真っ暗な部屋。ゴミだらけの部屋。唯一の明かりを放つデスクトップ上には、反政府記事のサイトがいくつ開かれている。机上には壊れかけたマウスとキーボードに、古びた本、それと血がこびりついて何年も経過したと思われる風化したナイフ。壁には、いくつもの穴と落書き。ここは誰にも知られていない黒き魂が宿った空間。
717:チョウラン◆Mk:2020/04/04(土) 15:51 『かぁわい』
(そう耳元で囁き、くすくすと笑う)
「……////」(声を抑えて、耐える)
719:チョウラン◆Mk:2020/04/04(土) 15:55 『…マモン?どしたの?』
(新しいおもちゃを手にした子供のような笑みを浮かべながら耳元で囁く)
「(まず俺はこんな可愛い妻の前で何恥ずかしがってんだよ!
余裕を持って彼氏が旦那になったらドS的になった〜って
いうパターンにしないとだな……いや、クール系?
ともかく!妻の前ではカッコよくしないとなぁ……
チョウランがクール系の旦那の台詞が出るように
しないとガチで!耳が弱いなんて兄弟に知ったら
いじられるからそれだけは回避せねば……)」
【耳まで赤面して、心の中で色々言いながら声を抑える】
「…何でもないよ、チョウラン」
(赤面しつつも言う)
『…』
(はむ、と耳を食んでからフーと息を吹きかけてみる)
「ひゃあ!?////」
(いきなり耳を攻められて、驚いて声が出る)
「…///////」
(声を出してしまって両腕で顔を隠す)
(にまーっと笑い、そして)
『可愛いねぇ』
「可愛くねぇし/////(これどっちがドSになってるんだよ!)」
【可愛くないと全力否定し、心の中で思う】
『…マモンはドMの間違いじゃない?』
(目が光り、そして心を読んだように)
「俺はMじゃねぇよ!////あと心を読むな!////」
(子供のような否定をし、必死で)
『だって、あまりにも可愛いからつい』
『それに僕は、【全知全能】だから仕方ないじゃないか』
(にこ、と笑いつつ)
『女の子に喘がされる男の子、可愛いねマモン』
(さらに追い打ちをかける)
「……意地悪///」
(顔を隠しながら、拗ねた子供みたいに言う)
「……お前のせいで猫耳とか尻尾とか出たじゃん…///」
(パエスト家あるある恥ずかしくなると動物の耳と尻尾が出る)
『んふ、』
(にっこりとどこか黒い笑みを浮かべる)
「……うぅ//// これ魔法で何とかなるかにゃ〜……!?////」
(まさかの悪化で語尾ににゃがつくと思わず、口を防ぐ)
「(ヤバイヤバイヤバイ! ここまで悪化するか!?
普通ねぇだろ!?このタイミングで猫語になる
とか知らねぇし!これガチでどうしよ!////
今まで猫語まで悪化してねぇから分かんねぇよ!
本当どうしよ……)」
【パニックになり、目がぐるぐる状態の赤面で心の中で言う】
『…ふぅ』
(そっとまた耳に息を吹きかける)
「にゃぁ!?///」
(また反応してしまい、声を出してしまう)
『…あーもう、可愛い』
(顔を覆い、その可愛さに悶絶する)
「ちょっ、チョウラン!? チョウラン〜!!」
(気絶する彼女を揺さぶる。猫耳と尻尾はまだある。)
『…はっ、僕は何を』
740:マモン:2020/04/04(土) 16:59 「こんな時に気絶しないでにゃ! 起きろにゃ〜!」
(猫語もまだ治っておらず、必死で)
>>739
「早っ、起きるの。でも、まだ猫語治ってないにゃ〜…」
(みみも尻尾もまだどうするか考える)
『…ん、』
(よしよし、と言いながら頭を撫で)
「にゃ〜……」
(気持ち良さそうな顔で)
(いいことをおもいついた、と顎を撫でてみる)
745:マモン:2020/04/04(土) 17:05 「!////////////」
(やってしまったと思い、顔面を隠す)
「んにゃ〜……んにゅ?」
(気持ち良過ぎて、完全に癒され状態になる)
(心底愛おしい、というふうに目を細めて)
748:マモン:2020/04/04(土) 17:10 「……にゃ〜……気持ちぃ……」
(舌を少し出す程、気持ち良さに溢れている状態)
『…ふぅ』
(彼が満足するまで撫でてやろう、と頭と顎、ついでにお腹を撫でる)
「にゃ〜……んにゅ〜…」
(猫耳、尻尾が動き、目はほとんどハートになっていた)
『…』
(ふと、触ってみたくなり耳を触る。そのまま背筋をなぞりしっぽの付け根を掴んでみる)
「んにゃ!//// ハウゥ///……」
(感じさせられ、背筋をなぞられ感じ過ぎてチョウランに抱きつく)
『しっぽの付け根が効くのは雌猫だけなんだけどなぁ、』
(心底可笑しそうに笑う)
「悪魔は……元々は性別は…ねぇから!///////」
(感じながらも説明する)
『…そうなのかぁ、』
(1つ勉強になったよ、とぱっと手を離して答える)
『もうおしまい。さ、僕はそろそろ魔力を放出しなきゃ』
(じゃないと暴走するからね、と鎌を取りだし魔石に魔力を送り始める)
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…/////」
(感じ過ぎたせいか横に倒れる。少しずつ猫化から治っていく)
「(キツイ……本当俺チョウランだけはマジでドMなのか?!
