…まぁ、そんなこんなでまだまだ続く…と思っている日常…!
…現在邪神…の姉が定住してる…普通はこの城に住むの駄目だからな?特別なんだ…
…でまぁ、赤の陣営はいつもと変わらずのんびりしている…そろそろ戦いたいとも思っているけどな…!
…というわけで、ザレッド・イニール…手腕の魔人…もとい…触覚の魔物でした!
『そうそう、悪い事したんだからキチンとあやまってくれないと・・・
あと、傷の手当てと部屋修理の方は誰がやったかは覚えてる?マスター』
(謝罪を見て満足げに頷き、トコトコ歩いて眠る黒の肩に座る)
………っ…だ、誰なんですかね?
(少し声が小さく棒読みになりかけの声で問いかけて
『・・・はぁ、第一に・・・マスターを心配して真っ先に飛んできたのはこの子、
部屋に入って来るなりマスターに抱き付いて・・・あ、この時私は物陰』
(投影の場面は黒が扉を蹴破ってザレッドに飛び付く様子に移り、
治療の様子をベッドの下から見ているケルベロスも確認できる)
『後から・・・何だろ、ユーレイ?と
今時珍しい使用人の服を着た銀髪が次々に現れて』
………ぅ…うぅ…うぅぅ…ぁぁぁぁぁっ!!!やっちまったぁぁぁぁぁっ!!!
(少し涙目になりながら胃が痛むのを感じて、そこまで心配かけたのかとなって頭抱えて地面転げ回り、気分晴らすかのように叫んでいて、見る余裕もない)
『・・・細かい説明は省くよ』
【ぷつん】
(投影が切られ)
『兎に角、手当はこの子がしっかりやって・・・後から来た2人が
部屋を元の状態へ戻してくれた、ここまではOK?』
…………ぁぁぁぁぁぁっ…!!おーけぇぇぇっ…!!ザレッドの馬鹿ぁっ、何やってんだぁぁぁぁっ!
(ぐすぐす少し泣いていて、床バンバン叩いて悔しそうにしながらもとりあえず親指立ててグッドサイン…叫んだからか疲れて息を整えていて)
『・・・うるっさいなぁ・・・それで、・・・ ふぁ?』
( 静かに、誰かがザレッドの頭を抱き寄せる、その手はほんのりと暖かい)
「…キミが嘆くなら、そのたびに私はこう言ってあげる…
大丈夫、気に病まないで 」
(ゆったりとした声)
………ぅぅぅぅっ、なんかもう俺酷いな…はぁぁ…
……俺の分身の方がまだマシな気がする…っ…うぅ…ごめんなさい…ナイアぁ…
(素直に謝罪しながら、涙抑えてため息吐けば、その後寄っては…小さく笑って)
「もぉ、気に病まないでって今言ったでしょ?
心配しなくても私は気にしないよー…」
(相変わらず明るく笑ってザレッドの笑顔を見る)
『・・・へぇ、ふぅん・・・』
………っぅぅぅぅっ…ぁ…懐かしい…この感じ……
…!…にひ、そーだ…
(聞こえない程度に呟けば………あの森の最初の時と同じように手を握り…そのまま力強めていって…小さく笑みを浮かべながら久しぶりの悪戯)
「…はぐっ!?…ぁ''っ!ち ちょっと!ザれっ」
(痛みを感じ、何なのかすぐに察すると)
「ひき''ゃあぁぁぁあ''っっ!!?っ ぐ!
