〜気まぐれ作詞帳〜

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1:たぴおか◆:2015/12/02(水) 18:07

作詞したいとオモイマス

842:たぴおか◆vk hoge:2020/11/05(木) 06:16

ホットミルク

この温度が明日になる頃には
君はもうここを離れる
明るい夜だ
電気で日が昇る
時間が経てば
また誰かが訪れる
忘れないようにその時まで

ネオンの残骸が落ちている
通学路信号、夜
明けの青い街
誰かが吐いて捨てた
僕だけ一生のカケラ
ずっとひとりがいいな
楽しさも哀しさも露骨ね


そっと片目あけて
確認してた
ホットミルクが君のこと
淡いピンクを乗せて抱きついて
早くここまで来て
雲の上じゃ足がつかないよ

843:たぴおか◆vk hoge:2020/11/11(水) 00:49

タッチミ

それなりの愛を飾っては
生温い不幸に溶け込んだ
起きたら隣に朝がいない
1日眠れば意味がない

宇宙の星空を泳ぎ続けた
明日はガラクタが星になる
君のおかげで月が消えた
一周まわって君しか見えない

金色のアラザンは無味
箒じゃ届かない綿菓子雲
君の温度だけそこにある

844:たぴおか◆vk hoge:2020/11/20(金) 23:42

hah

即物的じゃ許せない
今もどこかで息する私乾杯
大好きなサブカルが偽量産
象って酒ってこんな気持ちい
大爆笑の発表会で燃える鳥
真似じゃないけどセンスは似たり
寄っても突き放されるのがオチ
ガラスの塔を眺める五常

凡人に天才のフリがついてくる
生まれたら負け私が負け
目に光った声がこもった
明るさの足りないネガ写真
失言に口がついたら
綺麗な景色を楽しめるのは今日まで
話したいことを終わらせて
君の記憶に落ちるのが定石

845:たぴおか◆vk hoge:2020/11/27(金) 00:47

ビターワンダーム

蝶々結びが足に残る
もう明日にはここにいない
東西南北の真ん中
ネオンライトに群がりたい


太陽だけが私のもので
ひとりでいるのが一番好き
ほらまた同じあくびして
君の目につく事象隠したい

846:たぴおか◆vk hoge:2020/11/29(日) 01:50

遊泳sparkling

愛し方のテンプレート
恋なんてしなくても満足
秒で足りる優越感よ
吐いたら増えない体重

ボタンを押し間違えた
忙しくて言い訳暗くて汚い
部屋が冷凍庫だから
私がアイスになってあげる


少し静かにしていて
現実的な現実逃避
まだしていたい
からしなない
無駄遣いを冷静にするな
他に愛で満たせない

847:たぴおか◆vk hoge:2020/12/06(日) 16:56

金蓮花

夜みたいな夕方が来た
満月が真上にいる時
僕はドアノブを捻った

君に溶け込む数秒間
ミルクティーと混ざって変な気分
忘れたく無いのに忘れたい
こんなことならもうしにたい

明日はパステルの傘をさし
作り物みたいな青空を歩く
春の海を思い出す
凍った手先を撫でた


君はまたどこかで
息をしているんだろう僕にも見せてよ
花の散ったこととか
木々が独りで枯れてくこと
この言葉は届かない
見ただけの何十人がいれば上々
見ないでほしい馬鹿にしないで
そんな綺麗事で僕らを纏めないでよ

848:たぴおか◆vk:2020/12/15(火) 02:38

夜凪

単純で安直な愛を語った
明日には変わる順位で
一握りの愛を集めてできた星
そのひとつが消えても良い

懐かしいコードでイヤホン探った
一生そばにいて一瞬で終わった
歳を取るごとに増えてく感情が
ひとつの型に当て嵌まっていた


生温い湯船を漕いで
果てしなく遠くへ行けそうな午前3時
止まる度自分が嫌になって
時計の針が気になって眠れない から
からからの風を食べた
明日はもういない
歩けば歩くほど遠くなっていく感覚
私はずっと制服のまま

849:たぴおか◆vk:2020/12/16(水) 20:03

TOXIC or

過干渉でかなり死にたい
その分爆発して人間未満
既に希望を捨てた様な
普通のクラスメイトは知らない

おやすみ世界
二度と私の前に出てくんな
生まれた時から逆鱗に触れて
始まる間も無く終わる夢が
明るくなった場所で見る傷は
私の心に残って消えない

助けてって言う思考もない
フラットに唯、その場から逃げたい
一生忘れない
その巣は私の最後の地獄

ろくにおしゃれもできない場所で
ろくに趣味も選べない家で
ろくな大人になれって方がキモい

850:たぴおか◆vk hoge:2020/12/19(土) 19:05

空恥づかし

はしゃいで叱られたこと
中途半端に冷静になるから
その分死にたくなって
自分の我儘を呪った

感情の波が収まらない
いつも真ん中じゃいられない
あとで泣いたって変わんないのに
同じことまた繰り返すんでしょ

自分に期待はしていない
こうやって自滅していくのが嫌い
勝手に空回っているのに
泣きたくなるのはなんて勝手だ
誰とも話したくない
自分を嫌いになる前に
ひとりで生きさせて
明日には忘れちゃうから
今の病み感で酷く転べない

851:たぴおか◆vk hoge:2020/12/29(火) 02:22

デスケール

致死量の愛を盛って
君に鼻血をふかせた
なんて器用って言った
あと3分も待てない残り汁
馬鹿馬鹿しいのはどっち

同じくらい人間じゃなくなって
甘い冬に溶け込むそれ美味いの?
私の皮を被った
どちらが悪いとも言えない神さまが
憎いから 嫌いだよ
明日もどっちつかずで不平等に
自由と思いながら死んだ

私のパースが合わない
白から黒までじゃ
現しきれないこの気持ち受け取って!
渇いた喉が腐ったら
その分世界で誰かが楽になる
困った私をみながら
楽しそうに幸せを感じてね

852:たぴおか◆vk hoge:2021/01/04(月) 18:01

21℃

ちょっとアツめの設定温度
唇がキスできないくらい硬い
わびしさとお金だけ落としてけよ
ねぇね、数年前には戻れない

今日も何もしなかった
明日もきっと何もしない
明後日になればまたさよなら
私の素晴らしい休日

1%で粘る携帯の電池をいじめてる
枯れた観葉植物
食べた虫だけが胃の中よ
あいつらは今日も楽しそう
いいもんひとりでいいもん
顔だけ熱が集まったり
足先手先は死んでったり

バイバイ1000ピースパズル終われない
埃の溜まった部屋で
掃除機を出すのも怠くて
バイバイ去年の私
こんにちは去年の物たち
何も変われないホントに
犠牲を厭わないで
変わりたい

どうかこのまま
エスカレーター止まった
ぐらぐら揺れる小鍋に
注ぐお湯の様な
光のような
この世はいつか閉じるから
今はちょっと休ませて
寝てばっかりで実感も無かったね

