作詞したいとオモイマス
401:たぴおか◆vk:2018/07/07(土) 22:47 屍ロンド
多分、僕はやるせない日々を送る
今日が退屈で仕方ない
未来永劫先延ばして三ヶ月
とうに昔から死んでいた
腐った君からは何も咲かないな
聞きたくない咎めに明日から本気出すんだ
空中手に取って踊りだそう
頑張った価値は見つからないけど
誰のためでも無い癖に
身の危機ですら出勤してる
そんな過剰な社会で生きてた
諦めるしかないな乾杯
初めまして!
色んな雰囲気の詞が書けるの羨ましいです…!
私も作詞してみたいと思っているのですが、コツなどありますか?
なかなか言葉が浮かばないんです(´・ω・`)
>>402
みるさん、初めまして
私が色々な雰囲気の詞を書けているように見えるのは私の心情がコロコロ変化するからかもしれません
私のする作詞は音の韻はあまり気にせずにある程度のブロックで書いていますね
とにかく思いつく感情をぶつける感じで(笑)
サビでまとめる、とかよく言われるかもしれませんが素人の作詞程度なら自由にやっていいと思います
言葉は日常的にふと思いついたカッコいい言葉だったり、誰かが言った言葉で良いものを、「あ、これ作詞で使えそう」みたいなノリで覚えておくのがコツですかね…
あとはよく使う言葉でも何でもいいのでつなげていけばそれっぽくなります
始めはよくわからない歌詞でもずっとやっていく内に語彙がそれなりに身につくので根気良く取り組むことが大事です
レスが数十で放置してしまう人が大多数ですから、はじめはスレを作るよりも誰でも作詞オッケーの所などで試してみてはいかがでしょうか
参考になるかどうかわかりませんが、ファイトです( ´∀`)bグッ!
バタークッキー
気まぐれな顔して
余計なこと口走る
何回目かの口だけ謝罪
えくぼが消えているから
嘘みたいな現状
振り切れないまま
ずっと被ってく
襟元まで首輪締まって
引き結んだ唇に
歩み寄り陶然目の当たり
作り上げた虚像に
地肉が通って境地に降り立つ
直向きに想いをかかげて
君の作った油の塊
吐いて出してしまわないように
一生懸命喉に押し込んだ
>>403
お返事ありがとうございます!
早速誰でもOKな所に書き込んでみました!
ゆっくり楽しんでいこうと思いますd('∀'*)
ウイスキー
感情が消えて何週間
当たり前が崩れてどうしようもない
先は暗くて見えなくて
蝋燭の灯りに吹きかけた
欠陥して生まれてきた
重ねる情に情を
守りたいだなんて
自分のことすら守れない癖して
喉が焼け焦げそうだ
首元から引き千切って
透明の装飾を注いでも
隙間の愛は埋まらない
誰のものになれないような
盗んでばかりの感情論
空蝉
雨降り積もった初夏
はみ出し者の回想
未来決められないまま
伸びたサンダルのゴム
夜に縋っても成らない
太陽と真逆の空に
赤い風船見えてきた
もぬけの殻あぜ道
バイバイなんて言わないでよ
始まったばかりで閉じれない
汗ばんだ額くっつけあって
どうか飛ばないでって掴んだ
青より痛い目に遭う
覗いた雲の上で僕ら
ラムネ飲みながら
駆け抜けた空蝉
ボトルシップ
夜の中で光探した
透明の向こうから光る
僅かな希望だけ羽伸ばして
届かずに諦めた毎日
知らずに死んでいく
犠牲の一人になっている
ひとつの心がまた崩れ落ちた
抗えないような日々を過ごす
最低だって呟いた
不甲斐ないまま死んでった全て
全部手中にあるなんてさ
夢見てたような感覚
悪夢ばっかりじゃ眠れないや
点と線を組み立てて作る
僕らだけの船をおさめようか
ヒトシズク
知らない人の夢を見た
通り雨と一緒に流れた
喉に張り付いて出せない声
アスファルト反射した暑さ
開いても閉じない
止まったまま動かない
そんな日々を過ごして
億劫になってる動けない
仮面がそこから剥がれなくて
僕ら必死に抗ったりした
明けぬ夜は無いさと
荒波にも立ち向かえると
誰かが言った言葉すら
応える勇気も何も無い
鮮やかな紫色夕暮れ
滴り落ちたヒトシズク
空洞
なんでだって
言い換えても聞けないや
やっぱそっか
言い訳をしなくちゃしねない
明日の光探す度に
僕らは血の流れを感じた
今日の嫌いを探す旅に
後悔だけが記憶で鮮明なモノ
転んだくらいで俯いて
足掻く前に諦めないでよ
『私をすくってよ』
頭で響いた悲鳴を掴んだ
泣きべそばっかじゃ進めない
そう言って頭を撫でてくれた
『独りじゃないんだ』
思わせてくれたもう塞がった
ウラガワ
戸惑って頭抱えてる
バケツをひっくり返さなきゃ
立ち止まってもう数年間
罵詈雑言受け入れないや
死ぬほど好きなんです
愛するように否定しているんだ
死ぬほど嫌いなんです
殺したいくらいじゃ足りないんだ
絡めとってもヘドロは取れないや
パパパパンドラの中身手に取れない
崇め合っても廃炉は割けないや
トトト都会の波に潰されてんだ
その先なんてのはありやしない
サルベージは決めらんない
歪みと百万年
嫌いな所はいくつも出てくる
好きなところはひとつもない
あべこべだってしょうがない
なんだかんだ流されて生きてる
止まりかけた秒針よ止まって
汗をかいたままで走り出せない
あと何年間水中から
抜け出せないままかな
願いよもっとなんて気づいて
歪んだ人生をひっくり返してよ
ああ 追いつけない心に
蓋をする前に栓を閉めよう
立ち止まるのもたまにはいいさ
先延ばしても頑張りゃいいさ
真夏日
泣いた次の日朝
瞼が上がらなくなっていた
