抜けメンも参加!
シンデレラ (もちゃ)
継母(ぽたろのすけ)
姉1(リノール)
姉2( のろりん)
王子(駄犬)
魔法使い(コアラ)
王子の側近(リノールの旦那)
・シンデレラの設定を全てブチ壊しています。
・つけ組知らない人からすれば「なんのこっちゃ…」です
・二次創作ではないから移動なし
むかーしむかしのそのまた昔、いや、そんなに昔でもないです。
病的なまでに細く白い娘が、継母とケンカしていました。
「こんッのクソ野郎!まぁた私の下着を使って、汚いわっ!!でもそれがたまらないの!!!」
「嬉しいんならイイじゃないのォ、ほら紐パン借りてくわね?」
「ああっ、この変態!」
「あんたもねー」
……………ケンカを、していました。
パンツ使われて喜んでいる変態娘は、見た目だけなら最高でした。
透けるように白い肌、艶のある黒髪
大きな瞳を縁取るまつげは、何もしていないのに、長く綺麗です
しかしその中身は。
「び、びすったら!!また暖炉に頭突っ込んで…汚いからやめなさいっ!」
(実際は年下なのに、設定上は姉の)娘が何を言おうと、
「いいんですお姉様…私は今、幸せなのです。ふがふが… それよりも、私のことはシンデレラとお呼び下さい」
「なっ…!! 可愛い妹を灰かぶりと呼ぶなど、できるわけがないでしょう!?」
「いいから呼べよォ!!」
「お前どうした!!」
呆れた姉がテレビを見に離れて行きましたが、シンデレラはそれには気がつきませんでした。
とろんとした瞳を宙に嵯迷わせ、
「あぁ…汚い。でも、それがいいの」
彼女はとんだド変態なのでした。
その頃パンツ取って行った母は。
「ふぅ…やっぱり落ち着くわね」
美しい声の響く室内で彼女は、纏ったドレスを脱いでいきます。
しゅるりしゅるりと絹擦れの音。
衣服の下からあらわれた肌は・・・・・・
「っあ"〜。今日も腹筋は調子イイな、この調子で1ダース割るぞ!」
全身を筋肉で覆われた、鍛え上げられた肉体美。
どう見たって女性の物ではありません。
そう、彼もまた、数多く存在する変態のうちの一人・・・
女装と筋トレという「なぜそれを組み合わせる」と言いたくなるような趣味を持った男。
「シンデレラに借りたパンツは後で履くとするか!!」
お父様気持ち悪ーい。
遠くから聞こえた愛娘の声は聞かなかった事にして、自称母はダンベルを持ち上げ始めました。
「「お城の舞踊会ぃい???」」
姉1と姉2が同時に声をあげました。
「その姉2って止めてよ。舞でいいよ舞で」
「あたしもりのでいーからさー」
姉1と姉2は
「「聞けよ!!!」」
……………。
「で、なんだっけ。舞踊会?」
姉1が再度聞き返します。
「そうなのよォ、国主催でね?
なんでも王子の婚約者を探す会らしいから、見初められたら未来の王妃よ!」
きゃいきゃいと自称母が騒ぎます。
「うるさ…」
「何か言ったかしらシンデレラ」
「なんでもないよ?」
「まぁまぁその辺にして…。それにしてもあのバカ王子、こんな会まで開かなきゃ婚約者も見つけられないなんて…」
「もー舞ったら。気持ちは分かるけど失礼よー?気持ちは分かるけど」
「りのお姉様も失礼ですって……正しいですけど」
「あら、王子に興味なさそうねェ?」
「「「全くないです」」」
三人の娘の、気持ちいい即答だった。
それも当然のことだった。
王子はその身分と容姿を持ってしても、目を瞑れないほどの人格破綻者。
控えめに言ってクズなのだ。
「いずれ国の王になるお人なんだから、多少のスキャンダルは勲章よ?」
「●リー伊藤…」
「びす、そんな事言わないの」
「はぁい、あとシンデレラで。」
「あのバカ王子、また国家予算で女買ったんでしょ?」
「しかもその子…婚約者までいたのに、命令に逆らえなくてムリヤリ…」
「挙げ句飽きたらポイだもんね。ほんっとクズ、いやクズに失礼よ。クズは土に混ぜれば肥料になるもの」
好き勝手に王子の悪口を言う娘たち。
「王子は確かにクズだけど…身分は高貴なお方よォ?幸せな結婚をしたいのなら、ピッタリじゃない」
継母には耳がないのでしょうか…。
汚い物でも見るかのような目付きで姉1が言う。
「女を吐き捨てるような扱いしかできないゴミに嫁いで、幸せだと思うような女がいるとでも?」
続けて姉2。
「本当です。そんな男に媚びるお父様も、とんだクズですね?」
「あ、いや、そのぉ…」
「分かったらもう話は終わりにして下さいよ。」
「し、シンデレラ!お前俺を誰だと…
「食事係は私です。今日はスープの日でしたね…。 これ以上続けるのなら、うっかり間違えて煙草の煮汁を混ぜてしまうかもちれませんよ?」
シンデレラの堂々の犯罪宣言に、自称母は肩を落とした。
「なんでそんなにイヤなんだ…。」
娘たちが頑なに王子を拒むのには、別の理由もありました。
既に三人には、それぞれ、心に決めた人がいたのです。
姉1は、王子の側近と相思相愛。幸せ真っ只中です。
姉2は、町1番のプレイボーイと称されるアルマ・リィにご執心。
シンデレラは、『視線で人を殺る』
と言われる伝説の魔王に恋。
姉2は見る目の無さが原因ですが、末のシンデレラはちょっとしたファンタジー…。
ですが彼女達はその相手以外考えられません。全員、王子にも、王子の地位にも興味がないのでした。
みもりん暇なの?
10:箕犁:2017/07/30(日) 21:38もちゃだ!ヒマだよ〜
11:箕犁:2017/07/31(月) 01:32 「あーだりー」
「どうしてこうなったの…」
「ほらしゃんとしなさいよォ!」
煌びやかな会場で、項垂れる美少女二人とウッキウキのオネェ。
「国中の美しい娘を集めろ」という国王の命令で騎士団出動。
姉1と姉2は強制的に舞踊会に参加していました。
「あたしら男爵令嬢だよ?王子サマの目になんか留まるわけなくない??」
姉1がぶつくさ言います。
「同感です…ていうかびすが居ないんですけど。」
「ああ、あの子なら逃げたわ」
憎々しげに言う自称母。
「「…………え?」」
その頃シンデレラは。
がさがさがさがさがさっ!!
どたどた…ごっ、「痛っ」がっゴロロロロロッ「ひゃわああああああ!?」
………どちぇっ。
「うぇええ、痛い…」
家に押し掛けてきた騎士団を見たシンデレラは、窓から飛び降りて脱出。
「下の茂みに落ちて転がって、石に頭をぶつけて、おまけに落とし穴に落ちるなんて…」
奇跡のドジをぶちかましていました。
頭をさすっていると、いつの間に近づいたのか人の気配がします。
嫌な予感がして上を見上げると…
「長い台詞だね桃。説明乙」
「煩いわよ、てかシンデレラと呼びなさい」
『桃色空間構築』魔法の使い手、
DT様がそこに「いやいやいや俺童貞じゃねぇからな!?」
…………魔法使い様が「なんでちょっと不満そうなの!?」
「魔法使いさんうるさーい」
「いやコレ怒っていいと思うんだけどな!!」
「で、お前なにしてんの」
「あんたこそ何で人んちの庭にいんのよ。不法侵入でしょ」
ぎく★と効果音が聞こえました。
「………彼女に、美味いラプンツェルを食わせてやりたくて、少し頂いていこうかと」
「無許可で?」
「ぐっ……泥棒なのは分かってる。だけどこのままじゃ、しぃもお腹の子供も危ないんだ!!」
だからどうしたというのでしょう。
「これ、『じゃあ好きなだけ食っていいから子供寄越せ』って言って、その子を棟に閉じ込める…」
言ってはいけません。これはあくまでも『シンデレラ』です。
「……まぁいいや。見逃したげる」
「本当か!?」
「その代わりさぁ、あたし今困ってんの」
「え」
「だからさ、わかるよね?」
「あの」
「ちょっと私と服を取り替えて欲しいの。」
「嫌だあああああああああ!!!!」
当然です、魔法使いさんは男の子なんですから。
なんせシンデレラの服装は、
「お前それ、どっからどう見ても●ンミラじゃねえか!!」
「そうだよ?」
姉たちからは、普通に妹として可愛がられているシンデレラですが、自称母はなかなかの態度をとります。
「……パンツ貸せってのもか?」
「あれはフツー」
「お前の親父おかしいだろ!!」
衣服も満足に与えられていないため、使い古しの自称母のコスチュームを着ることが当たり前でした。
「仕方ないじゃない、抜け道使っても外に出たらこの格好怪しすぎるし。逃げるために地味な服ほしーの!」
「俺が目立ちまくるわ!!」
「警備隊の引き付け役にもなる、ちょうどいいじゃない?」
「騎士団よりヤベー奴に追っかけ回されるの俺!?」
騎士団は力をウリにしてはおらず、どちらかと言えば…その容姿で人々を魅了し、手なずけるのが役目。
『ガチで力でねじ伏せてやんよ』な仕事は、幼少から厳しい訓練を積んだ警備隊に任されている。
「警備隊に楯突いたら流石に殺されるわボケェ!!」
「骨くらいは拾ったげるわー、嫁に野菜食わせたきゃ●ンミラ着なさい?」
「ぐお"お"お"お"!!!!!!」
魔法使い、桃色●ンミラデビューー★
「字だけだとAVっぽいというか、悪くはないわね」
「ぶざげんなあ"あぁぁあぁあ!!」
魔法使いから、黒いコートと白いシャツ、スキニージーンズを剥ぎ取って、シンデレラは
「あんたにはもう用はないわー。じゃあね魔法使い」
と、金ヅルを捨てる彼氏のような台詞を吐いて去っていきました。
無駄毛処理など、一切していない男の
生足を晒したアンミ「ちゃんと伏せ字入れろ馬鹿野郎!!!」
………●ンミラ姿は、ハッキリ言って非常に気持ち悪い。
人目を引くには最高でした。
「実はあいつの姿、隠しカメラで撮ってるんだよねー。」
先を歩くシンデレラの呟きは、
「焼き増しして三丁目のホモに売ろ」
多分誰にも、聞かれていません。
王子がシンデレラに迫ってるなう
(リアルで)
諦め悪いよ駄犬。帰れ〜。
そんなこんなでシンデレラは逃亡。
舞踊会組はというと…
「舞ちゃんと、りのちゃん?君たちすごく可愛いね。僕の王妃にならない?」
「……」
「えっと………」
口説かれて、いました。
天さん魔王かよwwww
19:天尽禍終霊◆Qw:2017/08/01(火) 16:50どうやらそうらしい。
20:箕犁:2017/08/05(土) 19:32 ここからエロあるから
別サイトで終わらせたんだけど、このスレもったいないかあ。
18禁カットで載せちゃえ。
「ふたり共可愛がってあげるから、ほら、……ね?」
ふたりはゾッとするほど美しい、しかし気分の悪くなる笑みを浮かべた王子に、迫られていました。
そんな王子を見て姉1は思わず、
「あああああもう、こういうクズはシンデレラの暇潰しに使われればいいのに…!!!」
「姉さん心の声漏れてます」
「は!?だって……あっ」
いくら名ばかりだとしても、国の王子に求愛されて顔を歪め、「クズ」と罵る男爵令嬢。
「あー………あたし、死んだ…?」
「死にましたね…いえ、これから死にますね……」
おまけ(本編とは無関係)
「ねぇ聞いて!下スレとすごっく名前が似てるのよ!!」
シンデレラ嬉しそうです。でもそれよりも、
「すごっくwwwww」
「ちょ、すごっくってwww」
「あ、み……ミスったの。うち間違いくらい誰にでもあるでしょ!」
「「すごっくwwwwwww」」
姉二人はたまに意地悪なのでした。
おまけ(本編とはrk)
???「………下スレって、タイミング次第でどのスレかわかんないよね。」
「魔王くん、それは言っちゃだめなんじゃない?」
「お前こそ『???』にしてるのに名前呼ぶんじゃない。」
「あ、はーい。」
まだ登場しない魔王様の城の中、
姉にバカにされてすねたシンデレラとの会話。
いきなり腸が飛んでった……♪
今期一番面白いと思っているアニメのOP空耳が頭をよぎった。
(やべーわこれ…腸じゃなくて首飛ぶかもしんない。)
ちなみに箕犁は、異世界食堂が一番好きです。
シンデレラはアホガールとか言ってますね、ウホウホ。
話を戻して
「…………りの、ちゃん。今、なんて言ったの…?」
「聡明で慈悲深く容姿端麗な王子様の側に、あた…私などを置くのは貴方の品位が下がります、と。」
「いやサラッと大嘘つくのやめよう?」
「ちっ」
「聞こえてるからねりのちゃん!?」
もちゃイラスト描いてくれないかな〜
26:ゆのる◆Qw:2017/08/06(日) 06:15え
27:ゆのる◆Qw:2017/08/06(日) 06:16むりむりむり描けないよ
28:箕犁:2017/08/06(日) 08:54 >>27 へー
http://ha10.net/up/data/img/20566.jpg
なにしてんの!?
30:箕犁:2017/08/06(日) 09:59 続き〜
「姉様まずいですよ、とりあえず土下座しましょう」
「舞ちゃんも聞こえてるよー…」
「ハウアッ!!!」
『王子がホールのど真ん中で男爵令嬢に求婚している』
あの王子とはいえここは婚約者を探す会。二人はかなり周りの視線を集めていました。
全く好転しない状況の中、死への時間が近づくだけの二人は、顔面蒼白でただその場に立ちつくすのみ。
「この俺に暴言って、普通は殺してるんだけど……君たち可愛いし、情けをかけてあげるよ」
神はそんな二人に、最後のチャンスを与えました。
「ほっ、本当ですか!?」
「えっ」
「舞、素がダダ漏れ」
「あ、そっ、その…ごめんなさい」
あまりの食いつきに苦笑する王子。
「いいんだよ、その代わり、君達は僕の王妃になってもらう。死にたくないならね?」
「「お断りします」」
姫1、姫2、共に死亡決定。
ひまつぶし(本編あきた)
「ねーねーねーねーねーさま」
「呼び掛けと名前を混ぜるのやめなさいシンデレラ」
「はぁい」
「で、どーしたの。お腹すいた?」
「私拒食気味なんですけど。違うよ、そうじゃなくてさあ」
「?」
「なんでこの小説は、キャラクター説明がないの?」
暇潰しメタワールドへようこそー。
「それはねシンデレラ、暇潰し板でちゃんと書いたからよ」
「そんなの知ってる人ほぼいないよ」
「大丈夫よ。そっち見た人しかこれ読んでないはずだから」
確かに内輪ネタに溢れてるし、
ふざけてるし、やる気の欠片も感じません。
「どうしていきなりそんな事を?」
「いや、読み返してて思ったの。この『魔王』って誰よ、って」
シンデレラが、彼女だけは言ってはいけない事を言いました。
「あんたの彼氏でしょ」
「いやそうだけど、>>1にもいないし、後付けの説明もないし。」
「ちゃんと暇潰し板「だから、わざわざそこ読むのだるいんだって」
「仮にも主役が『読むのだるい』とか言うんじゃねえよ!」
おや、姫1の、くちょうが…!?
「いや進化しないから。なにポケモソみたいに言ってんの」
「ねーねーキャラ説つくってよー。なんか舞踊会組のターン長くて、私ぜんぜん出てないもん。忘れられちゃうよー」
「確かにびすすんの変態設定は空気化してるよね」
「シンデレラって呼べ」
そこはぶれないんですね。
「まあいいけど。ぶっちゃけ本編書くの飽きてきたし」
「最初から飽きてたでしょ…」
「うん」
実は18禁シーンを抜くと話が成り立たないので、ほぼ全て書き直し。
あきた。ねこやのプリンアラモードでも食べたいです。
「地の文が異世界食堂推してるー。アホガール見ようよアホガール」
「いやいや、実力至上が一番だよ」
ラノベ原作ものが好きな人って、リア充も普通にいますよね…。
「なんで略したん」
「さいごまで打つのダルかった」
(話を戻せ……)
「なに今の声」
「多分魔王くんやね」
出張お疲れ様です、魔王様。
「軌道修正しろって事かな…、なんなの魔王、もしかして神?世話焼き??」
「いや魔王くんは魔王でしょ」
「あ、そっか」
(阿呆しか居ないのか此処は…。)
「てか、天さんなんで魔王なの?初期の名前『骸の王』じゃん」
ほんとですね。いつの間にか、名前が魔王になってました。
(え、ちょ、無視?)
「やっぱキャラ説、いるかもね…。名前変わってたの気づかなかったよ」
「そやよー。コアラとか思いっきり『しぃ』って言ってるし。まだしゅりちゃん出てないよ」
「本当だ。じゃあ後で書いとこうか」
「ういういー」
(俺の「阿呆」はスルーされたの?)
おまけにも飽きた…ここで終わり。
「キャラクター紹介〜」
「おせーんだよなマジで」
「りの姉様…」
*シンデレラ(びす)
ヒロイン(仮)。
言葉攻めと羞恥プレイを愛するドM
魔王に恋するファンタジー娘。
興味のない人間=石ころ ぐらいにしか考えていない。
大切な人は自分の命より大切にするけど。
*姫1(りの)
王子の側近と相思相愛、彼しか見えません!な恋愛煩悩女。
親友に手を出した王子が大嫌い。
コイツが真のヒロインなんじゃないかな…時々思います。
*姫2(麕)
美人で、性格もそう悪くない。
でも男の好みが致命的に悪く、周りを巻き込みとんでもない目に合わす。
実際はシンデレラより年下だが、設定上は姉。
街一番のプレイボーイに、糖分控え目な片想いを続けている。
*継母(ぽ太郎)
自称継母。本当は女装と筋トレが趣味なだけの、ただのおっさん。
初対面で「オカマってやつですか?」
と聞かれたのを根に持っていて、シンデレラをやや嫌っている。
*国王(とわ)
王妃の尻にしかれているイエスマン。
何も考えない行動が多い。
息子が国の女に嫌われまくっているのを心配し、『王子の評判を気にしていない』と聞いたシンデレラに縁談をもちかける。
実際は『王子に興味ないから、行動なんか気にする理由ない』なのだが。
*王子(六)
可愛い子なら老若男女だれでもいけます、顔が人間の全てだ!と考えて生きるうんこ。
容姿端麗で王子という身分がありながら、誰も彼と結婚したがらない。
シンデレラに
「猫耳似合いそうですね」と言われてからずっとつけてる。変なとこ素直。
*魔法使い(コアラ)
彼女大好き、彼女愛してる、彼女のためならタヒねる、彼女彼女彼女彼女…な男。DTではない。
『桃色空間構築』魔法を使えるため、シンデレラから魔法使いと呼ばれる。
同じく恋人至上な姫1、彼女の飼っていた猫が脱走したとき、保護したシンデレラとは友人。
*農家の娘(朱李奈)
愛称はしぃ、しゅりちゃん。
魔法使いの婚約者で、溺愛っぷりに
やや嫌気がさしている。
それでも愛してるけどね。
*魔王(天尽禍終霊)
『視線で人を殺せる』と噂され、
恐れられている存在。伝説ではなく
普通に実在する。
森の奥でひっそり暮らしていたが、
迷い混んだシンデレラに発見され、やたらなつかれた。
怒ると『骸の王』になる。普通の時は優しいお兄さん。らしい
「長いよみもりん」
「自分でも分かってるよそんなの…」
姉達が死を覚悟する少し前、妹は。
がさがさがさがさがさ…
「こーっちーかなー」
がさささ…ばき「痛っ!?」
ごそ、ごそ「もー…どこー??」
「ぶふっ」
「あ、今誰か笑ったでしょ!!!」
「…………相変わらずですね」
「そりゃー私だからねー!」
森の奥にすむ、魔王のところに遊びに来ていました。
気づけシンデレラ、姉が死ぬぞ。
「それにしてもあなた、何で俺の事見つけられるんだろうね。
「へ?」
「不可視魔法かかってるから、俺も俺の家も人に見える訳ないの」
かれこれ半年ほど交流を続けていた魔王の、まさかの事実です。
「えー…それはホラ…純粋な子供にだけ見えるとかさ」
「お前のどこが純粋だよ。俺はトトロか何か?」
「森の精霊っぽいし、いいじゃん」
「俺いちおう魔王な」
rk
明日がなんの日かわかる?
「ついに地の文が話しかけてきた」
わかる?
「葉っぱの日やろ?」
「答えるのねシンデレラ。……てか、何それ聞いたことない」
説明しよう!
「うわしゃしゃらないでよ箕犁」
つっても詳しい事とか知らないけど。
「みもりんそれ意味なくない?」
「詳しくなくていーから話してよ。あと、その発情期のゴリラみたいな顔するのやめて」
「ひで」
「いちいち改行すんのもうざい。」
誰がゴリラだビチビチグッソ…
「あ、改行はやめてくれた。」
「ぴちぴちぴっちに謝れ」
で、葉っぱの日だけどさ
「そーいやそんな話してたねー」
「ああ。もう興味ない」
まー聞いてよ。実はその「その日だけ全ての書き込み規制が解除されて、みんな自由に書き込める、だっけ?」
言わせてよ!!
「え、マジで?あたしのサブちゃん使えるの??」
「それだと、某有名演歌歌手を思い出すからやめて」
北じ「やめろってば」
「で、それが何なのみもーん」
(⊃・ω・)⊃【り】
いやさ、ちょっと気になって
「なにそれ」
そんな日本当にあるのか?って
「え、そこ?」
うん。荒しまくられるの分かっててそんなことする?
「まじであっても年に一度だし。」
「夏の風物詩的な?」
「んだ」
そういうもんかー…
「なにどしたの」
いや、鍵部屋にだいぶ嵐増えたし、変な人が入ってくる日なんかやだなーと思って。
「あたしがチャット嵐なの分かってて言ってんの?」
それはそれ。
……やっぱやだなぁ。嵐…
「長い。つまらん。飽きた。結局何が言いたかったのよ」
「徒然見るから、はよ終わらせて?」
すみません。葉っぱの日が楽しみだけど不安って気持ちを共有したかっただけです。
「「帰る」」
あ、そんなぁー……
「何で、いつもおまけに呼ばれるの、あたしたちなの?」
「動かしやすいらしいです」
「馬鹿は扱いやすいってか。タヒね」
「口悪いよりのー。」
肩パッドはちゃんと入れたよー。
えらい腕短いけど、ママさん
http://ha10.net/up/data/ing/20611.jpg
んん?
37:ゆのる◆Qw:2017/08/07(月) 21:01 あぁ。http://ha10.net/up/data/img/20611.jpg
……かなぁ?mをnにしてたかな
えっ継母可愛すぎない?w
ちょ見てこれ>>37
肩幅は無理やり感あるけど、他かんぺき女じゃんかw
試しにマジで左手使ってみた
やっぱ字むりなのに、絵は描ける…
http://ha10.net/up/data/img/20617.jpg
ほあああああああああ嫁ぇええええ
41:天尽禍終霊◆Qw:2017/08/08(火) 17:57アンタ既婚者だったの???
