真っ暗な部屋。ゴミだらけの部屋。唯一の明かりを放つデスクトップ上には、反政府記事のサイトがいくつ開かれている。机上には壊れかけたマウスとキーボードに、古びた本、それと血がこびりついて何年も経過したと思われる風化したナイフ。壁には、いくつもの穴と落書き。ここは誰にも知られていない黒き魂が宿った空間。
201:カレン◆u6:2020/04/03(金) 14:23
『 …嘘も方便、って言葉ご存じでないかな?嘘は人を救える、そして自分も救える。そう学んだからこそ私は自分を嘘で塗り固めるんだ 』
( 風に煽られて髪が棚引く )
「少し横になれ、頭にちょっと魔法をかけるから安静しとけよ?」
(正座で座り、チョウランを膝の上に置き魔法をかける)
『…嘘は……………嫌いだ』
(絞り出すような声で、憎悪をありったけ込めたような声で言う)
「落ち着け。カレンもあんまり嘘は言わないでくれ」
(二人を落ち着かせようとする)
『 キミが何を嫌おうと勝手だけど、…嘘で救われた人間もいるってことだけは覚えておいてね 』
( 彼女から鳴り響く警鐘は未だに止まない )
>>202
『…ん、ありがと………』
(ふっくらとした桜色の唇が鈴の音のような声を奏でる。そのプラチナブロンドの長髪は猫のようなくせっ毛で、閉じた紺色の目は銀のまつ毛に覆われていて、)
「とりあえず、目を閉じなさい。魔法関係でね。」
(左手で魔法陣を触り、右目で顔を撫でる)
「夜明けの〜手を取り〜高くは〜ば〜たく日まで〜♪」
(子守唄のように歌う)
>>207
『ありがと…』
(にこ、と笑い)
「……歌、大丈夫かしら?」
211:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 14:34 『大丈夫…』
(穏やかに言う)
「ふふっ、安らぎの〜よすがに〜身〜を預けて震えて〜る♪」
(微笑みで返す)
『 随分と仲が良いみたいだね、めでたしめでたし…もしかしたら私だけ姿を表してないのはアレだと思われるかもしれないから、ちょっとだけ映すね 』
( その溢れんばかりの魔力で一時的にモニター…の形状の物を生成し、其処のスクリーンに自分の姿を映す。年季の入ったフランス人形みたくロココな金色の髪と藍色の瞳の取り合わせ、そして彼女特有の装飾過多とも言える服に崩される事のない麗らかな笑み。…然し、その瞳の奥は笑っていない様に思える )
『……声、綺麗だなぁ』
(独り言のようにぽつりと呟く)
「……お前の姿は綺麗だから良いけど。」
(右手で頭を撫でながら)
『 綺麗な歌だね、何処かの民謡?マザーグース? 』
>>214
「ありがとう、チョウラン」(ふふっと笑いながら)
「ただの人間界の歌を子守唄風に歌っただけだ。」
219:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 14:40 >>215
『…僕、綺麗、かなぁ…』
(頬を赤らめながら問う)
>>215
「綺麗だよ、一応いうけどこれでも惚れてるからな?」
(少し笑いながら)
『…!?』
(さらにぼぼっと頬を紅くして、恥ずかしそうに両手で顔を隠す)
「チョウラン!? お前いきなり顔を隠してどうした?」
(びっくりして慌てる)
『 あら〜、そういう? 』
( にや、とからかうみたく )
『…だって、マモン、お兄ちゃんが惚れてるとか言うから……』
(さらに耳まで赤くして呟く)
『 もしかして私、お邪魔かしら? 』
( 別の場所いっとこーか?とニヤつきながら )
「別に邪魔じゃないよ」
227:マモン:2020/04/03(金) 14:48 「お前意外に初心だったんだな。まぁ、惚れてるしお前も可愛さで惚れてるからな?」
(理解し、気持ちを正直に答える)
>>225
『…お兄ちゃんにくれぐれも迷惑かけないで』
(ぶわっと殺気を放ち)
>>227
『…あぅ………』
(心底恥ずかしい、というように身を捩りながら恥じらいの声を漏らす)
「殺気を抑えなさい。もう……」
(可愛いから許すけどと思いながら)
『…はぁい』
(さっきまでの殺意は嘘のように穏やかな雰囲気をまとい)
「まぁ、結局は綺麗&可愛いに惚れるのには変わりないな〜」
(照れながら、笑う)
『 ...あほらし、 』
( 面倒そうに眉を潜めながら )
「なんとでも言えばいいさ」
235:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 14:57 『マモンがあの色欲のアスモデウスみたいにならない事を願うよ…』
(相変わらず真っ赤な耳をして、顔を覆いながら)
「安心しろ、あのクソ元上司にならないからっていうか
あいつのせいでたまに発作が起きるんだよな……」
(満面の笑みで)
『 ハイハイ、とりあえずカップルさんの邪魔しちゃ悪いから私は適当に一人ピンポンでもしてるよ 』
( 一人で二役をこなし )
「俺はリア充じゃねぇよ、じゃあなカレン」
(手を振って)
『…そっかぁ、』
