小説の続き!
〜恋の悪魔は知っている〜
「えーとだな、今回は………。」
…なんか長くない?
「焦らすな早くいえ!」
あーあ、上杉くん怒っちゃった。
「いいじゃないか…」
「で、どこにいくの?」
お、翼が話を変えてくれた。
たぶん、喧嘩が始まると思って止めてくれたんだ。
「あ、そうだったな。今回行く場所は教会だ。」
「「「「「えええええええええっっっ!!」」」」」
「な、なんで教会なの?」
教会ってあそこには悪魔を保護しているところもあるし
知り合いがいるんだから。
「実はな、悪魔を見せてもらえることになったんだ。」
「「「「「は!?」」」」」
何考えているの?…バカ武ったら。
「いくら何でも危ないよ。」
小塚君が心配しながら言った。
「大丈夫だ。見える奴は見えるが見えないやつには影響がない。」
え…。私…。ど、どうしよう!
「とりあえず、今日行くぞ。賛成も反対もねえからな。
リーダーの命令だ。」
「はーい。」
ー数分後ー
「あの屋敷にいく!」
ゲッ!!
ゆ、幽霊がうじゃうじゃいる。
「さ、はいるぞ。」
「ひえぇ〜(涙)」
カツカツカツ。
ヒールの音がする。
「ようこそ、神聖なる教会へ。」
「こんにちは、シスター。悪魔を見たいんですけど今いいですか?」
こらっ。そう簡単に見せてもらえるはずが…。
「いいですよ。若武君…でしたよね。」
「はい!」
あはははは……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これ本当に入ってるんですか?」
私には、狼に角みたいなものがはえているようにしか見えない。
「この悪魔には名前がないんです。」
「え!?」
思わず声にだしてしまった。
だって、金色の毛に紫の瞳。一本のクリーム色の角。
こんなにきれいなのに名前がついていないなんて。
「アーヤ?」
「…ん?な、なに?」
「そろそろ、召喚するところを見に行こうだって。」
「あ、うん。」
もうちょっとみたかったけど、小塚君たちについていった。
バイバイっという代わりに目でまたねっといった。
そうした後、一瞬目が合った気がした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これが召喚紙。」
といい、渡されたのがなんかの線が書かれている紙。
「この召喚紙は、本物だからしょうかんできるよ。とはいっても、
低級の悪魔だから安心して。」
ポフッ!
「え!?」
「まあ、彩ちゃん。すごいじゃない。」
「な、アーヤ。…どうやったんだ?」
「わからない。…ただ、この紙を見ていたらこの子が出てきた。」
びっくりした。
「彩ちゃんは才能があるかもしれないね。」
いや、この才能はちょっと危険だもん。
私は怖くて使いたくないな。
「アーヤ、何か悩み事?」
本当の事を話そうか、考えていたの。なんて言えないし…。
「あのね、実は……」
迷った末まだいわないことにする。
「やっぱ、何でもないよ。」
「そう?ならいいんだけど、何かあったときは相談してね。」
小塚君、やさしいなぁ〜。
「ねえ君。」
え!?どこから?
「君の手元にいるよ。」
え!?
みると、さっき召喚紙から召喚された、悪魔だった。
〜またまた、次回予告〜
おいら、○○○っていうんだ。
恋の悪魔?
若武たちどうしたの?
アーヤの召喚した悪魔は一体?
恋と悪魔は知っているを
書いたものをまとめた。
第一話 二>>803
三>>814
四>>816
五>>821
六>>846
七>>876
八>>878