『"マレフィキウム・パルマコン"……
害悪な魔法という概念…【治癒】を司るに至る。
しかし、薬も毒となることを努努忘れてはならない。』
___亡き国の報告書の燃え残りより抜粋___
『…僕たちはたから見たらばかっぷるじゃない?』
(自覚し、恥ずかしくなり)
「……あ!〜/////////」
(こっちも自覚して、また赤面する)
「相変わらず、俺たちの親はラブラブだな」
アリハ「いつもの事だよ、お兄ちゃん」
(愛し合ってる自分の親が当たり前のように対応)
アリハ「お父さ〜ん……ノールシさんから聞いたけど、舞踏会いつなの?」
(当たり前のように言いながら)
「あっ………やべぇ明日なの忘れてたじゃんか〜!」
(焦った顔でめっちゃテンパる)
マレン「会場は大丈夫なの?」
(焦る父に問う)
「それは大丈夫なんだけど、ドレスとかね?」
(そこ忘れてどうするんだと言うツッコミが来そうだがその暇さえない状況)
アリハ「大丈夫なの? お母さんと私の場合のドレスは……」
(またまた焦る父に問う)
「……霊だけど、ラナイザに言うわ……それは」
(目に手を置き、めっちゃ考える)
「あ〜……うん」
(完全に絶望落ちだと予想出来ると思い、苦笑い)
マリン「……なんか要望ある? 二人とも」
(ドレスのやつに要望あるかとマレフィとアリハに聞く)
「えっ、良いの?……出来れば暗いピンクが良い、私」
(お気に入りの色で行きたいと父にお願いする)
『うーん、舞踏会なら…ローブデコルテとかかなぁ…スワロフスキービーズ散りばめればいいんじゃない?』
(すらすらと)
「OK……じゃあラナイザに連絡するわ」
(願いの了承し、ガラケーを出して悪魔語でラナイザと話す)
マレン「えと……父ちゃん、俺のは?」
(自分は大丈夫かと聞く)
「ナカルから借りる事になってる。 あいつが幼いやつの着てたらいけるよ」
(電話しながらも微笑みながら言う)
「そ、そうなんだ……ナカルさんの古着ってなんか緊張するな〜…」
(マジかよと驚き顔を机にうせる)
マリン「………OK、ラナイザにもう伝えたから大丈夫だ」
(安心した顔でガラケーをしまう)
アリハ「ラナイザさんって確かお父……ん!?」
(言おうとした瞬間に父に口を塞がれる)
マリン「言ったらいかんいかん……状況を察せ……」
(必死に抑え娘に言う)
アリハ「ん!! はぁ〜……分かったからもう…」
(苦笑いしながらと理解する)
「はぁ〜……まぁ、とりあえずはパエスト家の他の家族に会えるし、お爺ちゃんやおばあちゃんも
会えるぞ? 霊や歴代様も参加出来るし、レイラ達も会わせてやるからな?」
(娘らに微笑みながら頭を撫でる)
マレン「やった〜! お父さんの兄弟にも会えるんでしょ? 最高じゃん!」
(喜んで跳ねる)
アリハ「やった〜!! ルシファー様と初対面は緊張するよ、やっぱり〜!」
(緊張しながらもワクワクする)
「まぁ、マレフィの義手を作ったイリスも会えると思うから楽しみにしとけよ?」
(ドヤ顔でそう言った)
「ま、とりあえず楽しみにしとけよ? ちょっとお父さん一回外に空気吸ってくるわ」
(そう言い、部屋から去る)
アリハ「はいはーい」
(外に出る父に見送る)
【少し落ちます。 また来ますので】
【こんばんは】
513:マリン:2020/04/21(火) 21:39 --屋敷 中庭--
「……はぁ、傷どうしようかね」
(両腕全体に巻かれている両腕を見ながらとタバコを吸い始める)
「……正直言えば見せれる訳ないか、弱音吐いたらパエスト家61代目当主が失格だよな」
(タバコの煙を吐き、首にいつも掛けているネックレスを見て)
「……楽しみにしてろよ、母さん」
(水色に輝くクリスタルを見て少しは精神が和らぐ)
「いつかは……依存の癖は治るだろ、100兆年まで癖治ればだけどなぁ〜…」
(少し笑い、タバコを手で消す)
