影虎作品集

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1:影虎◆Vs:2023/07/06(木) 12:20 ID:SnI

ここの板では初になります!!
本格的に近いのをそろそろ書きたくなってきたんで
二次創作書くことに決めました!
感想とかは気軽にどうぞ!ただし、荒らしとか
暴言はお控え下さいっ!!
じゃ、さっそく書きたいと思います!

818:影虎◆Vs hoge:2024/05/22(水) 08:05 ID:UrI

部下1「とりあえず、家の中にいる麻取さんに
メールだ!」
メールの内容「ノブトさん、家の前でウロウロしてるっスよ。あ、今チャイムを鳴らしてます。」

「ピンポ〜ン(麻取の家の、チャイムが鳴る音)」

メールの返信「本当にノブト?今、外に出る。」

「カチャ(ヨシタツが玄関のドアを開ける音)」

ヨシタツ「ノブト・・・?」
カイト「と、父さん。」
ヨシタツ「!その声、その顔!?のっノブトだ!!
ノブトォ〜〜〜〜〜〜!」

中へと、招き入れる事に。
リビングのテーブルと、椅子の所で話し合い。

ヨシタツ「ノブト、けど何で?消えてたの?」
電話もメールも、どうして返信してくれなかったの?」
カイト「・・・・記憶、失くしてた。」
ヨシタツ「えっ!?それって、記憶喪失っ??」
カイト「何も分からなくてなってて、自分が誰なのかも。何処に、住んでたのかも。」

「ガチャ(ヨシタツの玄関が開く音)」

キョウイチ「麻取さんっ、今戻りました!」
ヨシタツ「キョウイチ君、お疲れ。」
キョウイチ「ノブトさんが、戻って来たって話は、本当ですか!?怪しいのは、あの鳥栖家だと思ってたんですが。」
ヨシタツ「あ〜、もう。その件は、いいよ〜。だって、ノブトは戻って来たから。」

カイト(ノブト)が話した、内容はこうだ。
いきなり、記憶が失くなっていて。(レイカと同棲してる家にて。)

カイト「あれ、俺誰だっけ?ここ、どこだっ!?他人の
家っ?俺の家じゃないなら、他人の?やばいっ!早くここから、出ないとっ!
よくよく、見たら女住んでそうな部屋じゃねーか!?とりあえず、外に出っ・・・!(いや、待てよ?俺がここの住人じゃねーなら、そのまま表から出るのは、マズイか。窓からだ!)」

