このスレは学園戦争しようぜの続きです
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『目で見てわかるうちの感情に、僕様ちゃんは』
「…?はぁい、何ですかー」
【切った行った!前田が行ったー!】
『出たーっ!行け行け前田ーっ!』
(主人はラジオに夢中、神官の肉親のみが反応するが頬に主人の尻尾が当たってる)
「……むぅ」
【ゲェー!何とアブドーラ側に助っ人が出現!
凶悪レスラーブッチャーがドロップキックと共に乱入だー!前田、吹っ飛ばされるー!】
『なにぃーっ!?つくづく卑怯者め〜!』
「おやおや、おでんやくんはなんだかたのしそうだねぇ、こんばんわ、おねえさん……んと、しょたいめんだったかな?」
(そっくりな人を見たことがあるのだけれど、と彼女にちかより首を傾げる、リセットによる記憶違いでないことを祈りながらの確認だ)
「んんと…はい、初対面です、レイチェル・アルスターと申します」
(よく見ると右手左足が義足であり、右目も義眼で片眼鏡を付けてる…)
【前田の反撃が始まった!おおーっ!ブッチャーをジャイアントスイングで
リング外に投げ飛ばしたーっ!】
『まーえーだ!まーえーだ!』
「もぉー、邪魔ですっ」
「!そうかい、よかった、えぇとねぇ…ぼくさまちゃんはそらだよ!よろしくね!れいちぇるおねえさん!」
(にぱっと、純粋無垢な笑顔を向ける)
「んふふ、きれいなおねいさんだねぇ、にているようで、やっぱりちがうや」
(面影を見ながらも、それを否定する、そこに邪の感情はない)
「ええ、よろしく…」
【きまったぁーっ!前田のダブルバットスピンが凶悪コンビを討ち取ったぁー!】
『ウォォォーーー!!!前田ァーッ!』
「…ごめんなさい、場所を変えませんか?」
(さっきから尻尾がぐいぐい痛い)
「おや、このまえたべられなかったおでんをたべられたらとおもったんだけれど…ふむ」
(さっきから振り回されている尻尾を片手でガシィッッッと止める)
「…おー、からだはこんなでもちからとかはかわっていないのかぁ」
(小さくなった体をもういちど見つめながら、つぶやく)
「…おでんやくん、あつくなりすぎだよぉ、おねえさんにきみのしっぽがあたっている…」
(聞こえるかどうかもわからない相手にとりあえず声をかける)
【これにて、実況を終わります】【カチッ】
『あー…最高……ん?…ぉ!?お前じゃねぇか!」
「…痛かったんですよ、尻尾」
『あ 悪い』
(やっと気付き、大人しくなった店主を見てアルスターも席に戻る)
「…あと、わたしは12ですよ?お姉様と間違えないで下さい」
『分かるわけないだろ ほれ』
(おでん盛りが机に出される)
「おや、とししただったのかい、…うむ、じつにこまった、たいかんがどんどんつぶれてきているようだ」
(ふむ、と、口元に手をやりながら考える素振りをする)
「…うん、じゃあ、れいちぇるちゃんのほうがよかったかな、ごめんよ、あらためてよろしくねぇ」
(だがすぐそんな素振りはやめ、ふにゃりとわらいかける)
「んふ、それにしても、ひさしぶりだねぇおでんやくん、ここはしのみやこではないから、ぞんぶんにきみのおでんがたべられそうでよかった」
(とても嬉しそうに笑う)
『・・・色々聞きたい事はあるが あえて聞かんことにする・・・
まぁ 食いたいんだろう?代はもう貰ってるからじゃんと食え』
「はい、よろしくお願いします…(かわいい…)」
(ぺこりとレイチェは頭を下げ、主人は箸と『カルミン』とコップを引っ張り出す、
香りの良いおでんの雰囲気が、夜闇を和らげる)
「おー!ありがとう!」
(おでんにてをつけ用途しながらつぶやく)
「んふふ、ひととごはんをたべるのはなんねんぶりだろうか、たのしいねぇ、おいしいねぇ」
地獄から舞い戻ってきたわ!(イケメンボイス)
712:ゲイレン ミーコ 古を求める者:2019/05/25(土) 10:02 TED-01「何ヵ所かで乱闘、鍋を囲む奴ら、それ以外は特になしです」
ゲイレン「うわぉ、平和」
「ロールキャベツってまだあります?」
『いくらでもあるぞ』
(ロルキャベ盛りが出され)
「…やっぱり美味しい」
『当然だ 極まったおでんが美味くないわけがなかろう』
周囲の雰囲気が、柔らかくなったような気がした
....あ、えっと、どうもです....
