A - 小説掲示板

1: 猫又◆Pw：2016/09/13(火) 21:14

　初めましての人は初めまして�A猫又と申します。
気ままに作品作ってる暇人ですｗ

　さて突然ですが�A今回ここでやってみたい企画がありまして……。
それが『ノベルゲーム風小説』……です！

　簡単に言うと�Aノベルゲームのように物語が進むたびに選択肢を出して。
読者様にそれを選んでいただく�Aそれに沿って私が物語を続ける。
……という作品ですｗ

　正直�Aお試しというか『やってみよう！』感覚なので�A上手くできるか分かりませんが�A温かい目で見て下さる読者様�Aいましたら下の注意書きをよく読んで参加してみて下さいませ。

○注意書き　（このスレッドのルール）

１　どの選択肢になるかは『１人・１票』の読者投票によって決まる。

２　分岐点（Q）に対してA・B・C……というような選択肢に投票してもらい�A票数が多い選択肢が物語に反映される。

３　投票数が同じ（同票）の場合は投票（コメント）が早かった方が優先される。

４　投票は選択肢の記号（ABC等々）でOK。

５　投票受付時間は基本�A私がコメに気付いて次を書き終わるまでです。

６　が�A奇跡が起きて投票が殺到した場合は初めの投票（コメ）から1時間以内とし�Aそれ以降の投票は無効とします。

７　意味が読み取れないコメントは無効。また�A荒らし行為はやめて下さい。

８　選択肢しだいでエンドも分岐しますが�Aどのエンドでも種明かしはします。

　それでは……続くか分からないけど�A『校舎からの脱出編』スタートです!!

2: 猫又◆Pw：2016/09/13(火) 21:20

・チャプター　１

　　気が付くと私は冷たい床に寝そべっていた。

　目の前に広がる高い天井には�A数十個の電灯が整列している。
恐る恐る床に手を伸ばすと�Aベタついたフローリングの感触が私の手のひらを包む。
どうやら私はどこかの体育館で横になっているようだった。

　ナゼ？　どうして？　そもそも私は……ダレなんだろう？
必死に過去の記憶を辿るも�A全く何も思い出せない。
　私は答えを探すために�Aゆっくりと体を起こした。
すると周囲から３つの視線を浴びていることに気付く。

　１つは�A近くで心配そうに私を見つめている女子から。
もう１つは体育館の端で腕を組み�Aメガネ越しにじーっとこちらを睨（にら）んで来る男子から。
そしてもう１つは他の２人とは違い私から距離をとって�Aこちらを威圧してくる屈強（くっきょう）そうな男子からだった。

それぞれ私に向ける視線の意味は違えど�A皆�Aひどく怯えているようにも思えた。
それを証明するように�A私が起き上がっても誰も動こうとしないし�A誰も�A何も言わない。

　現状を正しく把握（はあく）するためにも誰か１人……私から声をかける必要があるかもしれない。
そう思い�A私は静寂に包まれた体育館で静かに立ち上がった。

Q　さて�A誰に声をかけようか。

A　近くに居る女子

B　隅っこで腕を組んでいるメガネ男子

C　遠い場所から威圧してくる男子

4: 猫又◆Pw：2016/09/13(火) 23:24

・チャプター２　～ルートC～

　私は１人だけ距離をとっている男子が気になって�A薄暗い体育館の反対側へ駆けた。
近くにいた女子も腕を組んで様子をうかがっていたメガネ男子も�Aぎょっとした表情で私を見ていたがそれも気にせず�Aとりあえずそっぽを向いている彼の背に声をかけた。

「あの……」
　とは言ったものの。こういう時�A一体何を言っていいか分からず言葉に詰まる。
勢いを失った私に�A彼のドスの効いた重低音が返って来た。
「……誰だよお前。近寄んな」
「ぇ？　……いや。その大丈夫かなって思――」「失せろや�A女」
「な……」
「日本語も分かんねぇのか？　近寄んなって�Aってんだよ。……あ゛ぁ!?」
「……っ」
　私の言動に真っ向から食い掛かる彼の態度に�A後ずさりする私。
するとそれで気が済んだのか�A彼は「もう近寄るなよ……」と私を睨みつけると�Aまたそっぽを向いてしまった。