暮れた太陽も三日月も
茜色に澄んで見えた
これさえあればと取り出した
口を紡ぐには糸が足りないさ
これ以上のものはないんだ
灯火は蛍の光に消えていくらしい
一人で歩いていく
何も怖いものはないと強がった
そうかそれならば
君も花弁みたいに落ちていくよ
瞳の残像が怖くて
閉じたまま私動けないから
虫の焼けた空気の匂い
めいいっぱいに吸い込んだ
マイホリック
息を吸うみたいにため息
曇天の空もひと山
束ねた三つ編みほどいて
真夜中の虹を眺めよう
呆れるくらい噛み締めて
諦めないその気持ちが嫌いだ
離れないなんて話して
花のように一枚落っこちた
夕焼け空くすんで見えるのは
きっと私が汚いんだと言った
君はボロボロになって
夏に溶けた
about
初めて眩んだ涙浮かんだ
情けない抱きついて表情を
斜めって叩いた答え隠した
しょうもない囁いて愛を
好意を零したひと粒ずつ
迷って嫌って巫山戯んなって
行為を落とした一欠片
止まって寝取って孕ませるなんて
大丈夫って言葉ほど
心配になる夜はないんだから
君は正常じゃないんだ
壊したくないが逃げ惑う
死にたいって怯えてよ
動揺になる僕はいらないんだから
今日異常の中雨の虹がかかる
アバウトでいいじゃないか手を鳴らすの
エカラット
流れた血液は純情で
僕の腕から滴り落ちる
誰かの糸に巻かれて詰んで
一生を赤い海で泳ぐのだ
『嘘みたい』って呟いた朦朧と
堪えられないのに進めないか
大人になるってどういうこと
たくさんの人と孤独に生きる
のうのうと騙してよね
鮮やかな赤に視界染められて
ドラマチックに死んでしまえ
ほら君はやっぱり偽物だ
ほら身を乗り出して狂気を
カタチ閉じ
理想ばっがが胸に咲き誇った
ある日の夕焼け我に返る
遅い襲いかかる影が眩む
出戻りしても諦めてよ
残暑の候夜は涼しげ
光に照らされては
イメージは手に取れるのに
成功は目にも見えないな
カタチがないまま大人になった
僕らポケットに弱さしまった
離れてしまうならばと
泣き虫を籠に入れよう
バイバイエブリデイ
報われない日が何日か続いて
何だか僕はゴミクズみたい
最底辺では今日もぼんやりしていて
争うことすら面倒になった
汚れたシャツで涙を拭ったって
汚れた僕には滲んで消えそうもない
呆れちゃったこの日々の中
そうだ、って思いつきで死のう
重くもない命に感謝をしながら
はみ出しちゃった嫌いの中
そうか、って悟って生きていこう
案外辛くないなんてさ
存外辛くない人が言う
忘れちゃっても生きているし
河川敷ララバイ
腐ったみかんを握りつぶして
小さな声で「死にてえ」ってさ
忘れたいこと逃げたいこと
はなればなれなのにさあ
暴走バイクが空に反響
明日は雨が降るなんだかな
湿気の空気に水気吸い取られ
ぼざぼさの髪が無惨に散った
そんなに僕が嫌いなら
ほっといてくれよ頼むから
そんなに僕は悪いのか
潰せないハエが彷徨ってるんだ
明けない夜もあるらしいさ
曇り空に裸足で散歩
シャーベット
君の汚れたワンピースから
夏の匂いとナイフが刺さった
有り得ないならばやるせないなら
アスファルトに押し付けてやるから
今年の夏は寝て過ごしました
暇をもて遊び河原に溺れた
僕の心労も気にせずに
はしゃぐ君が少し可愛かった
甘い甘い夏の夢だろう
君はきっと幽霊連れ去ってくれよ
蝉の死骸を見つけて数えた
期待外れの自分が嫌いだ
シャーベット零した一口を
アメのヒカゼのヒ
湿った枕を抱きしめた
在り来たりの偽善者
ただダラダラしていたい
夜が更ける前に死んじゃいたい
都会の燃え移り火傷して
ビラ配りをスルーしない
ああ世界の全て面倒くさい
見返りを含んだ優しさちょうだい
弱い睫毛伏せる
雨の中で膜を張った
君のいないことが嘘みたいで
君がいないことがルーティーン
怖い幽霊屋敷で
風の音に怯えている
君の弱みにつけこんで
君が壊れるまで抱きしめたい
アスファルト
アスファルトの影が消えた
朝靄かかる晴れ間の日々
嫌いしかないよ怖いんだ
今日生きることでたくさんでさ
持て余した暇を集めて
少しずつ使い切っていければと思うから
昨日の痛みも明日の不安も
消え去ることはなさそうでさ
不条理な言葉で生きている
涙しても心傷ついても刻まれる一分一秒は
宝物って言えるかな
アスファルトで躓かないように
ただ生きていこう
うそつきらぶ
涙が出て初めて気づいた
当たり前になった好きの言葉
廃れていたのは私なのに
君のせいだなんて言ってごめんね
声が枯れるほど泣いたって
足りない感情の一部屋
ふわっとした価値観
選び間違え
嫌いって嘘も愛だから
ふらっとして倦怠感
泣き崩れ
好きってホントも病だから
わたしの煙水晶
425:たぴおか◆vk:2018/08/12(日) 07:04 かたっぽの靴下
散らばって相方行方不明
明日も今日のサイクル
つまらない顔で街を歩く
夜の片隅朝の快晴が
睨んでもいつまで経っても消えない
心の中の宝石に靄がかかって
もう何年過ぎた
大嫌い嘘つき
光は見えなくていつかじゃない今が光ってるんだ
ボタン押し間違えたから、分かれたけど気にしないことが大事
427:たぴおか◆vk:2018/08/13(月) 04:00 フラスコ
喜怒哀楽を一つにして
要らない塵屑落ちる
散々だってもう慣れた
許されないのもわかってる
大大大嫌い
愛されないを前提として僕は空っぽのまんま
大体最悪で
嫌われないをモットーで僕らは中身を失くしたさ
たぴおか?