715:さやか:2019/05/25(土) 22:27サイコパスなアタシと友達になってくれる人いますか
716:さやか mercurylamp2017@ezweb.ne.jp:2019/05/25(土) 22:29サイコパス 殺人鬼をリスペクトするサークルやってます
717:そら◆RI:2019/05/27(月) 21:59 >>713
「うんうん、おいしいねぇ、……うん、ほんとにおいし、」
(そう言おうとした瞬間、ピタリと宙の動きが止まる)
「………あ、」
(口元に手を近ずけながらも、その宇宙のような瞳は目を張っていた)
「………しまった」
(リセットされた、今度は、味覚、いや、食事という行為に対するものが、かもしれない、それでも)
「………」
(彼女の中からまたひとつ、彼女が消えてしまった)
>>717
「…ふぇ?……神性…というより…」
(最近、神性に対するセンスが戻り始めたこの娘は、
やはりそういったものに敏感らしく、そらの目を覗き込んで不思議がる)
『おい どうした・・・また面倒でも始まったのか?』
(その手でそんなことが出来るのかと疑いたくなるが、
ゲームボーイをプレイしていた主人も手を止めてそらを見る)
「……いや、いろいろとしょじじょうでね、…ごめんよ、もうきみのごはんはたべられそうにないや」
(はは…、と乾いた笑みをうかべながらも謝る)
「……こんなに、はやいとおもっていなかった」
(どうやら、今回は、彼女が必要とするものから、どんどんと無くしてしまうようだ)
「………ざんねんだなぁ」
「………あ''あ''ーーー!これってぇっ!!!」
(この、神性研究家は今回も何か見出してしまったようだ
そらの腕、目を交互に見ながら大声である)
『・・・・・・』
「んぇっ?」
(急に取られた腕と彼女を交互に見ながら疑問符をうかべる)
(>>720の大声に驚き[音波受信のテスト中だった]
薬品[濃硫酸]を足の上にひっくり返してしまう)
?『…壊れてきてる、なにもなもが』
( 薄暗いなにもない空間で無表情のまま呟く。そのまま歩を進めて崖の上にたつ。そよ風に長い美しい髪を揺すられる姿は何処までも孤独で何処までも神々しかった。 )
?『哀しみで廻る世界に『さよなら』を』
( そう呟き崖の上から堕ちていく。また誰かに止められるのだろうか。ここから飛び降りるは両手で数えきれないくらいある。その度に時間が巻き戻ったり、誰が救ったりしている。こんなことしたら、本当に、癪だけど…またアイツに迷惑……かけちゃうかもな… )
>>697
……そうだったんだ…やっぱり…ね。
(共に居た人物が自らと同じく『人ならざるもの』であると知り、何処か不思議な感覚を覚える)
…あ!…此処が僕のお家だよ
(はっとした様子で指を指した先には質素ながらも大きな屋敷がそびえ立っていた)
「あほやなぁ」
(くいっと、指をひとつ曲げる、すると、イザナミを囲むように、2つの蒼く光る宝石が、形を変え、鳥のような影を作り彼女の周りをバサバサと飛び始めた)
「……これでええのに、これ以上をのぞんだらあかんやろ」
(そう告げる神でなくなってしまった『カミサマ』は、無表情で____その何も見えない瞳から、ポロポロと涙のように、様々な色彩の宝石を零していた)
?『……なんで…なんで助けるの?…』
( 姿を変えた鳥を見て、幼子のように弱々しい声で呟き。こんな事をするのはあいつしかいない。分かってる、こんな事してもこの歪みがもう元には戻らない事を。 )
?『…分からない、分からない、分からないの!!』
( 誰に言う訳でもなく両手で顔を隠しながら悲痛な叫びをあげる。 )
「わかるはずないやろ、そういうもんなんやから」
(そうだ、わかるはずがない、誰にも、悟らせてはならないのだから)
「……わしがどんだけ必死こいて術式組んだ思うとんねん、…誰も知らへんし、誰にも理解は出来へん、それでええねん、その話はそれ以上にはならん」
(こぼれ落ちる宝石を拭うことも無く、また指をひとつ動かすと、鳥の形をした光が、イザナミをふわりと持ち上げる)
>>724
…おぉー…やっとだネェ?…よっト【トスッ】
(予想以上の屋敷の大きさに怯みながらも、
ロンシーを地面に歩かせ)
…さぁってぇ、ロンシー…此処からは自分の足で…
あしでェ?……
(あれ?…地面ン?…でもさっきまで…うぇえ、気持ち悪…)
(こんなにも血液が不足した状態で許された行動範囲なぞとうに超えていた、
目眩は突然月舟の目の前に地面を出現させ、遅れて衝撃を頭に伝えた…要するに転けたのだ)
ンぅー……あ''ー、ロンシー…ダメだこれ…
(その直後、ぷっつりと月舟の意識は途切れた)
>>721
「間違いないですっっ!!1762年大陸全土大魔法時代!その時代から存在していた
遥か遠く日の本の国より伝わる『魂束怪録呪法』のうち解読不能だった
部分の更にオリジナル版にっ!きき極めて似てますっ!」
(年季の入った怪しげな手帳を取り出し、触れてはいけない香りの漂う書き込みの量をペラペラめくる)
『・・・・・・』
(また始まった…)
「?、?、?」
(いきなり興奮気味に羅列された言葉の数々に疑問符を浮かべる)
「ほっほほ本当にこれがあの『天鎖ノ手記』ならっっ!!