42:箕犁:2017/08/08(火) 18:48 私の嫁は継母たんです。かわいい
既婚はリノールだけじゃ?
rk
「またですか。とっとと本編更新して下さいよ」
許してよ姫2ちゃん〜、継母たんが可愛すぎて死にそうなの〜。
「はいはい。で、何の用ですか?」
継母ちゃんの可愛さを知ってもらうためにアピ「帰ります」
あー……
「ねーねーまおーうくーん」
「なんですか」
「私のことさー、どう思ってる?」
「はい?」
呑気なシンデレラは、まだ姉の窮地に気がついていません。
普通気がつきませんけどね。
「急にどうしたの」
「ききたくなったー。」
微妙に頬を赤らめて、目線を下げるシンデレラは女の子そのもの。
灰につっこむ変態にも乙女ご「すっごい失礼だからねそれ。」
……年頃の娘らしい一面です。
「いきなり宙に向かって話してどうした。気でもふれたか?」
「なんでもなーい。」
「そうか?」
どうにか誤魔化せました、いやきっと誤魔化せたはずです。
「それで魔王くんはさー、私のことどう思ってるのっ」
「忘れて無かったのか… なぜいきなりそんな事を?」
「さっきから言ってるじゃん、ききたいからだよー。」
「そういうお前こそどうなんだ」
ふん、と鼻を鳴らして逆に問いかける魔王さん。
(多分『怖いー』とか、『私の質問はー?』とか言うんだろうな)
ですが、その予想は大きく外れ、
「好きだよ」
斜め上の上の上の上をいく、本気トーンの言葉が返ってきたのです。
「……は?」
「好き」
「なんで二度言うんだ」
「『は?』って言われたから」
「「…………………」」
「とりあえず、今日は帰るね」
「ああ、うん」
シンデレラは、そのまま振り返らずに歩き、城の外に出て…………、猛ダッシュ
たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた、ッン「ひあっ!?」
した直後に石につまづいて転びました。
「どどどどうしよう…言っちゃった言っちゃった言っちゃった言っちゃった言っちゃった言っちゃった、なんか言いたくなって言っちゃった…!!!!!」
シンデレラ今更パニクっています。
残念もう遅い。照れても悔やんでも、もう全て終わっています…
もちゃが爆弾発言……ガタガタ
CP組み直しなんかできないよ!?
あははー
47:箕犁:2017/08/11(金) 12:57 rk
「電気なんっもわかんない。コイルがどっちに回転しようと関係ないよ…」
なに中学生みたいなこと言ってるのシンデレラ。
「中学生だよ、てか受験生だよ。私魔王くんに告白してる場合じゃないんたけど。」
今回はシンデレラの勉強話。
もはやほぼ完璧に実話
面倒なのでQ&Aでいきますね。
「私に拒否権は?」
ありませんよそんなもの。
「はーい。」
Q 1日の勉強時間は?
A「12時間くらい…?10時間は塾にいて、残り2時間だけ家でやる。」
Q それ何時間寝てるの…?
A「6時間ちょっとかな?それくらいでじゅーぶん」
Q 行きたい学校でもあるの?
A「あるよー。将来つきたい仕事、接客業でね。でも会話苦手だから、接客授業のある学校に行きたい。」
Q 魔王さんのモデルの天さんとは、高校違うの?
A「多分ねー。」
Q それ、寂しくないの?
A「普段から学校で話すことも会うこともないから。大して変わらないと思うよ?」
Q 冷めてるね〜。
A「いや冷めてはないと思うけど…うーん、どうなんだろうね?これ。」
Q 話を戻そうか。嫌いな教科は?
A「理数。理科って何が楽しいんだろう…?」
Q じゃあ、好きな科目は?
A「ないよ。得意なのは国語。でも語彙力とかは無いから、身に付いてるかって言われたらノー。」
Q あれ、美術好きじゃなかった?
A「絵画表彰でステージ上がらされたのがトラウマで、学校で描くの無理になっちゃったの。」
Q 高校は受かると思う?
A「どうだろう?受かると思って頑張ってるけど、わかんないよね」
Q 大学には行くの?
A「行かないよー、専門学校行く。」
Q 専門学校?
A「うん、ウェディングプランナー学科。県内のとこ行くか、県外に出るかはまだ考え中」
Q 結婚かー、女の子らしい事を
A「自分のを諦めたぶん人のに関わりたいって、女の子らしい理由?」
Q それ詳しく聞いていい?
A「え、『子供欲しくないけど結婚はしたいかな』って、厳しくない?」
Q うぅん…なんで子供ほしくないの
A「私が子供だから」
おおうきっぱりはっきり。
Q そのうち欲しくなるかもよ?
A「そしたら考えるー。」
「脱線してるし、そろそろ終わろうよ」
そうだねー。もちゃ協力ありがとうございました。
鍵部屋内での会話メモを元に書いたものなので、返答は全てもちゃが実際に言ったことです。
楽しかったから別の人でまたやるかも
rk
シンデレラが告白した日の夜だと思えば話繋がります。
「姉様はいちばん可愛いのに、どうしてそんなクズばかり好きになるの?」
「えっ?」
姫2+シンデレラ、寝る前のガールズトークタイムです。
「し、しんでれりゃ「噛んでます」
「シンデレラ、いい?好きになったらもう、全部好きなの。恋は盲目ってやつじゃないかしら…」
「目の前で他の女とキスしたり、浮気デートの最中に出くわしても悪びれず話しかけてくるうんこを好き?」
姫2の愛するアルマ・リィは、顔だけはいいうんこ野郎なのです。
あの容姿がなければ、性格破綻者でしかありません…あれ、もちゃや舞の知り合いって、そんなのばかり。
それでも彼女はアルマを庇います。
「アルマはうんこじゃありません」
「うんこ以下ですか」
「やめなさいシンデレラ」
……花の乙女がうんこうんこ連呼するこの状況、お金の匂いがしなくもないですね。
「いい?シンデレラ」
「?」
「アルマはどんなに酷いことをしても、私と居る時だけは、私だけを見てくれるの。」
「他の女にも同じ事してますよ?」
「それでもいいの。一瞬でもいいから私だけを見て、愛してくれる人が欲しかった。」
「姉様だけのものには、なってくれなくてもいいんですか?」
その問いかけに姫2は少しだけ考え、
「いいの。それがアルマだから」
寂しそうな笑顔で答えました。
「ふーん…私は、私だけのものになってくれる人を好きになりますけど…」
「それが一番だけど、そううまくはいかないでしょ?」
「……はい。」
ぐっ、と悔しそうな顔のシンデレラ。
彼女も彼女で、想い人の難攻不落ぶりに悩んでいますからね。
「で、魔王さんとはどうなの」
「勢いで行動したのを悔やんでるところです…あぁあぁ…!!」
「えっ、なになに!?まさか…」
二人のガールズトークは、夜更けまで続くのでした。
ずっと入りたそうにしていた姫1には、気がつかないままで(笑)。
rk
「ねぇ舞、スレが下がりにくくなってない?」
「え…………、あっ、確かに。前は10分もしたら下がってたのに、どうしたんだろう?」
「時間帯とかもあるだろうけど…」
ちょっと気になったので考えます。
「なになにーお姉様達ー、私もまぜて下さいよー」
「あ、びすす「シンデレラ」
「……シンデレラ。いいわよ」
「いま、スレが下がりにくいねってお話してたの」
「……あ、そういえばそうだね。」
最終更新は9時なのに、そこまで下がっていません。
文章や内容からして、小学生が多いはずなのに「箕犁も文章力ないわよ」
私は文章力がないなんて一言も言ってませんよ。
馴れ合いが多いからそう思っただけです。
「馴れ合いって…そういうノリが嫌なら、匿名板行きなよみもりん。」
「そうですよみもさん。それが普通の場所でそんな事言うのって、馬鹿にされてると思ってもおかしくないですよ?」
「てかさー、こんなメタばっかの
小説(笑)書いてて楽しいの?『自分周りとは違うっすから』とかやりたいの?」
いてててて…私フルボッコですね
「またそれがキモイ。なに、ラノベ?ラノベの主人公でも気取りたいの?」
「りのお姉様、それラノベ主人公バカにしてるって取られますよ」
あのぉ…話戻していいですか。
「まだあんたへの文句言い足りないんだけど?」
「ね、姉様そのくらいで…」
「りのお姉様の気持ちもわかるからー…止めないっ」
「いい子ねシンデレラ。そうね……箕犁。特別に、土下座したら許してあげる。そうすれば、話を戻してやってもいいわよ?」
ええー…土下座ですか。
「あ、あとねー、『ここの人達をバカにしたともとれる発言をしたこと、深く反省しております。小学生は最高です』って言って?」
最後あんたの趣味でしょ!?
「天使の3Pはアホガールと並ぶ。」
「で、やるの?やらないの?」
(やらないと話が終わらない…)やり……ます。
「いい子ね。じゃあ、頭を地面に擦り付けなさい。」
くっ…。ジャリッ……
「ほんとにやっちゃいました…」
「日常みたいに前屈しちゃダメだよ」
しませんよ!普通に土下座してるでしょう、ホラッ。
「ほんとだねー、で、はいっ。台詞いってみよーう!」
こ、この人達を、バカにしたともとれる発言をしたこと…ふかく、反省して…おります……。
「ざまぁないわねぇ箕犁。で?」
し、しょ、うがくせい、は…最高…………です…!!
「うわほんとに言った。」
「すごいねみもりん!ロリコン?」
「ふっ、二人が言わせたんだよ…」
ありがとう姫2。それで、話を戻してもいいですか?
「いーけどー、ちょっと長いし、脱線したし、一回切ろうよ」
そう…ですね。じゃあ続きは後で書くとして、髪を洗ってきます。
「あぁぁみもさん…」
「は〜いっ、>>50に続きます!」
「あれ?戻るの早かったね」
コアラがのろけてた。殺意をここで発散させようと思って
「あー、『しぃが一番に決まってるだろ!』だよね?」
詳しくは暇潰し板をチェッ「人増えても困るから宣伝するな」
はい、すいませんでした。
「じゃあ土下座もさせたことだし、理由をちゃんと考えよう」
あ、覚えていてくれた、良かった…。
「お盆だから祖父母の家に行ってて、3DS民がネット使えなくて更新止まってるとか?」
「普通みんなスマホ持ってるから…」
「え、小学生ですよ姉様」
「シンデレラ、最近の小学生はスマホ持ってるのよ。むしろあんたが中3にもなって、欲しがらないのは異常」
「小学生にスマホって…親バカとかじゃないの?」
シンデレラそれ危ない。ストップ。
「友達からハブられるから買って〜とか、ラインやりたいよぉ〜とか、そんなんで欲しがる子は多いから…」
「それでハブる友達なら、その程度の仲だから捨てなよ。」
シンデレラ、シンデレラ、気持ちはわかるけど待って。
仲良しごっこは世渡りの基本だよ!
「みもさんもダメですよそれ」
「『わたしたちの友情をバカにするな』とか言われるよ?」
「まぁ…いいや。これ以上続けてもロクな事にならないし、進めよ」
「じゃ自演が多いとか」
やめなさいこのバカは本当に!!
「自演はともかく、かけもち連載の人がいるから…その人が少し忙しければ、ありえるよね。」
「あー。それなら…。」
「お姉様も何か言って下さい」
「え?そーだな…」
「なれあっ………交流→仲良くなる→仲良し板とかに作家が流れる→過疎タイム発生」
その人たちが話してる間は、書かなくなるからって事?
「うん」
「そもそも、ここに1日何回も来る方がおかしいですって…。夏休みですよ?」
「友達とかと遊びつつ、たまに葉っぱに来てるってこと?」
「そんな感じ。」
「掲示板使うってほぼ陰キャだし……暇でしょ?」
「わー、りのお姉様暴論…」
もうやめようよこの話。
『お盆だから』が一番平和だから、それにしよ?
「収集つかなくなったら止めるのね。ほんとクズだわ」
あんたらの発言のがよほどク…
「クズじゃないですよ、みもさん。すこーし、酷いだけです」
すこーし!?
「あーまた長くなる…で、『お盆だから』でいいんですね?」
そ、そうそうシンデレラ!もう締めよう!!!
「はいまたらいしゅー」
「じゃーんけ「それはまずいです」
なんだろこれ
52:箕犁:2017/08/13(日) 09:16 rk
「みもりん、あの番外編のせいで、姫1と2が助かるのバレたよ?」
あっ。
さてここからどう助かるか、それが見物という物。
54:箕犁:2017/08/13(日) 12:42 rk
魔王様とシンデレラの普段の会話。
【1】
「魔王くんっていつもなにしてるの?」
「猫触るか、寝るか、本読むか。あと討伐に来た人間追っ払うか」
「へー…最後以外はわりと普通。」
「まぁ元人間だしね」
「えっ」
「国から『魔王職に選ばれました』って通達来たからやってる。」
「えっ」
【2】
「お前3日に1回ぐらい来るけど暇人なの?」
「暇じゃないけど、友達少ないよ」
「だからって魔王のとこ来る?」
「魔王だけど何もしないし。優しいし。あとかっこいいし」
「おい最後」
【3】
「その髪の毛、地毛?」
「違う。染めてる」
「白になるまで色抜いたの!?そうとう痛んだでしょそれ…」
「まぁ。かなり柔らかくなったな」
「あ…ほんとだー」
なでなでなで
「止めろ撫でるな」
「ふわふわで気持ちいいねー」
なでなでなで
「聞け」
【4】*本編に絡むかも
「この間言ってたけど、魔王職に選ばれたってなに?魔王って職業なの??」
「あー…説明が難しいな。お前でも分かるように色々省くぞ」
「はーい」
「『国民の不満は全て魔王のせい、魔王さえ倒せば解決』って民に思わせるための、国のシステムなのよ。魔王って」
「んんー?」
「俺絶対悪。討伐隊は自分達を守ろうとしてくれてる。俺は悪者。討伐隊を作ってるのも育ててるのも国だ。じゃあ国は」
「いいものだって民が思い込む?」
「正解、実際俺なんもしてないけどね。そこは上層部お得意の情報操作でうまくやってんだろ」
「うわぁこの国腐ってるね…」
「だな。」
「私だったら絶対引き受けたくない」
「そうか?一応公務員だから、福利厚生もしっかりしてるぞ。この城も衣服も全部国から支給。」
「えええぇ…ちなみにお給料は?」
「貰ってない。代わりに要求したもん全部現物支給される」
「結構、好待遇なんだ…?」
「そのぶん討伐隊にいつ殺されるかわかんねー仕事だぞ」
「死なないでよ魔王くん。さびしい」
「はいはい」
【5】
「魔王くんおーきーてー」
「………あ"ぁ?」
「ひぃ!?」
「……あーお前か。怯えてどうした」
「寝ぼけてるときの声、結構ドス効いてて怖かった……」
「魔王っぽかったか?」
「街のチンピラっぽかったかな」
「おい」
私はこのかぷが一番スキ。
そろそろ姉様助けないと死ぬな…
56:箕犁:2017/08/13(日) 13:10 後悔でごろごろし続けるシンデレラの元に、アンミラを着た変態男が走ってきました。
「恥ずかしがってるとこ悪いな、死んでろや」
「うわあああああああああああああああああ…あ…童て「俺は非童貞だ」
「そうなんだ…で、何よ。私いま元気ないから。あんたの息子と同じくらいへこたれてるよ…」
シンデレラは疲れると下ネタを言いまくる質の娘でした。
「下ネタ言ってる場合じゃねぇよ死んでろや。お前の姉さん達、死ぬかもしんねーぞ」
「んん…なにいってんの短小…冗談はそのサイズだけにしたら?」
「いや本当なんだけど…助けて」
下ネタマシンガンと化したシンデレラの相手は、男女平等パンチを繰り出せるような人にしかできません。
「本当なんだって。お前が逃げた舞踊会、身分関係無く、国中の見目麗しい娘が集められてんの。」
「なにそのハーレム羨ましい」
「うるせぇ茶々入れんな。そこにしぃもいるんだけど、あいつが見たって言ってるんだよ」
「何をよ」
「国王に姫1と2の、打ち首許可貰おうとしてる王子。」
「はぁ?なんでそんな事」
「二人が王子の求婚断ったんだよ」
ようやく姉達のピンチを知った妹は、思いきり顔をしかめて言いました。
「だから助け「それ私に言ってどうするつもりなの?」
「は…?」
「家族って言っても義理なの。そりゃ少しくらい心配ではあるけど、あの王子の求婚を少しも濁さず拒否なんて、『殺して』って言ってるよーなもんじゃん」
「そ、れは…そうだけど」
「あの人達は死にに行ったんでしょ。私にどうしろって言いたかったの?」
自分にとって『大切な人』『そうでない人』の2つしかない彼女に、後者を助けるという考えはありません。
「でも、あの人たち助けないと…しぃの友達なんだ、姫2の方……」
「だから何よ…。私に全く関係ないじゃない、それ。」
「ふざけんなよ?」
「なんにもふざけてないよ。」
「お前っ…俺は、お前があいつらの事心配してると思って、あちこち走り回って探して…!!!」
「そこまでしてくれたんだ、ありがとう魔法使い。」
「じゃあ…」
「でもごめんね?
私はあの人たちを助けたりしないよ。無駄だったね、疲れたでしょ。」
それだけ言うと、シンデレラは魔法使いに背を向けて、さっさと歩いていきました。
「人でなし」だの「クズ」だの叫ぶ彼を無視して歩くシンデレラは考えます。
(どうやって城に侵入しようか…。)
rk
「なんか私すごい悪者っぽい…」
許してもちゃ。こうでもしないとあのアンミラ男追い払えないから。
「ついにアンミラをぼかさなくなったね、みもりん」
あっ。
一旦舞踊会組のターン!
目の前で国王に死刑執行許可を求める王子を見ながら、姫1はボケッとした顔で言いました。
「いやぁ舞、ほんと美しいね王子って。容姿だけは」
「現実逃避ですか姉様…」
求婚拒否の直後、ヒスをおこした王子の声で駆けつけた黒服さんたちに、二人はあっさり捕らえられました。
こんな人数どこから湧いた?
「お父様はオロオロしてるし、妹はどこ行ったかわからないし、頂点がアレじゃ国に助けは求められないし。」
「死にましたね。」
「死んだな。」
死んだ魚のような目をして笑いあう二人。でも、姫1にだけ、聞こえた声がありました。
「大丈夫、お前だけは、絶対に助けるから。」
「……っえ?」
聞き覚えのあるその声は、自分を拘束している男のものでした。
振り返って顔を覗きこむと、そこには
「柚、大丈夫?腕痛かったら少し緩めるからね。」
「へ、あ、なるくっ……」
つけ組シンデレラで一番のイケメンにして真の王子様キャラ、側近の弘がいました。
「お待たせお姫様。」
「っ…も、もう。なるくんたら…」
「………タヒねばいいのに」
横でイチャつき始めた二人に、姫2のつぶやきは届きませんでした。
(『お前だけは』って事は、私は助けてもらえそうにないな…。何とかしないとマジ死ぬ)
http://ha10.net/up/data/img/20716.jpg
もちゃから届いた魔王様。
右肩は、子供の頃に先代魔王を
見ようと森に侵入したとき、魔物に食いちぎられたのでありません。
裏設定…になるのかな?左はただのケガ。
左利きだからまァ設定はいいとして、
絶対似てない(確信)。
似せようともしてない。
64:箕犁:2017/08/13(日) 22:17 rk
「現在、いちおう主役CPである『まおシン』のENDをバッドにするか、ハピエンで終わらせるか、の話し合いが行われていますっ…。」
ちなみに完結済みの別サイトでは、このCPのみ片方が凄惨な死を遂げ、残された方が後を追っています。最悪ですよね。
「でも面白かったよ?」
「死んだ本人が何言うかボケナス」
「だってあの人絶対後追いとかしそうにないし。わー創作物おもしろーい、って感じだった。」
ちなみにもちゃならしますか?
「何を?」
後追いですよ。
「する」
「即答だねびすすん…」
「うん。でもその人を覚えてる人が一人もいない、とかいう状況なら生きるかな?」
「ふ、ふぅん…」
こっちもこっちで闇深いなおい…。
で、胸糞エンド、本人たちはどう言ってたの?
「天さんは『よくあるよくある。』びすは『べーつにー』です。」
軽っ!?
私は推しCPだし、ぜひハピエンにしたいんですけど…。
「じゃあそうしたらいいじゃん。結局書くのはみもりんだし」
ええ…もちゃ冷たい
もう少し考えますよ……。
まおシンは幸せにして下さい
あれは悲惨すぎるから。
挿絵がグロかった
67:ゆのる◆Qw:2017/08/13(日) 23:05 >>66
超力作だからね。
つってももう二度と描きたくない…
幸せエンドのが楽そう。
よっしハピエンにもってこう!
69:箕犁:2017/08/13(日) 23:19 とりあえずさぁ。
いい加減主役のシンデレラの絵欲しい
対価はVEXYスバルクリアファイル
手抜きは止めてね。主役だから
へい。
72:箕犁:2017/08/14(月) 14:16 rk
ゆ「ポプテピピックのキャラチョコ作るお(^ω^)」
六(どうせ無理だろうな…)
箕(ですね…)
10分後
ゆ「線画できたお(^ω^)」
素直に言うと欲しい。
ツンデレると、もらってあげなくもないんだからねっ!
やらん
74:箕犁:2017/08/15(火) 08:57 rk
「創作板で私のキャラデザやってるみたいだね。見てきた」
描いてるのはあんたでしょ…
「ここの私はみもりんが好きに動かしてるじゃん。別物別物」
あぁそうですか。
「私、なんであんなにピンクピンクしてるの?サワデー?」
イメージカラーがピンクなんだよ…
何気に全員にあるからね。イメカラ
「え?全員に!?」
当たり前でしょう。例えば魔王様は白で、継母たんは濃紺…とか。
「魔王くんは黒」
え
「魔王くんは黒」
いや、あの…
「魔王くんは黒」
もう決まった事だか
「魔王くんは黒」
わかった!
わかったから止めて!!
「おー、言ってみるもんだね…」
あんなにゴリ押しされたら変えるしかないじゃん。
「じゃあ私は気がすんだから、もう好きに終わっていいよー。」
いやいやシンデレラなに勝手な事…
「私のイメ画近日こうかーい!」
聞けよ!!!!!
俺も出たいな(だめもと)
76:箕犁:2017/08/15(火) 17:48 >>75
城の門番(からちき)
舞踊会当日限りの雇われ門番。
チップを渡せば通してくれるチョロメン。
rk
まおシン、書けないかも…
「でしょーねー。」
「だろうな。」
当事者二人とも落ち着いてる!?
「あそこまで重い過去を背負った人が、一人の姫を好きになる理由って…ねぇ。思い付かないでしょ」
そうなの…もう無理
「うん。だから仕方ないと思うよぉ」
だよね、そうだよね。
なんとかしてくっつける方法考えるけど、ダメなら本当に『生贄の花嫁』になってもらうね…。
「うん。分かった」
http://ha10.net/up/data/img/20743.jpg
魔王じゃない頃の魔王くん。
本当にチンピラっぽくなっちゃった…
違うんです。違うんです…!!
>>78 → >>60
人間 → 魔王
魔王様すんごい色素薄くなってるw
rk
シンデレラが逃げた後の魔王様。
(ちょっと待て。ちょっと待てちょっと待てちょっと待てちょっと待てちょっと待て……何があった。)
人として生まれ15年、魔王として、老いる事なく生きること500年強。
魔王という立場や、
この国では『魔物の証』として忌み嫌われている緑の瞳。
人から憎まれること、傷つけられること、恐れられることはあれど、
好意を持たれた事は……殆ど無いに等しい。
「特にこの瞳は、人間を殺めると言われているんだぞ…?」
人として生きた頃の、身を焼くような苦しみや憎しみは…体が朽ち果てても消える事は無かった。
圧倒的な『怨み』を糧に得た物は、不老不死の肉体、周囲を圧倒する力、そして…傷つける事しか出来ない瞳。
彼の異常なまでの怨念は、魔力という形でその瞳に宿った。
普段は意識してコントロールしているが、普通の人間なら、まともに目が合うだけでも気が触れてしまうだろう。
もし睨みでもしたら?
