このスレは学園戦争しようぜの続きです
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『目で見てわかるうちの感情に、僕様ちゃんは』
「おや、気がついてくれた、お姉さん、その絵、欲しいのかい?」
(神官が持っている絵たちを指さす)
「何枚かならあげるよぉ、後輩くんたちの弔い用のものでないものなら、僕様ちゃんの趣味のものだからね」
(へらっと手を振りながら笑う)
「まぁ、僕様ちゃんは用というよりか、ただのお暇つぶしにここに来てみただけなのだけれどね、僕様ちゃんの過去の遺産をぶっ壊しにでも…と思っていたんだけど、お姉さんがいたからね」
103:神官◆.s:2019/04/19(金) 22:33 「…私は出来うる限り蛮行に手を染めるつもりはない」
「絵についてはもうどうでもいい、君に一つ聞いておきたいことがある」
(手を出して、絵の譲受を止めるように促し)
「おや、なんだい?僕様ちゃんに答えられるものならなんでも応えよう!綺麗なお姉さんのお願いごとだからね!」
(腰に手を当てながらニコニコと笑う)
「君は、私をどう思っている?」
「答え方によっては、私は何かをして見せよう」
(近付くと、宙の顎に手を添えて見下ろす形で、問う)
「……ふむ、そうだねぇ……」
「僕様ちゃんにそっくりな、『同類』」
(まぁ、ベクトルは違うだろうけどね、と、顎に添えられた手を外すわけでもなく、にこりと、神官を見上げ、微笑む)
「…いい答えを聞いたよ」
(すると、神官は宙に顔を近づけ…)
「親善の印と思ってくれれば良い」
( を重ねて、添えた手を離す)
「…さて、何から離すとしようか?」
「…おや、これは積極的だ、うん、ありがとう、素直に受け取っておくよ」
(ふふ、と口に手を添え微笑む)
「まぁ、僕様ちゃんは、お姉さんの否定はするつもりは無い、肯定は…まぁことと場合によるけれど、僕様ちゃんにとって、お姉さんの考えは正しいものとも受け取れるからね」
(何を話されても、それを罵倒するつもりは無いから、安心しておくれ、と零す)
「…そうかね」
「なら、君から話してもらおうか…そうだな…」
「君の最近出来たあの従者について、話してもらおうじゃあないか」
(地味に自身の背(成人男性より少し大きい)を比べながら)
「…ヴァイルお姉さんのことかい?あの子はいい子だよ、とてもとても、愛らしい、こんな僕様ちゃんに尽くしてくれるなんて、普通はありえないとも思うよ、あの子はとても、本当にいい子だ、いつか僕様ちゃんの手から飛び立って、何も苦しみのない所で平和に、幸せに暮らして欲しいくらいに」
(すこし寂しそうに、それでも笑みを零しながら言葉を紡ぐ)
「…もとは、あなたの近くにいた子なんだろう?近くに、というか、僕様ちゃんの味方ではなかったわけだけれど」
(あの子を手放すのはいたいんじゃないかな、と笑う)
「いや、私は君達を攻撃している組織に手を貸してはいない」
「私から独立して、君達を狙っている組織が作ったのが、ペイルライダー…」
(「もとい、ヴァイルという子だ」と、背が大きく劣る宙を楽しげに眺め)
「…それに、ヴァイルは君から離れようとは思わないだろう
あの子は、ニャルの性格を多く引き継ぐ者でもある…
一度仕えた主人に大きく依存するのが、ニャルの性質だった」
「多分、本気で主人と接する所も変わらないだろう」
「…おや、そうなのかい?それは済まない、僕様ちゃんの勘違いだ、…それにしてもそうかぁ…ヴァイルお姉さん…うーん、お姉さんには人間としての幸福を知ってもらいたいんだけどなぁ、僕様ちゃんなんかも一緒にいれば、早死してしまうのは目に見えているし…」
(頭を下げ素直に謝罪し、その後顎に手を当て考える)
「…君が、私と好んで話す様な事をするのなら