(いい事を思いついたとばかりにニヤッと笑いマモンの唇に彼女の唇を重ねる)
『 ばいばーい 』
( 笑顔で手を振れば、モニターはプツッと消える )
>>239
「んあ!? あっ……何?」
(いきなりキスされて耳まで紅くなり、猫耳が出る)
『マモンお兄ちゃん、かぁわい』
(いたずらっ子のような笑みを浮かべる、そして挑発するように可愛いと言い)
「(ちょ〜恥ずかしい……若い子に負けたぁ…… そしてカレンはもう帰ったのか……)」
(尻尾を弱く床に叩く)
「か、可愛くねぇーよ…//// いきなりどうした?////」
(唇を手で隠す)
『えっとね、マモンお兄ちゃんで遊んでみよっかなって』
(子供らしい無邪気な笑みを浮かべて言う)
昨日のお昼寝のときの花子たんの寝言「グゥゥゥ……マモンさんって笑ったお顔も恥ずかしがってるお顔も可愛いんですね……
ラーメンさんにとんかつさんをトッピングしちゃいました……美味しそうでしょ?あーんしてくださいね♡……ウフフ……グゥゥゥ」
「俺で? 二人プレイの遊びか?」
(首を傾げて)
チョウランさん、可愛さではシュガーリアたちに負けませんね
249:マモン:2020/04/03(金) 15:13 >>246
「あいつは何ていう寝言をしているんだ…」
花子たん起きてる時も言ってた……
可愛いですよね!!花子たん、ぽっちゃりお腹を気にしてたからダイエットに成功できたらいいね
実はあの娘、エリーゼさんを倒す為に創られた存在なのです
「あいつ……マジかよ」
252:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 15:16 『…?』
(マモンが他の女の子と楽しそうにしている度に心が痛み、もやもやする。これは病気だろうかと思いマモンに伝えてみる)
『マモンお兄ちゃん、あのね、お兄ちゃんが他の女の子と楽しそうにしてるとここがもやもやする、病気かなぁ…?』
(胸を指さして首を傾げる)
「!?////////////」 (頭から蒸気が出るほど)
「お前……恥ずかしいからその台詞……」
(両手で顔を隠す)
『…?恥ずかしいの…?』
(彼女は首を傾げ、マモンを宥めようと抱きつきながら目いっぱい背伸びをして頭を撫でる。しかしつま先立ちのあしがぷるぷる震えている)
「……はい」(恥ずかしい顔で、頭を下げる)
256:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 15:23 『よしよーし』
(そっと頭を撫でて満足気に笑い、やってもらったように額にキスを落とす)
「あぅ////……」(少し声を出す)
(キスで照れる)
「……お兄ちゃん、もう限界なのですが……」
(猫耳と尻尾ほぼ出ている状態で)
『…マモンお兄ちゃん』
(耳元で囁く、いつもの無邪気さは何処へやら、10にも満たないような少女とは思えない程の妖艶さを纏い桜色の小さな口を動かす)
「ん♡……お前幼いのに何処で覚えたんだよ///」
(感じながらも言う)
『…お母さんと、知らない男の人がよくやってたから、なんかね、はだかでだきついて…』
(その時の様子を事細かに説明しようとする)
「良い、良い!//// 説明しなくて良いから////! お兄ちゃんも理解出来るから//////!!!!」
(恥ずかしながらも必死で言う)
「お母さん……何自分の娘の前でやってるんだよ/////」
(照れながらも猫の尻尾を床で弱く叩く)
『…?そう、ならいいけど、それでね、お母さんがね、好きな人とするものだって言っててね、』
(…する?と耳元でまた囁く。楽しそうに、愉快そうに)
「……ちょっと異世界に飛ぶぞ。 し……したいしさ////」
(照れながら)
『…!?』
(恥ずかしそうに頷く)
『…でも、どこに…?』
(首を傾げながら聞く)
「スペルリング発動! 『異世界の先へ』」
(悪魔協会 番外編に行く)
「俺の知ってる場所だ、安心しろ」
270:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 15:45…分かった
271:青羊:2020/04/03(金) 16:11 ( 俺が住むアパートは、この貧しい街の中で特に目立つわけではない。ただレンガ壁面には、ベルリンの壁並みに、政治的なメッセージの落書きであふれ、壊れかけた外階段は、落下事故の原因になっていることとして有名だ。総じてボロいし、目の前は大通りだから車の騒音で眠れない夜もある。しかも、近隣住民の話し声や怒鳴り声はしょっちゅう聞こえてくる。隣の部屋で何があって、その結果どうなったか、全てが筒抜けだ。おそらく、そのことについては俺の部屋にも言える。だから、俺の部屋から全く見知らぬ女の声が、それも本能的な声が、こうして外にまで響いてくることだって稀にあるさ )
いや、あるわけがないだろ。
( ほどなくして、その声は静まった。以降、俺の部屋の扉の向こうから、一切の声が聞こえてくることは無くなった )
マモンの奴がいかなる能力を持っているのか、それを把握していない以上、決めつけるのは良くないが、おそらくテレポート的移動手段があるはずだ。