昔話してたあかりです
違ったらすいません(。-_-。)
>>428
昔いたたぴおかですよ、合ってます
久しぶりになるんですかね
そこに君はいない
改札抜けて階段降りて
バスロータリーでゲームする
バスに揺られて猫が睨んで
道端の花をただ見つめる
明日はこないさ
君って誰のこと
大体共感もできない
友達だっていないのに
人生何年生きてきた
まだ君はそこにいない
自堕落影踏み陰湿さ
とうとう君はいなくなる
堂々していなくなる
最初からそこに君はいない
ill!!
夜の中街を歩く
街灯に照らされるマイク
補給分足りないいらないや
ガラクタ空き缶ピーチクパー地区
脳味噌蕩ける前にさあ
どんな痛みも受け止めて
兎も愛も独り歩きも
一ニ三でまた明日
パー地区になっててくそ笑った
433:たぴおか◆vk:2018/08/18(土) 14:38 コスメティック・フレンド
無くしちゃった笑顔の種
曖昧な触れ合いにうんざり
大体苦手だって逃げている
耳より心臓に響く罵詈雑言が
僕のポケットから愛を零した
マイノリティすら嫌悪感に移ってく
笑いあっても翌日無視されちゃったらなあ
怖い嫌いって逃げ惑って
独りぼっちのまんま泣いている
僕だって変えたいさ変えられないのにね
大概ってことばかりで
見限られるのを待っている
こんな僕ですら飛べることを願ってるさ
ああ愛をくれませんか
ヤマイマイナイ
どこかに置いてきたような
真っ白のメッキが
平凡で涙もでないような
物語語ってる
アイツが死んでも
僕の心から死なないし
僕が消えても
あいつは楽しそうだ
ヤマもないようなストーリー紡いで
ライムも何もない人生さ
オチが付かないのに生きていて
幸せの文字はいつしか廃れるんだ
ヤマもオチもないみたいだ
僕だけの世界に
君は突然言った 別れたいと
僕は当然言った 別れないと
だけど現実は厳しくて
気づけば君のとなりには 僕の知らない 新しい僕
だから僕は走って 走って 走って 走って
こんな現実から逃げ出した
汗が滴り落ち 目からも汗が滴る
ぬぐう勇気さえ持てず
いつしか僕は 誰もいない僕だけの世界に紛れ込んでいた
誰も入れない 誰も入れさせない
僕だけの世界に
君ありて幸せ
美しく咲く桜に 優しく春が言う
ここにいないで 君はここにいるべきじゃないと
醜く泣く私に 厳しく君が言う
ここにいないで お前はここにいるべきでないと
なら私は 桜は どこにいるべきなの?
桜は咲く 美しく 私は泣く 醜いね
だけと私を慰めるのは誰もいない
だけど桜を慰めるのは沢山いる
この世に生を受けたもの同士なのに
何故ここまで扱いが違うの?
それが定めだと言うのなら 私は生きてられない
気まぐれに見上げた桜は 何故かもう散っていて
ああここにも 私と同じものがいたと
安心する自分がいた
>>435-436
申し訳ありませんが、このスレッドは私たぴおか個人として作詞しているものですので、基本的に他者の作詞は禁止しています
始めに書いていなかった私の不備ではありますが、以後お気をつけくださると嬉しいです
彩りライアー
言葉は通り過ぎた朝
情けない欠伸日が昇る
今すぐにでも飛び降りたい
泣き癖に頬をつねってみた
蚊帳の外から飛んで火に入る
野次は瞳から睨んで夏になる
何もない夜明け君の顔涙笑顔
花畑から駆け込んでみてずっとずっと
醜くないさ君も僕も
間違いは誰にだってあるし
人生の花はいつかくるさ
彩りを添えようか
ワンシーンレッグ
君のワンシーンが止まらない
もう何もかもってひっくるめ
僕の中まで入ってきて
五臓六腑朝まで狂おうぜ
つまらない世論欠伸
騙されたってしょうがない
嘘つきだらけじゃハズレ棒ばっか
生憎ご愛嬌君らしくなんて
作り笑いのエゴイスト達よ
嗚呼僕のどん底を濡らしてくれないか
僕はワンシーンから止まれない
もう明後日向いて吐いてたって
君の潔白で総じて汚して
ないものばかりシラミ潰そうぜ
そうだったんですか!そうとは知らず、ご迷惑をかけまして、すみません。身分不相応なことをしました。退場しますので…
にしてもすっごく歌詞素敵です!読んでいて小説書くいい参考にもなりました。ありがとうございました!
