とある街、とある路地、そんな場所にひとつ、紙が貼ってある
そこに書かれているのは、願いを叶える何でも屋の話
何でも屋『雅』
【初めまして
この貼り紙を見つけられたということは、貴方様にはなにか望むものがありますのでしょう
もしも当たっておりましたら、どうぞ『雅』に足をお運びください
不死の霊薬でも、若返りの秘薬でも、どんなものでも取り揃えております
用心棒でも、復讐代行でも、どんなものでもお受け致します
この貼り紙を見たあなたに、どうか幸せがありますように】
そしてこの貼り紙を読み終えたあなたの前には、何でも屋へ繋がる道が見えることでしょう
おや、貼り紙には、まだ続きがあるようです
『現在、アルバイト募集中』
>>139
まぁたやらかしたよ見ないふりでおなしゃす
「 …… ( しまった。…通貨が違う )」
( 慌てて自分が出した金銭に手を伸ばす )
『………』
(なんだろう、とまじまじと見つめて)
「はぁい、ほかにもなにかありましたらぁ、なんでもかなえますのでぇ、どうぞごひいきに〜」
『ゥバウッ!』
「!、…?どないしたん星星」
(急に吠えた相棒に少し驚き問いかける)
『ぐるる…』
「…!、せやせや、わすれとった」
(ゴソゴソと机の引き出しから御守りらしきものをとりだす)
「あい、どうぞぉおきゃくさまぁ、しょうひんといっしょにもってったってくださいなぁ〜」
>>141
「あや、つうかやったらどれでもええですよぉ、どれもつかえますのでぇ」
(いろんなところにつながってますからぁ、このみせぇ、とのんびりと告げる)
!!!!
[ カ''シャァンッ ]
( 吠え声に対して急なバックステップ。)
( 当然後ろの壁等に激突し 色々壊れて頭上に降って来た )
「 ……失礼 … ( しまった。…また つい癖が… )」
『……』
(…トクン、トクンと心臓の音がする。ああダメだ、近づくと、
聞かれていないだろうか、この音は)
「っっ、」
(急な爆音にからだをびくりと震わせる)
「っ、…あ、あや、だ、だいじょぉぶですかぁ…?」
(1度呼吸を置いてすぐに体を落ち着かせ、なった音の方へかけよる)
『……大丈夫、だよ』
(優しく、ゆっくり、染み渡る声でィアに囁く)
「え、ええと、どうなってもうたんやろ…し、星星、ちょっとてつどぉて…」
(どこまで何が壊れているのか、見えていないためわからず、弱々しく相棒を呼ぶ)
『大丈夫、ですか?』
(歩くのになれてしっかりとした足取りで歩く)
>>148
「!……、ありがとうなぁ、みこと」
(聞こえた少女の声に反応し、心配しているのかとおもい優しく声を返す)
「 ……失礼。私も片付けさせてくれ… 」
( 破片が幾つか刺さっている
気に留める様子もないのは彼らと同じだが )
( 申し訳なさが勝り、手早く落ちたものの破片を集める )
「 ………… 幾らするんだ、これは 」
『大丈夫ですか』
(手をさしのべてにこ、と笑う)
「え、ええと…いくらっちゅうか……ここのたなにおいとったんはぼくがつくったくすりとかやから…きにせんでええですよぉ」
(またつくりますぅ、と、声をかける)
「 ……sorry,my Friend 」
( 差し伸べられた ちょっとばかり弱弱しい手に…
パイン味の輪っか飴を握らせ 優しく手を閉じる )
「 …………薬?」
( 嫌な予感に押されて口元を指で… )
「……?ど、どないしました…?」
(声が聞こえなくなったのを不思議に思い、問いかける)
『薬って危なくないの?』
「え、そりゃあ、きけんなやつはおくにおいとるから…あたまからかぶったりしてもこうかないのみぐすりとかやけど…」
160:scullFace◆.s:2020/10/12(月) 00:43 「 …………失礼ながら… この店ではどのような効果の物を?」
