…まぁ、そんなこんなでまだまだ続く…と思っている日常…!
…現在邪神…の姉が定住してる…普通はこの城に住むの駄目だからな?特別なんだ…
…でまぁ、赤の陣営はいつもと変わらずのんびりしている…そろそろ戦いたいとも思っているけどな…!
…というわけで、ザレッド・イニール…手腕の魔人…もとい…触覚の魔物でした!
……んなっ!?も、持ち上げたっ!?離せっ…!あたいをどうする気っ…!?
(そのまま演技しつつ金棒勢いよく落としていて、しかしほんとに力負けしたのは焦っていて、少しイラァとしながら蹴りつつ、じっと見ていて)
【 ガンッ 】
「…ふっふっふっ…物投げで先を見越したのは評価できますわ…」
( 腕に直撃した金棒が…『金属にでもカチ当たった』様な音を響かせ
あらぬ方向へ回転しながら飛ぶ… 不敵な笑みを浮かべる黒の腕は…赤い!)
「しかしっ!わたくしの闘気功術は生命の流動!内なる弱みを知り、
そして鍛えに鍛えた精神と命の闘気功は何よりも熱く 破れないっ!」
「これぞ【闘気硬化】と人は呼びますのよぉっ!」
( カッチカチに固まった両腕、同時に高まる掴みのロックを用いて
全力でヴェッちゃんをフルスイング!同時に勢いつけて離して壁に投擲!)
「まだまだ!かっぱ相撲拳に闘気功術の真髄見せてあげますわ!」
ぶぇっ………げほ…ごほっ…んん…はぁ…ふひひ…
(投げられると抵抗するまでもなく素直に壁に当たり、砂煙でごほごほ咳しながらも余りダメージは無い様子で、不思議と笑っている)
………そんなんするんだったら、こっちも面白い事してやる…くふふ…れろぉ…!すぅぅぅぅ…ふぅぅ…
(冷たい息を辺りに充満させる程吐いた後、鬼にしては蛇のように長い舌をだらんと出して不適に笑い、ギランと目を輝かせて…………一閃、ナイアの頬を舌が槍のように尖り飛んできて掠る……
……不思議と舌は生え変え元の人間のような舌になっており)
「っとぉ!」
( 構えを直しながら 腕の闘気硬化を解く…
今のは… )
「…実に種族ならではの妙技ですわね…再生能力を活かした下の切り離しと発射、
氷を活かしての刺突力強化に加えて周囲の防御…言わば『氷点下の氷柱』!
見事というほかありませんわねぇ…」
( 傷が少し付いたのを…仄かな光が内側より光ると、わけなく傷は塞がる )
「…良いですわ、今こそ教えて差し上げましょう…その氷!すでに砕けたりっ!」
……………氷と炎は表裏一体…光と影…そういうもんだとあたいは思うんだ…だからあの子と組んだ…
…実際あの子とのコンビは最強だからね…でも…あんたと一対一なら…面白い手を使ってみるってのもいいよねぇっ!?
(酒瓶取り出して、口に大量に含んだ後…一気に吐き出してすぐ凍らせて、大きな鋭利な刺が無数にある槍を作り出す…!……それだけならまだしも…酒瓶の中に残っている液体も凍らして、酒瓶自体をボウガンのように構えたっ!)
……さぁさぁ、やってやろうじゃんか…!
(角にボウガンセット!槍を両手に持ちギランと赤い顔をキリッとしながら氷はかなり分厚く熱を加えても簡単には壊れない)
「…ふっ」
( 一度4足で大きく跳躍、なんでそういう軌道になるのか知らないが
大きく浮上したところで一気に斜め急降下!勢いでヴェッちゃんにアームハンマー!)
「ヴェッちゃぁん、鬼って凄いですわねぇ」
( 不敵な笑いは続く )
…………そうだよ…鬼って凄いんだよっ!!お酒飲まなくてもあたいこんだけ戦えるんだからなっ!!!喰らえナイアッ!!弾けて混ざれだよ!!
(にやっと計算通りといった様子で、槍を後ろに構えて、角の酒瓶ボウガン発射ッ!液体が剣のように硬くなっており、それがどんどんナイアに向かって広がるっ!アームハンマー対策として念のために槍を目の前で一番尖っている所で防御ッ!
鬼として本気出しながら口の中でさらに歯を変形させていて)
「しかぁしっ!」
【 ドパァンッ! 】
( 瞬時に闘気硬化した両腕で固体を砕きながら防いで降下
目の前に現れた鋭い槍を横から掴んで止めればその体勢のまま )
( 槍を降り砕いて着地しながら叫ぶ!生命とは! )
「生命の流動とは臆病含めた感情の素晴らしさ!
闘気功術とは弱気と向き合う勇気の産物っ!
わたくしの体は弱いっ!弱点だらけっ!しかし それらと向き合い!
命を!内なる感情を味方としてこそ命の力は熱く!乱れる事は無いっ!」
そう!冷たき恐怖と運命退けるはいつも陽の命の力!
( 更に猛々しく赤く輝く両腕を大きく広げて太陽の如く! )
「鬼とは強靭!再生!恐怖と無縁の酒の魔人!しかし 弱きが
ヴェッちゃんには無いっ!すなわちっ!」
( 更に燃え上がる姿はそれぞ太陽!魔を寄せ付けつぬ命の象徴!
