『"マレフィキウム・パルマコン"……
害悪な魔法という概念…【治癒】を司るに至る。
しかし、薬も毒となることを努努忘れてはならない。』
___亡き国の報告書の燃え残りより抜粋___
「……よいしょっと、帰ろか我が家に」
(暗い顔をした彼女を前におぶって)
『…!?ぼ、僕は子供じゃない!!子供扱いするな!!!』
(ぷく、と頬を膨らませて)
「姿は子供なのに? 本当可愛らしいなぁ〜♡」
(頬を膨らます妻を見て上機嫌になり無意識に羽が動く)
『…そ、そんなことより‼僕、魔法制御出来なくなっちゃったから魔法1から教えて?』
「ああ、良いよ。マレン達も教える予定だったし」
(彼女の願いに了承し、実家の方にゲートを開く)
実家あるんだ
220:マリン:2020/04/18(土) 14:49 「あるよ、まぁ義両親の方だけどな」
(そう言い、ゲートを通ってマレフィを下ろす)
--実家 訓練場--
「ん、実家久しぶりだな……良く槍を振ったもんだな〜、そして良くワンス姉貴に良く魔法でやられたな〜」
(昔を思い出して周りを見る)
『…なら良かった、ありがと』
(ふわっと笑う、その姿は今にも消えそうな儚さで)
「ん……そういや、いつから魔法制御出来なくなった?(首を傾げ)」
224:雪りんご◆ 零:2020/04/18(土) 15:17ワンスさんやりふってたんだ
225:マレフィキウム・パルマコン◆Mk:2020/04/18(土) 15:18
『…生まれつき回復だけはできるけどそれ以外はからっきしね』
回復上手なんだ
シュガーリアみたい
「あ〜……はいはい、理解した。 とりあえず最初は水魔法でも習得した方が良いな…」
(妻の事を考えて回復が得意なら水の方が良いだろうと考える)
「俺もそうだけど、兄貴も呼んでおこうかな。 兄貴の方が水魔法に手慣れているしな」
(そう言いテレパシーでカラキを呼ぶ)
カラキ「っと…お前の願いは珍しいから来てやったぞ〜感謝しろよ?」
(剣を背中になおしながら手に魔法陣を出す)
『分かった』
(水、と聞いて氷結魔法を思い浮かべつつ)
「まぁ、とりあえずは兄貴が具体的に教えてくれるからな。 俺は闇の方が得意から水と光は相性に合わんな…」
(水は癒しと想像だからなとカラキに託す)
「はいはい……水はお前の息子もそうだろ?まだ治療中だったっけ?(首を傾げ)」
(魔法陣から水を少し出して)
マリン「あ〜……媚薬が少し特殊だったけど、直ぐに治ったしまだ安静しているよ」
(ため息をついて自分も手から魔法陣を出す)
「まぁ、治って良かったな……んじゃ少し水の魔法の奴出しますよ、マリン〜コップ」
マリン「了解」(紙コップを魔法から出してカラキに渡す)
「サンキュー」 (紙コップを貰い、左手で持つ)
(魔法陣から水を出して)
「魔法 水『呼水』」
【手からコップ一杯程度の水を生み出す魔法。消費魔力は非常に少なく、魔力の少ない種族でも使用することができる】
「最初はこれ出来ないといけないからなぁ〜……親父に良く言われたものだよ」
(親の教えた事の通りにやり、少し懐かしむ)
マリン「俺も闇魔法の時に言われた」
(お互い幼少期を思い出して笑い合う)
『…片手でも出来るかな』
(不安そうに二の腕しかない右腕を見つつ左腕をかざす)
「俺がコップやつを持つからやってみ?」
(魔法陣からコップを出して左手で持つ。腰を下ろして)
「そ〜そ、一回やってみたら出来るよ」
(魔法でコップに入れた水を飲みながら)
『』
238:マリン:2020/04/18(土) 17:06「いけるか?」