これって…これって魔法界における呪法世紀の大発見にっっ!!」
(目をキラキラさせるレイチェはそらの目と腕に何が見えているのか
目と腕を交互に見ながらも手記に凄まじい勢いで数種類の言語の列と
もう数十種類に達しようとしている数の印が書き記され…)
『・・・・・・・』
「…お、おでんやくん…こ、れは…いったい」
(ギギギ、と機械的な音を立てながらリドリーに助けを求める)
『・・・前に お前の力になれる奴が居ると言ったな?
コイツの事だ・・・この通り知識と腕は確かなんだが・・・』
「わぁーっ!まだまだ解読に…10分はっっ!
お姉様ーーっ!わたしはついにっっ!」
『・・・新しく発見をするとこうなるんだ こうなったら止まらん
俺も12時間程付き合わされた・・・まぁ 今回はお前さんの一つに
絞られてるからマシではあるだろうが・・・』
(そう言う間にもレイチェの絵付き手記はさらなる発展を遂げており、
既にそらに掛けられているモノの数百種類を解き明かして記録してしまって…)
「…う、うーん、まぁ、べつにこれといってかいどくされてこまるものもないし、むしろ、ぼくさまちゃんもりかいしりえてないしゅくふくやのろいもあるだろうし…別にいいのだけれど」
(ちょっと驚くなぁ)
「っっっ!!!出来たぁーーっっ!!」
(早速、それは20分で書いたものなのかと疑わしくなる厚みの
本書が出来上がり、それを掲げてレイチェが歓喜を叫ぶ…)
『・・・・・・・・・』
(ざっと600ページは突破してそうな本書が見え、
呆れて声すら出ない)
(勿論、専門を極めているレイチェだからこそこの本は理解できる…
完成度こそ言うことなしだが、評価さえも言葉が出ない代物である…)
「…わー、」
(まるで理解していないが、とりあえず褒めておこうの精神でぺちぺちと軽く手を叩く)
「…にしても、おじいさまいがいがよこしてきたみょうなこうそくやそくばくやのろいやしゅくふくまでもかいせきしたりしたのかい?」
(そうならちょっと僕様ちゃんも予想外だなぁと、ふにゃふにゃと笑う)
「はいっっ!関わる神性のパターンから呪法と私用も読み解けましたっ!
あとっっ(ペラペラ)っじゃーん!この通りあなたの天鎖ノ手記に加わった
存在を種族問わず特定することができましたぁっ!」
(姿、特徴、使ったモノまでが細か過ぎる…まるで自分自身の事のように
書かれた本書後半のページをずらりと見せる…)
『・・・プライバシーもあったもんじゃねぇな』
(そのおかしさが理解できない凶悪は呆れるだけである)
「はぇ…これじゃ、ぼくさまちゃんをこていしよあとしたかみさまたちもたまったものじゃないねぇ…はー、すごい、なんてことだぁ」
(すごいものをみてしまった、とまるで他人事のように呟く)
「…うーん、でも、たぶんれいちぇるちゃんのそうぞうとは、ちょっとばっかりちがうところもあるかもしれないねぇ、わからないけれど」
740:◆.s:2019/05/28(火) 23:25 「はぁいっ!だからこそ神性なんですっ!
超常の法無くしては読み解く事無しぃっ!
このままあらゆる研究をし尽くさせてもらいます!」
「おためしで解読しましたけどこれならっっ!
