定員 何人でも
ルール 短文でも、長文でもOK。
自分のオリジナルキャラを脇役として登場させてもOK
テーマ 人数が集まったらまた聞きます。
一応、主人公だけ書いておきます。
藤原夢乃 (ふじわらゆめの)
14歳。中学二年生。
テーマが決まり次第、細かく書いていきます
まだここまでしか決めてませんが、よろしくお願いします!
>>199
あ、ちょま…w
しかも200レス取られたー!?
知ってました?142レス目からずっと雑談ですよw
203:匿名:2018/08/16(木) 19:36ほんとやわ笑笑
204:GALAXY:2018/08/16(木) 20:44 朝、私は朝日に照らされ、気持ちよく目が覚めた。───訳がない。
目を覚ますと嫌でもわかるくらいに寝巻が湿っていた。漏らしたとかそういうことじゃない。寝汗だ。私は、人を信じることが出来なくなった。でも、唯一家族以外でも信頼できる人がいた。誰でもない。私が大好きな悠馬だ。
悠馬は、私を嘲笑いもせず、蔑みもせず、私を受け止めてくれた。もう、私は悠馬がいないと生きていけない体になってしまった。
私は、どこまでも底なしに沈み続ける心を無理やり、強引に引っ張り上げ、学校に登校した。
靴を履き替え、教室へ向かう。周りの友達と話している人たちが皆私を嘲笑しているように見える。
教室の前までついた。意を決して扉を開け、中に入る。
幸い、机に落書きされているとか、中に得体の知れない物が入っていたり、椅子に画鋲があるということはなかった。
そして、授業が全て終わり、下校の時間になった。私は、顔を俯かせながら靴を履き替え、すぐさま家路についた。───悠馬の、家の。
悠馬の家に着いた。インターホンを押す。すぐに悠馬が出た。私は中に入った。
悠馬の部屋の前に着いた。扉を開ける。悠馬がいた。私は無言で中に入った。座った。悠馬の隣に。
悠馬は……。悠馬、は……。ゆ、悠、馬、は……。……。…………。
「ねぇ、悠馬」
「……いいよ」
「ありがと」
何が、とは言わないし言われない。悠馬は、学校で私がどんなだったか知ってるから。だから私は───
「ゆうまぁ〜……わ、私、何か間違ってたのかなぁ……っ
わからない。わからないよぉ……っ
わ、私、───悠馬絵を好きなっちゃ、だめ、だったの……? ゆうまといたら、だめ、なの……っ?」
ゆうまは、わたしをだきしめてくれた。やさしく、やさしく。なだめるでもなく、わたしを、ゆうまのむねでなきさけぶわたしを、ゆうまはうけとめてくれた。
―――私は、私にはもう、家族と悠馬下頼れる人がいない。でも、最低でも奏とは、仲直りがしたい。悠馬に、相談してみよう。人任せで、自分勝手で最低だけど、私のは、もうどうすれば良いのか、分からないから………………
パス!
206:GALAXY:2018/08/16(木) 20:46 >>200
逃がさないぜww書き終わるまでは、なwwwww
あばばばばばばばばばば
208:美香:2018/08/16(木) 21:11 ゆうまは、わたしをだきしめてくれた。やさしく、やさしく。なだめるでもなく、わたしを、ゆうまのむねでなきさけぶわたしを、ゆうまはうけとめてくれた。
これはあえてひらがな?
>>208
そうです。泣き叫ぶ夢乃の上手く思考がまとまらない感を出してみました。(やり方知らなかったのはナイショ)
>>208
その前の凄く短い文を沢山書いたのも追い詰められてる夢乃を表現するめだったけど、わかった?(不安げな表情で)
ああ、そういうことね!完全に理解したw
212:美香:2018/08/16(木) 21:55 >>208
青くならないww
あ、なった
214:美香:2018/08/16(木) 21:56>>>212
215:美香:2018/08/16(木) 21:56あれ?青くならんw
216:美香:2018/08/16(木) 21:56 >>>215
なぜ?
