『"マレフィキウム・パルマコン"……
害悪な魔法という概念…【治癒】を司るに至る。
しかし、薬も毒となることを努努忘れてはならない。』
___亡き国の報告書の燃え残りより抜粋___
『…?飛べばいいのに』
(歩いていると見せかけて実は5cmだけ浮いている)
「この服動き辛いんだよ……俺の翼大きいから」
(服破けるのだけは避けたいんだよとさっきより強く抱きしめる)
『………翼使わないで奇跡使って浮けばいいのに』
(翼を出すと少ない体力がさらに消耗されるからと常日頃出したていない)
「……魔力の消費ヤバイけど、その手があったな……」
(完全に忘れてたと笑いながら自身の足元に魔法掛ける)
「とりあえず、確かメインホールに義手作った親友いるから行こうぜ?
お礼言いたいって言ってただろ?」
(微笑みながら腕を出して)
『………せっかく背中空いてるし羽出すかぁ』
(前世を体が覚えているのだろう、ぶつぶつと呪文を唱えれば漆黒の堕天使の羽が生えていて、それはまるで梟のような羽で)
>>605
『うん、行く‼』
(そう言って笑えば、羽がパタパタと動き)
>>605
「ハハ、可愛いな♡ 早く行くか、アイツは待つのが嫌いだからな」
(浮遊しながらとメインホールに向かう)
--メインホール--
「えと……イリスは何処に…いた。 イリス!久しぶり!」
(親友を探して見つかり、笑顔で向かう)
イリス「おう!久しぶりだな、親友! 初めてましてパエスト婦人」
(マリンには片手でお互い抱きしめて笑い、マレフィには礼儀正しくお辞儀して)
『…お初にお目にかかります、マレフィキウム・パルマコンと申します。貴方様が作って下さった義手、とても使いやすくて重宝しております、ありがとうございます。』
(右手の義手を細やかに動かせば)
「ああ、義手やりやすくて良かったですよ。俺の名は『イリス・サナドナ』以後お見知り置きを」
(ウィンクしながらと自己紹介して)
マリン「俺が幼い時からの唯一の親友で魔界一の機会教授だからな、いつも世話になってるよ」
(笑いながらと説明して親友だけ分かる合図を出して)
「ああ、君の息子さんのお友達を義手とか義脚を作った時があったね。いつもの事だけど」
(笑いながらと近くのテーブルにワインをとって二人に渡す)
「ありがとう、イリス……マレフィ、お前ワイン飲めれたっけ?」
(ワインを受け取るが妻に大丈夫か心配しながら問う)
『…多分』
(のめる、と首を縦に降って)
「多分って……無理はすんなよ?アルコール数確か高かったよな?このワイン…」
(苦笑いしてイリスに高いかどうか問う)
「まぁあまぁあ高かったね、でも一口飲む程度なら倒れはしないし…それに婦人には他に会う人が
いるからね〜……」
(笑いながらと答えてその他に会う人達の所に指を指して)
マリン「ああ、レイラ達だろ……マレフィは一回レイラに会ってるから分かるが
ライサ以降は会ってないと思うし、幽霊の母さんや父さんにも久々に会わせたいしな」
(俺も顔を合わせてないからと微笑みながら言い、ワインを飲む)
「確かにお前のパエスト家の霊は会えるけどね〜……でも57代目以降はするなよ?多過ぎるからな
紹介するには……」
(後君の子供達はひ孫チームと一緒にいるからと微笑みながら)
マリン「分かっているって……まぁ、キンジラ様は絶対にこっち来るから避けられないんだよな〜…」
(ロシア語で礼を言い、じゃあ失礼するよ、楽しんどけよ?と言ってレイラのとこに向かう)
「キンジラ様は例外だ、楽しんでおくよじゃあな」
(ウィンクして手を振りながら)
『……にっへへ、マリン……』
(案の定というかなんというか。お酒に弱かったのだろう、顔を赤くして潤んだ瞳で…身長のせいで上目遣いで、愛おしそうにマリン、と呼ぶ)
【名前みす、気にしないで】
「やっぱり……ちょっと運ぶよ、酔ってる状態じゃあダンス出すさえ出来んからな」
(溜息をついてお姫様抱っこし、近くの部屋に入る)
【大丈夫です】
--王城 近くの部屋--
「……此処なら人いないし、パエスト家以外入れないから大丈夫か……
