フェアリーテイルのナツルー限定のスレッドです!
前回→https://ha10.net/ss/1387343167.html
前々回→https://ha10.net/ss/1348738201.html
!attention!
*荒らしは厳禁です
*雑談OKです
*仲良くいきましょう
*投稿された小説にはなるべく感想をお願いします
新入りさん大歓迎です
お気軽に加入してください
むううう…なんかネタないかなぁ?思い付かないよぉ!
何かしゃべる?
こん中だったらドレ?
ナツが相手の気持ちがわかる魔法薬を手に入れて、ルーシィに使う話
豪華ホテルに最強チームが行く話
風邪を引いたルーシィをナツが看病する話
意見くれ!!
えっと・・・豪華ホテルに最強チームが行く話
104:g:2014/02/19(水) 16:10 ID:keA フェアリィさん、これなくてすみません(><)
今日の夜7時ってこれる人いる〜?
私はこれから習い事だから落ちま〜す♪
返信よろ☆
夜の10時からならば・・・・
106:フェアリィ:2014/02/19(水) 16:48 ID:wu. 翡翠、意見Thank you♪早速書くよ!
騒がしいギルドでのこと。ナツ、ハッピー、グレイ、エルザがテーブルを囲んで座っていた。
ナツはミラジェーンにもらったファイアジュースを飲みながら大きい骨つき肉を食べている。ハッピーも魚を食べている。グレイは珍しくちゃんと服を着ていて、水を飲んでいる。エルザは幸せそうにイチゴの乗ったショートケーキを食べている。
しばらくすると、ギルドの入り口から元気のいい声が聞こえてきた。
ルーシィ「おっはよーっ!!」
ルーシィはスキップしながらナツ達のところへ来た。ドヤ顔で。
ルーシィ「ジャジャーン!!」
手元のバッグから取り出したのは、金色の数枚のチケット。
ナツ「ん?ルーシィ、何だ?ソレ。」
肉を頬張るのをやめ、ナツが聞いた。
ルーシィ「昨日、ロキにもらったの!!ふふ、何だと思う??」
ナツの目の前でそのチケットをちらつかせる。
ナツ「肉食い放題!!」
目を輝かせたナツ。ルーシィの鋭いチョップが炸裂。
ナツ「あたっ!!違ぇのかよぉ。」
グレイ「ルーシィの好きな作家の舞台チケットとか?」
ルーシィ「それでも嬉しいけど、あたしだけじゃなくて、皆が喜ぶものよ!」
エルザ「… ルーシィ、もったいぶらずに教えてくれ。」
痺れを切らしたのか、エルザがルーシィに言った。
ルーシィ「…フッフッフ!実はコレ、豪華ホテルの無料チケットなのよ!!」
過去にもロキから明音ビーチのチケットをもらったことがある。今回も、ロキが女の子達と行くつもりだったのだが、それよりもとルーシィにくれたのだ。
ナツ グレイ「マジかっ!!!」
エルザ「何っ!!では、用意をしなくてはなっ!!!」
ハッピー「あいさーっ!!!」
ルーシィ「ちょうどあたしたち全員分!明日8時にギルドの前集合ねっ!」
こうして、最強チームは豪華ホテルへと出かけることになったのである。
ヤバイ!どうやってナツルーにしよう?意見くれるー?
あれれ?皆いない??
108:フェアリィ:2014/02/19(水) 18:16 ID:wu. 豪華ホテルへと旅行することになった最強チーム。
旅行は5泊6日。意外と長い為、ルーシィは自分の部屋で色々と悩んでいた。
ルーシィ「う〜ん…。何着ていこう?あ、コレいいかも!」
ルーシィ達が泊まるホテルはにぎやかな大都市の中にあり、近くにはパーティホールやカジノがある。パーティホールでは舞踏会や結婚式が開かれることもあるらしい。
(ロキから聞いた話だ)
ルーシィ「あー楽しみ!!」
朝8時。時間通りに皆集まった。迎えの馬車に乗り込んだ。
ナツ「…うぷぅ!!キ、キモチ…ワ、ル…。」
窓に乗り出すようにしてうめくナツの背中をゆっくりさすってやるルーシィ。
ルーシィ「大丈夫?ナツ。いつもの事だけど辛そうね。」
グレイ「どうせ着いたらすぐ復活すんだろ。」
ハッピー「あい!ナツですから!」
エルザ「ふふ、仕方のない奴だ。」
そんな会話をしていると、ガタタンと音を立てて馬車が止まった。
ナツ「…!着いたのかっ!!」
エルザ「うむ。そのようだな。」
グレイ「よし!降りようぜ。」
ルーシィ「最初にチェックインするから、どっか行かないでよ!!」
ハッピー「あいさぁ!!」
ロビーで渡された部屋の鍵は…なぜか3つだった。ナツとハッピーは一緒だとして、エルザとグレイとルーシィと…、1つ足りないではないか。
ホテルマン「ミラジェーン様から、『ナツとルーシィは二人部屋』と…。」
ルーシィ「はぁぁぁぁっ!?」
ナツ「何でだ?ってか何でミラが…。」
エルザ「あと1つ、部屋は空いていないのか?」
ホテルマン「申し訳ありません。他は満室でして…。」
エルザ「ならば仕方あるまい。ナツ、ルーシィ、そういう事だ。」
ルーシィ「そういう事って…。」
ハッピー「あい!ルーシィ、一応オイラもいるから安心してよ!」
ナツ「んだよハッピー!オレが何か変なことするって言いてぇのか!?」
ハッピー「あい。」
素直にうなづく相棒に、おい!とツッコミを入れるナツ。
ルーシィ「…頼むから、おとなしくしてよね。」
ナツとハッピーとルーシィ、グレイ、エルザはそれぞれ部屋へと向かった。
ミラの奴、ここにまで悪魔のコネを使っちゃいました♪ナツルー相部屋!!ふふふふ…♪
んな!!誰かいない〜っ?孤独だよぅーーーっ!!
110:翡翠:2014/02/19(水) 18:20 ID:Q9g 宿題、やってたー!
やっぱ、フェアリィ小説お上手!
ありがとう翡翠!!翡翠、今から話せるー?
112:翡翠:2014/02/19(水) 18:22 ID:Q9g平気だよ♪
113:翡翠:2014/02/19(水) 18:26 ID:Q9g ご飯食べてきます。
今日も鶏肉や・・・・・
ひ、翡翠、鶏肉の呪いにかかってる!?きゃああああああ!!!
115:リト:2014/02/19(水) 18:39 ID:keA 翡翠さん!まさかの予知夢ですかね?!
すごいです!
私は最近言ったことが本当になるor先に起こる事を予言する能力があるかも?!
ぐらいかな……
だれか話ますか〜?
リト、まだいる??話そ!!
117:匿名さん:2014/02/19(水) 19:33 ID:Q9g知らないうちに鶏肉の唐揚げまで作られてる!
118:フェアリィ:2014/02/19(水) 19:47 ID:wu. 豪華ホテルの続き!
ルーシィ「わぁ。」
大きな窓。バルコニーもある。シルクのカーテン。大きなダブルベット。
薄いオレンジのカーペット、丸いソファにテーブル。ドレッサーにクロゼット。バスルームにトイレも広くてきれい。
ナツ「すげー!ルーシィんちより広くねぇ?」
ルーシィ「あら?何か言った?ナツ。」
ナツ「…いえ。」
ギロ、と睨まれて肩をすくめるナツ。ルーシィはふとベッドに目を向ける。
ルーシィ(よ、よりにもよってダブルベッドって…最悪ね…。)
ナツ「うおー!!」
ボフン!
ベッドの上に寝転がるナツ。気持ちよさそうに跳ねる。
ハッピー「ナツ、オイラもー!!」
ナツに続いてハッピーがベッドに転がる。ルーシィは微笑ましく思った。
ハッピー「ルーシィも来たらぁ?気持ちいいよ!」
ルーシィ「はは、あたしはいいわよ。子供じゃあるまい………」
ルーシィが言い終わる前に、ナツに腕を引っ張られてバランスを崩す。ベッドにうつ伏せに倒れ込んだ。
ルーシィ「ちょっ!!」
慌てて起きようとすると目の前にナツの顔。さらに慌ててしまいバランスが取れず、ナツのマフラーの辺りに顔を埋める。
ルーシィ「うあ!!ご、ごめんっ!」
慌てて今度こそ起きようとするが、ナツの手によって叶わない。
ルーシィ「ナツ!?ちょっと…!」
ナツ「んー…。」
ナツの顔を睨もうとしても、マフラーから頭が離れず、無理だ。
ハッピー「…オイラ、グレイのところ行ってくるね。」
自称、『空気の読める猫』が、アタフタと部屋を出ていった。
ルーシィ「ちょっとぉ!?ハッピィィィッ!!?」
いやー、ナツルー炸裂でーす!!
皆、夕飯食べてるのかな?話そうよー!だーれーかー!!
120:フェアリィ:2014/02/19(水) 21:01 ID:wu.誰かいないのーっ?