　行動が裏目に出てしまったな�Aとため息を吐く私。
おそらく怒鳴り声は他の２人にも聞こえているだろうし�Aこれでますます場の空気が悪くなるなぁ……と途方に暮れ�A元いた場所へと戻る。

　すると私の予想とは反して�A２人は苦笑いと失笑を浮かべながら私を迎えてくれた。
同情か�Aそれとも今のやりとりでも不思議と２人の心が打ち解けたのか。
　ともかく�Aこの様子ならもう１人ぐらい私から声をかけることも可能だろう。

Q　さて�A誰に声をかけようか。

A　苦笑いを浮かべている女子

B　失笑を浮かべているメガネ男子

C　誰にも声をかけず�A無言のまま元の位置に戻る

あの日�A僕は恋をした(1)

フレッシュワールド�Aスマイルタウン�Aコメットタウンのコラボ小説！(7)

未来と現在�A過去(79)

1: 美音◆.wmpFy.Zyhxio：2016/09/08(木) 17:38

美音です！今回は�A今までと違った小説にチャレンジします。
掛け持ちをたくさんしているので�A更新が遅れると思いますが�A
よかったら感想や意見をください！

ちなみに�Aこの小説は主人公の過去と未来�Aそして現在について
書きたいと思っています。

2: 美音◆.wmpFy.Zyhxio：2016/09/08(木) 17:59

登場人物

蒼山　奏（あおやま　かなで）
過去6歳～11歳　　現在12歳　　未来18歳
この小説の主人公。
勉強はできるが�A引っ込み思案で女友達がいない。
唯一の友達が幼なじみである�A翔。
1年生に人気。

荒川　翔（あらかわ　しょう）
過去6歳～11歳　　現在12歳　　未来18歳
勉強も運動もできて�A男女共に人気。
幼なじみの奏を大切に思っている。

内藤　桜（ないとう　さくら）
現在6歳　　未来12歳
奏と翔と同じ地区に住んでいて�A一緒に登校する仲。
わがままで幼いところがあるが�A本当は思いやりがあり�A優しい。

野村　環（のむら　たまき）
現在6歳　　未来12歳
桜と同じで�A奏と翔と一緒に登校している。
おとなしくていつも静かに笑っている。
輝のことが好き。

町田　輝（まちだ　ひかる）
現在6歳　　未来12歳
環や桜と同じで�A奏と翔と一緒に登校している。
スポーツ万能でサッカーが得意。
奏のことが好き。

あと一人は明日？書きます。

3: 美音◆.wmpFy.Zyhxio：2016/09/09(金) 16:01

追加登場人物

盛山　寧々華（もりやま　ねねか）
過去6歳　　現在12歳　　未来18歳
クラスのボス女子で�A勉強はあまりできないが�A
トーク力が高く皆の人気者。
翔のことが好きで�A幼なじみの奏を邪魔に思っている。

恋愛偏差値は�Aたとえ勉強してもすぐ上がるものではない。(6)

スマイルタウン～今日から新しい生活�A始めちゃいました!!!～(17)

1: らら◆Oc：2016/09/07(水) 22:11

こんにちは!!!ららです!!!!!
前にもこれと同じ小説を書いたんですが�A内容が意味不明になってしまったので�A書き直すことにしました!!!!!

ほのぼの系で�A皆さんに笑っていただける小説を目指して頑張ります!!!!!
よければ見てみてくださいね!!!(*^○^*)
感想や�Aドバイスはなくてもいいですが�Aもし書いていただければ喜びます♪♪それでは!!!

2: らら◆Oc：2016/09/07(水) 22:39

キャラクター紹介!!!