「……いつかは果てれば良いかな。悔いはもうないようなもんだし」
(独り言で呟き、両腕を組む)
「……もう朝かよ、日が早いなやっぱり」
(人間だったら太陽が出て来てるが魔界の夜の世界は紅の月が
太陽代わりである)
「…さて、俺はさっさと飯食って仕事を終わらさないとな」
(背中を伸ばして両腕から見える包帯を隠して。メイドに飯を作らせて自室に置いてくれと
頼み、自室の仕事部屋の方に向かう)
--屋敷 自室--
「……国民は空気の読みが凄すぎな?舞踏会だからと言い、書類10枚は楽だわ」
(書類に微笑み、黒い眼鏡を掛けてサインの方を終わらせる)
「…義父さん、お久しぶりに会うけど大丈夫かなぁ……マレンとアリハとマレフィとは初対面だけど
どう接してくれるのか、分からんからなぁ……あの人は」
(仕事しながらも独り言して心配する)
コンコンッ(優しいドアの音)
「…ああ、入っていいぞ。アリハ」
(メイドは三回でも二回で優しい感覚は娘か妻かと考え、妻は人間みたく不老不死じゃないからと
言う事で娘だと認識する)
アリハ「よく分かったね、お父さん」
(自分だと直ぐに分かった父に驚き、嬉しそうな顔を作る。そして父の方に近くに移動する)
「ああ、なんせお前の父親だからな? ドレスのやつはお昼から来るから安心しろ」
(近づいてくる娘に頭を撫でて、昨日話していた事を伝えて仕事に戻る)
アリハ「うん、ありがとうお父さん」
(仕事している父を見て、微笑みながら礼を言い近くの椅子に座る)
「ああ、まぁな。大事な娘らの頼みは聞くようなもんだ」
(仕事の書類が終わり、眼鏡を外して娘に近づく)
「……お母さんの前は言ったらいけないからな?ラナイザの事は……」
(過去的な事情で言い出せないと娘に伝えて)
アリハ「分かっているよ……最後はああなっちゃったのも運命みたいなものだもんね…」
(昨日のことを反省し、視線を下に向く)
「……まぁ、感の良い妻だ。その内バレるし、いつかは話さないとなって思うよ」
(溜息をついて娘を抱きしめ、頭をまた撫でる)
アリハ「…そうだね、お父さん」
(抱きしめられてそのまま抱き返す)
「……メイドに作らせているから、もう少し待ってな? お母さん達を呼んでくれないか?」
(微笑みながら娘に小さなお願いをして)
アリハ「うん! 分かった。 また後でね!」
(了承し、マレフィとマレンがいるところに向かう)
『……ラナイザ、ねぇ』
(ふと聞こえた会話の内容に少し嫌な予感をしつつ、さっき出来たばかりのベリーパイとアールグレイを差し入れに扉を開けて)
『お菓子作ってきたよ、そろそろ休憩したら?』
「お、ありがとうな。マレフィ」
(無邪気の笑顔でそう言う)
「そういや、アリハからなんか話とか聞いた?」
(バレてないか心配しつつ聞いてみる)
『…うーん、聞いてないかな。なに、どしたの?』
(アールグレイをこと、とテーブルに置きつつ答える。隠し事は嫌いだよ?といたずらっぽくウインクして)
「いや、聞いてないなら良い……少しアリハが変なことを覚えていたから忘れさしただけだ」
(ほっとして妻に笑顔を見せる。可愛いらしいと思いながら)
「とりあえず、このお菓子はどんな味がするんだ?」
(妻の作ったお菓子を見てキラキラした目で見る)
『あ、これ?ベリーパイだよ。あまぁくしたからストレートの少し苦いアールグレイと合うと思う、お食べ?』
(にこ、とすれば悪戯っぽくご主人様?と囁いて)
「……なるかお前に言われると恥ずかしいぞ////」
(照れながらとお菓子を食べてみる)
「美味えな、これ……お前の作るもんは本当に美味いよ」
(食べてみてとても美味しく感じ、笑顔で言う)
『まぁ………だてに時止めてませんよ』
(褒められて嬉しくなり胸を張って。)
「本当に美味いし、最高の妻を持ったものだ」
(笑顔でそう言い、ドアのノックが聞こえる)
「なんだ? 客人が来たか?」