( 俺は躊躇なく、自室に入った )
やっぱりな。
( デスク前。マウスを動かし、テレポートについて検索する。俺は猫背になりながら、画面に顔を近づけた )
…移動する2点間の障害については、考慮する必要がない
( 俺は片手で消費期限の切れたドーナツを貪る )
対象となるのは、自分を含めた物体全てか、それとも、または触れた物全てか。色々と応用が効きそうだ。マモン…紛れもなく、お前は万能だよ。
【場所、部屋の外】
「はぁ……あいつ空気よめよ……」
(チョウランを直ぐに服を着させた)
「大丈夫? チョウラン……」
(疲れた顔で言う)
「……スキルスペル発動、「匂いの先は何もない」」
(後を追われないように消した)
【場所、部屋の内】
( 俺はテレポートについて調べまくった )
…あいつにすべきことは教育だな。能力について深く、理解していない。あいつは確かに秀でた能力をいくつも持っているが、それはレベル1の状態に等しい。ガチャで出た激レアでもレベル1だと、それ相応の効果しか期待できない。目指すのはレベルマックスの破壊兵器だ。
コンコンコン 【ドアを叩く音】
「青羊、いるか?」
(いるかどうか聞く)
あぁ。…それにしても苛つくやつだな。
( 俺は、画面を見つめたまま返事をした )
「すまんな、ちたぁ逃げてきたとこだよ。」
(仮面の状態で開ける)
「……安心しろ、バレてないから」
(チョウランを抱っこして部屋の隅に座る)
どういうことだ?まさかつけられているのか?
( 青羊の表情に不快感が浮かぶ )
説明しろ、今までどうしていたのか。具体的にな。
「あ〜…長くなるが、簡単にまとめるとチョウランに会って、懐いて、秘密基地に用があって行ってて、カレンの仲間が外にいて、スペルで逃げて、証拠隠滅したって感じ」(チョウランを抱っこしながら)
284:マモン:2020/04/03(金) 16:59「雑いがそんな感じだ。」(チョウランの頭を撫でる)
285:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 17:02 『…うん』
(ようやく口を開く、マモン、筋肉、あったなぁ、なんて呟く)
「ちょ//// ……余計なことは言わないの!////」
(仮面の下で言う)
( カレンの仲間?そいつから逃げた?証拠隠滅?それになんだ、そのガキは?ああぁ、理解が追い付かない )
なぁマモン。…お前が、欲望に忠実であるのは、俺も大賛成で大歓迎なのだが、お前が何も考えずに行動すると、俺の安全まで脅かされることになる。よく考えて動け。お前は金の卵なんだから。頭を使え。
「……ごめん……チョウラン、こいつがリーダーだ。挨拶しろ」
(反省し、チョウランに挨拶をさせる)
マモン、お前の反省よりも重要なことがある。さっき、お前は証拠隠滅と言ったが、それはどういうことだ?詳しく聞かせてくれ。
290:マモン:2020/04/03(金) 17:15「カレンの仲間が匂いで敵の居場所が分かるやつしてたから、スペルで匂いを消したっていう訳だ。」
291:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 17:16 『…よろしくお願いします』
(サッと雰囲気を変える。その気配は何百も人を殺さないと出ない殺気でもあり、沢山の年月を修行に費やした剣士のそれでもあった)
「殺気を抑えなさい。同じ仲間なんだから」
(チョウランを注意した)
( 一見すると、非統一的な能力を持ち合わせる万能の悪魔、マモン。しかし、コイツには致命的な部分がある。それは言語能力に、いちじるしい欠陥が見られることだ。したがって、彼から情報を得ようとする行為は、ひょっとすれば、並みの戦闘よりも難しいものになるかもしれない )
294:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 17:19 『…分かった』
(鋭く尖った殺気を消す)
「……チョウラン、鎌を貸してくれる?ちょっと強化した方が良いかも知れん」
(チョウランに顔を向け、願う)
( 彼女から放たれる警戒心や殺気などには興味はない。それよりも、このガキの存在に疑問しかないのだ。一体誰なんだ。なぜここにいる? )
とどのつまり、そのガキも頭がイかれてるってことだな。
『…うん』
(不思議な形に曲がった鎌を取り出す。それは傍から見れば天使のハープのようでもあり、しかし棒の両端に付いている凶器がそれを否定する)
「いかれているかは知らないが、戦闘の時はヤバイってことは理解出来るな」
(青羊に言う)
じゃあ、証拠隠滅は確実なんだな?
300:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 17:26 『僕は…禁忌だから………いっぱい力がある、ので…マモンお兄ちゃんを守る』
(10歳程の彼女からは有り得ないほどの覚悟と決意が滲み出していて)