春風らら
スマイルタウンに引っ越してきた�A明るくて元気な少女!!!小学5年生。頭が悪く�Aよくツッコまれる。ボケ役としては大天才。ただしツッコミ役になれば大失格…。ほのぼのしたものや�A可愛いものが大好き。未だにぬいぐるみと一緒に寝ているお子さま。ある日�Aハッピータウンからスマイルタウンへ引っ越してきて�Aるる達と友達になる。
髪型はピンク色のツインテール。目の色は緑色。

桜庭るる
みんなといるのが大好きな子!!!ゲームが得意で�A1人ぼっちなのが大嫌い。ちょっと構ってちゃん??ららより少しだけ頭がよく�A頭の回転が早い。ちょっと強引なところがあり�Aいたずら好きなところも。関係のない人を巻き込んでしまうことも多少ある。ららと一緒にいると�Aおバカコンビが完成してしまう。ららとは出会って1秒もせずに親友になる(るるが勝手に“親友”と決めつけた)。
髪型は水色のサイドポニー。目の色は青色。

香川りり
オシャレが趣味のしっかり者!!!もはやららとるるのおバカコンビに入れば�Aお母さんみたいなもの。大人っぽい。理由は知らないが�A浮気をする男が大嫌い。家はスイーツのお店屋さんをやっている。しかし�A月曜から金曜は休み。土日だけ経営している。なので�A料理が作るのが得意。甘いものが大好きだが�A甘すぎるのは嫌い。
髪型は紫色のロングヘ�A。目の色は黄色。

3: らら◆Oc：2016/09/07(水) 23:01

早乙女あいり
ちょっとぶりっ娘だけど�A本当は優しい女の子!!どこからどう見ても�A誰がどう見てもかわいこぶってる子。ゆうやのことが好きだが�Aゆうやは嫌がっている。よくめぐみに誘われ�A一緒に眠ってしまうことがある。こう見えても綺麗好きで�A細かいことを気にする。実はお花が大好きらしい。めぐみとは気が合う。
髪型は金髪のみつあみツインテール。目の色はピンク色。

夢野めぐみ
女の子っぽくて�Aガーリーな女の子!!!寝ることが大好きで�Aいつもいつも眠っている。大人しいと言えば大人しい。姉のまなみに頼りっぱなし。だが�Aやる時はやる。頭はそこそこいい。バイオリンを弾くのが大好きだが�Aすごく下手。ゲームなどにはあまり興味はないが�A機械いじりが大得意。身体が弱いので�Aよく病院に行っているのを見かける。恋愛のことはよくわかっていない。
髪型はオレンジ色のセミロング。目の色は水色。

夢野まなみ
りりに負けないくらいのしっかり者!!!めぐみの姉。みんなのことをしっかりまとめるリーダー的存在。なぜかりりからはライバル視されている。礼儀ただしく�A誰にでも敬語を使い�A誰にでもさん付けをする。ららやるるとは全くの真逆で�A超真面目。しかし�A魔法使いになりたい夢を持っており�Aそのことになるといきなりキャラが変わる。
髪型は赤色のポニーテール。目の色は茶色。黒ぶち眼鏡をかけている。

日常～ちょっとしたシ�Aワセ～(25)