彼は、窓から外に出る。
見張っていたキョウイチからは、その窓は見えない場所にある。
外に出たノブトは、しばらく歩いてると、携帯と財布に気づく。

カイト「はっ!あれ?俺、携帯持ってる?だけど、誰のだ?まさかっ!?さっきの部屋の女の?俺が盗んだみてーじゃん!やべっ!警察に捕まる!?」

身に覚えが無かった為、他人のだと思い込み、川に捨てた。

カイト「捕まんのだけは、勘弁だぜ〜。」

「ドボン(携帯を、川に投げ捨てる音)」

その時に、財布から現金だけを抜き取って、財布だけ川に捨てた。

カイト「もしかして、俺・・・他人の女の部屋に、盗み目的で入ってたのかー?マジでヤベ〜所だった。」

どこが、家なのか?分からないまま、彷徨いながら
ホームレス状態。
財布から、抜き取った金で、空腹を満たす。
それから、五日目。
少し、記憶が戻る。

819:影虎◆Vs hoge:2024/05/23(木) 07:48 ID:UrI

カイト「思い出したっ!俺は、麻取ノブトだ!!
で、後・・・父さんは、ヨシタツだ!顔も分かる。
住所も、思い出した!よし、記憶頼りに行ってみるか。」

回想終了。

カイト「それで、ウロウロしつつも、戻って来たんだ。」
キョウイチ「って事は、ノブトさん?もしかして、レイカの件も、忘れてます?」
カイト「!れ、レイカ?誰だ、その女・・・。」
キョウイチ「・・・覚えてませんか。(レイカの件を、覚えていないなら、計画は、台無し。レイカから、金取る件も潰れた。)」
カイト「てか、あんたらがまず、誰だよっ!?」
キョウイチ「覚えてないんでしたねー。ノブトさん?
初めまして、キョウイチです。
麻取さん、ノブトさんを病院で診てもらった方がいいんじゃないでしょうか?」
カイト「!何でっ!?別にどこも痛い訳じゃねーし!
ホームレス生活で、疲れてるし!?それに、行った所で記憶は、戻る訳じゃねーんだろ!?」
キョウイチ「確かにそーですが、どこか悪くしてないかだけでも・・・。」
カイト「しつけ〜な!?誰とも会いたくねーし!外に出たくねーんだよ!?一人にしてくれっ!?」
ヨシタツ「キョウイチ君、他の皆?もう、今日は帰っていいよ。ノブトには、無理して欲しくない。」
キョウイチ「分かりました。早く、ノブトさんの記憶・・・戻るといいですね。」

ヨシタツの家から出たキョウイチは、自身の車に戻る。

キョウイチ(ただ、あの鳥栖家の奴ら、特に親2人は
怪しかった。何かを隠している。ノブトさんが記憶喪失になったのは、あのテツオって奴のせいじゃあ?
あの日、2人は会って喧嘩になり、ノブトさんは、壁に頭を打ちつけ、そのせいで記憶喪失になったんじゃないか?それを、アイツらは隠したくてーーーー?
っと言っても、戻って来た以上、深く首は突っ込めない。鳥栖家からは、離れるか・・・。)

その頃、鳥栖家はーーーー。

テツオ「ついに、ついに!キョウイチからね、ノブトが見つかったから、もういいってメールきたよ〜〜〜〜!!」
歌仙「やったじゃない!?テツオさん!」
レイカ「やったね〜パパ!!カイト君が、上手く演じてくれてるんだね?ちゃんと、お金は振り込んで置いてねー!?」
テツオ「大丈夫だよ!レイカ、ちゃんと振り込みしといたからっ!」

鳥栖家は、ノブト殺しの疑いから、開放されて幸せムードに!盗聴される心配も無くなり、嬉しそうだ。

820:影虎◆Vs hoge:2024/05/23(木) 17:07 ID:UrI

その頃、ノブトのフリをしているカイトは。
現在、ノブトの部屋にて。

カイト「ここが、ノブトの部屋か。初めて入った。」

カイトは、レイカからの情報で体に、タトゥーで彫った
ホクロも、本人と同じ位置にしてある。

カイト「よし、ノブトさんの好みのパンツとか、この部屋で知ろう!服の好みも、何から何まで同じに。ノブトにもっと、近づくんだ!」

しかし、その夜。(ここから、BL注意)

ヨシタツ「ノブトぉ〜〜〜〜?こっちへ来なさ〜い。」
カイト「何だ?もう、寝る時間なのに。(部屋に呼ぶとか、何かあんのか?でも、行かないのもあれか。)」

ヨシタツのいる寝室にやって来た、カイト。

ヨシタツ「こっちこっち!布団に入りなさ〜い。」
カイト「(何で?布団に?)」

そこで、カイトがされたのは衝撃な行為だった。

カイト「(はっ?こんな事、俺の父親だってしなかった!ここの家では、それが普通なのかよ!?聞いてないよー!)」
ヨシタツ「ノブトぉ〜〜〜〜〜!」

「ギシギシ(ベッドが軋む音)」

行為終わり後。
カイトは、反発した。

カイト「父さんっ!?俺、もうい〜大人だぜ!?そーいう事、しなくていいからっ!」
ヨシタツ「何言ってるの〜?ノブト。親にとっては、いつまでも子は、子だよ〜?親が子供に教えるのは、義務だから!父さんは、悪い事してないよ?ん?」
カイト(え?自分が悪い事したって、自覚もねーのか?んなら、伝わらねーじゃん!)

