古代ローマ帝国(共和制期)が支配するヨーロッパがモデルの世界
ヨーロッパ圏以外にもオリエント圏等も地続きで存在しているものの、設定以外では登場することはありません。
地理や都市名、国家名、大まかな歴史は現実世界のものと同じであるものの、史実と根本的に異なるのは、百人に一人の割合で特異な能力、『異能』と呼ばれる特殊な力を持っていること。
ローマ帝国の下、近隣諸国との対立や戦争、そして腐敗した元老院の下で繰り広げられる混迷の時期が舞台となります。
史実での地名や国名はフレーバーのようなものであり、それらを知らなくても支障は出ないようにします。
【ルール】
1.荒らしは相手にせずに通報
2.キャラリセは一週間
3.エロはやり過ぎない範囲で
4.世界観を崩すようなチートキャラ禁止
5.異能には明確な弱点と限界を記載
6.世界観の中核になる王族等は要相談
7.本編での顔文字の使用は禁止
8.ロルは三行以上お願いします
その他、進行相談や雑談、参加申請等は此方からお願いします
http://ha10.net/test/write.cgi/yy/1661573696/l2
>>ALL
【ローマ帝国 カルタゴ領の都市】
地中海を挟んでローマ帝国軍による北アフリカ制覇の足掛かりとなっている属州カルタゴにある都市の一つ。
そこは石造りの家屋が続く砂色だけが広がる街で、通りを歩く者もあまりいないものの、街の一角にある酒場では現地で雇われた傭兵から、他の属州から流れてきた放浪者と様々な経緯を持ったごろつき達が集まっては酒盛りをして賑わっている。
傭兵達が集められたのは、カルタゴ、イスパニア、エジプトの三大地点を足掛かりとして北アフリカ全土を掌握するための遠征戦力として集められた……
属州カルタゴ領の寂れた街の一角にある酒場 最近は傭兵の出入りが増え、ただでさえむさ苦しい酒場は一層男臭くなっていた。
そんなところに“彼”はいた
カウンター側の席に座った彼は長い脚をもて余すように組、テーブルに頬杖をついていた。
周りから多くの視線を注がれる彼は心底退屈げだった。口角は下がり、切れ長の瞼から覗く白金の睫毛に縁取られた鮮血のような瞳はぼんやりと、自身が持つグラスを眺めている。
黒革の手袋に包まれた細く長い指は先ほどからまったく減っていないグラスを転がし、琥珀色の液体を揺らしていた。
そんな彼はまるで完成された一枚の絵画のような美しさだった。そんな彼の退屈げな表情はため息をつく度に薄く開かれる唇によって一層、蠱惑的(こわくてき)に写った。
>>3
酒場の酔っぱらい
「うぃ〜、ヒック。
……あ〜?なんだ?お前、見ない顔だな、もしかしてこの街は始めてかぁ?」
黒髪に焼けた黒い肌を持って質素な服装をした男おぼつかない足取りでフラフラとギルベルトの傍の席に座って、手にしたビールが注がれた小さな樽のような木製のカップを口にして酒を流し込みながら彼に問いかける
エジプトを制圧し、属州とした事でアフリカ北部では安く、アルコール度数も高いビールを量産することが出来るようになったようで、まだ日も登っているにも関わらず泥酔している
この酔っぱらっている彼のように、属州の小さな町で生きる者にとって、酒を飲んで、余所者と話すのが唯一の娯楽である事が町の規模の割に酒場に集まる人間の多さからもわかる
「…ん…?…あぁ、この街の者か。そうだな…確かにこの街は初めてだ。」
そう言って彼……ギルベルトは何か考えるようにその指先を口元に添える。数拍おいた後にゆるりと視線を上げて酔っぱらいに目線を合わせる。
「良ければこの州について教えてくれないか?最近この地に来たばかりなんだ。君さえ良ければ礼に一杯奢ろう。」
>>5
酒場の酔っぱらい
「お!気が利くねぇ。
いいとも、先ずはこの州の何が聞きたいんだ?」
ギルベルトが情報と引き換えに一杯奢ってくれると聞くと、手にしていた安いビールを一息に飲み干しては、バーテンダーに追加で一杯注文しては、何を聞きたいのかと問いかけてみて
「そうだな…まずはこの州の治安状況と昔と大きく変わったことがあったら教えてほしい。」
そう言ってギルベルトはにんまりと三日月のような細い笑みを浮かべた。
抜けるような白い肌にぱっくり裂るように開かれた口から覗く真っ赤な舌は……見間違えだろうか…蛇のように二又に分かれていたような気がした。
>>7
酒場の酔っぱらい
「昔と変わったところだって?