あの子は君が望む幸せを得る事はないだろう」
「それに、君はあの子と向き合えるほど強くはない筈だ」
「おそらく、それまでの時間も…」
「……まぁ、僕様ちゃんはただの一般人だからね、うん、強くもないし、誰かを救えるだけの力もないよ」
(手を後ろにやり、自分の手をきゅっと握る)
「…僕様ちゃんにとって、あの子に…みんなに与えたい幸せも、愛情も、お節介焼きのうちなのだろうし、僕様ちゃん自身のエゴだということも認識している、僕様ちゃんは生きるのが下手くそだからさ…、どうしても、誰かが望むとおりに生きてあげられない」
「でも、僕様ちゃんに唯一できることなんだ、僕様ちゃんは『皆』が大好きだから、求められることに飢えているから、…僕様ちゃんの存在意義は、それだけで充分だから」
(まぁ、それで早死してしまうのなら…自業自得の仕方の無いことだ、と彼女は笑う、その整った、下手くそな笑みを浮かべながら)
「だっからダメなんだよこの学校はあ''あ''あ''あ''」
(ギリギリ…と宙を寝技で締め付けようとしながら)
「っへぶ!!?え、なんっぎぶっ、ぎぶだよおねえさん!!!?」
(床を叩きながら必死に叫ぶ、なぜ、なぜだ!?とグルグルと頭を回す)
「…おっと…ごめん」
(即座に開放して、背をさする)
「…すまない、つい…」
「げほっ、…っあー…危ない危ない、流石にここでしぬのはゴメンなんだよ…でもどうしたんだいお姉さん…いきなり…」
(自分も腰を擦りながら涙目で神官にといかける)
「…うん…条件反射という奴かな…」
「……前の私の記憶、違うかも知れないけれど…それがどうも…
君みたいな、どうしようもない暗さを抱えた子に前後を忘れた憤りを覚える様だ」
(宙の腹をさすりながら)
「……」
「?くらい?うーん、そんなことを言われたのは初めてだよ、いつも皆、僕様ちゃんのことを光に例えてくれるんだ、有難いけれどそんな素晴らしいものじゃあないのにねぇ」
(ケラケラと笑いながら、腰をさすっている、彼女は気づいていない、縋られて望まれて希望とはやし立てられて、自分にのしかかっていく崇拝の重さを、気づいているのに、気づいていない)
「………」
(そんな宙を見て…)
「……」
(神官は、静かに哀れな1人を抱き寄せる)
私は…
ほんの、一握りでも…間違っていないと…
体で…言葉で…心で分からせてくれる人がいる…
「……ならば…」
成し遂げなければ、ならないだろう…
「…………」
「…?お姉さん…?どうかしたのかい?」
(神官を見上げる)
「…何でもない」
(宙を離し、深く深呼吸)
「……」
「む…?、??、???」
(まるでわかっていない様子で、こ首を傾げる)
(理科室を消火泡だらけにして、自分も泡まみれで出てくる)
こいつは厄介な事になったな
「うぉわ、これはこれは…また随分と…泡だらけだねぇ」
(神官とわかれ、そのへんをうろついていると泡だらけの理科室をみつける)
>>127
おや、お前は誰だ?
「!…おや、おやおやおや、ええと君は…ゲイレンくんだったかな、なぁに、僕様ちゃんはただの通りすがりのOGだよ」
(ひらっと手を振る)
…あ…天川…先輩?…
(後ろ姿をみて声をこぼし)
「!おや!こりゃまた美人さ……ぅん?」
(ピタリと動きを止め、首を傾げる)
「…陰陽くん?」
(そして、1人の後輩の名前を口に出す)
…お久しぶりです、先輩
(名前を呼ばれにこりと微笑み)
「…陰陽くん…」
(そうぽつりと呟くと雪に近づいていく)
「……?、??、???」
(むにむにと雪の頬をいじる、どうやら雰囲気で分かったものの、顔やらなにやらが色々変わっていることに動揺を隠せない様子)
ちょ…先輩、痛いです!
(頬を弄られ少し涙目になりつつ)
やっぱり僕の事…覚えてませんよね?
