『"マレフィキウム・パルマコン"……
害悪な魔法という概念…【治癒】を司るに至る。
しかし、薬も毒となることを努努忘れてはならない。』
___亡き国の報告書の燃え残りより抜粋___
『マレン…おはよう』
(目を擦りつつ起きれば、包帯に興味を持ち、心配している息子の頭を撫でれば、ぽつりと)
『この傷はね、私たちを守るための傷なの。だから強くならなきゃね』
「おはよう、母ちゃん……」
(静かに起きてきた母に静かに挨拶して)
「うん…俺絶対に強くなる。母ちゃん達を完全に守れるくらいに」
(決意の目をして母にそう伝える)
『…ありがとう、でもね、約束』
(____僕とマリン、片方しか守れない場合は
迷わず、マリンを選ぶんだよ________?)
「……分かったよ、母ちゃん」
(悲しそうな顔で了承する。 約束は守る物だから)
『…ん、いい子。』
(究極の自己犠牲。行き着く先は希死念慮、なんて口遊み)
「ん、んんぅ……」
(起きそうな感じで声が出ていた)
「……アリハも伝えておくね」
708:マレフィキウム・パルマコン◆hMk:2020/04/29(水) 12:12
『……ん、ありがとう』
(そう言いながら儚い笑みを浮かべて)
「うん……アリハ、起きろ朝だ」
(寂しそうな顔だが直ぐに変え、アリハを起こす)
「……? なに朝か?」
(起きて頭を抱える。酒のせいか頭が痛い)
『朝だよぉ』
(ふわっとした笑みでそう答えて)
「そうか……いつの間に上着脱がれていたか」
(包帯を見て、動かして)
『それはマレンがやってたよ〜』
(ふわふわとした笑みを崩さず、)
「俺が脱がしたよ、ごめん…」
(包帯を見て)
「……ありがとう…痛いな、やっぱり」
(礼を言って動かすが痛む)
「……マレン、ごめんメイド呼んでくれ」
(目だけメイドの場所を伝え、苦笑いしながら)
『……ちょっと触るよ』
(包帯の上から撫でて)
『…幾星霜の星達よ。
其れ等に付き添う祈り子よ。
その力を我に』
(そう言うと淡い光が傷跡を包んで、少しづつ治っていく)
「……ありがとう」
(少し治っていく傷を見て)
『…治せて良かった』
(敢えて直さなかったんだよね、と独り言のように呟けば。治しても切る気がして、と)
「もう、俺は斬らないよ……マレンも心配されたら流石に辞めないとな
それに……''お父さん''なんだから…タバコみたいに簡単じゃないけど
斬らないし、お前に話せてもう肩の荷物がやっと降りられた気がするから」
(笑顔を妻に見せて)
『………』
(何も言わない。言えない。隠し事だらけ、嘘だらけの虚像が自分。ただ、優しく頭を撫でて、彼女は悲しそうに、苦しそうに笑った)
「……ごめんな、こんな旦那で……かっこ悪いのもそうだし、お前らを傷つかせている…
断末魔のせいにして現実逃避して…本当にごめんな」
(自身の両腕を少し震えていた)
『自分を責めないで、ね?』
(腕をするりと撫でれば笑って抱きしめて)
「…お前が俺の妻でありがとう」
(抱きしめるマレフィに抱き返して嬉し泣きをする)
【おはようございます。……やっと15歳なれた俺今日……】
『あらら、よしよし』
(背中を擦り、あやす様に撫でれば)
【お誕生日おめでとうございます‼2個下やってんな】
「……超好き、大好き、愛してる……銀河一…」
(語彙力を失くしたのかとマレフィに言う。 幸せそうな顔で)
【ありがとうございます!】
『随分愛されていることで、』
(可笑しそうにころころと笑えば、目を細めて。嬉しそうにふにゃりと顔を緩ませて)
【いえいえ、良い一年になりますように。】
729:マリン:2020/04/30(木) 16:46 「……キスしてお願い」
(照れながらと少し甘えて)
【ありがとうございます、貴方も良い一年になりますように!】
『……好きだねぇ』