( …指に何らかの水滴が付いているのを確認 )
「?えぇと…、ふつうのかぜぐすり、づつうやく、ちんつうざいとかから…えーわかがえりのひやくとか、ふしのれいやくとか、へんしんやく、とか、…まぁ、とにかくおきゃくさまのほしいものはなんでも…?」
162:scullFace◆.s:2020/10/12(月) 00:48 「 ……… 」
( 今しがた集め終わった破片を眺める… )
【 頭痛薬 】
【 不死 】
【 変身 】
「 ……にんげんやめたくない 」
「……………、もしかしてぇ…のみましたぁ…?」
(その反応からはっと察し、こそこそと問いかける)
「」【 PAN!!!! 】
( 答えようとした途端に破裂するような転身が行われた。)
「 ど …どどどどどどどうなった… かな…に にんげんやめたくない!やだやだ 」
( …ちょっとした煙が晴れる… しかし其処にあるのはまるで変わらない見た目の )
「………、……」
(うーん、まずいなこれ)
(ほんの一瞬思考を放棄しかけたがすぐに引き戻し、店の奥へ全速で駆ける、人に出せる速度でないことは明らかで、ガラス張りの棚が割れそうなぐらい音を鳴らしている)
「………………………」
(そしてふたたび、こんどは小瓶を手にもって戻ってくる、そして)
きゅぽんっ
(蓋を開け、そのまま無理矢理なかの液体をscullFaceの口につっこんだ)
「んむぐっ」
( まぁ 驚けど、中身を察して…喉奥のガードを緩ませ
滴るように口の中を進んでくる液体を受け入れる )
【 カチ 】
( …また特に何も変わるではないが… 何かが止まったような音 )
「 ……… 」
( 小瓶の中身が無くなったことを確認して
今度は店主の様子を眺めた )
「…っはぁ、…えぇと、むりやりでもうしわけないんですけどぉ、かいじょやくですのでぇ、すぐにのまれたくすりのこうかがきれますので…」
(これでもう大丈夫です、と体の力を抜く)
「 [ ぺろ ]……手数を掛けるね、重ね重ね…謝罪する 」
( ひょい と自分の身長上仕方ないが 小さく見える店主を持ち上げて立つ )
「 ……失礼な位置から敢えて言わせてもらうのだが、被害総額は … 」
「あ、おきになさらずぅ、すぐもどしますのでぇ」
(そういうと、するりと袖をまくり、ガスマスクを外す)
「っよ、」
(そして損傷している壁に手を当て、唱える)
「……『戻せ』」
(そうとなえると、ふわりと、破損していたものたちが、まるで逆再生かのように浮かび上がる)
「『戻せ』『戻せ』『戻せ』『戻せ』」
(雅の周辺が青く輝き、壊れたものたちが『元に戻って』ゆく)
「 …… 」
( やり易いように破壊箇所へ持ち上げ )
「『戻せ』」
(そしてさいごの一言を告げ終えると、まるで壊れていなかったかのように棚や壁が修復されていた)
「………っふ、…よし、もどりましたぁ」
「 便利。」
( 率直な感想を漏らす )
「 …ふむ、軽いのか重いのか 」
( 興味深く上げたり下げたり )
「…えぇ、たいじゅうとかはきにしたことがないのでぇ…」
(上下に揺らされながらこたえる)
『バウッ』
「!星星、…おん、だいじょぉぶやで、…あ、がすますく、はずしたまんまや」
(すがおのままだったことをおもいだし、顔を隠すためのガスマスクをてにとる)
「 ……ありがとう、いいアイデアも出た 」
( そのうち 飽きたのか満たしたのか…少年?を虎の背に )
「 ……お騒がせして申し訳なかった 」
『……………おかお、みえた』
(やったぁ、と笑ってぴょんぴょんと飛び跳ねる)
「いいえ〜、どうぞこれからもごひいきにおねがいしますぅ〜」
(相棒の頭を撫でながら告げる)
(今日はここまでで落ちます〜ご参加ありがとうございます!!)