1ヶ月待たずして完成を目指せそうですぅっ!やったぁーっ!」
(当然、想像と違うというそれを理解していない筈がなかった…)
『・・・・・・・・』
「あれぇ?もしかしてぼくさまちゃんじっけんたいしょうにされてしまったかなぁ」
(これまた他人事のようにわらう、まあ実際、他人事に等しいのだ、だって)
「でもぼくさまちゃん、とうぶんすればぜんぶりせっとされてしまうから、れいちぇるのおつきあいはできないなぁ」
(どうせ、消えてしまうから)
「あ、人体実験とか同行とか関係ありませんのでご心配なく」
(キラキラした目で本書を見つめながら)
『・・・お前さんと同じ様にコイツには何言っても無駄だ
専門に関してはコイツ不可能を知らんしそれそのものが無い』
(深い意味はなく、呆れ切った言い方…相当やられたらしい)
「…うーん、それじたいがむり、なのだけれどね」
(すこしかおを俯かせながらもそうつぶやく)
「すくなくとも、このひとみだけはむりだよ、だってこれにはそもそもなかみなんてものはないからね」
(そして、)
「…できたとしても、どうか、これだけはみないでほしい、おねがいだ」
(ぼくの、一番大事な宝物)
『・・・おい 居ないぞ』
(さらなる探求に心をときめかせた少女の姿は足早に消えていた
探求の答えを得る為、それに絞るならば彼女に不可能なんて考えられないし、
そもそも存在し得ない)
『・・・無理と無駄の対決か・・・
お前さん 無理 とだけ言うだけで楽に終えてきたんだろうが・・・
あいつは言い聞かせる方が無理だ 出来る人はこの世に居ないし
何より あいつはお前さんそのものには全くと言っていいほど興味がない』
(だからこそ、あいつの行動は何よりもお前さんにとって冷たくなるだろう)
『・・・・・気を付けとけよ』
「…まあいいさ、どうせぼくさまちゃんはそのまえにきえてなくなるからね、ふりまわされるのは『つぎのぼくさまちゃん』にまかせるよ」
(諦めたようにわらう、それは彼女に振り回されることを諦めたのか、それとも____自分の生を諦めたのか、それはわからないことだ)
「…じゃあれいちぇるちゃんはいなくなってしまったから、きみにだけねたばれ、というものをしてみようか」
(そして、リドリーにむかって、にこり、とわらいかけた)
『・・・・お前さんの気が楽になるなら 聞いてやるよ』
(それがおでん屋の一環だしなぁ)
「んふ、じゃあきいておくれきいておくれ、そしてそうだなぁ、うん、さいごのいじというものをみせてやろうじゃあないか」
(そういうと、彼女は自分の、その小さなからだから、ジャラジャラと、鎖を落とした、それは、銀色の、とても美しい鎖だった)
「…これは、僕様ちゃんをつなぎとめておくための鎖だったのだけれど、すこしばかり不便だからね、今だけ外しておくとしよう」
(そう呟く彼女は、もとの、いつも通りの19歳の少し身長の高い、ただそれだけの普通の少女に戻っていた)
「さぁて、どこからはなしたものだろう、あぁ、そうだ、誰かに聞かれているとまずいから、そのへんの防護策を執り行っておこう」
(パチンと指を鳴らす、それだけで、もう宙の声はリドリーにしか聞こえなくなる、だがこれは彼女のちからではない、彼女にまとわりついている、顔も知らない祝福によるものたま)
『・・・・・・・』
750:そら◆RI:2019/05/29(水) 00:04 「うん、まずだねぇ、前提条件として、僕様ちゃんが人間、ということだけは覚えておいて欲しい、そこはどこまで行っても変わらない、下手をすれば、僕様ちゃんの身体中に与えられた祝福や呪いを全て取り除いたら、恐らく僕様ちゃんはしんでしまうだろう」
(そんなレベルで貧弱なんだよ、僕様ちゃんは、とクスクスと笑う)
「そして、僕様ちゃんは、現在この歳、19という年齢を繰り返している、これはお爺様にお願いした結果なのだけれど、僕様ちゃんは自らの限界が来た時、自身の全てがリセットされるように設定している、自分の感情くらい自分で押さえ込め、と思われるかもしれないけれど、僕様ちゃんはなんというか…自分の感情を理解する、ということが苦手でね、リセットしなければ生きていけないんだ」
752:そら◆RI:2019/05/29(水) 00:15「これまた困ったものでね、リセットされた瞬間、僕様ちゃんは『人間』を1から始めなくてはならなくなる、息の仕方、食事の仕方、眠り方、話し方、とかね、全てが全てリセットされてしまうから、それはさすがにお爺様や壱くん弐くんにてをかしてもらっているのだけれど」
753:ゲイレン ミーコ 古を求める者:2019/05/29(水) 00:37あああぁぁぁぁぁぁ!!(痛さにのたうち回り、声が学園内に響く)
754:ロンシア・ヴァイス・ノスフェラト◆do 再誕の紅月:2019/05/29(水) 22:33 >>728