悠馬が一緒にいてくれると、安心する。まるで、呪縛から解き放たれたようで。
私は、悠馬が好き。ううん、大好き。悠馬を1番に愛したいし、悠馬に1番に愛されたい。悠馬の――――1番になりたい。
悠馬がいてくれたら、どんなことにも立ち向かっていける、そんな気がしたから。
翌日。いつものように重い足取りで学校に行く。奏とは、まだ話していない。
自分の席に座り、徐に教科書を開いてみる。するとその時、私のスマホが鳴った。
黒瀬君から、メールだった。苛立ちながら、メールボックスを開く。
「夢乃ちゃん、どうしたら、僕のこと見てくれますか?」
私はすぐさま返信をした。
「だから、私は悠馬と付き合ってるの。いい加減、あきらめて」
「ごめん。あきらめれない。橋本君のこと抜きで、僕の事考えて」
うんざりして、スマホの電源を切った。
「…ねえ夢乃。話があるの」
奏だった。私は何も言わずに奏についていく。
空を見上げると、久々の晴れだった。
「あのね、夢乃。落ち着いて聞いてくれる?」
そういう奏に、少し疑問を覚えた。
「私、悠馬君が好き」
「は?」
唐突な奏の言葉に、私は目を見開いた。
「確かに、夢乃を悠馬君に近づけたのは私だけど――――――それで、気が付いた。」
奏は意を決したように、口を開いた。
「私も、悠馬君が好きなんだってことに…」
修羅場キターーーーーーーーーーーーーーーキタヨキタヨヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノキチャッタヨ-!!!!!!
219:GALAXY:2018/08/16(木) 23:07 >>218
修羅場って読んだり見たりするの楽しいし面白いですよね。
……自分は絶対に当事者になりたくないですけど。そもそも修羅場になるような女友達すらいませんが(自傷)
「なんで……奏は、黒瀬君じゃなかったの?」
私の口から出たのは、それだった。怒りでもなく、純粋な疑問。
「そうだよ。……ううん、そうだと思ってた。でも、夢乃と悠馬君の惚気話を聞くたびに心が締め付けられるように痛かった」
奏は、その時を思い出したかのように顔を顰め、私に告げる。
「夢乃……私は、悠馬君を譲ってほしいわけじゃない。でも、私が勝てる見込みなんて全くないとわかってるけど、私は。あなたに、───悠馬君の彼女であるあなたに言う。私は、全力で悠馬君を堕とす。だから……身勝手だってわかってるけど、私は、貴方のライバル。私にとられないように頑張ってね?」
妖艶に微笑んだ奏は、そのまま踵を返し、校舎へ入っていった。それを茫然と身を繰りながら私は……
「か、彼女って言われた……。あ、そう言えば私が黒瀬君に襲われてる時に悠馬も『彼女』って言ってくれたなぁ。……あぁ、思い出しただけで身震いするくらいカッコイイ……」
まぁ、イロイロ残念だろう表情で身をよじらせていた。
「だから、奏に悠馬を取られるわけには……これってNTRだよね?そういう展開もありっちゃあり、かな?あーあ、異世界に飛ばされないかなー」
私の頭もすでに手遅れらしい。自分で気付くほどには。
短かったなぁ。
シリアス展開をぶち破る夢乃。これからの展開に乞うご期待!(プレッシャー)
何この展開www(これから暫くこの小説見させてもらいます。書きたいときに書くかもしれないんで〈超絶文章書くのが苦手w〉一応宜しくお願いします。)
223:GALAXY:2018/08/17(金) 01:00 >>212-216
安価は半角で『>>』打って数字ですよ
>>223
補足で『-』(半角の延ばし棒)を使ってつなげると複数リンクが貼れます。
葉っぱガイドのサイトポリシーに入って特殊機能紹介にかいてあります。
>>222
何でしょうね、この展開w
書いてて意味わからないですw
最初らへんから見てましたけどもうカオスですねw これが終わって新作?があるのなら是非参加させて頂きたいですw
227:GALAXY:2018/08/17(金) 01:17 できれば早くこの小説終わりにして新しくしたいですねw もうカオスすぎて……(こうした張本人が何か言ってる)
この小説の題名は『混沌【カオス】』とかどうです?(真顔)
いいですな(大真面目)
229:Rika◆ck:2018/08/17(金) 09:46 「あ、異世界に飛ばされちゃった〜」
「えっ悠馬も? じゃあ二人きりじゃんやったー。病気は?」
「神様が治してくれたぜ」
END
……すみませんふざけました笑
あ、これただのふざけた案で続きじゃないです笑
231:匿名:2018/08/17(金) 09:55滑ってるぞ
232:Rika◆ck:2018/08/17(金) 11:20 思ってても言わないでくださいな(白目)
私は多分次作品から参加させてもらうので気にせず続けてください……笑
続き書くぞ!!!
