魔の森 眠り鬱

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1:匿冥:2018/07/17(火) 23:24

暗闇の外、ベールに包まれたような命の灯火が私たちを見つめている。
その世界を女王は番人の如く見守る。
魔王は女王の存在を認識しないまま、森の天上……城を構え、
隔離された世界に身を寄せる。

(森の破壊行為は本末転倒になりかねないのでお止めください。)
(夜に眠るための素敵なポエム、短編小説やストーリーをどうぞ)

601:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:03

...

602:匿冥:2018/07/19(木) 23:03

>>595
女王は、辺りの様子を見て……考える。

「……ねえ、私にも分かるように説明してほしいの……」

603:陽炎◆P2:2018/07/19(木) 23:04

私..あなたのこと...知らないよ

604:Piero*:2018/07/19(木) 23:04

ミカエル『っ……っ僕だってわかんないよっ…っ…こんなことっ…全部が全部急すぎる…っ』

605:終極と災厄の大天使 カレン=アーティフル・コマンド:2018/07/19(木) 23:05

なんやろー?

606:Piero*:2018/07/19(木) 23:05

>>603
ガブリエル『っー!!……』(悲しそうに息を呑む)

607:匿冥:2018/07/19(木) 23:05

>>604
女王は残念そうに「そう……」と言う。

608:Piero*:2018/07/19(木) 23:07

ミカエル『…ねぇ、女王』

609:匿冥:2018/07/19(木) 23:07

>>608
女王は顔を上げる。

「……何?」

610:陽炎◆P2:2018/07/19(木) 23:07

>>606

何で...あなたの記憶に...私が居るの?

(脅えたまま聞く

611:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:08

...それがあなた様が...傷ついていた理由ですか?

612:Piero*:2018/07/19(木) 23:08

ミカエル『……あんた、なにから逃げてるの』

613:Piero*:2018/07/19(木) 23:09

>>610
ガブリエル『……わ、たしはっ…』

614:匿冥:2018/07/19(木) 23:09

>>611
魔王はニャルに向き直る。

「半分そうだ、半分違うな……

マリアは……もう死んだはずなんだ」

彼の心がチクッと痛む。

615:終極と災厄の大天使 カレン=アーティフル・コマンド:2018/07/19(木) 23:09

面倒臭いなあ

616:Piero*:2018/07/19(木) 23:10

ガブリエル『……わたしはっ…陽炎さんの…【お友達】ですっ…』(陽炎の手を握りながら膝をつく)

617:終極と災厄の大天使 カレン=アーティフル・コマンド:2018/07/19(木) 23:10

お友達ねえ...

618:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:10

....
(幽霊の類...?しかし...あの存在感は…)

619:匿冥:2018/07/19(木) 23:11

>>612
女王は嘲笑する。それは自分自身に……

「驚かないで聞いてね、私はね……人間じゃないのよ」

彼女の体は、月の光を受け入れ、輝いている。

620:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:12

>>613

それ以上は陽炎の記憶が混乱する

(泣きそうな顔で告げる

621:Piero*:2018/07/19(木) 23:12

>>619
ミカエル『…死んでるんだったら、僕らが導いてるはずだよ……未練でもあるんでしょ』

622:終極と災厄の大天使 カレン=アーティフル・コマンド:2018/07/19(木) 23:12

面倒臭いなあ...本当に...

623:陽炎◆P2:2018/07/19(木) 23:13

>>616

私...分からない..

624:Piero*:2018/07/19(木) 23:14

ガブリエル『っ…(ぐっ)……大丈夫ですよ、陽炎さん、……』

625:匿冥:2018/07/19(木) 23:14

>>618
彼は続ける。

「この森は……もともとマリアの森なんだ。そこにたまたま私が封印された城が建てられた……
ある時をきっかけに、この森は私の心を表すようになったんだ……」

この森は、夜しか訪れない……

626:Piero*:2018/07/19(木) 23:14

ガブリエル『……私が、なんとかしますから』(泣きながら微笑む)

627:Piero*:2018/07/19(木) 23:15

(次の瞬間、ガブリエルがきえさる)

628:Piero*:2018/07/19(木) 23:15

ミカエル『!……ガブ……っくそっ』

629:陽炎◆P2:2018/07/19(木) 23:15

>>624

何が..大丈夫なの?

630:匿冥:2018/07/19(木) 23:16

>>621

「世の中にはね、神の手が届かない領域もあるのよ。
私はね、待っているのよ……新たなる時を。ある人のためにね……」

彼女はその場にいる。

631:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:17

...不定形な森...信じられないような者共の数々も、魔王様の心だからこそ出来たもの...

632:Piero*:2018/07/19(木) 23:17

>>630
ミカエル『…………』(ピエロを姫抱きして立ち上がる)

633:陽炎◆P2:2018/07/19(木) 23:18

分からない..分からない...分からないよ!!記憶が何で?