……『器』を助けてくれた礼をしないとね
(地に倒れ伏した『恩人』を、少年とは思えぬ力で、しかし優しく横抱きのような体勢で抱えると屋敷の門に近づく
すると、門は主を迎え入れるかの様に開いた)
(されるがまま…いや、そもそも気絶してる訳だが)
失血からか、肌の色から健康さが消えていく…
「なんとも皮肉な話でさ、何度も19歳を繰り返しているというのに情緒は上手く育たないと理解してしまってからは、メモ帳に予め書き留めておいた『宙という人物』を固定して行動しているのさ、今が何回目の僕様ちゃんなのか、メモ帳に何度か正の字で数えていたみたいなのだけれど、さすがにこれを見たら僕様ちゃんといえど諦めてしまってね」
(ペラっと、使い古したメモ帳を差し出す、そのメモ帳にはページ全て余すことなく羅列された『正』という字が存在するだけだった)
「さて、それじゃあとても意味の無いことを聞いてみてもいいかな」
(にこりと微笑む、それこそ、『設定通りの』宙の笑みを浮かべながら)
「ぼくって、だれなのかな」
(とても、とても、残酷な問いを呟いた)
『・・・・知るか』
(ゲーム○ーイア○バンスを皿に乗せてそらの前に出す)
『・・・手前を相手に悩んで6週間・・・あらゆる色々を考えて悩んだ・・・』
『何 つまらん事他人に押し付けてんだ・・・何て下らん事で俺は悩んでたんだよ』
『所詮貴女達はフィクションなんだから!ノンフィクションが居る事で成り立っている存在なんだから!』
《ああ、もう、》
《うらやましいなぁ》
( 全てを振り切ってまた落ちていく。ただ地面すれすれの所で彼女の体は浮いたままに、いや周りの風景も全てが浮いたままに『時間』が止まった )
「いやはや、我が部下よ、ここまで来るとなんとも言えないね〜」
「…そうでしょうか?まぁでも困り者ですね」
( 片方は自由そうに、片方は無表情のまま落ちていたイザナミに手を伸ばす。ただその手には、いや首筋や顔を除く全体に黒い大量の文字が広がっていた。その姿は美しくありそれでいてどこか不気味な姿だった )
>>758
「……そっか、うん、その返答は正直、うん、まぁ、そうなんだろうね」
(へら、と笑みを浮かべる、無理やり作ったような、ひきつった笑みを)
「くだらない、うん、くだらないんだよ、僕様ちゃんなんて」
(その声は、震えていた)
(そこにいるのは、ただの、ひとりの、しょうじょだった)
壱『いやはや、こまったものですよ、黙って聞いてりゃあ必死に叫んだ唯一の『助けて』をそんな簡単に振り払うなんて、まったく、宙様は相談相手を探すのがお下手なんですから』
(ふわりと、宙の首に両腕を絡ませ、抱きつきながらその黒く大きな翼を広げ、現れる)
「、………いちくん」
壱『はい、なんでございましょう、宙様、壱はここにいますよ』
(その声は、ひどく、ひどく甘ったるい声だった、全てを許すと、全てを受け入れると、そんなふうに目を細め、宙のからだにその細長い己の尻尾を絡みつけながら、ドロドロとした甘さを含んだ瞳を浮かべる)
『【グググッ】・・・お前の価値がどうのこうの何ぞもっと下らねぇ』
(急に立ち上がった凶悪、巨大な腕で少女を掴み上げる)
『お前ェ 心の隅どころなんかじゃねぇ・・・
生きる意志を片っ端から投げ捨てやがってぇっ!』【グギギギ】
(憤怒、醜い竜の顔にはそれが溢れる)
『・・・そりゃあ誰でもお前を嫌う訳だ・・・・
お前は本ッ当に下らねぇっ!』
(憤怒の形相を近付け、興奮に上ずる声のまま叫ぶ)
「………………ぃち、くん」
壱『ええ、ええ、宙様、そらさま、壱はわかっておりますとも、頑張りましたね、宙様』
(彼女が最も欲する言葉を投げる、それは、人間なら誰もが欲する欲求の根源で、それこそ、『普通』だからこそ必要な言葉)
壱『大丈夫でございますよ、宙様はよく頑張っておられます、とても、とても、』
(目の前のリドリーなど、見えてないかというように、甘い言葉を吐き続ける、そのすがたは、悪魔や淫魔そのものだ)
(だがそこに、悪意など微塵もない)
壱『そらさま』
(心底からの寵愛、それだけ、それだけを、彼女に与えていた)
>>763
「…おこらないで、だって、わからないんだもの」
(それは、ただ、道に迷った少女のもの)
「…最初から、そんなもの、ぼくにはなかったんだもの」
(『彼女』にいってもわからない、だって彼女は最初の『宙』ではないのだから、彼女はただの後継機のようなもの、肉体は同じでも中身は『宙』という人間の中身を設定されたお人形なのだから)
『・・・・もういい 消えろ』
(何を言っても、化け物が阻むだろう
何を言っても、俺の言葉は理解しないだろう
コイツに苛立ちもせずに言い続けられるのは・・・)
(化け物を無造作に放す)
『消えろ・・・消えろっ!消えちまえっ!!
