真っ暗な部屋。ゴミだらけの部屋。唯一の明かりを放つデスクトップ上には、反政府記事のサイトがいくつ開かれている。机上には壊れかけたマウスとキーボードに、古びた本、それと血がこびりついて何年も経過したと思われる風化したナイフ。壁には、いくつもの穴と落書き。ここは誰にも知られていない黒き魂が宿った空間。
79:◆hMk:2020/04/03(金) 00:01 『…死…人……???』
(ぽつりと呟き、そして狂ったように叫ぶ)
『ありエない……あリえなイありエナい………!!!!!』
「あっ、浮遊霊タイプか。すまんでも、真実は受け止めないて成仏出来ないぞ?」
81:◆hMk:2020/04/03(金) 00:04 『僕…は、【不老不死】ダ!!!!!!!!!』
(叫ぶ、叫ぶ叫ぶ。喉から血が吹き出し、雄弁に生を語っている。そして血を見て絶望の色を瞳に宿す。)
『まダ…生きテるじゃナいか……』
「俺は死んでいるが、お前似た不老不死だ。 一緒だな?」
(ケラケラ笑う。仮面の中で)
『死な、せテくれヨ……』
(まだ10にも満たない少女から発せられたその言葉は、黒い感情を全て凝縮したような禍々しさと深い絶望を纏っていて)
「(ノールシ……口達者にバレないように何かあったら魔法で宜しく)」
【心の中でテレパシーをする。他人には聞こえない】
ノールシ〔OK、やってみるよ〕
「死なせてって……まぁ、俺の能力を使えばシねるけどさぁ……」
(ため息をつく)
『…きミは、なんデ僕をころサない?』
『僕は、禁忌ノ忌み子、だゾ?』
(片方だけ生えた羽は、天使のそれとは似ても似つかない漆黒で染められていて)
「コロス事は出来るよ? けど、ちたぁ気になってるやつがあるからコロスことが出来ない」
(鎌を指で指す)
『…こ、レ?』
(鎌を指す。その鎌に付いたラピスラズリには魔力が精一杯詰め込まれており、膨大な魔力量だと推定できる。)
「うん、懐かしく感じちゃってさ……触って良いかな?」
90:◆hMk:2020/04/03(金) 00:24 『…いイ、よ』
(近づかれた時にふわっと香る匂いが、微かに記憶を刺激して、)
(この匂いは、確か)
『…強欲』
「あっ、君良い嗅覚しているね。 鎌ありがとう♪」
(そっと触り、パエスト家の当主達を思い出す)
『_____っ!!』
(気づけばマモンに抱き着いていた。そうしなきゃいけない気がした。久しぶりに、会ったような気がして、涙がとめどなく溢れ出す)
「!?………アハハッ、パエスト家16代目当主のムストル様か?
……何か…そんな感じがする…」
「でも、懐かしい感じがするしとても暖かい……」
95:◆hMk:2020/04/03(金) 00:34 『…覚え、て、ない』
(情緒が安定したのだろう、カタコトは無くなり、目を擦りつつ鼻をすする姿は年相応に見えた。…無い右腕と切られて縫ったあとがある右目以外は)
「おっ、片言なくなったな。傷があるのはお互い様だな」
(仮面の下だが、苦笑い)
『…こっちはお母さんで、こっちはお父さんにやられたから、貴方とは違うと思う』
(抱き締めた時の温もりを求めててくてくとマモンに抱きつき、右目を指し、次に右腕を動かす)
「ほぼお前は右半身か……俺は首と二の腕両方、腹を斬られたけどな」
(指したところを見て、自分も傷の場所を言う)
「しかし……あっ、やめておこう。気にするな」
(言いたそうだが、辞めた)
『…痛そう、大丈夫…?』
(小さな手でマモンの傷跡を撫でる。そうすると一瞬だが傷跡が光った気がした。)
『…?気になる、言って』
(抱きしめているだけじゃ飽き足らず、よじよじと背中に登り始め)
「!? ……お前の影響かな?光ったとこ綺麗だったな…)
103:マモン:2020/04/03(金) 00:51 >>101
「あ〜……気分を悪くしたら謝る。 ……傷負われた理由を知りたくてな」
「(可愛いな……弟が出来た気分だな。)」
【心の中で思い、癒される】
『僕、は…………禁忌の子、だから』
(そう伏し目がちに答え、震えた手でマモンの手を取り握りしめる。その手も手錠のような跡と鞭で打たれたような跡、切り傷などが無数にあり)
『生きてちゃダメなんだよ…』
(再確認するように反芻する)
自分が生きたいと思えば、その欲望に従って、生きるべきだ。
108:マモン:2020/04/03(金) 07:27「周りからのか……俺も似た境遇だから分かるよ。」
109:マモン:2020/04/03(金) 07:47 「俺は神以上の存在だからで殴られて、不幸にあって……最終的には幼馴染みよって斬られた……けど
家族との時間だけは……とても心が安らいでいたな」
家族との時間……雪りんご達にはない
111:マモン:2020/04/03(金) 08:17「あ、いたのか白雪のりんご。」
112:◆hMk:2020/04/03(金) 08:39 『…家族………????』
(首を傾げる、そして告げる)
『お母さんとお父さんのこと?ころしたよ?』
「お前の場合は殺して正解だ。俺は違うけど」
114:◆Mk:2020/04/03(金) 08:52 『そう、なのかな…?』
(背中をよじ登っていた手を止め、少し考える)
『…難しいことわかんないや!』