180:◆Uk:2020/10/12(月) 01:41(おつっしたぁ)
181:scullFace◆.s:2020/10/12(月) 01:44( …懐かしや、お疲れ様に )
182:雅◆RI:2020/10/12(月) 19:14(ようやく学校から帰ってきたので再開で)
183:雅◆RI:2020/10/12(月) 19:17 (時間は翌日早朝)
「ほんじゃ、お留守番よろしゅうな、星星」
『ガウ』
(日もまだ上がらないなか店と少女を相棒にまかせ、店を後にする)
「…、…………」
(いつもの習慣、店を出て街を進む、─────人ならざるものたちが蠢くまちを)
「…けほ、」
(『あの時のように』魅入られないよう、つけたペストマスクの位置をなおす)
(さあ、買い出しの時間だ)
「 …… 」
( …店と 主人とも少し違うけど同じまちの中…
車を付けて引っ張るっているのは昨日の水槽。
きっちりとホルマリンを中に満たして 変な匂いがまちに漏れる )
けど 妙なまちは そんな人びとはきにする様子もない
「 …… ( …人外… いや…この街での異質は私か )」
「〜♪〜♪」
(上上、上上、今日も調子が良い、そんなことを考えながら、雅は見上げなければ見えないほどのたかさに積み上げられた重そうな箱を、両手にもってさらにまちを練り歩いていた)
「〜♪…?」
(そんなとき、少し不思議な匂いを感じる、……薬品の匂い…?)
「……まさか、なぁ?」
『…………う』
(どこからか臭うつんとした香りに少し顰め面をした後、部屋の掃除を始める。箒で掃いて、雑巾がけをして………)
>>187
『…ガウ』
(もう既に目覚めていた少女に気が付き、近くに寄る)
『…星星、お散歩の前にご飯食べたいねぇ。』
(ぐぅ、とそれに呼応するようにお腹が鳴る)
「 ……… あぁ。此処だ 此処だ… 」
( 割と気にもされない事を嬉しく思いながら
足を止めるに値する、というか目的地の前で足を止める )
何となく止まりたくないような 怖い兄さんでもいそうな建物。
…ちょっとばかり こびり付いた血の香る看板には
【 フキヌマ逆医専門所 】
( …………… )
「 …… ( …さて 今日は気が向くかどうか )」
『…ガウッ!』
(腹の音をきき、星星はみことの後ろに周り、頭で少女の背を押す)
>>190
「………んぅ…」
(覚えのある匂いのほうへ歩いてゆく、やはり、昨日来たお客様がこの街にいるらしい、人間だと言っていたが、こういう場所に縁があるのか)
「……だいじょぉぶやろかぁ…」
『うわっ、』
(びっくりしつつ、昨日飲んだ薬の効果が切れたことにしゅんとしてから、台所と思しき場所まで歩き冷蔵庫を開けるとぱぱっと食材を取りだして手際よく料理をしていく)
『ぐるる……』
(台所に向かった少女を、近くの部屋で寝そべり見守る)
『……』
(…相棒が帰るのが遅い、寄り道でもしているのか)
『星星〜!』
(そういえば、と思いついて虎の名を呼ぶ。何食べるんだろこの子)
『…ガウ』
(のそりと起き上がり、少女の方に向かう)
『 クル くるく クルクルクル 』
「 せめて人間の言葉で頼めないかね?」
( 誰か追うものがいたとしてもただのモノ好き。
興味がなければあっちもない、考え方に一定はないので
お互いに…これからやることの割、緩慢な警備に包まれた )
‘ だれか ’ は奇妙な言葉をしゃべる変なとり。
人間くらい大きい 子供を丸呑みにできそうなくちばしのからす