右拳を大きく引っ張り…! )
「 生命を前にしては紙切れに同然ですわぁっ!」
っ…!?まじかぁっ…!?こんなことがっ…っ!
……なら…これならぁっ!!!
(驚いて目を見開きながら目の前に迫ってくるナイアを見て焦りながらも苦し紛れにこちらも拳を構えて氷で纏いつつ、どんどん巨大化させ大きな塊を作りっているっ…!太陽とは逆の月のように灰色に近い白を輝かせて対等するかのように向き合うっ…!)
……氷極星っ!拳骨堅突っ!!!
(勢いよくナイアに向かって風圧激しく起こしながら拳を振るう!太陽を凍らせようとさらに塊の温度冷やしながら酒飲んでない状態での本気の必殺技を繰り出す!)
「……この勝負や…釣った!わたくしのぉっ…」
【 かっぱ相撲拳その3! 】
「勝利ですわぁぁぁぁぁああっっ!」
【 大山落とし! 】
( かっぱ相撲拳その3 衝撃利用の大山落とし!
闘気硬化と生命の流動そのままのパワーで氷を持ち上げた後に… )
「せやぁぁぁぁあーぁぁああぁっっ!」
( 全身全霊を持った全闘気功を衝撃放出しつつの巴投げ! )
…へぶっ…!?っ…ぁぁぁっ…頭痛いっ…!あの頃の…2日酔いより痛いし…!
(比較対象が地味におかしいのだが、叩きつけられた後ゆっくり頭抑えながら立ち上がり、いててと呟きながらにひひと笑い…そのままお酒飲まない状態でも、まぁまぁ強かったでしょ?と問いかけ)
「…はふぅ、その通り ヴェッちゃんは強いですわ…
けれど!まだまだかっぱ67段の敵ではありませんわね!」
( 少し深呼吸をした後、すぐにいつもの調子で腕を組む… )
「…いや、待った…あぁっ 64段だった!」
…………ふふふ…でもまぁ、お酒飲んだり真の姿現したら…そのカッパなんとかも通じないと思うよぉ…?……さてと…因みにナイアはまだ戦いたい?…あ、勿論あたいは戦わないよ?…よいしょっと…
(遠くに落ちている金棒拾いながら首傾げて、嫌な予感を漂わせる)
「ふっふっふぅ!かっぱ相撲拳は…うぅん、まぁいいでしょう
やらないなら仕方ありませんわ、さぁザレッド!怪我しないようにやりますわよ!」
( ヴェッちゃんを抱えながら客席へ運びつつ
未だに超元気な声を張り上げ… ? )
「…言い方思い出しましたわ…ヴェッちゃん、女子会では
ニャルも誘うから気を付けますことよ…ふへひひ」
こっちもこっちで悪い笑み
「 神も悪魔も人間も、みんな私の手の内に収まっちゃえばいいのにね... キミもそう思わない? 」
天坂 早苗 / ♀ / 16歳
性格 / 兎にも角にも強欲で欲しいと思ったら見境なく「 それ、くれるかな? 」とナチュラルに要求する。本人には悪気も悪意もなく、「 他の人が使ってるのを見たらほしくなっちゃうんだよね... 」とのこと。この癖を治したいとは思っている様だが、恐らく一生治ることはないであろう。魔法が得意であり学園の中でも上位の成績である。彼女の使う魔法は血筋に影響されるモノで、支援魔法により強くその影響が出ている。その代わり家事のセンスは壊滅的で、「 これじゃキミのお嫁さんになれないね 」と悲しそうにぼやいている。
容姿 / 髪は緩いウェーブの掛かったボブ、前髪は真ん中分けで所謂シャーベットカラーの黄色髪。活発そうな二重の瞳は焦茶色。どこかポヤっとした雰囲気を感じさせる柔和そうな顔立ち。性格のよさが顔にでてるって言うと喜ぶ。肌白。実は私服はかなりサイケな感じで、ガーリッシュな格好をしてるのは「 気になってる人のため 」らしいけど...? 身長は156糎くらいで小柄。
備考 / 一人称は私、二人称は〜くん、〜さん / 三人称はキミ達など。主人公のことは「 キミ 」って呼ぶ、「 特別 」らしいね。主人公とは昔一度だけ会ったことがあるらしい。
ギャルゲーのメインヒロインイメージ
……呼ばれて飛び出てパンパカパーン!
……つーわけでザレッドですよ、ナイア……ふふっ…やっとこれが試せる…楽しみだよ………さって、やろうか?
(袋を持ちながら勢いよく上から降りてきてそのままにやにや笑い楽しそうにしていて)
>>157
(新キャラ参加したいのですの?それにしても凝ってますわね )
>>158
( …… )
「すっごい自信ですわね ザレッド…それだけ期待させといて
あっさりだったら承知しませんわよぉ?」
( 衣は呼び戻さずに、また 腕組みで構える )
「…キミは妙な気分になるのを感じた」
…………装着、さて、メンテはできてるから…とりあえずやれるだけやってみようか…!
(袋の中身から灰色と白色の装甲がついた5本の刺が生えた球体を出して、ニヤニヤ笑いながら準備している)
……多分だけど、怪我は絶対するよ?…これの前じゃ…!
「…心配するべきはキミの怪我だと思ったけど…
まずその気持ち悪い笑い方してると【本気】で張っ倒しますわよ?」
( 不機嫌そうな顔で…覇気 )
「さっさと始めなくて?そろそろブチ切れますわ」
………ん、りょーかい…そこまで言うんだったら…ちょっと容赦しないから…!