「…え、っぇ、…陰陽くん、陰陽くんだよね、…え?どうした、どうしたんだい…?姿形が…いや、美人さんなのには変わりないんだけれど…」
(痛いといわれ、はっとし、手を離すと、そう零す)
「というか、覚えているに決まっているよ、大事な大事な後輩ちゃんだもの、ね、ごめんよ、泣かないでおくれ」
(少し涙目な後輩の頭を優しく撫でてやる)
僕は今も昔も美人じゃありませんってば……まぁ、先輩がいない間に色々ありまして
(なんで説明しようか迷い顔をしかめつつ)
「…説明しずらいのなら、気にしなくていいよ、僕様ちゃんは他人のプライベートに首を突っ込まない派だ、あ、連絡先交換は覗いてね、それと」
(ずいっと、我が後輩に顔を近づける)
「…君は、美人さんだよ」
(にこりと、至近距離でその整った顔に笑みを浮かべた)
…そんな事言われるのは先輩と零奈だけです……でも先輩のほうが綺麗ですよ
(顔が近づき一瞬驚いたように目を見開いたあと苦笑いしつつ)
お帰りなさい、天川先輩
「んふ、いい加減自覚してもらいたいなぁ、この調子では、零奈くんも苦労してそうだねぇ、まぁ、お褒めに預かり光栄だ、お世辞として受け取らせてもらうよ」
「ただいま、陰陽くん、また会えてとても嬉しいよ」
(にこりと、また微笑んだ)
…お世辞じゃないんですけど……
(ぼそりと呟き)
僕も先輩と会えて嬉しいです
(無邪気な年相応の笑顔を浮かべ)
「……ふむ、まぁ陰陽くんのばあい、可愛らしい猫が傍に居るようだから、あまり口説くのは辞めておくとしよう、怒られてしまう」
(にひっと、悪戯を思いついた子供のような表情を浮かべ、呟く)
「んふ、それは嬉しいな、とても嬉しい、後輩ちゃんに会えて嬉しいなんて言われるとは、僕様ちゃんは幸せ者だね!うんうん!やはり帰ってきてみて正解だった!」
(満足そうに頷く)
>>141-142
……最初のほうは何も聞かなかった事にしますね
(一瞬戸惑いつつ)
先輩は相変わらずですね
「んふ、まぁ、世界を回ってみても特に変わったことは無かったからね、でも毎日刺激的で楽しかったよ、まぁ面白かったのは冥界に引きずり込まれそうになったとかどこかの神話あたりの怪物くんに求婚されたとかそんなものかな、特に代わり映えはしないね!」
(どうやら物凄く濃い時間をおくっていたらしい)
えっ…あ、結構変わった事だと思いますけど…
(苦笑いしつつ)
「おやそうかい?学園にいた時もたいさなかったと思うのだけれど…ほら、なんどか僕様ちゃん学園内のゴタゴタで死にかけていたから死界に片足突っ込むなんてよくあったし」
(変わらない変わらないと、笑っている)
この学園を基準にして考えたら…まぁ、そうですけど、怪我なんかは今はないんですか?
148:宙◆RI:2019/04/21(日) 20:33 「え」
(ピタリと動きをとめる)
「……あーうん、してないとも…ま、まぁ…」
(1度また死にかけはしたけれど…と、ぼそっと呟く)
……先輩の生命力すごいですよね
(ため息をつきながら)
ギィギィギィィ
(学園に向かい進む、鳥の様な形の銀色…かつてのそれよりも巨大で
確実な悪意と殺意を抱いた生きる凶弾)
銀色の凶悪 復活ッ!
「あはは…まぁ、僕様ちゃん、運はいいからね、まぁ身体の節々に古傷が残っていたりはするけれど、それは僕様ちゃんの旅の記録のようなものだ、案外楽しいものだよ、まぁ、めちゃくちゃ怒られてしまったけれど…」
(最後はすこし、しゅんとしている)
ありがとうございましたー
「……はぁ…何処へ…」
(コンビニから出てきた、700円分の買い物を手に持って)
「………仕方ありません…行くな、と…言われていますが…」
(力ない足取りを、学園に向ける)
>>151
そりゃ、怒られるでしょうね……
(しゅんとした相手をみて苦笑いしつつ)
先輩、飴いりますか?