ぁ あ''あああぁ''あっっ!!!ひぐぅ ざれっっ み''ゃぁぁあぁ!!」
『マスター!?』
ぁーー…懐かしい…これこれ、これがいいんだよね…ふふ…ぁぁ、好きだわぁ…やっぱり…きひひ…そういや、前の変な化け物ナイアから出てきたし…結構あれ辛かったからお返しってことで…
(にやにや悪そうに笑みを浮かべて、舌舐めずりしながら、手の力さらにじわじわ強めていて
ナイアの叫ぶ姿に歓喜していて…ケルちゃんがいることを忘れてしまっていて)
「い''ぃぃぃやっ…あ''ぁぁぁぁぁ''っ!」
『マスター!血迷ったわね!』
( いつの間に変形したケルベロス、ザレッドの頭上でチャージ音を響かせる)
……やべっ、ケルちゃん忘れてたっ…ちょっタイムっ!タイムっ!
(チャージ音に存在思い出して冷や汗かいて、手の力弱めながらも握っていて、少しやばそうな雰囲気感じ取りもう片方の手を前に出して)
【ガッ】
「…見損ないました、ザレッド」
(これまた聞いた事ある声の後、黒を握る手を振り払って
背後からザレッドを羽交い締め)
「はぁ''っ…ぅー…手ぇ……」
(解放されてその場にへたり込む)
『オッケーメイド!そのまま抑えてて…!』
えっちょっ、これはそのっ、過去の再現というかっ、待ってっ、イチャイチャ的なあれだからっ…
…しゃーない、あれ使うかっ…!
(焦りながら拘束してきたメイドを少し睨み、そのまま一旦目を閉じると…)
…ハンドアナザーミー…だよ…
(…そう呟くとザレッドがたくさんの手になり…そのまま四方八方に飛んで逃げていて)
「!」
( それを見るや、黒…
真っ先に近くの一つを掴むと、自室へ駆け出す)
「なっ! 姉様!お気を付けて!?」
(慌てて白黒は周囲の手を片っ端からはたき落とし)
【バリィン! バリィン!】
『シューティングで私から逃げられると思わないでねマスター!』
(手慣れた動きで波動砲、光子ミサイルによるドッグファイト
ケルベロスの周囲に居た手は瞬く間に火を吹いて)
(………うっそだろこいつらっ!?どれか一匹は逃げれると思ってたのに全滅かよっ!?…一応掴まれてるのと…瀕死の何匹かいるけど…あれ?これ詰んでるよな?…ちょとまて、嫌な予感が…)
(…テレパシーで全部の手が考えていて、そのままどうしようかと考えていながら、赤い目をキョロキョロとさせていて)
『あははっ!ざまーみろってやつだよマスター!
いたいけで大恩ある女の子に酷い事するからこうなるんだ!』
「…同感ですがー、少々声量は抑えて下さい」
(はたき落とした手を白黒は丁寧に一つ一つ潰して回り、
ケルベロスはその周囲を旋回してチャージ音を響かせる…)
逃がされない
「…ふーっ…大丈夫?ザレッド…」
(自室の鍵を閉めて、握っていた手を離す)
(……あー、うん、大丈夫…ありがとね?…じゃあその、本体になっていいかな?手の補充というか…ちょっと休憩したいし…)
(…そのまま実体に戻ってはぐてっと倒れてふらぁとしながらも椅子に座り…あーー…とだるそうの声上げていて、冷や汗拭い)
「…むぅ、ケロちゃんが居る前であれは無いよぉ…」
(ぶつくさ言いながらザレッドの前に小豆バタートーストとココアを並べる)
「はい、朝食まだでしょ?」
……ケロちゃんだと蛙になるぞ、俺のあだ名はケルちゃん、ケルベロスから取ってケルちゃんな?
(どうでもいいことであげ足取って、にやにや笑いながら眠そうにあくびし…目の前に出されたココアを飲んだ後、トーストにかぶりつき)
…さんきゅ…相変わらず美味しいわ…んぐ…
「どっちでもいい!…兎に角ね?私を愛でてくれるのは良い、
私だって嬉しいし…けど、ケルちゃんとか、ニャルの前でやったらダメだって…」
(疲れた様に息を吐き ベッドの縁に座る)
「……しっかり食べて、キミってすぐ怪我するんだから」
………はいはい、そんなのべつにいいでしょ?とっても楽しいんだから…てか誰のせいだと思ってんのかねぇ…
(小さくブツブツ言いながらももぐもぐ食べていて、美味しそうな顔になりながらにやにや笑っていて)
…それと、言っとくけどナイアも結構怪我する方だからな?