次の朝。

カイト(ここの家の親、異常者じゃねーか!?そういえば、そーいう人程、自分のおかしな面に、気づかないって言うよな。こんな、父親と住んでて、本人はおかしくならなかったんだろうか?それか、麻痺してて普通って思ってたのか?)
ヨシタツ「ノブト〜?ノブト〜?朝ご飯だよ〜?」

「コンコン(ノブトの部屋のドアを、ヨシタツがノックする音)」

カイト「いや!一人で食べるからいい〜〜〜!」
ヨシタツ「朝ご飯くらい、2人で食べよぉ〜、ノブト〜?」
カイト(ノブトの父親って、ほぼウゼェ〜!)

リビングへとやって来て、テーブルの近くの椅子に
腰掛ける、カイト。
もう、朝食の準備はバッチリ。

ヨシタツ「ほらほら?ノブトの好きなの、用意したよー?」
カイト「(す、好きなの・・・?)」

821:影虎◆Vs hoge:2024/05/25(土) 08:05 ID:UrI

ヨシタツ「あれ・・・?どうしたの、何だか嬉しそうじゃないね。」
カイト「覚えてる記憶情報で、好きなもんとか忘れてんだよ。ほら、記憶が一部しか、戻ってねーから。
けど、俺の為にわざわざ、ありがと!気持ちは、嬉しいよ。父さん。(これで、ノブトの好みも覚えれる。逆にラッキーか?)」
ヨシタツ「じゃ、ノブト!父さん、仕事してくるから!?家でのんびりしてるんだよー?」
カイト「分かった、いってらっしゃい。父さん!」

「バタン(ヨシタツが家から、出て行く音)」

カイト(はぁ〜、やっと一人になれた。でも、ん?
窓の外!?車が待機してる!人乗ってるし。家の前には、見張りいんのかよ!マジでうぜぇ〜!?下手にどっか行こうもんなら、バレるか。)

その間、色んな部屋をグルグルと回って、カイトは調べていた。アルバムを、ヨシタツの部屋にて、見つける。

カイト(これか!?ふ〜ん、母はこんな人か。でも、何で?今はいないんだ??別れたのか?
別れた原因って、何なんだろう?ここの家族ーーーー。)

ヨシタツと、夜ご飯をしてる時に、聞いてみた。

カイト「どうして、母親っていないんだ?」
ヨシタツ「出てった。」
カイト「何で・・・?」
ヨシタツ「ノブトとの仲に嫉妬して?息子が出来てから、ノブトしか可愛がらなかったからね!」
カイト「えっ?」
ヨシタツ「不器用な人間だから、両方愛するとか
出来ないタチでね。」
カイト「!?」
ヨシタツ「それこそ、夜のノブトとの営みを、妻は知っていた。女としての立場すら奪われたと思って出て行ったよ!」
カイト(!普通〜、そんな家庭ねーだろ!?やっぱ、この父親が異常だよな。もしかして、初めから同性愛者?)
ヨシタツ「ノブトは、離れていかないよね〜?」
カイト「・・・あぁ。」
ヨシタツ「良かったぁー!ノブトまで、失ってしまったら、何も無くなるんだぁ〜。ノブトさえ、いてくれれば幸せだぁ〜!」

次の日も、カイトはヨシタツの部屋を調べる。

カイト(おっ!?ムービー出てきたっ!もしかして、これに生きてるノブトさんが?)

ムービーを、作動してみると。

カイト(やっぱり、ノブトさんだっ!?でも、何かこれ、映ってるの、ノブトさんばっか!?)
 
