「ふぁぁぁ〜」
大きなあくびをしてから、机に突っ伏す
今日は、よく晴れた日
青く澄んだ空と太陽が眩しく
白い雲も今日の空色にはよーく合っている
でも、それを喜べないのは私が捻くれているからだろうか
響き渡る大きな声や、ボールの弾む音
とても楽しそうだ
それらを耳に聞き流しながら、私はため息をつく
別に、疲れている訳じゃない
ただ、つまんないだけ
そう、つまらないのだ
「………」
単純すぎるクラスメイトたち
贔屓する先生
成績優秀な私は贔屓される側だけど
それを恨みにネチネチ悪口言うのはやめてほしい
w力もしてないくせに
それに第一、私が贔屓されたくてされているわけではない
まぁ、そんでもって私はいつも一人
「可哀想」なんて言う人もいるけど
私はいいと思っているんだ
なんせ、口出しする人はいないし
……でも、楽しくない
こんな変わりのない退屈な日々、早く終わってしまえばいいのに
なーんて思いも口には出さず
私はまた、ため息をつく
それは、ある昼休みのこと
1人の男子の絶叫から始まった
「Gだぁぁぁ!
Gがでたぞぉぉぉぉ!」
劈くような叫び声とGという謎なアルファベットの意味を理解すべく、教室がシーンと静かになる
………あ、はいなるほど
意味を理解するまで3秒もかからなかった
私がゆっくりと立ち上がろうとしている間に、みんながみんな、男子のいる方へ向かっていた
……廊下は走っちゃダメなんだよ
「き、きめぇ……」
そこは、w年の水飲み場だった
何もいないのでは、と思いつつもしばらく見ていると、下水管から黒くも、紫色に暗光りする物体が…
しかもその物体……否、生物、カサカサ音を立てんばかりに動いている
間違いない
ゴキ…じゃないGだ!
「ふぇえ……気持ち悪ぃょぉ……」
明らかにキャラ作り、お疲れ様と言いたくなるほどに可愛らしい()きゃんでぃボイスが聞こえてきた
振り向くと、そこには頭にピンクのリボンカチューシャをつけた女子
梨郷寺 有栖川(りごうでら ありす)がいた
男子からの人気はNo. 1!な彼女
そも証拠に、涙目になる梨郷寺さんの周りにわらわらと、それこそGのように男子たちが集まってくる
「ふぇ?へ、平気だよっ!」
うむ。いつも通りの素晴らしいぶりっ子っぷりだな
心の中で賞賛の声を上げつつも、私は黙って動くGを見つめた
と、その時
「あ、危ない!!」
「!」
気付いた時には遅かった
目にも留まらぬ速さで、急にGが飛びかかってきたのだ
しかも、私の目前!
なんで危ないのかはわからないが……
(精神的な面で)は、非常に危ないと思う
「……」
とりあえず、避けてみた
すると、Gは真っ直ぐに私の後ろへ……
すなわち、梨郷寺さんのもとへ………
「きゃぁぁぁ!」という高い悲鳴を聞きながら………
そして、男子たちの真っ白な瞳をみた今、
私は思う
「あ、(社会的に)終わったな……」
と
そして……
「あんたさ……調子乗ってんの?
あれ、確実にあんたが悪いでしょ
あーゆーの、言い訳とか屁理屈っていうの」
キタ───!
さっすが私!
予想もよく当たる!
やっぱり梨郷寺は裏があったな
その証拠は……今、私の目の前にいる方の梨郷寺
いつもの明るいぶりっ子じゃなくて、暗くて冷たい瞳・口調
そしてなぜか説教タイム
周りにいる、私を取り囲む女の子たちは、多分梨郷寺に脅されでもしたんだろう
表情がこわばっている
「ちょっと聞いてんの!」
「!」
ドンっ
と音がして
「突き飛ばされた」
そう実感した頃には、私の腰が思い切り後ろの机に当たっていた
「いってぇ……」
「あははっ♪ウケる」
「いい気味」とでも言うかのように笑う梨郷寺
取り巻きの女子たちも、恐る恐る、従うように引きつった笑い声をあげる
一方、私は痛めていた腰をさらに傷つけられ…
嘲笑われ……
イライラMAw!!