(入ってきたのはメイドであった)
メイド「お客様でラナイザ様が来ました」
「分かった、通せ」
(ありがとうよと礼を言い、口を拭く)
『………なんかいやぁな予感がするんだけど、僕』
(少し眉を寄せてマリンに耳打ちする)
「大丈夫だって、あいつは良い奴だから安心しろ。 お前と同じ優しいから」
(笑顔で伝えて頭を撫でる)
『……分かった』
(無意識に撫でられた手に擦り寄りつつ)
「(可愛いな、おい…)」
(そう思って心の中でニヤける)
コンコンッ(ドアを叩く音)
「久しぶり、マリン」
(ドアを開けてマリンに向かい微笑みで返す)
マリン「ああ……久しぶりラナイザ」
(微笑み返して、苦笑いする)
「ハハッ……ほら、奥さんと娘さんのドレス持ってきたわよ」
(こちらも苦笑いしてグレーのローブデコルテと暗いピンク色のミニドレスを見せ、マリンに渡す)
マリン「ありがとう……じゃあ、舞踏会の時にまた会おうな?」
(笑顔で返す。ぎこちなく)
「ええ、また後でね」 (微笑み返して帰っていった)
『…(ニコニコ)』
(接待がわかんねぇ‼と心の中で叫びつつ顔は崩さず。ぺこりと一礼すれば空気に耐えられなくなり時空の狭間へと逃げ)
「ちょっ!? 妻よ、戻って来い! 終わったから!」
(逃げた妻に呼び戻す)
『…ほんと?』
(目だけ出して確認、しかし空中に目だけ浮いているなんてこうけい、普通の人ならSAN値チェックものだろう)
「うん、終わったから……てか怖いよ、目だけはさ」
(苦笑いして妻に向かって腕を広げる)
「とりあえず、ドレス着てみろよ。 アリハも着替えるように言うから」
(微笑みながらと妻に優しく言う)
『あ、ありがとう……』
(少し照れながら着替えて。伏し目がちな瞳を見開かせて)
「着替えたら言えよ? 後ろ向いてるから」
(目閉じながらそう言う)
『…出来たよ』
(少し恥じらいながら)
「!?………とても綺麗じゃないか!」
(綺麗な妻を見て感動し、勢いで抱きしめる)
『ふぇっ!?』
(びっくりして後ろに倒れそうになる)
「あっ! 危ねぇ!」
(自身を床につけるように回転して妻を上にいくようにする)
「マレフィ……大丈夫か?」
(床に倒れたが、妻に怪我ないか聞く)
『……大丈夫……だけど』
(押し倒したようになってしまい真っ赤になって)
「なら良かった………後キスして起こしてくれない?」
(ほっとした顔からニヤリと笑い、妻に意地悪をする)
「ごきげんよう!マリンさん」
547:マレフィキウム・パルマコン◆hMk:2020/04/22(水) 19:51 >>545
『……ん、ほら起きるよ』
(軽く触れるだけのキスをして離れようとする)
>>545
「……クールに終わらすね、お前は」
(まぁ起きるけど…と言いながら立つ。 少し照れながら)
【ご飯なので少し落ちます。 また来ます】
『いつまでもお子様じゃないのよ』
(そう言ってマリンの唇に指を触れさせ、いたずらっぽい笑みを浮かべて)
【おk把握です‼】
>>549
「……///// 早く舞踏会にいくぞ! マレンとアリハが待ってるから!」
(いつの間にか成長して嬉しいのと唇に指が触れられた恥ずかしさが混じる)
【復活しました】
『……ふふ、』
(可愛らしい、と笑いながら)
「わ、笑うんじゃねぇよ! と、とにかく行くぞ!////」
(照れながら顔を隠す)
『うん‼』
(その手を取って軽やかに)
--屋敷の外--
「すまん、娘達よ。 さぁ、馬車に早く乗って出発だ!」
(妻と一緒に来て、笑顔でそう伝える)
アリハ「やった! 早く行こう!」
(嬉しそうに言い、いち早く馬車に乗った)
マレン「俺も、早くお爺ちゃんや他の兄弟に会いに行きたいよ!」
(キラキラした目でこちらも早く乗る)
「ハハッ……楽しそうにな、妻よ先に乗れ」
(嬉しそうに言い、手を繋いだまま馬車に乗らせる)