それは、伝承が真実だった、という証拠ができるだけの事。
(だが…)
一度、寝ているところを起こされ、あの馬鹿を思いきり睨んだ事があった。
だが、彼女は怯えただけだった。
どんなに屈強な戦士ですら、一発で発狂したというのに。
(あいつの持っている魔力が、相当に高ければ。有り得なくもないが…)
一緒にいても大丈夫なのだろうか。
傷つけてしまわないだろうか。
そして何よりも…
「もしあいつを信じても……俺は、裏切られてしまうんじゃないのか?」
憎悪だけで自分を支えてきた。
周りが思う以上に脆く、いつ壊れてしまうか。本当は自分自身、不安でたまらなかった。
こんな自分を好きになる存在なんて、好きで居続けられる存在なんて。
「いないんじゃ、ないのか?」
シンデレラは、自分が手を伸ばした存在が、とんでもなく深い闇だと気がついていません。
それを知らないまま二人が結ばれる事は…おそらく無いでしょうね。
rk
魔法使いと婚約者のLINEが憎い
(モロに中の人達のやりとり。)
ネタが尽きたんです。
【1】
『そろそろ帰るよ』
『お疲れ。お腹すいてる?』
『ペコペコ(><)』
『なにか食べたいものは?』
『お前』
『もう、ばーか。』
【2】
『お風呂掃除してくれない?』
『一緒に入ってくれるならするよ』
『すぐそういう事言う…』
『好きだよ』
『もー、お風呂掃除して!!』
【3】
『好き』
『俺の方が大好き』
『私だって大好きだもん』
『甘いな。愛してる』
『世界で一番愛してる!!』
『可愛い』
『なっ、いきなり!?』
『宇宙一愛してる』
『それもいきなり!?』
こんなスクショが鍵部屋には溢れています、事故れ別れろ。
>>76 (´・ω・`)
83:箕犁:2017/08/17(木) 23:33 きゃあきゃあ。わぁわぁ。
甲高い、悲鳴にも似た歓喜の声。
女性特有の、所謂「黄色い悲鳴」の中心で、気だるげな表情をしている青年がひとり。
「アルマ、私のお菓子、どうだった?」
「リィさん。今日はこれからヒマですか、良かったらお買い物に…」
「ちょっと、私が先よ!!」
「この服どうでしょうかアルマさん、すごく悩んだんです…」
「その色、アルマは嫌いよ?そんな事も知らないのにアルマを好きなんて」
アルマ、アルマ、アルマ、アルマ。
周りを取り囲む女たちにうんざりした青年は、ふとあることに気がつきます。
「今日はなんだか、可愛い子たちが少ないね。どうしたの?」
オブラートに包むという事を知らないのでしょうかこの男は。
ですが周りの女たちは特に気にした様子もなく…否。
悲しみと嫉妬を、顔に出さぬよう必死に堪えて言います。
「今日はお城で、王子の婚約者を探す舞踊会が行われているんです。」
「へぇ?そうなんだ」
「それで、国中の美しい娘が城に招待されているのよ。いつもの子たちも何人か、騎士団に声をかけられていたわ」
「ふぅん…。道理で、いつも絶対に来るあの子がいないわけだ。」
「…あの子って誰?アルマ。」
「そうですよ、リィさんが誰かの顔を覚えているなんて…」
「ね、誰、それ。いつもいるの?」
「どういう事ですかアルマさん」
僅かに顔をしかめて、少女たちが聞きます。
「うるさいなぁ………。ほら、あの黒髪ロングの女の子。すっごく可愛い。いつもいるでしょ?」
それを聞いて、少女たちは一瞬固まってしまいました。
「あれ、みんな、どうしたの?」
無理もありません。
圧倒的な美しさを持ったその少女は、なんとメイザス家の次女。
「ね、ねぇ………。あの男爵令嬢が…アルマの本命なの…?」
「本命…?」
「ここにいるみんな、アルマさんの事好きなんです。もちろんあの子も…」
「リィくんはあの子が好きなの?」
ねぇねぇねぇ、ねぇねぇ。
あちこちからあがる質問。
困った彼は、
「うーん。本命とかはともかく、あの子が一番かわいいのは確かだよね。」
嫉妬という炎の中に、無意識に爆弾を投下してしまいました。
「可愛い子がいないなら今日はいいや。みんな、じゃあね。」
ひらひらと手をふって、青年はその場から離れました。
背後ではギャーだのキャアアアアアアだのコロシテヤルウウウウウウだの、女が喚いていますが、気にしません。
彼は見た目のいい女性にしか興味が無いのです。
自分の引き起こした騒ぎを一切気に止めず、ぽつりと呟きます。
「あの子も今頃舞踊会か。」
えぇ、舞踊会にいますよ。
騒ぎの中心人物として、姉と共に捕らえられているとは、流石に想像できないでしょうけど。
http://ha10.net/up/data/img/20820.jpg
間違えてる気がするキラッ
>>84
香取先輩オーラすんごい…w
(あれだけ言えば来ないはず…)
森を抜けながら、シンデレラはため息をつきました。
「仕方ないよね…」
婚約者命の魔法使いの事です。助けると言えば、何がなんでも付いてきたでしょう。
だって姉は、姫1は、彼の婚約者の友人です。彼女が悲しむ理由は、自分の手で排除しなくては気がすまないのが彼なのですから。
「でもそれじゃ困るんだよねぇー。」
シンデレラ独り言が多いです。
(家に騎士団が来たときに少し聞こえたもの…)
「会場は、保護者以外の男性は立ち入り禁止です。」
と、説明していた事を。
魔法使いがいては、確実に侵入の邪魔になる。そう思ったシンデレラは、
彼を失望させる事で突き放しました。
(でも、これからのプランなんて皆無だし…どうやって潜り込もう。)
ドレスを借りて、見た目を整えればそれなりに見えなくもありません。
一応男爵令嬢、身分説明も問題なし。体調不良で遅れたとでも言えば、どうとでもなるでしょう。
(ただ…危機感ないしゅりちゃんが、慌てて助け求めるって…本気でまずいんだよね。)
頭に血が上った王子は、何をしでかすか分からないと聞きます。
その場で切りかかられ… 流石に、それはないか。
もし姉たちが既に会場から出され、
牢に入れられていたとしたら?
助け出すのはほぼ不可能となります。
僅かに希望があるとすれば、
「国指定の建造物のカギはぜーんぶ同じなんだけどなぁ…」
王宮鍵師が安月給への抗議のつもりでひっそりと続けている、バレたら即首の飛ぶ行為。
それは、『国指定の建物の牢獄の鍵を全て同じにする』というもの。
なんでシンデレラがそんなこと知ってるかって?
彼女のかつての両親は、そういう事をするのが仕事だったんですよ。
(まぁ、まだ、監禁されてるなんて
確証ないけど…
あの王子そういうの好きそうだし。
念には念を入れたいなぁ)
問題は、
(どうやって牢の鍵を手に入れたら………あっ。)
そこでシンデレラは思い出しました。
魔王城に、生贄を監禁する地下牢があったことを。
rk
「行…きたくないなぁ…。」
「俺もこの状況で戻ってこられたらビビるわ。」
「多分顔が赤くなるどころじゃすまない。緊張で死んじゃう」
「心配すんな。治癒魔法くらいかけてやるから」
魔王様、そういう事じゃないです。
とても、面白い内容ですね!
89:箕犁:2017/08/20(日) 10:10 rk
さて。
共依存だの、生まれ変わりだの、人間化だの、不老不死化だの…まぁ色々意見は出ていますが。
「みーもりーん。それ、
創作見てない人本気でわかんないよ」
シンデレラ、発言するときは挙手。
「ういうい。」
ではこれより、『シンデレラと魔王様をどう幸せにするか』の話し合いを始めます。
司会進行は地の文、箕犁が担当します。
とりま、誰が発言してるかわかりにくいんで…ちょっとシステム変更。
シ「あーこれ前もやったね。」
魔「議長、俺と天さんが見分けつかないっす。」
魔「この通り。」
………………
ろ「結局コレかい」
天「まァ、さっきよりはいいんじゃねぇの?」
静粛に…は、始めます。
元々まおシンのテーマは『永遠の犠牲者』です。
魔王様がシンデレラを守ると
彼が死に、シンデレラが魔王様を守ると彼女が死にます。
お互いがお互いを想うことでしか、二人で助かる道はありません。
ゆ「まー私1人で守ろうとした結果、溺死内臓ぐちゃぐちゃendだし。それはいいけど」
ぽ「何で死ぬの?そういうルール?」
魔力の暴走とか、国の軍事力誇示のためとか、色々理由はあるんですけど…
とにかく死ぬのは確かですね。
二人が幸せになる…って、正直ほとんど無理です。
お互いさえいればそれで幸せ、他なんにもいらない。
くらいの境地にたどり着ければいけますけど……
天「そうなったら、俺が人間になるか、シンデレラが不老不死になるかで解決か。」
そうですね。
物語のメインは間違いなくまおシンです。でも、主役じゃありません。
ゆ「だから幸せになれないんだもんねー。たーのしー」
黙ってなさいフレンズ。
主役を幸せにするために犠牲になり続けるのがシンデレラ。
国の為に苦しみ続けるのが魔王様。
この二人が生きていないと、主役は幸せになれません。
自分達の、不幸処理班ですからね。
り「なんかごめん…」
ゆ「いや、このクソみたいな設定作ったの、ぜんぶみもりんだし。」
ごめんなさい(土下座)
それでですね。シンデレラを不老不死にして、魔王様と結ばれ、二人を共依存関係にすることで
『お互いさえいればいい、私達幸せ!』って思わせればいいんじゃないかと…
天「まともな幸せは諦めろと。」
そういう事です。
の「僕はそんなの耐えられないな…」
コ「えっ。麕、あのクズに耐えてるのに無理なの?」
の「レベル違うでしょ。」
ゆ「とりあえず、ここでこれ以上ネタバレするの止めましょやー」
そうですね、また強制ぶった切りいきますか。
ゆ「秘技、ゆのるスイッチ。強制ブラックアウトォォー!!!」
ピッ……
あ、もし魔王くん死んでも
死体食べたら私的には生きてることになるぬぬぬ。
やめろヤンデレラ
92:箕犁:2017/08/20(日) 23:57 rk
ごめんね。
好き。好き、好き、好き、好き、好き好き好き好き好き好き好き好き好き。
こんな言葉じゃもう足りない。
あなたの全てが欲しい、全てを捧げたい、あなたの全てを受け入れたい。
愛しい。恋しい。私はあなたを、
「誰より何より、愛してた。」
今も彼女は、彼女への想いを声に出すことがあります。
彼女がこの世から姿を消した日のような、雲が月を隠す夜に。
彼女の異常な愛は、執着という形で
今も強く残っています。
恋愛感情は失せてしまったのに。
彼女が固執するのは、その少女ただ一人だけ。
恋でもない、愛でもない。友人なんてベクトルではない。
じゃあ、何なのか。
それはきっと自分ですら、分かっていないのでしょうね。
迷いこんだ森の奥。
彼女の心を癒したのは、誰より優しい青年でした。
孤独を恐れ、しかし孤独を望む。
愛に飢えた彼に、彼女がほんの少し『執着』を見せるまで、あと少し。
地下牢の鍵を、借りようか。
魔王城に戻るか、このまま進むか。
シンデレラは悩んでいました。
(成功率を上げるためには…戻った方がいい。)
魔王くんは言っていました。
『城も衣服も全て国支給』の物だと。
現世の怪物を閉じ込めておく城が、森にたまたま建っていた屋敷だとは考えにくい。
(おそらく…国が、魔力を抑え込むための仕掛けをしてある。)
屋敷にか、土地にか。恐らく両方に。
国指定の建造物の地下牢の鍵は全て同じ。
そして魔王城は、国によって作られたものであるはずです。
(鍵師は、元は公爵家の息子…代々家業を続けている。)
流石に、500年も前からつまらない悪戯をしているとは思えませんでしたが…
「とりあえず、行ってみよう。」
姉の敵は国です。
やれる事はやっておかなければ、
自分まで死んでしまう。
照れを必死に殺し、シンデレラは魔王の城へと走ります。
……2分後にはスタミナが切れ、
歩いていったのは言わずもがな。
3分は走れるよ!!!!!!!!!
95:箕犁:2017/08/21(月) 21:16 rk
はい、箕犁です。
暇潰し板を覗いていたら、もちゃが
ぬいぐるみに名前をつけて愛でている
残念女子であると分かりました。
「桃はこれくらい余裕っすよw」
魔法使いさん、それマ?
「マ。あのピンクの熊も、いつから部屋にいるんだろうな?」
ぬいぐるみと戯れる中学生。
とことん残念シンデレラですね…
深い森の奥、ひとりぼっち。
狂愛の牢獄から出られない。
『どれだけお互いを求めても。』
つけ組シンデレラ、ゆずかぼすの
悪ノリで同人誌出ます。
“例えばこんな二人がいるなら”
まおシンをメインに他CPもあり。
本家サイトにて試し読みできまーす。
※年齢制限あり。URL、検索キーワード非公開。ご了承下さい
狂愛って。
まじでヤンデレラにする気?
「うわ……夜に来ると超不気味…。」
城に戻ると決めたはいいものの、道に迷ってたどり着けず……
完全に日が沈んだ頃。
漸くシンデレラは、城の前に立つことができました。
(おばけ屋敷そのものって見た目…
城の主は、おばけより恐ろしいかもしれないけど。)
ただ。扉の前まで来ても、シンデレラは中には入りませんでした。
昼に、うっかり伝えてしまった『アレ』が頭をよぎるともう。
「っああああああああああああああああわたしなんてことしたのもうひゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!
「真夜中にうるせぇよ誰だ……あ。」
叫び声を聞いて、やって来た城の主。
彼を見てシンデレラは、
「ぃいいやああああああああああおばけぇええええええええええええええええええええええ!?」
「いやなんでだよ!!!!」
「何か白くてふわふわしてるおっきいおばけがいるいいいいいやああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
真っ白の髪と、これまた白い肌。
服も基本色が白。
そのせいで魔王様、シンデレラには、
暗闇で浮かぶお化けにしか見えなかったようです。
ちなみに彼女は右目0.8、左目0.05。
「落ち着け俺だ魔王だ!!!」
慌てた魔王様が、なんとかして落ち着かせようとするも、
「魔王くんのおばけ!?生き霊っ!?」
「ちげぇよ!!!!!!!!」
パニック状態のシンデレラ。
話が全く通じません…
結局、『この蛆虫が!!黙るか死ぬか好きな方選べ!!!!!』の一言で
ときめかせ(狙った訳ではない)
なんとか正気に戻しました。
今日もお疲れ様です、魔王様…
「……とりあえず中入れ。」
「はい…ごめんなさい…………。」
rk
「負け組シンデレラ読みたいのに、全く更新されないよぉ…」
人の作品の名前、勝手に出さないの。
「ごめんなさい。」
あー…あれでしょ?ちょっと前に
名前そっくり!って、喜んでたやつ。
「そうそう!」
あれはパクられたって怒っていいと思うんだけどね…
「こんなセンスの欠片もないタイトルパクって得なくない?」
こら。
「ごめんなさい」
というか…あれ、読んでたんだ。
「うん。あれと、明●イと、●己満足と、●霊のやつは読んでる」
伏せ字入れても分かるよシンデレラ。
なんで?面白いから?
「急展開ものが好きだから」
おい。
「だって面白いものが読みたいなら、本屋に行けばいいんだもん。一気に話が進む感じが好きなの。」
面白さはどうでもいいんですか……
「いや面白いと思って読んでるけど」
最初からそう言えよ!!
「急展開>面白さ>名前の奇抜さ」
何ですか、これ?
「私が読むって決める基準」
雑すぎない!?
「もちろん同人とかの場合だよ?
商業小説なら、面白さ>読みやすさ」
……私は面白さしか基準にないわ
「あ、なら二次創作板のマ●オと●ッパss」
ホント勝手に名前出して大丈夫!?
「伏せ字入れてるじゃん…」
分かるよ一発で!
駄目だ。ちょっと今回危ない、早めに切ります…!!
「えー私まだ話した」では次回!!
rk
おまけ絡み1発目、まおシン
「あっ、シロツメクサだ…こんなにいっぱいある。」
魔王城の外に広がる芝生の庭。
そこに見えるシロツメクサに、シンデレラがはしゃいでいます。
「春になると何時もこうだよ。」
「へぇ…!!いいなぁ、これだけあったら冠たくさん作れそう。」
そう言った彼女の手元には、既に大量に摘まれたシロツメクサ。
「本当に沢山あるな。」
やや呆れた様子の魔王様。
「えっへへ…沢山かんむり作りたいもの。魔王くんにもつけるからねっ!!」
「俺には似合わないよ?」
「もう、そんなことないって……」
「なくない。」
「どうしたの?魔王く…」
魔王はもう一度言いました。
「幸運なんて。絶対に…俺には似合わないよ。」
春の暖かさの中に咲く、幸運の花言葉。
自分には似合わないと、魔王は
「それ」を拒絶しました。
その後、なんとなく二人とも声を出せずにいて。
静かにかんむりを編むシンデレラを、魔王が黙って見ていました。
「……できた。」
白い塊をいくつもつけた冠。
不器用な彼女は、時間をかけて編みあげたそれを、「てやっ。」
「……何のつもりだ?」
魔王の頭にぽんとのせました。
「さっき俺には似合わないって…」
「あのね魔王くん」
言葉を遮り、シンデレラは言います。
「これ、魔王くんに似合うよ?」
「は?」
「だって、シロツメクサの花言葉、
『復讐』だもん。」
瞬間、魔王の視線が鋭く刺さります。
「何を、知ってるの?」
その視線を向けられてなお、シンデレラは
「さぁ。」
何も答えはしませんでした。
「お前は…」
「うん?」
「お前は俺に、復讐の花が似合うと思うのか…?」
ぽつりと魔王が聞きました。
「どうかなぁ…」
珍しく無感情な瞳で、それに答えます。
「『幸せは似合わない』なんて自分で言ってるうちは、『復讐』が似合ってるよ。」
熱のないその答えに、魔王もまた
「そうか。」
とだけ返事をしました。
復讐の白い花は、まだ沢山咲いています。
rk
2発目はそくひい。
「君にこれを贈りたいんだ。」
王子よりも王子らしく、愛する姫に花を手渡す男が一人。
そんな彼を、うっとりと見つめる姫の手には、王子から贈られた桔梗の花。
「それは、僕の気持ちだよ。」
受け取ってもらえるかな?
はにかみ笑うのは、『王子の片腕』と有名な、側近のヒロ。
家名は誰も知らないと言うが
容姿の特徴から、王族の隠し子ではと噂されている。
「確か、桔梗の花言葉は…」
思い出して頬を赤く染めたのは、
蝶よ花よと可愛がられ、相応の美貌で成長した男爵令嬢。
色とりどりの花が咲く丘で、二人は
いつも通りに、甘いひとときを楽しんでいました。
「君に僕の全てを捧げるよ。心から、愛している。」
「それは、私の台詞ですよ…」
桔梗の花が、風で嬉しそうに揺れていました。
rk 【エンジュ×シンデレラ】
本編とは関係ないですが、裏設定を生かしてあげたかった。
気が向いたら続きを書きます。
「本当に貴女は馬鹿だ…」
珍しく、柔らかく笑う魔王の横には、ちんまりふわふわ、いかにも
『か弱い乙女』といった容姿の人間。
その姿を初めて見た瞬間から…
『僕は貴女を、奪って見せます。』
もう一人の魔王は、そう呟いて微笑んだ。
rk 【エンジュ×シンデレラ】
>>102の続き
「………またぁ?」
シンデレラは、手紙…だった、
びりっびりに破かれた紙きれを
踏みながら、うんざりといった表情でため息をつきました。
「これでもう78通。」
ここのところ毎日、目が覚めると枕元に置かれている手紙。
家族も、使用人も、不信人物は
いなかったと言う。
寝ずの番をつけても捕らえられない。
なのに、手紙だけは枕元に必ず置かれているのです。
「今日のは特に強烈だったわね…」
『もう目が覚めたのかな?僕の愛しいお姫様。
君の愛らしい瞳や、そよ風のように柔らかい声、どんな素晴らしい陶器にだって負けない白い肌。今日も本当に美しいね。
君に会えない一瞬を、何十年にも何百年にも感じるよ。
君が他の男と話していると考えると、全身の毛穴から血を噴き出して死んでしまいそうになる。
僕の全ては君の物だ。髪も皮膚も爪も内蔵も眼球も、当然心の全ても。
愛している、どうか僕だけのお姫様になってくれないかな?』
シンデレラは、最後まで目を通し、すぐにそれをビリビリに破いた。
「僕だけのものになれも何も、宛名も無いし…返事すら書けないわ。」
勿論、宛名があったら彼女は手紙を突き返しに行くでしょうけど。
そこまで考えたところで、シンデレラは、ふわりと頬を撫でる柔らかい感触に気がつきました。
それが『人間の指』であることに気がつき、ぶわりと鳥肌がたちました。
『それは、僕の物になる気があるって事でいいのかな?』
こんな状況だというのに、うっかり胸がときめいてしまうような甘い声。
恐る恐る、声のする方を向くと…
『やっと会えたね、お姫様。』
天使のような笑顔の、魔王がそこにいました。
rk 【エンジュ×シンデレラ】
>>103の続き。楽しい。
「………お引き取り下さい。」
美しい。
手紙の送り主の容姿は、それしか口に出来ない程に、美しかった。
(魔王くんも凄く綺麗な顔してるんだけど……何だろう。別格?)
世の中には時折、絶対的な美というものが存在する。
あれに比べてとか、個人的にはとか、そんな相対評価での審美を超越した、誰の目にも明らかなそれ。
あれくらい普通だよ、などと強がろうものなら却って薄ら寒くなってしまうほどの、絶対的な美。
(この人は、そういう類だ…)
圧倒的な容姿を持つ彼に、その場で固まってしまうシンデレラ。
そんな彼女を見て、嬉しそうに笑みを深め、言葉を続けた。
「はじめまして、シンデレラ。
僕の名前はエンジュ、気軽にエディでいいよ。
一応、魔王として闇の存在達を統治してる。どうぞよろしくね。」
言葉に邪気がなかったため、
ついシンデレラも返してしまいます。
「は、じめまして?
この男爵家の養女の、アヤです。
どうかシンデレラと呼んで下さい。」
「分かった。よろしくね、シンデレラ。」
「は、い。エディ…?」
握手をして、にこりと見つめ合…
「っっって、そうじゃないっ!!貴方が手紙の送り主!?私のこと愛してるってどういう事なの!?ていうか、魔王って!!エディが魔王なら、魔王くんは何なのよ!?」
わず、シンデレラはパニックになって、エディに質問を浴びせました。
「あ、あはは…落ち着いてよ。1つずつ、ちゃんと答えるからさ」
決まり確認
* rk と書かれている ↓
(番外編、おまけ、息抜きなど。読んでも読まなくても大した問題なし)
* rk【エンジュ×シンデレラ】
と書かれている ↓
(IF番外編。エンシンが主役、本編とは一切関係なし。)
*何もなく、文が始まっている ↓
本編。更新回数は少ない。
rk 【エンジュ×シンデレラ】
>>104の続き
「まず、手紙を出したのは僕だよ。
それから…君の事は、森で見て、一目惚れしたんだ。それから君の事が頭から離れない。愛してるよ」
「なにこのひと怖い」
質問に答えていくエディ。
今の話をきく限りでは、一目惚れした、名前も知らぬ相手に毎晩熱いラブレターを書く変態(超絶美形)
シンデレラはかなり警戒しつつ、残った質問を再度繰り返しました。
「…っそれで、魔王って、どういう事なの?