1: 妃衣◆h.　（ノ>_<）ノ　≡ dice5

：2016/09/01(木) 19:03

生きていること
学校に行けること
話せること
遊べること

どれも当たり前。
でも�Aどれもちょっとしたシ�Aワセ。

2: 妃衣◆h.　( -.-)ﾉ・ﾟﾟ・。 dice1

：2016/09/01(木) 19:18

深津　梨乃　Fukatsu Rino
中1。吹奏楽部。
勉強はそこそこできるが運動が苦手。
一見おとなしいが�A自他ともに認める変人&変態。

松井　晴菜　Matsui Haruna
梨乃と同クラ。部活も同じ。
勉強�A運動共に人並み。
大人しいふりをしているが�A本当はうるさい�A変態。

佐々木　駿　Sasaki Syun
梨乃の隣の席。サッカー部。
変態。

三浦　彩花　Miura Ayaka
梨乃の親友。家族のような存在。
クラスは違う。
不登校。勉強嫌い。テニス部。

青木　一郎　Aoki Ichiro
梨乃の担任。熱血教師。

多分まだいっぱいいるので…
その都度紹介しますw

3: 妃衣◆h.　（；`・ω・）つ dice3

：2016/09/01(木) 19:42

森口　美紅　Moriguchi Miku
梨乃の友達。リーダー的存在。
自分の意見を無理にでも押し通す。

浅井　礼佳　Asai Reika
梨乃の友達。すっごい静か。
意外と腹黒い。

今日は中学の入学式。
春休みで遊びまくってたから�Aちょっと憂鬱。。。
受付を済まし�Aクラス発表の紙を見る。
1組�A2組�A3組…私の名前はない。
4組…あっ�Aあった。
やった�A晴菜と一緒。あと礼佳ちゃんも。
うーわ�A嫌いなやつもいる。
担任の先生は…青木先生って言うんだ。
男の先生か。う～ん。。。微妙。
とか�A1人で考えてると。
「りーのっ!おっはよー♪」
晴菜と美紅。
美紅だけ2組。
でも明るい美紅はそんなこと気にしない!
「クラスは違うけど�A遊ぼうね!」
なんて話ながら歩いてるうちに�A
1年生のフロ�Aである4階に到着。
ここで美紅とはお別れ。
「またあおうねー」
「ばいちゃー」
教室に入ると�Aもう結構ひとがいる。
名簿順に座席表を見て席につく。
私の前の席は…知らない子。
背が高くて大人っぽい。
私と晴菜の間にも1人�A知らない子。
そうしてまわりをキョロキョロ見てると�A
スキンヘッド(?)の男の先生が入ってきた。
担任の先生かな�Aとか思ってると�A
「えー�A私は学年主任の門倉です。
君たちの担任の青木先生は新任式でいませんが�A
そろそろ体育館へ行きます。体育館シューズを履いてください。」
言いたいことを言い終えるとちょっと
すっきりしたような表情で�A「はけたやつから並べー」
と言っている。
中学の先生�A怖いって聞いてたけど�Aあの門倉先生は�A優しそうだな。
そんなことを思いながら体育館シューズを履き�A並んだ。

�A宅部こちらです→(3)

1: ルナイト：2016/08/30(火) 16:05

一枚の張り紙に引き寄せられ入った部活はまさかの�A宅部⁉今年の白山中学校新入生のメガネ君はもう戻れない。

2: ルナイト：2016/08/30(火) 16:36

＊怪しげな生徒発見⁉白山中学校入学式！

今日も地球は平和なようで�A僕は入学式に出る支度をしていた。新品の学ランに袖を通し�A心地よい気分に包まれていた。メガネもバッチリ指紋無し！完璧だ。
「…やっぱりメガネ俺には似合わねーな。」
鏡の自分に向かって呟く。本当に似合っていない。何がおかしいというわけでもないのだが�A普通に似合っていないのは今日初めてメガネをかけたからなのだろうか。メガネはさておき�A階段を下り玄関へ向かう。これもまた新品の靴。そんなピカピカでキラキラの靴を履いて台所にいるであろう母さんに言う。
「んじゃあ�A母さん行ってくるから。また後で！」
「んー？行ってらっしゃい。また学校でね～。」
母さんとは顔…目すら合わせることなく玄関を開けて外に出る。
「うっ…わあっ！」
ドスン！…は言いすぎただろうか。玄関前にいた女の子がいきなり開いたド�Aに驚いたのか尻餅をつく。
「卯咲？」
「あーもー！いきなり家に来て驚かせようと思ったのに！なんで私が驚かされてるのー！」
女の子は�Aどうやらお隣の家の卯咲紅茶［うざきべにさ］だったようだ。卯咲は�A立ち上がり制服のスカートをパンパンと払った。俺は卯咲に聞いた。
「卯咲�A俺になんか用？」
「あー！みー君今日メガネなの⁉わー�A青なんだ！the男の子って感じ！いつから？」
…会話になっていない。
「…今日から。っていうか何の用？」
「みー君�Aみー君！ちゃんとハンカチ持った？ティッシュは？もしものときのための絆創膏はー⁉」
…質問にに答えて欲しい。
「ハンカチ�Aティッシュはもちろん持ってる。絆創膏は必要ない。何か用？」
「あー�Aそうだったそうだった！今日は初めて中学校に入る日じゃん�Aだからみー君と一緒に行きたかったの！」
…やっと！
「そーだったのか。早く言え。じゃあ�Aほら行くぞー。」
「…！うん！」
今まで通りの騒がしさの卯咲とみー君こと俺は白山中学校へ向かった。