マレフィ、大丈夫?」
(酔った妻を部屋のソファーに降ろして寝かせる)
『らいじょびっ‼』
(ぐっ、とサムズアップ。相当酔っているようだ)
「絶対に大丈夫じゃないと思うけど……キスして目を覚ますとするか」
(また溜息をついて妻を抱えてキスをする、少し舌を入れて)
『……んっ、』
(舌を入れられて嬉しいのか、もっとと言わんばかりにマリンな頭を固定して)
「んあ!? ん///////………」
(頭を固定されて興奮してもっと舌を入れてキスする。)
『……ぷは、っ………!?』
(正気に戻り、寝ている自分の上にマリンがいるという状況と、どうやら自分がキスを促したらしいと言う理解で恥ずか死しそうになり)
「ぷはっ! はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……妻?」
(舌入れながらキスしたせいか息切れして唾液が垂れ流して目がつぶらな瞳になっている)
『……申し訳ございませんでした』
(顔を両手で覆って、消え入りそうな声で)
「いや……大丈夫だから……はぁ…はぁ…熱いな……はぁ…はぁ…」
(服のネクタイを解き、胸元を開ける。 キスは大丈夫だからと笑いながら)
『…今日も旦那の色気で僕死んじゃう』
(ぶつぶつと真っ赤な顔で呟いて)
「?……マレフィは熱くない? 俺結構熱いけど……」
(手袋を外して魔法で風魔法を出して。 熱みたいにぼ〜としている)
『大丈夫…だけど、こんな旦那様は他の人には見せられないかなぁ』
(少しばかりの独占欲、)
「んにゅ? ……熱いままだな、少し膝貸してくれないか?」
(頭に冷気魔法掛けたいけど、出来ないと言い妻に甘える)
『んふ、いいよぉ』
(甘えられて心底嬉しそうに)
「うん、ありがとう……大しゅき…」
(眠くなってきたか言葉が幼くなる)
「……マレフィ、手貸して?」
(右手で妻手を握って)
『手…?いいよ?』
(義手ではない左手を差し出せば)
「ん、ありがとう………落ち着く……」
(礼を言って落ち着いて目を閉じる。少し涙を零して)
「母さんに、昔よくこういうのしててな……いつも落ち着くんだよな」
(目を閉じながらと微笑みながら少しずつ話す)
『…うんうん』
(静かに目を瞑り聞く。)
「……妹の暴走によってもう出来なくなって……毎晩泣いていたな、止めれなかった俺のせいで…」
(涙が出たままと少しずつ話す。 今なら昔の話が出来る気がして安心出来ると思った)
「母さん……俺は約束しか守れなくて……最後に残したこのネックレスしか……
……許されるのかな?1600万年以上も前なのに……」
(少し目を開いていつも着けている水色のクリスタルのネックレスを見て)
『……』
(家族を知らない自分は何も分からない。母とはなんなのか。確か2歳ほどから見ていないなと。そう言えば母は火かき棒を用いて目を焼いてきたなと。)
「……ずっと後悔しても仕方がないか、パエスト家の呪いは解けられない。
でも、果てれることなら……いつでも出来る…よな?」
(もう片方の手を天井に上げて掴むかの様に動作する)
『……死ぬ時は一緒だよ?』
(深い、深い蒼の瞳を開いて。黒より黒く、闇より深く)
「…当たり前だろ、お前を残して果ててたまるかよ」
(片手でマレフィの顔をそっと触れて)
『……うん』
(死は救済だと誰かは言った。確かに、救済だろう。しかし、遺された人は、…どうなるのだろう)
「……マレフィ」
(妻の名を呼ぶ、寂しそうな顔をして)
「マレフィさん……」
647:マレフィキウム・パルマコン◆hMk:2020/04/25(土) 18:02
『…っ、あぁごめんよマリン、』
【あとゆきりんごさん、注意喚起スレ見ました?今ここは、パエスト家しか入っては行けないんですよ?空気読めます?】
「…もう一回キスしてくれ、いつも一緒にいても絶対にしたくなるし……それに後悔はもう
したくないな……だから悔いのないように……傲慢でごめんな?」
(涙を流しながらと顔を近づかせて)
『……ん』
(言われた通りにキスをすれば、夜色の瞳を瞬かせて)
「ん……ありがとう、永遠に愛してる」