(まるで子供をあやすかのように啄むようなキスを落として)
「ん……前に言ったろ?俺はキス魔だって……」
(キスして微笑みながらと)
「……(ああ……何故だろうか、ラナイザも思い出してしまう…
亡くなった彼女を……生贄に捧げれて嬉しそうに笑ったアイツ
の顔を……双子と共に逝ったアイツ…ラナイザ、シリア……
アザスト……守れなくてごめんな)」
(マレフィ、マレン、アリハを考えていたら昔を思い出して
目だけ暗くなり、クリスタルのネックレスも青色に変化
している事が分かる【青色は悲しい時】)
『…死ぬことは嬉しいことなんだよ、それも人の為になるなら尚更』
(そう、ぽつりと呟く。"意味のある死"は、最大の救済だと。)
「……ライレ様は復活なされたよ、無事ね。
俺もアイツも主人を守る役目は同じだからな」
(クリスタルのネックレスが緑に変わる【安心した時】)
「……俺も死んで帰ってきたもんだから分かるよ。
アイツが死んで暴走して…でも最後はレリーを
守り、俺の首が飛んだ……守れて良かったよ」
(首元を触りと嬉しそうに)
『…そっか』
(複雑な表情でそういえば笑って。純粋だなぁ、と呟けば)
「……あの時幼馴染みが俺の首を飛んでくれて嬉しかったな…やっと会えたから」
(そんなに純粋?と微笑みながら首を傾げて)
『…君は君が思う程汚くない』
(そう呟けば光る目を隠しつつ)
「……そうか」
(意外だなと思いながら)
『………とても綺麗だよ、マリン』
(ふわっと笑いながら)
「……俺はお前の事はダイヤモンドみたいに綺麗だよ」
(微笑みながらとひまわりの笑顔)
『ダイヤモンド………ねぇ』
(冬季のように白い肌を少しだけ赤らめて)
「ああ、マレンはルビーで、アリハはエメラルド……俺は…」
(自分はなんの宝石に例えられるか分からずそのまま黙ってしまう)
『ジルコン、かなぁ』
(産みの悲しみ、生まれた悲しみ、そういう意味だよ、と)
「ジルコン……俺はそうかもな」
(ありがとうと微笑みながら)
『…うん』
(にこ、と笑って)
「……ハハ、自傷とか自殺しようとした俺が馬鹿らしいな。
結婚する前みたいに幸せなのは変わりないじゃないか…」
(久しぶりに小さな煙を口から吐いて形を作りながらと)
「……懐かしいな、お前は好奇心に溢れていつもキラキラ
した目で見ていた……俺が狐の仮面を着けていて……
初めて顔を見せた時はお前は……とても綺麗だったな。
幼いのに綺麗な顔立ちで、透き通るその肌は……」
(昔のいい思い出が蘇り、いつの間にか泣いてはいたが直ぐに拭いていた)
「……はぁ(この狂った考えはいつからなんだったんだ?
ラナイザが死んで間もない頃か?それとも最初からか?
………結局は孤独の殺人鬼のままじゃないか…………)」
(頭を抱えながらと自分の考えに呆れて、今にも自身の頭に壁を打ちたくなる)
『…………♪〜♪』
(ふと、思い出したように、大好きな歌を歌えば。その良く通る音を、子鳥の囀りのような、いや、鈴の音の様な声で奏れば、彼女の周りを夜色の蝶が、淡い光を放つ蛍が、精霊が周りを舞い、その姿は妖精にも、天使にも、はたまた神にも見える出で立ちで、異国の、マリンの知りもしない言葉で奏で上げれば、最後に)
『__そこに居るだけで、出逢えただけで僕にとってはこれ以上ない幸せだ、ありがとう』
「…………」
(微笑みながらと彼女を見て、昔も今も変わらないな、と思い歌を聞いていた。
最後の言葉はとても綺麗で嬉しかったと思った)
『夜明けの〜手を取り〜♪ 高くは〜ば〜たく日まで〜♪……』
(昔歌っていた歌を小声で歌っていた。彼女と会って間もない時に
治療しながら眠るように歌ってたあの歌を……)
「よく歌ってたな、この歌は」
(ふふっとひまわりの笑顔でそう言った)
アリハ、マレン(ジ〜…………)