2度と『心』の前に姿を現わすんじゃねぇ!お前は凶悪以上の邪悪でしかねえっ!!!』
(・・・・言っちまった・・・言っちまったよ・・・・
畜生・・・・・)
(項垂れる凶悪)
(・・・俺は・・・無理だ・・・こんな化け物を・・・
・・・もう 誰かも分からねぇ・・・だが・・・頼む・・・)
化け物の、見えない後ろの誰かにそう願う
「やめて、大丈夫だから」
「大丈夫だよ、ぼくは」
(へらりとわらう、それが、相手にとって苦しいことだとも『分からずに』それでも、必死に、いつもこれでみんな笑ってくれるからと、笑う)
『・・・・ぇろ・・・』
(駄目だ、そう考えても頭には血が昇る)
『消えろっって言ってんだろうがぁぁっっ!』
【ク''カ''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ッ''!''】
(そらの手を引いて、『後ろの者』が静かに走りだす)
『・・・・・・・・・・』
(さっさと・・・行ってくれ・・・)
(再び凶悪は項垂れる)
〔…少し 休みましょう…}
手を引く者は声も無くそう言う
壱『……チッ…』
(小さく、舌打ちをこぼす)
壱『…無様ですねぇ、本当に』
(人並みの優しさなどをもつから、潰れてしまうんですよ)
(そう、リドリーに言い残し、宙の後をついていった)
「…だれだい、きみは」
(わからない相手に問いかける)
「かれ、かれは?くるしそうだった、かれをたすけてあげてよ」
(自分ではできないと気が付き、誰かもわからない相手に懇願する、自分のことなど、微塵も視野に入れていない)
「なんていうべきか…とりあえず疲労が原因かな?本当に、勝手に消えられて名前が消えるのはこまりものだからね、君もそう思うだろ?」
( そこだけ切り取ったかのように静かな時間が止まった世界で足をばたはださせながら愉快に笑う彼女は右目は前髪で覆われているが左目は綺麗な翡翠色をしている。)
「それよりもこのかたをどうするかを考えるべきでは?…先輩、」
(相変わらず無表情の感情の籠らない声のままイザナミを地面におろす。そう言った彼女は先程の少女とは反対に左目は前髪で覆われているが右目は綺麗な群青色をしていた。)
(一見すればただの少女たちだろう、ただその腕に足に首に至る所にある文字がなければ)
{……}
手を引いていた者は何も答えない
その姿も…
「……だれ、」
(伝わらないとわかった、それでも一言こぼす、自分が、いま、どんな顔をしているかもわからない)
壱『そらさまぁ〜』
「っ!」
(きゅっと、後ろから手が伸び、空を抱きしめる)
壱『そらさまやぁっとみつけましたよぉ、そろそろおかえりになられませんか?』
「…いちくん」
壱『ここにいても、宙様の首を締めようとするものばかりで、苦しいでしょう?大丈夫です、あとは全てこの壱にお任せ下さい』
(つー、と、宙の首を指先でなぞる、ドロドロとした言葉をかけながら、視線はそらとはべつ、誰かもわからない相手を射抜いていた)
{………}
視線を交わして、掛ける言葉は何もなく
壱『…なぁんのために、そらさまをつれてきたのですかねぇ、あのデカブツといいあなたといい、本当に気分が悪い』
「…?、いちくん…?」
壱『無責任だというのです、だからいやなのですよ、あなた方は』
(その赤い瞳は、殺意にまみれていた)
{…………}
何も、答えず
壱『はぁ、宙様、ゆきましょうか、この手の相手は相手にするだけ無駄です、そして私が一番殺したくなってしまう相手です』
「っ、え、い、いちく」
壱『大丈夫ですとも、先程、主様の呪いの修復が完了致しました』
「____!」
壱『もうすこしです、もうすこしで、願いが叶う』
(そらの頬を、ゆっくりと、優しく撫でる)
壱『【あなたを、ようやく取り戻せる】』
{……………}
その様子を眺め、何をするでもなく
壱『そういうわけですので、あなたがこれ以上何もおっしゃらないのであれば、我々は帰らせていただきます、…それと、個人的にあなたや先程のデカブツは好きませんので嫌味を飛ばさせていただきますね』
(宙の手をとりながら、にっこりと笑う)
壱『あなたがたなど、空気にも満たない、そこにいるだけの物体に、息をする権利がありましょうか』