853:たぴおか◆vk hoge:2021/01/11(月) 00:00

深夜ゼラニウム

ワイワイ騒ぐのはやめた
明日から本気出せるかな
行き先が見えないこの街で
明日になるのを待っている

冗談を聞いてよ
それくらいの楽しみはある
EDMが頭に入っている
私、今朝の夢も思い出せない

遊園地へ行こう
ちょっぴり苦いあの春を
思い出してもいいかな

854:たぴおか◆vk hoge:2021/01/11(月) 00:31

宇宙区域10S

私は消息を経った
25時の笑い声とか
耳鳴りは慣れっこだよ
人の元気で息をしてる

君が言ってた
あの面白い漫画
来週最終回だってよ
10円のガムがしみる

見晴らしの良い地獄で良かったな
それじゃなきゃ
明日の宇宙も見つけらんない
月に行ってみようか
明日の学校はサボろう

涙で棄てた
約束の時間だ
行かなきゃ
生けない
花束が萎れた
花冠みたいな
プレネタリウムと
宇宙空間
私のことだよ

855:たぴおか◆vk hoge:2021/01/16(土) 12:47

天上の晶

昼間の太陽が
雲に隠れたりする光の点滅
ガラス張りの駅を歩く
いつもスカートの長さ模索してる

いつも祭は突然
終わってしまうから
その前に早く駆けて
しばらく会えない時間を
かけながらお迎え来ちゃうから

今がすっと続けばいい
終わるから美しいのは辞めた
直向きの音が響く
千年前から新しい

856:たぴおか◆vk hoge:2021/01/21(木) 00:06

憂被


愛を被った貴方貴方のせいでしょ
自己責任でいって
色のないその遜色を選べば
煙草の匂いに噎せ返る
肋から上が全部出てくる

ポクポクポク、腹痛が痛い
そりゃ無いでしょ
楽しげに思ってよ萌えたい燃えたい
ピカピカ光る割に
中身は湿気だスポンジ
オレンジを潰して我に返って
良いのでは

泪泪が渇いた瞳孔に脆く張り付く
心配しないで
大丈夫かどうかは聞かないで
真っ暗闇の部屋じゃ
ひとりたりとも僕は見つけらんないさ
あぁ、貴方だって同じモンだ

857:たぴおか◆vk hoge:2021/01/26(火) 22:27

ライトグリーン


誰かと比較する原則
分かり合えなくてすぐ枯れる
安易に産まれたんだから
安易な死亡願望許してよ

ゆっくりと溶けていく
離れれば何か変わると
信じてた違うじゃ無い
その時から私変わってない


慣れていたくない
この静かな絶望に
耳を向けないで
きっと半数は思ってる
誰もが無邪気でいられない
我儘を言う度ゆっくり死にそうになる

858:たぴおか◆vk hoge:2021/01/31(日) 03:35

仮死

うざったい愛を捧ぐ
そこに情は無い
泣いてるのか
私も同じくらい欲しかった
遠かった越えられなかった

あの人の使ったペン1本すら足りない
切り過ぎた爪も全部食べておこう


自分が自分じゃ無いみたい
作り出した甘さに酔ってんじゃない
火をくべて操るふりをする
流れに身を任せて死んでいく
あなたが騙した事も知らなかった
知らないなら幸せだった
平凡のズレを重ね
生温い非常を据えておけ
身を錆びたなら遅いの
当て嵌まるところだけでも

859:たぴおか◆vk hoge:2021/01/31(日) 03:41

イエローライン

他人のこぼした音楽
知らない雑音の中咲いた
さんかく型のいのちが
短く揺れるさまを見てた

遠くで同じように
明日の準備をするきみ
その呼吸のひとつぶが
なんだか好きだった


携帯電話は鳴らない
時計がまわるほど不安になる
お気に入りの傘をさした
下を向いて花と歩く

きみを引いてそこを目指す

860:たぴおか◆vk hoge:2021/02/04(木) 22:59

Fire I

今日も香ばしいあちらこちらが
些細なことで燃えたそうだ
犠牲を糧に縛られて廃れる
自分の首を絞めていく

1人の嫌い大勢の好きすら
共感の言葉が詰まって
大事なもの無くなる
ひとりでいる事すらできないのに
好きだった大勢は
人がいるのが好きだった


君を成してあざとなって忘れゆく
儚いものだと終わるそれだけが
栓をして塞いでしまえ忘れないように
今更遅いだなんて全部苦しまない
吐き出す前に喉の辛いのを引けて

861:たぴおか◆vk hoge:2021/02/07(日) 03:27

いちごれんにゅう

学習机に合わない
ゴツいPCが寝そべってる
高校時代のTシャツ
学年ごとにパジャマになってる

みんなが言う事
当たり前が得られること
どうでもいいから
はやく眠りたいな


家に帰ると寝てて
何もすることが無くて
時間を食べるのが趣味だ
比べたくはないのに
ふとした瞬間
誰かとの差に落ち込むんだ

862:たぴおか◆vk hoge:2021/02/09(火) 00:02

BIG PiG

何の音だかわからないが
一生分の唸り声残響して
干からびたさ社員証ピッ
どなたか誰か知りませんが
人匙の安寧に守られたぁい!

繰り返す忘れて
正常に考え出さないで
うるせーうるせー
ノリが悪いお前らが悪さ
ドン引きしている暇があんなら
そこの電源を回しといてや


太鼓が先に来たのか
久しぶりの割に小せえ声だな
おっと弾けそうだ
顔真っ赤に熟れて美味しそう
ビビッときたなら参拝よ

863:たぴおか◆vk hoge:2021/02/11(木) 20:00

_

君の目がやはり貫いた
白紙までじゃない
そもそも起きれない
服を洗うことすらできないから

生きてることの気色悪さを
何年かで飽きてきたよ
ひとつ覚えればまた忘れて
少しずつ首を絞めてく

割と最近真面目だよな
大きな失敗も小さく泣いた
迷惑迷惑そんなもの

手首の跡が残ったけど
同じくらい私は死んだか?

864:たぴおか◆vk hoge:2021/02/12(金) 01:55

文字通り

コンクリート埋めた鉄パイプ
勝手に涙は出るけど
自分がそうならない安心感が好き

耳元でいつも鳴り止みそうにない
さすがに爪を痛めた
握りしめて誤魔化すのが嫌


子供のころ誰もいない
ずっと子供よあーそうだ

広過ぎて疲れる青いところ
僕らが生まれた時から
傷ついてたんだ
それを繰り返す度に
いつか大人になれるように
なんて無責任だな
知らないフリしたい

865:たぴおか◆vk hoge:2021/02/14(日) 02:24

EiEn

私はそれの全部が好き
ただ愛を食べるのが人生
醜さを武器にして
自分を羽衣で包む


期待期待、期待が押し寄せる
15時あとちょっとで
終わるね

今日から始める一秒間の努力
が 実らず済むように
したい、な

ビラ配りで私を知って
もう一つよ窓を覗き込む
好奇心と引き換えに偉大な
足枷を付けた

866:たぴおか◆vk hoge:2021/02/17(水) 00:57

Rein

夜を被った
不確かなチョコレート
腹引き裂いたら終わり
もう それで終わり

君を繕った
壊れかけのキャンディ義足
途切れた音声 が
強かに底にあった


頭を下げれば下げる程
言いたい事が口に濁ってる
不満が脳に混入して
私を明確に壊してる

何も言えないから嫌
子供っぽいは置いて泣いていたい
その度君は言うのでしょう
私を信じて置いていく、

867:たぴおか◆vk hoge:2021/03/03(水) 20:31

安堵

強欲が切れ端で売られて
目に見えないものは見えないじゃない
連絡取り合おうねって
約束は口で止まった
紐が解ける度に自己嫌悪

理解され難いのわかってた
自分で手綱を寄せ合い
理由もなくその愛だけが欲しかった
緩やかな平穏に浸かっていた


これが一番の温もりで無いと言うなら
私の音色を目を閉じて注ぐ低気圧に
耳鳴りがしている 解き終わったら寝ていいよ
やる事があり過ぎて逆に眠たい
午後というには暗かった