「…っと、これまた…」
(こういう感はあたって欲しくないんだけどなぁと、窓を勢いよく開け、遠くを睨みつけるように顔を顰め、空を見る)
「あ、いる〜」
(ケロリと表情をかえ、陰陽に飴をもらいに行く)
先輩…なにかあったんですか?
(飴を渡しつつ顔をしかめた相手を見て)
サーモグラフィー、忌々しいあの建物に向けて
中に隠されている命の数を確認すれば
始末し損ねた あの日の激痛の元となった
いくら憎んだ所で消えることの無い憎悪の相手が居るのをはっきりと確認した
キ''シ''ャ''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''!!!!!
(焼夷弾とボムランチャー、建物に火の手を回すべく
学園の真上を通り過ぎて爆弾の雨のみを学園の上に残す)
「ん?ん〜…とりあえず、陰陽くんは校舎から出ないようにね1番は生徒会室がいいのだけれど、ここから遠いし、まぁ僕様ちゃんが守るから」
(どこから取り出したのか、弓を出し、弄りながら笑う)
「…ほいよっと」
(窓枠に足をかけ、1本、たった1本を爆弾のふる空に放つ)
「…うん上々!!あとは頼むよ!!『御使いくん』!!」
『もう、悪魔使いの荒い人ですねぇ』
(パチンと指を鳴らすと、矢先が砕け、その砕けた全てに魔法陣のようなものが現れ、爆弾の僅かな隙間に入り込み、学園に届く前に爆発していく)
「おぉ〜!!絶景かな絶景かな!!」
『もー、だめですよぉ、おひとりであるきまわっては』
「あは、ごめんよ、壱くん」
えっ、なんで爆弾?
(窓を見つめ不思議そうに)
シ''ィ''ィ''ィ''ィ''ィ''ィ''ィ''ッ!
大きく旋回、推進能力の全てを用いた全速力で学園の上空へ移動
またもボムランチャーを用いた広範囲爆撃を行いつつ、更に旋回して
焼夷弾による急降下爆撃、と向上した攻撃性と機動性を遠慮なしに使う
(憎らしい奴が増えたのを見、さらなる攻撃を仕掛ける)
「んふ、まぁ僕様ちゃんも良くはわかっていないけどわかる範囲は後で説明するよ、はぁいもう1波ぁ」
壱『いえーい』
(先ほどよりも何本かうち放つ数を増やし、それを、また壱が砕けさせるという、もはや作業のような光景を繰り返す、もちろん、学園に被害など加えない、加えさせるものか)
・・・・・・
ボムランチャーの弾切れか、爆撃の手が止まり
銀色の翼竜は学園の周囲を大きく旋回し始めた
(気付けば、その口元は笑っているかの様に歪む)
第2波、第3波 急降下爆撃隊 巨虫歩兵隊 侵攻用意
「うわっ!趣味わっるい!!!」
壱『…あらぁ…こりゃまたすごいのが出てきましたねぇ』
(そんな中、声が聞こえた)
『「大丈夫です、お任せ下さい、先輩」』
「!!!」
(それは、屋上に立っていた)
「もちろん、あなたの宝箱は、絶対にお守り致しますとも」
(屋上に、一人立ち、襲いかかろうとしている脅威を気にすることも無く、愛しき先代に話しかけているのは)
宙『ピエロくん!?え、ちょ!君体弱いんだろう!!』
「ご心配なく、天川先輩のあとを次ぐため、みーくんたちにご指導してもらっていますから」
(現生徒会長、弱虫の彼である)
「まぁ大半はお任せ下さい、先輩がたはサポートをお願い致しますね」
宙『…はは…こりゃまた、随分と頼もしくなったものだ』
「あなたにたよられたくて頑張ったんです、当たり前でしょう?」
宙『お、言うようになったねぇ、いいだろう、久しぶりにタッグを組もうか、…【ピエロ】』
「…はいっ、【宙先輩】…っ!」
侵攻開始だッ!学園周囲の動植物及び建築物は残らず破壊ッ!