234:PINK△LMONADE◆7E 夏休み28日目:2018/08/17(金) 15:33 奏、ずっと応援しているんだと思ってた。私も黒瀬くん取っちゃったけど、そのあともまた、奏のことを応援した。それなのに…私が黒瀬くんと付き合っていたころ奏はこんなに心が痛かったのかな。
私は家でずっと考えていた。もしもこのタイミングで神様がやってきて「願いを一つだけ叶えてあげます。」と言ったら、私、絶対「異世界にぶっ飛ばして下さい」って言うのに。
私はベッドに入った。あれこれ考えているうちに、いつのまにか夜の10時半を回っていたから。
私は眠りについた。自分がふわふわ浮かんでいる感じがした。すごい夢だな。
そんなことを思っていると、後ろから猛烈に走ってくる人がいた。私の後ろにまで走ってくると、バックハグをしてきた。
「ようこそ異世界へ」
!!!?
恋愛じゃなくてふぁんたじーになってきてるwww
236:美香:2018/08/17(金) 17:07 >>>227
『混沌【カオス】』
いいですね!(真顔)
おお!青くなった!(感涙)
ありがとうございます!
続き書くかww
239:GALAXY:2018/08/17(金) 17:12 恋愛(シリアス)→恋愛(コメディー)→ふぁんたじー まさにカオスww
300くらいでSFにでもなるんですか?w
ワンチャンヤンヤンした夢乃VS他の人(芽依とか)のアクション?ww
241:大谷刑部:2018/08/17(金) 17:26夢乃はパニックになった。「だ・・誰よあんた‼」 すると抱きついた人・・いや、よくお伽噺に出てくる仙人のような人が私に囁いた。「君は異世界に飛ばされたいと思っていた・・違うかい?」 まぁたしかにそうだけどさ・・ と思ってたらまた仙人が話しかけてきた。「夜12時までに結論は出してね」
242:大谷刑部:2018/08/17(金) 17:27>>241夢落ちにでもしといて(責任転嫁)
243:GALAXY:2018/08/17(金) 17:29 >>242
シンデレラがもし自分だったらとか言う夢ですが?ww
夢の中の夢だった・・?(混乱)
245:匿名:2018/08/17(金) 17:37 異、異世界――――!?
私、遂に異世界生活始めちゃうの????(某アニメでそういうのあったよね)
呆気にとられといると、私にバックハグをしてきた、黒いタキシードを着た案内人らしき人が、怒涛のごとく話し出した。
その話を呑気に聞ける余裕すら、今の私には存在しなかった。
夢?夢なら早く醒めて―――――…
異世界に行きたいと願ってはいたけど、やはり異世界は奇妙に感じた。
気が付くと、案内人の姿は消え、広い広い高原に私一人だけが佇んでいた。
時折吹く風が、私の長い髪を揺らす。
空が闇に変わり、轟々と音を立てている。その闇の中から、無数の魔物らしきものが現れた。
予想以上の展開に驚いた私は、ただただその一部始終を眺めることしかできなかった。
醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ醒めろ―――――
何度も唱えたけど、なかなか夢は終わらない。
魔物が、私に向かった飛んでくる。もう駄目だと思ったその時、悠馬の顔が脳裏に浮かんだ。
悠馬に恋をして、様々な感情を味わった。
喜びに、幸福に、悲しみに、安心に、恨みに、妬みに、嫉妬に、怒りに、そして、愛情。
全部、悠馬がいてくれたから。どんな私でも、悠馬はいつだって真っ直ぐ正面から受け止めてくれた。
「ありがとう…悠馬」
そう呟いた私を、眩しい光が包み込んだ。
そしてそのまま、私は意識が遠…の………いて…いっ………た………
異世界もの書くの楽しい
247:美香:2018/08/17(金) 17:40某アニメとは、皆さんお分かりいただけただろうか。
248:GALAXY:2018/08/17(金) 17:42 夜まで待つ必要はない。だって、もうどうするかは決まっていたから。
「帰してください」
「……それで、いいだね?」
「はい。ここには私以外知り合いがいませんから。それに、ちゃんと結論を出したいから」