>>440
いえいえ、大丈夫ですよ
苦無
観える愛がもたつく
靴底は嫉妬だらけ
限りのあるその心が
妬ましいような感覚
届くことない夢ばかり
先端ですら触れない
闇雲走ったって振り向かずに
後悔のダンスも懺悔の脳死も
わだかまりに伝わる陰気を
瀬戸際見えたって身も知らず
冤罪のステージ波乱の万丈も
振りかぶっていたって快感を
休み時間
口が溢れた言の葉が
空気みたいにすぎてった
罪悪感しか感じない
勝てる勇気は消えてった
狭い狭い世界戦で生きて
狡い狡い世界を憎んでも
朝は来るし足取り重たい
泣きたい時は泣けばいいさ
成績なんて人生でいらなあ
行きたくないなら帰ればいいさ
弱虫だって今は休憩中
スニーズ
最終電車の夜明け前
煌く逆さまの街並み
とうに過ぎた青い夏
思い出すことができない
例えば100年生きるなら
それはきっと3%
名残惜しくても無くなるよ
さよならだって億劫で
輝いた季節は枯れていって
笑い方も忘れるほど
どよめいた最悪の日々は
今もまだ覚えていて
大嫌いってくしゃみで忘れる
thirty-two
雨の太陽照りつける正午
滴の中蝉が鳴いて夜になる
どれだけ逃げてたどり着いたら
赤い夕暮れに背中を刺して
茜色サイダーまた朝になるまで
暦の上でもまだ終わらない
明け方になっても醒めなくて
今宵も君ばかり思いはせる
畳んだ虫の音また廻るから
ナイトソング
だんだん擦れたピンヒール
引き摺って登った逆さま
なんだか苦しくてふて寝をした
とうとう乾ききったパレット
絡まって黒が覗いた様
案外私なんだなって欠伸した
ほっといてはくれないのに
太陽も月も私についてくる
こんなんじゃ息苦しいよ
ポケットのカッター握り締めた
ナイトソング
ラジオで聴いた売れないバンドの歌が
ナイトライフ
自転車飛ばして星を眺めても
ねえ明日は来るってさ
量産型シンガーソングライター
ちょっと病弱な電波狂って
足にまとわりつく嫌悪感
なんで集団群れてるなんてわからないさ
でもってベルトコンベア一直線
不安感と悲しみ+自尊心
すり潰したって分離する
あ、そうかって暴れ回っても
必要の無いものさ辛いよなあ
花の言葉も知らないよ
ただ綺麗だから買ったんだ
カクテルなんてやってらんない
自宅でプルトップを弾くの
生きる意味が見つからなくて
ギターを手に取ったはいいが
幸も不幸で蝕んでく
やるせないのにいらないだろうが
うわばき
毎朝7時に目覚める
夜ふかし後悔しながら朝ご飯
猫背で通学路歩いてたら
野良猫に睨まれて躓いた
クラス全員死んじゃえばいい
仲良いアイツだって大嫌いさ
窓際一番後ろの席
近づけたことすらない
ジメジメした廊下側で
縮こまってる
かかとを踏みつけたうわばきが
どうにも憎たらしくて
転べばいいと思った
捻くれてんな
MyLock
行きたくなくても
死にたくなくても
いつかはしなくちゃいけなくて
一番になれなくて
最終的になくて
秘密だけが増えてく毎日
僕をいじめてたあいつらは
きっとお気楽に生きている
僕にとっては重枷で
今もまだ忘れない
時々僕は泣きたくなって
枯れ木にすがってる
こんなの変だよな
どうやってもまだ覚えている
行きたくないのに
死にたくないのに
いつも自分で殺したくなる
行きたくないないよ
死にたいよねえ
被弾した僕って不良品だった
とりとめのない笑顔Q
馬鹿にされるのが嫌いでさ
必死に理想に近づいた
馬鹿にしてればいいんだと
気づいた時のアホ面よ
疲れたなんて言ってもさ
飲み込みすぎて言葉だけ
口から出せなくなったんだ
笑顔の仕方も忘れたな
君の君はどこにいるんだろう
僕は僕の中にいたはずだよな?
さんざん心すり減って
最後はきっとカス同然
ハバネロとトマトが
沸騰するみたいだ
どんどん戸惑い消えてって
正しさを見誤っちゃってんだ
こんな僕だがせめては
天国には行けるだろうか
来世の答
誰にもわからないような
失敗ばかり続いてる
劣等感と同居してて
毎日息が苦しいさ
誰も知らない努力は
知られないから努力なんだ
理屈だけの人間は
感じたこともないくせに
最底辺だから
足りない切符を継ぎ足して
諦めないのが正常で
どんなに偉いことだか
今じゃなくてもいいんじゃない
慰めのつもりかもしれないが
僕にとっては今が嫌で
今死にたいんだから
あれこれ言うのはいいけれど
頼むから枷を継ぎ足すな
アッシュなストーリー
窓際雨が滴る午後4時半
ノックしたドア 光った閃光止まりますか
去り際耳に滴る涙温もりの跡形
パッて咲いて散る 喉からのサインバイバイバイ
戸惑いながら進んできて
戸惑いながら歩んできて
戸惑って行き詰まってもう
進めないや
立ち止まったって変わらず
立ちすくんだって戻らず
逃げ道探して
君の一等賞が欲しいのです
欲しいのです 走り出したんです
荒い道さざ波繰り返して
もとに戻らないんです
宵の前に君をくれませんか
パーツ
ひん曲がってきて
辛くなって
全然優しくないのに
せめて心だけ
優しくあればと
頑張ってきた偽り
とうとう僕は気づいたんだ
優しくあろうとなかろうと
善も悪も僕の基準じゃ動かない