239:マレフィキウム・パルマコン◆Mk:2020/04/18(土) 17:07
『魔法 水 「呼水」』
(そう言うと、何故かマグマが現れて)
『ふぇっ!?』
「って、熱い!!!!!!」
(コップ事左手が溶けた)
「弟〜!!!!!!!!!」
(避けると思ったらマジで溶けるとは思わなかった驚く)
「熱い!熱い!熱い!熱い!!!!!」
(余りの熱さにコロコロとめっちゃに転がる)
「マジか……まぁ、マリンは再生能力があるからまた生えてきてくるだろ……」
(まさかのマグマが出るとは思いもしなかったカラキ氏である)
『…あ、あの……ごめんなさい』
(あわあわとしながらも謝る)
「だ…大丈夫だ……トカゲの生命があるから………そのまま続けてくれ」
(左手熱いと思いながらも妻に心配掛けたくないので隠す)
『……はぁ、ばぁか』
『【治癒魔法】「生命の息吹」』
(手首を掴んで詠唱する。刹那、彼の腕を暖かい光が包み、瞬く間に治っていて)
「あ、ありがとう……」
(申し訳ないなと腕を見ながら治ってるのを確認する)
「はぁ〜、相変わらず凄いな回復は……じゃあ想像しながらやってみたらどうかな?」
(魔法からまた紙コップを出し、此処に水が入ってると想像させる)
『申し訳ない、って顔しないの。夫婦でしょ?』
『やってみます……‼‼』
(集中して想像する……すると、何故か血が溜まり始め)
「確かにな……すまんな」
(また見破られたが夫婦の言葉で少し微笑む)
「おう、頑張れ(血…大丈夫か?これ)」
(一応マリンに包帯とか持ってきてと言い、様子を見る)
「…っ、はぁ、はぁ」
(何とかコップに水はたまるが足元には右腕の断面から染み出てきた血溜りが出来ていて)
「お疲れ様……血は俺が拭くから、マリンにその腕を包帯でやって来い」
(凄いなと褒めて魔法で血から水に変え、蒸気に変える)
『マリン…………義手って作れる?』
(涙目になりながら問う。それはさながら欲しいものをねだる子供のようで)
今宵、闇に踊りましょう
257:マリン:2020/04/18(土) 18:22 「義手ねぇ〜……武器は出来ても義手はな……俺の親友が作れると思うから連絡するわ」
(願いを聞いてガラケーを取り出す。 親友に電話する)
私の義手をかそうか?
259:マレフィキウム・パルマコン◆Mk:2020/04/18(土) 18:29 >>257
『ありがと、ごめんね』
(にこ、と笑う。しかし右が見えないので壁にぶつかって)
(悪魔語で話しているのでマレフィは分からない。そして携帯を切る)
「ロボットで間違えたやつがあるから直ぐに転送してくれるから安心しろ」
(その瞬間ダンボールの箱がマリンの頭上に出てくる)
「ヘブシッ!?」
(義手は無事だがマリンの頭は鳥で回る)
>>258
『大丈夫です。お気遣いありがとうございます』
(警戒しながら距離をとって)
「お前ら大丈夫か?」
(小さい怪我する彼らを見て似てるなと思いながら)
>>260
『…くすっ、可愛い』
(そう笑うと頭をひと撫ですれば瞬時に直し、義手を力ずくでつける)
『…うん。ありがとまぁまぁ動く。その方にいつかお礼しなくっちゃ』
>>260
「お、おう………流石にあいつ頭上に転送すんなよ、痛かった…」
(頭に手を置いて)
『………』
(顔半分の大火傷にたくさんの縫い跡と手術痕。それに義手とは、ほとほと自分は"普通"と縁がないようだと溜息をつく)
「……大丈夫?」
(心配に言い、頭を撫でる)
『…ん、ありがと』