868:たぴおか◆vk hoge:2021/03/03(水) 20:40

Raymay

静かな恐怖がそこを通り過ぎたから
12時になったらおやすみね
裁縫箱を枕元に置いた

弦を弾くそれでいて鮮明に
耳元から忘れていく感覚が
一切の躊躇なく
肘掛けに置いたまま
柔らかい帽子と銀食器
他人のまやかし


立ち登るレンガの隙間には
今日の色が残ってるあり過ぎるくらいに
春の嵐が 膝を撫でた
冷たくない雪が降って
私は夜明けをただ まって座ってた

869:たぴおか◆vk hoge:2021/03/18(木) 21:13

say

私のためであるなら
私のために近寄らないで
逃げてしまうくらい
弱い私になったわ

不幸である
自分のせい
忘れたいね
はやく越えたい
あの川の向こう岸に
ずっと夢を見てる


鼻が痛いのに止まらない
大事にしてるならここから逃して
もうここからいなくてもいい
自己嫌悪を糧に息をしてる
泣き止まない から
走らないところで
ひとりぼっちである事
ゆるしてよ

870:たぴおか◆vk hoge:2021/03/28(日) 15:28

かわいい

B級映画を観て
泣いてる時の私が好き
恋をして泣いてた
あの時の私が好き

花畑に行こう
スカートは履かない
甘いものを食べよう
脚はもうあげない


拒んでいよう
逆らっていよう
お前の愛も嘘だった
ぺったんこの靴が愛しかった
大嫌いだけど

奪っておいて何を言う
惑わされておいて息してる
隠してる程度の上辺なんて
もともと信用できてないし

871:たびおか◆vk hoge:2021/04/10(土) 04:57

あめの鳥

ずっと同じオレンジを見て
窓の濃紺に目をつぶってる
どこに行っちゃったのかな
君の為に生きて、私は言わない
しばらくしたらもう良くて
暴れ出すランドリーを見てる
静か過ぎて秒針すら
止まってしまったみたいだ

ひとつ食べれば
ひとつ忘れた
小さい雨が降った
すぐ止んだ


あいにく今日は晴れないね
寒くて暑いから、見ないでね
ちょっと余白があって
でもちょっとのそれが許せない

私は苔になって
噴水のそばで鳴いている
私は石になって
そこにある美しさを見る

872:たびおか◆vk hoge:2021/04/13(火) 22:01

A ME

そこにいるからよかった
普通の基準を生成
来世はこうでありたいと
願うのは自分でもいいよ

あの時線路に触れたから
雨は普通じゃないんだろう
今まで愛を注がれて
空虚で偽物な事に意味無い

あそこで男が笑うから
私は長靴を持って
光続ける事はできない
途中で涙は見せれない


明日また生まれ変わる
気ままな趣向に合わせて
言葉通りには受け取れないし
ひとつの愛があるなら
大きな間違いであれば良い

873:たびおか◆vk hoge:2021/04/17(土) 23:29

片耳

ごめんって言えばよかったから
そうやって息をしてきていた
それしか生き方が無かった
君とは生まれ所が違ってる

そんなに謝ってほしくないの
被害者面はしていないの
被害者面してるかなんて
それこそ君の基準でしか、ね

どうすればいいかわかんない
小さい時の私を助けてよ
あの時の私がずっと
泣いて 泣いて 泣いているから

もういいよ
死んでいいよって
言われるのをずっと待ってる

874:たぴおか◆vk hoge:2021/04/29(木) 19:00

生活史

たった1ミリ 君の培養
悲しい事は終わらないこと
きっと光らせて終わるのは
飲んで吐いていくのと同義

わたしには愛がなかった
だから壊しても良いのよ
わたしには愛があった
でも同情はできない


もう少し何かが違ってたら
なんて言ってくれよ
忘れないでほしい
墓標を立てに会いにきて
生きてる私の為にこの愛を埋めて



思い出にするのは簡単だ
アルバムにするのは単純だ
全てに寄り添うことはできない
でも外野は全てがほしい

あの群衆のひとりが僕だ
綱引きは僕だけじゃ変わらないから
あなたにとって良いものになりたい


戻れない戻れないから
ずっとここにある
変わらない事はわからないから
あなたの為にいる

人の涙を生産している
悪人だって総ての愛が
等しくは無い

その小さな力であれば良い

875:たぴおか◆vk hoge:2021/05/09(日) 01:41

夢綴じ

あの時の言葉が矛盾する
顔を良くしても自分が好きになれないから
終わる前に生きたいな
繰り返す他人の言葉で終わってしまう感情を
ひとつずつ確かめたい


紐で解くのは簡単ね
終わることを前提にしてるから
気持ちが入り込めない
窓に溢れる日差しがまだ
それなりに苦しい筈だった

876:たびおか◆vk hoge:2021/05/22(土) 21:47

ご冥惑

さんざん見た事あるな
最近たくさん死んだな
コメント残しておこうか
お祈りした事は無いけど

毎日愛を誓ってた
寄せる程のキラキラも無いけど
貴方の幸せを思って
毎日ハートを飛ばしてる

ありきたりな見た目地雷
わかりやすく騙されやすい
夢を喰って愛を切って
無垢な金髪燃やしてる

ひとたび変わればまた飛べる
ゼリー漬けにしよう
海底から届けよう
血のインクでありがとう



もう全部終わった頃に
簡単に君を思い出して
惨めな人生だった
光のひとつに殺された

判断力が鈍って
ああ嫌い じゃあしんで
そのうちほんとにしんじゃった

877:たびおか◆vk hoge:2021/05/27(木) 02:48

RayLie

私ホントはわかんない
教える程理解してないから
一緒になってべんきょう
お菓子食べて駄弁ろ

参考書はおすすめが無い
齧るのじゃわかんないし
前に詰めておいて
空リプ続けて

君がさ 才能無いとか言うから
私がなんだか惨めみたいじゃない
いつも最高でいたのに
もうこんな時間だよ
明日はたくさん寝てよ
つつき合った授業中
週末が終わるのを待つ

878:たびおか◆vk hoge:2021/05/31(月) 21:47

bride

感情が冷めたり熱したり
もう泣きそう もう吐きそう
言葉を単純にするけど
伝わりきらないから嫌い
大好きなのをもらって
大好きが嫌いになってた
LINEの通知もう
全部切っちゃおう

私と同じくらいあんたも単純だね
賢く誇らしげになったんなら
今すぐ目の前から消えておいて
1人になる事はそんなに
怖い事じゃ無いから
あんた以外の全人類が待ってるし

879:たびおか◆vk hoge:2021/06/23(水) 02:27

ess sence

知らない事が減る度
目障りなもの増えた
間違い言い切れる代わり
理解されるの無視した

Youて余裕て言われても
こちらにとっちゃ原理しか解らない
失敗恐れては失うもの
でも後悔せず逃げられたくない


世の中全部正解ね
辺りはブルーライト振ってないと夜も越せない
センスと才能が無いねってお前が言うか
万年観客席アドバイザー
心よカビよ愛情表現
てか余裕があったらとっくに産まれてない

880:たびおか◆vk hoge:2021/06/29(火) 01:16

ヒツオカ

あー、愛があればなんでも出来るもんだろ
バケツプリンを残さず食べたいけど
ほんとに美味しいからだめ
幸せに見えるのは幻想かも
金髪にしたって色通りハッピーにはなれない、や