……猫化はチョウラン以外絶対に見せたくない。)」
【心の中で思い、魔法を片手で頭を冷やす】
「(はぁ……ラナイザもこんな感じだったっけ? 本当俺って妻が出来るとMに変形する
変態旦那かよ……とりあえず、周りでは普通に男らしくするか…ってか絶対しないと
周りに言われるのだけは勘平だな……)」
【心の中で思う。 まともな顔が出来ないから羽で隠す】
『…可愛いねぇ』
(鎌には目を離さずに言う)
「……///////」(無言でいる。照れながら)
(尻尾が無意識に動く。細い悪魔の尻尾は弱く地面に叩く。)
『_____嗚呼、神よ、天使よ、死神よ
我の力を受け取り給へ______』
(刹那、彼女の周りを蛍のような淡い光が包む。それはマモンの傷跡を触った時のような、優しく美しい光で)
「……綺麗」(羽を退け、チョウランの周りにある蛍のような光を見て感動する)
763:チョウラン◆Mk:2020/04/04(土) 18:19
『__ありがと』
(微かに微笑むと鎌から手を離し消す。すると一瞬で光は消え辺りにまた静寂が戻る)
『これでもまだ、僕の力は君のご友人に劣るかい?』
(にこ、と一切崩れない仮面のような笑みを浮かべ)
「………」(蛍のような光を見て、少し自分の右目を開く)
765:マモン:2020/04/04(土) 18:21 >>763
「いや、パエスト家の中で俺と一緒かそれ以上かも知れんな」
(微笑みながら)
「(パエスト家で俺が一番上だけど、多分上かもね。知識があるから)」
【考えながらもそれ以上だわと思う】
『ふふっ、夫婦喧嘩で世界が滅びそう、』
(笑えない冗談を言いつつ、認めてもらえて心底嬉しそうに)
「……絶対喧嘩はしない、寧ろさせません!」
(したらで罪悪感感じちゃうからと思い、少し悲しい顔をする)
『…あら、ありがと』
(想定外の言葉に少し目を丸くして)
「……喧嘩して愛してもらえないのは辛いから」
(チョウランが聞こえないぐらいの小声で言う)
『……大丈夫だよ、僕は君に殺されても君を愛する』
(まぁ、しねないけどね、と悲しそうに笑う)
「……俺もしねないけど、愛してるから」
(そう言い、直ぐに抱きつくチョウランの顔の下にぐりぐりと顔を動かす)
「……今だけ、子供に戻らせて)
『…ん、いいよ』
(抱き締め返し、そっと頭を撫でる)
「ん、ありがとう……」(礼を言い、羽とともに抱きついたまま目を瞑る)
【亡くした妻とチョウランはよく似ていた。優しいとこ、笑顔が銀河一素敵なとこ
たまに意地悪するとこ……全てが良く似ていた。快晴のあの日のように繰り返さ
ないと俺はプロポーズの時に誓った。この力とともにチョウランを全力で守ると
………そう彼は誓った】
『…知ってる?悪魔の契約は絶対なんだよ?』
(まあ僕は悪魔じゃないけど、なんてニヤッと笑う)
「……知ってるさ、俺自身悪魔だからな」
(ふふっと笑った)
『…先に死んだら生き返らせてころすから、』
(なんて無意味なことを言う)
「……死なないし、しねないから それ出来ないと思うよ?」
(笑いながら)
『……わかってるもん、』
(ぷぅ、と頬を膨らませ)
「本当、お前も可愛いもんだな」
(首にキスマークを着ける)
『…所有物、か』
(愛おしそうにその傷を擦り)
「ふふっ、お前も俺の首やってくれない?」
(首元を見せて、余裕顔)
「(所有物……まぁ、俺と妻だから意味的は合ってるかもな)」
【そう心の中で。自分の首元に指を指す】
『…ん、ついたよ』
(無駄に見えるところに沢山つけて)
「首どころじゃなくなってる気がするけど……まぁ、いいか」
(少し笑いながら)
「……もの凄く幸せ」(照れながらも小声で)
「………♡」(沢山跡があるが、嬉し過ぎて羽がめっちゃ動く)
【今彼は羽が動いているのを全く気づかない】