121:翡翠:2014/02/19(水) 21:04 ID:Q9g お風呂入ってくるよ!
45分位に来るね!
さっき、日本人オリンピックで銀メダル取ったよ♪
来たよ♪
誰かいる?
ルーシィ「…ナ、ナツ?」
ナツ「…ん。」
ハッピーが出ていってからずっとこのままだ。ルーシィはさすがに恥ずかしくなっていた。
ルーシィ「あの、さ。離してくれないかな。」
ナツ「…おう。」
ナツはそっと腕をどけた。やっとルーシィは起き上がる事ができた。ナツも後に続いて起き上がる。
ルーシィは壁の時計を見た。ちょうど11時くらいだ。昼食は12時に食堂で、とエルザが言っていた。ドアの近くにはナツとルーシィの荷物が置かれたままになっている。
ルーシィ「ナツ、昼ご飯までの間に荷物片付けちゃいましょ?」
ナツ「え、あ、おう。」
そう言って、ナツ達は荷物の片付けに取りかかった。
グレイ「おい、ハッピー。」
ハッピー「…あい?」
先程、突然部屋に飛び込んで来たハッピー。訳を聞きだそうとしていたグレイ。
グレイ「何しに来たんだよ?お前、ナツ達といたんだろ?」
ハッピー「…うん、そうだよ!」
グレイ「何かあったのか?」
目を細めて聞くグレイに、ハッピーはくふふ、と笑って答えた。
ハッピー「…ナツとルーシィが…、どぅえきてぇるぅ!!…だったんだ。」
少し間があってから、グレイが鼻で笑った。
グレイ「はは。なるほどな。あの野郎、やっとか。」
ハッピー「あい!ねぇグレイ、オイラ、いい考えがあるんだけど、協力してくれる?」
グレイ「…聞かしてみな。」
エルザは一人、風呂に入ったあと、ソファで剣の手入れをしていた。
エルザ「…、ナツ達は大丈夫だろうか。…まぁ、あのナツだしな。心配はいらんだろう。ハッピーもいることだしな。」
剣の手入れを終え、すっくと立ち上がり、部屋を出た。
グレイ「ふむふむ。それで?」
ハッピー「あい!それで次に…」
ーガチャ!!
エルザ「グレイ!!」
グレイ ハッピー「エルザァッ!?」
勢いよくドアが開いたと思ったら、エルザがいた。ハッピーが入ってきた時から、鍵は開いていたようだ。
グレイ「何してんだよ?」
エルザ「…いや、暇でな。ところで、何をコソコソと話していたんだ?」
ハッピーとグレイは顔を見合わせる。ハッピー「よし!この際、エルザにも協力していただきます!」
グレイ「…マジか。」
エルザ「協力?」
ルーシィ「…よしっ!片付け終了ーっ!!スッキリしたわ!」
伸びをするルーシィ。その隣で腹をさするナツ。
ナツ「なぁルーシィ。腹減ったぁ!昼飯まだかぁ?」
ナツに言われて時計を見ると、11時50分頃だった。
ルーシィ「あら!そろそろね。食堂に行くわよ!ナツ。」
ナツ「おう!!メシメシ〜♪」
食堂に着くと、大勢の人が長いテーブルに向かい合うようにして座っていた。隅の方に、グレイ、エルザ、ハッピーがいた。ナツとルーシィもそちらへ向かい、席についた。
お!翡翠来たね!小説、書き進めてるよ!どうかなぁ?
125:リト:2014/02/19(水) 22:06 ID:keA フェアリィごめん!
急な都合でこれなくなった(涙)
明日の夜10時にまた来ます!
P.S
フェアリィめっちゃ小説うまいね♪
明日、国語のテストだからその文才分けてほしいn(殴
エヘヘwwww私、国語だけは得意なんだぁ!て、照れるじゃねーかっ!!
127:由井=翡翠:2014/02/19(水) 22:18 ID:Q9g ごめんね・・・
鶏肉と豚肉が襲ってくる夢見て震えてた。
マジ、翡翠大丈夫!?悪夢見すぎ!!
129:フェアリィ:2014/02/20(木) 06:53 ID:wu. 目の前のテーブルには、たくさんの料理が並んでいる。ナツは速攻肉を取り、がっついた。
ナツ「…ん!うめぇ!」
ルーシィ「ナツ、落ち着いて食べなさいよぉ!」
そんなやり取りを微笑ましく見ていたグレイ、エルザ、ハッピー。
グレイ「やっぱり仲いいな。お前ら。」
ルーシィ「え?」
エルザ「ふふ、そうだな。」
いつもと様子が違うグレイ達。ルーシィは話の内容よりも驚いた。
ハッピー「あい!だってオイラ見たんだ、ナツがルーシィをベッドに…」
グレイ エルザ「…な、何だと!?」
つい立ち上がる二人。ルーシィが誤解を招く猫に赤い顔で抗議するが、
ルーシィ「ハッピー!!そ、そういうんじゃないでしょ!ア、アレは…。」
説得力がない。一方、ナツはというと、肉を喉につまらせていた。赤い顔で。
ナツ「〜〜!!んんんんん!!」
ルーシィが背中をさすってやると、ナツはゴクンとやっとのことで呑み込んだ。
ナツ「…し、死ぬかと思った…。」
エルザ「ナツ、動揺しすぎだ。ふふ。」
口を押さえて笑うエルザを赤い顔で睨むナツ。これもまた、迫力がない。それを見たルーシィは赤い顔を隠すように手で顔を覆った。が、ナツにはがされる。
ルーシィ「…ちょっ、」
ナツ「それじゃあ、食えねぇだろ…。」
目を剃らしながら言うナツは、真っ赤だった。らしくない。
グレイ「…ほら、熱いお二人さん。早く食わねえと時間なくなるぜ?」
グレイに言われ、慌てて食べ始めるナツとルーシィ。
ナツ「あぁー!食った食った!」
ナツは満足気に腹を撫でている。
エルザ「今は1時頃か。このあとしばらくはそれぞれ自由行動にしよう。」
グレイ「なぁ、今夜8時くれぇから、パーティホールってとこで何かイベントやるみてぇだが、行ってみねぇか?」
ほら、と広告を見せるグレイ。
『特殊な魔法陣の上でレッツダンス!』
ルーシィ「…特殊な魔法陣?」
エルザ「とにかく、舞踏会的なものらしいな。」
ルーシィ「よくわかんないけど、楽しそうだし、行きましょ!」
陰で黒い笑みを浮かべているグレイ、エルザ、ハッピーには気づかない。
ナツ「食い物あっかなぁ!!にひひ。」
ルーシィ「もう、アンタは食べる事しか頭にないの?」
昨日は、寝てしまったよ♪
18時ごろから来るよ。
フェアリィさん(*^_^*)
初めましてっ。カミアです〜♪
呼びタメ大歓迎っ(〃^∇^)o彡
あ、カミアさんだ〜♪
私のこともよろしくお願いしま〜す♪
公文いってきま〜す♪
134:フェアリィ:2014/02/20(木) 20:18 ID:wu. カミア!よろしくねっ!!
ナツルー小説大好きフェアリィだよ!
中1だよ!カミアは何年生?あ、ってか大人さん!?
夕飯食べてたよ!自分で作ったチャーハン♪誰かいるー?
136:翡翠:2014/02/20(木) 21:36 ID:Q9gいるよー♪夕飯は鶏肉と豚肉のパレードだったよ・・・
137:フェアリィ:2014/02/20(木) 21:47 ID:wu.翡翠!何か話そう!!
138:翡翠:2014/02/20(木) 21:58 ID:Q9g何話す?
139:フェアリィ:2014/02/20(木) 22:35 ID:wu. 続きだよん!