「わかった。しっかりと出すんだよ」
専任之うような人は私にそう告げると、霧のように消えていった。それから間もなく、私の意識も沈んでいった。
私が起きたのは、今まで何度も見たことのある自分の部屋の天井だった。どうやら、さっきのあれは夢だったらしい。
私は急いで着替え、走った。結論を出すために。自分の考えを伝えるために。正々堂々、私有利な条件で戦うために。
既に足が悲鳴を上げている。寝起きに激しい運動はやっぱり厳しかった。でも走る。走って走って走る。呼吸もままならないまま、目的地までついた。
私は乱れた呼吸を整え、さらに気持ちを整理する時間を取ってから、意を決してインターホンを押した。すぐに返答が来た。名前を告げ、外に出てきてもらう。
果たして、未だに寝間着姿で私が会いたい人が出てきた。
「おはよう。朝早くにごめん。でも、どうしても言いたかったから、言いに来た」
「……」
「私、決めたよ。その勝負、受けて立つ。精々頑張って足掻いてね。どうせ勝てないだろうけど」
私は自分でもわかるほどに口元を歪め、相手を見据える。それに対し、相手は驚いたような表情を一瞬作り、私と同様唇を歪めた。
……勝負だよ、奏───
あれま、かぶっちゃったww
250:GALAXY:2018/08/17(金) 17:45 >>247
どこぞのゼロから始める奴しか出てこねぇ
それですよ(笑)
252:美香:2018/08/17(金) 18:08カブっても気にしない♪
253:GALAXY:2018/08/17(金) 18:11 >>252
どっちにします?
それとも『私が起きたのは〜』からつなげる?
https://www.pinterest.jp/pin/409546159847551925/
255:美香:2018/08/17(金) 18:12どっちでもいいですよーww
256:美香:2018/08/17(金) 18:12いくらレムりんの頼みでも、勉強はしたくない。(キメ顔)
257:美香:2018/08/17(金) 18:15 >>>253
私が起きたのはー…から繋げようか
>>255
次の人に任せよう!(丸投げ)
>>256
いくら可愛いヒロインの頼みでも勉強はしない(ドヤ顔)
ですねwww
260:美香:2018/08/17(金) 18:171000万円くらいくれるなら勉強するか考える。
261:GALAXY:2018/08/17(金) 18:18 >>260
1000万貰えるなら勉強せずに慎ましやかに生きる。(どうしても勉強したくない)
おいwww
263:GALAXY:2018/08/17(金) 18:27 >>262
楽なのが一番ですw
僕がテスト勉強をしないことで誰かの順位が上がる
∧_∧
( ・ω・)
_| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄
僕はそういうことに喜びを感じるんだ
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・)< 勉強の邪魔だから静かにしてくれる?
_φ___⊂)__ \_______________
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|愛媛みかん|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>263
僕が勉強しないことで受験に受からなそうな人も受かるかもしれない。
ふぅ……僕はなんて善人なんだ。
(⌒) ピッ
/ ̄ ̄| ∧_∧
| ||. | ━⊂(・∀・ )
\__| ======== \
| | /※※※※ゞノ,_)
 ̄ ̄ ⌒~⌒~⌒~⌒~⌒
普段の私。
朝から晩までTV三昧
>>266
何気にAAって初めてだw
さてそろそろ続きを…(チラリ)
270:GALAXY:2018/08/17(金) 18:34 >>269
さ、最後に書いたし……(震え
だ、誰も書かないの……?
272:大谷刑部:2018/08/17(金) 20:05展開がもう・・ね?