優しい人は悲しくって
楽しい人だけ見えちゃって
こんな不条理も叫びもゴミカスで
大体ちょっと欠けてるくらいが良いのさ
そんなこと言われても納得も糞もない
だんだん大人になる度に
僕らはネジを落として生きるんだ
それなら満足するように生きていいじゃんか
解読オノマトペ
音がありふれる割に
言葉をつけてこじらせて
愛とかを形にできず
息をするみたいに死んで
なんでどうして言えないし
ぱっと光るの閃光と笑顔
解読しないで
鈴虫が両耳囁くって
ダメダメそんなんじゃ
嫌い嫌い追いかけないで
優越感だけじゃないから
遊び疲れたので休止しました
オノマトペ心音響く
バックアウト
大人になるってどんなだろう
反論しては繰り返す
このまま死んだらどうだろう
悲しむ誰かもいないんだ
楽しくなれない世界で
飲み込んで戻して往復
愉しく生きてる奴が
ムカついてしょうがなくて
結局一番てっぺんにはなれないままで
結界張って逃げ回ってあんまりだ
僕らの最高は出せないけど
一ミリくらいは出すよ
絶対論
なんだか眠たくなくて考えてしまう
ずっと昔犯した罪だとか何とか
激しい嵐は傘をささずに
口実を作るために必死に生きてる
嫌いな奴も好きな人も
いつか死ぬってホントの話で
それが早いか遅いかは
案外重要なのかもわからずに
絶対的なことだけが
僕をこの世から逃す方法だ
絶対信じられたら
超能力も使えるような
夢と夢の間で夢を見て
性に合わず愛で満たして
今日は
用意はできてる喉も潤い
たまり場を探し
光と影の間で
こみ上げるものを抑えてる
良質な笑顔は
口角と瞳で決まるって
誰かも知らない他人は
ほざいてる割には何もないや
堂々巡り人生第六感
地べたで這いずるにはちょうどいい
どんどん手探り徘徊して回る
明けない夜だってあるもんで
否定に否定重ねても
大人になれずに不要を吐き出す
不幸中
大好きって言いながら
心の中で嫌った
大嫌いって言えなくて
辛くなるだけさ
そうかそれならば
僕がいなくなれば済む話
不条理で
チクタク時計は進むのに
心はいつも止まったままだ
チクチク胸は痛むのに
笑いながら僕は生きてきたから
最低なのは僕の方で
責任と辛さを爪で引っ掻いた
やっぱり僕は割り切れない
膝を抱えて隅っこにいたいよ
やることばかりで死にたいな
どうせだから全人類道連れに
どうせだから好きに生きれるかな
天性ネクラステップ
泣き虫を理由にして
悲しい主人公に成りきった
自分が嫌いだって
ホントは大好きなのかもしれず
被害者意識高まる劣等感
周りの視線と優越感だけじゃ
鳥籠の外から柵に覆われていた
天性じゃ決められない
生まれた時から不平等人間
もういいや手首とシャーペン
引きずれずに跡が消える
情け
負け犬になってはや何十年
膝から崩れた劣等感
不必要って失ったものは
無責任に問われる
あれもこれも全部がぜんぶ
間違っている気がして
どれもこれも全部全部が
要らないと思ったんだ
夕方眩む影が
静かに月を掴み
夜の雑音を
微かに涙した
繋がる愛がいくつもの
光と影を交互にして
人の行き通い
波の中に溺れていく
さよならしたあとに
痛みだけがひかなくて
もうこれでいいんだとは
ならないみたいで
0円ライフ
今日のご飯をカレーにして
満月を一人眺めるんだ
幸せってそういうもんだろ
毎日休みなし明日は平日
永久な無理ゲーを続けるのは嫌で
宇宙人が攻めてくるか
芸能人と指輪をはめるか
何パーセントもありゃしない
お先真っ暗な若者だから
そりゃもう消えるしかない
無料で配布された割に手厚かったり手薄だったり
人生はいつも不平等だから一旦リセットできたらな
ゼロでも1でも変わらずに地べたを舐めて
未来になんかなってやらない
マンボウ
ゴミ袋に詰められて
隣の笑い声に腕を切った
トントントンノックの音
タンタンタン駆けるステップ
じゃあねバイバイまたいつか
複雑で最悪極悪非道
死んでしまえばさよなら
固まった辛さ高く積み上げ
バイバイバイもういっか
泡になろう
BS
誰が悪いとかじゃなくて
嫌気が差した自身を嫌った
大体の示しがつかなくて
生きるか死ぬか究極だ
楽しさは悪魔を引き連れる
愛も度合いが大事だなんて
隣の煩いのは昨日の僕
水の中息が絶えるまで
誰にも知られずに消えていく
小さな小さな物になりたくて
どんな願いだって
見つからないのがいいのに
無駄に無駄を重ねて
一本道を這いずり回る
規格品
黒で汚れた煮え湯を浴びて
一息一言踏み出した
誰いない何もない
マイナスの傷ばかりが増えてって
言葉すら喉からは
傷口から息が漏れるだけだった
笑い声に焦燥がさして
いつの日を待ってる
見失うものが多すぎて
デコボコの砂利道
這いつくばって涙して
離れていくもの数えては
偶然の隙間に手を伸ばす
最低な自分を消したくて
蓮華とコップ
好きなものと嫌いなもの
たくさんの思いとまわり道
蔑んだ言葉も幸せを知ってる
明け方夢に出てくる
愛を歌ってる
昨日花火が落ちて
腐った臓物フォークで
知りたいこと知らないこと
見えないもの見えるもの