それだけ、ヨシタツがノブトばかりに、関心を寄せていたかが分かる。

カイト「ん?(このムービーも、ノブトさんのか?)」

カイトは、色んなのをチェックしてみるが、その中には
もっと、ショッキングなものまであった。
そこには、ノブトとの営みすら、映っていた。

カイト「!営みのやり方を、小学生のノブトに教えてんのか!?やべーよ、これ!相手、小学生だぜ!?何なんだよ!この父親!?さすがにもう、観るのは止めよう!」

ムービーから、得た情報で更に、カイトはノブトに、似せる。

822:影虎◆Vs hoge:2024/05/27(月) 14:46 ID:UrI

カイト「少し、記憶・・・思い出した。飼ってた犬いたよな?」
ヨシタツ「あー!思い出したんだねー?ノブト!?
そーだよ!犬プレゼントしたんだ!ノブトには、友達が出来なかったから。」
カイト「え?何で友達出来なかったんだ?」
ヨシタツ「ノブトだけが、ありのままの子供だったから。それ以外のクラスメイトの奴らは、ルールで躾けられた子供達だった。ノブトだけが、違うって理由でアイツらは、イジメてきたんだ!家族なら、ありのままのノブトを愛せるのに!?クラスメイトの奴らは!?愛せないからって理由だけで、ノブトを虐める野蛮な奴らだ!!気にしなくていいんだっノブト?」
カイト「!」
ヨシタツ「ノブトだけが、ありのままだっただけで、
悪い事なんてしていない!受け入れられない奴らが悪いっ!」
カイト(何言ってんだ?この父さん。自分の異常に気づけてない。色んな親子の形があるんだろうけど、俺には理解不能だ。)
ヨシタツ「ありのままのノブトには、『価値』かあるんだよ〜?周りの奴らは、そんな『価値』の無い自分を、認めたくないだけだよ!」

それから、1年の月日が過ぎた。

ヨシタツ「ノブトぉ〜?そろそろ、どぅ〜?外に出る気はない?父さん、ノブトの事は、愛してるけど。
さすがに死んだら、ずっとは、守ってあげられない。
父さんいなくても、ノブトには、仕事して生きれる様でいて欲しい。」
カイト「!」
ヨシタツ「大丈夫だよ!?ちゃんと、ちょっとずつ教えるから。父さんのそばにいて、覚えていけばいいんだ!」
カイト「わ、分かった。」
ヨシタツ「キョウイチ君にも、頼んでノブトの出来ない事は、カバーさせる様に言うからね!」
カイト「あっ!そーいえば、父さん?護衛用の銃って、俺も、持って置きたいをんだ。」
ヨシタツ「ん?」
カイト「やっぱ〜、万が一・・・命を狙われないとも、限らないし。俺、殺されんのごめんだ。」
ヨシタツ「大丈夫!その為に、ノブトのそばに常に、待機組を、スタンバイさせてるから!」
カイト「いや、そ〜いうんじゃなくて!!気持ち的に、銃が手元にあった方が、安心感あんだろ?」
ヨシタツ「あーーーー、そう。分かった。ノブト用の銃、持たせて置くから!後で、用意して渡して置く。」

次の日。場所を移して、アジトにて。

ヨシタツ「キョウイチ君。君が、ノブトのそばで教えてあげて。仕事のやり方を。」
キョウイチ「分かりました。ノブトさん、よろしく、これから。」
カイト「おぅ。」
キョウイチ「そーいえば、ヨシタツさんから、頼まれてた銃です!ノブトさん、どうぞ。」
カイト「ありがと・・・。(この銃があれば、バレた時にそん時に・・・!!)」

823:影虎◆Vs hoge:2024/05/28(火) 07:55 ID:UrI

カイト(父さんは、電話で何してるんだ?詐欺の話?)
キョウイチ「ヨシタツさんの仕事ぶり、いいものです。ノブトさんは、どれから出来そうか。覚えてしまえば、簡単ですよーーー?」

今日は、仕事を少し覚えて終わり、ヨシタツの自宅にて。

カイト「父さん、風呂入ってくる。」
ヨシタツ「あぁ!」

ノブト(カイト)が風呂に入ってる間、ヨシタツはーーーーー・・・。

ヨシタツ(そーいえば、ノブト引きこもってて、部屋の掃除していないなぁ〜?よし、片付けるの手伝おう!)

部屋に入って、掃除をしているとーーーー。

ヨシタツ「ん?何だ、これは?」

引き出しを開ける。
その中にはーーーーー。

ヨシタツ(これは、身分証!?名前、カイト?え?
これって!!?)