(その手に唇を触れさせ、そっと離れる。この歪んだ気持ちを、汚い顔を見られたくない、と)
「……汚い顔を見られたくないって顔をするな、夫婦なんだから」
(そっと抱きしめながら)
『…あり、がと』
(人の温もりに思わず出そうになった弱音を苦い思い出と共に飲み込み、彼にもたれかかって」
「うん……」
(頭を優しく撫でながら抱きしめたまま)
『…義手、案外つけやすいかも』
(おもむろに動かして)
「それは良かったな」
(動かす彼女を見て微笑む)
『…魔法の勉強、戻ろか』
(す、と立ち上がり機械特有の甲高い音を立てて動かし)
「ああ、そうだな。兄貴水は宜しく」
(こちらも立ち上がり兄に微笑みながら)
カラキ「はいはい……相変わらず夫婦愛が強くて安心した」
(ニヤニヤと笑いながらマリンの肩を自分の腕にまわす)
「ちょっ、兄貴……とりあえず、俺は息子達に闇魔法を教えて来るよ」
(戸惑いながらもマレフィに手を振り、マレンのとこに行った)
「相変わらずのだな〜……んじゃ、やりますかね」
(その瞬間に近くにあった訓練用のマネキンで攻撃する)
魔法!『水塊』!
【周囲に水の塊を生み出す魔法。生み出す場所はある程度自由に指定可能。生み出した水は物理法則に従って落下し、一定時間で魔素に戻る】
『行ってらっしゃぁい』
(ひらひらと手を振って…振り返るとその気配は"手練"そのもので)
「二番目に覚える魔法だがいけるか?」
(さっきと同じやり方でいけば多分いけると思うと苦笑いをする)
『…【氷結魔法】「アイシクルニードル」』
(空気中にたくさんの氷柱を浮かせれば指を鳴らして消す)
『…ん〜、100本か。まだまだだなぁ……あ、ここ借りていいですか?』
「ああ、借りて良いぞ。 アイシクルニードルは出来るんだな」
(感心して笑顔で答える)
『ありがとうございます』
(そう言って一礼する。そして振り向けば真剣な顔で)
『んじゃいっちょやりますか‼』
【あとマレちゃんできたよっていう報告】
https://i.imgur.com/jCD3S4L.jpg
「おう、頑張れ〜」
(笑顔で見守る)
【マレフィ、可愛すぎる……】
『【火焔魔法】「煉焔」』
(黒い焔が彼女を中心に半径1メートルの円を描いて燃える)
『…よし、次は……【月詠魔法】「月華」』
(月のような小さな球体が彼女の周りに50程浮いて、それらからたくさんの弾が発射されて)
『……ふぅ、序盤はこんな感じかなぁ、、』
【ならよかった、ありがと】
「お〜……いろいろ凄いな、あいつの奥さんは」
(遠くに見守りながらそう呟く)
『次は中級………行けるかな………』
『【時空魔法】「異世界への切符」』
(空間を切り裂くように景色が入れ替わる。そこは宇宙のようにも星空のようにも見えて)
『…っしゃ、できた、次は……っと』
(目を閉じ、手を横に伸ばす。そして手を握るとその手には武器が握られていて)
『_________天神よ、魔神よ。我が力を糧とし日々の安寧を護り給え。其の為ならばどんな苦労であろうと背負い給え』
(そう言うと武器の魔石が淡く光る。そしてその光はマレフィの周りにも移り、まるで彼女は別世界から来た天使かのような錯覚を覚えるほどに神秘的で)
「……あいつの奥さんも女神だな〜」
(見惚れていて美人だなと思いながら)
『…行けるかな、』
『【時空魔法】「異界門」』
(可哀想に、標的となったのは隅にいたGで。黒光りする肢体の周りに1000にも及ぶ扉が出現し、そこから毎秒数万本のナイフと銃弾がGを襲い、跡形もなく消しさられる)
『【秘奥義】…「堕天使の裁き」』