(そう言って無邪気な笑顔を見せながら、マモンに抱きついている手は震えていて)
「ハハ!子供は分からなくて良いんだ。 笑顔でいればそれで良いんだからな!」
(笑いながら)
『…うん!!分かったよマモンお兄ちゃん!!』
(そう言って両手をめいっぱい広げて笑う。どうやら抱きしめて欲しいようだ)
「本当、可愛いやつよのう〜❤」
(ギュ〜と抱きしめる。)
『やったぁ!!!』
(ぱあっと花が咲いたような笑みを浮かべる、そして)
『…僕、名前ないの、でもね、お兄ちゃんに呼ばれたいから名前欲しい…』
(純粋無垢な瞳でわくわくしながらマモンに問う)
「名前? う〜ん……じゃあこれで良いか?『チョウラン』」
(新しい名前を言った)
「コチョウランから取った名前だけど、花言葉から取ったからな?」
(仮面の下で笑う)
『…!!うん!!大事にするよ!!!』
(抱きしめたまま上を向き、マモンの仮面をみてまたぱっと笑う)
「良い笑顔だ。お兄ちゃんな、今仲間と一緒にある活動をしてるけどお前も入るか?」
123:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 09:23 『うん!何すればいい?』
(大好きな"お兄ちゃん"に誘ってもらったことが嬉しくて、上ずった声で聞く)
「まぁ、一旦俺らは待機なんだ。リーダーが外出してるから。だからあいつの部屋に入ろう。
後、俺の仮面の中を特別に見せてやろうか」
『…!?ほんと!!??やったぁ…くちゅんっ』
(喜んだのもつかの間、焔を纏ったせいでほとんど焼け落ちたふくを着ていたため寒気が走りくしゃみをする)
「お前、そういや自分で焼いたからそりゃそうなるわ。 ほらっ、抱っこついでにお兄ちゃんの羽で温めてやるから」
(しゃがみ、手を広げて)
『うん…くちゅんっ』
(心底嬉しそうに手の中にダイブする)
「よし……良い子、良い子。寒いから早く入ろうか。 リーダーは多分遅くなるから寝とき。
帰って来たら、見せてやるからな。お兄ちゃんの顔」
(抱っこしながら部屋に入り、窓のとこに壁に持たれて悪魔の羽でチョウランを温める)
『…ん、あいがと…おやs…』
(すやすやと眠る。相当疲れていたようだ)
「あらあら、相当疲れていたのか。 今まで良く頑張ったよ。お疲れ様」
(起こさないように小声で言いながら、羽をチョウランに包む。 俺も寝た)
>>129チョウランさんは
静かに寝られていいな……
うちなんか勝手に入ってきて私達にフルーツパフェを振る舞ったらすぐ寝言を言い出すうるさいぽっちゃりした猫耳の勇者さんが来るから
敵の拠点でお昼寝するなんて……
エリーゼさんのフルーツパフェ最高に美味しいけどさ
133:ノールシ・ニシ・ルベクルト:2020/04/03(金) 10:10 〔おや、あいつが子供に懐くなんて珍しい……〕
(マリンと子供の様子を見る)
〔マリン以外は誰も見えないし、聞こえないから観察出来るから良いけどね〕
(微笑みながら見る)
〔……ふ〜ん、チョウランか……花言葉は『貴方を愛してる』から取ってるよね
……ハハ、お前らしいな〕
(手と羽で包むマリンを見て微笑ましいと思いながら見る)
>>131
エリーゼさん、もし遭遇したら氷漬けにしてあげる
心配かけた罰だよ
〔雪りんごさんはお仕置きのスケール超えてるよ。まぁ聞こえてないのは知ってるけど〕
(苦笑い)
>>136
だってエリーゼさん、もともと敵だし
あの娘は雪りんごを敵視してないけど雪りんごはあの娘の敵対者として消えるつもりだから
〔見えていたんだ……まぁ敵だからといい僕には関係ないけど、青羊には言うなよ? バレたくないから〕
(事情があるんだよと言い、マリンの中に消えて行った)
【マリンの心の中】
〔はぁ〜……青羊は遅いな……まぁ、良いけどねあいつは僕の存在に気づくとは思えない。
まぁ、暇潰しに記憶でも管理しよう。心の奥に鍵を掛けたら良い話だしね、僕しか開けられないから〕
(独り言)
〔とりあえず、帰ってくる前に鍵を掛けたから良いけど……
じゃあ、パエスト家の様子でも見てくるか〕
(瞬間移動した)
「………(俺はいつの間にか寝ていたのか……可愛い寝顔)」
(そっと目を覚まし、寝ているチョウランを眺める。心の中で言う)
>>131
皆さんはエリーゼさんは花子たんに安眠妨害されないよね
>>131
「……はいよ」(チョウランを起こさないように小声で)
『…んむぅ…マモンお兄ちゃん…大好き………』
(すやすやと寝ながらぽつりと呟く)
「俺も大好き……まぁ、寧ろ愛しているよ……チョウラン」
(可愛い弟だなと思いながら、小声で)
「(しかし……本当全て可愛いなこいつ……あ〜……ロリコンじゃないけど、あのクソ上司のせいで変な癖が出来やがって………キス魔とか…俺も正直抽選で当たりたくなかったよ全く……キスしたくなる傾向って何だよ……はぁ〜………あったら殺害できるから良いけど……)」
【心の中で思いっきりツッコミしつつ、静かにする】
「(強欲どころか色欲だろ俺!!!!ガチで俺の理性保てよ!!!!)」
【心の中でめっちゃツッコミするが、片手で仮面で顔を抑える】
「(いや、本当可愛いの俺弱いからね? きつくないですか?そうですよ!