「……ぃ、ち、く」
壱『……お目汚し、大変失礼致しました、さぁ、帰りましょうか、宙様』
{…………}
{…神の世はかりそめが為の世界}
{腐りが始まるその以前 それが時の偉大なる者たちにとっては
今の世は貴方が言うように空気にすら満ち足りない 全てが同じでしかない }
{…私は逃げる気は無い}
{目を背ける事 此の世がその為にあるということ
私はそれに溺れることを忘れてしまった}
壱『……はぁ、』
『無能が何をほざこうと、私共にはきこえませんよ』
(睨みつけながらそうつげ、そらとともに姿を消した、圧倒的嫌悪を抱いた言葉は、余韻を残し、静かなその場所に響いていた)
{…………}
{目を背けるなかれや 人にさけずまれる者であれ それだけは変わらず}
{とっくに気づいている筈だ 人の心ゆえに神の全ては錆び付いた}
{錆を落とすは私ではない ましてや神のいづこでも…}
{そして私は ただ1人を見るのみに終わる}
また、姿を消す
「はて、困ったものだね、空間が限界みたいだ」
(そういって段々歪んでいる空間に手を伸ばす、)
「…もう、そんなに時間がたってたんですね」
(相変わらず無表情のまま同じように手を伸ばし、もう片方の手をずっとにこにこしている綺麗な翡翠の眼をもった彼女とつなぐ)
『 そして再び世界は廻りだす 』
( そう二人で言い放った瞬間廻りの景色が廻りだしもとの時間を刻んでいく。そこにいたはずの彼女たちは消えていた )
>>768
「おーい、君、どうかしたのかい?困っているようだが」
「先輩、そんなにむやみやたらに声をかけないほうが」
(先程までこことは外れた空間にいたはずの彼女たちはリドリーの後ろに立っていた。しかし彼女たちの服装は先程までとは違い、真っ白な首から下を長い足元まで隠すコートを同じように手には同じように真っ白な手袋をしていた。)
『・・・・・・・・』
(主人は、項垂れたまま動く気配を見せない…)
(と、いうか)
『・・・・・グゴーーッ・・・グゥー・・・フガーッ・・・』
(・・・・・・寝てる)
「あれ、もしかしてこれは死んでいるのかな、おーい!!」
(その場でぴょこぴょこと跳ねながらリドリーの肩を揺さぶる。その光景をみた群青色の瞳をもつ少女が相変わらずの無表情のまま行動だけは少し焦った様子で止めにはいる)
「先輩、これは死んでるんじゃなくて寝ているのでは?」
「そうなの…初めて知った、うん、やっぱり面白い!」
(そう言いながらさっきまで肩を揺さぶっていた翡翠の眼をもつ彼女は興味津々にリドリーをみる)
『・・・・・・ん おお・・・』
(揺さぶる振動、僅かな衝撃が脳へと伝わり、凶悪の意識は覚醒した)
『すまねぇなぁ・・・ちょっと眠っていたんだ・・・・
にしてもォ いい夢だったなぁ!おい』
(…机の状況から見るに、酒が入っているらしい…)
「うわぁ!起きた!起きたよ!!後輩君!!」
(無駄に目をキラキラさせながら翡翠の彼女は後輩を揺さぶる)
「当たり前でしょう?それで先輩ここに来たわけは?」
「ふふー、なんとなく勘でだよ」
(珍しく群青色の彼女は額に手をあて少し困った表情をみせる)
「…ぃ、いちくん、ねぇ、いちくん」
壱『はい、なんでございましょう、宙様』
「っい、いったい、どこにいくんだい?帰るのならこんなところ…」
壱『すこしばかり、用があるのです、下界で唯一の神聖、主様のお生まれになられた場所に』
「…おじいさまが、うまれた?」
壱『ええ、ようやく見つけたのです、もう残ってなどいないと思われていた、あの場所を』
『我らの理想郷(アヴァロン)を』
(悪魔は少女の手を引く、だからこそ、少女には悪魔の表情など見えない)
(酷く口角が上がり歪んでいる、愉悦に満ちた表情など、見えない)
「ねぇ、あなた何と関わった?」
(今まで翡翠の彼女にしか喋らなかった群青の彼女はリドリーを向き声をかける)
「先輩の勘はあんまり外れる事はないから…あなたが少し変わったものなのか?それか面倒に巻き込まれたかのどっちかでしょ?」
「あんまりって失礼だよー!!後輩君!!あんまりじゃなくて外れないの!!」