パノラマの満開の花弁も
萎むからきれいなんだ
足りないこといらないこと
最後はまだ続いてる
希望は毎日隠れてる
晴れたって明日を
迎えようよ
矯正ベア
のどかな涙モノ
鮮やかな完成未来を
壊して回るのに
気に食わないものばかり
ひねくれ者を
開けた鳥籠を
どうか
見つけてはくれませんか
与えられた次第に待っていく
閉塞的に破れてる
評論誰でもない誰か
晒すのが趣味でした
無知無能
変わらず刻む時間軸
挙げ句文句と戯れ言
不老不死を願えば
洗いざらい壊してい
死なない割につまんなくて
死んじゃう割に楽しいので
了解の言葉も日々の挨拶も
嘘っぱちでもいいじゃんか
全知全能野良の重さは
ゼロに等しい責任です
天地無用言ったそばで
テロップは解らないや
どうやって経験値を溜めるかが
キーポイントですテストまで
街が降った夜
濃紺と星は足元
足りないと願って駆け出した
鏡写る君が
死にたいと願っているようで
逆さまに見えた世界が
元に戻るのも綺麗で
屋上から身を投げだして
泣いていたんだ
ここじゃいけないと叫んで
また明日を思って
僕は世界をひっくり返す
デコ
そりゃ色々あるさ
誰だって辛いことばっか
そんなこと
知ってるわけで
肯定に肯定を重ねて否定を繰り返す
そりゃ涙も出るもんさ
誰だって一人の人間だって
存在して
奪って奪われ
居場所を突き返すってどう思う
知らない知らない責任感
僕の辛さは誰も知らない
いらないいらない背徳感
君の辛さは支障をきたす
果実の皮
中身は同じじゃないけど
所詮君にはわからない
見た目はその通りだけど
誰かに気づいてほしくて
ことあるごとに愛を叫んだ
戸惑う度に自分を殺した
入らない孤独の塊が
僕を食べちゃったんです
構ってほしくはないけど
優しい言葉は欲しくて
変わってほしくはないけど
嫌いなとこは直してよ
反対言葉で叫んだら
皮は剥けました
正反対でも許してほしくて
でも君は嫌いだ
razbliuto
何でもない
個体から生まれる害っていくつだっけ
難題も
保険をかけないと心配でたまらない
言うなら女らしく男らしく
理屈を屁理屈と委ねて
言うことなすこと感じて
察しを取ったならいつか
幸せかな
君らしくって任せっきり
あり得ないし届かないじゃんか
遠い惑星の向こうから
会いに来てくれないじゃんか
期待をした恥ずかしさを
どうも
捨てちゃいたいな
ゴミはゴミ箱
満月が砕けた昼中
夜になり街を眺める
進む逃げる雨音の匂い
歳を重ねて何回目
情と情が寄り添いあって
ラジオ越しの笑い声ノイズ
画面越しの笑顔と感動
誰もいなくて何もなくって
死にたくなって
知らない人がたくさんの
世の中隔てりだらけ
愛を語ろうにも恋がない
息を芽吹いてる
話したいことがあるの
喜怒哀楽離れてく
息をするにも足りないね
毎日を砕け散れ
勧善懲悪
優しい人ってなんて言うの
健気で良い行いも
優しさは偽物でした
善いモノなんて一つもない
私良い人になりたくて
良い人になれなくて
良い人なあの子が嫌いだ
から良い行い措置を取る
助けるなんて容易いな
偽物って蔑まれた
宜しく集まれ見えない心労貯まるのって
夜から朝まで眠れない私の所為だって
海に潜った
愛数
しがらみが僕にたてついて
解けない恋を求めてる
絡み合う情の重なりは
薄れた愛の形でした
幸せってどんなもの
不幸せと共にやってくる
限りのある喜びだけを
探し続ける意味なんて
振り切れた過去の約束を
涙で拭って隠した
理解のある言葉も全て
失くしてしまった
忘れかけた願いをどうか僕に
いらないもの欲しいもの
取捨選択して
食べてしまおう
生き返り
知らない内にできてたもの
自分の中じゃ作れない土台を
けなされて見放されては
一歩また一歩ずつ
崖に近づいてくのです
はじめからあったもの
今はもう汚れたもの
うるさいや忘れちゃえば
ぜんぶチャラになるよね
右端脳内リセット
明日から生まれかわる
そんな都合良くできてよ一度
怖いなんて言わないで
怖くないから泣かないから
ハニートースト
どうやって逃げ出せない
涙のあとの味なんて
しょっぱくて苦いもんだ
終わりとか始まりの鐘がなる
鮮やかな世界は段々膨らんでく
色づく花は晴れる心と共にある
泣きたいときは泣けばいいさ
ちょっとした失敗も
呆れるような遠い先も
ずっともっと楽しくできるんだ
小さな誰かとの幸せが
たくさんの気持ちを
きっともっと明るく見せるんだ
できない事もあるけれど
踏み出すのは遅くない
賽の脚
苦々しい思い出や忘れたいこと
だらしなく引きずってはボロボロで
甘ったるいほど恥ずかしいことも
フィルターを重ねて酸っぱくなる
馬鹿らしくいられたら楽なのかな
阿呆らしく踊ってたいよ代わってよ
見た目と中身を一致させては
酷な笑顔だけが仕事と言い張った
泣きたいときは流れるもんで
消えたいときは潜るもんで
足りないものを補って
不完全でいいじゃないか
世界の周りから落ちてきたものだからさ
色々あって
涙や情で迷えばいい
ハッタリじゃないんだ
一生なんだ
鮮やかじゃなくても汚くても
浮かぶもの全て私なんだ