(球体変形させて、腕と手に纏い頭にも纏って近未来の鎧のようにして、刺の生えた羽も生やし、魔物らしくなる)
…んじゃ、発射ッ!
(腕を伸ばして、片方の耳を塞ぎながら、爪が鉄の弾丸のように飛び立ち、装甲は飛ばした爪を回転を加えて殺傷性を高くしている…羽を分離し、弾丸の軌道を変えていつもの目ではなく…少し本気の目)
【 パァン 】
「………………」
(【闘気硬化】無しの腕で弾き飛ばす…腹立たしさに赤い光を含んだ
禍々しい双眼が向かい側をキリキリと見据える )
「… … …愉快な気分にゃァ…なれそうにもありませんわァ…」
………あーやだやだ…こう余裕そうにされるとやる気なくなる…勿論まだまだやるけどよぉ……?
……こっちもちょっちイラついてきたぞっ…?
(装甲を刃に変形させて、腕をそのまま切り離し、回転させながら飛ばして首や腕を狙ってホーミング…目を少し暗くしながらも、再び腕を生やしてポキポキ鳴らす、巨大な手を浮かせて、指伸ばしてナイア狙いつつ地面にたくさんの穴を空ける)
「…GO」
【 ジャ''アアア 】
( 一声と同時に飛んできた黒の衣が鋭い牙を持って刃を弾き飛ばし、
そのまま黒の前に着地すると指を受け止め 先を噛み砕かんと牙を突き立てる )
「…息継ぎと同じ数をぶつけてくれないかしら?
少々…わたしも危なくなっているんだわァ…」
……だが断るだよ、ギブアップしてくれんならすぐ終わるぞ?
……もっとも、まだまだ俺は余裕だけど…!!
(目をギラギラ少し黒い赤に光らせながら穴を大量に空いているのを確認しながら、装甲から電気を発生させて、腕伸ばしてそのまま鞭のように振るぅ……そのまま巨大な手の骨を硬質化して、簡単には砕かれないようにしながらさらに穴空けつつ黒の衣を撃つ)
(
「………勘違いしないでくださる?」
( 衣が自発的に戻ると 黒は身じろぎひとつ無しに全ての攻撃を受け… )
【 うじゅる 】【 ぐじゅ 】
「 腹立つときャァ 私… おかしくなるぐ らい 危なくナんだわァ …」
振るわれた腕が 黒の腰から上を斜めに裂き
貫通した骨が開けた穴から 硝煙と血が吹き出る
しかし 何かに腹を立てた表情は何一つの変化を見せず
「 あァ 危なイ … はョう、終わらセてみなサい… 」
………………ちょっとまてっての…らぁ…もうちょい試したいけど…まぁいいか…
(穴の中に入って中から…無数の手を発射!一つの穴につき3つは確実に出てくる……その後ナイアの後ろを取り…電撃腕に流しながら尻尾を掴む)
……一旦終わって…オハナシだな…これは…
【 TIME Over 】
《 ピキン 》
触られた尻尾に 反応する事なく
変わって 『体』から ヒビでも入った様な音が鳴る
・・・
“ たメし タィん でシ た Wa ネ ぇ ”
…………は?……まーたなんか変な技覚えてるしこいつ…つかやな予感っ…!
(ゾワっと寒気感じながら後ろに飛んで離れようとしていて)
【 '''''・・・ャ''ャ''ァ''ッッン'''ッッ】
先程ザレッドが立った場所が 黒衣の牙の包む死のエリアへと姿を変える
“ハ・・・ じ、め… る、としよう”
ギクシャクから、流暢な言葉をと共に…
黒の腹を引き裂く様に『飛び出た』異形の黒い上体
引き裂かれた本体は 貌の無い仮面を付けていた
…………うっそだろお前っ…!?…おおぃナイアぁ…お前何つーもん取り憑かせてんだよ!?
…っ…くそっ…きついなこれ…
(両腕の装甲から鎮静剤発射…意味がなさそうと思いながらもあがきつつ、じわじわ距離を詰められるような感覚がしていて…冷や汗かきながら
大量の手を貴方に拳作りながら突撃させて)
【 ベリ ベリ・・・・ ヂッッ 】
( やにわに動き出した衣が 黒い上体を牙や脚で掴むと
そのまま引き摺り出して前方に放り捨てる )
「ぅっ!?…ん…」
( 何かを引っ張り出された黒は目を回した様子でその場でふらつき… )
“ ・・・ォ''ォ''・・・懐かしきズリの空気・・・”
引き摺り出された上体は 次々に下へ下へと触手を表し…
頭を破って現れた 眼球の集合体をザレッドへ向けた
………………あーーー、なるほど…これが…クトゥルフ神話のあの有名な…やつってわけか?…そりゃSAN値減るわな、こりゃあ…
…帰れ帰れっ…さっさと…!
(嫌そうに手で押し返しながら、腕の装甲を硬質化、鉄槌のようにしながら気は抜かずに睨み返し)
「 ふぇけけ…ふへっ…」
【 シ''ャアァ💦 】
( 目を回す黒を手当てしながら衣が忙しそうに引っ張り、
黒い巨人から離れ… )
“Fahahaha・・・全身全霊を持って拒否しよう・・・
あの小娘の腹で耐え続ける日々など過ぎ去った”
次々と巨人の多脚 棘 全身の眼球 突き出る虫の脚が形成され・・・
“ 然り ズリの空気を飲料に 腹を収める物も必要と心得る
光栄に思え 喰われるがいい! ”
……小娘でもよぉ…俺にとっちゃ大事な…女だからさぁ…それに…今ここで死んだらあいつらにも怒られる…だから…悪いけど死なないし…
…そう易々倒せると思うなよ?最低野郎っ…!
