夕渚「・・・・・あ、ありがとうございましたっ・・・・・!」
(ただただ、立ち去る相手に出来るお礼といえば、頭を下げて感謝を述べるくらいだ・・・・・
だが、これが最善の手だということに、夕渚自身もわかっていた・・・・・
が、やはり相手のどこかさみしそうな表情が、頭から離れなかった・・・・・)
【数日後…】
夕渚「・・・・・近くにいる気がする・・・・・」
(下校帰り、今度は前のようにチンピラに誘われたりとかはないものの、何かを感じる・・・・・
あの人が近くにいる、そんな気がした・・・・・
何の根拠もないただの勘だが、昔から夕渚の勘はよく当たり、今回ももしかしたら、と勘だけで普段は通らない裏路地を歩いてゆく・・・・・)
>>264
悠矢「ほぉ〜・・・・・俺みたいにねぇ〜・・・・・♪」
(そういうと、顔を近づけて「悪いことは言わない、やめておけ」と、予め伝えておく・・・・・
悠矢自身が自分のキャラを確立している上での発言か、それとも相手のことを思ってかは定かではないが、悠矢にしては珍しくまともな判断である・・・・・)
>>265
氷華
「…………………。」
バサバサとカラスが青空を羽ばたく中、氷華は雑居ビルの屋上から通りにいる静かに夕渚を見守り、数分が経過すると、彼女や他の鴉達に気付かれないように踵を返し、屋上から立ち去って行く。
互いに名も知らぬ者同士、呼び方さえも知らないものの、彼女が入院する事になる際には御見舞いに訪れる等して少しずつ親睦を深めていくのだが、それはまた別の話……
( 穏やかな声色で、尊敬する彼女の口から紡がれる自分の名前。それだけで忽ち胸は弾み、心はぽかぽかと心地好いあたたかさで満ちていく。嬉しそうにはにかみながらも、少しでも早く拠点内の構造を覚えるために視線をあちこち忙しなく動かしていて。ふと、彼女から問いかけを受けてはぱっちりとした瞳を彼女に向けて。 )
ノエルは、みんなに しあわせ になって欲しいのです。
( 何かに怯える必要がなくて、笑顔で心豊かに暮らせるあたたかい世界。ううん、笑顔じゃなくても良いのです。誰かが悲しい顔をしていたら、困っている顔をしていたら、誰しもが当たり前に手を差し伸べられるやさしい世界。)
例え安らかな眠りにつくことができないとしても、ノエルの死が誰かのためになれるならそれは……それはとっても素敵なことだと、ノエルは思います
( だから自分はこの組織に所属したのだと答えて。)
>>266 氷華さま
……では、悠矢さまを超えられるよう頑張ります、!
( 彼がいつでも三羽鴉に昇格できるような優秀さを持つことを知っていながら、その深い闇にたたえる瞳を捉えて。悠矢さまを超えるくらい強くなって、みんなのために頑張るのです。目標を口にすることは何も悪いことではないと信じて疑わず、自信と希望に満ちた眼差しで彼の反応を待ち。)
>>267 悠矢さま