私の知ってる魔王くんは、そんな甘く微笑んだりしないわよ」
さりげなく魔王をdisりつつ、一番聞きたかったことに触れると
「ああ。彼は国に雇われて『魔王』を
名乗っているだけだよ?
世界創造の時から、魔族を統制してきた僕が、本物の魔王。」
これはとんでも事実です。
「表舞台どころか、人間と会話したの君が初めてだし、存在は知られていないけどね。」
それもとんでも事実です。
確かに、エディが存在すると
知られていれば、魔王様は『魔王』で
いられなかったでしょうけど。
「で、これで質問は終わりだよね?
僕と婚約してくれる?」
「お断りします」
「子供は二人欲しいね、シンデレラ」
「私は子供が嫌いです」
考えることを放棄したシンデレラは、
エディとの、中身のない会話を続けることにした。
「おやどうして嫌いなの」
「私が子供ですから。自分のこと嫌いなんですよ、私」
「僕は好きだよシンデレラ」
「私は好きじゃないですけどね。」
「………………それ止めろ」
「嫌です」
空気は、最悪。
昼間に想いを告げてから、まだ5時間程しか経っていないのです。
加えて、暗闇のせいでお化け扱いまでしてしまいました。
そんなシンデレラが、真っ先に行った事は。
「本当に本当に本当に申し訳ありませんでした…!!!!!」
そう、土下座。
完璧な頭の角度、手をつく位置。
そして、半泣きなのが分かる声で、心の底からの謝罪。
(窃盗の初犯くらいなら、余裕で許してもらえそうだな。コレ)
思わずそう唸ってしまうほどの完璧な土下座。
更に言えば焼き土下座くらいしそう。
「私、私…か、勝手に告白なんかしちゃって…しかもさっきは、お化けとか言っちゃって、もう、魔王く…」
そこまで言って、我慢の限界が来たようで。
本格的に泣き出してしましました。
「お化けはともかく、その…告白は、悪くないから謝るな」
「でも…えぐ、わ、私かって、に…」
(駄目だ。頭働いてねぇな)
「かぎかりにきたのに…っひ、ねえさま…おばけっていって、ねえさましんじゃうの…う、ひぃ…」
「マジで落ち着けよ……」
泣きながら土下座する美少女と
その子の頭を撫でる魔王。
(どうすりゃいいんだよ…。)
今日もご苦労様です、魔王様。
rk 【エンジュ×シンデレラ】
>>106の続き
「じゃあシンデレラは、どんな男が好みなのかな?」
口をつんと尖らせたエディが、シンデレラに問いかけます。
初めて顔を会わせたあの日以来
三日に一度だけ、森の奥で会っている
エディとシンデレラ。
(『魔王様を殺されたくないよね?』
という脅しに屈した)
「魔王くんみたいな人です、というか魔王くんです」
「俺かぁ、照れちゃうな!」
「違います。」
「じゃあ具体的に特徴を言ってよ。性格とか外見とか…」
めげないエンジュはごねります。
そんな彼に、シンデレラは淡々と答えました。
「自分で選んだ、誠実で優しい、私よりも長生きしてくれる男性が好きです」
「…それ、だけ?」
「はい。」
「他には、なにも無いの?」
「私を愛してくれたら、更に嬉しいですね。」
相思相愛って、奇跡じゃないですか?
そう言ってシンデレラはふわりと微笑みました。
その笑顔にたまらなくなり……
初めて彼女を見た日から、ずっと我慢していた事を聞いてしまいました。
「……魔王は、君を愛しているの?」
その問いに、シンデレラは一瞬固まりましたが、まばたきし終える頃には再び元の笑顔に戻っていました。
【そんなの、私が一番知りたいです】
唇が、そう動いた気がしました。
rk 【エンジュ×シンデレラ】
「ッてぇな……」
痛みで目を覚ましたのは、国の雇われ魔王様。
右半身に濡れたような感触を感じ、目を向けると
「………………は?」
無いのは肘から下だけの筈だよな?
そう呟く魔王様の視線の先には、抉り取られたような傷跡。
右肩が無くなっていました。
(いやいやいやいや意味わかんねぇ…)
温かい血液が、ぶしゅぶしゅと勢いよく溢れます。
まぁ、仮に血液全て流れ出ようと死なないので、放置。
それよりも、傷が治らないということが理解できませんでした。
治癒力は、魔力の量と直結します。
加害者側の魔力が、被害者よりも少なければ?
瞬時にその傷は塞がるでしょう。
差がありすぎれば、刃物を使っても
傷すらつかない場合もあります。
魔王様は、あらゆる生物の中で、最も多い魔力保持者です。
その彼の傷が塞がらない。
「面倒臭いことになる、よな…」
相手に殺す意思がないから、右肩で済んだようなもの。
殺そうと思えば殺せたのです。
傷口を焼いて血を止めながら、犯人の目的を考える魔王様。
の様子を、城の外から透視して笑うのはエディ。
「シンデレラ、この男欲しがってたもんな…♪」
今後は気まぐれに四肢を切断していき、ダルマにしてから城で生かす。
全ては愛しの姫の為に。
彼女の性癖を調べあげた、エディの
サプライズプレゼント計画。
まだまだ始まったばかりです。
「次は何を使って切ろうか…♪」
ぶつぶつと物騒なことを呟きながら、
エディは森を去ります。
整った美しい顔に、天使の笑みを浮かべて。
rk
「えー今回は、シンデレラと」
「姉2役をやっています、舞と」
「りのー。」
の三人で、溜まった恋愛相談をぶった切ります。
シ「まず一人目。」
【私には好きな人がいます。結構距離も近くて、好きアピールもしてるのに、全然好きだと気がついてもらうません。どうしたらいいですか?】
シ「気づいてもらってどうするの、振られたいの?」
1「意識してもらいたいんだろうけど、曖昧な好意って結構困るよ?」
2「しかも、好きじゃない相手からだと迷惑ですよね。」
ばっさり三姉妹。
回答↓
『曖昧な好意は困るだけなので、相手に気づいてもらおうって考え捨てて下さい。』
1「いきなり気分悪いわあ、次。」
【私の好きなHくんは、友達のSと付き合っています。Sは私がHくんのことを好きなのを知っていて取りました。悔しくてたまりません。】
シ「取ったも何も貴女の彼氏じゃないでしょ。」
2「SちゃんはHくんに好かれたくて行動して、成功しただけですよ。」
1「アンタ見てただけじゃん」
回答↓
『現実を見ろ』
2「何が『取られた』ですか。
何もしてないで結果だけ求めないで
下さいよ、次です。」
【私は数ヵ月前、2人の男の子に告白されました。正直どちらも好きです。誠実に答えたいのですが、私はどうしたらいいですか?】
シ「ネットで答え聞いてる時点で誠実もクソもないよー」
1「数ヵ月も待たせてて誠実って…」
2「新手のボケですかね?」
回答↓
『まず貴女の“誠実”を教えて。』
シ「イラついてきたから、次で終わりましょうか。」
【彼氏がデート中にスマホばっかりいじっててイライラします。どうしたらいいでしょうか?】
シ「それくらい我慢しようよ」
1「元彼にいたわ。スマホと付き合えって行って帰った」
2「かまってアピールします。成功しなかったらスマホ奪い取って叩き割ります」
回答↓
「我慢。限界なら別れよう」
シ「いじょーでしたー。楽しくなかったね。」
1「最初の質問が一番イライラした」
2「私二番目のやつ…」
シ「わたしも二番目。」
rk
「えー今回は、シンデレラと」
「姉2役をやっています、舞と」
「りのー。」
の三人で、溜まった恋愛相談をぶった切ります。
シ「まず一人目。」
【私には好きな人がいます。結構距離も近くて、好きアピールもしてるのに、全然好きだと気がついてもらうません。どうしたらいいですか?】%
>>111は何かのミス
113:ゆのる◆Qw:2017/08/30(水) 22:19うぬ。エンシンすき
114:箕犁:2017/08/31(木) 17:28 rk
言いたい放題回。
「ここほんと馴れ合いばっか…」
気持ち悪いものを見るような目で
一人ごちる、姫1こと、りの。
「まぁまぁ…葉っぱ天国ってそういうところだよね?」
「ダイエット板も、恋愛板も、美術板も馴れ合い祭りだよー??」
それをフォローする気もなさそうな
妹二人。
「匿名板とか、某無法地帯でも
言われてるよね。
雑談と台本書きばっかーって」
「某無法地帯わろた」
「りの姉様、シンデレラ、このスレも人のこと言えないわよ?」
某無法地帯板に過剰反応、姫2。
あわてて話題をそらします。
「わかってるよ。こんな小説(笑)
しか書けない奴が人の批判すんなって思うよね」
「自分の書いたものが、小説(笑)
だって分かってるだけで十分です
りのお姉様」
「『妄想垂れ流し板』に改名したほうがいいんじゃない?」
「二人とも!必殺仕事人が来ちゃうからやめてぇ!!」
その後も、やれ
「友達とうまいね!すごいね!とか言ってるだけ」だの
「学年にキラキラネーム何人いるんだよ」だのふざけまくる二人。
魔王様から(そろそろ黙れ)と
お声がかかるまで、胃を荒らし続けた姫2でした。
元ネタは鍵部屋
116:箕犁:2017/08/31(木) 20:17 rk
「最近、嵐が多いらしいですよ。
陛下はどう思います?」
「知るか。そんなの管理人がなんとかするだろ」
話したい側近と、興味がない王子。
rk
本編にしようと思ってた(ボツ)
「何故ですか、お父様……
この者達は、いずれ国の王となる私の
求愛に応えなかった!!たかが男爵令嬢の分際で!」
飽きることなく喚き散らす王子。
二人は既に会場の外に出され、門を出たあたりで待機(見張りつき)。
城には、王子と国王、そして成り行きを見守る娘達。
『自分の求愛を断った』ことを理由に打ち首を求める息子に、国王は
「確かに身分の差はある。あの娘たちは他にとるべき態度があった」
「なら…!!」
「だが貴様の態度は犬以下だ。
お前はやがて国の王になると言ったが、その権利剥奪も考えている」
冷たい瞳で、そう告げました。
王族という、高貴な身分に
産まれたにも関わらず、やりたい放題で責務は何一つ果たさない。
「お前の体は、髪の一本一本まで全て民の血税で出来ている。
殺せば税が無駄になると思い生かしていたが……今は、それすらも馬鹿らしく思えてしまう。」
言葉をひとつひとつ飲み込み、脳内で繰り返し、理解し刻みこんだ王子は
たちまち顔を青く染めました。
「お、お父様…!!俺は決して、分かっていないわけではないのです、ただ少し遊びたく…「無知を自覚していないのか。」
何を言っても無駄だと悟った国王は
失望を隠さない声色で、一言呟きました。
『お前は本物の馬鹿だな。』
rk
ボツその2、薄情魔王様。
取り乱し、号泣する彼女を、どうにか
こうにかなだめて、全ての事情を
吐かせた魔王様は、どうしたもんかと唸ります。
(まず、コイツはさっきのでかなり動揺してる。使い物にならない)
まだしゃくり上げているシンデレラに目を向け、駄目だこれはとため息をつきます。
(つっても、俺が巻き込まれてやる理由もねぇしな…)
よし、鍵を貸して城から出そう。
rk 【エンジュ×シンデレラ】
安価は忘れたのでナシで。
「ぃいいやぁあぁあぁああぁぁあぁああぁあ!!!!!!」
森の奥のお屋敷に、甲高い悲鳴が響きわたりました。
「ッるせ……もう少し静かに」
その悲鳴に顔をしかめた美青年は、
城の主でこの世の支配者、魔王。
でも、そんな彼の言葉を無視するかのように、来客シンデレラは
「静かになんてできないよ!?一体どうしたの魔王くん!!」
と、半泣きで叫びました。
無理もありません。
絢爛豪華な調度品に飛び散り、床も、天井にまでべったりとついているのは血液。
そして、そんな部屋に座り込むのは
右半身を血で濡らした魔王。
朝の散歩ついでに立ち寄った魔王城。
まさか殺人現場レベルのスプラッタールームになっているなど、平和ボケした貴族…でなくても想像できません。
「とととととととにかく手当てっ。手当てしないと!!」
「あーもう大丈夫。切り口は焼いたから出血は止まった」
「なんてことしてるの!?」
泣きながら手当てするシンデレラと
彼女の狼狽え様に驚く魔王様。
千里眼で見ていたエンジュが、嫉妬に狂ったのはまた次回。
ぴょこぴょこ、てとてとてと。
(足音にも個性が出るものだな。)
全く足音を立てない自分の横を
歩くシンデレラに、
『どうやったらそんな足音が出る』と聞きたくなる。
大泣きする彼女をどうにか落ち着かせ
事情を吐かせた魔王様。
自分の関与が国に知られても、どうとでもねじ伏せることが可能だ。
そう思い、鍵を貸すことは了承。
したのですが……
「どうして、地下に行くのにお前もついてくるんだ?」
応接室で待っていろ、という言葉を無視してついてきたシンデレラ。
『ぴよぴよ』という音で後ろを振り返ったら、小走り(彼女は「全力疾走なんだよ!!」と言い張る)で、ついてきていた。
「魔王城の内部って、あんまり見たことないし…気になる」
「実験用の獣とかいるからな。貴女くらい弱かったら、邪気で死ぬ」
「えっ」
軽い脅しで行動を制限していると、
「ここだ、着いたぞ」
いつ来ても、息苦しくなる程の魔力で満ちている。
自分の足元さえもよく見えない暗闇、
うめく魔獣と奴隷の声。
叩かれ引っ掛かれ噛まれ、それでも傷1つない鉄格子がガシャガシャと音を立てる。
(……人間の娘には少しキツいか?)
そう思い、横を見ると…
「え?」
シンデレラは、自分の横には居なかった。
元貴族の男婦がいる牢に近づき、なにやら話をしている。
自分の支配下なので、一応安全。
別に止める理由もないので無視し、奥の隠し扉から、牢の鍵を取り出す。
「まーおーうーくーん」
「っあ"!?」
……今度はいきなり声をかけられた。
「何だ。ほら、これが牢の鍵、好きに使えよ」
「ううん、それはもういいの」
「は?」
意味がわからない、と困惑する魔王様を無視して、シンデレラは笑顔で言いました。
『お願い、あの牢に入ってる男、私に頂戴!』
rk
エリエゼル王国あれこれ。
ここエリエゼル王国は、最古の魔法使いが、三人の仲間と共に築いたとされる国。
そこに深く関わったとされている
エリエゼル、ロシャス、オルコック
の家名は、国の象徴とされている。
ただ、国に最も深い関わりをもちながら、存在した記録すら消された人物がいる。
それが、膨大な魔力によって闇の存在を統治していた、影の支配者
エンジュ・ライオット。
圧倒的な力と美貌を持ち、更に全く
衰えることのない彼を、三人は人間として見ることが出来なかった。
にこにこ笑う笑顔が、出会った時から。信頼し合えたあの日から。国を築いた時から。そして、今も。
何十年と時を重ねても、彼だけが。
あの時と何も変わらない容姿で笑っている。
友人として接してきた彼は、おそらく
魔物の一種だ。
偶然と言えばそれまで。たまたま時期が悪かったのだと。
けれど、その『偶然』は彼を殺した。
エンジュに従わないタチの悪い魔物達が、国の民を襲ったのだ。
そして、視察で農村に訪れていたエリエゼルの妃が、魔物から子供を庇って死亡した。
彼女につけていた護衛の人選も、今回の視察の行き先も、全てエンジュが決めていた。
『お前が仕組んだんたろう』『所詮貴様も魔物か』『殺してやる』
彼は散々な言葉を浴びせられ、更には
打ち首刑にまでなった。
しかし、いくら首を落とそうとしても
その肌には傷ひとつつかない。
『魔力は治癒力に直結する』
魔力量の劣る者は、自分より多く魔力
を持つ者に攻撃できない。
傷はすぐに塞がるし、酷いときには傷をつけることすら出来ない。
国にエンジュを殺せる人間は、誰一人としていなかった。
最悪の扱いをしたエンジュの復讐に
怯えた三人は、ロシャスは右目。
オルコックは右腕。
そしてエリエゼルは右足を差し出し、
自分達を殺しても構わないから、人間に近づかずに暮らして欲しいと頼み込む。
そんな三人を嘲笑ったエンジュは、
ある条件を提示し、三人の頼みを気まぐれに了承した。
それは、村娘の一人を生け贄に差し出せというもの。
エンジュには純人間の恋人がいたの
だが、『人間に二度と関わるな』と
言われては、恋人にも近づけない。
少女を贄に寄越せというのが、彼のただひとつの望みだった。
それが最小の犠牲だと信じた三人は
娘を差し出す。
こうして国の最重要人物の一人だった
エンジュは、日のあたる場所から姿を消した。
時が過ぎ、娘も喪った。
娘との子供は別の男の元に嫁ぎ、後にその男は爵位を賜り貴族となった。
家名はカレルド、位は公爵。
カレルド家の子供が、代々受け継ぐものが2つある。
1つが、他言禁止の『ライオット』の真実。
そしてもう1つが、エンジュと同じ、鮮やかな桃色の髪。
不思議なことに、桃色の髪で産まれるのは、カレルド家を継いだ者の子供だけ。
長男が継げば、次男の家庭に子供を授かろうと、桃の髪では産まれない。
歴史から消されたライオットの血は、
未だ受け継がれている。
rk
姫1とナレで例のアレ。
「タイトル酷似二つ目ktkt」
喋る時にネットスラング使わない。
「えー、いいじゃん。
負け組シンデレラの時といい、
文字数までピッタリ同じなのは一周回ってすこwww」
前回は純粋に喜んでたのに、今回は
妙に煽るね…
「負け組はブッとんでて面白かったもん。」
でも、アレも名前奇抜だよ。あんたの好みじゃないの?
「明らかにボーカ●イドパクの名前じゃん。オリジナルでぶっとんだ名前つくる人が好きなのよ私は」
姫1さん、これ悪口とか言われて削除とか不安だから、抑えて?
「は?具体的にどのスレとは言ってないし、何かされても無視でいいよ。このスレに執着もないし、あれを『パクッてないです』って言えるくらい図太いなら私は好きw」
悪女ですねぇ……
「私なにも悪くないっつーの」
rk
この先の展開が不安。
「やっほーダーリン。この組み合わせ久しぶりだね」
「誰がダーリンだ」
「だって…本編でふられたら、こんな事絶対言えないもん。今なら冗談ですむでしょ?」
「仮にお前を選んでも、ダーリンとは呼ばせねぇよ?」
「な……!!ダーリンとハニーは恋人の基本でしょ!?」
「俺の知ってる男女交際と違う」
(>>123はまおシン)
125:箕犁:2017/09/05(火) 19:49 rk
殿下の愚痴を聞く会。
六「板のルール守ってねぇから注意したのに『いちいちうるせーよw』はねぇだろ、特定しろよりの」
り「はぁあ?なんでアンタのために」
ご立腹の殿下は、姫1に八つ当たりをします。
愚痴る相手としては最悪です、殿下。
六「大体最近多すぎんだよ。ラブライブだのプリキュアだの。二次創作板見えないの?」
ゆ「サイトマップに小説って書いてるから、オッケーだと思っちゃうんでしょうね……」
天「紛らわしいもんねェ。」
六「るせーリア充共…」
麕「嫉妬乙ーwww」
六「俺の出番全くねぇし。あーいらいらする。あーイライラする!」
ぽ(むしろそれが本心で、注意も八つ当たりなんじゃ…)
ゆ「板チは板チだから、八つ当たりでもオッケーだよ」
ぽ「心を読むな」
口癖を理解してやがる……!?
127:箕犁:2017/09/06(水) 16:07 暇潰し板も結構見てるんで。
天さんのカタカナ小文字…気になる…
rk
CPに対しての文句回。
1.シンデレラ
「飽きてはないけど、エンシン公式にしてほしい……」
そりゃまたなんでよ?
「全く会ってないし、ここで絡んでるの見ても正直気持ち悪い。」
バッサリ言うねあんた…
「検討して…まじで。もう嫌」
はいはい考えますよ。
2.魔王様
「円満な離婚ってあるだろ?そんな感じにさ、終わらせよう」
貴方までCP解消希望ですか…
「飽きるんだよ」
(……シンデレラも本音はこんなとこだろうなぁ。)
3.エンジュ
「エンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを公式にエンシンを」
うるさいです。
4.アルマ
「僕はあの子を選ばない……舞ちゃんには悪いけど。」
だからアルひに解消希望と?