めんどくさいことばっか
それが一番でいいのか
面目ないのはどっち
謝らないといけないのどっち
言ってんのやっちゃったの?
尻に敷かれるのが良い
それ、もう言わない方がいいよ



半分にしておきたい
私の命をあげたい
形作られるルートの中で
退路をどんどん断っていく
見限られっこないや
言葉だけって少ないや
何もしていないのに、
脳機能だけ息してる

881:たびおか◆vk hoge:2021/07/04(日) 21:58

夜太陽

新しい夜が来た
絶望を背負って来た
痩せた大地がよく似合う
明日は色々あって
頭が痛いのをこらえて
自分だけ適用されない正義を
拵えて背中を丸めてる

夕焼けが懐かしい
歩いた私だけの道だ
色眼鏡をかけていたのは
私の方だった

882:たぴおか◆vk:2021/07/13(火) 21:01

My 7 Your 0

星の数と同じくらい奇跡をラッピングした
愛を問いかけるのは表面でも簡単だった
嫌いの数だけ子供と、進めなかった
憎しみだけ増して大きい人になった

色が変われば時代も変わる
意味を知れば愛となる
君を大切だと思うから
たくさん言葉を交わそう


独りじゃ見えなかった夢が
嫌いって言いながら虹になる
小説みたいにうまくいかない
気まずくて悔しい日々ばかり
でもね彩って流星群
僕らを巻き込んで
知らなかった正しさが
傷つけながら光になって
新しい十色を超える

883:たぴおか◆vk hoge:2021/07/17(土) 21:18

罪悪感

簡単に言えば
伝わらなくなるから
聞き返しても
余計に悪く見える

大粒の雨が降り
1人で歩き出す
隣で笑って
黄色の夏を想う


忘れたいから許してよ
今も後悔に溺れてる
小さな悪意で僕はもう
罪悪感に埋もれる

884:たぴおか◆vk hoge:2021/07/21(水) 00:18

歌うたう

あんたのくれた言葉音
どうせ忘れると見放すな
信じて欲しいとも言えず
卑屈でいるあんたが嫌い

かき鳴らしてきた過去から
若い頃の思い出に昇華し
過ぎ去って勝手に終わるな
未だにこの歌と共にある


人を信じてやれずに
私にとっては本当
隣に座ってた気がした
遠いコミュニケーションが見せしめ
わかりにくい愛情が何時
明日も普通に過ごすさ
でも人生に傷をつけられた
だからあんたに認識されない内に
愛で殴っておきたい

885:たぴおか◆vk hoge:2021/07/24(土) 00:34

胃弱レコーズ

どんどんどんどん
優しいふりしないでね
この感じを説明できない
学がないから説明できない

騙された!
気づかないフリの時点でお察し
視野が狭いとはよく言ったもんだ
ありきたりでいいじゃない
弱虫で何か得したか


夏の夕暮れがよく似合う
かと思いたいがボサボサ風味が素敵
無音の世界を再現します
浅い知識をひけらかします
それを追い越すには時間が足りない!
寝てろって話か

886:たぴおか◆vk hoge:2021/08/06(金) 00:02

みじめ

心臓を切り売りして
何もしてないから何者でもない
相互関係を気にして
誰も見てない私ばかり見てる

声が小さいから喋らない
未来が無いから生きれない
弱さを否定できないから
自分だけ自分が嫌い


その愛が私を傷つけて
たくさんの波紋を生んだ
読んだのは私の方
見てしまったのも私



時間が変わっても変わらず液晶を触ってる
自分の為に自分で何もしない
だから未来の自分が死にたい
おめでとうって言ってくれる人が
歳を取れば減っていくの
めでたかったら泣いてない
明るかったらしんでない

よくも悪さをしてくれた
どうせ忘れる
私は覚えてる
あざとなって帰ってくる
よろしくね 肌に溶け込んだ

887:たぴおか◆vk hoge:2021/08/14(土) 06:23

水色の喪服

あの子が言っていた事
あたしも言っていた
天窓からする雨音
台風が消えてった

桃色の愛を知った
水色の友だちが見てた
やっぱりきつそうだったし
明日も寝てようかな

だめみたい
無理みたい
これひとつじゃ勝てないみたい
許せない
許せない
気がつけばこびりついた悲観だった


今日が終わってく頃にはもう
君はいないし
苦しいシーン見せないでよ
カラオケを君は嫌うから
誰にも内緒で歌おう
拙くてもあたしが許すよ
水色であれば良いかも
否定できないなら肯定でいいじゃん

888:たぴおか◆vk hoge:2021/08/14(土) 06:38

刻音とダンス

もう忘れてよね
ここに帰ってこないでね
私はたびたび思い出して
言葉にできないの必死

合図と一緒にみんな踊るから
私は知らなくて手拍子
はやりがあるから乗らなくちゃ
私流星になるからいいや


あなたはきっとこれを知って
笑うんだろうな きっと
私は今もみじめだ
それでいいやそれがいいや
恥ずかしくなるくらいでいい
カッコつけたい時だけすれば良い
秒針がピストル音
合図で踊り出すみんなも若いから

889:たぴおか◆vk hoge:2021/08/16(月) 17:39

agapē


夏も私を置いて
遠くへ行っちゃうのね
蜃気楼が懐かしい
肌寒さに目が覚める

変わらないから私は
ずっと部屋にこもって
開ける事忘れたカーテン
暗い部屋で1日終わる


変わった夏に慣れてしまった
味気のないかき氷を食べた
君の残骸 夜にとって
ひぐらし泣きはらし帰りたくないよ

890:たぴおか◆vk hoge:2021/08/17(火) 01:08

××××

偽物 本物 パクリが
写しとってもどこにもいない
悲しまないで しなないで
見えないからもっと嫌になる

沸き出た後から生える
思い出記憶タトゥーまた残る
名前を言わないで
どうせ本当では無い呪い


contents
理解不能
明後日まで待とう
何か おさまるかも

凡人 だよ
さわれないよ
ひとりの人間でいたい
わざと言ったでしょう
不合格だから 君の所為

891:たぴおか◆vk hoge:2021/08/18(水) 05:26

赦されたい

繋ぎ止めてた糸切れた
割とおかしいところ 我慢してた
痛みには慣れた?
慣れたら生きてない
理解出来ないならそのままでいいよ
理解しようとしなくて良い から


同情余って同族嫌悪
指折り数えた自分より低いの
愉快に思える程狂えない
態と笑える程面白くない
赦してもらいたい自分赦せない

892:たぴおか◆vk hoge:2021/08/30(月) 20:34

逃避コー

あれに似てる
これと似てる
オリジナリティで褒められない
量産の再生数1だから
月並み文句も模倣品

許して許してや
作らない人はわからないさ
乱れた中でハート
才能無いの見せびらかして

それじゃ君と同じだった
同じように幸福だった
そういう訳じゃなかった
似て非なるから厄介だ
指咥えるのは最悪
丹精込めると盲目
後ろから写しとったのに
こんなにも出来が違うのかい