273:GALAXY:2018/08/17(金) 20:10 >>272
それでも書いてこそクリエイター、創造者では?(自分を棚上げ)
そろそろ書くわww
275:美香:2018/08/17(金) 20:45 ピピピピピピピピ…
朝を告げる目覚ましの音で、私は目が醒めた。
夢だとわかってはいたけど、現実の世界に戻れて安心した。
ああ、今日も学校に行かなくちゃ。
奏に会うのは正直辛かった。奏の顔を見るたびに、悠馬の顔がちらつく。
憂鬱に感じながらも、私は今日も悠馬に会うため学校に行く。
ただ、それだけのために…
学校につくと、悠馬がもう来ていた。悠馬に近づこうとした私は、すぐさまその足を止めた。
奏が、悠馬と話していた。それも、楽しげに。
私が立ちつくしていると、悠馬が私に気が付いた。
そして、いつも通りの笑顔で私に挨拶した。
「夢乃。おはよう。今な、城崎(奏の名字)と話してたんだよ。
城崎、女子なのにけっこうバスケに詳しくってさ―――…」
奏と目が合った。勝ち誇ったような表情を浮かべていた。
「奏ともう話さないで」
なんて、言えなかった。
そんなこと言ったら、嫌われる気がしたから。
悠馬は優しいから…だから、尚更言える気がしなかった。
零れ落ちそうになる涙をこらえながら、私は悠馬の席から離れた。
そこは、私だけの場所だと思っていたのに…
悠馬は女子にも結構人気があった。
誰からも好かれる悠馬…それも、才能だって…
分かってたはずなのに。今日は…どうしてそれが…そんなに辛いの?
悠馬への想いが―――――溢れ出す。
その「好き」を抑えられずにはいられなかった。
しろさき かなで
城崎 奏
奏の本名。
今さらですがw
>>276
なんと奏が登場したの9レス目w
265レスの末、本名発覚wwwおっそwwww
あ、あはww
279:GALAXY:2018/08/17(金) 21:09 一時間目が終わり、休み時間に入った。私は神速で授業の片づけを済ませると、悠馬のもとへ向かった。
悠馬の所には幸い奏がいなかった。
ふぅ……満足。あの後私と悠馬は楽しく、それはもう楽しい×数十倍の時間だった。奏の方を向いてドヤ顔を決めておいた。あの時の奏の顔をカメラに収めておきたいくらいに傑作だった。思い出しただけでも涙が……
その次の休み時間からは、激しい攻防が続いた。私が話しかければそれに付随して奏が話しかけ、奏が話しかければ即座に私の会話に割って入った。
私の奏を見る目、奏の私を見る目は同じ色をしていた。つまり、ライバルを見る目。
私は奏に負けないよう、精一杯頑張った。悠馬の頬が引き攣るくらい激しい戦いを続ける。
力尽きた……女の戦いってどう書けばいいんだよ……
281:美香:2018/08/17(金) 21:15女の敵は女です
282:GALAXY:2018/08/17(金) 21:17 >>281
は、はぁ……w
学生の敵は勉強です。
時間との戦いです。お金とも。(趣味を続けるって難しいよね)
翌日。
今日はいつもより早く教師がクラスに入ってきた。
悠馬ともっと話したいのはやまやまだったが、諦めて席に着いた。
「今から、再来週の研修についてのプリントを配ります。」
毎年、中学二年生は、この時期に二泊三日で大阪に行く。
日本の古来からの歴史や文化を学ぼうというなんとまあ典型的なパターンだった。
「グループは先生のほうで割り振りました。」
その声に、クラスから落胆の声が響く。
悠馬と、同じだといいなと少し期待を抱いていた。
手渡されたプリントを、私は食い入るように見つめる。
自分の名前がなかなか見つけられないので、若干イライラしてきた。
「…あった」
藤原夢乃
そのすぐ下には、
橋本悠馬
と書かれていた。私は天まで飛び上がりたいほど有頂天になっていた。
しかし、その喜びもつかの間の幻。次の瞬間、私は絶望を覚えた。
藤原夢乃
橋本悠馬
円城寺芽依
城崎奏
最悪としか言えないメンバーだった。
いつもなら、奏が一緒だったら、すごく嬉しかった。
だけど今は、それを素直に喜べなかった。
あーあ。せめて男子があともう一人いればなと不満をぼやいたが、私のクラスはじょぢよりも、男子の数が少ないので、仕方のないことだった。
芽依ちゃんも、奏も、私も。皆が悠馬を好き。
こんな状況に、私は耐えられるのだろうか。