「うん」
だったら舞に気を持たせるの止めましょうよ…
「そこは、ホラ。男だから」
続くかも?
rk 【エンジュ×シンデレラ】
「あのね、エディ。この前魔王くんの片腕がなくなっててね?」
「うん」
「すっごく格好良かったの…私の理想の王子様。」
いつもの森の奥で、怪しい会話をする
魔王エディとシンデレラ。
「シンデレラは、どうしてそんなに欠損が好きなの?」
「へ?」
「不完全な物は、完璧なものより親しみやすい…とか、そんな感じかな?」
「うーん……そこにあったものとか、失った時の顔を想像するのが楽しいのよ。ミロのヴィーナスだって、腕がないからあんなにも美しい。」
「……実はシンデレラ、サディストの気が有りそうだよね。」
「やだぁ。私は痛めつけられるのが好きなのよ?」
うふふふ、はははは、と笑う二人の瞳には、光が全くありません。
病んだお姫様、初恋に狂った王子様、
厄介なのはどっちでしょうね。
rk
鍵部屋内での会話をそのまま。もちゃで遊ぶ回
ゆ「どうしよう」
り「どしたのびすすん」
ゆ「天さんが…いや何でもない」
コ「のろけるならタヒねよ」
り「おまいう」
ゆ「天さんがまた恥ずかしいこと言ってるの!!」
り「どんな?」
ゆ「………………………」
コ「"つけ組シンデレラ色々"で検索検索ゥ!!」
り「見てくる〜」
コ「いてら」
コ「で?」
ゆ「嬉しいけど、身が持たないつらい恥ずかしいうぅぅ」
り「見てきた〜!何を今更」
ゆ「……?」
り「天さん迷言集15、『長文ラブレター』に勝るものはないでしょ?」
コ「ああ、『命より重いんだよ!!』な」
ゆ「いぃいやああああああああああああああ!!!!!!!!」
り「びすすん照れてる〜w」
コ「他にも読み上げよう。」
研「『こういう所は子猫みたいで可愛いんだけどねェ。』」
ゆ「やめてぇええええええ!!!!!!」
り「えっと…『なら死ぬまでか。嬉しい事言ってくれるじゃァないの。』」
ゆ「……………………っ!!!!!!」
研「これ若干カマ臭いよな」
コ「やめて差し上げて。それでも桃ときめいてるから」
研「お前もたまには愛を囁け」
ゆ「むり。てれる。天さんは全く照れないけど」
り「びすすん照れ顔大好きなのに、見れないの〜?」
ゆ「うん。照れないねぇ」
コ「フツーに、桃が、上手いこと照れさせればいいんじゃねえの?」
ゆ「何をして?」
コ「…………押し倒すとか?」
ゆ「力が足りない」
研「だから、愛を囁けよ」
ゆ「HPが足りません」
研「うるせぇ薬草食ってろ」
り「愛って、愛してるよ〜!とかすきだよ〜!とか?」
研「まぁそうか。」
コ「やってみてよ」
り「挑戦挑戦!」
研「っぱ、練習は大切だぞ。」
ゆ「…………」
この先は可哀想なので秘密。
「大好き」までは言えたことを報告して、今日は終わり。
「きんじゅちゅ…禁術、無効化っ!」
この言葉に答えるかのように、淡い光が牢の中の男を包み…そして
【バリッ】という音を立て、弾かれました。
ですがそれよりも気になるのが、
「…………噛んだねェ」
「気のせいっ!」
「私の力じゃだめかぁ…ねぇ貴方、悪いけど自分で解いてくれない?」
「すみません、嫌です」
「本人に頼むか普通………」
『奴隷を渡すにしろ渡さないにしろ、まず理由を言え。』
そう言われたシンデレラは
『見せたほうが早いからー』と、男に禁術破りの魔法をかけた…が、弾かれた。
「お前の技弾くって高位だな」
「うー…魔王くんもやってみて」
「いや、俺がやったら出来るに決まってるじゃない?」
禁術がどの程度のものかも、この男の
素性も何も知りはしません。
けれど、魔王様は確認されている
生物で最も多くの魔力を、有しています。
彼の攻撃が効かぬ生物はいません。
「禁術無効化。」
生存を確認されている、生物には。
rk
エ「急にファンタジーになったね」
シ「ねー。」
魔「技名が適当すぎる気がス」
エ「箕っちゃんこういうの苦手なんだってよ。」
シ「てかなんでエディがいるの」
エ「さぁ?」
rk 【エンジュ×シンデレラ】
「やっほー魔王く……ん…………」
「ゲホッ、おー…お前か」
一瞬で、笑顔をひきつらせた
シンデレラを、血を吐きながら出迎えるのは魔王様。
「今回は右足を持っていかれた。
全く、たまんねぇよコレは………」
肉の断面からは、鮮やかな赤い血が流れ続けています。
「ひぃ…痛そう、でも焼いちゃダメだよ。傷口が酷いことに」
「一番手っ取り早いんだよ」
「…………でもちょっと格好いいね」
「何か言ったか?」
「なんでもなーいよー。」
>>121必読、本編です
光は男の体を包み、ゆっくりと
何かを溶かす「はぁ!?」
……前に、跡形もなく消え去りました。
魔法が効かない、それは相手が自分よりも多く、魔力を持っているという事になります。
世界最強のはずの、魔王よりも。
「あーやっぱ魔王くんもダメかぁ…」
「お前何か知ってんの?」
シンデレラは、顔をしかめている魔王様に、「えーっとねー?」と、呑気に
語り始めました。
国の成り立ちと、歴史から消されたライオットの事を。
「……で、それがこの男と何の関係があるんだよ?」
長い長い、作り話かと疑うような国の真実を聞いて、皺をさらに深めた魔王
様。
「うん。これは私の予想だけどね?」
そこまで言うとシンデレラは、牢の中の奴隷を指さしました。
「この人さぁ、エンジュ・ライオットだと思うんだけど。」
「…………」
「魔王くんの魔法弾いたし、家宝のエンジュの像に瓜二つだし」
「………………」
「だからね、多分、何かの術で髪色隠してるんだろうなーと思って、解除魔法かけたけど効かなくて…」
「……………………」
「でもでもやっぱりエンジュさんにしか見えな……あれ、魔王くん?」
魔王様、フリーズ。
「ままままままま魔王くん?具合悪いの、どうしたの??」
「子煮えお不ぃ怨v祖;胃のwg時青gjp和m場卯ぇ時g日おw車」
慌てるシンデレラと、固まったまま言葉にならない言葉を発する魔王。
「っふ………!!!!」
に、堪えきれないと声を漏らしたのは
牢の中の男。
「あ、聞いてたなら教えて下さい、エンジュさんですか?」
「ffiああああlfもeudflぬめすtgkねむhjcるeにくwめmめiyl…」
「ひっははははははは…!!!!!!!」
「笑ってないで教えて下さいよー」
「agむk5jct3見tn部mkojぬ寝sdhko」
「ははははは…あー笑った笑った…
久々に面白かったし、教えてやるよ」
「やっとですかぁ…」
「ぶはっ……拘束術式、解禁…」
笑いながら男が声を発すると、
黒かった髪と瞳が、光に包まれ
鮮やかな桃色に変わっていきました。
「あーほらやっぱりー。」
「んなっ…………………………」
正気を取り戻し、驚きに目を見開く魔王様。
「あたり」と薄く微笑むシンデレラ。
「よく分かったな嬢ちゃん、正解。
俺が、国を作った魔王のエンジュ・ライオットだ」
「いやー、昔住んでた家に飾ってた
肖像画に瓜二つだったんで」
「ん?つぅ事は…」
「ええ。まぁ訳ありですけど」
「…………ほぉ」
訳のわからない会話に、置いていかれる魔王様。
「ちょっ………いやその、貴方は何なんですか?」
「魔王だけど?」
「一応、俺も魔王なんですけど…」
「冥界とか魔界の統治してるの俺だもん。君は国のシステムだろ?」
まあ、本気出したら俺より強そうだけど。と付け足して、エンジュはため息をつきました。
「しっかしエンジュさん…凄い美形ですね、魔王くんがいなかったら惚れてました。」
「おお、そうだろ?」
「シンデレラ待て、お前にも聞きたい事があるんだ」
「へ?」
「何でお前が、カレルド家のみに伝わる話を知っていた?」
「あー。気づいてないのね?」
「大体話の流れで分かるよなあ。」
「うん。まぁいいか…えいっ、禁術かいきーん」
ぐちゃっ、と何かが潰れたような音がした後、シンデレラは。
「挨拶し直しかな?
カレルド家三女のアヤノ・カレルドだよ。まぁ訳あって絶縁されてるけど…血筋は確か!」
エンジュと同じ、桃色の髪を揺らしながら笑いました。
衝撃の事実2連発に、再度フリーズする魔王様。
を、スルーして、二人は会話を続けます。
「で、アヤノちゃん」
「シンデレラって呼んで下さい」
「アヤちゃん」
「その愛称は親しくなってからで」
「……シンデレラ、お前は俺に何を望むの?」
「えぇ?」
困惑するシンデレラ。
「わざわざ俺の正体暴いて、血縁見せつけて、何がしたかったのかなって。
力が欲しい?殺したい奴がいる?」
何でもいいけど、面倒な事は嫌だよ?
と笑うエンジュ。
震える程美しいその笑顔に、シンデレラは見とれることも、怯むこともせず、
「別に力は使わなくていいです。
ただ、ちょっと私に付き合ってくれませんか?」
と言って、彼によく似た顔で笑いました。
「意外だね、付き合うって何処にかな?」
「ちょっと王宮まで」
「え?」
今度はエンジュが困る番。
頭にハテナマークを浮かべた彼に、
シンデレラがかいつまんで事情を説明しました。
「……っはははははははは!!!
お前、自分と彼氏だけじゃなくて、家族まで面白ぇな!!」
「あそこで固まってる人は彼氏じゃないからね。」
「ぶはははははははそうなんっははははは!!!!!」
「笑いすぎでしょ…」
「面白ぇじゃん!!それで?俺が必要なのはどうして?」
「え、騒ぎの中、一緒にドーン!と
登場して、皆がピンク髪に驚いてる隙をついて姉様奪還するんですよ」
「ぶあっはははははははははははははははは!!!!!!!」
「いつまで笑ってるんですか…」
お腹を抱えて笑うエンジュ。
たっぷり五分ほどかけて落ち着き、涙をぬぐって言いました。
「いい!お前気に入った!!
王宮だっけ、どこでも一緒に行ってやるよ」
「いぇーい成功」
「そんじゃ」
バキッ。音を立てて手錠を割り、牢の鉄格子をねじ曲げ、あっさり外に出てきたエンジュ。
そして、
「はっ!俺は…………」
ようやく気がついた魔王様。
(そうか、きっと俺は変な夢を見ていたんだな。)
「あ、おはよう魔王くん。
エンジュ乗り気になったから、ちょっと二人で城まで行ってくるねー」
「夢じゃねぇのかよ!」
「っし、いくぜシンデレラ。
それ転移!!」
「はーいれっつごー!!!」
「……………」
二人が立っていた場所に舞う、黄金の粒を見つめる魔王様は、もう
ツッコむ事すらせず、静かに目を閉じる前に……
「………あ。」
恐らく必要になる、シンデレラの忘れ物に気がつきました。
……気がついて、しまいました。
rk
エディと王子。
エ「何か本編登場しちゃったけど、いいの?俺あいつ殺るよ??」
王「貴様ごときの存在で揺らぐCPではないのだろう。あの二人はバカップルだぞ」
エ「イラつく餓鬼だな…」
王「貴様もだ。だが、ふむ……」
エ「?」
王「なかなか美しい顔をしている。抱いてやってもいいぞ?」
エ「いや俺男なんだけど。」
王「心配するな。私は下半身の注射が大得意だ。貴様の脳を溶かす薬を注射してやる」
エ「いや何言ってんスか…?」
王「男も女も関係ない、見目麗しい人間は、全員抱ける!!」
エ「うわああああああこっちくんなああああああああ!!!」
トンッ。
静かに着地した二人の足元は、先程までのコンクリートではなく、固められた土の道。
「ここで合ってるか?」
「うん。それにしても……」
「…?」
「衣装、似合ってるね。」
「!!!」
舞踏会に乱入しても問題ないよう、シンデレラとエンジュは服を着替えていました。
ドレスも装飾品も全て、12時の鐘で解けるエンジュの魔法です。
彼曰く、『この区切りが一番維持が楽で成功しやすい魔法』なんだとか。
シンデレラは小花の髪飾りに、透け感のある淡いピンクのドレス、靴は細かな装飾のついたガラス製。
同行するエンジュは、人を選びそうな真っ白の燕尾服。
眩しいくらいに似合っていますが。
「さて……これから、どうするんだったっけ?」
「髪を地毛に戻して、大声で歌いながら乱入するの。皆こっちを見るわ。
その隙にズバァンと姉様達を取り戻すのよ!!」
「すげぇ意味わかんねぇ」
どこか嬉しそうに言うエンジュ。
そして、そんな彼を見上げて満足そうなシンデレラ。
「ちょ……っと、待て…よ……」
の、間に乱入者。
「まさか気づかれたっ!?」
「退いてろシンデレラ、俺が殺って、や…………」
「あれ………?」
殺気が空気をひりつかせたのは、一瞬のみ。
何故なら、目の前で荒い息を整えているのはどう見ても……
「どしたの魔王くん。」
rk
『ぐちゃっ』の話。
「はいはーいシンデレラだよー」
「本編に出れらません…。姫2です」
「ども、雇われ魔王です」
「俺も魔王やってる、エディだよ」
今回は、この暇人四名です。
「誰が暇人だー!!」
「シンデレラ耳元で騒ぐな。煩い」
「…で、シンデレラがいるならちょうどいいです…聞きたいことがあるんですけど。」
「ん、舞ちゃんグイグイくるね!」
「どしたのお姉様」
「>>134で…シンデレラが術を解除したときの効果音が気になって。」
「うわマジ、『ぐちゃ』って何アヤちゃん」
「シンデレラです。」
「タチ悪ィ呪術でも使ってんの?」
「や、ただ細胞潰した音」
…………絶句。
「んとね、私魔力のわりに器の体が丈夫じゃなくて、負荷に耐えられないんだよね。」
「は、はい……」
「だから普通の魔法苦手なのー。
特に、外見変えたりとかは維持できないっていうか…あは。」
へらへら笑っていますが、結構危険な事実です。
「でもお前、髪色変えたままにできてるじゃねェの」
「うん。だから禁術。」
「………え?」
「臓器とか細胞の動きを止めて、そっちのエネルギーを使って維持してんのー。寿命縮みまくり。」
「アヤ、それ怪我でもしたら…」
「死ぬねぇ。
働いてないから再生しないし。
あ、流石にずっとは無理だから、たまに解除してるよ?」
「……シンデレラ、あの『ぐちゃ』はまさか…」
「ちょっと耐えられなくなって、いくつか潰れたっぽい。」
「きゃああああああああああああああああああ!!!!」
姫2の絶叫が響きます。
「つぅか、臓器止めてて何で生きてんだよ。」
「そこはエ……げふんげふん、ネタバレはよくないね、にゃはは」
こっそり寿命を削り続けるヒロイン。
魔王様を振り向かせるまで、生きていられるかも怪しいです。
俺マダー?
140:箕犁:2017/09/14(木) 20:00 >>139 マダー。
rk 【エンジュ×シンデレラ】
「………っひゃ!?」
早朝、目を覚ましたシンデレラは
枕元に置かれている物を見て、小さく声をあげました。
ごぼっ………………。
綺麗にラッピングが施された箱から、音を立ててこぼれる鮮血。
(な、何が入ってるの、これ……)
箱から溢れる液体が、あとからあとからベッドをシーツを濡らしますが、
シンデレラは箱に触れる事ができません。
中に入っているのは、確実に良くないもの。
「あ………っ…」
むせかえるような臭いに、嗚咽をもらします。
「っ……で、も…このままじゃ……」
恐怖心を必死に堪え、血に染まる箱に手を伸ばすと同時に
『あれ……まだ見てなかったの?』
ふわ、と花の匂いを惑い、天使の笑みを浮かべた、悪魔がそこにいました。
rk
「………なんだこれは」
「アイビー。プレゼントだよっ」
ニコニコ顔のシンデレラに、植木鉢を渡された魔王様。
「いきなりこんなもん貰っても…つか、どうした?」
「んー……私の気持ちを示そうかと」
「はァ?」
後日花言葉を調べ、魔王様が冷や汗をかいたことを彼女が知っているのか
……誰にもわかりません。
「どうしたの雇くん」
「そんなに息切らして……走って来たの!?」
「ちげぇよ!!テレポートは魔力消費
激しいから疲れてんだよ!」
肩で息をしながら、汗に濡れた額を
拭う魔王様。
その手には、何やら黒くて柔らかそうな、布が握られています。
「………それなに?」
シンデレラが布を指さします。
「あー、これをお前に届けに来たんだよ…ったく。」
「え、私何か忘れてた?」
「ああ。後で使うだろ、コレ」
ほらよ、と投げて寄越しますが……
「ふきゅっ!?」
「投げたんだから取れよ!!」
そこは運動神経0のシンデレラ。
キャッチできずに黒布被りのお化けになります。
「何してんの雇くん…」
「まさか、キャッチ出来ないと思わなくてね」
エディと魔王様が話している間も
うぞうぞと布から脱出しようと頑張ります。
そして、ようやく抜け出た彼女が
手につかんだそれは…
「うにゅ…なにこれ、ローブ?」
「おーアヤノちゃんお疲『シンデレラ』
「……シンデレラお疲れ」
「で、魔王くん、これなに?」
「見ての通りローブだ。」
髪で注意を引き付けるなら、
最初から見せてるより、自分に注目
させてから見せる方が効果あるんじゃねーの。
そう言って、魔王様はローブを着せ直しました。
「それいいね。俺も着よう」
ポムッ…
「物質生成魔法とは、流石人間じゃないだけありますね。」
「伊達に魔王やってないんだよ」
「それかんけーある?」
「突っ込むのはやめなさいシンデレラ」
「っし…じゃあローブも届けたし。
俺は帰るから頑張れよ」
そう言って、魔王様は去っ『…………え?』
去って……行けませんでした。
ピンク髪二人に、全力で足と腕を掴まれます。全く身動きがとれない状態で、シンデレラが話しかけます。
「は、離せ……っ」
「いやこの状況で帰る!?」
「俺には関係ねェだろ」
「むー、協力してくれないの?」
「しねェ!!」
なら仕方ないや。呟いた直後に、
ちゅく…
「ッ………!?」
「やるねアヤノちゃん」
「魔王くんだって男だもん。これが一番効くよー」
ぢぅ、ちゅ…くちゅ。
わざと音を立てて、耳と首筋に舌を這わせるシンデレラ。
「あ…ちょ、何してんだお前!」
「にゃはははは。娼館出身アヤノ・カレルド、男の身体なんて知り尽くしてるわ!!」
「娼館出身って…」
「うるさーい!
これ以上の事されたくなかったら、黙ってお城に来るのっ!!」
赤い痕を増やしながら、器用に叫ぶシンデレラ。
エディに至っては、
「あんた何写真撮ってんだ!!」
「え?面白そうだから…
バラまかれたくなきゃあ来なよ。雇くん」
『お前ら二人とも最低だ!!
……あ"ーもう、行けばいいんだろ、行けば!!』
ついに魔王様、折れました。
rk
シ「娼館設定って出していいの?」
気に入ってるからつい。
いいこと、よいこのみんなはggってはいけないよ!
エ「高級娼館『薔薇の蜜』か。いいとこ働いてんねアヤノちゃん」
シ「従業員スペースの環境は劣悪でしたよぉ。当然ですけど」
エ「……つけシンは苦労人が多いね」
「だいたい貴様の態度が悪いから
こんな会を開いているのだ!!」
「ですが私と婚約したい娘もいるはずでしょう!?」
「いないから開いてんだよ!!
来たくもないのに連行された娘もいる!
少しは恥を知れ馬鹿息子!!!」
「それが王族に無礼を許す理由にはならないでしょう父上!!」
「ねぇお姉様…いつまでこの言い争い、続くんでしょうね?」
姫2がうんざりした声で姉に話しかけます。しかし…
「りの、喉渇いてない?果汁貰ってきてあげようか」
「いいの、目立っちゃ悪いわ!」
「ははっ……僕のお姫様は本当にいい子だね」
「や、やだもう……」
(うーわバカップル糞うぜぇ…)
国王の態度から、姫優勢なのは分かりますが……あれだけの暴言で無罪はあり得ません。
馬鹿を懐柔し、国を手にしたい
有力貴族『王子派』も、一定数いる
なかで、その王子に楯突いたことは
事実なのです。
(うまいこと逃げないと…王家の権力
なんてグラグラだし、国王味方につけても安心できないよねぇ……)
一か八か、兵士を刺して逃げようか。
短剣のしまい場所を思い出そうとした、その時。
「…………ッ!?」
閃光に目を焼かれるような感覚……に、僅かに遅れて。
爆音が、会場を支配します。
「あ、やべ。強すぎた」
ぺろっと舌を出し、気絶しそうな程
美しい笑顔を、シンデレラに向けるエンジュ。
「いまのなーにー?」
「爆炎魔法……名付けてエクスプロージョン。援護ありがとうね、雇くん」
「いえ…俺も何かしないと、やってらんないです」
「なんかその技名聞いた事ある…」
「我が名はエディみん!」
「やめて下さい、エンジュさん」
エンジュが爆発を引き起こし、魔王様が同等の威力の氷魔法をぶつける。
打ち消し合いによる爆発で、光と音が発生。シンデレラがバリアを張って、被害は出さない……
「今使った魔力、魔石に込めて売ったら惑星買えそうですね」
「一番消耗少ないアヤノちゃんのだけで……国宝全部買い取って、お釣りが来るかな?」
「えっ、私もちょっと凄くない?」
ちょっとどころじゃなく、凄いです。
「あ………あ…あっ……」
「なななに、なに……」
「なんなの今、の……音……っ?」
「…話してる時間ねぇか。」
呆気にとられていた参加者が、徐々に異常に気付き始め………
『き………きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!』
誰かの悲鳴を皮切りに、本格的に混乱が始まります。
「注目はばーっちりだね、よし、ローブ脱いで、エディ!」
「いや、お前も脱げよ」
「ううん、もうエディがいるから私は脱ぐ必要ないわ。」
「は?」
「アヤノちゃ………あー。成る程ね」
一人で納得したエディが、自分にかけていた術を解除。
誰よりも濃い桃色の髪を、会場のど真ん中で、堂々と晒します。
「大混乱、成功だね…さてと。」
そのまま会場内を走り回るエディ。
悲鳴の中を駆け抜け、状況を更に掻き回し……
静かに口元を歪めたその顔は、確かに魔王のそれでした。
rk
※シンデレラに大量に魔法を使わせてはいけません。
「いーびるなーいとー!!」
ぐちゃっ。
「みょるにるいっけー!」
ごきっ。
「くらえー、いんびじぶぶ…ぶ、る、でぃあぼろすっ!!」
ぐち……べちゃ。
敵は死にますが自分も死にます。
2「それより、このアホッぽい話し方が気になります……」
魔「ぽいじゃねェだろ、アホだ」
2「そうでしたね」
すさまじい衝撃音と、見たこともないような光の雨。
姫2は爆風を体で感じ………る事は、
何故だか、ありませんでした。
その代わりなのでしょうか?
閉めきった会場に、一瞬そよ風がふきます。
「っ………な、なに…?」
微かになびいた髪をかきあげ、会場の中心に目を向けると。
『化け物だ!!』
『黒い魔女と魔王がいる…!』
『あんな魔法は有り得ない。人が使える限界を越えている!!』
『傍らの男は桃の髪をしているぞ?』
『……カレルド家を陥れたい馬鹿の、悪戯じゃないのか?』
『それはリスクが高すぎるだろう。』
『権力争いから消された、本当の長男だったり…』
(こ、混乱しすぎて何がなんだか…)
とにかく事態を把握したくて、前へ前へと無理矢理に進む姫2。
人混みに突っ込み、ドレスが乱れても構う様子はありはせん。
ようやくたどり着いた最前列。
そこには…
「にゃははは…エディすっごい楽しそうだねー!」
「悪そうな笑顔だねェ…」
「悪そうじゃなくて悪いんでしょ。
あ、魔王くん、そこに適当に光ぶっぱなしてみて」
「適当………?」
その少女の言葉の通り、適当かつ凄まじい威力の、光弾を撃つ青年。
青年には見覚えがありませんが、黒ローブから顔を覗かせる彼女は…どう見ても、バレバレでした。
「貴女、一体…何をやってるのよシンデレラ……」
続きが気になるよ
149:ゆのる◆Qw:2017/09/22(金) 06:55 イケメンくだしぁー。
なるさんの出番少ないの悲しい
>>149 はいよ
rk
「柚だけの騎士、ヒロです」
「全く出番が無いけど覚えているかしら…継母よ」
「俺薄すぎません?国王っす」
「俺も忘れられてそうだよね。
森に放置プレイな魔法使いだよ!」
「ども…呼ばれました、アルマ・リィです。」
出番少ない人達。
※以下
魔法使い→魔「」
国王→国「」
ヒロ→側「」
継母→釜「」 の表記。
アルマ→ア「」
釜「この小説、魔王二人以外の
男キャラクターの扱いksよねェ。」
側「短編や、番外編でも、俺たち
ロクに出ませんしね」
国「俺は一度もまともな紹介が無い」
ア「プレイボーイ推しすぎてませんか?俺、彼女いるって書いて下さい」
魔「そろそろ森から動きたい…」
ごそごそ、ぴらっ。
ヒ「ん?
何もないところから、紙が……」
魔「空間歪曲と転送魔法か。」
国「何か書いてあるな。そこの軽薄そうな男、ちょっと読んでみろ」
ア「軽は……えーっと。
『箕犁の推しCPはまおシンなので
他カプは書いてても、そこまで楽しくない。
つか天さんのデレが面白くて、それをネタに、遊びたかっただけの小説なんだもん。』
……だそうですよ?」
国「無茶苦茶だな」
釜「無茶苦茶ねェ」
側「無茶苦茶ですね…」
魔「無茶苦茶かよ」
ア「以下略…」
ぴらっ。
魔「………。
『…そういう事言うなら、もう二度と出してやらんよ』
へいへい、すいませんでした、神様仏様作者様。」
国「しかしだな、もう少し出番を増やして貰いたい。」
側「このままじゃ、読者に忘れられてしまうからね…」
ぴらっ
釜「えっと?