私は拳を固めて……
……となるべきなのだが、あいにく暴力で力の差を見せつけるといったことはしたくない
ここは、しばらく様子見だね
「ほら、あんたたち」
座り込む私を見下し、周りの取り巻きに合図をする梨郷寺
私の近くに寄ってくる女子たち
そして……
「……」
今、絶賛見下され中なんだけど……
ーーー
おーっと梨郷寺選手の鼻毛が!鼻毛が見えております!
常日頃から熱心にメイクをし、「どの角度から見てもざ☆びゅーちー」だった彼女!
が、ここから見てしまえば全て水の泡!
毎日のメイク研究が、たった今!……無となってしまいました!
これは悔しい!
この悔しさをバネに頑張ってほし……
ーーー
とか考えていたら蹴られた
ひでぇ
……これはさすがにないでしょう
「……梨郷寺さんあなた、黙っていれば……」
スッと私は立ち上がって……
「がっ!!」
「……あ」
忘れてた……
私は、さっきまで梨郷寺さんのすぐ下にいた
それが、私が急に立ち上がったから……
顎に頭突き……してもうた………
にっきー×紺音シキの小説です♫
ズバリ!ジャンルはw恋愛』ということですよ〜♡
アドバイス・感想などはオールカモンヾ(´・ω・;)=C<−ω-;)ノシ
荒らしや暴言は固く禁じます。
にっきーとあたし以外は書かないでくださいね……!
>>2 登場人物紹介
では、start★
*夏芽 波乃*(カガ ハノ) ♀
【年齢】 高校2年生
【性格】 平凡を好む無気力系女子
【容姿】 平均身長で、茶髪ミディアムwア
【備考】 主人公
運動は苦手だが、家事などは完璧
無自覚美少女
*三島 希音*(ミシマ キオン) ♀
【年齢】 高校2年生
【性格】 心優しく友達思い
【容姿】 身長のわりには細身。黒髪ポニーテール
【備考】 主人公の幼馴染であり、親友
勉強はできるが二次元ヲタク
だれもが認める美人
*巳守 陽*(ミカミ ヨウ) ♂
【年齢】 高校2年生
【性格】 元気で活発
【容姿】 男子の中では中くらい。色素の薄い肩くらいの髪
【備考】 主人公の幼馴染
イケメンだが、同じく無自覚
スポーツしかとりえがない
※一応、w主な』登場人物です。これからさらに登場人物は増えていきます※
窓辺の席でついた溜息は、吹きこんでくる柔らかい風がさらって行ってしまった。
私は騒がしい教室の空気から逃れたくて、ふらりと席から立ち上がった。うるさいのは嫌いだ。
私はうるさい、非日常、非現実が大嫌い。平凡が一番だ。なのに、どうしてこうも騒がしいんだろう。
と、イライラを募らせていると、肩に誰かの手が置かれたと同時に、明るい声がした。
「おぉ、今日の不機嫌さは絶好調だな、波乃!」
「……うるさい。つか、離して」
朝からキラッキラな爽やかオーラを放ちながら、私をそうからかってくるのは巳守 陽。
よく言えば幼馴染、悪く言えば腐れ縁のイケメン野郎。無自覚なところがより一w腹立つけど。
まぁ、苛立ちなんて無駄な事を考えるのはやめにしよう。それより、気になったことを聞いてみることにする。
「巳守、キーは?」
「今日も置いてきた! あいつ準備遅いんだよ。毎回言ってるだろ?」
「ふーん……」
まぁ、私には関係ない。余計な事を考えるのは面倒なだけだ。
そのまま図書室に向かおうと巳守を押しのけると、巳守は不満そうにこっちを見た。
「なんだよー、愛想悪い奴―」
「それを一番理解してるのは巳守でしょ」
「まぁ、そうだけー……」
「お、おはよう波乃、陽!」
会話に割り込んできたのは、さきほど言っていた「キー」だ。
キーこと三島希音は、よほど急いできたのだろう、息切れをしている。
「おはよう」
「おー、希音おつー」
「おつーじゃないよ! なんで置いていくの!」
「希音が遅いからだろ〜?」
「うっ……。ごめんなさい」
何度見ただろう、キーが巳守に謝っているところ。今思えば、毎朝繰り返されているような気がする。
……まぁ、これも私の平凡な日常の中の一つなんだけどね。
幸せって__......何?