カイトは、風呂からあがる。

カイト(ふぅ〜〜〜、やっぱり、銃があるってだけで、心的に安心だなぁ〜。何か、襲われてもこれさえ、あれば・・・・・。)

カイトが、風呂場から、出ると廊下には、ヨシタツが
立っていた。

カイト「あれ・・・?父さん。どうしたの?そんな所で、立ち止まってーーー・・・。」
ヨシタツ「・・・・。君、ノブトじゃないの?」
カイト「えーーーー?」
ヨシタツ「カイト君。何で、ノブトに成りすましてるの?」
カイト「(ば、バレたぁーーーー!?こ、こ〜なったら!?)」

「スッパァ〜ン(カイトが銃を取り出し、ヨシタツに向けて発泡した音)」

ヨシタツ「の・・・ブと・・・・。」

「パタ(撃たれたヨシタツが、床に倒れる音)」

カイト「ごめんっ!麻取さんっ!?貴方に罪は、無いけど俺ーーー今、バレる訳にはいかないんだっ!ごめんっ!!(どうしようっ!?こんな早くっバレる訳無いって、思ってたけど、バレたっ!)ひ、ひとまずー、外に出て逃げよう!?」

「ダッ(カイトが、ヨシタツの家から、外へ出て走り去る音)」

外には、待機組の部下達。

部下1「あれーー?あれ、ノブトさんっスね。何処に出かけるんだ?麻取さんと、メール繋がんないっス。中入ってみるかー。発砲音したよ〜な?」
部下2「!?ま、麻取さん!?死んでる!まさか、ノブトさんに殺された!?」
部下1「おい、どうする?このまま、ノブトさんを警察に調べられたら、警察に俺らの捜査までされる羽目になる。」

ヤバいと思って、彼らは麻取さんの死体を
運ぶと、車に乗せて山へ行き、地面に埋めて、事件にしない様にする。

824:影虎◆Vs hoge:2024/05/29(水) 07:56 ID:UrI

それから、2日後。
アジトにて。

「カチャ(カイトが、アジトのドアを開ける音)」

部下1「ノブトさんっ!?戻って来たんスか?」
部下2「何で、父さんであるヨシタツさんをっ!?」
カイト「ちっ違うんだっーーーー!大変な事になっちまったーーー!」
部下1&部下2「!?」

カイトが皆にした話は、こうだ。

また、記憶喪失になってしまった。

カイト「ど、どこだっ!?ここ!」
ヨシタツ「ノブト・・・?」
カイト「誰だよっ!」
ヨシタツ「また、記憶失くしちゃったのー?君は、ノブトで、こっちは父さんだよ。落ち着いて・・・。」
カイト「そんな記憶ねー!嘘つくなよっ!?まさか、俺を監禁してる!?」
ヨシタツ「何言って!?」

「がしっ(ヨシタツが、暴れるカイトの肩をつかむ音)」

カイト「外に出るーっ!外にーっ!?」
ヨシタツ「待ちなさいって!」
カイト「離せ〜〜〜っ!!」

暴れながらも、銃を所持していると気づいたカイトは。

ヨシタツ「のっ、ノブトっ!?や、やめて・・・の・・ぶと・・・。」
カイト「俺は、ノブトじゃない・・・!そんな、名前の記憶なんてねー!」

「パァ・・・ン!!」

回想終了。

キョウイチ「では、ノブトさん本人としては、殺したかった訳では、無いと・・・?」
カイト「後から・・・記憶戻って、怖くなって逃げた。
けど、やっぱり、皆には真相を話して置かないとって思ってーーーー!
父さんの事っっ、ショックで訳分かんなくてっ!どうしたらっいいのかも!?
なぁ・・・?俺やっぱり、自首しようかなぁ?
警察に。」
キョウイチ「ノブトさん、殺したくて殺した訳じゃ無いなら、自首すればヨシタツさんが、悲しみます!
それは、止めて下さい!代わりにヨシタツさんのいた
ポジションを貴方がやるべきだ。
それが責任と言うものでしょう。いなくなった分の穴埋めは、貴方が果たして下さい!」
カイト「わ、分かった。組織の為に頑張るよ。(俺としては、ノブトに成りすますより、刑務所にいる方が安心なのになぁーーー?)」