「 ……それで … これが、この街に於いての “ 小怪奇 ” かね?」
( 白衣が視線で水槽を指す とりはそれを上から眺める… )
ホルマリン漬けになった シマウマのような色の子山羊
『…………なんだろう、ほんとに嫌な予感がする……』
『あ、星星!!何食べるの?生肉?』
(自分とィアさんの分のご飯を作り終わり、あとは炊きあがるのを待つだけ…その時間に何を食べるか聞く)
『グァ、』
(少女のといかけに答えることも無く、少女近くを回って後ろにねそべる、どうやら食事をするつもりは無いらしい)
>>197
「……、たてもの」
(匂いはそこにはいっていっている、なるほど、此方に用事があったわけか)
「…ならぁ、ぼくにはかんけいあらへんかぁ」
(そう呟くと、あしをかえし、元の道に戻ろうとする)
『あ、ねぇ知ってる星星、赤子泣けども蓋は開けるなってやつ』
(そのくらいご飯炊いてる時って釜の蓋開けちゃダメなんだよねぇ、とくすくす笑いながら話しかける。ご飯要らないっぽい?とついでに首を傾げながら)
『ぐる…』
(言葉を発さない代わり、喉を鳴らして相槌を返す)
ガチャ…
「にゃーにゃー、かえったでぇ」
(するととびらがひらき、どうやら店主が帰ってきたようだ)
「?、あや、ごはんつくったん?、まだあさはやいんやし、ねとってよかったんにぃ」
(両手にあった荷物をおろし、ふわりとかおるいい匂いに首を傾げる)
『 くるくるクッ 』「 ん?」
( とりが気付く、白衣も遅れて気付く )
『 くるくるクルルくるくるっ 』
『適当なんだけど…』
(と、遠慮がちに差し出すのは美味しそうな炊き込みご飯に、味噌汁、キノコ達の天ぷら……と海恋叶らしいバランスのとれた和食だった)
「じぶんでごはんつくれるなんやえらいやん〜、ええこええこ」
(ぽむぽむと頭を撫でる)
「あ、せやぁ、星星、おいでぇ」
『ぐる』
(相棒が呼びかけると、するりとみことのそばから抜け、相棒のもとへあるく)
「ほい、ごはん」
『ガウ』
(虎はガバッとおおきな口を開く、雅はそのなかになにかをほおりこむ)
『……』
(興味津々、というように覗き込む)
『…ガウッ!』
「うわ、…あや、なぁにぃみこと、ごはんちゅうの星星のぞきこんだりしたらがんめんくわれるでぇ」
(吠える星星をおさえつけ、覗き込む少女に危険を告げる)
『あ、ごめんね………?何食べてるか気になっちゃった』
(ぺこ、と星星にお辞儀をして謝る)
「べつにええねんけどなぁ、星星がくっとんのはなぁ」
「魂」
( 店の前を まち では変わった二人が過ぎて歩く )
「 ……君の気のせいではないのかね? 」
『 クルルクルクル 』
「 まぁ こんな仕事なのだから…気持ちは分かるけれども 」
『 くるくるるクルッ 』
( とり はふるいボウガンを手に持って 白衣はいくつかのノコギリを背負って )
『………魂……………』
(あのふわふわしたやつ?と頭に?を浮かべながら。ふわふわで天ぷらにしたら美味しそうと能天気に考える)
「うん、そう、たましい」
(昔はは生肉とかもくっててんけどなぁ?、と男は笑う)
「…でも、まぁ、これしかくわれへんなってもうたから、」
『魂ってどうやったら取り出せるんだろう……?』
(……とてもブツブツと考え込みながら喋る)
「………」
(物騒なこと考えとるなぁ、と自分を棚に上げ、星星に魂をくわせつつ自分も飯を食べる、が)
「ふぅ、ごちそうさまぁ」
(数分もせず、彼の分の料理が一瞬で消えた、いや、食べたわけだが、)