本当スゲ〜可愛いのは知ってるし、満面の笑みだし。このまま耐えろ俺!
ロリコンだと勘違いされたくないぞ!)」
【顔だけ焦り、心の中でツッコミ】
『…ん、ぁ、おはよ、マモンお兄ちゃん、』
(彼女は欠伸をしながらその深海のような濃紺の瞳を開ける。そして太陽のような明るい笑顔で、鈴の音のような声でマモンを呼ぶ)
「お、おはよチョウラン。 起きて大丈夫かい?」
(首を傾げて)
「(青羊…あいつまだか……先に仮面外すか)」
(チョウランに早いけど、お兄ちゃんの顔見る?と聞く)
『うん!!…マモンお兄ちゃんは大丈夫?』
(心配そうな声で首を撫でる、顔が覆われているから…らしい)
『見て…いいの?』
(わくわくした表情と声色で聞く)
「良いよ、お前から外して見てみ?」
(笑いながら)
『…っ、分かった』
(少し震える手で仮面を外す。そしてつつーとマモンの顔を指でなぞる)
『やっと触れた…!!!マモンお兄ちゃんすべすべ…』
(ぱあっと笑いながら)
「(前髪の右ほとんど隠れているから右目痛くないけど、驚かないと良いけど)」
(心の中で思う)
「すべすべか?俺は、アハハ!」(満面の笑みで)
158:マモン:2020/04/03(金) 13:32 「ちょっと前髪あげるわ……」
(前髪を上げて、右目を見せる。鷹の爪の三本の傷がある)
『…おぉ…!!!かっこいい!!!戦士!!!』
(目をきらきらさせてその傷を見る)
『ね、ね、触ってもいい…?』
「良いよ、アハハ!」
(幸せそうに笑う)
『ん…不思議な感じする……』
(触りながら呟く。すると傷跡がまた光って)
「あら?また光ったな。この右目は天使の力があるんだ。……見てみるか?」
(頭を撫でながら)
『みる!!!!!』
(撫でてもらって上機嫌になりながら)
「元気でよろしいな〜、ほらよ」
(手を一回防いでもう一回手を離したら、黄色で輝く綺麗な目である)
『…天使、ってみんな目黄色なのかなぁ…?綺麗……』
(自分の右目を触りながら呟く、)
『 そう…なのかなあ、 』
( 遠くから通信魔法を飛ばして )
「全員黄色ってわけじゃないぞ? いろんな色があるぜ?」
(微笑みながら)
「カレンか……何かようか?」(通信に気付く)
169:カレン◆u6:2020/04/03(金) 13:52
『 べっつに〜…タダ遊びに来ただけだよ 』
( 煌めく藍色の瞳は、天使としての彼女の異質さを表している )
( …そりゃそうか、天使じゃないんだから )
『…敵??』
(警戒して鎌をどこからともなく取り出す)
『…僕はお兄ちゃんと喋ってるの、邪魔するのはテキ…?』
(子供らしいわがままと言えばそれで済むが、彼女からは殺意を感じる)
「落ち着け、俺の友人だ。鎌をしまいなさい」
(チョウランを落ち着かせる)
『 私からしたらソレを取り出したキミの方が敵。大人しくしててね 』
( 瞳が煌めく )
( 発せられる魔気は雄弁に彼女の異質さを物語っている )
『 それに私は邪魔はしてないよ、早とちりはやめてよね 』
( 軽く目配せをして )
『…分かった』
(鎌から手を離すとそれは瞬時に消えて)
『 よしよし、良い子 』
( 表向きは優しく微笑んで )
「すまんな、俺の可愛い子が……遊びに来ても青羊はいないぞ」
(チョウランを抱きつきながら)
『…嘘の匂いがする、貴女、何者…??』
(抱きつかれて少し嬉しそうにマモンの腕をさすりつつカレンさんに聞く)