3: ルナイト：2016/08/30(火) 17:38

「いざ校門前までくるとドキドキするね～！ねっ？みー君…ってあああああああ！」
卯咲の声に人の視線が集まる。やめてくれよ。
「どうした？」
「なな�Aなんで先に学校入っちゃってるの⁉」
あー�A最初の中学校への一歩を一緒に踏み出したかったー�Aってことか。バカだな�A卯咲も。
「あー�Aあー…ごめんごめん。今から三歩後ろに下がってやり直すからさ�Aほら！」
三歩後ろに下がって卯咲細身な背中をポンポンと叩く。
「じゃあ�Aこのあと�Aイスおごってね！」
「はあああ⁉今春だぞ！腹壊すって！」
「いーのいーの！はーい！じゃあ初めのいーっぽ！」
トン…。いきなりの初めの一歩に少し出遅れるもほぼ卯咲と同時に門をくぐることができた。
「じゃあ�Aみー君！クラス見に行こう！ほらほら！ダッシュだよ！みー君も気になるでしょ⁉」
俺はそんなに気にはならないのだが。しかもダッシュしてまで見るようなものでもないだろ。
「あー？面倒くせーよ。クラス表は逃げないから。歩いて行こう…ぜ�Aってお前！なんでもう走ってんだよ！」
「えー�A早くしないと私に負っけちゃっうよ～～！」
とそれだけ言うと卯咲はクラス表めがけて走って行った。ん？負ける？俺が卯咲に？
「うおおおおぉぉぉおお！ざけんな卯咲ィィィイイ！俺がお前なんぞに負けるわけがねえだろおおぉぉぉ！」
「へ？わああああっ！速いってば！私に本気出すなっつーの！」
俺の前を走る卯咲は叫んだ。フッ…！勝負を受けたからには全力で行かせてもらうぜ！俺ら二人はとんでもない騒がしさで走った。人の目が集まり�A集まり�A集まる。
「ハハハハハハ！卯咲さ～ん？遅いですねえ～？」
すぐ後ろまで追いついた俺は爽やかなスマイルを作ることもなくブラックなスマイルで卯咲をからかう。
「む～！ならっ！これでど～だ！えいっ！」
視界が揺らいだ。卯咲は俺の今日からの相棒�Athe男の子って感じの青いメガネを取った。それねえとぼやぼやで顔すら区別つかねえ…あれ�A卯…咲？卯咲が視界から消えた。
ドンッ！
「きゃっ！」
「うわっ！ご�Aごめんなさい！」
人にぶつかった。俺ってこんなに目�A悪かったっけ？
ドンッ！
「わああ�Aすみません！」
また人にぶつかった。痛えし。なんか俺�A迷惑な人…。
「あ�Aあの～…。」
か細い女の子の声だ。
「は�Aいや�Aすみません！」
「え�Aなんで謝るんですか？」
「へ�Aいや�A俺がぶつかったのかと…。」
さっきまでずっとそんな感じだし。卯咲め。絶対にぶっ潰してやる。
「わ�A私は新入生なんですけれど�Aどうしたんですか？さっきから人にぶつかったり木に謝ったり…」
「え？いや�A卯ざき…じゃなくって友達がクラス表までダッシュだよ！なんて言い出して�Aその色々ありましてメガネを友達にとられてしまって。」
「私�Aクラス表まだ見ていないんです。よければ一緒に行きませんか？お友達さんとメガネも見つかるかもしれませんよ？」
「あ�Aああ。そうしてもらえると助かる。」
「私�A伊馬凪千佳［いまなぎちか］と言います。あなたは？」
か細い声の女の子は�A俺を誘導しつつ自己紹介をした。俺の名も聞いてきた。
「俺は�A海月宮人［うみつきみやと］。よろしくな。」
「海月宮人くん…」
「ん？何？」
「いっ�Aいいえ！あ�Aもうすぐクラス表ですよ。お友達�Aいるといいですね。」
「ああ�A結構勝手なやつだけどどっちが速いか競走中だから多分待っててくれてると思うよ。」
「あー！みー君遅～い！」
卯咲だ。お前のせいで遅くなったんだろうが。
「あ�A卯咲。メガネ返せよ。」
「はーい。」
俺の手にthe男の子って感じの青いメガネが返ってきた。メガネをかける。
「あー�Aこの人�A俺をここまで�Aれてきてくれた伊馬凪千佳さん。」
「え？どの人？」
「は？」
か細い声の女の子はいなくなっていた。クラス表を見に行ったのだろうか？
「ま�Aいっか。なんでもない。卯咲�Aお前何組だった？」
「よくぞ聞いてくれたぞよ！わーたーしーとーみー君は�A1組でーす！」
「はあ？卯咲も？」
「うん。そうだけど。」
この白山中学校は�A1組から順に頭がいい人が集まる。俺はまあ�A頭はそこまで悪くないから当然として�A今までのテスト�A全て四十点以下の卯咲がなぜ1組⁉
「なんでお前が…。」
「え？知らなかった？今までのテスト�A全部四十点以下になるように解いてたんだよ。」
「はあ？なんのために？」