(目を完璧にどす黒くさせて、こちらも人間状態でできる限りしようと思い、右の拳を装甲使い雷で纏い、もう片方も装甲纏い巨大にさせつつ、硬くさせて、そのまま殴る…と見せかけて、お得意のハンドガン(魔力の弾丸をぶっ放し)を六発撃つ)
【 フルヒット 53ダメージ 】
“ほう あの化け物を女と認めるか・・・胆力は認めよう だが死.ね”
蠢く豪腕を躙り寄りながら振り回す
更に見据える頭部から 腐臭を放つ劇薬じみた液体を飛ばす
“hahaha 奴も所詮は我が程度滅せぬ様なクズのクズよ
出来損ないの様な人間もどきと腐るのが丁度良いだろう・・・
それにしても貴様ら部細工極まりない姿だ ゴミか”
………生憎、俺様は…主様に認められた魔物だからなっ…てめぇにハンデあっても勝てるんだよっ!
(腕伸ばしてナイアを掴んでそのまま引き寄せお姫様抱っこした後普通に背中に担ぐ、装甲つけた腕を分離っ!空中に浮かせて新たに腕生やして4本体制…そのまま浮かせた腕の装甲から刃出して素早く回転っ!そのまま独楽のように回りながら突撃)
【 体を引き裂いた!85ダメージ 】
“その程度か・・・豪語する割に弱い ではそろそろ喰われてもらおう ”
両腕を斬られながらも掴んで動きを止め 無数の眼球蠢く大口を開く
【 ジャ''アアア 】
( 黒は目を回したままだが 保護する様に衣が足と牙を剥いて威嚇する )
………おぉー、衣くん頼もしい…頼むぞ?後で…ご褒美いっぱいあげるからなぁっ!!
…後、浅はかな事だけど…大体の魔物って口の中は普通に食らい易いんだよ…だからっ…!
(ナイアを一旦衣の方に投げて、そのまま大口の中にわざと、一旦入り…!)
…ハンドマグナムッ…!スレイブリベンジッ!!!
(両手を合わせて構えた状態で魔力大量に発射ッ!少し体溶かしながらも大ダメージ与えた手応え感じながら、そのままの勢いで後ろまで飛び、再びナイアを担ぎ上げ、腐った所が触れないよう気をつけながら、目の前の肉塊睨んでいて…)
(…既に2人を流していて正解だった…こんなん見たらまともにゃ戦えない…いや、俺もビビってるけど…いざとなったら…やるか、守らなきゃ…)
【 弱点看破!1305ダメージ!】
“ウ''ホ''ォォォおっ!?”
潰れた眼球から一気に前進へ痛みは駆け巡る
目という目が甲高い悲鳴をあげながら黒い巨人は痛みに悶え…
【ジュッ】
「ひぎゃぃっ!?」
( 撒き散らされた体液が黒の瞼に掠る )
…ざまぁみやが…っぶねぇっ!?
…調子に乗るのも考えものか…仕方ない…!戻れゲルマラバーズッ!
(そういうと敵に掴まれていた腕についていた装甲がすぐに合体し球体となり戻ってくる…それをそのままナイアに被せて鎧を纏わせて呼吸するため酸素の塊を注入しながら、そのまま体液を使い捨ての腕で拭き取り…少し不安になりながらも、どす黒く冷酷に敵を睨み)
“っっぐぅっ・・・おのっ・・”
全ての目を向け いざ怒
“ ーか ぁが っ ぁ な・・・はっ・・ ”
少しだけ 【ザレッドより上】に視線を移して
人とかけ離れていながらも【呆然自失】と分かる表情を浮かべた
【 ウ''ぅキ''ュル''ロォォ''ォ'' 】
……うるっせぇんだよ肉塊がよぉっっ!!!……たく…こんなのを飼っていたナイアには後でオハナシ決定として…たたみかけるしかねぇだろっ!!!?
(ギランと目を輝かせ、そのまま狙い定めて…片手の爪をそのまま目に向けて一気に氷柱のように伸ばし、そのまま力を入れて……爪をそのまま中にまで発射っ!!!内臓まで破ろうとしていて)
【 ギシ''ャアァ!キ''ュシ''ャアァアァアァ''ァ''!! 】
(ザレッドの真上から【軋む様な唸り声】)
【 気を取られている間に不意打ち成功!200ダメージ! 】
“か''ぁぁぁぁっ!? ま 待てっ・・・何だ其処の ・・・ 化け虫はぁっ!?”
呆然として傲慢だった様子から一変 何かを見て全く繊維が削がれた様になる
ダメージ自体は少ないが体液が撒き散らされた
……化け虫じゃない…触覚の魔物…!っ…いいや…後で治してもらうし…今はてめぇをぶっころとして…その後はその後だ…!