(両親を見て羨ましそうに)
「……娘らよ、そこにいるのは分かっているぞ」
(微笑みながらと後ろでずっと見つめていた子供達を呼ぶ)
『……あら、いらっしゃい。』
(にこ、と微笑めば。さっき言ったことは秘密よ、と目配せをして)
「う、うん……ご飯出来たから呼びに来ただけだよ」
(コクっと頷き、用件を言う)
アリハ「……先に行ってくるよ、お兄ちゃん」
(どこか寂しいような顔をして部屋から直ぐに立ち去る)
「ああ、分かった……(アレの事気にしてるのかな。無理もないか)」
(先に去るアリハを見て少し自分を憎む。その後は『先に行くね』と言い残して
少し食堂の近くの庭の方に向かった)
「……マレフィ、先に行ってくれ。俺は少しマレンと話してから行くよ」
(様子を見て判断し、気を感じながらと庭に行く)
「……アリハの面倒を見てくれ、俺みたいにならないようにな」
(その言葉を言い残して去る。クリスタルも青く輝いていた)
『……分かった』
(頷けば、そっとアリハを抱き上げて)
「お母さん? どうしたの?」
(抱き上げた母を見て不思議に問う)
『……大好きだよ』
(そっと抱き締めれは、さ、行こうか、と肩車しながら外に出て)
「私もお母さんの事は大好きだよ!」
(笑顔でマレフィに伝える。それはまるでほおずきのように赤く
とても太陽の様に眩しい笑顔だった。)
「お母さん高〜い! 景色が違って面白〜い!」
(幼稚園児の子供みたいにはしゃいで楽しむ。
義理だがそれでも本当の家族のように幸せそうな顔で
マレフィに言う)
『よかった、』
(そう言ってふわりと笑う)
「……お母さん、聞いても良い?」
(気まずいように聞く。 少し不安そうな顔で)
『どうしたの?』
(にっこり笑って)
「いや……お父さんの自傷いつからやってるのかなって
思ってて……お母さんなら知ってるのかなって聞いてみただけだよ」
(気まずそうに父の自傷を行為を聞く。前からやってるのは少し知ってるが
いつ頃からだろうとマレフィに気になって聞く)
『………何時からだろう。わかんない。でもね、とーっても昔、だよ』
(そう言えば、気にしなくていいんだよ、と笑って。もうやめてくれたから、と。)
「そうなんだ……でもお兄ちゃん、お父さんと同じで
しそうで怖いの。仲間想いでいつも声が聞こえるって
言ってて……いつも発作を起こしてた。」
(父のあの傷を見て兄と仲間と生きてた時代を思い出して
なりそうで腕が震える)
『……そっか。』
(仲間、そんなものできたことは無いなぁ、と呟く。逆に仲間なぞこの手で……っ、)
「……お母さんだけ先に話しておくよ。
お兄ちゃんの発作も関係あるし……」
(不安で震えながらと母に話す)
「お兄ちゃん……昔戦って逃げてた時ね、仲間操られていて
その時お兄ちゃんは自分で仲間を……」
(声が震えてくる。 その光景を見て涙しか流せなかった。
そして思い出したせいか涙が出て溢れていく)
『…そう。話してくれてありがとう。』
(そう言ってまた頭を撫でれば、ニコッと笑って)
「ヒグッ……あの時止められたら……お兄ちゃんは……
お兄ちゃんは……裏切らずに済んだのに……
私のせいだ……ただ見つめる事しか出来なかった
私のせい……だぁ……」
(泣きながらと昔の記憶に後悔して何度も泣いた。
その操られた人はもう一人兄だったという……
やがて涙は血えと変わり、目を赤くして
母を見つめていた。)
『……大丈夫。君は悪くない。』
(血涙。されど涙。涙を流せる、という事にすら嫉妬する自分を憎み、嫌い、何百、いや何千年たっただろうか。終わりなき輪廻を巡り続け幾度親を殺しただろうか。幾度兄弟を、幾度娘を、殺しただろうか。あぁ、矢張り自分は、と自身をさしたくなる欲望を抑えて。)
「ビックッ……お兄ちゃん…恨んでないのかな?