帝国の連中が来てから何もかもが変わっちまったよ……」
泥酔している事もあって相手の雰囲気の変化には気付けておらず、愚痴を吐くようにして、ローマ帝国への不満や、腐敗が横行して搾取や圧政が蔓延る現状について語り始める
酒場の酔っぱらい
「ゼルギウス派?とか言う貴族連中や、その貴族お抱えの帝国兵共が片っ端から略奪したり、圧政を敷いているもんでな?奴らが来てから一気に治安も悪くなっちまったよ……これじゃ、どっちが蛮族なのかもわかったもんじゃないね。」
「そうか………ありがとう それが聞けただけで十分だ。これで少し良い酒を飲むといい。」
そう言ってギルベルトはカウンターにこの店で一番良い酒を頼んでも少し余る程度のお金をおいた。
>>9
酒場の酔っぱらい
「お!こんなにいいのかい?」
ギルベルトがカウンターに置いた金額を見ては吃驚して再び彼の方を見る。自分の安い賃金では飲めない高額の酒を飲んでもまだ自由に使える分の金を見ては直ぐに懐へしまって
酒場の酔っぱらい
「そうそう、旦那も知っているかどうかはわからないけど、貴族連中には逆らわない方がいい。アイツらは野心とプライドの塊みたいな奴だからな……」
ローマ帝国の中枢にいる貴族達の危険性についても教える。この砂漠や荒野ばかりが広がるアフリカにおいて、助けてくれる者は少ない、そんな中で貴族を敵にしてしまえばもはやこの世界に居場所が無くなるに等しい状況になってしまうだろう
「あぁ、その忠告ありがたく受け取っておこう。」
そう言ってスツールから立ち上がり、出口に歩き出したあと
「おっと…これを聞くのを忘れていたな…」
くるりと振り返りまた此方へと歩みを進め、ゆっくりと屈み相手の耳元に唇を寄せると
「もし…知っていたら…」
形の良い唇からといきと共に囁かれる
「このあたりに…奴隷市場はないだろうか」
今度こそ蛇のように耳元まで口が裂け、牙の隙間から覗く真っ赤な舌は二又に裂けていた。……その時の彼の表情は長い前髪と手に隠されて誰の目にも映ることはなかった。
>>11
酒場の酔っぱらい
「…………!!
奴隷市場なら近くの内陸側の町に一つあるが……」
大金を目にして酔いが覚めたのもあって、今度は蛇のように避けた口に牙、二又の舌に気付いて怖気を感じるものの、相手の奴隷市場を探す問いかけに対して素直に応える
普段の彼(酔っ払い)であれば軽口や冗談の一つを合わせて言うのだが、それをするような素振りは無く
「……そうか!いやはや、君の親切心には感謝しないとな!」
パッと体を離すと先ほどとは違う、人好きのする無邪気な笑みを浮かべる。
「これも何かの縁だ。何処かであった時にはまた、一杯ご馳走させてくれ!」
そう言って今度は出口まで歩き、肩越しに振り返ると
「……Erzähle niemandem, was du gerade gesehen hast…」(今見たことを誰にも話さないように)
人差し指を口元で立てた彼の瞳は針のように細くなっていた…
>>13
酒場の酔っぱらい
「お、おう!旦那も達者でな!」
まるで蛇のように不気味な雰囲気を見せたかと思うと、無邪気な笑みを浮かべるギルベルトに戸惑いながらも、また一緒に一杯飲み交わそうと言う言葉を聞くと、此方もまた陽気な笑顔を見せて
偉そうな帝国士官
「相変わらず埃臭いところだな?」
ギルベルトが酒場の外へ出ようとしたところ、金髪をオールバックにして、赤い鎧の上に細かい装飾の施された絹のマントを羽織った見るからに金持ち&偉そうな風貌をした青年が二人の部下を率いて現れ、酒場を一望するとそう一言吐き捨てるように言う
ごめんなさい、なぜかサブ記事に書き込めなくなってしまいました
16:酒場の常連◆3.:2022/09/03(土) 14:35 >>15
【うーん、ちょっと時間を空けて投稿するか、本文の下に【】等で区切って伝えるかにした方が良いかもですね】
「……あぁ、すまない」
酒場を出ていこうとしたギルベルトと肩がわずかにぶつかる
【明らかにこの街の人間じゃないのと、サーベル、女でもなかなかいないような美しい顔ということもあって青年に絡まれることにしてもいいですか?】
>>16
偉そうな帝国士官
「……痛てぇな!」
肩がぶつかると、それが殆どダメージにもなっておらず、殆どよろめくことも無いぐらいであったにも関わらず、オールバックにした額に血管が浮かぶ程に怒りを露にした青年がギルベルトの方を向く
偉そうな帝国士官
「おい、テメェ何処を見て歩いてんだ?
