真っ暗な部屋。ゴミだらけの部屋。唯一の明かりを放つデスクトップ上には、反政府記事のサイトがいくつ開かれている。机上には壊れかけたマウスとキーボードに、古びた本、それと血がこびりついて何年も経過したと思われる風化したナイフ。壁には、いくつもの穴と落書き。ここは誰にも知られていない黒き魂が宿った空間。
179:カレン◆u6:2020/04/03(金) 14:00
『 素直な良い子だよね…育ちがいいのかな?青い羊ちゃんってばもしかして塞ぎ込んでる? 』
( ほんわりと振る舞えば )
『 私はね〜、えぇっと…普通の天使だよ。至ってフッツーの天使 』
「……チョウランは正体を破る嗅覚を持ってるんだよな〜」
(チョウランの頭を撫でながら)
『…天使にしては邪悪、悪魔にしては純粋、貴女、なんなの、』
(頭を撫でられてふわっと笑ったのもつかの間、真顔になって)
『 …わァ、それは便利な感覚だね!鼻の粘膜を少しだけでいいから差し出してもらうことって出来ないかな?研究対象にしたいんだけど…… 』
『 …フフ、そこまで見破られちゃってたかあ。そ、敬遠なキミには教えてあげる。私はどの種族にも属さない狭間の存在、訳あって天使を騙っている者だよ 』
『…近、づくな、来るな、嫌だ、痛い、怖い、いタい、…』
(近づかれた瞬間にぼっと右手に焔を纏い、彼女自身の皮膚がやける匂いが漂う)
>>183
「やめろ、こいつはやっと解放されたんだ。俺が許可しないぞ、ゴラ」
(威嚇の目【紅い目】になる)
「チョウラン。俺のそばにいなさい。 大丈夫、俺が守ってやるからな」
(抱っこして羽でガード)
『…天使でも悪魔でもない、……僕は』
(その言葉を噛み締めるように言いつつ、腕の痛みに顔をゆがめて)
『 ちぇ、まぁ許可して貰えないのは分かってたからいいよ。軽いジャブみたいなモンだし、気にしないで 』
( また底の知れない笑み )
『…お兄、ちゃ、マモ、ン、お兄ちゃ、』
(腕の焼けている部分が光り少しづつ治癒されていく。しかしその激痛に唇から血が出るほど噛み締め蹲り)
「……とりあえず、チョウラン。落ち着きなさい。」
(おでこにキスして落ち着かせる。リラックス効果があるから)
「魔法で治してあげるからな」
(魔法陣を手で出して唇のところに触る)
『 あ〜らら、その子って大丈夫なの?折角よさそうな魔力の器を持ってるのに…壊れちゃうよ? 』
( 心配している様な素振りだけを見せ )
「大丈夫、俺がいる限り壊れやしないよ。なっ?チョウラン」
(笑顔を見せる)
『…あり、が、っ……と』
(喋るのも辛そうな程に痛がり、抑えた腕からは血が滴り落ちる。しかし、少しづつ腕の火傷は塞がっていき)
「無理に喋らなくて良いよ、スペルリング発動 奇跡『怪我がない身体』」
(傷があるところを全て治した)
『 痛みや涙伴わぬ方が残酷、とはよく言ったものだね 』
「俺は最強だからな、普通に治るぜ?」
(微笑みながら)
「………チョウラン、一回喋ってみ?」
199:カレン◆u6:2020/04/03(金) 14:21
『 なんて分かり易い嘘を吐くんだろうね、キミは 』
( ふふっ )
『…はぁっ、はぁっ……あ、ありがと、マモンお兄ちゃん…』
(大量に出血したからだろう、彼女の顔は青ざめている)
『…嘘で塗り固めた言葉しか吐けないの、貴女。少しは真実言ったらどう…?』
(心底嫌いだ、というように顔を顰めながら)
『 …嘘も方便、って言葉ご存じでないかな?嘘は人を救える、そして自分も救える。そう学んだからこそ私は自分を嘘で塗り固めるんだ 』
( 風に煽られて髪が棚引く )
「少し横になれ、頭にちょっと魔法をかけるから安静しとけよ?」
(正座で座り、チョウランを膝の上に置き魔法をかける)
『…嘘は……………嫌いだ』
(絞り出すような声で、憎悪をありったけ込めたような声で言う)
「落ち着け。カレンもあんまり嘘は言わないでくれ」
(二人を落ち着かせようとする)
『 キミが何を嫌おうと勝手だけど、…嘘で救われた人間もいるってことだけは覚えておいてね 』
( 彼女から鳴り響く警鐘は未だに止まない )
>>202
『…ん、ありがと………』
(ふっくらとした桜色の唇が鈴の音のような声を奏でる。そのプラチナブロンドの長髪は猫のようなくせっ毛で、閉じた紺色の目は銀のまつ毛に覆われていて、)
「とりあえず、目を閉じなさい。魔法関係でね。」
(左手で魔法陣を触り、右目で顔を撫でる)
「夜明けの〜手を取り〜高くは〜ば〜たく日まで〜♪」
(子守唄のように歌う)
>>207
『ありがと…』
(にこ、と笑い)
「……歌、大丈夫かしら?」
211:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 14:34 『大丈夫…』