「あぅ…意地悪…」
(ごろんと寝転がる)
「……キミの方が怪我する」
………意地悪だよ、俺様は、悪い魔王様だからな、元…
(食べ終わってふぅ…と息吐いて、お腹摩り…またココアを飲んで)
…いやいや、ナイアの方が怪我するから
[はすっ]
「……嘘を言うのはこの口〜?」
ちょっと頬が膨れて
( 座っているザレッドの足に跨り、頬っぺたを両手で抑えて顔を睨む )
んんっ!?ちょっ…ひ、ひかえしかよっ…!?…ちゃっ、は、はなへっ…!
(いつもの仕返しとばかりに頬が触られて驚いていて、こっちも少しむかついたのか頬を掴もうとしていて)
(はぷっ)
「む〜〜っ!」
(頬を掴まれて思わずザレッドを離し、掴んできた腕に対してもがく)
じたばた、尻尾も後ろで振られてる
……うんうん、やっぱこうじゃなきゃね…俺様が普通はこういうことするんだよ…!
頑張れ頑張れ〜〜??
(にやにや悪そうに笑いながら気持ちよさそうに首振っていて、そのまま両方を引っ張ったり寄せたりしていて、尻尾を見るとまたにやにやしていて)
「っ…んぐ…」
(腕を振りほどいて、椅子を足場に立ち上がってまたザレッドの頬を掴む)
「っはー…ザレッドぉ〜…あんまり私を甘く見ない事ね…」
…いぃっ!?ちょっ、な、なんへぇっ、なんへぇっ!?は、はなへこのぉっ、やめっ、やめろぉっ!
(頬また掴まれたのに驚きながらも、また反省してないのかと思い掴もうとしていて、腕を伸ばして)
「むっ…じゃあーこうだっ!」
【ぎゅ】
(また掴もうとしているのを見て、腕をザレッドの後ろに回して…
胸にザレッドの頭を抱き寄せた)
んんっ!!?ちょっ、何っ…!!?は、はなせっ、こ、これはまずいっ!!まじで色々まずいからっ!!
(押し付けられると流石に恥ずかしいのか顔真っ赤にして慌てていて、あたふたしながら離れようとしていて)
「っ…わ 私も恥ずかしいけどっ…これならザレッドだって反省するでしょっ?」
(あたふたと暴れる腕を物ともせずに寧ろ抱き寄せる力を強める…)
「…(あれ…何だかいい匂い?…あら、シャンプーもしっかりやってるのかしら)」
(…不可抗力、自分の顔をザレッドの髪に押し付けてしまって)
反省っ、反省するから許してっ!!?これまじでやばいからっ!恥ずかしいからっ!!!ちょっ、な、何してんのっ!?やっ…やめっ…ひぃぃっ!!
(びくびく震えて顔真っ赤にさせて慌てていて…長い少し薄い赤色の髪の毛からは、魔族とは思えない人間らしいいい香りがしていて…子供みたいに慌てている)
「…ザレッド?…ぅ…うん」
( ちょっとばかり様子がおかしいのを確認して、頭を離す…)
「…えっと…だい…じょうぶ?」
……だ、大丈夫…ぅぅ…だ、大丈夫だからっ…!
(涙目になりながら顔真っ赤で少し泣きじゃくりながらうぅ…と頬膨らませて息を整えていて…)
「………」
私は思った、完全にそう思った
( やり過ぎたんだよ 黒さん )
「……ぇっと…… ぇっと……」
………ぅぁぁ、な、ナイアぁ…ひぐっ…ぁぅぐ…ダメに決まってんだろあんなのぉっ…!
