短編集です。いろんなジャンルの小説を書くと思います。
4: invincible:2020/01/09(木) 23:22 「色々あるんです。宗派とか、他国介入とか。イランだと民族も違いますし、宗教も多様です」
アラヴィーさんは一語一語を噛みしめるように言った。これだけのことを落ち着いて言うことすら、彼には辛い事なのだろう。だが私としても折角あったのだから、少しくらいは踏み込んだ話がしたかった。ただ、今の彼の表情を見ると、とても口に出せない。すると、アラヴィーさんはまた気を利かせてくれたのか、
「大丈夫ですよ。石油の出る魔法のツボとしか思われないよりは、興味を持っていただく方が気持ち良いですから」
と言って彼はまた微笑んだ。ちょっと毒が入っていたがやはり彼の語り口は優しい。これで私も踏ん切りがついた。
「今のイランは自由じゃないんですよね。昔の皇帝がいた時の方が自由で良かったと思いますか?」
と少々新聞記者のようなことを聞いてしまった。こんな発言、場所が場所なら私の命はないだろう。すると彼は、
「皇帝の時代は日本より自由でした」
と言って、一息ついた。私は思わず「えっ?」と言ってしまった。しかもやや強めの語調で。今回ばかりは彼の発言に違和感しか感じなかった。しかし、それは私の早とちりに過ぎなかった。彼は間をおいて、
「強盗も放火も殺人も好き放題できましたから。苦しかったらしいですよ」
ひどい冗談だ。彼には悪いがイ�Mリス人でもこんなジョークは言わない。しかし、これが彼の率直な感想なのだろう。そして彼はこう続けた。
「今は不自由でも治安はマシです」
言い終わると表情を崩して、
「ここほどじゃないですけどね」
と言って笑った。
それからというものは、踏み込んだ話は無しにして、日常的な話題のみを交わした。会話は終始和やかなムードに包まれて終わった。私は、満ち足りた気分でその店を後にした。
第2話「最も好かれる顔」
男は生まれてこのかた一度も付き合ったことがなかった。それどころか、まともに会話したこともほとんどない。彼は生徒の頃から、母親以外の女性に何もされてこなかったのである。多少、いじられたりしていれば彼の現状も少しはマシであったろう。だが、石ころのように扱われるというのはいじられるより深い傷を負わせることがある。
彼は、女性に相手にされず、また自分からぶつかりに行こうともしなかった。その理由はコンプレックスがあったからである。彼の風貌は清潔感がなく、腐りかけのモヤシのようであった。手入れをしないものだから中の下ほどのルックスもより酷いものに見えた。これだから、生徒時代も意地悪をする勇気のある女子が出てこなかったのである。
彼は自身が女性に相手にされないのは女性のせいだと思っていた。まず、このような顔に産んだのは母親であり、母親は女性だ。そして顔でしか判断しない女性も悪である。それが彼の考えであった。もっとも、顔だけで判断している女性など少数派なのだが。
少なくとも彼は、顔がすべての原因であるので顔をなんとかしようと考えていた。「女なんて」が口癖の彼であるが、流石に魔法使いにはなりたくなかった。だが、彼には清潔感を保つ根気も整形する金もなかった。そこで彼はネットに頼ることにした。「�Mれるものは藁をも掴む」とはこのことだと冷笑するものもいたが、なんと彼は整形より安く顔を変える機械を発見したのである。
そのページは最終更新日が10年以上前であった。背景や説明文も怪しかった。何より、ページ管理人兼開発者が全く無名の人物なのである。しかし、彼は特に何も考えず、
「これで俺も勝ち組」
と言って購入したのである。
驚いたことに、目当ての商品はきちんと彼の元に届いた。その商品には「最新のAIがあなたを女性が一番好きな男性の顔を判別、この機械が整形してくれます。これであなたもモテモテ(麻酔付属)」と古臭い字体で書かれていた。彼は早速、この機械を組み立て、顔に被せ、麻酔をした。決して器用ではない彼であったがこの時ばかりはトントン拍子で作業が進んだ。
整形作業から数時間、彼はついに目を覚ました。顔を触ってみると、前とは違う感触がする。彼は自分がモテモテの勝ち組になったことを確�Mした。そして、ステージ上で多数の女性の前で脚光をあびる自分を想像しながら、眠りについた。
その後、彼の願望は半分だけ達成された。その年のモノマネ番組で「一万円札の肖像画のそっくりさん」として登場したのである。
いいカップル
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ではスタート!