(耳を新しく浮かせた手で塞ぎながら、体液を腕一振りでガードっ!少し苦しそうにして、腕どろどろに溶かしながらも目線を変えず目の前の敵にしたままで、そのまま、目玉に刺さった爪から手をもくもく伝染病かのように生やして、そこからまた手が無数に浮いて、目玉や口、触手を殴ったり爪で引っ掻いたりなど怒涛に攻めながら、自分は動かずただ見ていて)
……名付けてクローアローからの…ハンドコンボ【弱点】…ださいな、後で名前変えるか…
“ ギッ あく''ォォっガぁっ!?”
【 ただ振るまうに攻撃を受け続けた!67ダメー【グジュ】
攻撃を受ける途中…
【漆黒を怯えさせていた異音の正体】がその漆黒をゴキブリの様に踏み潰す
【 キ''ュキ''キ''キ''ィ''ィ 】
……………ぁ…?……ぁ…っ!?……しまっ…やっちまったっ…!!!!
(すぐさま冷や汗かき目を見開きながらすぐに踏み潰された所の走って向かい、心臓バグバグ鳴らしながらあり得ないといった表情で)
( 先程から威嚇を続け 漆黒を踏み潰した異音の根源… )
【 シ''ィ''ィ・・・ キィィィ 】
異常に巨大化した高足の蟲型は 黒くはためく外皮を備えていた
( そんな中、慌てて駆け寄るザレッドを確認すると
慌てる様子を不思議そうに鈍く光る双眼に収める )
踏み潰した足はそのまま
……………ぁ…あー……はぁぁもう俺ってほんとバカだわ…………
………とりあえずてめぇは………ガチの本気出してぶっころてぇんだが…流石にそれしちゃうとナイアもまたやっちゃいそうだし…だから…
…半分ぐらい、本気出すから…覚悟の準備はできてんだろうなぁ!!?
(そう言った瞬間、目がギランと妖しく光り…足に近い穴から巨大な手が出て踏み潰した足を退けて倒れているナイアを衣の方に優しく寄せる)
…久々だな…完璧に魔物にはなんねぇけど…とりあえず今日は気分が悪い…から…やってやるよ…
(瞬間っ!上半身と下半身が分離したかのように脊髄が伸びていき、下半身は手に覆われて5本の指でささえている、上半身には阿修羅のように腕6本生えていて、顔の横から巨大な刺を月のように反り返らせている!百足のようになりながらも、ギロギロ額に赤い巨大な目を見開き静かに睨んでいる)
【 シ''ィ''ィ】
( 未だに不思議そうな様子で 高足は妙に怒るザレッドを視界へ納め…
何かの乱暴も気に留めずに、なぜか漆黒の中から現れたチビと…異様な雰囲気の【二匹】を眺める )
漆黒は黒から離れた上に踏み潰されて息をしていない
【 ・・・・・・ 】
同時に 衣も主人を優しく受けつつも…
《メキメキ》と鳴っていた
……………他の所に気ぃ取られてんじゃねぇぞごらぁ!!!
(脊髄が一気に伸びて、視界がザレッドだけになる…そのザレッドは拳を構えていて大きな目に向かって刺で刺しつつそのままぶん殴りっ!!)
……目だけ狙ってもあれだしな…これ喰らえッ!
(脊髄の骨の刺をそのまま飛ばして、ぐさぐさ刺していく)
【 ッ''ッ''ッ''ッ''ッ''ッ''!!!!?】
( 5の内1つ目を潰され、矢鱈滅多らと咆哮した高足は
揺らめく体から想像すらできない程の、有り余る力を持って腕を引き抜き
顎門を限界まで開き前方へ突貫する )
刺さる棘はあまり意味を成していない
…………それを待っていたんだよっ!!!!!
(もう一度口に向かって刺を発射してから脊髄伸ばして退避していく…刺には致死性の毒がついていて、中から少しずつ溶かす!逃げる途中、立派に生えた牙をを引き抜いて、こちらも限界まで力を入れて、牙を支えにしながら真っ二つに口から引き裂く)
《ベリッ》
【 ・・・・・ 】
( 溶ける外皮、引き裂かれた顎門、重大な損傷によく何か反応するでもなく
掴まれた顎門から腕を振り払い、突進前の位置へと後退する )
( そう 特に何も反応するでない、あの怒りようも何処へと消え去っていた )
潰された一つの目を除いた、4つの青眼が目の前の存在を見据える
《 興味と疑問 》《 怒りと狂乱 》
( どれとも違う感情を眼は含む )
…………………まだやられねぇのかよ…今のはちっと自信あったのによぉ…?まぁまぁこっちも疲れるってのに……とりあえず…視力はどんどんぶっ潰してもいいか…
(少しだるそうにしながら、勢いよく脊髄伸ばしてそのまま一つの眼に突撃っ!爪で他の眼を引っ掻きながら勢いよく脊髄がバネのように戻り、元の体に戻る…少し疲れているのか、後ろのナイアを見ながら早く倒れてくれないかと思っていて)
《 グググッ 》
【 べチッ 】
(『カチン』と 金属的な音を響かせ目の一つは潰れる )
(裂けていたアギトは再び衝撃を受け、上顎から崩れ落ち )
露わになった中身は見るものへ意外な情報を提供する…
【 金属のモールド 】【 超硬質のガラス眼 】を 切れた部位から覗かせて
……………あ?てめぇは………ほんとに生き物だったのかぁ…?機械じゃねぇのかよ…?おい…まぁ…どっちでもいいが…てめぇがまだやりたいんだったら…まだまだ破壊してやるぞ…?