ホテルでそれぞれドレスにタキシードに身を包んだ最強チーム。
ナツは赤いシャツの上に黒いタキシード。黒のネクタイをつけている。もちろんマフラーは首に巻いたままだ。グレイは青いシャツの上にナツと同じような黒いタキシードを着ている。ネクタイはしておらず、一番上のボタンを開けている。ルーシィは少し控えめな薄いピンクのレースがついた白いドレス。頭にはドレスのレースと同じうすいピンクの花飾りをつけていて、髪は下ろしていて、毛先の方は柔らかくカーブしている。エルザは黒地に紫の蝶が描かれた大人っぽいドレスだ。髪は上の方で結ばれている。ちなみにハッピーも一応、黒いタキシードを着ている。猫だから着なくても、とルーシィ達は言ったが、どうしてもとハッピーが頼み込んだ。
着替え終わるとロビー前で集合した。
ナツ「おお!ルーシィ、似合ってんじゃねぇか!」
ルーシィを見てすぐに言うナツ。
ルーシィ「あ、ありがと!ナツも似合ってるわよ!」
珍しく正装したナツにルーシィは魅了されてしまった。いつもはどことなく幼く見えるナツの顔も、今日は格好よく見える。
エルザ「フフ、ナツもグレイも似合っているではないか。もちろん、ルーシィも似合っているぞ。」
グレイ「そりゃあ良かったぜ。姫さん方も似合ってるぜ!」
パーティホールへ着くと、きらびやかな会場が出迎えた。金色のシャンデリア、赤や青、色とりどりのステージ。
色々な場所から集まった人々が賑わっていた。
ナツ達が会場に入ると、すぐに仮面をつけた男が近寄ってきた。
男「ようこそ!フェアリーテイルの方々ですね!こちらへどうぞ!!」
男がエスコートする。
男「このようなステージには、特殊な魔法陣が用意されています!カップルでお楽しみいただきたいところです!!では、ごゆっくり。」
目の前に来た魔法陣。ピンクの魔法陣だ。
グレイ「…さ!!アッツイお二人さん、楽しんで来な!!」
ナツ ルーシィ「!!」
グレイに背中を押され、ナツとルーシィがつんのめって魔法陣の上に乗る。
ナツ「…ちょ!おいっ!!」
ルーシィ「…な、何すんのよグレイ!!」
慌てて降りようとするナツ達だが、魔法陣から伸びるピンクの壁に覆われ、ステージから降りられなくなる。徐々に上へ上がる。グレイ、エルザ、ハッピーは黒い笑みを浮かべてナツ達を見ていた。ルーシィは悟った。危険が、自分に迫っている。いろんな意味で。
案内人の男が言っていた『カップルでお楽しみいただきたい…』という言葉。グレイの言っていた『アッツイお二人さん』という言葉…。
今ごろ気づいたところで、もう出遅れだった。
おはよう!!!!
魔法陣の上に乗って3秒程。ナツとルーシィは自分の意思ではなく、向き合って手を繋いでいた…いや、腕を組んでいた。踊るときの姿勢だ。しかも距離が近い。
ナツ「な、何だこれ!体がいうこときかねぇ…!!」
ルーシィ「と、特殊な魔法陣の効果って、コレのことかしら!?」
無理矢理ダンスをさせる魔法陣だとルーシィは思った。
ナツ「あ、足が…」
ナツの足がステップを踏み始める。ルーシィも勝手に足が動き、止められないまま、ダンスが始まった。
ルーシィ「…ってかアンタ、酔わないのね?」
過去にもバルサミコが開催した魔法舞踏会で、ナツは浮いたステージの上でルーシィと踊ったが、ナツは酔っていた。だが、今回は酔っていない。
ナツ「ん?おお!そういえば!」
今気づいたと言わんばかりに笑顔をルーシィに向ける。そんなナツに不覚にもルーシィはドキッとしてしまった。
ルーシィ「…!!」
ナツ「どした?ルーシィ、顔赤ぇぞ。熱でもあんのか??」
手は外せないため、ナツは額をルーシィの額と合わせた。
ーコツ
ルーシィ「…!!ちっ、近いわよ!!大丈夫だから!!」
ナツ「熱はないみてぇだけど、すごい赤いぞ?」
ルーシィ「き、気のせいよ!!」
ルーシィがうつ向いていた顔を上げると、ほんのりと頬を赤いナツ。
ルーシィ「あ、アンタも顔、赤いわよ?」
ナツ「ぅえっ!?な、なな何でもねぇよっ!!」
慌てるナツ。ルーシィはなぜか恥ずかしくなり、周りに視線をずらした。自分達と同じように魔法陣ステージの上に乗って踊っている人達がいた。だが、自分達と違うのは、見るからに恋人であるということ。ふと、視界に入ったカップルがいた。……キスをしていた。
ルーシィ「………!!!!」
ルーシィはつい赤くなる。
ルーシィ(アレ…は、あの人達の意思でしてるのよね!?このステージの効果じゃないわよね!?)
ナツ「ルーシィ?」
ルーシィ「ふぇっ!!?」
ルーシィがナツの方に視線を戻すと、目の前にナツの顔。
ルーシィ「…!?ちょ、近っ…むぐ」
突然口を塞がれる。ナツの口で。ルーシィは目をつむる暇もなく、硬直していた。
ナツ「…うああああああ!!?」
いきなり顔をぐいーんと後ろにそらし、赤い顔で頭をブンブンと振るナツ。
ルーシィ「………」
あまりのことに言葉も出なかった。魔法陣の効果だとしても、ルーシィにとっての大事なファーストキスだったのだから。
ルーシィ「…ナ、ナツ。ご、ごめ、ん…っ!」
ナツ「…へっ!?い、いあ、ルーシィが謝ることじゃねぇだろ?ま、魔法陣のせいだ、し…。」
赤い顔をルーシィに見せまいと顔を背けていたナツだが、ルーシィの角度からは耳が真っ赤なのが丸見えだった。
ルーシィ「…ナツ、あたしのコト、今どう思ってる…?」
もちろんこの言葉はルーシィの意思。
ナツはルーシィの方へ顔を戻した。
ナツ「…え?」
ルーシィ「っああああ!待って!今のナシ!!」
ナツが何か言う前に遮った。
そのあと、何分か踊っていると、ゆっくりゆっくりとステージが降下していった。
グレイ達は今までのナツ達のやり取りをじっくりと見ていた。
グレイ「…さ、さっき、キ、キスしてた、よ、な。」
赤くなるグレイ。エルザも素早く頭を縦に振る。
ハッピー「あい!!」
もちろん何を話していたかまでは聞こえてない。
エルザ「ナツとルーシィが、キキキキキキキスを………………。」
ハッピー「エ、エルザ隊長がぁー!」
グレイ「何だよ、隊長って。」
やっとステージから降りたナツ達。二人とも顔がやけに赤い。
グレイ「楽しめたかい?」
エルザ「…、お、おめでとう!し、式はいつ挙げるんだ!?」
あり得ないことを口走るエルザにナツ達は目を丸くした。
ナツ ルーシィ「何言って…!!!」
ハッピー「どぅえきてぇるぅ!!」
何だかんだでイベントが終わり、ナツ達はホテルへ戻っていった。着替えるために更衣室へ別れる。
エルザ「…ルーシィ。」
ルーシィ「何?エルザ。」
まだほんのり顔が赤いルーシィ。エルザは真剣な顔で言った。
エルザ「ナツも男だ。先程のような事があれば、いつも通りにとはいかんだろう。」
ルーシィ「〜〜〜!!!」
エルザ「わかっていると思うが、風呂のあと、バスタオル一枚でナツの前には行くな。きちんと服を着ろ。…できるだけ、露出の少ないものだな。」
真剣な顔で変なことをいうエルザに、真っ赤になったルーシィが、気絶して倒れてしまった。
フェアリィさん、小説上手d(^_^o)!
わたしは中2です( ̄^ ̄)ゞ
翡翠さんもよろしくね!
カ、カミアさん、中2でしたか!!先輩だあ!カミア先輩って呼んでいいですか??
143:翡翠:2014/02/21(金) 16:41 ID:Q9g カミアさん、宜しくお願いしま〜す♪
リアからお話しは聞いていて一度お話しして見たかったんです!
このスレに来るのもかなりお久しぶりになってしまいました。
覚えて頂けているでしょうか…?
こんにちは、霧比奈です。
自分が来ていない間にも、また人が増えたようですね。
あまり小説は書きませんが、時間とネタがあれば投下していきたいと思うので
宜しくお願いします。
*携帯から書き込めなくなり、PCからなのでIDが違いますがお気になさらず。
霧比奈さん、宜しくお願いします!
146:フェアリィ:2014/02/21(金) 18:10 ID:wu. さぁて!帰ったところで続き書きまぁす!!