**毒の姫と月の雫**
触れた人間を毒に犯すことができるマシュリ姫と
まっすぐな少年シュラードのおとぎ話ちっくな
恋愛小説です!感想・コメントよろしくお願いいたします!
自�M作です(^o^)
小説名 ハーモニー〜春の桜散らせて〜
URL https://ha10.net/novel/1567324098.html
あらすじ ピアノを弾く事が大好きな中1、遥香。
彼女の奏でるハーモニーには、秘密がある___
コメント かなり自�M作です!
コメント、アドバイス募集中です!
ぜひ読んでください(^ω^)
これは私の経験をもとに書いていきます。私は隠キャ(真面目っ子)です
主人公のナナを�M頭に、
東京の街で和気あいあいの何でもない日常を書く。
読んでね!
和式の家の前で、
ナナは戸を叩いて。
「おじゃましまーす。ナナだよ、
坂本さん。」
白髪のやせ細った和服の紳士が出てきた。
「おお、ナナまあ上がれ。」
「おじゃまします。」
「最近どうだ。楽器は。」
「坂本先生の今日みたいな指導があって順調です。」
「何の楽器弾いてるんだっけ。」
「え、�Mターですけど。」
「ああ、�Mターか最近忘れっぽいからな、そうだピアノか。」
「いえだから�Mターです。」
「あ、�Mターか、そうだそうだドラムだったな。」
「・・・大丈夫ですか?」
「何がだ?」
「記憶力。」
「大丈夫だよ。」
「・・・。」
「で、今日の授業はな・・・あれ。」
「え、何。」
「あんた名前なんだっけ。」
「ええ!」
「かな子だよな。」
「ナナです!」
「ハジメか。」
「ナナです!!」
「うん、まあ名前なんて覚えなくていいや。」
「う、酷い。」
「で、何しにきたの?」
「授業だよ!」
「何の?」
「音楽!」
「何、音楽って?」
「・・・。」
「それよりゲームやろう。」
「もういいよ帰る。」
「まてタカシ。」
「ナナだよ!」
「ああ、もうそこの女!」
「何だよ!」
「名前は?」
「ナナだ!」
「名前は?」
「ナナだ!!」
「名前は?」
「だからナナだ!!!」
「そうかシンスケか。」
「病院行け!」
「床屋?」
「病院だあ!!!」
明日にはなくなってる。そんな世界のお話です。
――赤
赤色の物語。
明日世界滅びます。それが私にとって最後に聞いた言葉だった。
世界の終わりなんてみたくないし。だから私は自殺した。ただそれだけ。
クラスの友達とか家族とかみんなどうしたか私は知らない。テレビで流れた瞬間。
自殺した。別に悔いはない。これでよかったと思う。
死後の世界など�Mじない。世界が滅ぶから。きっと死後の世界も私がいた世界も
まるごときれいに。なにも無かったように。無。となって消えるのだろう。
そう�Mじて死んだ。死にました。
たぶんこの声も一瞬に発した声。
誰かに聞かれたのかとかそういうことは知らない。
それが私の話。
赤色。
――青
海の物語。
明日世界滅びます。それが私にとって絶望でしかなかった。
まだしたいことなんてたくさんある。もっと楽しいことあっただろう。
ニュースがやってる。自殺者が大量に出てる。さて、私はどうしよう。
ニュースが終わった。だよね。キャスターさんだってしたいことあるよね。
それでいいよね。私は世界と共に死にたい。
あぁ。病院からたくさんの人が出てくる。看護師さん。お医者さん。患者さん。
どうせ今日で終わるなら私も出ていこう。
ずっとお医者さんにもパパにもみんなに禁止されてたこと。
いっぱいやりたい。本で見たいろんなこと。やってみたい。
でもただ一つだけ。
海に行きたい。
1km歩くのも精一杯だけどやっと海に行ける。それだけで足は軽くなった。
テレビとか本で見たより何倍も何倍もずっと綺麗。
嘘じゃなかったんだ。あるんだ。窓から見える海は嘘じゃないんだ。
嬉しい。
砂に寝転がる。眠たいな。
それが私の話。
海。
明日あたりにまた出します。感想?とかどうぞ。
登場人物紹介
男 16歳 DQN.