『やっぱりMじゃん、』
(呆れ笑いを作りながらそう呟く)
「……Mじゃ、ありません!/////」
(驚いて、直ぐに顔を手で防ぐ)
『…偽物でもいい、"あの人の顔で""あの人の声で"僕のことを愛していると、ただそう言ってくれるだけで、』
(ブツブツと呟く、祈るように、言い聞かせるように)
>>788
『…まぁ、そういうことにしとく』
(含み笑いをしながら)
「……チョウラン?」
(首を傾げて)
>>788
「そういうことにして!」
(必死に言う)
>>791
『…あぁ、なんでもない』
(痛い胸を抑えて笑う)
「? まぁ、とりあえず帰るよ。 ……ちょっと実家に帰るか」
(魔界で帰ろうとチョウランに言う)
『…』
(魔界、と聞いた瞬間にひゅっと喉が鳴る。嫌だ、そう叫びたくても声が出ない。いやいやと首を振る。そしてようやく出た掠れ声で)
『…ぼ、くは、忌み子だか、ら』
「…チョウランは忌み子じゃないよ。……ごめん、魔界嫌いだったよね。
アパートに帰ろうか……」
(両手でチョウランの顔に触れる)
『…うん、ごめんね、ほんとに、ごめんね』
(自責の念が溢れ出す、無意識に鎌を出し自らの首を___)
「止めろ!」(大声で出し、槍で鎌を防ぐ)
799:チョウラン◆Mk:2020/04/04(土) 22:26 『…っ、』
(ハッとして鎌を消す、でも)
『…死なないから意味ないじゃない』
(心底苦しそうに笑う)
「…無理して笑わなくて良い、俺がいるんだから泣いても良い。」
(羽と一緒に抱き締める。背中を優しく叩きながら。)
『………』
(ふと、包まれた温かさに、"あの頃"を思い出す。
嗚呼、この人は"偽物"なのに。)
『なんで、同じ匂いがするの……』
「……偽物だけど、本物のやつが心配して俺に転生したとかじゃあねぇーの?」
(聞いただけだが、本物がいないのは知っているから)
『…有り得ないよ、だってあの人は…っ、』
(自分のことなど好きではないから、そう否定するのが辛くて、認めるのが痛くて、怖くて、ただ固く、固く自分を抱きしめる)
『…ごめんね、君にこんなこと言っても仕方ないのに』
(そう言うとブツブツとなにか唱える)
『はい、どうぞ』
(何も無いところから一瞬でたくさんの美味しそうな料理が出てくる。そしてそれを食べながら)
『青羊さんはいつ帰ってくるやら』
(そう言いながら極上のレアチーズケーキをこれまた一瞬で作り食べる)
「ありがとう…いつ帰って来るのは俺も知らないよ。」
(そう言った後、ゆっくり食べた)
『…ふぅむ』
(甘い物でも沢山作れば来るかもしれない、と数百年生きた経験を元に美味しいお菓子を量産していく)
「(……お菓子増えるな)」(チョウランの様子を見ながら思った)
808:マモン:2020/04/04(土) 23:03 「(……レリー様、元気かな。俺が『あそこ』に帰らずにどうなったのかな……)」
【空を見て、仕えていた主を思い出す。】
『……』
(ただ、何も考えずに料理を作る、どんどんと魔力が増え、漏れて足元から凍っていくのにも気づかず)
「(……何で足元凍ってんの?)」
【足元が凍ってるのに気づき、魔法で溶かす】
『……………』
(ただ黙々と料理を作る、遂には魔力弾が出現し始め)
「(……弾が出てきた)」
【大丈夫なのか?と思いながら食べる】
『……………………』
(さらに黙々と料理を作る、遂に家具などが砂のようにサラサラになり消えて)
「……チョウラン」(流石に周りがヤバイと思い、呼ぶ)
815:チョウラン◆Mk:2020/04/04(土) 23:24
『…ぁ、』
(ハッとして顔を上げる、そして周りを見渡し全てを理解する)
『【最上級魔法】【時空操作】』
(そう呟くと全てが元通りになり)
「…うん、集中したら止まらないのな分かった」
(苦笑い)