(少し目を見開き驚きながらも、まだまだやるかと拳をパキパキ鳴らして、そのまままだ睨みつけていて)
( 言う間に 更に黒い《外皮》は千切れ落ち、
妙に黒ずんだ液体を全身に被った 肉片の残る銀色の節足型が露わになり… )
【 ベチンッ 】 【グシャ】 【バシュッ 】
《 キチキチキチキチ .... 》
千切れ落ちた外皮より吹き上がる煙で節足型が包まれ、
再び正体不明の衣を纏おうとした時…
( 煙の中より 五つの光点が光る )
《 EneMy PhAse rEleAse 》
…………あ?んだよ…喋るんならさっきみたいに喋れっての…つかグロいな…なんつーか…
(ナイアを部屋へ腕浮かして運ばせて、その後少し不安に見ながら怪しい雰囲気を感じ取っている)
《 機体コード再確認 K.s_087 》
《索敵フェーズ危険域を確認 All systems mobile.phase_search...... 》
( 未だ晴れぬ煙の中で、圧するような駆動音は戦闘場全域へ響き続ける )
高まる不安と 一触即発の雰囲気…
《[タ蜘蛛 級 r-C2]タカアシ鎧蜘蛛 全シークエンス実行可能 》
…………まだやるみたいだな…めんどくせぇなぁ…ほんと…
……………なら、こっちも抗うだけ抗おうか…
(目の前で機械声を鳴らしているものを見ながら睨みつけていて、そのまま寒気感じつつも目を逸らさずに見ている)
《 認証完了. . . 戦闘シークエンス開始 》
【 ウ''ォン ッ !!!】
バシュゥゥゥゥゥゥ . . .
( 音圧だろうか? 凄まじいまでの轟音が煙と こびり付いた肉片を吹き飛ばす )
煙が晴れれば… 無機質かつ鋭利な多脚が支える
厚い金属の甲殻 常に駆動の重厚な音を響かせて 存在を示す様が見える
さながらその様、銀色の要塞
《 メインシステム 戦闘モードを起動します 》
……………へぇ、かっけぇじゃん…参考にできるな…
……じゃねぇや、こっから本番ってとこか?…だるいな…
(どこからか再び装甲を腕に纏い、そのまま目の前の似たような相手を見て)
【 ハイパー波動砲 】
《 ガシャ ガヲッ 》《 ト''ゥゥゥンッ 》
( 顎部が変形 砲塔をザレッドに向けて【恒星】と見まごう
超大出力高密度の光弾を放った )
【 全方脚部 二 砲座 】
(前脚二本より榴弾やら火炎放射やらガトリングやら
早速無茶苦茶な過剰火力の掃射を放つ )
《 フラガラッハ砲チャージ 残り3フェーズ
圧縮波動砲 及び ファットミサイル砲 次フェーズにて開門
ダメージカウント システム起動 記録... 開始 》
……っ…おいおいおいっ!?まじかよくそがっ…!!
(装甲広げて防御しながらも所々掠っていき、傷負いながらも逃げて飛んで、息荒くしながら逃げいる、途中で一応何発もハンドガンを放ちできる限りのダメージを負わせる)
《 カンカン カンッ 》《【ダメージカウント:0.2】》
( 魔力弾をモロに脚部が喰らうが まともなダメージにならないようで )
【 圧縮波動砲 】
( 先程までの光弾とまでは行かないが、それでも十分な出力と質量の
中型光弾を連続で放ってくる )
【 ファットミサイル砲 】
( 否、それは軽く小型艦艇クラスの大きさのミサイルを連続発射して来るのだ
そして当然のように弱いホーミング、鎧蜘蛛自身も動きながら射角を合わせる )
《 アナタ タチハ アルファで あリ ワタし ハ ベータ であ ル
こノ 地区二 おケる 主人 へノ 届くカ 否か ... 観測 開始 》
………もう、めんどくせぇ…とりあえず狂わせてやるっ…機械なんだよなぁっ…!?なら…一か八かだよっ…!!
(大きな手を盾として何重にも重ねて走って近づき、ピリピリ手に傷負いながら顔歪めて、そのまま飛んで鎧蜘蛛の中心に…装甲から電撃発生させながらぶん殴りっ…一旦距離とって様子見しつつ、息を整える)
ベリッ ベリリリバリリッ!
《中枢コア付近への高圧電流確認 外的要因と判断...
防護シャッター作動 各部ダメコン開始. . . 成功 被害軽微 》
《【ダメージカウント: 21】》
( 電撃を受け、直後に怯むが火花一つ散らさずに持ち直す )
《 フラガラッハ砲チャージ 【 FINAL PHASE 】. . .
次回攻撃時艦首砲『フラガラッハ砲』使用可能 》
【 GGGGGG . .. . 】
(顎部が左右へ変形しつつ開き、不気味に金属が擦れ合う音を響かせる )
【バルムンク級ミサイル】
( 下腹部のミサイルコンテナが覆いを外し、大型ミサイルを連続で発射 )
【 オメガリリルレーザー 】
( 脚部関節より大型砲座出現、そのまま四つに分かれる光の線を放つ )
《 現在観測データ調査... 脅威度:熊 と判断可能
未知数域の観測を続行します 》
………あーもつめんどくせぇなぁっ…!弱点どこだよっ…!?とりあえず電源はあんま効果なし…なら…!