(穏やかに言う)
「ふふっ、安らぎの〜よすがに〜身〜を預けて震えて〜る♪」
(微笑みで返す)
『 随分と仲が良いみたいだね、めでたしめでたし…もしかしたら私だけ姿を表してないのはアレだと思われるかもしれないから、ちょっとだけ映すね 』
( その溢れんばかりの魔力で一時的にモニター…の形状の物を生成し、其処のスクリーンに自分の姿を映す。年季の入ったフランス人形みたくロココな金色の髪と藍色の瞳の取り合わせ、そして彼女特有の装飾過多とも言える服に崩される事のない麗らかな笑み。…然し、その瞳の奥は笑っていない様に思える )
『……声、綺麗だなぁ』
(独り言のようにぽつりと呟く)
「……お前の姿は綺麗だから良いけど。」
(右手で頭を撫でながら)
『 綺麗な歌だね、何処かの民謡?マザーグース? 』
>>214
「ありがとう、チョウラン」(ふふっと笑いながら)
「ただの人間界の歌を子守唄風に歌っただけだ。」
219:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 14:40 >>215
『…僕、綺麗、かなぁ…』
(頬を赤らめながら問う)
>>215
「綺麗だよ、一応いうけどこれでも惚れてるからな?」
(少し笑いながら)
『…!?』
(さらにぼぼっと頬を紅くして、恥ずかしそうに両手で顔を隠す)
「チョウラン!? お前いきなり顔を隠してどうした?」
(びっくりして慌てる)
『 あら〜、そういう? 』
( にや、とからかうみたく )
『…だって、マモン、お兄ちゃんが惚れてるとか言うから……』
(さらに耳まで赤くして呟く)
『 もしかして私、お邪魔かしら? 』
( 別の場所いっとこーか?とニヤつきながら )
「別に邪魔じゃないよ」
227:マモン:2020/04/03(金) 14:48 「お前意外に初心だったんだな。まぁ、惚れてるしお前も可愛さで惚れてるからな?」
(理解し、気持ちを正直に答える)
>>225
『…お兄ちゃんにくれぐれも迷惑かけないで』
(ぶわっと殺気を放ち)
>>227
『…あぅ………』
(心底恥ずかしい、というように身を捩りながら恥じらいの声を漏らす)
「殺気を抑えなさい。もう……」
(可愛いから許すけどと思いながら)
『…はぁい』
(さっきまでの殺意は嘘のように穏やかな雰囲気をまとい)
「まぁ、結局は綺麗&可愛いに惚れるのには変わりないな〜」
(照れながら、笑う)
『 ...あほらし、 』
( 面倒そうに眉を潜めながら )
「なんとでも言えばいいさ」
235:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 14:57 『マモンがあの色欲のアスモデウスみたいにならない事を願うよ…』
(相変わらず真っ赤な耳をして、顔を覆いながら)
「安心しろ、あのクソ元上司にならないからっていうか
あいつのせいでたまに発作が起きるんだよな……」
(満面の笑みで)
『 ハイハイ、とりあえずカップルさんの邪魔しちゃ悪いから私は適当に一人ピンポンでもしてるよ 』
( 一人で二役をこなし )
「俺はリア充じゃねぇよ、じゃあなカレン」
(手を振って)
『…そっかぁ、』
(いい事を思いついたとばかりにニヤッと笑いマモンの唇に彼女の唇を重ねる)
『 ばいばーい 』
( 笑顔で手を振れば、モニターはプツッと消える )
>>239
「んあ!? あっ……何?」
(いきなりキスされて耳まで紅くなり、猫耳が出る)
『マモンお兄ちゃん、かぁわい』
(いたずらっ子のような笑みを浮かべる、そして挑発するように可愛いと言い)
「(ちょ〜恥ずかしい……若い子に負けたぁ…… そしてカレンはもう帰ったのか……)」
(尻尾を弱く床に叩く)
「か、可愛くねぇーよ…//// いきなりどうした?////」
(唇を手で隠す)
『えっとね、マモンお兄ちゃんで遊んでみよっかなって』
(子供らしい無邪気な笑みを浮かべて言う)
昨日のお昼寝のときの花子たんの寝言「グゥゥゥ……マモンさんって笑ったお顔も恥ずかしがってるお顔も可愛いんですね……
ラーメンさんにとんかつさんをトッピングしちゃいました……美味しそうでしょ?あーんしてくださいね♡……ウフフ……グゥゥゥ」
「俺で? 二人プレイの遊びか?」
(首を傾げて)
チョウランさん、可愛さではシュガーリアたちに負けませんね
249:マモン:2020/04/03(金) 15:13 >>246
「あいつは何ていう寝言をしているんだ…」
花子たん起きてる時も言ってた……
可愛いですよね!!花子たん、ぽっちゃりお腹を気にしてたからダイエットに成功できたらいいね
実はあの娘、エリーゼさんを倒す為に創られた存在なのです
「あいつ……マジかよ」
252:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 15:16 『…?』
(マモンが他の女の子と楽しそうにしている度に心が痛み、もやもやする。これは病気だろうかと思いマモンに伝えてみる)
『マモンお兄ちゃん、あのね、お兄ちゃんが他の女の子と楽しそうにしてるとここがもやもやする、病気かなぁ…?』
(胸を指さして首を傾げる)
「!?////////////」 (頭から蒸気が出るほど)
「お前……恥ずかしいからその台詞……」
(両手で顔を隠す)
『…?恥ずかしいの…?』
(彼女は首を傾げ、マモンを宥めようと抱きつきながら目いっぱい背伸びをして頭を撫でる。しかしつま先立ちのあしがぷるぷる震えている)
「……はい」(恥ずかしい顔で、頭を下げる)
256:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 15:23 『よしよーし』
(そっと頭を撫でて満足気に笑い、やってもらったように額にキスを落とす)
「あぅ////……」(少し声を出す)
(キスで照れる)
「……お兄ちゃん、もう限界なのですが……」
(猫耳と尻尾ほぼ出ている状態で)
『…マモンお兄ちゃん』
(耳元で囁く、いつもの無邪気さは何処へやら、10にも満たないような少女とは思えない程の妖艶さを纏い桜色の小さな口を動かす)
「ん♡……お前幼いのに何処で覚えたんだよ///」
(感じながらも言う)
『…お母さんと、知らない男の人がよくやってたから、なんかね、はだかでだきついて…』
(その時の様子を事細かに説明しようとする)
「良い、良い!//// 説明しなくて良いから////! お兄ちゃんも理解出来るから//////!!!!」
(恥ずかしながらも必死で言う)
「お母さん……何自分の娘の前でやってるんだよ/////」
(照れながらも猫の尻尾を床で弱く叩く)
『…?そう、ならいいけど、それでね、お母さんがね、好きな人とするものだって言っててね、』
(…する?と耳元でまた囁く。楽しそうに、愉快そうに)
「……ちょっと異世界に飛ぶぞ。 し……したいしさ////」
(照れながら)
『…!?』
(恥ずかしそうに頷く)
『…でも、どこに…?』
(首を傾げながら聞く)
「スペルリング発動! 『異世界の先へ』」
(悪魔協会 番外編に行く)
「俺の知ってる場所だ、安心しろ」
270:チョウラン◆Mk:2020/04/03(金) 15:45…分かった
271:青羊:2020/04/03(金) 16:11 ( 俺が住むアパートは、この貧しい街の中で特に目立つわけではない。ただレンガ壁面には、ベルリンの壁並みに、政治的なメッセージの落書きであふれ、壊れかけた外階段は、落下事故の原因になっていることとして有名だ。総じてボロいし、目の前は大通りだから車の騒音で眠れない夜もある。しかも、近隣住民の話し声や怒鳴り声はしょっちゅう聞こえてくる。隣の部屋で何があって、その結果どうなったか、全てが筒抜けだ。おそらく、そのことについては俺の部屋にも言える。だから、俺の部屋から全く見知らぬ女の声が、それも本能的な声が、こうして外にまで響いてくることだって稀にあるさ )
いや、あるわけがないだろ。
( ほどなくして、その声は静まった。以降、俺の部屋の扉の向こうから、一切の声が聞こえてくることは無くなった )
マモンの奴がいかなる能力を持っているのか、それを把握していない以上、決めつけるのは良くないが、おそらくテレポート的移動手段があるはずだ。
( 俺は躊躇なく、自室に入った )
やっぱりな。
( デスク前。マウスを動かし、テレポートについて検索する。俺は猫背になりながら、画面に顔を近づけた )
…移動する2点間の障害については、考慮する必要がない
( 俺は片手で消費期限の切れたドーナツを貪る )
対象となるのは、自分を含めた物体全てか、それとも、または触れた物全てか。色々と応用が効きそうだ。マモン…紛れもなく、お前は万能だよ。
【場所、部屋の外】
「はぁ……あいつ空気よめよ……」
(チョウランを直ぐに服を着させた)
「大丈夫? チョウラン……」
(疲れた顔で言う)
「……スキルスペル発動、「匂いの先は何もない」」
(後を追われないように消した)
【場所、部屋の内】
( 俺はテレポートについて調べまくった )
…あいつにすべきことは教育だな。能力について深く、理解していない。あいつは確かに秀でた能力をいくつも持っているが、それはレベル1の状態に等しい。ガチャで出た激レアでもレベル1だと、それ相応の効果しか期待できない。目指すのはレベルマックスの破壊兵器だ。
コンコンコン 【ドアを叩く音】
「青羊、いるか?」
(いるかどうか聞く)