エルザ「ル、ルーシィ!?」
倒れたルーシィにエルザは驚き、ナツ達を呼ぼうとしたが、ルーシィを見て考え直す。自分は既に着替え終えているが、ルーシィはドレスを脱ぐ途中で、上半身は下着だ。ナツ達を呼ぶわけにはいかない。エルザは急いでルーシィを着替えさせた。それが終わると、ルーシィを抱えて更衣室を出た。ロビーのソファにはナツとグレイが腰かけていた。ハッピーはいない。おそらく、先に部屋へ戻ったのだろう。
ルーシィを抱えたエルザを見てナツ達は立ち上がった。
ナツ グレイ「ルーシィが何したか知らねぇけど、何もそこまでする事ねぇだろ!」
何か誤解をしている二人にエルザが一喝。
エルザ「馬鹿者ぉ!!違う!ルーシィが倒れたんだ!!部屋へ行くぞ!!」
ルーシィが倒れたと聞いて、ナツ達が顔色を変えた。
ナツ達の部屋に着くと、エルザはルーシィをベッドにそっと降ろした。まだ目を覚まさない。ちなみに、床にはハッピーが寝ていた。
ナツ「急に倒れたのか?」
エルザ「…よくわからんが、私の話を聞いた途端にだな…。」
グレイ「何の話をしたんだ?一体。」
エルザ「『ナツも男だ』ということと、『ナツの前でバスタオル一枚になるな、露出の少ない服を着ろ』と…。何か変な事を言ったか?」
しれっとしているエルザ。ナツは首をかしげているが、グレイはなるほど、とため息をついた。
グレイ「はぁ。じゃあルーシィはパニくりすぎて気絶したのか。心配して損したぜ。」
ナツ「おい、エルザ。オレが男だって事くれぇ、ルーシィだって知ってるだろ?何言ってんだよ?」
エルザ「…お前という奴は!!」
グレイ「…。お前、ルーシィとキスしたろ?さっき。」
ナツ「…んなっ!!そ、それは、魔法で………………。」
グレイ「魔法のせいだとしても、あんなことがあったんだ。そんな男と女が、同じ部屋で寝るんだ。…ここまで言えばわかんだろ?さすがのお前でもよぉ。」
ナツ「…わ、わーったよ!!もう言うなっての!!何もしねぇよ!何も!!」
真っ赤になって両手を上げるナツ。まるで降参しているようだ。疎すぎるナツもさすがに理解したようだ。
エルザ「もう10時だ。私達は部屋に戻るぞ。ルーシィを頼んだぞ。ナツ。」
ナツ「…お、おう。」
エルザとグレイが部屋を出ようとするとき、急にハッピーが起き上がった。今まで起きていたのだろう。
ハッピー「オイラ、グレイの部屋で寝るよ!ナツ、頑張って!!」
くふふ、と笑う相棒を、赤い顔で睨むナツ。エルザの耳にはハッピーの声は聞こえていないらしい。グレイはハッピーの頭を軽く叩くと行くぞ、と言って部屋のドアを閉めた。部屋にはルーシィとナツが残された。
ちらっとルーシィの方を見る。人の気も知らずに…と呟きながら、ルーシィの寝ている大きなベッドの上に乗り、ルーシィの隣に腰を降ろす。ルーシィからはスースーと寝息が聞こえる。
ナツ「…寝てんのかよ!」
ルーシィは気持ちよさそうに寝ている。気絶から目覚めずに寝るとは…。さすがのナツも呆れていた。しばらくルーシィを見つめていたナツ。いつまでも起きないルーシィ。
ナツ「起こすか。」
ただ起こすだけじゃつまらないと、ナツのイタヅラ心に灯がついた。。
ナツはルーシィの髪をいじる事にした。自分の指で金色の糸のような髪をすく。
何度か繰り返していると、指がルーシィの頬に触れた。髪を離してルーシィの頬を自分の片手で包みこむように優しく触れた。ルーシィの暖かい体温が手から伝わってくる。
ナツ「…あったけぇ。」
気持ちがよくなったナツは左手で反対側も同じように触れた。
ルーシィ「…んん。」
寝言か、と思ってルーシィの顔を見ると、ルーシィの茶色くて大きい瞳がパチパチと動いていた。
フェアリィ、上手だよ♪
148:フェアリィ:2014/02/21(金) 18:39 ID:wu. ナツ「起きたのか。」
ルーシィ「な、何してんのよ!?」
自分の頬を両手で包んでいるナツを見た。
ナツ「あ、わりぃ。」
手を離そうとしたナツだが、ルーシィによって止められた。
ナツ「え?」
ルーシィ「は、離さないで。」
赤いルーシィの顔。ナツはふと、ルーシィとキスした後に聞かれたことを思い出した。
ナツ「なぁ、ルーシイ、言ったよな。『あたしのこと、どう思ってる?』って。」
ルーシィ「や!!アレは!その!!」
ナツはルーシィに押さえられていない方の手を離し、顔を近付け、優しく触れるだけのキスをした。
ルーシィ「ナッナナナナナツ!!?」
ナツ「オレ、ルーシィのこと特別に、好きみてぇ!!今、気づいた。」
今までにないくらい優しくて可愛くてかっこいいナツの笑顔に、ルーシィは釘付けになった。
ルーシィもナツの頬にキスをした。
ルーシィ「あたしも、ナツのこと、すごく好きだよ!!!」
ルーシィの優しくてとろけるような笑顔に、ナツはたまらなくときめいた。
ナツ「そっ、その顔は反則だろ!!溶ける!!」
顔を手で覆うナツ。ルーシィも恥ずかしくなって顔を覆う。
ナツ「…ヤベェ。オレ…、ルーシィのこと好きすぎて死んじまうぅぅ!!」
ルーシィ「あたしも、ナツのこと好きすぎて死………」
ルーシィが言い終わる前に、ナツに枕を投げつけられた。
ナツ「ルーシィの顔見てらんねー!!かゆいーっ!!!熱い熱い!!だああああああああっ!イグニールの炎より熱いーーーーーーーっ!!!」
赤い顔でわめき散らすナツ。ルーシィはそんなナツが可愛くて仕方なかった。
ルーシィ「うあー!アンタ、かわいい!!!」
抱きつくルーシィ。ナツは涙目でルーシィを見た。
ナツ「うああー!!くっつくなぁー!うぐぐ…熱いぃーっ!!!」
バカップル!!カワイイ!!ナツ!!
やっと終了です!皆感想ちょうだいね!!『どこがよかった!』『あれはこうしたほうが』とか!具体的に。
霧比奈さん!フェアリィです!中1です!呼びタメオッケーですか?それと、『霧比奈』って、なんて読むんですか?教えてください!!
150:カミア:2014/02/21(金) 20:10 ID:qc2 せ、先輩ですか(笑)
いいですよ!
翡翠さん!
これからたくさんお話ししましょう(*^_^*)
霧比奈さん。
よろしくお願い致します!
9時30分頃にまた来ます!
カミアさんにリアからですが 今まで良くしてくださってありがとうございました とのことです。
誰かいるー??
153:翡翠:2014/02/21(金) 21:31 ID:Q9g フェアリィ、来たよ!
カミアさん、リアは父の転勤に着いてくことになりました。
翡翠、私の豪華ホテルの小説、どうでした…?
155:フェアリィ:2014/02/21(金) 21:56 ID:wu. 純粋に甘いの書きまくりだったから、何かシリアスなの書こうかな…?でも、ギャグ混じりもいいんだよなぁ…!
誰か意見下さいなっ♪
ありゃ?翡翠、いなくなっちゃった?
157:カミア:2014/02/21(金) 22:20 ID:qc2 書きます!!
「ねぇ、ハッピー知らない?」
昼。ギルドにやって来たルーシィはぐるりとあたりを見渡した後
ナツのもとへとやって来て、突然そう尋ねたのだ。
「?シャルルんとこだけど。」
ありがとう、と短く返しルーシィはウェンディとシャルルの
後姿を捕えそこへ向かった。よよく表情が読み取れず
怒っているのか、嬉しいのか良く分からなかった。
「あいつ・・・どうしたんだ?」
そもそも、ハッピー一人…一匹に対して
用が有るという事はそう無いためナツは首を傾げた。
じっとルーシィが行った方向を見つめ、ハッピーと話すルーシィを見る。
楽しそうに笑ったり、不満そうに拗ねたり表情は様々だ。
怒っている様子はない。
こんな時に役に立ちそうなドラゴンスレイヤーの聴覚も
ルーシィは気が付いているのか、ナツの方を窺いつつ
話しているため、声が小さくて聞き取れない。
そのことに苛立ちを感じ、口をへの字に曲げ貧乏揺すりをするナツ。
わかりやすいと誰もが思う瞬間だ。
そこに一人、突っかかってくる男。何故半裸でいるのかは知れないが
貧乏ゆすりをするナツが、気に食わなかったのだろう。
「テメェ、それ止めろよ。貧乏が移る。」
グレイのこの言葉にナツが反抗しないはずもなく
「あ?やんのかこの野郎!と言うかまず服着ろよグレイ。」
「テメェも似たようなもんじゃねぇか、ナツ。」
互いに睨み合い、喧嘩に発展しギルド内が騒がしくなる。
飛んでくる椅子やテーブル。木の破片や崩れる壁。
たった二人の喧嘩でこれだけの騒ぎを起こせるギルドも
そう無いだろう。
さらに今日はエルザもマスターも仕事や会議のため居ない。
誰も止める人がいないため、騒ぎ放題だ。
喧嘩の元凶である二人は、他のメンバーよりも暴れまわっている。
そこに、ニコニコ笑いながらやって来る一人の女。否、悪魔。
この騒ぎで散々ギルド内が荒れているのに笑っていられるのも不思議なもの。
だが、一瞬にしてギルド内は凍りつく。
「ねぇ、ナツ。ルーシィ達どっかいっちゃったわよ。」
「それから皆。今日は私が喧嘩止める係なの。やってもいいけど、容赦しないわよ♪」
看板娘にして、S級魔導師のミラ。
サタンソウルを身にまとい喧嘩を仲裁し、さらにギルド全員を黙らせた。
ナツにも、ミラの一言目が効いたようで反撃も何もしない。
そんなギルドの様子を思いっきり楽しんでいるミラ。
「ナツ、いいこと教えてあげようか。」
そんな彼女の言ういいこと。それは―――――
力尽きたので一旦切りますね!
寂しいから、小説書くよ!