『…ありがとう』
(初めて乗った馬車にビクビクしながら)
「大丈夫か? ビクビクしてるけども…」
(妻の様子を見て心配の顔で)
『大丈夫‼』
(にっ、と緊張気味の笑みを浮かべつつ)
「そうか……じゃあ、出発するぞ」
(ほっとした顔で自分も場馬車に乗り、出発する)
「……マレフィ、そのさ……最近ニャルさんの方はどうだ? 元気…か?」
(馬車の中で気まずそうに問う)
『……………』
(ふるふる、と首を振る。泣きそうになり、自分の無力さを悔やみ、ぎゅ、と唇を噛む)
「えっ? 何かあったのか? 俺ら家族なんだから泣いてもいいから……」
(泣きそうな妻に優しく抱きしめて頭を撫でる。 自分も無力感があって心の中で自分に対しての怒りがわく)
『……ありがと、なんでもないよ、大丈夫』
(務めて明るく、罪悪感などわかせてたまるものかと)
「……何かあったら本気で正直言えよ? お前と結婚を許して下さった方だし……役に立ちたいから」
(真剣な顔をして、ちゃんとやる覚悟くらいあると伝えて)
『………大丈夫。』
(ぐっと握らせた拳を見つめながら掠れた声で、)
『………僕が死んだら、悲しむひとっているのかな。』
「……ニャルさん達もそうだけど、お前の目の前の奴らも悲しむ人に入るけど?」
(掠れた声で言う妻に、握り締めている拳をそっと自分の手を上に乗せて)
『……………ありがとう』
(いくらか和らいだ表情で。安心したようにマリンを抱きしめれば)
「当たり前だろ? お前の旦那なんだからさ……」
(抱きしめる妻に抱き返して)
『………っ、ありがとう』
(震える身体をマリンに預けて心底安心したように)
「ん……俺たちがついているから、安心しろ」
(安心している妻にそっとおでこにキスして、体を預けながら)
『……うん』
(…だいすき、と呟いて)
「俺も大好きだよ……マレフィ」
(いつまでも一緒だからなと小声で言い、馬車の窓を見る)
https://i.imgur.com/H4J5TXw.jpg
【現マレフィです】
(勉強しながらスレ見てたけど、マレフィ凄く綺麗&可愛い……)
576:雪りんご◆ 雪りんご:2020/04/24(金) 10:41雪りんごmosuugakusitetq
577:雪りんご◆ 雪りんご:2020/04/24(金) 10:41数学してました
578:マリン:2020/04/24(金) 10:42(今、国語だわ。 by中3)
579:マリン:2020/04/24(金) 17:16 「……妻よ、もう少しで着くぞ。娘らを起こしてくれないか?寝てしまったようでね……」
(抱きついたままの妻に優しくそう伝えて)
『分かった‼』
(ほら起きて〜と、優しくゆすれば)
「う、う〜ん……もう着いたの?」
(楽しみながらも長すぎて眠ってしまったようだ。)
「やっと着いたの?………お兄ちゃん、早く行こ?」
(マレンの目にキスして起こさせる)
マレン「ん……分かっているってばぁ………」
(アリハに微笑みながらと直ぐに馬車から出る)
「よいしょ……と、じゃあ先に妻から降りようか」
(そう言い、手を出して馬車の扉が動かないようにもう片手で固定する)
『……ありがとうございます、旦那様?』
(にこ、といたずらっぽい笑みを浮かべて)
「あ、ああ///// 礼に及ばん…/////」
(照れながらも落ち着いて妻を馬車から降りさせる)
『………わぁ、』
(舞踏会の会場を見て目を輝かせながらも落ち着いた表情で)
「次は私ね、段差高い……」
(身長が低い為高く見える。心配そうな顔で)
マリン「お父さんが付いているから大丈夫だ」
(微笑みながらとアリハを馬車から降りさせる)
「ありがとう! お父さん!」
(満面の笑みでお礼を言い、降りたマレフィの方に向かう)
マレン「最後俺だよ……やっとだ」
(苦笑いして自分で降り、アリハに近づく)