亜種の霊
不確かなことを思い出して
欠けた損得を繋ぎ合わせた
同じもので違うこと
ありすぎて区別がつかない
君は君であって君じゃない
方程式は不完全だった
朝焼けの霜が降りる屋根に
素朴な感嘆と皆同じ
どうにもならないなら
犠牲を作るしかない
止まらない苦痛なら
私が柵となればいいさ
確かなことも想いだけ
記憶の中じゃ足りない霊で
違うようで似てるもの
ひとつひとつが僕らなんだ
不確かなことを思い出して
呼吸を整え叫んだ僕は
同じような過去のこと
新しいものと数えてる今日も
私とオリジン
重い重い責任感や威圧が
重労働でいやになる真夜中の金星
辛い辛い過去や言葉否定的な
背徳感と期待を混ぜてできたもの
あり得ないし壊れないし
新しい朝は来ないしで
絶望してんだわからないことがわかんない
肯定の闇の中重なる音がする
まだ僕らは走れるならずっと泣き叫べ
夜は不完全で身を滅ぼすだから言ってやれ
忘れればいいまた作り直せばいい
他力サブカル
未来の向こうは止まってる
心臓はもう動いてる
僕らの活劇は終わって
大体人任せでもなんとかなる
左手は何もしなくて
使いにくさに眉をひそめる
だらしない腕と溜まってく淀み
どうやったってできやしない
僕の人生なんだ好きにさせろ
幸せは計り知れないし
このままじゃだめなのかな
会いたい会いたくないそれぞれ
交差するのは耳を去って
鮮やかなブルーと化して消えてった
瞬間
そのまま時間が止まればいい
忘れたくないなら消えればいい
今じゃないなら過去なのに
一秒前や二秒前 さっき過ぎたばかりだ
このまま死んでしまうくらいなら
離れたくないなら殺せばいい
今は更新続けるから
何秒前も何秒後も 今から数えるしかない
幸せは等しくない誰だってものさしを
翳しては価値観で勝負
くだらないやくだらないのです
足元を掬われてばかりだ
見世物の割に必死に生きてるもんで
フクロウ
月明かりは君の横顔晒して影を作ってく
風の音夜の匂い二人だけの酸素を吸おうか
何事も二面性があって光と影の狭間で
僕はまだ息を引き留めてる
どんなに大きな夢だとか希望も
どんなに沢山の努力も報われない
最低だ瞼を塞ぐ光に遮られ
僕らは足跡を辿ることすらできないんだ
こんなに最高な夜は無いさって
君はポケットを探る
二人の円から弧を描き始める
無くしたもの手に入れたもの
二つ合わせて僕らなんだ
嘘だと思っても試せないよ
勇気は才能と選りすぐりの努力だけ
どれだけ小さな息吹でも
どれだけ辛い明日もやってくる
それなら目を閉じて身体預けて
最低な世界すら何万回の光と重なる
僕らの未来だけが希望への讃美歌だ
こんなに捨て切れない思いで溢れてるよ
君はもう大丈夫だよ
こんなに辛い僕だっけ
どんだけ頑張ってる君だって
まだまだカッコつけるくらいできたりするんだ
僕らの物語続いている
刻む針に身を任せて
心の樹
憎いものに押し潰されて
絡まった糸に火をつける
正義や悪は目に見えない
正解でもそれは罪だった
知らない誰かに向ける憎悪
傷を付け合う連鎖する悲しみ
大嫌いや殺してしまいたい
そんな醜さも受け止めよう
この気持ちに蓋はしないで
ずっと思い続けることが償いなのだ
晴れやかな天気も憂鬱にさせる日差しも
限りのないものだからゆっくり待ってて
重ねた情を誰かに分け合って
僕らは等しくない幸せと呼んでいる
ちょちょ切れ
文の通り手繰り寄せようと
意地も名誉も知ったもんじゃない
見返りトラウマ作り笑顔
無造作に放り出す自尊心
ため息はらはら落ちる花弁に
悪戯にも微笑んでたんだ
泣いてしまえよ馬鹿みたいだ
一つの感情を捨て切れないのさ
無頓着にも欲が増して
体の心の臓までもが
ちょちょ切れてしまうから
デカダンス
花は散るから美しい
人は汚れるから美しい
堕ちていくまた散っていく
息の根に水を与え
夜闇に泣く雫を吸い取る
影も枯れも後退しかない
ナリだけよくして退廃的に
回れまわれ雑踏の下で
興味のない嘘つきは消えてしまいましょう
そしたら何にも考えないで元に還ることができるのに
希望の朝にバイバイしていこうか
99years
回りだしたレンジの皿の中
溢れる溢れる君の温もり
繰り返す初めての物を
どうか忘れないでいて
分かっている、解っているから
嫌なんだ辛いことばっかだ
君さえいればいい世界は形だけ
誰かの後の道を歩くだけ
僕はあと100年生きるから
君はあと99年僕のそばにいてよ
満たされそうな歓びや
枯れてしまいそうな絶望も
二人で手をとっていければいいさ
限りのある残りの余命を
沢山思い出で埋めればいいから
デグレーション
刻む軽快なリズムの音
刻み潰す単色のカラー
光ったものばかり目につく
比較対象卑下に蔑んだ
クライ暗い縛りを頂戴
溝に塗れる愛に埋もれる
奏でるは果てなき愛の唄
嘘なんかじゃない誰もいない
一人悲しみを飲み込んだ
ただどうして苦しめられる
解明しても理解ができない
辛いときは目をつぶるんだ
教えてくれたこと忘れないよ
タロット
ふいに魔が差してすべて失った
こんな私なんて
卑屈になればなるほど
喉が詰まっていった