ジュビア「ルーシィ!話があります。」
ギルドのテーブルで読書をしていたルーシィに、いつになく真剣な面持ちで話しかけてきたジュビア。
ルーシィ「…え?何よ?」
いきなり腕を掴まれ、ギルドの外へ連れ出された。
ルーシィ「ちょ、ジュビア!?」
ジュビアに連れられてきたのはソラの樹がある公園だった。ベンチに腰を降ろすと、ジュビアがルーシィに体ごと向き直った。
ルーシィ「…ジュビア?」
ジュビア「ルーシィ!ズバリ、聞きます!!」
ルーシィ「は、はい!!」
ジュビアの勢いに乗せられて姿勢を正すルーシィ。
ジュビア「ルーシィは、グレイ様の事が好きなんですかっ!?」
ルーシィ「…あのね、ジュビア。」
ジュビア「ハッキリ言って!!」
ルーシィ「いつも言ってるけど、あたしはグレイの事は好きじゃないよ。仲間としては好きだけど、その、恋愛とかじゃなくて。ジュビアの事、応援してるわよ?」
ルーシィはニッコリと笑って見せた。少し涙目になっていたジュビアも、安心したかのようにニコッと笑った。
ジュビア「ジュビア、安心した!じゃあ、ジュビアもルーシィの事、応援します!!」
ルーシィはキョトンとしていた。応援?何を?
ジュビア「ナツさんの事ですよ!!好きなんでしょう?バレバレですよ。」
さらっと言い放つジュビア。ルーシィは真っ赤になった。
ルーシィ(バ、バレバレ!?いつ、あたしが、ナツの事好きですアピールをしてたってのよぉ!?)
ジュビア「ルーシィ、恋する乙女は誰が誰に恋しているかなんてすぐにわかるんです。ナツさんにルーシィが恋をしているのだって、ジュビアにかかれば丸わかりですもの!!」
ルーシィ「……うん、確かにあたしはナツが好き!って、てか、ジュビア、他の人とかに言ったりして、ないよ…ね?」
赤い顔をうつ向かせながらジュビアに聞く。
ジュビア「…ミラジェーンさんとリサーナさんには言ってしまいました。」
ーズガーン!!
今のルーシィにはこんな効果音がピッタリだ。よりにもよって何故、黒い笑みの悪魔に…。そして、ナツが好きかもしれないナツの幼馴染みに…!
ジュビア「心配いりません。リサーナさんは、ナツさんの事を恋愛対象に見ていないと言っていましたし、応援すると目を輝かせていましたから♪」
ルーシィの心を読んだかのようにジュビアは言った。少しホッとしたルーシィ。リサーナが味方?になったのなら、嬉しい…というのが本音だ。
さてさて!ルーシィの恋の行方はいかにーっ!?
3DS充電してた。皆居る?
160:翡翠:2014/02/21(金) 23:05 ID:Q9g寝る。明日の朝10時に来る
161:リト:2014/02/22(土) 08:26 ID:keA わーー!!!
フェアリィ小説すっごい上手!
読みながら萌えちゃって机の角に小指、ぶつけちゃいましたテヘペロ
続き、待ってます!
それから、『霧比奈』さんは『きりひな』と読むと思います。
間違っていたらすみません(>_<)
ありがとうリト!
あぁ!来週、学期末テストだ!!今、3DSやりながらテスト勉強してるよ!
国語は何もしなくても90取れるけど(ドヤww)、数学がなぁ…。前の期末で、29点取っちゃったんだよね…。カミア先輩!!いい勉強方法、教えてください!!!!!!!
今起きた♪12時からテニスだった…マジ最悪
164:フェアリイ:2014/02/22(土) 09:27 ID:wu. へえー!翡翠、テニスやってるんだ!『スマーッシュ!!』みたいな?
試合、見てみたいなぁ〜!翡翠の!!
中学はいったら、テニス部入るの?
そういえば、私の中学は、男子テニス部しかないなぁ。
ちなみに私は美術部!!
うん!テニス部入るよ!
しかも、学校で同学年の親友がいるからフェアリーテイルの話もいっぱいできるしね♪
うぅーん…なんか小説書く気が起きないよーっ!誰か話そっ♪
167:フェアリィ:2014/02/22(土) 10:37 ID:wu. 今からお風呂入ってくるよ!昨日の夜、は入れなかったからね…♪
昼風呂ってやつ!!
17時頃にまた来まーす!
169:フェアリィ:2014/02/22(土) 11:22 ID:wu.今、お風呂上がったよ!誰かいる?
170:リト:2014/02/22(土) 11:30 ID:keA私で良ければいるよ♪
171:カミア:2014/02/22(土) 11:44 ID:qc2 フェアリィさん〜
いい勉強方法は、数学なら問題に慣れる事です!
今回のテストは、恐らく今まで通りの勉強法じゃ
前の点数は取れないですー泣
私もやばかったので!数学は教科書の問題一杯解く事
が、一番良いのかなぁ?w私の勉強法ですみません!!
わーい!リト、話そー!!フェアリーテイルアニメ第2期についてどう思う???私はすっごい楽しみ!ナツルーもあるかなぁ!?
173:フェアリィ:2014/02/22(土) 11:49 ID:wu.カミア先輩!ありがとうございますっ!いあー、やっぱ先輩は頼りになるなー!私の学校の先輩は、あまり面識なくて話せないんですけど、カミア先輩がいてくれて助かります♪
174:リト:2014/02/22(土) 11:53 ID:keA 原作通り行けば結構あるんじゃないかな?
でも、もっと増やしてくれることをきたいしてます!
初めてかきます。緊張します(汗)
なぜか初代目線です。
随分前の事の用に思えますが、大魔闘演武の3ヵ月程の前の合宿の時から気づいていました。
いや、正確にはS級魔道士昇格試験なので7年前ですね。
最初見たときはてっきりカップルかと思いました。
しかし、違いました。残念。
時は違えど同じ家族。マカロフの子供にチャンスを与えましょう。
今思えば何回与えたのか………。
いっこうにくっつかない!
ここまで手強いとは!鈍感すぎるにも程があります!
こうなったら強行突破です!
桜髪の住む家を一時的に壊します!
そして金髪の家に居候させます!
なかなかいい作戦を思い付いたものだとナツが住む家に向かう初代でした。
ワアアアアアア汚い!文才無いとか!アドバイスがあれば何でもお願いします!
自信持ってよ!リト!!汚くないし、面白いし、上手だよ!初代目線なんてよく思い付いたよね♪もっと書いてよ!待ってるから!
177:リト:2014/02/22(土) 12:45 ID:keA フェアリィありがとう!(涙)
今、2話目を頑張って考えています!
後先考えないで書いちゃうタイプなんで(´・∀・`)
自分なりに頑張ります!
うん!その調子だよリト♪応援してるよ〜♪
179:フェアリィ:2014/02/22(土) 14:20 ID:wu. ルーシィとジュビアがギルドに戻ると、カウンターで、ミラジェーンとリサーナが手招きしていた。
リサーナ「ルーシィ!ジュビア!こっちこっち!」
ルーシィはカウンターの前に座るリサーナの隣に座った。ルーシィの隣にジュビアが座る。ミラジェーンはカウンターの奥でジュースをついでいる。
リサーナ「ジュビアから話は聞いたよね、ルーシィ?」
ルーシィ「…う、うん。一応。」
ミラジェーン「はい、オレンジジュースよ。」
ミラジェーンはルーシィとジュビアの目の前にオレンジジュースを置いた。
ルーシィ ジュビア「ありがとうございます。」
リサーナ「でねっ!ルーシィ、幼馴染みとして見てナツは、恋愛に疎すぎるのよ。だから、まずは自覚させようと思うの。」
ルーシィ「自覚って!アイツは恋愛感情自体持ってないと思うけど…。」
ミラ「きっと、気づいていないのよ。これが恋愛感情だって。」
ジュビア「ジュビアもそう思います!」
リサーナ「だから、聞き出してくるわ!私が!」
そう言ってリサーナは席を立ち、ギルドの奥で肉を頬張っているナツの方へ駆け出して行った。
ルーシィは止める間もなく、あんぐりと口を開けてリサーナを目で追った。
ジュビアも唐突なリサーナの行動に驚いているようだ。ミラジェーンは感心したように妹(リサーナ)を見ていた。
ミラ「さすがリサーナね。行動が早いわぁ。」
リサーナ「ナツ!ちょっといい?」
駆け寄って来たリサーナに疑問を抱きながらも、食べようとしていた肉を置き、顔をリサーナに向ける。
ナツ「ん?何だよ?」
リサーナはナツの前の席に座り、頬杖をついてニコッと笑った。その笑みは、姉(ミラジェーン)譲りの黒い笑みだった。
リサーナ「ねぇ、ナツはルーシィの事、好きでしょ?」
ナツ「は?何言ってんだ?当たり前だろ。そんなこと。」
何だそんなことか、と置いていた肉を手に取り、また食べ始めた。
リサーナ「そうだよね!じゃあ、今からナツに質問しまーす!」
ピッと人差し指を上げて言うリサーナに首をかしげるナツ。
リサーナ「第一問!ナツはルーシィがグレイと楽しそうに話してたら、どうする?」
ナツ「ルーシィがグレイと?」
リサーナ「そ!どうする?」
ナツ「んー、オレも混ざるかな。」
リサーナ「そっか!じゃあ次、第二問!ルーシィがいないとつまらない?マルかバツか!」
ナツ「マル。」
リサーナはニヤリと笑った。ナツは肉を噛みちぎるのに夢中で気づいていない。
リサーナ「第三問!もしもルーシィがナツと口を聞いてくれません!どうする?」
ナツ「はぁ?んな事あるわけ…」
リサーナ「も、し、も!!」
ナツ「…、理由を聞き出して、謝る!!」
リサーナ「はい!次で最後!ルーシィがナツから離れてしまうかもしれません。ナツはどうする?」
ナツ「…離れたくねぇ。」
『どうする?』という質問に対し、『離れたくねぇ』は、答えになっていない。だが、これがリサーナの狙いだ。リサーナ「なるほどね!いい?ナツは、ルーシィが自分以外の男の子と話してたら自分も話したくなる、つまりヤキモチを妬いちゃう。それに口を聞いてくれなかったらプライド捨てても謝る。そして離れたくないのね。」
ナツ「おう。」
リサーナ「…ナツ、これはれっきとした『恋』だよ!!」
ナツ「…こ、恋?」
うっすらと頬が赤くなるナツ。リサーナは見逃さなかった。
リサーナ「さすがのナツでも理解できたよね?じゃ!私はこれで♪」
赤くうつ向くナツを置いて、リサーナはルーシィの隣に腰を降ろした。満足気に笑みを浮かべている。
ナツにルーシィについて質問するリサーナを書きたかったんだぁ!まだ続くよ!