「ほんじゃ、ぼくまたみせのほうもどるからぁ、ごはんたべたらみことはのんびりしとってなぁ」
(洗いもんは流しにほっとってなぁ、とそのまま部屋を後にし、店に向かう)
「……ん、?」
(店に向かい、外の扉にかけてある札をOPENにひっくり返したとき、知っている人間の匂いと知らない匂いにきがつく)
「……きのうのおきゃくさまぁ、やんなぁ…」
(ちかくにきたのだろうか、街でといいこの店の前といい、何をしに来ているのだろう)
『ご馳走様でした』
(洗い物はほっとくと汚れが取りにくくなるので、と律儀にィアの分まで綺麗に洗い、布巾で水滴をとり元の棚に戻す)
「……んー」
(店の中で品を確認する、いつも買い出しで買うのは、とくに異能が着いているようなものではなく、ただの日用品や専門品だ)
「……ん、きらしとるやん…つくらなあかんなぁ」
(異常性を持つものは、全て店主が作ったものである)
「 ……… ぅーむ 」
( 店の前を右往左往 お手の荷物は紙きれいちまい )
( とり は、いない…探すのを諦めてしまったのだろう )
「 ……… ( しくじった。… 開店時刻程度聞くべきだったな… )」
「…?」
(知っている気配がひとつ…店の前をウロウロ…)
「…あぁ、あのおきゃくさまぁ」
(その気配が誰だったのか気が付き、店の扉を開ける)
「おきゃくさまどないしましたかぁ?」
「 …あぁ、商談と思って聞いてもらいたい事柄があってね… 時間は取れるかね?」
( ぴたり見下ろし やはり覚えやすい見た目の店主を前に、挨拶を忘れてしまった )
「 ……おっ、と… 失礼。… こほん 、おはよう 」
「んふ、おはよぉございますぅ、ええですよぉおはなし、おくにどぉぞ〜」
(挨拶を返すと、扉をさらに開き、奥の客間へと招き入れる)
「 ……何だか君と話しているとニューロンがメルトダウンという物だね 」
( それに続き…鈍い音を立てる )
[ ト'' ]「 ぅ 」
「?はてぇ」
(学はあまりないので少し難しい例えに首を傾げる)
「どないしましたぁ?ぶつけたりでも…?」
(鈍い音に気が付き振り返る)
「 ……何でもない 」
( 少し屈んで奥の間へ入る… )
「?そぉですかぁ」
(本人がいいならいいのだろう、と部屋の奥に座る)
「それでわぁ、ごようけんをおききしますぅ」
( 正座し 一息をつく )
「 ……ふむ、まだ名も聞かない方に任せるような事ではないが…
単刀直入に言えば 私に対してとあるチケットの “ ダフ屋 ” をして欲しい 」
「…だふや、ですかぁ?おきゃくさまのおねがいやったらぁ、そりゃあ、ききますけどぉ」
(そりゃまたどないして?と、首を傾げる)
「 ………ここ、どこ? 」
( 駆け足で路地裏に飛び込んだ一人の少女が息切れをしながら看板の前で立ち止まりこてんと首をかしげる。こんな所あったっけ?なんて記憶を思い出しながらぎゅっと黒いセーラー服の裾を握る。ぐしゃぐしゃになったリボンタイを結び直して此処に入ろうか入らない方がいいが悩みながらおそるおそるドアに触れる )
「!……、おきゃくさまやぁ」
(新しい人の匂いを感じ、ポツリと呟く)
「…ふむ、星星とみことに…あぁ、でもどのみちぼくがおらへんとおねがいきけへんしなぁ」
(顎に袖で隠れた手をあてぶつぶつと考えている)
「 ……っ、 」
( ドアに手を掛けたまま数秒立ち止まったまま、悲痛な表情を浮かべドアから手を放す。何でも屋、復讐代行その他色々と書かれた文字を見つめるものもすっと瑠璃色の瞳を閉じそっとため息をつき、諦めたかのような笑顔を浮かべる。 『 助けて 』なんて誰にも言えるわけもないのに何を頼めばいいというのだろう。 )