(泣きじゃくりながらポカポカ優しく叩いては少し恨めしそうに見ていて、子供みたいになっている)
「ふぇっ?…え…」
(訳が分からなくなりつつ…胴回りを優しく抱いて、背中をさする)
「……ごめん」
……ひぐっ…ぅぐっ…ぐっ…むぅっ…っ…ぅぇぇぇぇんっ…!
(小さくにやっと笑いながらも泣いていて、そのままナイアを優しく撫でていて)
「わぁっ…ぇっと…… 泣かないで?…うぅん」
(しばらく、優しく抱きしめながらも…ハッと気付く)
「…(確か 早く泣き止ませるには…)」
(静かに体を離してから、じっと顔を見て)
………ぅ、な、なに…だよ…?
(顔見られるとびくっと驚きながらも顔泣き顔に戻して、不思議そうに見てはうぅ…とまた頬を小さく膨らませ)
「………」
んっ
(目を閉じると、優しく包んであるザレッドの額にキスをする)
「……(あああああああああああああああああ
( 当然、やってる本人に感情的な衝撃が無い筈も無く)
…………はぁっ!?ちょっ、ナイア何してるっ…!?おまっ…はぁぁぁぁっ!!?
(本性というか、素を出して、そのまま何をしているのかと目を見開き驚いていて……とりあえず、頭を撫でていて)
「………ザレッド?」
348:ザレッド・イニール◆rDg 剛手腕の魔人:2019/10/27(日) 23:31 ……ん、何?
(何かを忘れていて、そのまま頭撫でていて)
「…………キミ……いや……
あなた………また………?」
(したたかに 溶岩が煮えたぎる様に顔に陰りが生じる)
……………え、な、何…かな?
…な、ナイア?ち、ちょっと…?
(冷や汗かいては目を逸らして止めずに頭撫で撫でしていて)
・・・・・・
「……あなた………懲りずに……困ったふりして………
私にキスまでさせたわけ…?」
(ガッ)
肩が掴まれる
……な、ナイア、もういいじゃんっ、こういうのはどっちかが折れないとダメなんだって、ね?ね?ねっ?
(また冷や汗かいて焦りながら、必死に弁明?しようとしていて)
「……そんなの」
(…………)
「…ホントにやらなくちゃ…いけなくなるじゃない…」
………えっ、ちょ、え、な、何?こ、怖いんだけどナイアさん…?
(さっきまでとは違う雰囲気に驚いていて)
「………」
(きゅ)
(ザレッドの口を閉じると、静かに唇を重ねて)
特に激しさは無いが、離れる気配を見せず…
っ……!?っ……!!〜〜〜〜っ!!!?
(必死に物言いしようとするも中々口が離れず、暴れる元気もなくなっていて)
「……は ふっ…」
(顔を遠ざけ、乱れた呼吸を閉じた視界で整える…)
「………」
……あぅ…な、ナイアぁ…ちょっと…あれ…?…め、目が怖いけど…待ってっ、嫌な予感が……
(やっと解放された後、少し頭を抑えて状況整理、少し呼吸整えながらもちらっと見てみたら、まだ漂っている嫌な予感を察して)
「……分かって欲しかっただけ」
(手を離し、表情を幾分か柔らかくして)
………ほ、ほんと…よかったぁ…ふぁ…
(少し蕩けた顔を見せてしまっていて、にへらと小さく笑えばふぅ…と安堵の息吐いて)
「…私が…さ?…冗談半分で、こんな事しないって…」
(目を開けて火が出そうな羞恥心を必死に抑えているのか
視線と目元がヒクヒクと震える)
「……だから…ね…」
「…ぁ…あんまり…から か 」
言葉を遮って 驚愕に顔は染まり眼は見開かれる
………こっちも…恥ずかしい…んだ…ぞ…?
…んぇ、なんて…?