634:Piero*:2018/07/19(木) 23:19

ミカエル『…………その人が今探してるのは、今の君なのにね…』

635:匿冥:2018/07/19(木) 23:19

>>631
「……この森には、夜しか訪れないだろう?
自分で言うのは可笑しいのだが……
私は病んでいるんだ」

彼は力なく笑っている。

「……この閉鎖された世界で、生きていくことを選んだからな……」

636:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:19

陽炎、落ち着いて!

(陽炎を抱えて)

637:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:20

...何故でしょうか...それは

638:匿冥:2018/07/19(木) 23:21

>>634
女王は相変わらず笑っている。

「ええ、知っているわよ。
だけど私は姿を見せないの……
彼にとっては辛いかもしれないけど、彼の心の中に私がいる限りは、私もここにいるのよ……」

女王は自分の胸を叩く。

639:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:21

今は落ち着いて陽炎

(睡眠薬を塗した飴を嘗めさせる

640:Piero*:2018/07/19(木) 23:23

ミカエル『………ねぇ、幽霊さん、君の目の前には君に干渉できる『お迎え役の天使』がいるってこと、わかる?』

641:匿冥:2018/07/19(木) 23:23

>>637
彼は空をあおぎ見て、言う。

「……さてな。それが神の選択だったのだろうか、罰なのだろうか……」

642:Piero*:2018/07/19(木) 23:23

ミカエル『………このままここにとどまられちゃ、僕ら天使達にも支障が出ちゃうんだよねぇ♪』

643:Piero*:2018/07/19(木) 23:24

ミカエル『…だからさぁ』(女王にゆっくりと近づく)

644:匿冥:2018/07/19(木) 23:25

>>640

女王は、笑みを崩さない。

「……あなた、何か勘違いしてない?
私は幽霊じゃないのよ?」

女王はその手でミカエルに触れてみせる。

645:Piero*:2018/07/19(木) 23:25

ミカエル『……僕が君に、猶予を与えてあげる』

646:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:25

...(ピタッ)

647:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:25

いい子だ

(眠り始めた陽炎の頭を撫でながら)

人間不信に記憶喪失かぁ

648:Piero*:2018/07/19(木) 23:25

ミカエル『僕が干渉できるのは約【全て】なんだよ、君も、カテゴリー的には何も変わらない』

649:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:26

...(ギリッ)っ!!!
(城から飛び出そうとする)

650:匿冥:2018/07/19(木) 23:27

>>649
「止めるんだ!!」

魔王は声を張り上げ、立ち上がる。

651:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:28

....ぇ...!?

652:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:28

【魔力贈与】

(陽炎の手を握りながら)

653:匿冥:2018/07/19(木) 23:28

>>648
女王は、困ったように言う。

「だからと言って、生きている私を死なせるのかしら?」

自分のこめかみに人差し指を当てる。

654:Piero*:2018/07/19(木) 23:29

ミカエル『…勘違いしてるのはそっちなんじゃない?僕は猶予をあげるって言ったんだよ?』

655:匿冥:2018/07/19(木) 23:30

>>651
彼はしまったというように、再びソファに座る。

「……すまない、脅かしてしまったか」

656:Piero*:2018/07/19(木) 23:30

ミカエル『……君に、時間と実体、そして想い人に会いにゆく権利をあげる、僕の仕事のひとつだからね』

657:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:30

...何故でしょうか....何故でしょうか...何故止めるのでしょうか...魔王様

658:Piero*:2018/07/19(木) 23:31

ミカエル『…とにかく2人で話しておいで、別れ話だろうと、喧嘩話だろうと、惚気話だろうと』

659:匿冥:2018/07/19(木) 23:31

>>654
女王は手を下ろす。

「私に分かるように、簡単に説明して?」

女王は木へと持たれかかる。

660:Piero*:2018/07/19(木) 23:32

ミカエル『ハッピーエンドだろうとトゥルーエンドだろうとメリーバッドエンドだろうとバッドエンドだろうと、なんでもいい、その未練を心の底から吐き出しておいで』

661:Piero*:2018/07/19(木) 23:33

ミカエル『ぜんぶぜーんぶ、2人で話しておいで、お互いが理解し合った上で、全てさらけ出しておいで』

662:Piero*:2018/07/19(木) 23:35

(女王の胸の辺りに手を掲げる)
ミカエル『……その上での結果で、僕は君たちのことを天界に話そう、昇天させるべきかどうか、話し合ってあげるよ』

663:匿冥:2018/07/19(木) 23:35

>>657
魔王は言う。

「私たちが再び会うことは、許されない……」

>>658
女王の笑みが崩れた。

「……それは、不可能よ」

664:Piero*:2018/07/19(木) 23:35

『僕の、お仕事の時間だよ♪』

665:Piero*:2018/07/19(木) 23:36

ミカエル『無理じゃないよ』

666:Piero*:2018/07/19(木) 23:36

ミカエル『………君たちは、もう既に』

667:匿冥:2018/07/19(木) 23:36

「話が長くなるが、良い?」

魔王はニャルに、女王はミカエルに言う。

668:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:36

...女王様の...死因が関係しているのですか?