893:たぴおか◆vk hoge:2021/08/31(火) 22:06

インスタント好奇心

意欲だけは湧くのに
手段が無いから不完全
希望だけは捨てなくて
権利も資格もまだ無いの

いい子いい子でいれないし
偶の優秀も竜田揚げ
情報の海に飛び込んで
うだつ上がらないから
何もできないわ


そうね 環境ばかり憎んだって
しょうがないと言えるか
そりゃお前は私じゃないだろう
感受性を統一させるな

将来募った好奇心
止まらないオーバードーズ
やりたい事だけ湧いてくる
時間のせいにして諦める

894:たぴおか◆vk hoge:2021/09/05(日) 22:27

自由の行進

言葉通りとはいかない
伝染したら止まらない異変
草原の中で見つからない夢が
忘れてた楽しんでる事
鮮やかなもの 奇麗に見えた
手の中に入れて可愛がりたかった

無垢の心臓が動き出す
正解の目盛りは決まってない
信じるものが間違って見えた
それでも生きながらえてるから

犠牲になっても良かった
いなくなった後の事なんて知らない
無責任になれるまでの
責任の全部を食べておくよ

895:たぴおか◆vk hoge:2021/09/21(火) 00:11

ハッピーにしにたい

今日も枕に吸われた
生きる気力と死ぬ勇気
流行りは超高速で消える
まわりはそれと踊ってる

愉快だと思ってたらいつの間に
届かない所まで落ちた
傷ついたと大袈裟に泣いてたら
本当に立ち方を忘れた


みんな自分が一番可愛い
私だってみんなのひとりだし
寄り添う気も無いのに
寄り添われるのを待ってる
みんな自分が一番可哀想
世界で一番しんどいのは私
だし 置いてかないで
頑張ったよ 私の人生じゃ多分

896:たぴおか◆vk hoge:2021/09/21(火) 22:18

らぶれたー

大丈夫動けなくても
朝日はきたよ 電車は着くよ
全然完成しなくても
人によっては 褒めてくれるよ

与えられたとこで努力をした
私えらい可愛いすごい
与えられただけで何もない
必死に肯定しないでいいよ


大人になったらまた来てね
縛るから余計に欲しくなる
足りないものを補い合う
許してあげないから反省しないでね

897:たぴおか◆vk hoge:2021/09/25(土) 06:24

空を切って

夢の方が現実味あった
朝になって気づきたくない
よろしく目覚めたく無い
すれ違う子犬怖がって
ちゃんと噛んでくれるみたい
情を察知してほしかった
許せないのはこっちでいい

今日も太陽無駄にする
私の為においてよ
距離感保ちたいから
肋骨が痛むから魔法の薬ちょうだい
切り取ってグラデーションちゃんと
君も見てるくらい普遍であった



見てる時1番楽しい
叶ったらいつか空しい
欲を並べてる間埋まる満腹
見くびってほしく無い
でも中途半端を歩く
そこそこできてそこそこできない
努力はそれなりに苦しい

今この瞬間すら忙しいに追われてる
やりたい事はできなくて
やる事に上乗せしてく
君の努力が才能で片付けられるなら
私はそれだけ凡人で良かったな

898:たぴおか◆vk hoge:2021/09/28(火) 00:16

SePPa

画面に映るあたし動かす
マウス虫に見えた
指咥えた弄ったよ
剥がれた皮膚で
もう1人あたし作れる

有限なのだから最初から
食べないでおきたい
目だけ意地を張って
腐った腸内乱して
凛としてんのはあたしだけでいい
あたしだけでいい


幽霊がいんなら
あたしの債務あげんよ
神様いたら
とっくに幸せだったわ
生まれた産まれた時だった
もとに戻れないくらい
来ちゃってんの今死ぬか
いつか死ぬか
違いないわ
変わりないわ

899:たぴおか◆vk hoge:2021/10/08(金) 13:48

セキ

愛されない責任を負わされた
醜いと下を向けば本当に醜くなるなんて
いつの私を知ってるの
生まれた時から決まった通り
痛いくらい踊ったし
今の私は過去の私
全部作り出してた
人間になる前に染まって
思考を持つ前に埋まった
終わっちゃった
狭い世界が全てで
指折り数えたくらいで寝れるなら
私はとっくに息してない

誰かのせいにしたいのに
善悪の区別がついてしまうから
見えないように子供になるの
そうして私のコピーが生まれたの

900:たぴおか◆vk hoge:2021/10/08(金) 23:59

#

夢の皮被ってた
聞かれても困らない様に
将来の希望を
なんとなく探してる

3年ごとに変わるタイトル
諦めた事まだ受け入れられない
見ないふりして歩き出した
曲がったまま歩いてた


誰かのせいにしたって
私気づいたら目閉じてたの
1日の終わりが嫌いだ
積み重ねる程夢の中にいれない
きっと夢と相容れない
見えない世界で終わりを待ってた

901:たぴおか◆vk hoge:2021/10/18(月) 23:17

思い向き

まともにお風呂に入れない日
傷つけたかも 傷つけたくない
傷ついたけどだめかな
まだ被害者意識はだめかな
悪いなって思ってたら
自分で自分剥がしてた

うまく言葉に出ないから
諦めよう全部受け入れよ
諦めた分だけ仇となって
痛くなって帰ってきてた



知らないままでいたいね
そこら中にある口喧嘩
虫眼鏡で熱いかも

変な所で大事にできない私のこと
寝てる間くらい愛して

902:たぴおか◆vk hoge:2021/10/30(土) 15:48

めっせ

大したことじゃないよ
いい加減布団から出なよ
よくわかんないの私も
誰も何も言わないで

私のしてきたことで
私が1番傷ついて
表面的に加害者
その通りだ 何も言えない

大義も持たずにのたうち
甘いジュース浸かってる
それでいいのみんなそうなの
同じになりたいの

幸せはあなたが決めない
自分の言葉が出てこない
成長過程なんかなくても
この世界で生きられるもの

短くなってほしいな
私の生命線がぽっくり
折れて 痛くても良いわ
これ以上火傷したく無い
もう少し息が抜けたら
夢を見てた

903:たぴおか◆vk hoge:2021/10/30(土) 16:09

モナカ

正常と言われてるから
私普通に行かなくちゃ
苦しいこと忘れること
きっと変わらないジクジク
傷む 夜だけ今だけいたい
三流の最高潮は向上心こぼしてきた
私ができることだし
みんなできることだと思ってた
って無神経 基準が私で悪かったな
夢見た残像
止まれなかった逃したの
入賞 優勝まであと一万
私なんにも無いじゃない
できること多くもないじゃない
泣き声だけ大きいの
惨めで許してね
楽しくやりたい
私が私拒んでる
これって普通のこと?
普通にだらしないだけかも
それならそれでいいよ
もう疲れたもん

904:たぴおか◆vk hoge:2021/10/30(土) 16:13

しずかなくらし

あくびをした拍子
伝った雫痒いな
まっすぐ背筋伸ばせない
休む暇もなく病んでる

うるさくした1分刻みスヌーズ
夢の途中でまた起こされてる
潔さも無いし
誠実さも持てない
悪いことしたかな
自覚だけはたくさん持つ
短くなってきたかな
私の寿命が縮んで
静かに落ちていくの
やっぱり大してないじゃん