「……………」
(ここにたどり着いたのに、扉から手を放した)
「…おむかえしよかねぇ」
(そう、声を零すと同時に、指をパチンと鳴らす、すると店の扉が誰が触るわけでもなく勝手に開く)
ここは何でも屋『雅』
ここにたどり着いた者の願いなら『なんであろうと叶える場所』である
「…おねがいですかぁ?おきゃくさまぁ」
(ペストマスクの下から、にっこりと微笑む口が見えた)
「 ……っ! えっ 」
( 立ち去ろうと再び瞳を閉じ開けた瞬間開いた扉に瑠璃色の瞳を大きく開く。店の光によって照らされた彼女の体には痣や擦り傷がついていた。頬にはまだ切られて新しいであろう傷後が一つ。それに気付いてあわてて頬を抑えて目線を地面に移すも、おねがいと聞かれてその顔をあげる。おねがい、おねがい、何を願えばいいのだろう。そんな事を考えつつも口では言葉を無意識に紡ぎだしていて )
「 ……っ! わたしの、話を……聞いて、欲しい、です! 」
「……もちろんやぁ」
(scullFaceに一礼をして少女の声の方へ向かう)
「とりあえず、ちのにおいがするんやけどぉ、…けがしとる?これのみぃや、なおるからぁ」
(そういって『修復薬』と書かれた小瓶を差し出す)
「 あっ、……ありがとう、ございます… 」
( 差し出された小瓶の中身を飲み、少しずつ治っていく傷に目をみはり。話を聞いてほしいといったものも何を話したらいいのかよく分からず、ころころと小瓶を転がす。もとからそんなに自分の話をするのは得意ではない。ほかの人の話を聞いて相槌を打つ方が得意なのだ。迷惑…だよねなんて思いつつ腕をさする。その行為をしても痛みがないことに少し驚いたように小声でつぶやく )
「 どこも痛くない……、いつぶりだろう 」
「…んふ、」
(ポツリと呟いた少女の声を聞いて、軽く微笑み、その頭に手をのせる)
「ゆっくりかんがえてええよぉ、ぼく、まつのとくいやからぁ、めいわくともちゃうしぃ」
(まるで考えを読み取ったかのように告げ、のせた手で頭を撫でる)
「なんでもやさんにまかせときぃ」
「 …っ、あなたは……私のこと、殴らない、、の? 」
( 頭の上に手を置かれた時体を震わせ目を閉じるも叩く訳でもなく、殴るわけでもない手つきに戸惑いを覚え。ゆっくりでいいと、自分の考えを読み取り頭を撫でてくれるその暖かい感触に思わず泣きそうになるのを堪え震え声で尋ねる。 )
「?なんでぇ?いたいやん」
(微笑みながら首を傾げる、痛いのは嫌だろう、自分だって嫌だ)
「それに、うちにはきみみたいなこぉも、よくくるからねぇ、だいじょぉぶ、みんなおねがいかなえとるから、おきゃくさまのおねがいもちゃあんとかなえるで」
(優しく優しく、恐怖を溶かすように撫でる、ひどくおびえて、それだけ痛かったのだろう)
「だいじょぉぶやで」
「 本当に……いいの?……私みたいな、…出来損ないのお願い、でも? 」
( ぐっと手を血が滲まないように握りしめる。そっと優しく頭を撫でられる慣れない感覚に少しずつ緊張や恐怖は薄れていき。話、どこから話せばいいのどろう。要領の悪い私には分からない。そんな考えだけがぐるぐる周り、口を開くも声にならず。口はよく口にしている言葉を紡ぐ )
「 生きてて、ごめんなさいっ……みんなが思ってるような人になれなくてごめんなさい……迷惑ばかりかけてごめんなさいっ! 」