それから、半年経ち、ノブトは組のトップになっていた。

キョウイチ「ノブトさん、新しく仲間が、入って来ましたよ?」
カイト「ん?誰だ?」
しずく「しずくです!」
カイト「!(えっコイツってーーー!?俺の高校の時の仲いい〜、しずくじゃんか!?知り合いキターーーー!)」
しずく「貴方が、リーダーのノブトさん?あれ、何か・・オレの友人に、顔が似てる様な・・・?」
カイト「あっ?誰が似てるって?俺は、ノブトだ!」
しずく「あ!すいませっ・・・声とか、髪の色は
違うんで、気にしないで下さい!!」
キョウイチ「?」

825:影虎◆Vs hoge:2024/05/29(水) 14:34 ID:UrI

次の日。

カイトの母親の住んでいる家の前に、しずくの姿があった。

しずく(カイト、そーいえば元気にしてるかなぁ〜?久々に家に来た。)

「ピンポーン(しずくが、家のチャイムを鳴らす音)」

しずく「あれ?カイトの母さん?久しぶりです、しずくです。」
カイト母「あ、カイトと仲の良かった?」
しずく「久しぶりに、カイトに会いたいなって。」
カイト母「カイトは、いません・・・・。」
しずく「え?」
カイト母「正しくは、理由あってもう、帰って来ません。」
しずく「どうして?」
カイト母「理由は、言えないの。ごめんね。」
しずく「わ、分かり・・・ました。(久しぶりに顔見たかったな。カイトーーーー。今、どこにいるんだろう?
会えないのかな、もう?)」

その頃、カイトはキョウイチと、二人っきり。

キョウイチ「ノブトさんーーーー・・・、新入りのしずくとメールで、連絡が繋がりません。組のルールとしては、いつ、誰と会うか?何処に行くか?伝える掟があります。しずくに、伝えた方がいいですよ。」

しずくが戻って来た。

カイト「しずく?ちょっと、今日の夜、飲みに行こうぜ?一緒に。俺の奢りだ。」
しずく「ノブトさん?ありがとうございます。」
カイト「あ、キョウイチは、来なくていいぜ?2人で話したい。」
キョウイチ「分かりました。」

ファミレスにて。

カイト「なぁー?しずく、お前今日、何処に行ってた?
もうちょっと、組に入ってるって自覚しろよ?
どこ行くなら、「◯◯に行きます。」誰と会うなら、「◯◯に会います。」って、メールぐらいよこせ。
もう、お前一人の問題じゃなく、チームの問題なんだぜ?」
しずく「はっ、はい!すみません!今度からは、そーします。」
カイト「で?今日って、どこ行ってたんだよ?一応、リーダーとして、知った置きたい。」
しずく「・・・久しぶりに、高校の友人の家に。けど、母親は出たけど、本人はいないって。」
カイト「(え?)ま、まさかそれって、俺に似てるって言ってた奴の所!?」
しずく「はいっ。でも、何故いないのかは、話してくれませんでした。」
カイト「あのな!もう、フツーの奴らと関わるなっ!?
俺らの組に関わってる以上、俺らだけと交流するんだよ。そもそも、ルールに従えねーなら、こんな組にいない方がいーぜ?他の所に行っちまえ!何でここに来たんだ!?」
しずく「・・・とある、友人に借金を、背負わされちゃって。そんな、大金返せない。こーいう、悪い世界に足を踏み入れたら、その方がすぐに、大金も返せるかな?って思って。今の俺には、居場所なんて無い。」
カイト「(しずくーーーー。)そ、そーいう事か。
なら、しんどいな?これから、力を合わせて、頑張って行こうーぜ?」


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