幸せになりたいかわかんない
とりあえず苦しくなりたくない
自由を選べないだから
わかったふりをする

905:たぴおか◆vk:2021/11/07(日) 03:59

魔法が使えない夜

私はまだ大丈夫
下向く友人見てた
安心したくて
価値を見出したくて

魔法だけが使えるから
それ以外みんなの役であって
魔法が使えなくても
私は生きていたいのに

みんなと同じくらい歩くのが
一歩ずつだったら良かった
ずっと先で立ち止まってるから
みんな歩き出しても動けないの


約束をしよう
怪物と同じくらい届かないって
私を見捨てないでね
ぐちゃぐちゃの幽霊になっても
私の事役に立ててね


白む朝が青く滲んだ顔で
眠れない朝と 惨めな私が終わっても
同じ一歩を歩ける様に
一緒に手を繋いでいてよ
飛べない箒で光の粒を
一緒に集めていてよ


墓参りには来るのよ
たとえみんなが骨になっても
私は石の上で宙返りしる
拍手も石も飛ばして
私の愛を飲み続けるのよ

沈んだ月が寂しそう
微笑ってるね
ひとりじゃないから
逃げず抱きしめてる

906:たぴおか◆vk hoge:2021/11/07(日) 19:47

ファーストネーム

成功しちゃったら
もう私ここにいないよ
病名だけが残って
本当のところ見え隠れ

辛い辛いがループする階段
電車に駆け込む急いで
慌てていつもに合わせていたから
自分の普通に戻ったらおしまい



急に足が重くなった
走らなくちゃ追い付かなくちゃ
清々しく死ぬ未来だけを
必死に救いにしてた
罪状に名前があるから
私はオーバーに喜んだ
頭真っ白も見えない
考え込む必要無くなった?

907:たぴおか◆vk hoge:2021/11/07(日) 19:54

ねずみの言霊

覆った手の甲に
瞳が生えてくるような
ケラケラ笑いを耳にして
傷つく準備をしていた

久しぶりだったっけ
覚えがない3人目
やめ時が見つからないので
増えていった募金箱
産まれた時の大人たち
それらも全て子供たち
図体だけがまともに見えて
大した倫理も持てない


許し難いな
地に足付けたら落ちるだけ
幻聴が幻聴か区別できないくらい
惑わされてんだ
手紙ひとつで変われない
誕生日ケーキで神経
塗らなくていいよ

908:たぴおか◆vk hoge:2021/11/14(日) 01:10

すぺしゃるぼむ

大衆心理に基づいた
薄っぺらい正義を書いて
ラインで繋がる愛想笑い
楽しいかな だってわたし間違ってないもん

それぞれ事情があって
そういうのは知ってるよ
でも君が悪いのは事実だ
ルールは免罪符 民衆も武器持ってる

こわい こわいな
急に正しさで刺さないで
痛い 痛いな
正しく無いお前が悪いのか


指切った約束が責任感を盾に
そのまま崖まで押し込まれた
紐解かないで埋め立てるから

私は真っ逆さまになった
ずっと前から言ってたの
自分を疑って無いのに
他人の指針で正しいと思ってんの

909:たぴおか◆vk hoge:2021/12/02(木) 21:17



過呼吸の前兆がリズムだけ
呼吸音に合わせて伸びる
このまま吸って吐いて100回目
時計が鳴るまで待っていて

止めらんない箱詰めラッピング
私許してほしいの
ケミカルな液たっぷりだから
理解できなくていいから



だいだい大好きって言える時
尻尾を探して回る時?
後ろ髪前足で踏んでんの
指先が剥けて私が出ちゃう

ゆっくりゆっくりおやすみなさい
ゆとりゆとりでいいから優しくして

910:たぴおか◆vk hoge:2021/12/02(木) 23:01



聞きたくない罵倒
頭白くして流した
そのぶん幸せな言葉も
全部真っ白になった

見たくない視線
下を向いて隠した
そのうちグラデーションも
灰色に揺れた

歩き方を忘れた
傷つけた時は罪悪感が無くなった
どうしようもない過去を嘆いた
責任だけで生きれる?
終わったら糸が切れて
死んでしまうから後は知らないよ


叫ばないで 私の声も共鳴するから
追い詰めないで
この先同じ事をしたくないの
繰り返させないで
まともでいられないのは知ってるよ

911:たぴおか◆vk hoge:2021/12/07(火) 13:20

Olive

質の悪い満腹を繰り返し
いつか夢見た炭酸宇宙船に乗って
柔らかい地球に飛び込んだ

大体を2段飛ばして過ぎてく
油断してたら転んだ事も
誰も見てなくてひとり恥ずかしい

倒錯 異世界で覚えて
赤いチョーカーに涙して
暴きたいかったのずっと



弓で撃ち抜かれた
抜けない抜けない
いつかのガラス破片抜けない
えーとかあーで変われたら
帰る事できたら
同義だし さして光るものも無い

912:たぴおか◆vk hoge:2021/12/20(月) 21:22

30分の憂鬱

今日になったら起こしてね
朝6時に早めにやっておこうとした
先延ばしは得意だけど
地道に登れなかった

有限の愛消費した
ある時いなくなっていた
手元にある物少しずつ
売り払って お金に換えて
そうして最後にあったの
そのままの情けない私だけ


君の幸せを願った
君を救いたいと思った
昔の自分を知りたかった
助けてあげたかった
ホントは私が救われたい
あげたと思い込んでは君から
受け取りたかっただけだよ

913:たぴおか◆vk hoge:2021/12/22(水) 17:42

ひかれ!ネオンサイン

どんよりした雲間走り切って
昼か夜か曖昧でずっと寝ていたいや
みじめな昨日はさよなら
思い出忘れちゃったら愛の帽子に裏返し

やんなっちゃう木曜
引っ張ったほお肉
けたたましいアラームを3回
突き刺して壁から君の脳内へ


指先ひとつ暗闇から太陽まで
一直線で乗り換えよ
あばらが骨折り損って
一回戦敗退でライブ行こ

914:たぴおか◆vk hoge:2021/12/27(月) 02:12

替え刃

寂しさを紛らわせるみたいに
ネオンサインに溶け込んだ
弱いくらいの情けなさを
鋭利な見た目で誤魔化して

助けてと思うほど
誰かを助けてあげたい
そうやって救われた
昨日の私 どこ行ったの


傷ついた心に見合う様に
同じくらいの痛みを身体にも
真っ赤に熟れて滴れば
悲しみも一緒に拭き取って
涙しか出てこない日は
よく切れる君がなんとなく
私の肌を撫でておいて
何もできない私でも許して