なんとなく悠馬のほうを見ると、悠馬は私に笑顔を向けた。
その笑顔が、少し弱弱しく見えたのは――――気のせいだろうか。
すみません
じょぢではなく女子ですww
ハーレム展開w
おい悠馬、そこかわれ。金は……口座に振り込んでおくから通帳と暗証番号を。
実は悠馬もフランスに別荘があるそうですよ。
287:美香:2018/08/17(金) 22:42ハーレムは…ツライwww
288:GALAXY:2018/08/17(金) 22:43せめて黒瀬いたら楽しそうw
289:大谷刑部:2018/08/17(金) 22:44何だかんだで学校も終わって放課後。帰る準備をしていると、私の恋のライバル「奏」が話しかけてきた。「再来週が楽しみだね」まるで悪魔のようににたりと笑いかけてきた。「研修だからって気を抜いてると盗られちゃうよ〜」意地悪く話しかけてきた。「誰がなんと言おうと私と悠馬は恋人同士だから‼」私ははっきりそう言った。運命の日まであと二週間・・まさかあんな結末になるなんて・・
290:大谷刑部:2018/08/17(金) 22:45>>289一応書いた。反省はしている後悔はしていない。
291:GALAXY:2018/08/17(金) 22:46 >>290
待ってw変なフラグ立てないでぇw
よし、あいつをああしよう
????なんだなんだww
293:大谷刑部:2018/08/17(金) 23:02>>291期間が空いているとフラグを建てたくなるんだ(本能的に)
294:GALAXY:2018/08/17(金) 23:02 そして待ちに待った研修日当日。恋敵であるあの二人を圧倒的な戦力差(現実)によって完膚なきまでにぶちのめすために私は心を躍らせた。
大阪に着き、班行動が始まった。最初は私たちの間にバチバチ火花がとんでいるのを察しているのかどこかぎこちない様子だった悠馬。でも私にはそんな事関係ない。
「えいっ!」
私は目にも止まらぬ速さで悠馬の腕に自分の腕を絡ませた。どうよこの手を繋ぐのすらまだしてないのにいきなり腕を絡ませるという高等技術(笑)は!
二人をドヤ顔で見つめる。この時の表所は過去最高に素晴らしいと思う。相手をイラつかせるという意味で。
「えっと、夢乃? 離れてくれない? 歩きずらいんだけど……」
「我慢」
「え、でも……」
「我慢」
「……何かあった?」
「……」
何も無かったら腕を組んでないよ!これ恥ずかしいんだからね!?
「えっと、周囲からの目が気になるんだけど……」
「じゃあその二人を追い払ったら?」
「……夢乃怒ってるよね?」
そりゃ怒りますとも! なんたってもう片方の腕には奏が、腰には芽依ちゃんが抱き着いてるもんね。てか離れろ。歩けない。特に芽依。貴様はライバルとして認めてない。失せろ。
そして悠馬よ。何鼻の下延ばしてんだ。去勢するぞ。……あ、それはダメだ私が困る。
「歩けないからどいて欲しいなー、とか思ってるんだけど?」
「何故それを私に言うの?」
「いや、夢乃だけじゃなくて皆……」
「「「我慢」」」
「それじゃあ歩けないんだけど……」
「「「頑張って」」」
「無理だよ!?」
まったく、力がないなぁ。
と、私が悠馬に呆れていると、急に悠馬の顔が歪んだ。それを私が確認したと同時に悠馬が屈みこんでしまった。
「悠馬!? どうしたの!?」
「悠馬君!?」
私と奏は大いに慌て、悠馬の隣に膝を突いた。私達に解放された手を使って悠馬は、自分の胸元を力の限り握りしめていた。
……芽依ちゃんは立ったまま茫然と悠馬と悠馬を心配する私たちを見下ろしていた。芽依許すまじ。絶対ミンチにする。
>>293
本能なら仕方ないw
>>294主人公怖えなww
297:GALAXY:2018/08/17(金) 23:06 >>296
色々な属性を持っている主人公です!
>>294腰に巻きついてるww何してんの芽依さんww
299:GALAXY:2018/08/17(金) 23:10 >>298
後ろから抱き着いている感じです。
全身を使って蛇のように巻き付いているわけじゃありません。それはそれで面白いけど……←
【速報】300レス到達! 悠馬は未だに生きている模様!
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