恋と友情�Aあと嫉妬。(46)

1: おり花：2016/08/30(火) 15:09

こんにちわ(●´ω｀●)おり花です
感想�A嬉しいです。
荒らしはお控えください。
題名まんまの小説です。
気まぐれですが�Aよろしくですm(_ _)m

2: おり花：2016/08/30(火) 15:16

Character＊

笹川　文芽　sasakawa　Ayame

道見　実傘　doumi mikasa （某キャラクターとは関係ないです）

柿野　尚弥　kakino naoya

佐茂　由依　sasige yui

3: おり花：2016/08/30(火) 15:31

....Prolog....

「よっし�A文芽�A鬼ー！」

「くそう！10秒で捕まえてやるーーー！待ってろ実傘！」

「10秒？頑張れー笑」

「なんで私なのぉ文芽！」

あははははー…。

これはもう�A2年前のことだ。

私達も�Aもう小6。

さすがに男子と遊ぶことはなくなった。

私は正直遊びたいんだけど……そんなこと言ったら�Aどうなるかわかんないし。

この歳になると�Aカップルができたりする。

別れ話が浮上してるところまで…っ。

到底�A追いつけない。

そりゃあね�A私にだって好きな人はいるよ。

でも……。

向こうはきっと�Aわかってないんだよ。

っていうか�A単なる同学年の女子ってだけで。

別に�Aなんとも思ってないと思う。悲しいことに。

それに�Aもう両思いになってる女の子がいるっていうか。

付き合ってるっていうか！

まあ�Aこれはあくまで噂だけど…。

でも�A時々�Aほんとにそうだろうなあ�Aって思う時がある。

だって�Aその2人�A2人っきりではないけど�A遊んでるんだもん�A未だに。

�Aましすぎるよ。

まず�Aクラスが違うし。

出る幕がないっていうか。

中学生になって�Aもしクラスが離れたら…。

もう終わり。

これは�A小学6年生の�A恋と友情と嫉妬の物語。

シナリオを決めるのは�Aあなた！　～ノベルゲーム風小説～(23)