あ!!上の、リサーナのセリフで、改行してないとこあった!!ごめんなさい!!
181:リト:2014/02/22(土) 15:29 ID:keA やっぱりフェアリィは小説上手!
才能、あるんだよ!
私も見習わなくちゃ!
それから、リサーナがかわいい!
シャルル「ナツとリサーナが何か話してたみたいだけど…、何でナツは赤いのかしら?」
ウェンディとハッピーと話していたシャルルが赤い顔でうつ向いているナツを見て言った。
ウェンディ「あのナツさんが赤くなるなんてね。リサーナさんってば、何を言ったのかなぁ。」
ハッピー「…オイラ、話聞いてくるよ!相棒だしねっ!」
ナツの方へ飛んでいくハッピー。シャルルとウェンディは顔を見合わせて微笑んだ。
ウェンディ「相棒だから、だって。」
シャルル「…ハッピーの事だしれただ面白そうだから聞きたがっただけよ。きっと。」
ウェンディ「あはは。そうだね。」
ハッピー「ナツゥ〜!」
飛んできたハッピーを赤い顔をあげて見るナツ。
ハッピー(うわわ!本当に赤いよ!)
ナツ「ハ、ハッピー。」
ナツはサッとマフラーを鼻の辺りまで上げた。赤い顔を隠そうとしているようだ。隠れてないけれど。
ハッピー「どうしたの?ナツ。やっぱりリサーナに何か言われたの?」
ナツ「んな!!何でわかんだ!?」
誰でも今のナツを見ればわかるよ、とため息混じりに答えるハッピー。
ハッピー「で!何を言われたの?」
ナツは小声で言った。ハッピーは聞き取るのが困難だった。
ナツ「…ルーシィにオレが感じてんのは、こ、ここ、恋だって…。」
ハッピーの目が三角になった。
ハッピー「どぅえきてぇるぅぅ!!」
ナツ「うあああ!やめろって!ち、違うってぜってぇ!」
ハッピー「…ナツ、説得力ゼロだよ。」
真っ赤なナツを呆れたように見下ろすハッピー。ルーシィの方を見ると、リサーナがペラペラと話込んでいた。きっとナツとのことを報告しているんだろう。
ハッピー「ナツ、リサーナに最初なんて言われたの。」
ナツ「 ルーシィについて質問された…。ルーシィがグレイと話してたらどうする、とか…口聞いてくれなかったら、とか…離れたくないかとか… 。」
リサーナがナツにルーシィ恋愛感情があることを自覚させる為に、ナツを質問攻めにしたということは猫のなかでも…(エクシードだけど)頭の回転がいいハッピーはすぐにわかった。
ハッピー「なるほどね。じゃ!今回オイラは出番なさそうなので!」
そう言い残し、シャルル達の方へ飛び去って行った。
ハッピー(ミラとリサーナとジュビアに任せておけば大丈夫そうだね。頑張れ!ナツ!)
ナツ(…ハッピーのやつ、見捨てやがったな…。)
ちらり。ルーシィを見る。後ろ姿しか見えない。よく見ると、ルーシィの耳が赤い。隣に座っているリサーナとジュビアがニヤついて話している。嫌な予感がした。
ナツ(オ、オレ、どうしたんだろ?ルーシィの後ろ姿見ただけで心臓が!!何か熱いし!!熱でもあんのかな!?)
頭を抱えて唸っていたら、珍しく服を着ているグレイが真正面の席に座った。
頭から手を離さずに顔を少し上に上げてグレイを見る。
グレイ「うお!?赤っ!!風邪か?寝てろよ!」
ナツ「…うっせぇな。違ぇよ。」
グレイ「…じゃあ何だっつーんだよ。」
ナツ「…ル…。」
グレイ「ル?」
ナツ「ルーシィに…、こ、こここ」
グレイ「こここ?鶏か?」
グレイがじれったくてナツは真っ赤な顔で立ち上がり、叫んでしまった。
ナツ「こ、恋しちまったって言ってんだよぉぉぉ!!!!!!」
ギルドに響き渡ったナツの叫び。もちろんルーシィも聞いていたわけで。
「あのナツがか!?」
「ってかよぉ、自白しやがった!!」
「相手は誰だ?やっぱルーシィか?」
ウェンディ「ナツさんが恋だって!すごいね!シャルルー!!」
シャルル「あらあら。よりによって何で叫んだのかしら。」
ハッピー「…まさか、ナツがそこまで積極的だなんて。疎いと思ってたオイラが悪かったよ!」
ギルドがざわめく中、ナツは一人立ちすくんでいた。よりによって宣言してしまった。グレイが鶏とか言うからだ。
ナツ「グレイ…てめぇのせいだ…。」
グレイ「おいナツ!!ボーッとしてる場合かよ!」
ナツの声は届かなかったらしい。目を輝かせているグレイを見て、殴る気も失せた。
ナツ「……は?」
グレイ「相手はどうせルーシィだろ?わかってんよ!今更隠すなって!」
ナツの肩を励ますように叩くグレイ。ナツは相手がルーシィだということをあっさり見抜かれて驚いていた。
ナツ「んなななな!?何でわかるんだよ!?」
グレイ「は?いあ…気づいてねぇのって、ルーシィ以外いねぇだろ。」
ナツは真っ赤に硬直した。
来たよ♪
フェアリィ、小説お上手です。
ルーシィ「…い、今アイツ、『恋してる』って。」
真っ赤になるルーシィ。
リサーナ「あはは!ナツってば、積極的ね!ルーシィ、応えてあげなきゃ!」
ジュビア「ナツさん、すごいですね。」
ミラ「ルーシィ、確実にナツはルーシィの事が好きだってわかったんだし、告白してみたら?」
ルーシィ「こここここ!?無理ですよーっ!!!」
ジュビア「『こここここ』って、鶏じゃないんですから。」
ルーシィ「無理無理!!」
真っ赤な顔で首を横にブンブンと振るルーシィ。
レビィ「ルーちゃぁぁぁん!!」
レビィが駆け寄ってきた。
レビィ「ナツが、さっき叫んでたよね!?相手はやっぱりルーちゃんでしょ!!?」
カナ「とっとと告白しなさいよ!両想いなんだろ?」
大きい酒樽を抱えたカナがレビィに続いて言った。真っ赤な顔を両手で覆ったルーシィはモゴモゴと呟いた。
ルーシィ「…無理よぉ…は、恥ずかしいし…あ、あたしがナ、ナツにここ告白、なんてっ…。」
今のルーシィを見たら誰でもこう思うだろう。
(か、可愛い!!!!!!!)
その場にいた女子たちは、全員こう思った。
リサーナ「あーもう可愛い!ルーシィ、私達がチャンス作るから、頑張ってみようよ!」
ミラ「そうよ!失敗なんてあり得ないわよ?」
ジュビア「ジュビア、じれったい!!」
カナ「あたしも一肌脱いでやるよ!ってか、いっそのこと、酒飲ませちまえばいいんじゃないかい?」
レビィ「お酒はダメだよ!酔いが覚めたら記憶飛んじゃうし!ルーちゃん、私も応援するよ!」
ルーシィ「…うぅー。」
皆にこうも応援されたら、やっぱり無理です、なんて言えない。
ルーシィ「わ、わかった…。頑張ってみる………………。」
ようやくうなづいたルーシィ。
リサーナ「よぅし!!作戦開始よ!」
久しぶり!今、FTの星空の鍵編見てたよ!ルーシィとミッシェル見て、涙が洪水状態です!最後のナツがルーシィを助ける(?)シーンでナツルーに覚醒してたらルーシィの天使笑顔で鼻血が止まらなくなって出血多量で三途の川見かけた時雨です!←長いよ
いつの間にか3になってました!自分は早く、小説書かないと…
え〜っと・・・時雨さん、宜しくお願いします!