915:たぴおか◆vk hoge:2022/01/04(火) 01:10

たい

土管を縦からのぞいて
すぐに隠れてる事気づいた
軽くなった四角い箱
削っていたらまるくなる

秘密の道具があっても
ないしょだから意味無いな
ただひとつ私をジッと見つめて
上映をやめてほしかった


ありがとう
暗い花畑から出してくれて
愛と偽って食べたのは
焦げてしまった米粒
許されたい
見てるだけでごめんね
変わらない人生送りたいのよ
私だって可愛いの

916:たぴおか◆vk hoge:2022/01/08(土) 02:00

綴る

泣きたくなるくらい惨めな
自分の本質を教えてもらった
泣いてたら同じだって
頬を叩いても

愛も情も見えないのにうまく
言えてる分だけよく聞こえる
あしらわれて嫌われて
それでも優しくなりたい

年の数だけ変わらない日々
君の数だけ終わらない世界
いつまで経っても止まれない
いつまで経っても子どもだ
愚かであってそこから
どう動けるかわからないよ

917:たぴおか◆vk hoge:2022/01/13(木) 21:50

願い

たった一つの嘘が愛おしいのだ
君の吐いた安心感に背中を預けて
唯間違っていない事に笑ったのに
スワイプひとつで手入れを忘れたの

短く吐いた
ごめんって
たとえ牙が生えていても
口を抑える意味を知らないで
誰でも無いどこかの君に
肯定された鼓動の粒が
腕を通したら透明だった

形ばかりの讃歌であれ
幸せを願いながら
哀しさを憎悪に染めたりして
そうして生まれたなり損ないも
挙句の果てにつまらない

918:たぴおか◆vk hoge:2022/01/13(木) 23:16

いびつにポートレート

苦いものを甘くしたくて
レーンをわざと飛び越えて
内側まで迫った様に

真昼の友人と笑い合い
それを大事に裾で抱えて
あなたに話したかった

真っ直ぐ進んできたから
その分痛みを分けられないし
背の高い理想をなぞっていたら
アクリル板を避けていくのも知れない


守りたいと守られていたい
合わせば澄んだ川を泳いで
少しずつ汚してしまった

肯定の仕方を思い出せない
辛さも混じえた子供の我儘で
もっと柔らかな君を潰した

919:たぴおか◆vk hoge:2022/01/13(木) 23:47

腕時計

優しい記憶は無いのに
痛かった事は都合よく
忘れて共感してしまいそう

無くした君を思って
嘘をついた昨日を握る
言えなかった愛情が
君の冷たい顔を覆う

いなくなるまで優しくなれなくて
いつも自分だけ見えない
大きな声は出せるのに

920:たぴおか◆vk hoge:2022/01/19(水) 02:27

iaiesig

ひとさじ舐めた
賞賛に大事な人守り
骨折るまでの愛みたい
折れたら綱渡り落っこちたり

強さを過信できなくても
愛に守られることは可能か
失った悲しみを抱えて
2人分重い命抱える

愛といえば響きは良い
好きだけどいらない怠いもの
隠し事は絶品
だけど日に日に持てなくなる

921:たぴおか◆vk hoge:2022/01/27(木) 02:38

かぎr

朧げな霧を言い訳
寝ぼけ眼が言伝
惨めで良かった
自分の形が見えなくなるまで
他人の価値観を回し
度を越えた頃
自己否定に浸る
思い込みで自意識を渦に込め
寝れば忘れる安っぽさ

価値を測って感傷に酔ったのは
親しくなれないと壁を押したのは
いつだって忘れた昨日の自分で
それを繰り返し擦り切れ続ければ
呆気なく終わると思ってる
そこそこで良いと怒らせて
それとなく傷付けてる
それとなく傷ついてる

922:たぴおか◆vk hoge:2022/02/20(日) 02:29

ウッ

適度に暇を見つけては
自分のことばかり考える
1日が暮れていけば
無駄にしたもの積み上げる

コンコン ノックだけなる
チャイムでいいよね
止まらないしゃっくり
肥大した尊厳だけ
君だけ わたしだけ


夕餉はいかない
白米がしょっぱくなるから
耳は閉じよう
脳に染み付くから
夜は息を2回吸う
みんなとわたしを見つめて
余白を埋める愛をする

923:たぴおか◆vk hoge:2022/02/24(木) 13:16

相殺

引き金を引いたのは誰か
刃振るったのは誰か
揺らぐことない正義と
その為だけに存在する悪が

見えないから飛ばした言葉
痛くなって届くまで電波に乗れ
奪われたあの子の仇
罪なき生まれた未来

重なれば最悪になり
酷ければ嘆いて終わるか
君を眠らせた感覚
今もまだ覚えているの

同じ力で幸せを感じている
果てのない生き様に敬意を
それもまた一生と言えたら
戻れないものを恨んで
新しい無償の世界壊すの
この世は自分だけが正義だ
罪悪感なしに誰かの仇になれる

924:たぴおか◆vk hoge:2022/02/24(木) 13:26

永遠の愛

一生君が好きだよ
ずっとこれからも応援してる
今の最大限の愛を伝えたい
忘れる未来は見えないわ

君と推しと愛を捧げて
唯一無二でいたいお願い
指先の心臓かける数万を
毎日飛ばし続けるね

幸せにならないで
有象無象に君の身体
細かく刻んで見せてね
そしてひとりの幸せは
どんな尺度で測るにも足らない
罪な人ねどうせ他人でしょ
その後悔を向けないで

925:たぴおか◆vk hoge:2022/03/16(水) 21:29

あまのく

静かに朽ちていく
君と思い出す
昔聞いただけのそれを
盾にして
同じように
君が消えたのも事実だけしかなかった

感じたものも聞いたものと
同じように括ってある
3人目には物語にみえて
きっと過ぎるだけ
綺麗だね
綺麗事には負けるね
怖いよね
痛んで死んでった

926:たぴおか◆vk hoge:2022/03/18(金) 02:02

白む

傷つけたこと
嫌われたこと
話しても聞かれない
瞼を閉じれば思い出す
睡眠と一緒に流した

やっぱりやめておこう
せつなの躊躇いが
正義の外側にいった
失いたくなかった
少し遅かっただけ

絡んだ弱さが
小さい悪になって
胸に残り続けた
最後に忘れる事くらい
許してほしかった
傷つかないで
私も同じ分罪悪感で
沈む

927:たぴおか◆vk hoge:2022/03/19(土) 02:42

12時誰も、送信しないで

秘めたよまいごと
くるみボタン落とした
血流のぼり
痛みとして背中から頭へ

行く末見守り
ソリ合わない耳の穴

半透明の5ミリ越し
反射した光で遮る
とっといたカフェオレ
酸味増した冷えたマグにそまあた
変わらない愛など
無い様で永遠に側にはいないで


車窓にかかるある日の虹が
何かを欲してあざを抉る
タップ遠のく信号 サイン
ならず者で良かった
眼差しか勿論もう1人
苦めでよろしくね許さない
跳ね上げチョコレートの目尻よ
気が楽が良いわ それが良い

928:たぴおか◆vk hoge:2022/03/20(日) 07:54



太陽が昇る瞬間を見た
視界に半分靄がかかった
夢と変わらない現実に
飽きるほどあくびをしてきた

海に出たら何をしよう
貝殻に夢中になって
潮が満ちたのを足で溺れる
左手に添えた信頼の仕草が
愛と呼ぶには恥ずかしいけど
橙色の情で満ちてる
過ぎた事にはいつだって
縋りつき手を伸ばしたくなる
戻れない事に泣くなよ
今の私を映してよ

揺れた息吹に背伸ばして
指先ひとつで僕はいつでも息を止めた
浴びたい優しさなんて勝手だ
ただそこにあった

929:たぴおか◆vk hoge:2022/03/20(日) 19:50

春眠

灯油の匂いももう終わりか
小気味良いダンスをして
夕暮れか朝焼けかどちらも同じで
うるさいと言われるまで歌ってた

昨日と同じ夢を見た
布団から出たら忘れる
程度の価値で
今はまだ忙しくない
きっこれから辛くなる
不安になると朝まで眠れなくなる
寂しい時はいつでもあって
こんな暇なの今だけだ
私の人生におけるこの歳は今だけで

930:たぴおか◆vk hoge:2022/03/26(土) 22:15

せいぶ

思わずハッとする
知らないふりはできなくて
拾い損ねたシャープペンシル
ゆうきは起きないな

人と同じくらいの
見かねた衝動性向いて
ため息をつかれてから
どこで間違えたか探す

そりゃあ何十年も共にいたら
聞こえないふりする日もある
その度心が凍りつき
君を傷つけたと傷がつく


破裂しそうなハートの形を
今にも崩れそうなほど
手で握りしめて
両手いっぱい
気にしないでいれたら楽なんだ
悲しむのが癖になってくる
その内肩を落とすのを日課にして
寂しいと思えばその分
1人になるのは私だけ

