【東方IF】『始まりの巫女と幻想の郷』

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1:◆3.:2022/01/10(月) 06:10

これは幻想郷が誕生する以前の物語…
何故この幻想郷が生まれたのか…
今に至るまでにどのような因縁や宿命があったのか…
博麗の巫女の真の役割とは…

異なる幻想郷の始まりの物語…



>>2 世界観とハウスルール
>>3 オリキャラのPF

その他雑談、進行相談について
http://ha10.net/test/write.cgi/yy/1640511419/l2

156:霧雨魔咲美◆gI:2022/02/27(日) 08:25

魔咲美「うっさああああぁあまぁぁぁぁああい!!!!!調子に乗るなだと!?連れ去られた側が抵抗するのは当たり前だろーがこのバカ鬼が!!!!!勝手に連れ去って抵抗したら調子に乗るな?こんな身勝手な話があるが!!!!!自分よりも弱い奴相手に優位性を見せつけていびり散らかしてしか己のことを大きく見せれないお前らこそ調子に乗るなごるぁぁあああああああああああっ!!!!!」

(魔咲美はキレ始めた萃香に怯むことなく、酔った勢いでまさしく鬼の形相と呼ぶに相応しい表情で萃香の顔に正面から顔を付けるようにして鬼という存在に関しての不満をぶちまける・・・・・

一方的に自分から仕掛けてきて殴り飛ばされ、それを根に持って自分よりも弱い存在を連れ去って人質を取るという卑怯なことをしてまで勝とうとする鬼の方が身勝手でよっぽど調子に乗っていると言葉攻めする・・・・・

酔った勢いで早口になってはいるものの、人間の立場からすればこれ以上ない正論にも思える)

>>155

157:激昂する鬼王◆3.:2022/03/01(火) 00:26

>>156

大人萃香
「ほう?言うじゃないか人間。
吐いた言葉を引っ込めるんじゃないぞ?」

半ば逆ギレではあるものの、怒りを抑えなれなくなった萃香は魔咲美を拘束する鎖を自分の方に向けて引き寄せ、引き寄せたところに空手となっている左拳によって彼女の体を打ちのめそうとしてみる。

158:霧雨魔咲美◆gI:2022/03/01(火) 04:43

魔咲美「がっ・・・・・!?」

(所詮強がっていてもただの人間の酔っぱらいだからか、相手の拳をまともに腹部へ受けてしまいダメージを負うものの、魔咲美は負けじと睨みつけては「所詮鬼なんてこうやって拳を奮うしか能のない奴らなんだろ?」と、人間から見た鬼という種族のイメージをぶつけ、罵倒する・・・・・)

>>157

159:激昂する鬼王◆3.:2022/03/02(水) 06:54

>>158

大人萃香
「まだ軽口が言えるなんて驚いたな。」

萃香は魔美咲の腹部に一撃を入れて吹き飛ばすと、そのまま鎖を握る右腕に力を込めながら、依然として強気に言葉を返す彼女の威勢に関心するものの、その瞳には何処までも純粋な怒りだけが映っている。



大人萃香
「おい人間。お前に一つ教えておいてやるよ。
妖怪ってのは……理不尽だからこそ妖怪なんだよ!!」

右腕を勢いよく横へ振るうことで鎖で繋がった魔咲美の体を周囲の木々へ叩き付けて更に追い込もうとしていく。

鎖で両腕を拘束された状態ではまともに抵抗も出来ず、技や力も発動することが出来ず、一方的になぶれるだろうと考えている。

160:霧雨魔咲美◆gI:2022/03/02(水) 14:16

ドゴッ・・・・・!

魔咲美「ぐぁっ・・・・・!!!!!」

(木々へ叩き付けられ、あまりの衝撃に段々酔いも覚め始める・・・・・

そして、理不尽だからこそ妖怪なのだという相手の言葉を聞けば「ハハ・・・・・ハハハハ・・・・・クソみたいな理屈だな・・・・・」と、相手の言い分を一蹴し、睨みつける・・・・・

時に人間は、どんな理不尽にも立ち向かう姿勢を見せることがある、それは、人間が妖怪に勝てる部分なのだと魔咲美は思っている・・・・・)

>>159

161:初代巫女◆3.:2022/03/03(木) 04:02

【魔咲美の家】


初代巫女
「あ〜…なんと言うか。
たまたま偶然通りかかっただけだから寄ってみようと思っただけで、別にまた話したいから来た訳じゃないから……って、あれ?」

言葉ではたまたま偶然通りかかっただけだと言っているものの、実際は森を走り回って魔咲美の家を探していたところ、森の中にある唯一の家である彼女の家を見つけ、玄関に入ろうとするものの、そこで異変に気付く。