簡単なコトだよ。
貴方は自分が不幸だと思ってる?
それは凄く馬鹿な考え。
貴方は凄く幸せなコトに気づいていない馬鹿。
生きて、喋れて、歩けて......最高じゃん。
勉強だって、運動だって出来るんだ。
じゃあ、これで満足?__違うよね。
「ねぇ、きーちゃん」
黒田璢憂(Kurodaru)が私、に話かけてきた。
いつも自分の都合の良いときにしか話しかけない。
きっと、また・・・・・
「何?」
「もぉ、勉強ヤダよぉ〜」
何が言いたいんだ、と言いたくなったが堪える
確かにるぅは勉強は私より出来ない。
・・・・・・私も出来る方ではないが。
私は笑顔を作る。
欺くしかない。じゃなきゃまた面倒だ。
「そうだね・・・・、w校嫌だは。」
「ね〜、親もウゼェし」
親の有り難さが分からない、哀しいヒト。
なんて、哀れ何だろう。
私は出来れば親の悪口は言いたくない。
・・・・何故、こんなに面倒なヤツの機嫌を
とらなければいけないのか。
自分でも分からなかった。
わけわかめやな
昔のレスwww
コメントはお控え下さい
4: 匿名さん:2013/08/28(水) 13:32 ID:uv6 「もう!ななせったら!ちこくするよ!」
「まってよ!春」
幼なじみの春とは、いつもこんなかんじだ
春が私を迎えにいくのが
当たり前なのです!
「ちょっと!話聞いてる?」
チャリで、さかをおりてるとちゅう
に春が、おこりごえでいってきた
「あっごめん」とあやまると
同時にさかをおりた。
さかをおりて、右を曲がったら、
私たちがかようイチゴw園が
まっています!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ごめん・・
ゆうき
本当にごめん
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メールは市雄送っといたけど
代ジョブかなていうか
ゆうきがそんなこというなんておもわなかった
入部したてのころは
「コンクール全国大会いこうね」とか
wファイト^^」とか
ゆうきがいつも
ゆうきずけしてしてくれたゆうき
ゆうきが
部活いきたがらないなんて
あんなはりきってた
ゆうきがね
私は
涙を
こぼしながら
コンクールに行った時
の写真をみつめる
「ゆうきいいかおしてんな」
明日・・・ゆうきの家に
行って、謝ってみよう・・・
きっと、きっと
許してくれるよね
きっと
皆さんきてください!
駄作ですが、よろしくお願いします!
3: iwasawa:2013/06/12(水) 18:26 ID:h1o 中w生になったばかりの私は、まだ子供をつくれない。
理由は明確だ。
西暦3000年現在、日本にこんな法律がある。
−二十歳未満の女性は、結婚、妊娠してはならない。
そしてその法律をやぶると、キツい刑罰が待っている。
「二十歳まで、待つから。俺」
パートナーはそう言ってくれるけど、やっぱり気持ちが薄れない前に…。
パートナーの名前は小田恭平さん。
年齢は同級生だから、中一の十二歳だ。でも、男性は小w生でも結婚できる。
「恭平さん、ちょっとお話があるの。」
私は腕時計のようなものに話しかけた。
実はこれ、携帯電話。
「ん?」
「…子供、作りたいの。」