この俺がカルタゴを治める貴族、マクシムス家の御曹子にして、十人隊長(デクリオ)。
『狼火のルキウス』様と知っての事かァ?」
青年は自分の肩にぶつかったギルベルトに対して持つ肩書きの全てを口にしてギルベルトを平服させようとする。彼のこれまでの経験では、こうして自分の地位を誇示するだけで平民や流れ者は例外無く跪いて命乞いをして来たのだろう
【はい、勿論良いですよ!】
「いや、知らないな。あいにく私は傭兵で、この地にきたばかりでな」
そんな凄みもどこ吹く風。憎らしいほど美しい、しかしどこか張り付けたような笑みを浮かべる。
>>19
狼火のルキウス
「ほー?つまりは流れ者って事か。
よし、お前らコイツを取り押さえろ。」
ルキウスは蛮族の隠れ家の一つを殲滅した帰りに、この酒場へ立ち寄り、酒場にある酒の全てを奪って奴隷市場のある町へ帰還しようとしていたのだが、跪かずに応えるギルベルトの整った顔立ちと、見慣れない武器、傭兵である事を聞くと、
自身を数歩後ろに下がり、両脇にいた帝国兵二人をけしかけて彼を取り押さえようとする
「……あいにく他人に触られるのは好かんのだ。」
そう言って自身を捕らえようとする二人の手を避け、すれ違いざまに二人の首筋にてをやり撫でるような仕草をする。
「…?…!?カヒュッ……!」
突然首筋を撫でられた二人はぐるりと白目を向き床に倒れふし、わずかに痙攣する
驚くひまさえ与えられないまま困惑し固まるルキウスの前に歩み寄る。トンって軽く心臓の当たりを触れる。
「ぐッあ゙あ゙ぁぁ゙ァあ゙」
刹那、耐え難い苦痛が心臓の当たりを襲い、たまらずうずくまるルキウスを彼は冷ややかに見下ろす。ゆっくりとその長い体躯折り、ルキウスだけに表情が見えるように顔を掴んで上げさせてあの蛇のような表情を浮かべると
「いいか?貴様が今見たものは全て白昼夢だ。そこの部下は…立ちくらみでも起こしたんだろう。貴様は何かの病気かもしれんな。ここで水でももらって休んで入ればいい。落ち着いたら早く帰って医者にでも見てもらえ。」
じっと目を合わせて低い声で言い聞かせる。
【彼が操れるのは水だけではありません。大体の液体は操れます。部下二人が倒れたのは首の太い血管の血液を一時的に遮断され、脳に酸素がいかなくなり気絶しました。 ルキウスも同じように心臓の中の水分を破裂寸前まで膨張させて激痛を与えました。ギルベルトがルキウスに言い聞かせている間も脳に送られる血液の量を制限し、意識をもうろうとさせて洗脳しています。 しかし、人体に触れている間しか力を行使できません。】
>>21
狼火のルキウス
「ごほッ……!この野郎……俺にこんな事をして……ただで済むと思ってんのか……!!!」
顔を憎悪と憤怒に歪め、苦痛に踞りながらも自分に危害を加えたギルベルトの顔を凝視してその顔を覚えていく。
彼にとって先に倒れた部下二人の安否など何の気がかりにもならず、酒場の出入口から彼の部下達が次々と店内に入り、意識を失い倒れた部下二人と共に二人がかりでルキウスを支えながら立ち上がらせてこの場を後にしようとする
【あー……今回は進行上、必要だとは思いますが、今後は確定ロルをなるべく控えてもらえませんか……?】