巨虫部隊はサソリを盾に学園へ直接攻め入れろッ!
地上部隊は巨虫に続いて学園侵攻を開始!空中部隊は爆撃部隊の範囲外で波状攻撃を仕掛けろッ!
皆殺しだァァァァッ!
(空を舞う凶悪より禍々しい指令が伝えられる、「灼熱」開始)
キ''シ''ャ''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ッ!
(凶悪は爆撃部隊、巨虫部隊の範囲から離れた場所へ移動)
蠍そのものの形をした巨大生物が学園に雪崩れ込もうと群れをなして突撃を開始
未確認飛行物体の群れが巨虫の居ない区域に容赦のない爆撃を撒き散らす
『絶』
(まぁ応急処置…といっても威力は凄まじいが、とりあえず障壁を貼っておくべきかな)
宙「ふむ、壱くん、陰陽くんを頼んだよ、僕様ちゃんはすこし遊んでくるね!」
壱『ええ、どうかお怪我はなさらぬよう』
宙「うん!」
(そう言うと、元気に窓から飛び下り、突撃してくる敵の頭部をつかみ、敵に凄まじい勢いで投げていく)
宙「さてと……」
「僕様ちゃんの宝箱は傷つけさせないよ」
(先輩、結界を張りましたので、あとはご自由にして頂いても大丈夫ですよ)
(おやそうかい、それは頼もしい、君の結界は一級品だからね)
(えへへ…褒めて貰えて嬉しいです…)
バギャッ ドゴンッッ ゴスッッ ゴシャッッ
(のうないでほのぼのとした会話を続けながら、効果音が凄まじい、次々に蠍のようなそれと空から降る爆撃の雨を破壊していく)
ふむ、私の出る幕では無いな
(理科室に戻り、泡を消し始める)
なんだろう…すごい微笑ましい光景なんだろうけど、なんか物騒
(なんとも言えない表情で二人を見て)
壱『まぁ正直、あの御二方が組む、というのは、滅多になかったそうですしね、大抵、あのツーマンセルを抜けられるものは居ないでしょう』
174:再生メタリドリー改◆.s:2019/04/21(日) 21:51 第4!第5!第6攻撃部隊!翼竜!大雀蜂!
超大型生物攻撃開始!
2637部隊!実行しろッ!
(怪獣の名に相応しい60mの巨獣がざっと7匹、学園周囲の市街地の地下を割って現れ
学園への進撃を開始)
(巨大な翼竜、雀蜂が空を舞う、空を覆い尽くす翼の群れが火と毒針の嵐を
街へ学園へ巻き起こす)
(更に追加の地上巨虫部隊が市街地の巣穴からどんどん現れる)
(爆撃部隊も空の彼方から現れ、飛行生物の手が回らない区域を爆撃開始)
壱『あぁ、させるとお思いで?』
(くいっと、親指を下に下げる、するとバキンと、爆音が鳴り響いた、それはどこかの建物がこわれる。などではない)
壱『お手伝いくらい致しますよ、それが『御使い』の務めですから』
(それは『空間』から鳴り響いた音だった、そのひび割れた空間から、無数の悪魔の軍勢が街中に現れる巨体に次々と襲いかかる、どうやらそれらはただの悪魔ではない、あらゆる爵位を関係なしに魔界から集められた『塊』である)
・・・・・・・・・
用意しておいて正解だったか…癪ではあるがッッ!
【惑星攻撃兵器『ワールドデストロイヤー』】を要請ッ!
総員ッ!速やかに撤退を開始せよォォォォォ!
(動ける状況のモノが全て撤退を開始する、巨獣、巨虫、翼竜、凶悪…
その全てが撤退する)
見てやがれよォ…神官野郎…
「…面倒くさいですね」
宙「おや、案外大丈夫そうだね」
「!せんぱ、い!!?」
宙「?どうかしたかい?」(返り血的何かがビシャリとついている)
「な、なんっあ、あぁあっ、綺麗な髪が…」
宙「あぁ、安心しておくれ、どうせ洗えば落ちるさ、とりあえず…いまはあれをどうするか考えようぜ!」
「…えぇ…」
>>177 手伝おうか?