(規模を抑えつつ発動する。すると半径10メートルが消し炭になって岩盤に到達し、マグマの沸騰する音が聞こえてくる)
『【時空魔法】「時は僕の思うがままに」』
(そう呟くと一切傷がなく前と全く同じ景色が拡がっていて)
『…はぁっ、できた、』
「凄いな、おい……」
290:マレフィキウム・パルマコン◆Mk:2020/04/18(土) 20:25
『…うーん、そうかな。まだ僕の能力ふたつしか使ってないからなぁ、でも、ありがとうございます』
(やんわりと否定しつつお礼を言う。)
「そうか、まぁお疲れ様」
292:マレフィキウム・パルマコン◆Mk:2020/04/18(土) 21:07
『いえいえ。ところでマリンは…あぁ、娘たちのとこか』
(ぴか、と一瞬目が赤く光りそう答えて迷わずに着く)
『おーい、入って大丈夫かい?』
「ああ、大丈夫だぞ」
(扉越しでそう答える)
マレフィキウ厶さんとの夫婦生活が長そうだな
295:マリン:2020/04/18(土) 22:31 「そりゃ、俺らは長いよ?親子生活は」
(今は子供いるしと笑いながら)
子供いるんだ
雪りんごは小学生の頃から変わってないのに(不老不死なの)
「流石は不老不死だな」
298:雪りんご◆:2020/04/19(日) 01:07 >>297
雪りんごはね、見た目が少女なの
>>297
「それは会った時から知っている」
『まぁまぁ感覚戻ってきたよ』
(そう言って自らの周りに数万ほどの時空の扉を開いては消す)
「それは良かったな……娘ら疲れて寝ちゃっているけどね」
(時空の扉を開いて消す作業をしている妻にそう気軽に言う)
「……そういや、''アレ''あともう少しで完成だったな………さっさと終わらすか」
(立ち上がり自室の方へ向かう)
【娘らは訓練場の近くの休憩室で寝ている】
『どこ行くの?』
(とてとて、と可愛らしい足音と共に後ろについて行く)
「自分の部屋で書類とか色々……裏では俺、国王だから量が半端ないんだよね」
(''アレ''の事は言わないように適当に言う。書類関係は事実)
「まぁ…仕事量がヤバいし、国民の為だからな………疲れる」
(ため息を着きながら自室に入る)
『……"アレ"ってなぁに?』
(煌々と輝く"紅"の瞳が少し歪む。)
「……書類とか終わらしたら話すよ、まだ秘密」
(微笑みながらと部屋の棚から書類を出して近くの机に置く)
「はぁ……残り50枚だし、なんとかなるか……」
(苦笑いしながらも眼鏡を掛けて羽ペンで書類を書く)
『…分かった、信じてるよ』
(瞬きをすると何時もの深い海のような蒼色の瞳で、書類を触った…と思いきや分類が終わっていて)
『君のサインじゃないとダメなやつとかはここね。それ以外は終わったよ』
「早っ……ありがとう」
(残り25枚になる程直ぐに終わっていて驚くが彼女に微笑えんで礼を言う)
『貴方の嫁なんだからこれくらい当然だよ』
(ふふん、と自慢げに笑いながら言う)
「えと……さっさと終わらすから待ってろよ? ノールシ、なんか茶でも入れてやってくれて」
(書類を書きながら自分の影に話しかけてその影がマリンの横に現れる)
ノールシ〔お前の執事じゃないんだけど……まぁ良いけどさ〕
(20歳くらいの貴族の姿をして、魔法で紅茶を出す)
〔ここの机に置いとくからな、お前の好きなロシアンティー〕
(顔は紅茶の視線のままそう言う)
「はいはい、Спасибо. マレフィも暇だと思うからそれ飲んでおけ
美味いと思うから、それ」
(残り10枚の書類を早く書いて)