 『にへへ〜』
(褒められて嬉しくてゆるゆるな顔で笑う)
「本当、可愛いよ。全く」(癒されて、普通に立つ)
372:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 19:02『…それで、青羊様、でしたっけ。僕を疑うならなんなりと命令してみてください。…完璧にして見せます』
373:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 19:03 >>371
『なら良かった』
(マモンを庇うように1歩先へ出て)
「(……根性あるな、チョウラン)」
【心の中で思う】
…あぁ、糖分が足りない。
んじゃあ、そういうことで、お前ら自分の能力について考えてみるべきだ。特にマモンの方な。それで、この街の海岸でお互いに勝負してみるのも悪くない。とにかく、自分の能力のメリット・デメリット、最低でも三つは見つけることだな。次来る時までに、報告を待ってるぞ。
( そう言い残した青羊は、アパートから出て行った )
『…承知しました』
『だってさ、マモンお兄ちゃん。海岸、行く?』
(少しワクワクしながら振り向いてマモンに問う)
「……了解」
「少し、行くか」
「じゃあまた手を繋いでくれないか?」
(手を出す)
『んじゃ、手、繋ご?』
(夕日が彼女を照らして、プラチナブロンドの髪が絹糸のようにキラキラと輝く)
「んじゃ、またスペルで飛ぶぞ。」
(とチョウランに言う)
『…ふふっ、うん!!』
(同時に同じ言葉を言ったことに少し笑いつつ、手を繋ぐ)
「ハハッ……スペルリング発動 瞬間「夕日の綺麗な青」」
(海岸に瞬間移動した)
『よぉし、…よろしく』
(ぶわっと威圧感が増す。皮膚がヒリヒリするほどの集中が彼女から伝わる)
【場所、海岸】
「……ちょっとマント追加するな」(マントを着て、フードを被る)
『…うん』
(鎌を取りだし、隠していた羽をぶわぁっと広げる)
「これだったらあいつにバレないから大丈夫だな……」
「……メリットとデメリットを三つ探せか……まぁ、見つけられるように頑張るか」
(槍を出し、パエスト家流の構えをした)
『…おいで?』
(1分の隙もない構えを取り、マモンにかかってこいとばかりにニヤッと笑う)
「……容赦なくやるぞ、スペルリング発動! 闇符『スター・オブ・ダビデ』」
(闇の弾幕を作り、高速に撃つ)
「能力!」(チョウランに当たると想像する)
【想像したら現実になる。それが全ての願いが叶う能力】
『…弾道が荒い。抜けれる。死ぬよ?』
(気づくとマモンの後ろにたっていて)
『次はこっちからいくね?』
(いつもの笑みとは違う、背筋が凍るような冷たい笑みで一切のブレもなしに2mはあるであろう鎌をマモンの首に向けて振る)
「………」(槍で鎌を防ぐ)
392:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 19:28 >>389
『…【防御魔法】夢幻結界』
『その想像は、夢や幻だ』
「瞬間!」(瞬間移動して、下から槍で攻撃)
「オリャァ!!!!」
「スペルリング発動! 闇符『鬼神百鬼夜行』」
(大型弾幕がチョウランに高速に襲い、姿を消す)
『…想像している時隙があるね、時止めて刺せば1発だった』
『瞬時に想像できるよう、イメトレしようか』
『…でも、全てを夢や幻にする結界がなかったら危なかった』
『流石だね、マモンお兄ちゃん』
(そう喋りながら息も切らさず鎌を振り続ける)
>>394
『…!?』
(突然消えたマモンに驚き、弾幕を食らう)
『…いった、』
(しかしその傷はしゅぅと煙を立てて塞がれていき)
>>394
「死符『デッド・ダーク・ムーン』」(背後から無数の大型弾幕とともに攻撃)
「スペルリング発動! 奇跡スキル!『緑のバリア』」
(マモンに緑のバリアを貼る、5分だけだ。)
>>397
『…【空間魔法】【異界門】』
(マモンを中心にドーム状に無数の扉が出現し、そして無数のナイフが音速で襲いかかる)
「奇跡使ってるからきかねぇよ」
(余裕顔で)