『存在しない読者に忘れられるとかwwwwwwwおまいら器用だなm9(^д^)』
あ、煽るわねェ……」
ぴらぴらっ
国「連続とか殺意しか沸かね…
『心配せんでも、そろそろ王族関係者は出番増える。』
え?………これマジなの?」
魔「えー俺も増やしてくれよ」
ア「俺からも、ぜひお願いしたいところだなぁ。」
釜「アタシも出しなさい?」
ひら…
魔「なになに…
『釜はもうすぐしたら、ちょっとだけ出ると思う。
後の二人は全く決めてない』
嘘だろおい!いいから出せよ俺たちを本編に!!!」
ぴらっ。
国「やけに短いな…
『飽きたからもう終わるよ』
って、ちょっと待てよ!!」
ア「俺達の出番増やせよ!!!」
魔「そうだそうだ!!」
シ「はーい、呼ばれて飛び出て
ゆのるちゃんだよー。
強制ブラックアウトに参ったぜ」
釜「いやまだ喋りた
ゆ「黙らっしゃい、強制ブラックアウト行けおらああああああああ!!」
ピッ……
『ヒロインは私なの。
黙って体を渡しなさいよ、白雪』
乗っ取り系ヒロイン×ヤンデレ王子
入れ替わりがバレたら即惨殺!
つけ組白雪姫(偽)追加しました。
「んん…? どこだろ。」
ローブを脱ぎ捨て会場を走り回る
シンデレラ。
見慣れた黒髪ストレートの少女を
探す事10分、全く見つかりません。
(そろそろ時間がまずいなぁ…)
二人の魔王に時間稼ぎを頼みましたが、あくまで危害のない魔法を選んでいます。
警備隊がその事に気がつくのも、時間の問題です。
「しっかたないなぁ…探知っ!!」
ぐちゃ。
気分が悪くなる音の後に、【あっちに行け】と囁く小さな声が。
その声のする方へと走って走って…
見つけました。
揺れる黒髪に薄紅色のリボンを飾った
女の子は、間違いなく姉。
「ねーえーさーまぁー!!!」
「え"……」
「何やってるんですか姉様ー!!」
「なんか声が近づいて…」
「私ですよ姉様ー!!!!」
「や…やば…」
「姉様っ!!」
抱きついてくる妹を見て硬直する姉と、その姉に首輪をはめる妹。
「やっと見つけました。帰りますよ、姉様。」
「え、や、どっから入ってきたの…」
震える声で尋ねる姫2。
「正面入り口だよ?」
「………………………!!!」
「ほらぁ帰るよー」
「さ、さっきのって、やっぱり…」
「あー、爆発と光?友達がやってくれたの。
私がバリア張ったから被害0だし、注意引くにはぴったりでしょ?」
「……………」
青い顔で姉が後ろを指さします。
不思議に思いつつ見てみると……
「…あらぁ大変。」
うふふふふ…と笑って誤魔化します。
勿論誤魔化せていませんが。
「………あらぁじゃねぇよ!!
無礼者が、貴様の死刑が最優先事項だからな……!」
姫2の後ろにいたのは、額にかすり傷を作った王子様。
シンデレラさん、バリア薄いです。
rk
鍵部屋での会話2『何股まで可能?』
コアラ→コ |
骨さん(特例)→屑 |
リノール→り |
研修→研 | です。
研「俺は2人までだな。バレないように維持するのはキツい」
り「え、研修普通〜。」
屑「考えたけど、俺は5人で」
コ「多くない?」
研「ワオww何で何で?」
屑「今4股なんすけど、物足りないんですよね。でも昔6で即バレして全員にキレられまして…」
り「わぁー見事なまでにクズーい」
コ「つか今多くねぇ?w」
研「いやァ4股とは恐れ入った」
コ「俺は一人だな!!」
り「やっぱりコアラ一途だよね〜」
コ「しいだけを愛してんだ!」
屑「羨ましいっす」
研「何時かあぁなってみたい。って気持ちは無くもない」
り「びすすんと毒は?」
研「桃が一人、麕もだな。」
り「えっ?」
屑「亜弥は8人くらい余裕だろ…」
研「『いっぱいいると忘れるし。』だそうだ」
屑「あー……」
コ「麕はなんで一人なん」
研「『今の幸せだけでいい』らしい」
り「砂糖吐けそう」
り「何でバカップルばっか…」
研「特 大 ブ ー メ ラ ン」
コ「wwwwww」
屑「で、結局何人なんスか?」
り「鍵部屋平均だそっか〜」
研「5+1+1+3+2+1+4+2+1÷9?かな……2.22222222222…」
コ「二人だね、無難かな?」
本日の結論、浮気相手は二人まで。
rk 【エンジュ×シンデレラ】
(……………)
「絶好のー、瞬間を♪」
(歌ってる………)
「ここに君の、熱いショットガンで…♪」
「!?」
木陰でエディを待っていて、退屈したシンデレラ。
本人に聴かれているとも知らずに歌っています。
「絶対に離さない…」
(何だか意外な曲だな…。アヤノの見た目からは想像できない)
「おーい、シンデレラ」
ちょん。
「……っ!?」
「おまた……せ…わぁ」
みるみる顔が赤く染まります。
うっすらと頭の上に見えるのは……湯気?
(これは可愛い)
「き、き、き、き、聴いたの…?」
「何をだ?」
「し、ショットガン・ラヴァーズ…」
「ああ、ばっちり。」
「嘘ぉ…………」
エディは今日もご機嫌です。
「貴様は国の塵だ……屑だ、苦しんで朽ち果てる未来を与えてやる…!!」
ぎゃあぎゃあ喚く金髪碧眼の男を、
面倒臭そうな顔で見つめるシンデレラさん。
「し、シンデレラっ…とにかく謝らないと殺されちゃうわよ!?」
「ごめんなさい…」
「許すわけないだろうが売女!!」
「ですよね」
確かに、額に傷を負わせたのは自分が悪い。悪いけど……
(血も出てない程度の怪我で、人を殺そうとするってどうなのよ。)
王子の額は、ほんの一部がうっすら赤くなっている程度。
皮がめくれているわけでも、流血しているわけでもありません。
なのにここまで怒るなんて…と、純粋に驚いていました。
「俺の顔に傷をつけやがって……
俺の、俺の美しさを損なう行い、償いは貴様の死だ…!!」
(ああ、この人ナルシストなのか。)
気がついたシンデレラは、ひゅっと息を吸い大きな声で…
『エディ、ちょっと来てくれないかなーっ!!』
と叫びました。
「何を言っている貴さ「はいよ。なんか用?」
王子の言葉はそこで途切れました。
宝石をはめこんだ様な瞳は、月光に似た淡い黄色。
柔らかそうな桃の髪は誰よりも美しく、肌はどんな美女でも敵わぬ程
白く透き通っている。
体は程よく鍛えられ、筋肉質な印象を受ける。
『完成された美』という言葉は、この男の為にあるのだろう。
自分至上な彼ですらそう思う、絶対的な存在。
「……なんだコイツ。喋らなくなったな」
「心折れたんだろうねー。
エディのあまりのイケメンっぷりに驚いたんだよ」
「なにそれ俺すごい」
「あ…あの…その人は?」
状況についていけない姫2が、おずおずと声をかけてきます。
「あー。悪いね、えっと…アヤノのお姉さん?」
「は、はい…」
「俺はエンジュ。しがない魔王だよ」
爆弾をひとつ投下。
「……………はい?」
「気にしないで、姉様。」
「え、ええ…私はマイです…姫2と呼ばれています」
「ふぅん。まぁいいや、俺君と君の姉ちゃん回収しろって言われてるから、ついてきてくんない?」
「指示クソ雑っ!」
「深窓の令嬢がクソとか言わないの、姉様はもう。」
「あ、ご、ごめんなさい…」
本日のお前が言うな大賞ですね、シルデレラ。
「さて、じゃあ行…「ま、待てよ愚民共が…!!」
「はう素敵っ!」
「なに興奮してんのアヤノちゃん…」
「話はまだ終わっていない…
俺は、俺は王子で。誰よりも偉く、美しく、そして敬われて当然の存在なのだぞ……!」
卑下た、しかし泣きそうな王子の笑い顔。
姫2は、流石に少し……可愛そうになりました。
「殿下……」
「だから、貴様らなんて所詮は屑にすぎないっ……!!!」
「「は?」」
……まぁ、他二人はそうは思っていませんでしたが。
立てたよ、作詞スレ。
びすたっぷは…あんまり、絵描いてないけど、絵スレはあるみたいだよ。
rk
>>156 産休オリゴ糖誤解門()
今回は、アホ度と読みにくさマシマシで書こうと思います。
シ「は?」
更に文法をグッチャグチャに。
シ「……なにそれ?」
やってみれば分かりますよ。
シ「ふーん…まぁいいや。やろっか」
_________________
「あーあーもう朝からだるいし眠いしわけわかんない。魔法使いったら何の用よ!」
シンデレラが森にきている理由は、魔法使いから朝早くに『いいもの見せるから森に来い』と言われたという理由なのだ。
「いらいらするわー」
シンデレラが大声で呟いていると目の前に、
「おう桃、来たかあ」
朝もはよから人を呼びつけた迷惑で性格の悪い野郎があらわれました。
「なんの用よはやく帰らせてよ」
「ちょっと待てよはやいな」
魔法使いがぴくぴくと眉を動かしていますがとても気持ち悪く感じる動きです。
「きもい虫みたいw」
シンデレラは超嫌そうに言いました
_________________
シ「え、終わり?」
飽きました。ってか書いててイライラします。
理由は理由なのだって何だよ。
改行しろよ。句読点うてよ区切れよ言葉の使い方違うよ草生やすなよ!!!!!!
シ「こ、興奮しすぎみもりん…」
自分で狙って書いたのに超絶不快になったわ。何このクソ文章
シ「…何がしたかったの?」
私にも正直よくわからないわ。アホね
みりんの役が無い。これは駄目ね。
駄犬や屑と違って現役メンバーだもの
……いっそ新ヒロインに
ヒロイン増やすと
話が更にややこしくなるでしょうが。
シンデレラ退場させよう
161:箕犁:2017/09/25(月) 23:10 >>159 今更じゃないですか〜
>>160
メ イ ン ヒ ロ イ ン
rk
魔王城のある夜、的な。
深夜、風がカタカタと窓を小さく
揺らす音で目覚めた魔王様。
「ん……」
すぐに二度寝しようと、寝返りを打った、先に
ごつんっ!
「っ!?」
謎の固い感触。
慌てた魔王様、よく目を凝らしてそれを見るとなんと………
「すぅ……すぅ…」
「何やってんだよお前は!!!!!」
まさかのシンデレラ。
これは世に言う……添い寝、というものでしょうか?
(なんでコイツこんな所にいるんだよ!?)
俺は言った。『天気が悪いから泊まっても構わない』と。
(だが、こいつには確かに、隣室を使わせていたはずなのに………!!)
「……とりあえず起こすか」
肩掴み、軽く揺さぶってみます。
「おい起きろ、おいって」
「んう…」
失敗。
「息の根止めてやろうかこの女…」
作戦2、鼻つまみ。
10秒…
30秒……
1分………「大丈夫か?」
1分30秒………「………」
2分……顔が青くなってきました。
それでもまだ寝ています。
2分10秒「いやコイツなんで起きねぇんだよ!!!!」
作戦、中止。
(口呼吸ってわけでもなさそうだし…大丈夫だよな、生きてるよな?)
若干心配になり顔を覗きこんだ魔王様。そして、あるものを見つけました。
「なんだこれ…耳栓?」
シンデレラは、うさぎ型のちいさい耳栓をしていました。
それをひょいっと摘まんで外「ひゃああああっ!?」
「!?」
「あ、やっと起きたか」
(耳栓外したら起きるって何だよ)
「で、どうして此処にいる?」
「うぇえ……?あ、あー。なるほど」
とろんとした目をこすり、いつものぽやぁ…とした口調で言いました。
「夜這いに来たのー。」
「………」
「…………?」
「…………………」
ひょいっ、とつまんで、部屋の外へポーイ。
「ちょっ」
ガチャン。と音が響いて、施錠完了。
外から 何もしてないよー! とか、寝顔見てただけだよー!! とか声がしますが、無視。
(もう二度とアイツを屋敷には泊めねぇ…!!)
そう固く誓う魔王様でした。
※ちなみに、その一週間後に決意は
無駄になりました。
元ネタはシンデレラと門番の中の人。
最フリーダムカップル
rk
実は。
「あ」
「お」
「「……………」」
人混みの中、お互いの姿を見つけたシンデレラとアルマ。
彼の横には女の子が、可愛らしく腕を絡ませていました。
「相変わらずですね、アルマ」
「アヤノも…昔と全く変わらない可愛さだな」
「黙って下さい」
シンデレラ、今はノーメイク。
気合いを入れていた“あの頃”と
『変わらない』と言われ、地味に傷つきました。
「リィさん、この人……」
横にいた女の子が、不安そうにアルマを見上げます。
「ああ、こいつはアヤノ。俺の……元お気に入り兼、追っかけ?」
「えっ……」
「元ですよ。元。今は、他に好きな人がいます」
少女一瞬で表情を曇らせた事に焦り、
らしくもなく、フォローを入れるシンデレラ。
その甲斐あって、安心したような笑顔を見ることはできました。
「じゃあ私もう行くから。」
「おー」
「さ、さようならっ…」
会話を終え、後ろを振り向き。
ちょこちょことアルマの横を歩く少女を見て、シンデレラは泣きそうになりました。
(あの子も…アルマを好きなのに。)
あくまで、本命の彼女だけに愛を向けているアルマ。
体はそれでは満足しないらしく…多くの少女と関係を持っていますが。
シンデレラは、アルマの優しさが好きでした。
(でも……)
彼の優しさは愛情じゃない。
どこまで求めても、優しさは優しさのままなの。
これをあの子に言えたら、どんなにいいでしょう。
彼の優しさは、蜜のような毒。
それに気がついた時にきっと、あの子も私みたいに………
「……やめよう。」
これ以上考えたくない、思い出したくない。
シンデレラが森へ向かう理由は…
恋でしょうか、それとも……逃げでしょうか?
逃げ。
166:箕犁:2017/09/29(金) 17:46本人ェ・・・
167:ゆのる◆Qw:2017/09/29(金) 22:33 きっかけは適当、途中からは逃げ
最後に好意。
好きになるの遅かったんよ
結果を慮る俺氏に取っては
幸福な事この上ないねェ。
rk ですよね。
シ「本編で分かったけど、エディって私と血縁あるよね?」
エ「アヤノちゃん俺の子孫だしね。
俺の血がカレルドの元になってるからシ「じゃあ、エンシンって……近親相k『ストップ』
エ「くらえ、忘却魔法!」
シ「……あれれ、私、何の話をしてたんだっけ?」
エ「裏道の野良猫がかわいいよって話だよ。」
シ「わー、そっかぁ!」
rk
「何ですかコレ…」
掌にのせられた物を眺めて
魔王様は困惑したような視線を向けました。
「黒水晶だよ。浄化作用が強くて強くて…俺には扱えないから。あげるよ」
「え、いや あの……」
突然、高価そうな黒水晶を
貰ったことよりも、贈り主がエンジュだという事実に戸惑います。
「君さあ、多分…相当ためこんでるでしょう?」
「は…………」
「怨みの念が強すぎるんだよお前。」
いきなりドスの効いた声で言われ
流石の魔王様も…一瞬、怯みました。
「っは……」
「君の出生も過去も何も、俺は興味がないしどうでもいい。でもな…」
そこまで言って、エンジュはにこりと
微笑みました。
「強すぎる邪気は、周りの生物にも影響してしまう。だから俺は、お前にこれを持っていて欲しい。」
「………【お前の事情なんぞに
興味は無いが、いつも側にいる女が
壊れては俺が困る】的な解釈でいい
ですか」
「驚いた、完璧だよ」
「……褒められた気がしませんね」
今何か言えば、殺される。
怒りと、微かに感じる…骸の意識を
静かに飲み込んで、魔王様も微笑んで見せました。
不快そうに眉をひそめた二人。
勿論、姫2ではなく、シンデレラとエンジュ。
「税で生かされてる豚が何様のつもりですか?ああ…それ人語じゃなくて豚語なんですね。成る程!」
煽りに煽るはシンデレラ、
「調子に乗るなよ人間風情が。
…よほど自殺願望が強いらしいな?」
隣のエンジュはマジ切れ。
「……貴様ら!王族たる私へのその物言い、死刑になる覚悟はあるな!?」
わなわなと震えながら叫ぶ王子。
しかしシンデレラはゆったりと…
「え、なりませんよぉ」
と言って笑いました。
「どういう事よシンデレラ…」
「姉様は黙ってて?」
「…………………はーい。」
「いいですか王子。
法は、『守らなくてはいけない』ものではなく、『犯すと捕まる事柄を示した』ものです」
「それが何だと言うのだ!!」
「だから、犯したことがバレなければ
捕まりません。」
「な……っ!これだけの騒ぎを無かったことになど出来るものか!!」
「あー、じゃあ国を滅ぼそう」
今度はエンジュの軽い声。
……軽いのは声だけ。
「そんな事出来るわけが!!」
「出来るよ。てめぇみたいな奴の親が統治してる国なんざ、ここで滅べばいい」
「ひっ……」
と、そこに
「……エンジュさん、目が全く笑ってないですよ」
「降ろしなさいよぉお!!」
「……何だ、雇くんか」
「あれ?遅かったね」
「いや、この女が暴れ回るから…」
不満をもらす姫1を担いだ魔王様、
ようやく合流。
キレた魔王、煽る姫、二人に責められる王子様。
背後の国王は姫2と共に石像状態…
そこに登場、雇われ魔王様と姫1。
「カオスって…こういう事なんでしょうか?」
「ワシに聞くな、娘…」
国王と姫2の呟きは、会場の喧騒に混じり…お互い以外に聞かれることは
ありませんでした。
rk
「ヒロさんと姉様って、どうやって出会ったの?」
「やだ。シンデレラったら…」
「だって全く説明ないんだもん」
シンデレラがそう言うと、姫1は微笑みながら話しはじめました。
-------------------------------------
「お嬢ちゃん!すまないけど、道を教えてくれないかい?」
街に来ていた姫1は、露店の前でそう
呼び止められました。
今日は秋の豊穣祭。普段街に来ない人も多く、道に迷うのも仕方ありません。
「いいよ。どこに行きたいの?」
「すまないねぇ……この屋敷に、貢ぎ物を持って行くところなんだが」
そう言って、男が差し出したメモに
書かれていたのは…この辺りでは一番大きな、エイベル伯爵家への道筋。
「わぁ…エイベル家へ行くんだ。それ、急いだ方がいいよ」
「どうしてだい?」
男は不思議そうな顔をしています。
「エイベル伯爵、とても時間に厳しい方なの。
去年、貢ぎ物を5分遅れで運んだ
娘さんを慰み者にしたって話、ここらじゃ有名……」
「な、何だって…!?そりゃあ不味い、急いで教えてくれ!」
「といっても、複雑な道で…そっちがいいなら、一緒に行こうか?」
一瞬で真っ青になった男を放っておけず、そう提案すると、
「本当かい、それは有難い!」
と、すぐに良い返事を貰えました。
「こっち。あ、そこ気をつけてね、毒草だらけだから」
「おお…酷いな」
道と呼べるかも怪しい道を通って
エイベル家を目指す二人。
「お嬢ちゃん、綺麗な服を着ているけど、お洒落が好きなのかい?」
「え、普段着よ?」
「はは。そんな普段着の平民があるかい!!」
年寄りをからかうのは止めな!と笑う
おじさんに、姫1はうっかり
「やだぁ。私、一応男爵家令嬢よ?」
と、いつもの調子で言ってしまいました。
すぐに固まるおじさん。
「…………」
「え、おじさん?」
「………それ本当かい?」
「嘘ついても仕方ないじゃない」
「お貴族様…?」
「の、端くれかしら…」
「お貴族様に、俺、お嬢ちゃんだの急いで教えろだの……」
「…気にしてないわよ?」
「ど、どうしたら…」
「だから気にしてないって」
「俺あ…おれぁ…!」
「おーい、…おじさーん?」
「申し訳ありませんでしたあっ!!」
そう叫ぶと、おじさんは道の真ん中で
いきなり土下座。
「ちょ、いいって…!!」
「無礼をどうかお許し下さい、大変失礼いたしましたっ…」
「ゆ、許すから!てか気にしてない!!」
「お許しください…!」
「おじさん私の声聞こえてる!?」
許す、と言っているのに許しを乞い続けるおじさん(土下座維持)。
姫1が必死に話しかけ、顔をあげさせるまで、たっぷり20分もかかりました。
-----------------------------------
「長いので切りますね。」
「続くよ!」
投稿量が大きすぎます?→データ消滅
書き直し嫌だ…続き放置。
二時間返せクソシステムが!!
rk
まおシン親子IF。
「いいかいシンデレラ。
お父さんが今から言うことを、そのまま口に出しなさい」
魔王様…改め魔王お父様は、目の前で
居眠りをしそうな娘に、険しい顔で言いました。
「はぁい……」
目を擦りながら、半分夢の中状態で
うなずくシンデレラ。
「その1、王族は絶対です」
「おうぞくはぜったいです」
「その2、機嫌を損ねれば処刑されるのが当たり前です」
「きげんをそこねれば、しょけいされるのがあたりまえです。」
「その3、身分は絶対です」
「みぶんはぜったいです」
「その4、王の言った事が真実です」
「たとえば?」
「王が『カラスは赤い』と言えば、カラスは赤いというのが正しいんだよ」
「決まった常識があるのではなく、王が常識となるのね」
「いきなり流暢に……!?」
この子は将来どうなるんだ…と
小さくため息をついた、魔王お父様。
『おとうさん、どうして身分に縛られる必要があるのですか?』
まだ年若い娘は、『そういうものだ』
という割り切りを理解出来ない。
けれど、早いうちに教えこまなければ
何時貴族の怒りを買うか。
一人娘を溺愛する魔王お父様は
今日も、繰り返し繰り返し教えます。
「いいかい、『身分が全てです』」
「大体……二人を奪ってから
周りの記憶消せば済むでしょう。何遊んでるんですか」
呆れ顔でエンジュに言う魔王様。
ですが……
「それじゃつまらないだろう?」
「…………。」
力をもて余しているエンジュは、享楽的なところがありました。
「この国ブッ潰して、なんならこの世界も破滅に追い込んで……
可愛い自分の子孫と暮らすんだ」
「わ……それも楽しそうだね!!」
「……なんつぅ恐ろしい血」
はしゃぐ二人を見て頭を抱える魔王様。
「………とにかく、この女どもは俺が逃がします。適当に収集つけてから俺の城で会いましょう」
「了解だよ」
「ほいほいあとでねー」
ひょいっ。
「えっ、ちょ……シンデレラ!?」
「離せ男めぇ!!」
「はいはい黙って下さい。それとも
殺されたいんですか?」
そして、さっさと姉達を抱えて
会場から走り去る魔王様。
最後の一言から、いかに彼がイラついているかが伝わります。
………頑張って下さい、魔王様。
ざく、ざくざくざく…
この場に自分の魔力を残せば、後から王族が煩い。
会場を奇襲した際は、魔王の力で相殺されたので証拠は残りませんが、ここは自分一人。
後々余計な詮索をされないために
魔王様は走ります。
…………それにしても。
(ぎゃあぎゃあ煩い女だな…こいつら本当に血縁者か?)