初代巫女
「……何か嫌な予感がする……まさか………!!!」

荒らされた玄関や、抉じ開けられた戸を見て、何者かに襲撃された事を察すると、直ぐに自分が何度も倒して来た鬼の事を想起し、更にそこから鬼が支配する妖怪の山に魔咲美が捕らえられているのではないかと考え、妖怪の山に向かって走り出す。

162:鬼の四天王◆3.:2022/03/03(木) 04:22

>>160

大人萃香
「……もういい、アイツを誘き出すのに、拐ったと言う事実だけを使い、お前の事は今ここで骸にしてやる。」

勇儀
「アイツがここまでキレたのなんて久し振りだねぇ……どうする?私達で力付くで止めるしかないか?」

華扇
「……大将がいいって言うんだったら私は知らないな。それに……」

覆面の鬼
「下手に手を出したら私達も只では済まないからな……」

大人萃香が魔咲美の事を再び手元へ引き寄せながら、トドメの一撃を繰り出そうと右腕を振り上げたのを見て、他の三鬼達の間にも魔咲美が死亡する事が確定してしまったようなムードになってしまっている……

163:霧雨魔咲美◆gI:2022/03/03(木) 06:20

魔咲美「・・・・・」

(視界が霞み始める・・・・・もう、反論する気力すら残っていないのがわかる・・・・・

恐らく、木に叩きつけられた際に骨が何本か折れているのだろう、最悪の場合内蔵に突き刺さっていることもあり得るが、もうこうなってしまっては反撃なんてできるわけもないと悟り、できればもう一度初代巫女に会いたかったと思いながら、目を閉じて覚悟を決める・・・・・)

>>162

164:鬼の四天王◆3.:2022/03/03(木) 13:19

>>163

大人萃香
「砕け散れ……!!」
《ドゴオォォォォォォォォッ》

萃香が振り上げた拳を魔咲美の頭を打ち砕こうとしたその次の瞬間、山に響き渡るような凄まじい轟音と爆音が鳴り響き、それを聞いた萃香は振り上げた拳を止め、轟音が聞こえて来た方向へ振り返る。



勇儀
「何の音だ……!!?」

華扇
「……コイツか。」

自分達が起こしたものじゃない。
にも関わらず鬼の力に匹敵するような爆音と衝撃が轟いた事に四天王の面々も驚きを隠せずにいる……そうしている間にも爆音と衝撃は向かって来ている。

165:霧雨魔咲美◆gI:2022/03/03(木) 20:21

魔咲美「ぅ・・・・・ぐ・・・・・・」

(迫り来る衝撃音・・・・・意識が朦朧とする中、ガンガンと頭に響く・・・・・

だが、魔咲美にはわかった、このタイミングで鳴り響いたということは鬼達が原因ではないのだとするならば、考えられるのは一つ・・・・・

初代巫女が助けに来てくれたのだ、と・・・・・)

>>164

166:鬼の四天王◆3.:2022/03/04(金) 01:16

《ドゴォッ》
初代巫女
「……魔咲美。……アンタ、これはどういう事か説明してもらえる?」

立ち塞がる数多の鬼や妖怪をまとめて殴り飛ばして萃香達のいる鬼の屋敷の前にまで辿り着いた初代巫女が萃香と瀕死の魔咲美を見て、萃香にどういう事なのかと問いかける。


大人萃香
「どういう事もこういう事も無い、今日をもってお前は私達によって叩き潰されるんだからな!!!」

遂に宿敵である初代巫女が現れた事に高揚し、魔咲美の体を拘束する鎖を握る腕に力を込め、怒鳴るように萃香が言葉をぶつけた次の瞬間、初代巫女の姿が跡形もなく眼前から消え去る。




《バキンッ》
初代巫女
「……おーい、生きてる……よね?」

鬼の四天王
「!!!?」

萃香だけでなく、少し離れた場所から二人を傍観していた三鬼の動体視力をも凌駕した速度で魔咲美の元へ移動し、鋼鉄すらも超えた強度と硬度を誇り、鬼の怪力で叩き付けてもヒビ一つ入らなかった萃香の鎖を何の障害にもならないと言わんばかりの様子で握り潰し、魔咲美を解放する。

圧倒的はスピードに加えて鬼の攻撃にも耐える鎖を難なく破壊したそのパワーから四天王全員が初代巫女を脅威であると判断してしまう。

167:霧雨魔咲美◆gI:2022/03/04(金) 05:03

魔咲美「あ・・・・・あぁ・・・・・なんとか、な・・・・・」

(助け出された魔咲美は、霞む視界に映る初代巫女を見ながら、なんとか生きていると伝える・・・・・

自分でも今こうして生きているのが不思議なくらいだが、人間本当に死をすぐそこに感じた時は、意外と死なないものなのだろうかと思う・・・・・

そして、魔咲美からは強い酒の匂いがすることから、無理矢理飲まされたであろうことが伺える・・・・・)

>>166


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