…無駄ですよ、それ。
(確かに今まで死後一時間以上経った死体の蘇生に成功した例はありますけれど、としぃんとまるでまったく動揺の色を見せず、ただ歩いているだけで優美且つ胡散臭く見える彼だが、この死体は胸に深々と刃物が突き刺さっちゃってますし、何よりこんなに美しい死体を甦らせてしまうなんて…勿体ないじゃないですか、と小気味の悪い、というより明らかに狂っている言動を繰り返しつつ、息を引き取っているのであろう奇ラ莉にすたすたと近寄り、つつーとその白くなった唇を人差し指でなぞると、ほら、身体だって冷たいでしょう?と冷やかな視線を向けて)
貴女がこんなところで無駄に時間を割く必要はありませんから、ね?
>>471 : …狼谷さん…?
ええ、ええ、勿論!それだけは見ていて飽きることがありませんからね!
(演技と芸術、という詞を耳に入れた瞬間 彼はいきなり常時浮かべていた筈の優雅な笑顔の仮面を外し、口角を吊り上げ歯を見せる、攻撃的な笑みにへと表情を変える。そう、これが彼本来の姿である。見つめていると不思議と不安な気持ちにさせられる…底なしの笑顔。その身から放たれる圧倒的存在感が、彼の異質さを物語っていた。彼は今までの若干のよそよそしさを感じさせる態度からは一変し、かんかんと警鐘を鳴り響かせるような積極的且つ貪欲的な態度で、ずいっと柚木に顔を近づける)
>>476 : 虚凜さん??!
( / >>480 私は勿論大丈夫です!! )
へえ、お姉さんなんだ。
( 姉、というのが意外な気もするが、妹がいるならば相手の毅然とした態度にも頷ける。相手と別れた後会うことがあるのならば、と双方の名をしっかりと脳に刻み付けると、無邪気な笑みを貼り付け、中身のない感謝の言葉を口にし、手本のように、形式をなぞるような自己紹介をすると握手を求め片手を差し出し )
>>477 風撫君!
( 先程までの姿は何処へやら、俄然身を乗り出す相手に内心では狼狽えているだろう、眉を僅かに動かすのだが、表面に浮かべた笑みは崩さぬまま。寧ろその情熱に好奇心を刺激されたのか )
…それだけはって、他のものは飽きちゃうんだ。なんだか俄然興味が湧いてきたし、君のこと詳しく知りたいよ、如何して好きになったか、とか、趣味とかさ!
( と、逆に食いかかるように声量を出し、当たり障りのない話題を )
>>478 ねぇ、瑠璃川君!
じゅ、銃声…!?…他の生徒は無事なのだろうか…
( 初めは素直に驚いたが、直に聞いていないからなのか心境に疼く好奇心を抑えるように口角の上がりかける口元を抑え眉を顰めると、一見無事そうに見える相手も何か怪我をしているかもしれない、と傍に近づいていき、“麗突君は無事か?”と声をかけ )
>>477 麗突君
単体行動は危険だわ。良かったら一緒にいない?
( だって面白かったから。そう照れる彼に伝えようとしたが失礼になるかもしれないと咳払いをして。行動も表情もコロコロと変わりそうな彼は危ないと感じ取ったりりあはピット人差し指を立てて提案をして。まあ彼は素直そうだし悪い人間には見えないと彼には悟られないように気を付けながら彼の行動と表情を観察して )
>>446/虚凛くん
でも…!
( また息をするかもしれない彼女のことを放っておけなく彼の言葉に大きな声で叫んで。関わったことのなかったクラスメイトであっても、誰でもあってもやはり目の前で死体ができることは気味が悪く、そして守りたかった対象でもあって。泣くことで息も苦しくなりヒックと何回か繰り返して。そうだ彼はこういう人だった、と諦めたように奇ラ莉の手を握って )
分かったわ
( 何人も殺されてはたまらない。そう思ったりりあは一呼吸すると剣道部のあの子に貸そうとしていた竹刀教室にあったんだった、と護身用に竹刀を持とうと思って。立ち上がって彼の袖を持って、ん、と教室の方へ引っ張って )
>>478/瑠璃川くん