(笑顔になり、照れながらと元気が出る)
『んふ、ありがとう』
(にこ、と笑えばもうそろ舞踏会もどろうか、と)
「ああ……まだ母さんに会わせてなかったな、戻れば会えるけど……どうする?会ってみる」
(服を整えてながらと首を傾げ)
『……そうだね、、』
(会いに行こうか、と)
「じゃあ、会いに行こう。転生しても直ぐ分かるしな」
(腕を出して、一緒に行こう?と)
【名前ミス】
『うん、、』
(手を取って立ち上がる)
https://i.imgur.com/C1ZRevb.jpg
【追記:マレフィのパーティ姿】
「んじゃ、行こうか。 母さん喜ぶだろうな」
(微笑みながらとドアを開けてマレフィとともにメインホールに向かう)
【マレフィのパーティー姿……可愛い!!!!】
--メインホール 霊エリア--
「…あっ、母さんと父さん……キンジラ様までいたんだ」
(義両親と初代当主を見つけて声を掛ける)
マサスト「あ! 久しぶり二人とも!」
(マリン達を見てとても喜び此方からマリン達に向かう)
カリアザ「…久しぶり、マリン」
(苦笑いしながらとマリンの頭を撫でて)
「久しぶり父さん達……姿変わっているけど分かる?」
(満面の笑みになりと分かるか問う)
マサスト「分かるも何も自分達の義娘よ? そのくらい分かるわ」
(微笑みながらとアハハと笑って)
『……』
(にこにことしている……ただにこにことしている)
「えと……妻よ、緊張しているのか?ずっとニコニコしっぱなしだけど……」
(苦笑いしながらと様子を見て)
『……あぁいや、家族とは何かとの定義を考えていた』
(超高速で動く頭脳は物事を深く考えることに適していて)
「定義か……結構深く考えるね、妻よ」
(苦笑いながらと凄い考えだなと思いながら)
『いやそもそもとして分からないんだよ、家族というものが、遺伝子の適合性によるものは知っているのだが、何故こんなにも違うのだろうと……』
(ぶつぶつと呟く)
「う〜ん……馬鹿な俺はそこまで難しく言えるわけじゃないけど……
家族は共に生きるものだろ? それに俺たちが生まれてくるのも
本来ならば結構覚悟いるし、大人になるまでずっとだからな。」
(やっぱり説明するのは難しいな、ごめんと申し訳なさそうに言う)
「最初の私たちもそうだったわね〜……苦労あったわ」
(微笑みながらとカリアザに話して)
カリアザ「まぁ……そうだったな」
(無表情のままマリンの腕を見て)
「でも、相変わらず仲が良くて良かったわ〜……マリン、余り自分を傷つかないでね?
お父さんと同じアンタは自分を傷つけやすいんだから…お父さんも心配してる
のよ?……早く治れるように頑張ってね」
(両腕を触ってマリンの頬をそっと触れて)
マリン「……分かってるよ、地道に治すからこの行為は」
(母の手に触れてもう片方の腕を見て)
『……』
(あえて何も言わない、言われたら何かしら嫌な感情を抱くと知っていたからだ、それに…自分で自分の腕を切り落としたのに、何を言えようか)
「…ごめんな? 湿ったい話をしてさ……そろそろ帰ろうか、子供達多分疲れてそうだし」
(無理して愛想笑いをして、ごめん帰るな来てくれてありがとうと親に言って。
マレンとアリハのとこに向かう)
「……すまんな、本当に……これをマリンに渡してくれないか」
(マレフィを引き止めて、赤い小さな手帳を渡す)
『……?はい、』
(承りました、と小さく一礼し)
「ありがとう……俺には言うことが出来ないからな。
早くマリンのとこに行きなさい」
(少し微笑み手を振る)
『……はい』
(そういってまた一礼し、すぅ、と浮いて移動する)
「ネサレスト、もう良いか? 娘達を帰して……」
(マレンとアリハを抱きしめているネサレストを見て)
ネサレスト「ん? ああ、良いよ。 お前の奥さん来たしね」
(視線をマレフィに向き、マレンとアリハを解放する)
「ん、ああ来たね。 後、俺のアレも返して」
(苦笑いしながらと手を出して)
ネサレスト「はいはい……ほらよ」
(魔法のイヤホンを投げ渡して)
「ん、どうも。 じゃあな、ネサレストまたな」