669:Piero*:2018/07/19(木) 23:36

『望めば会える位置にいるんだから』

670:ニャルちゃん これでも旧神:2018/07/19(木) 23:37

...聞きましょう、いつまでも

671:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:37

母様に会いに行こうかな

(陽炎の頭を撫でながら呟く

672:Piero*:2018/07/19(木) 23:37

『……いーよ、ま、マスターの安全のため、なるべく手短にお願いしたいけどねぇ』

673:匿冥:2018/07/19(木) 23:39

>>668
彼は顔を下に向け、言う。

「いや……私に関わることだ」

女王は口を開く。

「無理なのよ。神が彼に与えた呪いのせいで、私と彼が再び顔を合わせたら、私は本当に死んでしまうのよ……」

女王は苦しむように座り込む。

「……身勝手で横暴な古代の神のセイデ、私たちは普通になれなかった……」

674:陽炎◆P2:2018/07/19(木) 23:41

皆消えちゃえば、いいのに

(涙を流しながら、寝言を言う

675:ニャルちゃん 旧神:2018/07/19(木) 23:41

676:Piero*:2018/07/19(木) 23:42

ミカエル『…にひっ♪』

677:匿冥:2018/07/19(木) 23:45

>>676
彼女は期待などしなかった。

「……言っておくけど、あなたがどうのこうのできるような存在じゃないのよ」

>>675
「……封印されていた私を助けたのはマリアなんだ。それから、彼女は私の身の回りの世話、話し相手、なんにでもなってくれたんだ……
それを気に入らなかった神が、私に更なる呪いをかけた……」

678:Piero*:2018/07/19(木) 23:46

ミカエル『そーだねぇww【僕じゃ】なんにも出来ないねぇwww』

679:Piero*:2018/07/19(木) 23:46

ミカエル『……僕じゃ、ね?』

680:ニャルちゃん 旧神:2018/07/19(木) 23:46

....

681:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:47

陽炎...辛かったんだね?

(涙を拭いながら

682:匿冥:2018/07/19(木) 23:47

>>678
女王は顔を僅かに歪ませた。

「……話の分かるお坊っちゃんで何より……」

そして、ひらりと一回転……
そして彼女は再び闇に消えた。

683:Piero*:2018/07/19(木) 23:48

ミカエル『にひひっ♪』

684:Piero*:2018/07/19(木) 23:49

ミカエル『君らは知らないだろうけど、僕のマスター様は……』

685:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:49

はぁ、この後どうしよう?

686:Piero*:2018/07/19(木) 23:49

ミカエル『…その神たちをまとめる【主神】を尻に敷いてる人なんだよねぇ…♪』

687:Piero*:2018/07/19(木) 23:50

ミカエル『…さぁて、まずはマスターを休ませなきゃね』

688:ニャルちゃん 旧神:2018/07/19(木) 23:50

......

689:匿冥:2018/07/19(木) 23:50

>>680

魔王は一呼吸置く。

「……目の前のマリアを腐らせる呪いだ……
だからマリアは私の目の前から消えていったんだ……
私も会わないようにしているのだが、どうしても会いたくて仕方がなくなるときがあるのでね……」

彼は口許を歪ませるように微笑む。

690:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:51

一からやり直しかぁ

691:ニャルちゃん 旧神:2018/07/19(木) 23:52

....旧思想の...戯けが...

692:ニャルちゃん 旧神:2018/07/19(木) 23:52

...まだ...戯けた事を...

693:匿冥:2018/07/19(木) 23:53

>>686
女王は小屋に戻り、床へ入る。

「……分かってないわね……
常識からはぐれた神様も世の中にはいるのよ……」

そう呟き、彼女は眠りにつく。

694:Piero*:2018/07/19(木) 23:54

ミカエル『………さぁて、僕のマスターを舐めてもらっちゃ困るなぁ?』(誰もいない森の真ん中でひとり微笑む)

695:Piero*:2018/07/19(木) 23:55

ミカエル『……【全ての本質は、我が主に】』

696:Piero*:2018/07/19(木) 23:55

(落ちまする)

697:ニャルちゃん 旧化:2018/07/19(木) 23:55

...あの時....滅していれば...

698:匿冥:2018/07/19(木) 23:55

>>691
魔王はふぅ……と息を吐く。

「自身を責めているのなら……やめてくれ。私が苦しくなる……」

そして、ソファから立ち上がりカウチに横たわる。

「……私は寝る。おやすみな……」

目を閉じ、意識を落とす。

699:ニャルちゃん :2018/07/19(木) 23:56

見逃してなどいなければ...

700:陰陽◆cE:2018/07/19(木) 23:56

ただえさえ人見知りが激しい上に人間不信だけど

上手くいくといいね


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