硬直したままの姫2と、泣き喚くため
猿轡(シンデレラの私物)をかませた姫1を脇に抱えながら、そんな疑問が浮かびました。
「あたしをどうする気なの!?
ヒロくんから離れさせて、危険な所に連れて…」
「お前の妹の連れだぞ俺は。助けだって察せねぇの?」
「………うあ…………ぅ」
「そっちの姫さんは落ち着きなよ。
顔色が青…通り越して白い」
まあ、この二人が巻き込まれた事態を考えれば『仕方ないか…』とすら
思えてきますが。
無理に連れられた舞踏会で、無能な王子に求愛され、断って死罪要求。
(いや、王族の求婚断るこいつらが
バカなんだけどな。)
金髪碧眼の美しい王子。
魔王様が、最期に見た彼の顔は恐怖に怯えていましたが……
(この後、まだ何かされるなァ…。)
桃色の髪をした二人の、底意地悪そうな笑顔を思い出し、魔王様も口許を歪めました。
王族なんて滅んでしまえ。
自分を助けてくれる人など、何処にも居なかった。
だから、自分で自分を救ったのだ。
(……それなのに王は、孤独のみ与え、俺を隔離した)
「王族なんて滅んでしまえ……」
「今何か言ったぁ?」
「いいや、何も言ってないよ」
rk 軽〜く会場の状況
オカn……魔王様退場。
↓↓現在の会場↓↓
* 石像化した国王様
* 腐れ外道王子
* 鬼畜覚醒シンデレラ
* 魔王(本物)
……その他モブの方々
監視員が去った今、ピンク二人を
止める者はいません。
rk
魔「ぶっちゃけ、広げすぎて収集つかなくなってるよね?」
シ「原作はすぐ終わったもんね」
雇「つーか、本編も番外編(?)も
俺ら目立ちすぎじゃねェか?」
今後空気になる人もいますから…
まおシンをなるべく出しておきたくて。
雇「ああ…今後、俺らの中の誰かが
出なくなるのかな。」
シ「まだ1章の途中だもんね…次章の空気は誰だろ」
予定ではエンジュか魔王様です。
シ「……私は?」
ヒロインに休みなんかないですよ。
24時間365日仕事です
魔「わぁお…引くほどブラック」
シ「…………( ;ω; )」
雇「これ聞いた後だと、むしろ出たくなくなった。」
魔「俺もだよ雇くん」
そういう事で、収集つかなくて
グチャグチャですが、まだ続きます。
お付き合い下さいねー。
シ「長時間労働……肉奴隷…時空管理人訴訟……」
雇「おい大丈夫か」
rk 1日遅れ。
「アルマ、お誕生日おめでとう!」
「おめでとうございます…」
「ね、私の家でお祝いしよう?」
「抜け駆けしてんじゃないわよ、このブス女!!」
「リィさん、ケーキ焼いたんです。
食べて下さい!」
「あーら不味そうね。果物も、どれも固くて酸っぱそう…あたしのケーキはとっても甘いよ!」
(この子たち、本当に煩いなぁ…。)
乙女たちの熾烈な争いの中心で、うんざりした顔をしているのはアルマ・リィ。本日お誕生日。
肉欲を満たす為だけに、来るもの拒まず状態な彼ですが…
愛しているのは、ただ一人の少女だけです。
「ごめんね皆、今日は先約がいるからまたね?」
と彼が言うと。
「誰誰誰誰誰誰誰誰誰となの!!」
「アルマはいつもそうよ。バレンタインも誕生日もクリスマスもいつもいつも!!!」
「決まった相手がいるなら言って下さいよ!」
「皆、言ったらその子に何もしないって……誓える?」
「無理ですリィさん、殺します」
「そうよ。私達のアルマを奪う女なんて要らないわ……!」
(絶対教えられないな、これは)
無自覚爆弾投下、その後オイル追加。
ヒートアップが止まらない女の子達に
困り果てたその時……
「邪魔です皆様。平民風情が
私の通る道を塞ぐなんて有り得ませんよ?」
「……っな!?」
「誰よあな、た………は、メイザス男爵家の……」
「は、またあの貴族女…」
「馬鹿、聞かれたら殺されるわよ!?」
悪役然とした物言いで登場したのは、
メイザス家のご令嬢。
(ああ、あの子確か……俺のファンの、お貴族様?)
長い黒髪をなびかせながら、煩い女達の真ん中を通ってこっちに来ます。
……え、こっちに?
動揺している間にも接近していて
もうすぐそこに。
そして、目の前で歩みを止めた彼女は
「今日は私と約束があるんです。
分かったら平民の皆様は散って下さらない?」
即座に上がる耳障りな悲鳴。
「え、いや………」
慌てて否定しようとすると、
「……嘘ですから、話を合わせて下さい。」
お貴族様が小声で指示してきました。
平民のアルマが逆らえるはずもなく、黙ってこくこくと頷きます。
「……そういう事ですから。では皆様さようなら」
「ま、またね……?」
まだ理解しきれていないアルマを
引っ張っていくお貴族様。
悲鳴を振りきるように急ぎます。
−−−−−−−−−−−−−−−−
15分後。
「…ここまで来ればもう大丈夫。」
人気がまるでない路地裏に入り込み
安心したように言うお貴族様。
…… こんな道にいていいんだろうか
この人は。
「うん?で、あの、俺予定が」
「知ってます。」
(ん、知ってて連れ出した?)
「先約の方と過ごしたいのに、彼女達が邪魔なんだろうな…と思ったので
権力行使で連れ出してしまいました。」
それから、『ご迷惑でした?』と
付け足して、首をかしげるお貴族様。
(権力行使って… 家名に泥塗った自覚あるのかな、このお姫様は)
まぁそれはともかく…行動そのものは
とても有難い。
「ありがとう。実はそうなんだ、おかげで楽しい時間を過ごせるよ」
「はいっ。」
お礼を言うだけで嬉しそうに笑う。
(……ちょっと面白い)
「じゃあさような……あっ」
「?」
「アルマさん、お誕生日おめでとう
ございます。……さようなら」
「うん。またね」
無事解放されたアルマは、愛する彼女の元へ向かいます。
…お貴族様への好感度は、やや上がったみたいです。
少女達の悲鳴が響く広いホール。
白を基調とした室内は、現在とても
鮮やかな赤で染まっています。
「………っ、が…」
揺れる金髪と白い肌は赤で濡れ、元の
色を見せません。
「無様だなぁ……気分はどうです、殿下さん」
それを嘲笑う桃色と、
「直前で蘇生魔法かければいいし
好きに痛めつけられるねぇ 」
心から楽しそうな桃色。
「あ、悪魔!この悪魔め…!!」
耐えきれず叫ぶ国王。
その声にゆらりと振り返り、桃色は
「ああ、貴方も後でしてあげるよ」
狂喜の笑顔を浮かべました。
「ねぇ…カレルド家だけの物よね?
桃色の髪って」
「そのはずよ。自然に産まれる遺伝子ではないの……なのに。」
「あの方達は、カレルド公爵と関係が……」
「王族に手を出したなんて、公爵といえど家ごと潰れるわね」
「その王族が生きていられればね」
そう、王族が生きていられれば。
既に殿下は尋常ではない血液を流しており、魔法で無理矢理、生かされている状態。
シンデレラが『すぐ殺るより、ギリギリで生かして何度も痛めつけたほーが楽しいよー』
と言った事に、エンジュが賛成して
しまったのです。
邪魔だからと騎士や警備隊は気絶させ
『動いたら同じ目に合わす』と参加者を脅迫。
結果、邪魔されることなく
王族リンチが開催されてしまいました。
「………っ、どうしたら、どうしたら良いのだ…!!」
息子が駄目になれば、我が身を
痛めつけられる国王は恐怖に叫び…
「あれは…4つの時に森に捨てた娘……それに、あの男はどう見たって肖像画の」
「お父様、我が家は……!」
桃色を持つ二人に怯えるカレルド家。
「あああああああの子、あの子あの子あの子あの子あの子…まさかあの子…!!!」
会場の隅で錯乱して暴れているのは
女……?のような招待客。
「カテーテルで尿道にワイン流し込もうよ。アルコールで、働き鈍くなるかも」
「男として死ぬのは流石に…」
「えー。回復させるし、楽しもう?」
「…………いいけど。」
長い夜になりそうです。
rk
またまたまた鍵部屋の会話。
−−−−−−−−−−−−−−−
ゆのる→桃
コアラ→コ
りの→局
からちき→屑
こんな表記。
−−−−−−−−−−−−−−−
屑:そろそろ亜弥の誕生日来るな
桃:忘れてくれます?
屑:冷たッ。エターナルフォースブリザード級!
局:うざあ………
屑:い、今傷つきましたよ?
局:びすすん何欲しい?
コ:すげえ。骨さん無視した
桃:………愛。
屑:は?
コ:桃がまた暴走してるよ
桃:言葉間違えたかな…温もり…?
屑:落ち着け。何かに飢えてるのは伝わった
局:びすすんがおかしい…
桃:最近人と会ってないから。
宗明と優月と咲、あと慧…?ぐらい
屑:寂しいなソレ
コ:可哀想になってきた
屑:男求めろ。浮気していいだろ
局:天さんを怒らせるんだ。ぜーんぶチクるけどいいのぉ?
桃:出来ないわぁ…天さん怖いし、天さん以外の男は気持ち悪い
コ:怖いんだな
桃:怖いよ?
局:たしかにこわいよ
屑:……どういう所が怖いの?
桃:なんだろう…『理性的な狂気』を
常に見てる気分っていうか
屑:なるほどわからん
局:本当にそのままだよ?
理性的な狂気…『常識あるサイコパス』とかそんなの〜
屑:酷評だなあ…
コ:桃の例えがまさにそれだろ。
屑:関わりたくないタイプじゃないですか…!!
桃:や?頼りになるし優しいよー。
交際相手より、結婚相手に向くタイプ
コ:自分の彼氏分析するなよ
桃:つい。
局:需要は数年先かあ…。逃がしちゃダメだよびすすん!
桃:その時はその時ー
屑:どういう意味だ?それ
桃:へ、そのまんま。
コ:つーか何の話だった?
桃:わすれぷ
屑:俺もう寝ますね(勝手)
局:じゃああたしも〜
桃:便乗してさらばーっ!!!!!
コ:……雪崩?
コ:誰もいなくなりやがった
コ:暇
コ:しぃでも抱くか…
rk
扱いにキレた継母さん。
「アタシが、アタシが隅っこで喚いてるだけの女ァ!?」
落ち着いて下さい継母さん…!!
「落ち着けるか馬鹿!やっと出番があったのに、こんな!」
反省してますから、箕犁反省してますから…
「……じゃあ出番増やしてくれる?」
いえ、無理です。
「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ァアアアアア馬鹿箕犁!クズ!無能外道汁男優の都合良い肉便器!!!」
……ねえ酷すぎない?
rk
侵入する前に。
「お?何やってんだアヤ」
いざ舞踏会に乗り込まん…と、城に
侵入しようとした、その時。
眠そうな声がシンデレラを呼び止めました。
「…………どちら様でしょうか」
「そんなんで誤魔化されるか!」
「……機嫌なおしなよアヤち「『シンデレラ』」
「その呼び方、諦める気は無いんですか?」
「ねぇよ全く」
「…で、そちらの方は?」
エンジュが顎で示した先には、騎士団の白い制服を纏った男。
寝癖だらけでぼさぼさの黒髪、引きこもりを疑う青白い肌。
眠そうな半開きの瞳は燃える赤。
そして、それら全てを『仕様』だと
言い張れるほどに整った容姿。
「騎士やってます、門番とか骨とか好きに呼んで下さい。アヤノの知り合いっすか?」
「声まで気怠そうだなァ」
「ミステリアス系ってこういう男を言うのか?」
「……聞いてます?」
挨拶無視で話をされ、僅かに苛立ちを見せた男。
「城に入るなら身体検査しますんで
そこ立って下さいね。
心配しなくても魔法透視なので触りませんよ」
「そんな事よりアヤノちゃんとどんな関係だよ」
「話聞いて下さい…!」
自分が呼ぶと殴られる愛称『アヤ』
を、咎められることなく使っている騎士に興味津々なエンジュ。
……今から城に乗り込むって時に。
「もういい…そこ並んで下さい」
「友達?彼氏?ねえねえ」
「お願いだから黙ってエディ……」
「もっと言えアヤ」
必死に言い聞かせること10分。
『検査しながら話す』と言って、ようやく三人は騎士の前に並びました。
「俺達は……まあ。元恋人もどきっスかね?」
「恋人いたんだ…………もどき?」
「門番の両親厳しくて。情報漏らさないために、付き合わなかったの。事実カップルかな?」
「そうそう……動かないで下さい」
エンジュの魔力が高すぎて器具が破損、結局手探りで身体検査中。
「……はい、終わりました。皆さん通っていいですよ」
「おー」
「ありがとねー」
「じゃあ。」
「あ、いい忘れた。門番」
「?」
くるっと振り返ったシンデレラは、彼に笑顔を向け…
「ちょっと寝ててね?」
「は、」
ぱぁん!!!
圧縮した空気を体に当て、木の幹に打ち付けました。
「……よし、行こっか」
「容赦無いな…」
「元彼相手でもあぁなんだ?」
仲間の言葉も無視して、シンデレラは
笑顔を作り直します。
「ほら行くよ、爆破準備して!!」
rk
シ「つけ組合唱『あなたへ』
大分仕上がってきて嬉しいぬよー」
殿「……指揮ムズイ」
1「男声が足りないわ、男声が…」
2「それを言うなら、ソプラノは
びす一人です。アルト多すぎます」
シ「あれ、まだ駄目……?」
地「まあ…皆で頑張れば、どうにか
聴ける歌になるよ」
2「『なる』んじゃなくて『する』んですよ。」
研「おー舞ちゃん良い事言うね。」
−−−−−−−−−−−−−−−
もちゃのクラス合唱が【ヒカリ】に
↓
「あなたへ歌いたかったああああ…」
↓
……みんなで歌えばいいんじゃね?
↓
練習に励む←イマココ
らくがき飽きました
描きたい時にhogeてのせてく。
頑張ってよ専属絵師
187:箕犁:2017/10/07(土) 01:30 「私は頭が悪いの」
べきゃっ。
「ついでに体も弱いわ」
ぶちゃ。
「地位も何も無い。力を使う事も
命懸けよ」
めこっ。
「でもね、逆に言えば、命を削れば
力を使えるのよ私。」
ごきっ。
「ああ…ごめんなさい、そろそろ死ぬかしら?回復魔法かけないと………
えい。」
その一言で光が王太子の体を包み……
体の傷が半分ほど癒えた。
「っあ"…ぐ……!!」
地面に這いつくばり、臓物を撒き散らしたままうめく姿。
これでもこの国の王子。
「アヤノちゃん容赦ねぇなあ…」
「貴方こそ。抉った息子の部位を
父親に食べさせるって、随分狂った
考えよね…」
眼球を抉り、腸を引きずり出し、そしてそれを国王の口へ。
ちなみに王子の臓物は、回復魔法と
共に新たに生成している。
国王は、その内限界を迎え、胃液と共に吐き出すだろう。
自分の息子が、目の前で苦しみながら
奪い取られた物を。
「さ、次は何されたい?
容器に血液を溜めて、自分の血の中で泳いでみる?
拷問は止めないから、血液は出続けるよ。自分の血液で溺れ死ぬなんて凄いわね!!」
権力も財力も武力も役に立たない。
全てをねじ伏せるこの二人は、記憶を書き換える手段すら持っている。
(私達は明日には、全てを忘れ……この二人を放置する。
この国どころか、世界をも滅ぼせる
二人を。
その事実が、これから受ける拷問などよりも恐ろしい…)
涙か血か、分からない液を垂れ流す
国王を、桃髪の姫が嬉しそうに見つめていました。
rk (招待された令嬢視点)
こわいな〜こわいな〜と思ってね…
何なんでしょう、これは?
「ほらほら食べなよ国王さん。お前の息子の腸だぞ?」
「グ……お"、がァッ……」
「ふざけるな娘……何とか言え!!」
「なんとか」
「嘗めてるのか貴様!!!」
突然の乱入者によって、血で染め上げられた会場。
死ぬことすら許されず、その身体を
痛めつけられ続ける国王と王太子。
騎士様も、警備隊の方々も、気絶してしまいました。
手を出せば殺されてしまいます、私達も、何もできません。
こんな事をして、あの方たちは自分がどうなるか考えていないのでしょうか……?
「下餞の身の分際で我々を侮辱するなど、死にたいのか貴様!」
…そうですよ、桃の姫様。
ですがあの人は笑って言いました。
「ねぇ皆さん、記憶消去魔法ってご存知ですか?」
………ああ、成る程。
彼女達は全てを消し去るつもりなのです。
会場の証拠も、記憶も何もかも。
ここで王族の方たちが死に目にあった事は、彼らすらも忘れてしまう。
ここまでの事を出来る彼女達を、何も知らずまた野放しにしてしまう。
「この一夜の拷問は全て無意味だ。
どうせ明日には忘れるよ……俺達の
気が済むまで死んでくれ、王族。」
何もかも忘れてしまうとしても、彼女達がそこまで王家を怨む理由を知りたい。
血の臭いに包まれながら、私はそんな事をぼんやりと考えました。
王家を嫌う理由(エンジュ)
↓
自分の手柄横取りした奴等の末裔だから。許すもんか。
王家を嫌う理由(シンデレラ)
↓
魔王様から普通の生活を奪った奴等だから。悪役押し付けてのうのうと生きてんじゃねぇよ。
rk
「魔王くんの過去って本編出してないよね?>>189理解できるの??」
クッソ前の番外編で、国が魔王にしている対応の説明…とかはあったから。
民にどう見られてるかも書いてる
確かに、過去は出してないね〜
創作板に天尽禍終霊さん本人が書いてくれてます。
「何故か、文章なのに憎悪が伝わって怖かったぬよー」
本当ですよもう、天さんは凄いです
rk 久々登場、熱く語るよ。
雇「……読み返してみろ。シンデレラ感0じゃねぇか」
え、今更ですよそんなの。
魔「主要キャラが軒並み魔力チートで、魔法ぶっぱなして無双とか…コレ何てラノベ?」
最強の貴方が言うな。
魔法「いや、俺がシンデレラ嫌いだから。
物語のシンデレラに似せんなって言った」
雇.魔「「は?」」
魔法「だって、あれ庶民の成り上がり物語じゃん。運が良かっただけだろ?」
あんた夢の欠片もないわね。
魔法「下銭の身から次期国母……
うひゃあ怖い。貴族の常識何一つ知らないのに、いきなり王族って。」
雇「おい…」
魔法「自分の在り方が国を滅ぼしかねない立場。そりゃ『めでたしめでたし』
の後書けないよ、ハッピー要素ないもんな」
魔「好きな人と結婚できたなら、愛し愛され幸せだろ?」
魔法「相手は国の王子だよ、やがて国を担い導く人だよ。
個人の感情より国優先に決まってるだろ?そんな幸せ有り得ない。」
魔「あー……」
魔法「しかも庶民と結婚。
王子の馬鹿さと国の馬鹿さ…いや、
国はもう王子を見捨ててるのかな?」
魔法使いがシンデレラ大嫌いなのは
伝わりましたでしょうか?
……ちなみに、シンデレラ担当の
もちゃは『ラプンツェル』が苦手。
「これどうやって幸せに暮らすの?」
って言ってました。
姫1と姫2は『赤い靴』がお嫌い。
他の人は嫌いな童話あるのかな……。
rk 鍵部屋、屑と屑。
−−−−−−−−−−−−−−−
ゆのる→桃
からちき→屑
(名前表記)
ROM×4。面白かったから。
−−−−−−−−−−−−−−−
屑:だからあ。
「俺…君のこと結構好きかも」とか言えばいいんだよ。
桃:それやと付き合ってるとか勘違いするやつおるやん?
屑:じゃあ、どうするんだよ
桃:「気になる人がいます、でも、貴方を選びたい。貴方がそう思わせてくれました。……心の整理をする時間を下さい。」
屑:おい……
桃:選び『たい』だから。希望。
しかも気になる人いるって伝えてるから他の男と会ってても不自然じゃなーい
屑:これは『好きな奴いるけどお前選んでやるよ、その代わり心の準備させろ』にしか聞こえねぇよ
桃:人は恋すると馬鹿になるみたいだよ、皆okする
屑:あり得ねぇだろ…
桃:うん。okしそうな相手選んでひっかけてるからね
屑:ホント最低だなお前
桃:外道レイプ野郎には言われたくないわぁ……
屑:黙ってろ貧乳
桃:短小包茎がなんか言ってる…
屑:俺は包茎じゃねぇよ?仮性だから、真性じゃない。
桃:ホーケー。そういう事にしてやろう……
屑:いやokみたいに使うなよ
桃:ふらのちゃんネタなんだけど、伝わってる?
屑:どう転んでも貧乳
rk
『暇ですか?』>>901〜
おおお面白い事になってるじゃん!
骸の王覚醒です!!!
もちゃはもう少し怖がれよ!!!
rk 鍵部屋話。
ネタ全く思い付かないので、暫く
会話載せて繋ぎます。
−−−−−−−−−−−−−−−−
研修→研
ゆのる→桃
コアラ→爺
りの→局
麕→毒
箕犁→食
表記。
−−−−−−−−−−−−−−−−
毒:……出たよ
爺:出ましたなあ。
桃:原因は六の『ポエマー』発言じゃろねーうにー
局:あの屑。屑屑屑屑屑、屑…!!!
桃:まーまー
爺:桃も言ってたけど、あれ解除方法とかねぇの?
毒:『怒りに呑まれ、あらゆる破壊的衝動に駈られた状態』……無理だよ話通じるの?
研:『誰であろうと絶対に容赦しない』って書かれてるしな。
桃:おおぉ格好良い……
食:もちゃは色々狂ってる
桃:んなことない
研:怒りを爆発させ尽くせば、目が覚めるとか、ない?
毒:もう少し分かりやすく…
研:『ポエマーポエマー』ひたすら連呼
桃:わぁ破滅まっしぐら
食:全力で褒めそやすとか。『キャーカッコイー』的なヨイショ
桃:あの人嘘見抜くの得意やよ
毒:そんな白々しい褒め方、僕でも見抜けますよ箕さん…
毒:土下座する勢いで謝る!
研:……一番ましなのはこれか?
桃:まー許してくれるかは別やけどねぇ。
食:怖いこと言わないッ
桃:てかリアルで会うわけでもなし
逃げれば終わるでしょ?
毒:アンタ使って、無理に会わされたらどうすんのよ!?
桃:その時は…皆を監禁するか
あの人を監禁するかやね
研:ツッコミ待ち?
桃:いや本気で言ってるけど…
食:もちゃに、天さんどうこうできる力とか、ないよね?
桃:なんで私がやるの?
局:うん、びすすんはこういう子
爺:じゃあやっぱり『土下座』と『逃げる』だな。
毒:真っ当に前者を…
爺:両方真っ当もクソもないね。
研:俺は、逃げる以前に会うことも無いな
桃:私はこれまで通り逃げます
食:にげるぅ……
局:もちろん逃げるよ!!
毒:ねぇ!みんな謝ろうよ!?
桃:自分が原因なら謝るけどさ。
『ぽえまー』が地雷なのわかってて踏むなら、そいつが悪いやん
毒:ぐぬぬ
研:『逃げる派』と『謝罪派』に割れたな。解除は無理そうだし終わるか
食:解散、解散ー
桃:おつ
毒:あやまろうよお…
爺:おつした
局:もー、ながいよ〜。
何これ小説?