僕は多分それ程悪いわけじゃないとして
心配いらない笑ってくれる
人はどれくらいいますか
許せないのは自尊心だけ
甘い蜜は苦い薬
僕に罪を君に花を
被害者でもだってわかってた
ヒトギライ
古い愛の中に相手を探す
枯れた花は晴れた彼の泣き顔
ラインに沿って手を伸ばした
寄り添おうとした彼は死んで
悪い人は悲しんだから
みんなみんないらないよなって
無意識に全員殺した
震える言葉は彼女に
届かなかったのだろう
その腕ごと無理に抑え込んで
堅い強いハグをしようか
別れ際に受け止めた刃先を
手の中でかばいとったから
彼と彼女は永遠に腕で泣き合うんだろう
辿っても終わらない矛先を
何処に向ければいいのか
解らずに彼らは人を嫌った
何も知らずに死んでいた
シェイクメランジュ
痺れた頭をかき混ぜて
どろどろ散々四面楚歌
一枚シャッター一秒後
画面は暗転堂々巡り
知らない知らないあの味は
混ぜて作った散弾銃
ピリリと傷んだ古傷が
抉ってもっと燻すのさ
僕の愛に注いでくれ
暴れた汚いエゴの塊を
奪ってくれ壊しても
慢性的に影響を受け
眺める崩壊の夜
夕餉
沈んだ光と登る衛星
密かな泣き顔に目を伏せた
足りない愛は守れずに
懲りない咎めは胸を締め付ける
どうか、どうか
「泣かないで下さいね」
咲いた花が萎んだ
暮れて笑ってもただ愛おしい
その愛を口に詰めて
飲み込めば僕のもの君のもの
鮮やかに散ればいいさ
PureTips
羨ましい妬ましい
肌から伝わる愛らしさ
魂から抜け出したい
ほしいものは何だ
わからないように見せかけて
その醜い汚れはお見通し
飛んでく鳥に見下ろして
空気の中に飲み込まれる
枇杷の木の下で手を取り合い
下を向きながら踊ろうか
薔薇の木に刻む契約も全てが
落ちてく華やかさに目を凝らす
ワイヤレスシェア
水槽から覗く好機の目
逸らしてはいけないロンリーナイト
はべらすには落胆必須項目
祓って括って焚いて煎てしまえ
とどめの一撃はらわたへと
首根っこ掴んで視線合わせて
もつれた足は絡み合って
どうかしてもどうにもできはしない
ならいちにのさんで暗闇へと
僕ら明日を憎んでる
ふざけあって忘れるなら馬鹿みたいだ
だからせめて悲しみを取り除き
歩けない道を通り過ぎる
スケープゴート
魔が差しただけ覚えていない不幸は
切って貼って新しくなっていて
バラバラに刻む1頁
忘れられない一世の合間
遠くへ遠くへ
離れないで放さないから
このまま散っていくなら
舌を噛んでじっと耐えるのが苦痛で
忘れない痛みも背徳感と
混ざって道化の異端者となる
バイバイもういらない
囚われるのなら辞めたいから
黒猫ソング
見惚れた夜明け前空に
空虚のような火が灯って
消え去る前にほら
その笑顔一口ちょうだい
蠢き出す自尊心と共に
止められない悪意を蝕んで
正しさの裏の正しさに
知らないふりして待ちぼうけ
知らないものが欲になって
駆け巡る両手を包み込んで
大嫌いから大好きまで
はらはら散っていくなら
ひだまり
心に少しずつ馴染んでく
この愛が愛おしいくらい
暖かい日差しに誘われて
光の粒を食べようよ
嘘つきだって教えてよ
ひとりぼっちもう嫌だよ
泣かないでその赤い頬を
幸せに満たしていて
さんさん太陽のひだまりが
どんどん言葉を唄っている
ねえ、その辛いこともぜんぶ
離れないでぎゅっとしてて
小さなひだまりがそっと芽吹いている
チーズケーキ
叩き割った甘い固まり一粒を
甘酸っぱく纏め締めるんだ
呑み込む途中の清濁を
生焼けの美味しさと共にして
戻れない向けた刃先は
過去に戻れない約束
かき混ぜるには足りなくて
旅立つにも拙くて
消えた鼻先まで香ってくる
愛情の出来上がりを
焦げてしまって無くしてしまった
もう厭だから
愛だけの有り合わせで
出来てしまうくらい簡単だった
蜘蛛の藁
見限っていた希望の朝は
僕に見向きもせず過ぎ去って
知らない場所押入れの中
ひとりぼっち立ち止まって
存在意義を口説いてよ
地獄から逃げるための藁に縋って
そんな優しさ見せないでよ
蜘蛛の糸は登れないんだから
のらりくらり百万年の光速で
花道を知らない誰かと
歩いていて同じようで違うもんだから
そりゃ涙も出るもんだ
嘲笑うように蹴落としてくれないか
鵺
迷い込んだ黒い渦
彷徨う感情の名前を知らず
肌の匂いとその言葉で
包みこむ心地よさに揺られる
未来はいつも来なくて
一寸先も進めないや
何かに期待することに
逃げてしまっている
忘れたくないのに
手の中から逃げていく
消えてしまえと伸ばす手を
そっと背中に隠して
見惚れていた三日月の夜
このまま星が降ってくれば
貴方は遠く彼方までいける
羽を伸ばして空高く舞い上がり
暗いだけじゃない
背を掴んで
キャラメル・クラウン
甘い蜜を溶かしたその刹那
焦げだす溶け出す崩れだす
思いに名前を付けられない
退屈な足跡辿ってた
汚れた白いシャツ身に着けて
その中の腐敗を隠して
もう近寄らないで
そう言って愛した
見えなくて口の中で溶けた
キャラメルくらい甘苦いもので
どうしよう纏う香りのせいに
そのまま食べ尽くしてしまおう