(微笑みながらとマレンとアリハを連れてマレフィのとこに向かう)
「すまんな、息子らを探してて……とりあえず帰るぞ」
(疲れた顔で言い、マレンとアリハをおぶって)
『……マリン、これ』
(人前だとあまりしゃべれなくなる。つまりコミュ障。と言うことは置いておいて、赤い手帳を渡す)
「!?……まさか隠していた奴を出すとはな。ありがとう、マレフィ」
(赤い手帳を見て驚きが直ぐに笑顔に変えて片手で赤い手帳を貰い、ポケットに入れる)
『………あと』
(ぽん、と頭を撫でて無理はしないでね?と)
「アハハ……無理はしていないさ」
(笑顔でそう答え、大丈夫だよと)
『……拙い嘘はやめときなさい?心配するだけよ、』
(そう言って笑いながら抱きしめ)
「………うん」
(視線を下にそらして大粒の涙が出る)
「……馬車の中で話して良いかな? 此処だと色々気まずくなるから」
(涙を拭いて馬車の方に向かう)
『君となら、どこまでも』
(なんて格好よく呟けば)
「ありがとう……よいしょ…マレンとアリハ乗せたから妻も乗れ」
(手を出して馬車に乗らせる)
「……そんなに俺は無理してるように見えたのか?」
(苦笑いでそう首を傾げて問う)
『うん…。とっても』
(そう言って強くうなづけば)
「……そうか…お前だけ話しておくかな、この日記に書かれている事」
(片手に心臓を掴むような動作をして、深呼吸する)
『……ありがとう』
(それがどれだけ勇気のいることか知っているから、言ってくれることに嬉しさを感じ、そして)
『…たとえどんな話でも君を捨てないし嫌わない。』
(そう言って真っ直ぐな視線でマリンを射抜けば)
「ありがとう……これに書かれているのは……自傷や自さつ未遂した日や数が
書いているんだ。……それとお前に会う前にレイラ達のお母さんにあたる人
……ラナイザの事が書かれているんだ。…今は霊として霊界に住んでいるん
だが、昔はお前と同じパエスト家の妻だったんだ……でも、彼女だけは
記憶を失っていた。……他に最近は、また自傷して…両腕両肩をドスで
斬ったり刺したりしてたんだ……ごめんな、こんな旦那で……
まだ拾われる前の仲間が呼んでる気がして…何故仇を取らないのかと言われて
いる気がして……」
(声は震え、膝を強く掴んでいて左手で首に触れる)
『………』
(何も言えない。いや言う権利すらない。…過去の、前世の自分だってそうじゃないか。ただただ、自らを傷付けて、治っていく度に………でも、それでも、たった、一つだけ、)
『……生きててくれてありがとう』
「!………うん」
(両手で止まらない涙を拭く。 止め方を知らないようなそんな必死に止めているように)
『…大丈夫、どんな選択をしても君が全部正しいから。』
(言い聞かせるようにゆっくりと、頭を撫でながら)
「うん……ありがとう」
(泣きながらと上がる息を落ち着かせて)
『ん』
(ぎゅ、と抱きしめてあやす様に背中を撫でる)
「もう……傷を作らなくて……良いのか?……俺は」
(泣きながらと妻に静かに問う)
『…君が少しでも、そう思うのなら』
(目を瞑り、静かに、しかし心のこもった声で)
「……うん」
(息は段々と落ち着いてきて身体が重くなる)
『……よしよし、ゆっくりおやすみ』
「うん……愛してるよ」
(そう言い、マレフィの膝で寝てしまう)
『……』
(何も言わず黙々と。転移魔法で布団とシーツを持ってくればソファに寝かせて。そして髪を撫でていたら愛おしさが込み上げ額にひとつ唇を落とし)
「……銀河一……愛してるからな」
(小さな声の寝言でそう言い、勝手に涙が出てくる)
【時間なのでもう寝ます。 明日また来ます。】
『…ん、おやすみ』
(そう言って優しくぽふ、ともたれ掛かり一緒に寝る)
【把握です‼おやすみなさい】
「んにゃ……もう朝?」
(目を少し擦り両親の方を見て)
「……父ちゃんそのままだけど、上着だけでも脱がしてあげようかな」
(そう呟き、マリンの黒い上着を脱がしてハンガーで壁に掛ける)
「…父ちゃんの両腕両肩……包帯だらけだ…」
(見てしまったか小声で呟き、少し驚く)