(翡翠の彼女は少し拗ねたように頬を膨らませるが、群青の彼女は気にせずリドリーをじっと見ている。一見すれば顔以外の皮膚を白い布で覆われた怪しいやつが突然問いかけるものは更に謎を深くした)
『・・・・・あ''〜?だーれが何にと関わるっとぅえー?』
(酔ってベロベロ、外見の威厳は、ない)
『何がァ何とか知るっけぇーやぁ〜・・・
いっちいち関わるぅやつぅが無駄ぁにスケーッルでぇっかぁ〜
過ぎてぇ・・・覚え・・てぇ・・・ねぇ・・・フガーッ』
(・・・・また寝た)
(そんななか、見えるかもわからないスピードで飛び抜けている影がひとつ)
『____…チッ…』
(顔を悲しげに歪めながら、周りのことなど気にせず自身の純白の翼を羽ばたかせる)
「おーーい!おーい、死んでしまったの?」
(寝たとは知らず翡翠の彼女はまた激しく肩を揺さぶり、群青の彼女は何かを考えこんだあと手袋を外し軽くリドリーに触れる)
(その手は多数の文字が描かれたどこか不気味な感じがした)
「……後輩君?」
(リドリーに触れた彼女をみて翡翠は不思議そうに首をかしげる)
『・・・ガガガガガガガガガ・・・・グーッ』
(眠り続け…よく見りゃ、傍らに落ちてるのは40度のウォッカである)
『っ、ここ、じゃねぇ…っ、』
(1度止まり、辺りを見渡す、どれほどの長さを飛んできたのか、呼吸が荒く、胸元を握りしめながら辺りを睨みつける)
『っ、ウリにも、手伝ってもらってんのに…っ』
(部下である第4天使の1人を思い浮かべながらも、地面に降り立つ、足をふらつかせつつもなんとかたち、思考を回す)
(…はぁ…っ…、ミカにも探してもらってるし、ラファは天界補佐…ガブが1番この手のことは得意なんだろーけど…、今のあいつを酷使するわけにはいかねぇ…)
(思考を回しながらも、あらゆる方向の『目』を確認する、どんどん顔色が悪くなるが、気になどしない)
『っっづ!!!……そら、…っ』
(天使は、ただ1人の少女の名を零した)
久しぶりに見た、だがあの頃と何も変わりはしていない
(商店街の電柱から街を見渡してみるが、変わり物は見付けられない)
まぁ、それはどうでもいい事か…
(そんな事を考えながら、せわしなく動き回る存在たちをちらりと見やる)
…
「…どうも、この街は騒ぎが好きな様ですね」
(電柱から見る景色、それは荒事を含めてこの街は何も変わらない)
そう…私も、この街と同じ様に…
(風になびく白と黒の凜とした姿、
ありとあらゆる時を経てして変わらぬ物がまた一つこの街に廻り、来た)
「…さて、貴女はどうしていますか?…ミカちゃん」
(二人でぱちんっと指を鳴らす。その瞬間辺りの喧騒が静寂に。噴水は不自然な所で止まり、空を待っている鳥もそこで止まっている。『時間』が止まった)
「後輩君!なにか不自然じゃない?」
「おおかたこれがこうなる直前にあった人が原因でしょう、崎ほどなにかがそのかたを探していたようですし」
(呪いのように文字が書かれている手の甲をリドリーから放し淡々と告げる。)
………
(時が意味を成さなくなった世界、それを見るは初めての事ではなかったが、
少々違った時の損傷に違和感を感じる)
「…少々、他も『見る』必要がありますね」
(自分の世界を確立できた事を確認すると、時が損傷した世界を歩き出す、
一歩、一歩と踏みしめる見慣れた世界、ただ、伝わる感触は私でもよく分からない)
…ただ、私は会いに来ただけだった、それだけの話…
もう、それだけで済みそうもない空気が街を包むのを
私は背中を冷ややかなものが伝うものと同時にそれを感じた
>>798
「おねーさん、なーにしてるの?お散歩?」
「先輩、絶対違います」
(先程までリドリーの側にいた彼女たちが一瞬にして彼女の前に現れる。全身白の装束で覆われた彼女たちは時が止まった世界でも異様だった。)
「、…?」
壱『?宙様、どうかいたしましたか?』
(急に歩を止めた宙を不思議に思い、振り返る)
「……止まった?」
(歪んでいる悪魔とあらゆる『モノ』が取り付いている彼女には影響がない『停止』を感じ、周りを見渡す)
「……なんだ、これ」
『っっそらちゃーんっ!!!』
「えっ、っわっっ!!」
壱『おや』
(そんななか、宙めがけて抱きついてくる躑躅色の影)