あのブリキの塊を壊すのを
『面倒くさいから手ぇ出したくなかったけど…まぁ、みてられん』
「「!!」」
宙「…おやぁ…」
(【そら】の上の上、全てを見下ろす位置から、ひとり眺めている)
『手伝ってやる』
(その声とともにまた、バキンと空間が割れる音がする、違うのは、でてきたのは悪魔の軍勢ではなく、天使の軍勢ということだ)
弐『面倒事ばっかひきつれてきてんじゃねぇよカス』
壱『あなたも甘いですねぇ、弐ぃ』
(天使の軍勢と悪魔の軍勢が会うなど、第二次ラグナロクが起きそうな気もするが、今回、両サイドの目的は一緒である)
((あれを壊すと宙(様)がキレそうだからとりあえず叩き潰そう))
>>178
「!ゲイレンさん!」
宙「おや、頼もしい助っ人くんじゃないか、うんお願いしたいな、壱くんと弐くんじゃ、手加減できそうにない、こちらでもとりあえず押さえ込もう」
……なんか久しぶりに変な事が起こった気がする…
(周りの光景をみて思わずぼそりと)
………………
宇宙で、光が溢れている様を学園の入り口から見つめた
…まだ、君にお礼を言えてなかったな
けれど 惜しいよ…何も 言う時間が無い
せめて…少しの手間を 省いてあげることにしよう
『言葉』を…君と『友好』で無くなる最後の関係にしたかったな…
(宇宙で一際輝く光が光が、とても小さく薄れる…
小さく、とてもちっちゃな、それでも憎悪を抱く光
チカラを大きく失ったソレ、惑星を砕くモノ
今、防がれると分かった今でさえも
光を放つ意思は変わらない)
なっ何だァ!?兵器がっ…光が落ちているっ!!消えていくッ!!!
こ、これじゃあ…あいつらなんて倒せねぇじゃねぇかァアァアァア!!?
畜生ッ!ふざけやがってェッ!
構えねぇっ!ぶっ放せッ!!!
弱くなった光より 貴方たちへ
K I L L YOU
(宇宙の一部から、学園へ向けて一筋の小さな光が放たれる)
「good-bye me…」
学園の入り口には、誰も見えない
>>182
(光を見上げつつ)
75回目か…
(そして光に呑まれる)
宙「ーーー、…」
「…?先輩?」
宙「……おねいさん」
(何故か勢いを失った敵をほぼ全滅させ屋上にたった彼女の口がぽつりと、その言葉を零す、それは、誰にも聞こえない)
宙「…うん、ぴえろくん、とりあえず、もう大丈夫だよ、結界の強化と再築、たのんだね」
「え、あ…っはっはい!!」
(後の場を後輩に任せ、ひとり、校舎に戻る、いつになく、その足の歩幅は広く、早かった)
「………」
(すこし歩をはやめ、医務室に直行する、彼女の顔にはいつもの笑みは見えず、ただひたすら、無表情、表情筋がその義務を終えたかのように、ピクリとも動かなかった)
「……」
(誰もいないことを確認し、しゅるりと、制服のスカーフをとる、バサバサと服を脱ぎ、全身鏡の前に立つ)
「……まだ、」
(鏡に映った彼女…その体にはあらゆる傷跡が残っていた)
(継ぎ接ぎ後、銃創、刃物跡、火傷の痕、他にも、あらゆる傷跡が、彼女の体には残っていた)
「……はぁ…」
「…こまりもの、困りものだ、本当に…この体はどうすればこんなものを消してくれるんだか…」
(鏡にもたれ掛かり、鏡面に腕をつく、大きく溜息をつきながら、ぽつりと、一つだけ、言葉を吐いた)
「…そんなに怖いか…、…たからものがなくなるのは…」
…………うぅ………終わっ……た……?