内容は良いけど…
モデルになった人たちの会話。
……小説、小話?
葉っぱによくある台本書き小説に近いもの。セーフセーフ
せうと。
198:ゆのる◆Qw:2017/10/09(月) 12:51私何かされそうやし、させられそうやし…うぁー
199:箕犁:2017/10/09(月) 18:08 rk >>198 NTRはいけません
王「あの魔王怖すぎる…」
協力者のシンデレラも容赦ないですしね。
自分の身体すら道具とか、『それなんて●ロゲ』な展開です
雇「って事は…俺が天さんキレさせたら、報復って名目でシンデレラ貰える?」
…NTRをニコニコ大百科で調べてみたらどうです?
雇「………………うわぁ」
シ「そもそも私が自分の身体を使うわけなくない?」
雇「え、じゃあどうやっ…『そういうの大っ好きな変人がいるんだよー』
シ「ちなみに、変人と書いてオトモダチと読みます」
王(クズに限度なんて無かった……)
rk 祝200!!
雇「本編全く進まないまま、ついに200だねェ。」
ええ、本当に。塵が積もってゴミ山ができつつありますね。
魔「地の文と会話できるスタイルにも慣れたし!」
雇「明らかに可笑しい設定も、皆スルーできてますしね。」
はい。猿轡かまされてるのに喚いてる姫1へのツッコミ、皆無でしたから。
1「……それはただ、読んでる人がいないだけでしょ。」
黙らっしゃいこのモブ女!!
シ「姉様モブなの?」
2「登場頻度と重要性でいけば、モブとさして変わらないよね。…私も」
や、姫2ちゃんは今後出番あるよ。
しかも、ちゃんと『マイ』としてね。
2「嘘やったあ!!」
その代わりに、魔王様かエンジュの出番が激減しますよ。
雇「……労働基準法ガン無視のシンデレラよりマシだからね。受け入れるよ」
エ「アヤノちゃんは、出番ない方が珍しいもんね!」
シ「休ませてよぉ……」
タイトル飾ってんだぞ、働け。
シ「頼んでなぃい……」
魔「つか、俺としぃはいつ出番増えるの?しぃが本編に出られる日はまだ???」
朱「ああ、ゆっくりでいいですから。気にしてませんし」
…彼女いい子過ぎ(´;ω;`)
わかりました、魔法使いの出番をもぎ取らせて出しますね。
朱「いや別に出たくない……」
待ってて、出すからねしゅーちゃん!
朱「聞いて?」
えぇと。あと出てきてないのは……
継「アタシ!アタシ!!」
国「いやいや本編で死にかけてる俺優先だろ!?」
王「おい、一番酷い怪我なの俺だよ?親父」
国「えぇい黙れ!!!!」
……うん、いないね!全員出た!!
継「ちょ…」
1「一部が終わるまで何年かかるんだろうねこれ。」
………なるべく引っ張るの止めますから!
国「俺の話も聞」
シ「それでは今後とも宜しくお願いします。」
雇「……なんかもう、すいません。」
rk
最近のお気に入り→もんシン
−−−−−−−−−−−−−−−−
ゆのる→桃
からちき→屑
表記。
−−−−−−−−−−−−−−−−
【お医者さんごっこ】
桃:それで…息子の、息子の病名は何なんですか!?
屑:落ち着いて下さい奥さん。いいですか、病名は……
桃:病名、は?
屑:愛です
桃:へ?
屑:いえ、愛……だった。
桃:や、あの、先生?
屑:びょーめいはーあー↑あー↓あー↑あー↓あー↑あー↓いーだっ、たーたーたーたたたたー
桃:なにこいつ…
屑:『病名は愛だった』を思い出してつい、な?
桃:うざいから去ね
【恋愛相談】
屑:最近の俺は凄いんだ
桃:ふーん
屑:は?興味無しとか萎えるわ
桃:だまれみ
屑:浮気したい衝動で潰れ死にそう。
桃:だまれみ
屑:でも彼女怒らせんの嫌でさあ
桃:だまれみ
屑:俺どしたらいい?
桃:バレなきゃいんだよだまれみ
屑:だまれみやめろみ
桃:やめないみ
「授かったみたいなの。」
その言葉で、俺がどんなに幸せになれたか。
魔法使い×村娘 更新されました!
【私が母親になった日】
【俺が父親になるまで】
【舞台裏・たとえば家族になるなら】
rk 新章の準備ss
「……はぁ。」
溜め息をつくと幸せが逃げる。
その言葉を思い出すのは、いつだって溜め息をついた後。
冷めた料理を眺めながら、マイは涙の代わりにまた1つ、顔を伏せて幸せをこぼしました。
「………仕方ないよね。」
自分に言い聞かせるように。
「何時もの事だもん。」
自分を誤魔化すように。
「私じゃ、ないから。」
自分を押し殺したように。
(アルマが幸せなら、私はそれで…)
良い。
良い、良い、良い……なんて。
言えない、言いたくない。
「ねぇ。好きだよ………」
イルミネーションで彩られた街に
雪が舞う、今夜は、ホワイトクリスマス。
一人、部屋で泣くマイの元に
サンタがやって来ることは……
今年もありませんでした。
某所で宣伝…あれ?
ここには普通に書いて良いのかな?
葉っぱにも専用板がある、あのゲームで宣伝してます。
もちゃの落書き、私の書き下ろし駄文が随時追加されますよ
rk メイザスさん家のごはんは煩い。
「もらったあああああああああ!!!」
普段の彼女からは考えられない大声で叫びながら、フォークをつき出す姫1。
「そうは…させ、ないんだから!」
それを真っ向から迎え撃つべく
姫2は両手を出した。
右手にフォーク、左手にもフォーク。
「……マイお姉様、それ私のフォークですよ」
「年功序列よ、貴女より偉いお姉様に協力しなさい!!」
「年功序列なら私のほうが偉い…」
1つの皿を囲んで睨み罵り合う、年頃の娘二人。
しかも、貴族令嬢。
『……少しは落ち着きなさい、この馬鹿娘共!!!』
食事時のメイザス家には、今日も継母の怒声が響きわたります。
rk
シ「某動いちゃうメモに参戦してみたわけだけど」
1「某の意味が無いわよ」
シ「どうして、私の捨て垢でやるのよ…他の事しづらいじゃん」
1「無視?」
シ「みもりんから送られてくるデータ打ち込むのも書くのもまとめるのもコイン使うのも私…」
1「死んでろや?」
シ「桜●さんに貢ぐ分が減るじゃない…!!!」
1「無視なのね?」
rk カラオケは戦いですよ。
「っだああああああああああああああああああああああ94点ちくしょおおおおおおおお!!!!!!」
モニターの前で絶叫する王子。
「っ殿下…マイク使って叫ばないで下さい…!!」
「またヒロに負けたちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
「だから殿下…!」
狭い個室に、マイクを通した大音量の声が響きます。
たまらず顔をしかめ、耳を手で覆う
側近の騎士。心中お察しします。
−−−−−−−−−−−−−−−
「庶民の間で『からおけ』なる遊戯が流行っているらしいぞヒロ!」
珍しく、眩しいほど輝く瞳で殿下が俺にそう言った時は
『女以外の事に興味を示した…!?』
などと喜んでしまったが、酷い。
(これは、下手をしたら……女遊びよりも酷い…!!)
女遊びは双方合意の場合が多い。
だがこの『からおけ』は、一方的な暴力と同義だ…主に俺の耳への!
「『さいてん』という機能があるらしい。ヒロ、俺と勝負だ!」
その日のうちに訪れたカラオケで、採点機能を使い勝負が始まった。
無論、俺は接待として、手を抜きに抜いて歌っている。
なのに…
(馬鹿な……また、最高点だと…?)
俺が歌う度に王子が悔しさに叫び、自分の鼓膜が死に近づく。
最悪だ王族の子守り………!!!
−−−−−−−−−−−−−−−−
……そんな騎士の心の内はつゆ知らず
殿下は次の曲を送信しました。
「次こそは勝つぞ!!!!」
「は、はい……」
rk
雇「貴族がいる社会に、何でカラオケがあるんだよ。」
騎「箕犁が、楽しさ優先で、書いてるからでしょうねえ?」
雇「世界観守れ」
騎「『エリエゼル王国はこうだ!』と言い切ればオールオッケーです」
雇「なわけあるか…」
騎「あるんですよそれが。」
雇「あるのかよ…」
*体の相性が良い(二人共認めている)
*基本0距離恋愛
*喧嘩も言い合いも出来る対等な関係。
*色々あってもお互い優先。
*側に居ないのが不自然な程一緒に居る。休みの日に近くに居ないのは奇跡。
*程よい身長差。
*共通の友人率が高いから一緒に居る時間も長い。
以上の事から
もんシンは箕犁的に本当に公式化したいカップルです。させろ。
>>209
【色々】の方に書く予定だったんです
間違えました。
rk
【門番×シンデレラ。新婚IF】
俺の嫁がおかしい。
騎士として、市民を守り、王に忠誠を捧げた者として、日々仕事をしていると自負している。
そこに、愛する女を養う為という理由が足されたのはつい先日。
控えめで恥ずかしがり屋な彼女は、俺の事を、影ながら支えてくれていた…………のだが。
「ご飯にする?お風呂にする?それとも……その、あの……」
「……………………」
「わ、わ……わたしに、する?」
何があったアヤノ。
落ち着け。俺はいつも通り仕事に出掛けた。
その時、嫁は庭の花に、水をやっていた。いつもと変わらない。
街の見回りに行った時、夕飯買い出しの為、市場にいるのを見かけた。
俺の好きなライチを買っていた。いつもと変わらない。
そして、仕事を終え、愛する嫁の待つ家に入って……
開口一番お誘いがかかった。
「な、何か言ってよ…」
(………………これなんてエロゲ?)
だが何時までも黙る訳にもいかない。
何か、嫁が血迷っているなら、それを正すのも夫としての責任。
嫁から誘われるとか初めてだな、可愛いな、なんて事は全く思っていない。とも言い切れない。
「じゃ、じゃあ……その」
「うん……」
俺は正しい夫として。
「とりあえず…風呂にしようかな」
夫と、して……
「………お前と一緒に。」
決して煩悩に負けた訳では無い。
こんな事を言った理由を、じっくり聞こうと思っただけだ。
それだけだから、そんなに嬉しそうに笑うな…!!
rk
【門番×シンデレラ】頑張れ
欲しいと思った時には既に、自分から手放した後で。
諦めの悪さ、都合の良さ、自分の
気持ちの醜さ……その全てに吐き気がする。
話す事も触れる事も出来るのに…
自分の中に、閉じ込める事だけが出来ない。
あいつはそれを望まない。
………それでも、我慢なんて出来ないのが、しないのが俺だから。
目の前で自分を睨む、桃髪の少女に
向けて…ゆっくりと口を開いた。
「あのさ、俺……」
rk
シ「シンデレラってさ…結局、美人だから選ばれたんだよね。」
魔「どうしたの急に」
童話『シンデレラ』を読み終えた
シンデレラ役の娘は、不満そうに口をとがらせました。
シ「『会場で一番美しい娘』に惚れてるじゃん、王子。
『シンデレラ』だから選ばれた訳じゃないよね。」
……アンタそれを言っちゃう?
魔「まあねえ…童話の王子は大抵
地位・教養共に無い庶民を、次期国母にする馬鹿だから。」
シ「貴族に優るの容姿だけじゃあ…」
そこで、にやぁ…と気持ち悪い笑みを浮かべるエンジュ。
魔「まあまあ。案外『馬鹿王子に結婚を覚えさせる』意味でやってるかもよ?」
シ「えぇ?」
魔「エリエゼルで開かれてる舞踏会の意味。それと、この童話の話を重ね合わせてみろ。」
シ「……………あー。」
無能な王族が躾られているとしか
思えない……。
二人は目を合わせため息をつき、本を暖炉に投げ入れました。
rk
雇「今のトコは、ロシャス家何にも
関わって無いねェ。」
魔「………結構ガッツリやからしてるよ?」
ロシャス、オルコックはその内
没落させたいです。
本当に面倒な設定を作ってしまった
rk
【門番×シンデレラ】 ただの悲恋。
彼から告げられた言葉に、
私はただ目を見開くばかりだった。
私も同じだと言いたい。
気持ちを嬉しいと言いたい。
その手をとりたいと言いたい。
…………言いたいけど。
「ごめん、ね。」
「っ………」
「私は、好きな人が、いるから。」
貴方が好きだとは、言えない。
気持ちよりも命を優先する、醜い私を許して下さい。
私は、貴方の気持ちと命なら
命を選ぶ。
それが、自分の気持ちをも捨てる行為だとしても。
「私は、魔王くんが好きだから。」
国の駒になるしか、生きる道は無い。
夜闇の魔物の、枷になるべく雇われた
……只の非力で馬鹿な娘。
私は、それ以上にもそれ以下にも
なれない。
rk
雇「……>>215が意味不明。」
えぇとですね……もんシンのシンデレラは、『魔王様を懐柔すべく送り込まれた国の手駒』って設定なんです。
シ「私なんでそんな事してんの?」
家柄バレで色々脅迫されてる設定。
死ぬより辛い目に合わせてやろうか?
みたいな事を言われてる。
………エンジュが宮廷魔術師筆頭になってるから、逆らったら死ぬ。
雇「パラレルワールド的な物?」
そうそう、そんな感じです。
シ「私かーわいそー」
騙されて、好意抱いて飼い馴らされる
魔王様の方が不憫ですって。
「そろそろ血の臭いキツいね…
キリの良いところで終わらせなきゃ」
そう言って笑うシンデレラの横で
のたうち回る王子を踏みつけながら
エンジュが頷きました。
「……ァ“…?」
「あんたもう今にも死にそうだね…まぁいいや、大丈夫。死なないよ」
「死んだ方がラクだろうけどな……」
物騒な会話をしている間にも、掌が
熱を感じさせる光に包まれ…
「大丈夫、これ打ったら楽にしたげるから…………」
今にも王子の顔へと、もう目の前、眼球に今まさに触れ__
「「アンタ何しようとしてんの大馬鹿ロリ/娘!!!!」」
……る、直前。
すぱこおおおおおおおおん!!!!
と、乾いた気持ちいい音がホールに響きました。
二人の桃色の髪が、ふわりとなびきました。
緑色の物体、スリッパで頭をブッ叩かれた事によって。
「い……… っ」
「うひゃー、以外と痛いよコレ…」
頭を押さえてぴょんぴょんと跳ねるシンデレラと、厚いバリアで体を包むエンジュ。
その突然の攻撃を仕掛けた相手を見ようと、後ろを振り向き……
「……ぅえ?」
それは、とても見覚えのある二人組でした。それも、バカップルとして、そそはそれは名高い二人。
「どしたんしゅりちゃん。魔法使いもいるし…」
rk
シ「魔王くんと二人になる為には、もう罪を捏造して幽閉棟に入るしか…」
雇「………男女を同じ棟に入れられるワケねぇだろ」
シ「えー……何もしないから…」
雇「それ、普通は男の台詞だろ?」
シ「だって、夜這いかけるのも襲うのも、大抵私からだしね?」
雇「恥女か」
シ「やめて言わないで」
rk
朱「……やっと、やっと本編に出れらたよ私!!」
魔「しぃが嬉しそうで俺も嬉しい…」
朱「しかもモブじゃない!!スリッパでヒロインを殴れた!」
魔「しぃが楽しそうで俺も楽しい」
朱「さらに次回更新にも出られそうな流れよ!!」
魔「しぃが笑ってると俺も笑いたくなるな」
朱「…………」
魔「ん?どうしたの朱季奈」
朱「いやぁ…流石にちょっと引くっていうかさ。」
魔「引………!?」
ついで報告
漫画版が更新されました。
エンジュ×シンデレラ
【ミッションを遂行せよ!】シリーズ
*魔王様を尾行しましょう
*王家の皆様もカラオケがお好き
*闇鍋と内臓の謎、どうですか??
ゲストとして白雪姫の方に登場した
七役の小人も参戦!
rk
やだやだやだやだ抜かれるのも並ばれるのもやだああああああああああああああああああ!!!!
シ「遂にこのネタに手を染めて
しまったかみもりん…」
だって!!もう、前に出た
似タイトルのやつはすぐ消えたけど
これ続いてるもん!
数抜かれたら『こっちが真似したんじゃ?』とか思われるんでしょ!?
ふざけるな…被害者は私だよ!
魔「箕さん…。あ、何に対してかは言ってないからね?ココ大切」
シ「読めばわかるじゃんこんなの…」
分かるように書いてんだよハゲ!!
このハゲ!!!
シ「……豊田議員はもうそっとしといてあげてよ」
とにかく私、箕犁は全力で迎え撃つ。
今ここで決めたからな!!
魔「向こうそんな気まるで無い冤罪かもよ?」
この名前で言い逃れしよう??
たまたま似てるって?
その程度の嘘でいいって私を馬鹿にしてんの!?
シ「あー駄目だ完璧にキレてる…」
ラプンツェルと白雪をここでやる気は
もう無い。
が、シンデレラ放置は悔しい。悔し過ぎる、から。
これ完結までは止めない。
rk
シンデレラの悪女話
シ「やめて」
シンデレラが暴露、風俗嬢の本音
シ「どうやって書くのそんなの」
あたしの親友がデリヘル嬢なのよ。
シ「わぁお」
シンデレラと魔王様の暇な休日
シ「つまんない」
……何ならいいの
シ「書くの諦めて寝て。」
俺の扱い改善してクレメンス
225:天尽禍終霊◆Qw:2017/10/23(月) 19:50 どうでもいいでしょ、
屑なんだから。
ヤダ天さん容赦無い…
227:箕犁:2017/10/24(火) 22:44 rk 鍵部屋深夜テンション
−−−−−−−−−−−−−−−−
ゆのる→桃
からちき→屑
表記。
−−−−−−−−−−−−−−−−
そのいち
桃:入浴剤の〜
屑:青山
桃:……もう一度チャンスをやろう。
入浴剤の〜
屑:吉野家!
桃:ふじクィオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
そのに
屑:許して欲しければ肉体労働をするんだな!!
桃:体力ない……
屑:寝てるだけでも構わないぞ?
桃:それ労働になるの?
屑:立派な肉体労働だろ??
桃:なにそれ就職したい
屑:えっ
桃:えっ
そのさん
桃:恋とは何ですか。
屑:急に哲学奴〜wwwwwww
桃:ぶちころがしたい
そのよん
桃:ああロン毛、あなたはどうして
ロン毛なの?
屑:お前ソレ言ってみたかっただけだろ
桃:うん
そのご
屑:彼女にプレゼント贈る
桃:ふーん
屑:何がいいか分からない
桃:ふーん
屑:どうしたらいい?
桃:ふーん
屑:次ふーんって言ったら殴る
桃:ぷーん
屑:ふざこんだ
桃:アナコンダぶーん
屑:や め ろ
rk
漫画更新されてました。私もビックリしてます。
『後悔している日の事を話そう』
『もしも許しを乞うのなら』
『諦めが悪い話』
『今もまた続く過ちを』
ポンポン追加されているので追い付きません。
後悔の話が多いですが
シンデレラと門番さん、誕生日おめでとう!
rk 多分シンデレラの後悔なので
記念も後悔で行こう。
価値はない、意味もない。
それでも溢れて止まらない涙が、私をいっそう辛くさせた。
「ごめ、なさ…」
許されない。罪を犯していた、その
自覚すらなかった自分を、殺してしまえたら良いのに。
「ごめん、なさい…」
謝罪にも何の意味も無い。
言葉を向ける相手は此処に居ない。
自己満足でしかない謝罪は、それでも
彼女の口から漏れ出る。
【世界が今日で終わるなら、貴方への愛を終わらせる事も、許されたのでしょうか。】
身動きもできない牢の中、頬を伝う涙は微かに苦かった。
漫画は相手の名前無いけど、つけシン的には…ねぇ?
魔王様だと面白い事になるよね。
感情の変化に戸惑うシンデレラ×それを許さなかった魔王様。
恋に永遠は無い。
ゆのる→のら
232:箕犁:2017/10/27(金) 20:41 rk 面白いなあ。
−−−−−−−−−−−−−−−−
のら→桃
からちき→屑
コアラ→コ
りの→り
箕犁→箕
研修→研
六→屑2
表記。
−−−−−−−−−−−−−−−−
桃:やばい
屑:やばいな
屑2:やっばいな。
桃:………………………死ぬ?
屑:止めろ。
コ:よし。何も言わず継続
桃:無理罪悪感でほんとに死ぬ
研:謝るのも可笑しいだろ…
桃:なんでよ
研:向こう知らないのに、わざわざ不愉快にさせなくても。
桃:不誠実やん
屑:だなあ…
箕:邪神様はあくまでも継続認識だった…のよね?
屑2:そうみたいだな。
箕:もちゃもまだ好きよね?
桃:いやあの…好き、だけど、好きなんだけど衝撃が……
り:あ〜…
研:タイミング難しいよな。
屑:なあ揉み消そう?もう無かった事にしよう?
屑2:マジクズだな宗明
屑:うるせえ俺は生きたいんだよ!
>>78
(6)からやれば?
ごめみす
235:箕犁:2017/10/30(月) 23:14 rk
門「リア充は本気で消えろ」
シ「ぶーめらん」
門「俺は、充実してないリア充だから、いいの。」
シ「へりつくいうなし」
門「屁理屈な」
シ「つんつくつーん」
門「うぜぇ」
rk 【エンジュ×シンデレラ】
久々。
ひたり、ひたり……。
白く美しいエンジュの手が、シンデレラの首筋をなぞります。
触れた先から赤く染まる首。
しかし、必死に目をやっても、エンジュに怪我はありません。
「なに。俺の事心配してくれてる?」
「あ………… っ」
「ああもう…可愛いなぁ。
大丈夫、傷はないよ………俺には。」
くすくすと笑う桃色の悪魔。
俺には。
エンジュは確かにそう言いました。
なら、誰の?
どこを探せば、答えがあるか。
それは分かっていました。
知らないふりをしていたい……
シンデレラは、紅い箱から目を背けます。
しかし、
「駄目だよ、プレゼントなんだから、ちゃんと見なきゃね?」
彼は、それを許しませんでした。
今も、こぽこぽと血を溢れさせ、ベッドシーツを濡らします。
固まるシンデレラをよそに、
かけられたリボンをエンジュが、しゅるりと解きました。
縛りを失った箱の中身。
限界まで詰まったそれは、蓋と本体の隙間から……微かに見えました。
「………………っ、あぅ」
黒水晶の指輪をつけた小指が、ちらりと、箱の隙間に、血を滴らせて。
今も、今もまだ、血が。
小説カキコに悪戯してみたよ。
更新方法が分からないが。
>>237 面白いっす
239:箕犁:2017/11/04(土) 12:58 rk 【門番×シンデレラ】
「あんた私の事好きなの?」
飽きもせず、懲りる事もなく、今日も
深紅の薔薇を持ってきた門番。
半ば、呆れたような顔で訪ねる
桃髪の姫に、とびきりの笑顔で言葉を投げつけます。
「好きとか嫌いとかじゃない。
ただただお前を孕ませたいんだ!!」
…それも、核兵器クラスに最低な言葉を。
「…『えくすぷろぉじょん』」
じゅわっ。
「あああああああああああああああああ何しやがんだよ!?」
即座に薔薇を燃やすシンデレラ。
当然ですね。
「なんで、私の周りにはマトモな
男がいないのよぉ……」
……遠くで
(『類は友を呼ぶ』って知ってるか?)という、聞きなれた声がしました。
きっと気のせいです。
そうですよね、魔王様。