187:カミア:2014/02/22(土) 19:21 ID:qc2 続きでーす!
「いいことっていうのは。」
ナツを面白そうにじっと見つめるミラ。
ナツもじっとミラの言葉を待つ。
「実はありません!」
「ねぇのかよ!!」
ミラに突っ込むナツ。流石に無いなんてことを想像するはずもなく。
頭を掻き、まあいいやとナツは先ほどまでルーシィがいた方を見る。
そんなナツの様子に気が付いたミラは、
「ルーシィがなんでハッピーに用が有るのか気になるのよね。」
ナツに尋ねる。あぁ、と短い返事が返ってくる。
「それは後からわかるわよ。楽しみにしててね〜。」
「はぁ!?教えてくれねぇのか!」
そのままカウンターの方へ去っていくミラ。
楽しみにしとけと言われても、それがなんなのかわからないため
どう楽しみにしたらいいのやら。
だが、ルーシィが絡んでくるならば、楽しみにしないはずがない。
「ルーシィん家行くか!」
先ほどのあの苛立ちは何処へ行ったのやら。
ナツは元気よくギルドを飛び出した。
「ミラちゃん、かき氷頂戴。」
「あら、グレイ。ちょっと待っててね。」
カウンターへやって来たグレイが、かき氷を注文。
「ったく、ナツは分かりやすいな。」
「本当。あんなに鈍感だとは思わなかったわ。」
「俺ぁてっきりリサーナかと思ってたんだがねぇ。」
ナツが居なくなったギルドで、グレイとミラのナツの話は続いた。
〜ルーシィ宅〜
ルーシィの家の前に着いたナツ。
いつも通り勝手に入ろうとする、が扉の前に
『Do not enter without permission!
To Natsu
From Lucy(勝手に入るな!ナツへ、ルーシィより)』
という張り紙が。
「んだよ。この対策。」
ルーシィが考えることが面白すぎて、ナツはついふきだした。
そして、家の扉の横に設置されたインターホンを鳴らす。
ピンポーンという音が鳴り響く。
「はいはーい」という声が中から聞こえてくる。
相変わらず明るい声だ。
ガチャリと扉が開く。勢いが付きすぎた扉は
ナツの顔めがけて飛んでくる。
「ぐほっ!!」
直撃した扉は、ナツを軽く吹っ飛ばした。
それだけの勢いをつけて扉を開けれるルーシィも凄いが。
「やだ!ナツじゃないっ。ご、ごめん。」
慌ててナツのもとへ駆け寄るルーシィ。
頑丈なだけあって、かすり傷が付いただけで済んだ。
「あ、ハッピーたちもいるから、ナツも上がる?」
「俺の心配はなしかよ。」
中途半端ですいません泣
後で更新します!
時雨さん!ナツルー大好き中1のフェアリィでーすっ!!よろしくです!!
呼びタメいいですか?ってか、何年生ですか?大人さんでしょうか?
リトさんの仰る通り、自分の名前は「キリヒナ」と読みます。
因みにゴーシュさん、トマトさんと同じ中学校に通っています。
来週がテストなのでそれまではあまり顔を出せないと思いますが、
宜しくお願いします。
ナツに告白する決意をしたルーシィ。リサーナの宣言と共に、『告白大作戦』とやらが始まった。
リサーナ「ナツ…!覚悟しなさいよ!ふふふ。」
黒い笑みを浮かべたリサーナ。ルーシィはそれに気づいて、恐怖を覚えた。
ルーシィ「…リ、リサーナ…。」
グレイ「…で?ルーシィのどこに惚れたんだよ?」
さっきからずっとこういった質問にあっていたナツ。真っ赤な顔で歯を食い縛っている。何故か手を膝に置いて姿勢を正して硬直している。
ナツ「……や、やっぱり、え、笑顔、とかかな………。」
何故か涙目になりながら答えるナツ。面白いものを見ているかのようにニヤつくグレイ。
グレイ「へぇ〜?ナツくんはー、ルーシィの笑顔が好きなのかー!」
ナツは赤い顔でグレイを睨む。
ナツ「グレイ、てめぇ…。」
グレイ「ん?何か言ったか?」
弱味を握っているグレイに、何も言えなくなるナツ。男子軍の中では確実にナツがルーシィの事を好きだということを知っているのはグレイだけだ。
グレイ「告白しちまえばいいじゃねぇか。」
とんでもないことを言うグレイに、ナツは更に顔を赤くした。湯気が出ている。グレイはニヤリと黒い笑みを浮かべた。
ナツ「オ、オレが、ルー、ルーシィにこくっこくっ、告白なんて!!無理だって!!」
ナツはブンブンと首を振る。
」
グレイ「ふぅーん?」
ナツ「それに今、ルーシィの顔見れねぇよぉ………。」
グレイは黒い笑みを浮かべた。
ルーシィを取り巻く女子達。ミラジェーン、リサーナ、ジュビア、レビィ、カナ。
リサーナ「ナツはねぇ、攻めに弱いのよ!」
幼馴染みという古くからの付き合いを利用して、ナツについて説明するリサーナ。
リサーナの考えた作戦は、まずルーシィが夜、ソラの樹の前にナツを呼び出し、告白するというシンプルかつストレートな作戦だ。
ジュビア「とにかくルーシィは自分の想いを精一杯の言葉でストレートに伝える!それだけです!」
カナ「だ〜いじょうぶよ!ナツなんてイチコロよ♪」
ミラ「ルーシィ可愛いからねー。そんなルーシィが真っ赤な顔で告白なんてしたら、ナツ、倒れちゃうかもしれないわね♪」
レビィ「ルーちゃんとナツがやっとくっつくんだね!楽しみぃ♪」
リサーナ「さぁて!今夜の為の服を選びにいこ!ルーシィ!!」
リサーナに引きずられていくルーシィを、暖かい目で見送る女子軍。
あぁ!自分で書いてて萌えた!
今は夕方の5時頃だ。ナツを誘うのは夜8時頃。あと3時間はある。
満面の笑みを浮かべるリサーナ。店員が買った服を紙袋に入れ、ルーシィに手渡した。
店員「おデートですか?お客様、可愛らしいし絶対上手くいきますよ!」
リサーナとの会話を聞いていたらしい店員が満面の笑みで言う。ルーシィは真っ赤になって小さくうなづく。
店を出たルーシィ達は、ギルドへ戻った。待ちくたびれていたミラジェーン達。ルーシィ達を見て軽く手を振った。
ジュビア「いい服、見つかりましたか?」
リサーナ「バッチリよ!」
ミラ「あとは、ルーシィがナツを誘えばいいだけね♪」
ルーシィ「うっ、うん!!」
カナ「景気付けに酒飲むかい?」
ミラ「ダメよ、カナ。酔ったルーシィにナツが何するかわからないわ。」
ナツは真っ赤な顔をテーブルに突っ伏していた。真っ赤な顔を見られたくない。
グレイ「いつまでそうしてんだよ。」
ナツ「…。」
ナツ達がそうしていると、ルーシィが寄ってきた。真っ赤な顔で。それに真っ先に気づいたのはグレイだった。ルーシィと目を合わせ、オレは何もかも知っていると言いたげにうなづいて見せると、そっと席を立ち、その場を離れた。
ルーシィ「…。」
ナツはグレイが去ったことも、ルーシィが背後にいることも知らず、テーブルに突っ伏したままだった。
ルーシィ「…ナツ?」
ルーシィが小さな声でナツを呼んだ。滅竜魔導士ではない限り、絶対に聞き取れない声だった。
ナツ「!!!!!!」
ナツは飛び起きた。ガタン!勢いが強すぎたあまり、椅子が倒れ、ナツは背中から床に倒れた。ルーシィは咄嗟に避けた。
ルーシィ「だ、大丈夫?」
ナツ「お、おおおおおおお、おう。」
真っ赤になるナツ。ルーシィの顔もつられて更に赤くなる。
ルーシィ「ナツ、あの、さ…」
ナツ「うあああ!!」
ナツは立ち上がり、ギルドの奥へ走った。ルーシィは驚いたが、話を聞いてもらわないと告白なんてできない。急いで追いかけた。
ルーシィ「ちょ!!待ってよナツ!話きいてよぉ〜!」
ナツ「待てって!!今はルーシィの顔見れねーよー!!!!」
真っ赤なナツを追いかける真っ赤なルーシィ。ギルド内での追いかけっこだ。ギルドにいる全員が逃げ回るナツと追いかけ回すルーシィを目で追った。リサーナでさえ、驚いていた。
ルーシィ「ナツってば〜!!」
ナツ「くっ、来るなああああ!!」
見かねたグレイがナツに足をかけ、転ばせた。うつ伏せに転ぶナツ。起きようとした瞬間、グレイに押さえつけられる。顔だけをぐいっとあげられ、ルーシィの足が見えた。
ナツ「ちょっ、やめろ!離せグレーイッ!!!!!」
グレイに促され、ルーシィはうなづき、ナツの前にかがみこんだ。真っ赤なナツの顔を覗いて言った。
ルーシィ「…ナツ、こ、今夜8時に、ソ、ソソ、ソラの樹の前にき、来てくれる?」
ナツ「…ル、ルーシィ、オ、オ、オレはその…」
ルーシィ「ま、まま、待ってるから!!!!!」
ルーシィはナツの返事を待たずにリサーナの方へ走っていった。ナツは真っ赤な頬を床にすりつけた。
ナツ「ル、ルーシィのやつ、あんなに真っ赤になりやがってぇ…。」
グレイはナツから手を離した。
グレイ「おい。ありゃあルーシィ本気だぜ。」
ナツ「…え?」
グレイ「お前、気絶しちまうんじゃねぇか。」
ナツは首をかしげた。
グレイ「行くんだろうな?今夜。」
ナツ「…おう。」
グレイにはわかっていた。ルーシィはナツに告白するつもりなことを。そして、ナツが全く気づいていないことも。
グレイ(あんなに真っ赤な顔した女が夜の公園に男を誘うなんて、告白以外のなんでもねぇだろ!何でこのクソ炎は気づかねーんだよ!!)