(巨虫轢き逃げフルコース、3時間たっぷりと動けずに道路上、
周囲では見た事のある男勝りな女が復興作業を進めており
動けもしないぐらいに身体中が痛いヴァイルは救助までこの始末である)
………………宙様………
ご無事でしょうか……
(冷たい感覚が全身を撫でる中、ただ主人の事を考える)
「…はぁ…」
(実の所、彼女はここ、医務室の常連でもあった、痛みに鈍い彼女は、気が付かないうちに致命傷を負い、そして後輩たちに担ぎ込まれるというのが、いつもの光景でもあった)
「…にしても、どうしたものか…」
(脱ぎ散らかしたセーラー服を拾い上げ、全体を見るように広げる、だがその白い制服にはべったりと血(?)のようなものがついている)
「…きず、は、…まぁ白衣で隠れるだろうから、…あぁ、でも白衣も血みどろだったか」
(唯一とまでは言わないが、現状、1番のお気に入り、…後輩たちがくれた最後のふくだったのにな…)
「…ジャージでも、あったかな」
(ズボンはさきほど見つけたが、どうにも上が見当たらない、サラシのおかげで大して気にもならないが、風紀というものもある、元とはいえ、生徒会長出会った人物がほぼ半裸など、流石に不味いものがある)
「…どうしたものかな」
(ひとり医務室で佇みながら、顎に手をやり、腰に手を当て考える)
(肉体を再構築して復活)
闇は光に弱いか…
次の研究はそれだな
(泡だらけの理科室に戻る)
「………………ふーっ…」
(相次いでいた破壊により、進みづらい道を進み続けて
やっとの事で学園の前…)
「……………」
(何故かは知らないが、門の前は虫の死体が積み重なってて…)
「……ん゙ーっっ、…なんでここにはこんな個別でしかものが置いていないんだ…」
(とりあえず見つけた服たちを広げるが、どれもこれも丈や袖が短いものばかりで体の傷跡が隠せそうにないものばかり)
「困ったなぁ…このさい白衣を着てしまおうか…でもなぁ…血みどろを来て返ったりしたら怒られてしまうしなぁ…」
(困ったように頭を掻きながらまた考え始める、この調子だと、とうぶん、医務室から出れなさそうだ)
「はぁ…本当に……何処に居るのかしら」
(以外にも広い学園を彷徨い続けて早10分ー…未だに主人は見つからず)
「…次は……えぇっと…『医務室』…」
(そして気付く)
「…(一番…一番宙様が居そう…)」
(気付かなかった自分に呆れつつも、足早に其処へ向かう)
(ヴァイルが近ずいているともしらず、今だズボンとサラシだけのほぼ半裸状態で唸っているのが1人)
「……いっそもう包帯でぐるぐる巻きにでもしてしまえばいいか…?いやそれはそれで見苦しいなぁ…」
(とりあえず、血みどろになった服達をたたみ、ポシェットに入れていく、やはり四次元ポケットとかそんなのを想像してしまう)
(また無理をして怪我をしたのだろうかと思い、替えの全身ご隠れるパーカーを持ち保健室に足を運ぶ)
……誰にでも優しいって本当は『ーーーーーーー』
(廊下にただずんでるヴァイルを見つけ誰にも聞こえない声でぼそりとその表情は影になって見えない)
【ばんっ!】「……ま た 貴 方 は……💢」
(内容をバッチリと聞いた、従者は怒りに任せて扉を叩き開けた)
「ぐぬぬぬぬ…くそぉ…ここが学園でなければサラシでもどうにかなったというのに…」
(頭を抱えながらもそれはしないあたり、やはり風紀を今だ気にしているのだろう、もはや風紀とかなにそれレベルの学園では無意味なことである)
「!!!!?」
(あまりに予想外で全身がビクリと震える)
「!?、!?な、なんでヴァイルお姉さんがここに…???」
(ズボンとサラシだけ、しかも体中には今までの彼女が関わってきた事件や特異点を表すかのような異常な程の傷跡を忘れ、驚いている)
天川先輩……服っていりますー?
(扉を叩いているヴァイルをみて若干引きながら適当に声をかけ)