「綺麗だろ?魔界一を誇る舞踏会だからな……行こうぜ?お姫様方」
(微笑みながら妻達に言い、玄関ホールへと向かう)
『……そうだね、僕の王子様』
(そう言って腕を組めば)
「ああ、ちゃんとエスコートしてやるからな? 我が可愛い妻よ…」
(余裕に笑い、腕を組んでそのまま玄関ホールに着く)
--王城 玄関ホール--
「…いつ見ても広いな、此処は」
(辺りを見てそう呟きながらと子供達の様子を見て)
アリハ「広〜い! 奥はもっと広いの?お父さん」
(目をキラキラして見ながらと父に問う)
「ああ、広いし迷子になりやすいから気を付けろよ?」
(苦笑いしながらと娘達に注意する)
マレン「分かったよ! あ! ルシファー様だ!」
(父の注意に理解して向かう先にルシファーがいてキラキラした目で見る)
『………あそこは大理石か、なるほど線対称ではなく点対称か……』
(玄関ホールを見てぶつぶつと唱え始め、手をくるくると不可思議に動かして小さな模型を作れば)
「久しぶりだな、マリン……結婚おめでとう」
(ライレ様と腕を組みながらとマリンの方に近づく)
マリン「ありがとうございます、そう頂けると嬉しい限りです」
(ルシファー様に敬語を使いながらと愉快に話す)
ライレ「それで……其方の奥様のお名前は何て言うのかしら?」
(目は閉じたままだが微笑みながら優しく妻に問う)
マリン「ああ、俺の妻ですか……お〜い、可愛い俺の妻よ聞かれているよ?(耳元で囁く)」
(微笑みながら話して妻に少しニヤけて笑い耳元で囁く)
『…マレフィキウム・パルマコンと申します。どうぞお見知り置きを』
(はっ、とすれば優雅にお辞儀をして。)
「ああ、自己紹介ありがとう……私は魔界の王と呼ばれる者『ルシファー・バイリア・レメシス』だ。
此方も宜しくな、マレフィキウム婦人」
(此方もお辞儀をして礼を言う)
ライレ「私は『ライレ・バイリア・レメシス』ですの。二代目女王で引退の身なのですけども
これからは仲良くやりましょう?」
(笑顔で優しく接して)
『…ご丁寧にありがとうございます、まだまだ学び足りぬ若輩者ですが、どうぞよろしくお願いいたします』
(そう言って光に反射し所々金糸のような色になったプラチナブロンドの髪を揺らしお辞儀をする)
「お前の奥さんとても礼儀になって綺麗で良かったな」
(笑いながらとマリンの肩にそっと置いて)
マリン「はい、恵まれてばかりでありますよ……そうだ、娘らを呼びますね
マレン!アリハ!こっちに来なさい!」
(微笑みながらと娘らを呼び掛ける)
マレン「は〜い!父ちゃん!」
(満面の笑みで来て、ルシファー様にお辞儀をする)
アリハ「初めてまして、ルシファー様! 娘のアリハです!」
(元気に言い、笑顔で答える)
「ハッハッハ! 元気で良い子だな、アリハちゃんな、宜しゅうな?」
(息子らの前ではお爺ちゃん的対応になって微笑みながらと)
マリン「相変わらずですね……喋り方は」
(苦笑いとしながら息子らの肩を片手に乗せて)
『……それでは私はこれで失礼致します』
(そう言ってお辞儀をし離れればバルコニーへ行き、鈴の音のような子鳥のさえずりの様な声でのびのびと歌う)
「レイラちゃんの時もそうだったじゃない?もう慣れたわよ、この喋り方はね」
(笑いながらと夫の対応を見て)
マリン「まぁ……確かにレイラ達もそうでしたね……」
(苦笑いとして様子を見ながら)
ルシファー「アリハちゃん達を先に行かせるから、お前は奥さんを追え」
(微笑みながら目で追うように言う)
マリン「あ! ありがとうございます、ではこれにて失礼します」
(待って我が妻〜!と言いながらマレフィにとこに向かう)
『♪〜……ビクッ』
(我が妻〜〜という声が聞こえた瞬間に歌をやめて)
「はぁ…はぁ……東京ドーム10万個の広さで一人で行かないでくれよ……」
(此処広過ぎるからと言いながら妻に抱きつく)