(再び手の盾を今度は更に分厚くさて、傷擦りながらも、途中でミサイルはハンドガンで撃ち落とし、近寄ってはその機械の足に向かって巨大に硬質化した爪で切り裂きっ…からのこれはどうかと内側からハンドガンぶっ放し…して、息荒げていながらも距離をゆっくり取って、じっと恨めしそうに見ていて)
《 ザー ザー 》《【ダメージカウント : 103】》
《 内部への攻撃を確認 三番脚部中破 . . . 生体部品による復旧開始 》
(損傷口から火花が止まると 緑色の光が弱く中から漏れる )
《 【BYDO】. . . フラガラッハ砲発射フェーズに移行します 》
( 全脚部を衝撃に備えるかのように広く構える )
《 チャージ100% 【BYDO】砲身耐久度【損傷無し】 . . .
排気口異常無し 7…6…5 》
……………なるほど、ここならいけるかもなぁ…とりあえず…賭けるだけ賭けようか…そんの機械さんの頭脳に一個覚えさせてやるっ…!
…脅威ってのは一気に跳ね上がるんだぞっ…!
(ギランと目を輝せた後再び脊髄伸ばして、そのまま伸びて伸びて脚に何度も何度も巻きついて………一気に締めて脚を破壊しようとしていて、おまけに露出していると思われる光の場所に毒骨針飛ばして)
《 カ''ンッ! ザー ザーザー 》《【ダメージカウント : 128】》
《破損第三脚部大破 接続ダウン 切り離します 》
(爆炎を吹いた脚を切り離し、脚数の減った状態で敵より距離を離す
本体の移動速度も眼を見張るが、そんな暇も無く切り離された脚が
ザレッドに対して零距離の砲座による弾幕を浴びせる )
《 フラガラッハ砲発射フェーズ ...
チャージ100%【BYDO】砲身耐久度【損傷無し】排気口異常無し
カウントダウン再開 . . . 4…3…2 》
( 変形した顎部の間より 鎧蜘蛛の頭一つ分の大きさを誇る巨大な砲身が
満を辞して現れた、異様ながらに厳かな光を放つ様は 伝説の剣の名に恥じぬ物 )
…………かぁっ…が…ぁ…っ…げほっ…ぁーもう…容赦ねぇし…えぐいなぁ…おい…!
(すぐさま腕で防御するもかなりの傷をおってそのまま風穴空いて、げほっと小さく血を吐く……それでも目はいまだ目の前を睨んでおり、苦し紛れに砲身にライフル銃並の素早さを持つ弾丸何発も放ち少し傷をつけていく)
《 カンカンカンッ 》《【ダメージカウント : 24 】》
《フラガラッハ砲身 損傷を確認 チャージ量5%減少 》
( 敵より随分離れた地点で移動を停止し、先ほどのドッシリとした構えを取る )
《 フラガラッハ砲 .... 発射フェーズ
チャージ95% 砲身耐久度【99%】排気口異常無し
…1 . . . 》
( 光の粒子が 《剣》の発射口へと収束して行く… )
《 観測終了を宣言 全体的脅威度 : D級BYDO相当
波動砲をもっての殲滅が可能 . . . ByeBye Monster 》
【 FINAL 】
……………やらなきゃやられる…か…
………真のモンスター見せる…か…やりたくなかったけど……ごめんナイア…五体満足でいけるか分かんないや…!
(目の前で光る発射口をじっと見ており、にやっと笑うと逃げずにそのまま立ち向かい…両手を頭に乗せてそのままギランとドス黒く目を輝せている)
《 波動砲システムオールフリー・・・ 発
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《 ・・・gggggg zzzgggggggggggjjjjj》
突如として巨体に集まる光は夢の跡のように消え失せ
傷もない筈の 頭部 背部 腹部…各部位が同じ様に大きく火花を散らす
…………あ?何だよ…こけおどしか…?こっちは覚悟できてたのによぉ…?…きひひ、なんてな…システムがバグっちまったか?鎧蜘蛛さんよぉ?