�Mャル 16歳 男と同じDQN。 男とは彼氏。
眼鏡 真面目な学生。
他 モブなどなど...
荒らし、なりすまし×
男「なんかさぁ、なんかもっと過激なことしたくね?」
�Mャル「えーそうかなぁ?」
男「なんかもっと、戦争とかさ」
�Mャル「じゃあ学校で戦争でも起こせば?」
男「でもどうやって戦争に参加させんだよ?」
�Mャル「アチシが買収しとくからぁ」
男「買収!?」
男「(�Mャルってそんなに金持ってたっけ?)」
数日後
�Mャル「男ー!全学年買収してきたよー!」
男「おー...」
男「んじゃ軍振り分けるわ」
カワサキ軍
ニシバ軍
男「よーしできたぞ!」
男「ほんじゃ、第一次学生戦争を始める!」
�Mャル「おー!」
男「武器は...チョークと...百均に売ってたエアガンでいいか。」
�Mャル「アチシわぁー、回復道具持ってく!」
�Mャル「あと爆薬入りスクイーズもぉ、」
男「急に本格的になったな...」
眼鏡「わたくしは勉強が得意ですので、鉛�M、消しゴムを持っていきます。」
小説です。
ーこの幸せを使いこなせる人に。
>>2
涙目のリオン(?)、重苦しい空気に、未だリオン(?)を�Mじかねる僕は困っていた。
…しかし、いつまでもこのままでは進歩がない。僕は、"リオン"の隣に座った。
「…リオン、なんだね。大丈夫…なのかな?…ごめん。何かしたいけど、僕じゃ大したことは出来ない。」
一応、"リオン"は�Mじることにした。「…ずっと、一緒に、居たって、…いうのに。」…嘘とは、思えなかった。
「…やっぱり聞きたいの。リオンの…"能力" がどういうものかも解らないけれど、"打ち破った"って、いうのは…?」
こんなことを聞いて良いのか。もう少し待ってあげたら。いや、かえって気を遣わせる…この思いの、どれが正しいのか。
…そもそも、正しい答なんて僕に見つかるのか。そんな問答を、自分の中で繰り返していた。すると、
「…世の中にはな、"ヒナノ" 。ほんの一握り、"能力"使いが居るんだよ。
だがその"能力"は、何かきっかけがないと開花しない。その開花をさせるのが、オレの役目の1つ。
そしてオマエは、"特別な能力"を使える"選ばれた人間"なんだ。だから、ずっと能力開花の機会を�Mってた。
…しかし、だよ。ずっと猫化していたせいで、"アズサ"の能力が解けにくくなってたらしいな…」
と、ここでリオンは困ったように、自身の猫耳と尻尾を撫でた。
…ううん、成る程とまではいかないが、一応理解はした。
リオンは猫じゃなかった。僕は"能力"を持っている。だからリオンが来ていた。リオンが猫だったのも能力。…ん?
「"アノ人"が帰って来ない、っていうのは…?あと、リオンの"能力"って…?」
リオンは、少しピクリと肩を反応させたが、ゆっくり言った。
「ーあぁ。…………」
�Mャルの学校生活の小説