380兄ちゃん……ヒグッ……」
(もう一人の兄の名前を言いながらと血の涙がボロボロ流れて
服はピンクから赤くなり、地面も赤く染まっていた)
『………?必要な犠牲だったのになんで泣くの?』
(泣く理由がわからない、と笑いながら首を傾げて、)
「生きてて……欲しかったの……380兄ちゃんを……
悔やんでも…帰って来ないのは……」
(悔やんで泣くしか出来なかった。変えられたかも知れない未来を
行動せずに終わってしまった事に悔やんで。首の紋章石が赤く光る
不安定に点滅して)
『……?死んだんだもん仕方ないじゃん、ほら、泣かないで。ご飯食べれば忘れるよ?』
(朗らかに笑えば。邪魔だなぁ、と目の前にいた鳥を握り潰して捨てる)
「……うん、そうだね。……お母さん」
(涙を拭いてうなじのとこに手を置く。
うなじのとこにはNo.160と書かれた数字
があった)
「お母さん、いつからバードハンターなったの?」
(少し笑って笑顔が少し戻っていた)
『……まあねぇ』
(質問の意図が分からず曖昧に濁せば)
「……ご飯早く食べに行こ? 湿った話してごめんなさい」
〔苦笑いして、母に謝る〕
『大丈夫よ、さ、行きましょ?』
(ひょい、とアリハを抱っこすれば連れて行って)
「……お母さんの抱っこ好き」
〔笑顔でそう言い、嬉しそうに抱きつく〕
マリン「あ、お前らも来たとこか」
〔溜め息をつきながらマレンを連れて来た〕
マレン「………」
〔視線だけ別の方に向き、黙り〕
『どーしたのっ』
(マレンも片手でひょいと抱き上げニコッと笑い)
「うわっ!?……別に何でもないよ、母ちゃん…」
〔反抗期みたいに少しキツく言ってしまう〕
アリハ「…お兄ちゃんも、一緒でしょ?守りたかったのは……」
〔マレンの手を握って、安心するように笑顔を作る〕
マレン「……うん」〔顔が暗くなり、下を見つめる〕
「……やっぱり、俺に似たんだろうな。仲間の死を受け入れずに自傷するその行為は……」
〔マレンの髪に触れて、そして翼の傷にも触れる〕
マレン「………〔こくっ」〔ゆっくりと頷く〕
『……』
(さっ、と腕を隠す。引っかき傷が凄い腕を)
「…みんな、一つは傷はあるさ。勿論、お母さんもな」
〔自分の翼ごと三人を抱きしめて、マレンとアリハの頭を撫でる〕
「……お父さんも若い頃も、お前と同じ傷着けたさ。けど…お母さんに会って、やっと止めれた。
お前もいつかは止めれるから、今は減らしていこうな?」
〔マレンの頭を撫でる、そしてマレフィに『ありがとう』と伝えて〕
マリン「さて...みんなで行くぞ、飯が冷めるからな」
〔マレンを撫でて、ゆっくりと食堂に向かう〕
マレン「お母さん...行こ? 大丈夫だから」
〔いつも通りの笑顔見せて、母に伝える〕
「殺した分まで幸せになって生きないとお化けが出るよ」
(呟くように、言い聞かせるように2人に言うとわしゃわしゃと頭を撫で)
( …アル、ですか )
789:マレン:2020/08/24(月) 18:21 「お化け!? 幸せにならないと...」
アリハ「そうね...お化け怖い」
〔お化けに怖がる二人、でも母親に撫でられ落ち着く〕
『でも大丈夫!!2人まとめてあたしが幸せにしてあげるから!!』
(不安など消し飛ばす笑顔でそう告げるとにこ、と笑い)
ライトニングデュバロ
792:マレン:2020/10/23(金) 20:05 「ありがとうお母さん!」
アリハ「お母さん大好き!」
〔二人は母親を抱きしめて笑顔になる〕
「 あ〜…お楽しみ中にちょおっと乱入とかさぁ…平気?拒否権とか無いんだけど 」
794:マレフィキウム・パルマコン◆hMk:2020/10/23(金) 21:03
『………誰、恨まれるようなことしてないわよ、私』
〈えと...久しぶりに来たけど、どういう状況?〉
796:ヤマダ◆o6:2021/03/09(火) 07:23本気か?
797:ヤマダ◆o6:2021/03/09(火) 07:25ごめん、マリンって誰だっけ?知ってる人?
798:ある◆hMk:2021/03/09(火) 15:38お、おひさぁ!!!!!
799:マリン:2021/03/10(水) 06:38 〈久しぶりです。なんか色々あってwなかなかこれなかったんですよね。たまにしか出来ないから。
これからは暇な時はここ来るので〉
〈というか、友達スレの奴が急に出来なくなって雪りんごが来れなくなったショックのせいかな。俺、何もしてないぞ。
今はもう大丈夫ですけど....〉