グレイは呆れてナツを見下ろした。本気ルーシィの前に散れと、本気で思うグレイだった。
本編で、こういうのがあったらなぁ!ウブなナツを厳しくも優しく見守るグレイ。同じくウブなルーシィを応援する女子軍。いあー!萌える!!アニメで観たい!!!!!
分かります!
ナツって恋愛に鈍そうなので、何だか可愛いです。
くあぁ〜!今起きたぁ〜!皆おはよう〜♪誰かいるー?
194:翡翠:2014/02/23(日) 09:52 ID:Q9g今起きた。誰かいる?
195:フェアリィ:2014/02/23(日) 09:56 ID:wu.また一時間後くらいに来るよ
196:フェアリィ:2014/02/23(日) 11:56 ID:wu. 続き!!
時刻は7時。カウンターで話し込んでいたルーシィと女子軍。
ミラ「ルーシィは、ナツのどこが好きなの?」
ルーシィ「…え、笑顔、かな?安心するんだよね…。」
真っ赤な顔で答えるルーシィ。
リサーナ「へぇ〜?じゃあ逆に、嫌いなとこはあるの?」
ルーシィ「な、ないかも…。」
ミラジェーンとリサーナが顔を見合わせ、ニヤ〜っと笑う。
レビィ「ルーちゃんも意外とナツにベタ惚れなんだねぇ♪」
ジュビア「ルーシィの本性ですね。」
カナ「あぁ、欲に眩んだルーシィは怖いねぇ!ナツを喰っちまうんじゃないかい?」
ルーシィ「…くっ、喰わないわよ!!」
真っ赤な顔で抗議するルーシィ。更にニヤつくカナ。
そんなこんなで時間がたち、7時半くらいになっていた。
ルーシィ「そ、そろそろ着替えてこないと!」
リサーナ「私も手伝うよ!行こ!」
ルーシィはリサーナに連れられ、家に向かった。
一旦切るよ!
これから、星空の鍵諞のDVDを観るよ!TSUTAYAで借りてきたww
その他、ファントム諞と、エドラス諞のナツルー要素多いやつを借りたよ♪
ダンがルーシィにアピールしているときは絶対ナツが邪魔してるよね!やっぱりナツルーだぁ!最高!!
199:カミア:2014/02/23(日) 19:16 ID:qc2 続き
「俺の心配はなしかよ。」
ナツは血の滲んだ所を手の甲でこすりながら、立ち上がった。
「はいはい。手当してあげるから、中に入りなさい。」
「んだよ・・・。」
そう言いつつも、ナツはルーシィの後に続いて家に入って行った。
中には、ニコニコしたハッピーとシャルル、ウェンディがいた。
少しタンスが膨らんでいるのは気のせいだと思い、
大してナツは気にしなかった。
「ナツさんも、いらしたんですね。」
「オイラ達もルーシィん所に用が有ったんだ。」
「まぁ、偶然と言えば偶然ね。」
それぞれが口を開く。どこか焦っているようで、ナツは首を傾げた。
と、ルーシィがナツの腕をつかんで、
「ほら、傷の手当するんでしょ?こっち来て。」
上目使いされたら、ナツでもたまらない。
特に恋愛感情を抱いているわけないはずだが、
こういうのには弱いらしい。
「サンキューな。」
言われるがままにルーシィについて行った。
「ふぁ〜…。危なかったね。」
「オイラ、ドキドキしたよ・・・。」
「ナイスフォローね、ルーシィ。」
ナツとルーシィが去ったルーシィの部屋。
隠し事でもあるようで、できるだけ声を抑えて話す3人。
「ルーシィさんのプラン、ほんと完璧です。」
「そうね、バレたらおしまいだけどね。」
「それをばれないようにやるのがオイラ達です。」
クスクス、と声を抑えて笑いあう3人。
そして3人は頷きあう。
去り際にルーシィがウィンクして、それが合図だとわかったのだ。
「じゃぁ、最後の準備にとりかかろうか。」
「そうね。ルーシィの努力無駄にするわけにもいかないし。」
「じゃぁ、オイラはこれをやる!」
何やら新しい準備にとりかかった。
「オイラ、ルーシィがあんなこと言うとは思わなかったな。」
ポツリと独り言を呟いたのはハッピーだった。
切りま〜す。
感想まってm((
続き書くよー!
リサーナ「よぉし!カワイイよ!ルーシィ!」
リサーナは満足そうに鏡の前のルーシィを見た。
ルーシィ「ありがとう…。」
ルーシィは薄いピンクのシンプルなワンピースを着て、髪をおろして右側にワンピースとお揃いのリボンをつけている。ルーシィが立ち上がると、いきなりリサーナがルーシィを壁に押し付けた。リサーナの手がルーシィの肩の近くの壁に置かれる。
ルーシィ「…何してるの?リサーナ?」
リサーナ「いやー、もしかしたらナツにこうされるかもよ?ルーシィ♪こうやって樹の幹に押し付けられて強引に口に…」
ルーシィ「いやああ!それ以上言わないでっ!!あり得ないわよ!」
リサーナ「その、まさかがあるかもよー?」
リサーナは真っ赤なルーシィを連れてソラの樹がある公園の前まで来た。見たところまだナツは来ていない。7時45分くらいだ。
リサーナ「ナツはまだ来てないみたいね。でもそろそろ来るよ、きっと。じゃあ!私はギルドに戻るよ。健闘を祈るよ♪ルーシィ!」
ルーシィが何か言う前にリサーナは走り去ってしまった。取り残されたルーシィは、ソラの樹の幹に寄りかかってナツを待つことにした。
ルーシィ(あぁ〜…緊張してきたぁ。)
グレイ「おい、早く着ろよ!!」
ナツ「わ、わかってんよ!慣れねぇんだよ、こういう服!!」
ナツとグレイはメンズの服を取り扱う店に来ていた。グレイが気に入っている店だ。ルーシィとの約束の為に、グレイがナツをコーディネートしていた。
ナツ「…ってか、何でこんな格好しなきゃいけねーんだよ!ル、ルーシィと会うだけなのによぉ。」
グレイ「ルーシィと会うからこそ、だろ!!このウブ野郎が!」
ナツ「…ウブ言うなっ!!!」
ルーシィ「…ナツ、遅いなぁ。」
時計を見やると、8時15分を指していた。
ナツ「…シィーッ!!」
ルーシィ「!!」
ナツの声。今、一番聞きたかった声。ルーシィはナツを見て驚いた。てっきりいつもの服で来ると思っていたのだが…。マフラーはそのまま首に巻かれているが、赤いジャケットを着ていて、中は黒い迷彩柄のシャツを着ている。長いカーゴパンツの裾は黒いブーツに入れている。いつもよりも何倍も格好よく見えた。
ナツ「…わ、わりぃ!遅れちまって。」
ルーシィ「うっ、ううん!大丈夫…。」
ナツ(いつもより、気合い入ってねぇか!?ルーシィの奴…。か、かわいい、な…。)
しばらく見つめあっていた二人。真っ赤だ。
ナツ「ル、ルーシィ、あの…オレを呼び出したのって…?」
ナツがルーシィに問いかける。ルーシィは真っ赤な顔で小さくうなづいた。
ルーシィ「…あ、あたし、ナツに言いたいこと、が、あって…!!!!」
真っ赤なルーシィの顔を真正面から見たナツは倒れるかと思った。
ナツ(や、やべー!何言う気だよ!こ、こここここ、これってもしかして…!!)
今頃勘づくナツであった。