(頭抑えながらわざとそうに言ってニヤニヤ笑いながら目の前で火花散らしている機械を見ては少し煽って)
《 @*q#)#)^][ z(#(q**--)********* 》
【 ギギギギ…バァンッ 】
壊れた機械音を無意味に 硬直した姿のまま狂った様に鳴らし続けていた…
その巨体より響く音が止むと
【 ズドォォン 】
(【両断】された二つの巨大な銀の塊が それぞれ左右へ綺麗に倒れこむ )
あの不快感を煽る様な音は もう響く事はなかった
……はぁぁ…やぁっと終わった…疲れたぁ…腕ピリピリするし…はぁ…お前強かったぞ?まぁまぁ…割とまじでちょい焦ったし…よいしょ…
(中心部分に近寄っては、恐らく脳味噌と当たる部分を抉り出しながら、目の前のボロボロになった相手を見てはニヤニヤ笑いつつ、素直に褒めて)
……
「お怪我は…ありますね、千手様」
( あ な た の う し ろ に )
…………おう、むっちゃあるぞ、火傷跡もあるぞ
(少し自慢のように後ろから漂う気配にビビらず何故かドヤ顔して答えて)
「…えぇ、早めに戻って正解、と言ったところでしょうか…」
( 背後から隣へ、左手の救急箱からして何をするつもりなのかは分かる、が…
何やら右手のオイルと金属の匂い漂う無骨な太刀が握られている )
「それとも、お楽しみの邪魔になってしまいましたか?」
…………別に、どっちでもよかったぞ?助けてくれてもくれなくても…一応、本当に危なかったてのはあるけど…もしかしたら本気出してたと思うし…
……で、治療か?別にいらないんだが…
(頭から小さく血を出しては目を元に戻して何かを察していて、ふぅぅ…と息吐いた後に通り過ぎようとしていて)
「……私の手をお受け下さい、お気にそぐわない事をした報いは
必ず受けましょう」
( 目の前に立ちはだかり、太刀を…袖に入れて 救急箱を両手で持つ )
………あー、はいはい、分かった分かった…素直に受けるって…
……別にどっちでもいいけどね…
(素直に傷の治療を受けようと思っていて、そのまま目の前の相手にはぁ…と溜め息吐いては苦笑浮かべる)
「…そうでもしなければ…」
( 消毒液を取り出しながら、耳に口を寄せて)
「…(後ろの可愛い方に、睨み殺されてしまいます)」
( 顔を離してクスッと笑うと、火傷の処理と消毒に取り掛かる)
…………はぁ、はいはい、分かった分かった…たく、心配性なんだから…いててっ…っ…うぅ…
(苦笑しながら小さく冷や汗かいて、ゆっくり座るとやはり痛むのか小さく声漏らして)
【かぷっ】
( 後ろからおんぶをねだる稚児の様に、ザレッドの背へ
覆いかぶさって来た…軽くて比較的小さい何かが、火傷跡を甘噛みする )
「………」
( oo)(白黒は、えっ?と言いたげななんとも言えない表情でザレッドの
背後を凝視する…)
【れろ れろ ちゅくぅ】
…いって……地味にピリピリ来るぅ…っ…はぁぁっ…お前優しく頼むぞ…?下手したらこの後またやんねぇといけないかもしんないんだから…!
(手に掴んだAIの脳味噌を持っていて、そのまま少し恨めしそうに後ろを見ていて、早くしろとも呟いて)
「……えと、あぁ…?…姉様…」
(言いかけて ギョッとした様子で白黒は眼を見張る…)
「…っ……っ」
(懸命にあらゆる傷を直そうと舌を、口を動かしている小さな姉が…
声出さず、泣きながらその行為を続けているのである)
「……っ…千手様…いえ、ザレッド…様…
姉様…いえ、ナイ=アの名を冠するお方と…そ そこまで深く…」
……………は?…!?ち、ちゃっと待って、誤解…あぁもう何でこうなるかなっ…!!!
(冷や汗かいて顔赤くさせては必死に弁明しようとしていて)
「……つ 積もる話は後に…」
( 流す様に包帯を…)
(必死の形相で全身の傷を直していく黒は付け入る隙がなく)
「…後に…」
(最後に残った頬の傷に、キスをするかの様に柔らかく
黒の唇が触れて… しゃがまれてても身長が少し辛いのか、背伸びして)
「………………ぅ…ぅん…ザー…ザレッド、様…」
(顔を赤らめながら背けて、ちらちらと黒の姿を見て…)
「…前に撮られていた…写真のお気持ち……なんとなく…分かりました…」
…………………様って…はぁ…全く…とりあえず寝かせといて…?俺は解析したいことがあるんで…この頭脳の…
(はぁ…と溜め息ついては少しむぅと小さく頬膨らませた後ゆっくり立ち上がり、腕ぐるんと360°回転させつつ、装甲を球体に戻した後、AIの脳味噌を持っていこうとしていて)
白黒「….はい、畏まりました…姉様」
黒「あっ」
( 完治したのにまだ引っ付こうとする黒を、白黒が抱き上げて )
黒「待って!待ってよぅ!ザレッドぉ…」
白黒「……」
( 黒の様子と、ザレッドの後ろ姿を見て…黒の自室へ歩く白黒は思うのだ )
『お幸せになりますよう』…
…………後で、な?……さて、この鎧蜘蛛さんよぉ…手こずらせやがって…第二形態まであるとは思ってなかったんだからな?えぇおい…?
…どーせまだ中でちょっぴり生きてんだろ…はぁ…
(後ろをちらっと見てにこっと笑った後、そのまま自室に向かう途中の廊下でAIの脳味噌に話しかけては少し強く睨んでいて)
(暫く妙な音を鳴らしていたが…)
【ピッ】
《 ノットヒューマンコールを確認 現状況...該当ボディ無し
生体自立思考システム [BG_13A]再起動します 》
……ほーら生きてやがった…だろーな、てめぇ転んでもただじゃ転ばなそうだもん…
…口調がらがら変わって面白いけどな、お前…
(やはり喋ったかと思うとはぁぁ…と溜め息吐いて、そのままにやっと笑っていて)
《 ノットヒューマンコール 発声者確認 資料該当 . . . error
記憶ファイルに若干の異常あり 衝撃によるデータ破損が原因の模様
復旧 . . .不可能 現段階における情報により 貴方を敵ではないと判断します 》
《 貴方の喋り方より 以前より関係のある人物と判断します
所属番号とパイロットナンバーの提示を要求 》
…………記憶消えてんのかよこいつ…まじか…
…はぁぁ、めんどくせぇ奴だなぁ…
(よしよしと優しく撫でながらもちょっとムカついていて、自室に入ってそのまま机の上に置いた後、自分も椅子に座り興味深そうに見ていて)
《 情報提示の拒否を確認 事情により不可能と判断します . . .
生体部品に微量の反応を確認 機械部品に触れると稀に迎撃される為注意 》