931:たぴおか◆vk hoge:2022/04/25(月) 18:02

こびと あそぼ

流行りの漫画消費して
1時間で済む感動湧いて
他人の感想享受して
頷き、怒り、笑顔になる

画面のドールはゲーム感覚
枝毛のひとつも許せない
鏡を見る暇がなく
口角が動いてくれなくなる


それでも生きていたいと思えば
裸の無知を知れるの
変わる事が怖いか
停滞したまま
過去に置いていかれたのは人だけ


許されない許せない
ミクロでズレる正義感価値観
思い込みが信仰心
誰も否定はしてないけど
排他的になりきってる

小さな否定を偏見の
ラップで包み端によけたら
とりあえず暗室に入れて
翌日忘れて過ごすだろう


繊細な性質を纏うのは自虐的で楽しいね
最底辺にはいないけど
貧しいから損はさせないで
同じ様にいて

932:たぴおか◆vk hoge:2022/04/28(木) 00:46

ライヤード

半乾きで放置してた
そのまま枕に沈んだ
鳥の巣つくろった
昨日のあいつ憎む

油分が足りない気がして
控えめに叩いたパウダー
家までに汗と焦り外した仮面から
ぽとんて落ちた今朝のQ

非科学的には言えてない
でもやり直したい
整わないし
理解してても分かり合えない
損したく無い
割とあっけらかんに自分勝手


合図をずっと待ってた
近づく暇なく あるのは過去だけ
暇を持て余して交互にSNS
文脈が伝わらなくとも
羅列しただけ音になる
吹き飛ばしちゃっていいよ

933:たぴおか◆vk hoge:2022/04/28(木) 00:57

つみとり

君が欲しいと言うから
そこまでひとつ摘んでこようとしてた
昨日も明日も食べてる
全部言い出したらキリがないだろ

自分なりに都合よく善人なって
偏った事実クローズアップ
重ねれば重ねるほど同じだ
それは君のつま先も同じだ


棚に上げないで
届かなくなるから
健康でいたいじゃんね
価値観に作られてたよね
納得してしまえば
正義の棚に卸される
それって残酷で
無神経に矛盾しちゃった

934:たぴおか◆vk hoge:2022/05/06(金) 18:52

_

大衆暴れ出すコード引きちぎる
大きな声に手綱引かれる
急展開正しくないと言わず
正当性が悪くなる

順応性の無い無秩序の部屋
理解とは離れたストレスの発散
微妙な距離をいじくりまわして
反動馬鹿にするの生きがい

935:たぴおか◆vk:2022/05/08(日) 20:24

スポットライト

泣きたくなるくらいの感動が
墓石と逆さまな引力を
齧る程度で味わった幸福を
知れば知るほど無知だと憶えた

たくさんの世界を見て
切なる愛を肌で感じた
怖いと思う事すら
君の為なら良いと言った


水面に浮かぶ垂れたロープに
一瞬の幸福を込めておく
今も昔も遠いまま
君を忘れるまで夢を見ていたい

936:たぴおか◆vk hoge:2022/05/15(日) 19:36

ラトル

最悪な今日が終わる
好きを始める前に
機械化された1日のまま
リセットを押した

ゆっくりと傾いたのに
自分の騒がしさで頭痛いよ
食べてきた栄養たちが
いらない方向ばかり蓄えた

そそっかしいの嫌になるから
進む足を確認しながら歩いのに
どうして 限りのある選択肢
欲しいの選べないや
アイデンティティを見定められる
傷ついた顔したくないのに

937:たぴおか◆vk hoge:2022/05/27(金) 18:50

抜け殻

空を見た 光の縁が目を焼いた
案外なんとかやっていけてる?
ような気がする日々で息してる

幽霊になってみたい
誰も私に構わないで
ありもしない未来だけに救われてた

指先も爪痕もしっかり感覚はあるの
理由があるから許されていいわけじゃない
わかってる わかってるけど見放さないで!

あの子はオレンジ
背中に沈む太陽がいやに神秘的
来世で会えたらいいって
諦める事に意味はあったかな
優しくしてほしいなんて
同じくらい優しくいれないのに
風ごと飲み込んだ夏を
気まぐれに分け与えたいから

938:たぴおか◆vk hoge:2022/06/01(水) 01:40

生物ティーンエイジャー

憧れのスターの足元にすらなれず
最後まで咀嚼できないの嫌
どの程度の尺度で君が死に
それは計り知れない絶望か

見えない癖に会いたい
言葉でだけならなんとでも
そうやって境目失った
ぼくたちは核より偉大な武器を持つ

諦めるのを肌に染み込ませて
それに気づかないで野次ってるみんな
あれみんな どこにいるのかわからないや
一生をかけた一瞬が明日には価値のない一片

旅はしてない
満足してない
嫌になる事に目を背けろ
無駄な抵抗を歴史から学んで
息を止めつつ地面になった
何千万人の確率の足しになった

例えば杖をついた君は少年
僕は見た目通りの若年
何ひとつ変わりない
歳を取れば 成長してるともいえなかった
何が変わった
変われないまま
自己認識で君を知って
優しくなれない
寒さに凍えない夜は来ない筈だ

939:たぴおか:2022/06/19(日) 00:43

黒糖ライド

鼻で笑って聴いてた曲
頭から離れてくれないし
ミスばかりしてる今日の日と
頻繁なご褒美にハイチーズ

林檎の種を埋めたから
いつか愛となって育つと思って
優しくなれたら良いのに
自分ばかり可愛くてしょうがない

君の為にと平和願うのは
いつだってひとりでいる時
ホントに真っ直ぐにいたいのは
いざ立ち向かうその時

それだけしかない筈で
今はこれしか無いっていつも言ってる
永遠とか 一生とか
愛さなくても良いから
ちょうだいちょうだい
光る花見つけにきたら
私だけの石を見つけて
空になっても満たされて
必死になってる内に終わっておいてよ

940:たぴおか◆vk hoge:2022/06/26(日) 00:15

土偶ジャーニー

君の靴
履き潰した吸い殻
変わらないベタつく
おでこ皮脂を吸って
レモンの日焼け止め

凛としたあとにため息
息を吸うだけじゃ止まれない
夜のカーブミラーを眺める
毎日送られるスタンプ
上着を着るのはもうやめた


ステップで踊りたい
鏡が無くてよかったわホントに
現実を見てるだけじゃ掴めない
幻想の海だって必要だった
シティポップは終わらない
忘れた頃にまた愛せるようになる
花火乗っ取られても
私が人生のメインに違いない

941:たぴおか◆vk hoge:2022/07/04(月) 00:59

ムーンロードに会いに来て


片方の天使が笑った
幽体の涙をのむ

君に違いなかった
携えた武器乗せる

揺らぐと
落ちていく方式
微かな
綻びを愛した

爽やかな朝に
昨日の雨を懐かしむ

月面の輝きを
胸に潜めた

海面の境界に
手を
伸ば、し、た

襤褸の丈引き摺る
花を添えた
いつまでも君と
友達でいたい

始まる前に終わるから
見限る前に叫んで!
引力にひかれて
宙を飛び出してしまう

幾千の空を飛ぶ
見つけた宝は贋作
紅の陽で燃えた
蜜の言葉が出る

君がいないなら
意味がないと思った
柔い肌を綻ばせ
愛の形になってほしい

ムーンロードに会いに来て
雪に産まれた神話の中
灰色の空を望む


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