(蕩けた顔を必死に戻して、ふぁぁとあくびしながら問いかければ
少し様子のおかしいナイアを心配していて)
「 っ っ……… ッ」
( 見開き、溢れんばかりの羞恥に顔は赤く染まる)
そんな黒の視線の先…
ぁ…ぁ……
っは…… は……
「姉様…?」
破られた鍵穴、開かれた【秘密(ドア)】、
同じくドアのノブに手を掛け 開いた口に手を被せ…
ニャルちゃんは驚愕する
………ナイアー?もしも……………ぁ、やべ…これは……その……
(止まっているナイアの目の前で手を振ってどうしたのかと思っていると…後ろからの物音でこちらも顔が赤くなったり青くなったりして…ゆっくり後ろを見る)
白黒「…姉様…それは…
「忘れなさい」
「忘れなさい、今見た事聞いた事何もかもッッ」
白黒「 うっっ!?」
「忘れなさいぃぃぃぃっっ!」
白黒「何で寄るのですか!?」
(詰め寄る、黒 勢いに怯み 逃げる白黒
一瞬のドタバタののちに、部屋には1人が残される…)
…………………こういう時は……あれだ……寝よ……部屋帰って寝よ…
(目の前で起きた姉妹喧嘩?に少し驚きながらも眠そうにしていて、ナイアの部屋を出ればそのまま自室に戻りそのまま倒れこむようにベッドに寝て、数分ですやすやと寝息を立てて眠る)
(
「うぁぁあぁぁぁっっ!」
(途中で忽然と姿を消した妹を追って
戦闘場まで走り回って来た)
「ぜっったい忘れてないっ!ゼェェェッたい忘れてないですわぁっ!」
……はぁ…はぁ
(忘れる気は、あった… こんな事で 亀裂を生んでは仕方がない)
しかし…
「…信じてもらえる、訳が…」
(逃げ込んだ、冷たく感じる…誰かの部屋で座り込む)
……久々に姿見たと思ったらなんだこいつ!?
いや、まじでテンションおかしいんじゃないのかっ!?
…前私が見た時よりずっとたっかいし…今日は変な日だっ…!
(いつもの炎の獣…がいるわけではなく、珍しく仮面の付喪神が端の方にいて、ナイアが入ってきたのを見ると、仮面被っておかしなテンションのナイアを指差しこちらも変なテンションで返して)
( 先にいたものの姿を認め…)
「ふぁっ……あ…」
冷静
「…こほんっ、此方こそお久しぶりですわね」
……あ、う、うん、久しぶりね?
…いや、その、嫌なことあるんなら聞きますよ?
(こっちも少し冷静になり、仮面外して落ち着いて真面目に喋って)
「……………」
( それを聞いて 数分前を思い出す…)
噛み砕く 噛み砕く 噛み砕く
そんでいて何1つ言えない 心はそう言う
「…妹と喧嘩をしてしまいまして」
かわらない一言を言う
………あぁなるほど…それはドンマイ…だね
……んと、私が出来ることって何かあるかな?出来る限りするよ…?…戦闘はテンションおかしくなるからあまりやりたくないけれども…
…まぁとりあえず愚痴聞いてあげるよ…
(背中優しく撫でながら、とりあえず聞いてあげようと思って、地面に座ってと言い)
「……はい」
( 何だろう、取り払えないモヤモヤ )
「……お優しいのですわね、わたくし そんな覚えがなかったのですけれど」
……まぁ、君が優しいからね…私は優しい人には優しくするよっ…
…あ、そういえば自己紹介もう一度しておこうか?
…改めましてこんにちは、名前は面皮赤仮…
…仮面の付喪神で、視覚の魔物だよ…邪神…の姉さんでいいのかな?
(礼儀正しく挨拶すれば、手を差し伸べて、大丈夫?と問いかけ優しく頭撫でていて)
「ジェントルという奴ですのね、尊敬いたしますわ、
赤仮さんで覚えましたわ、けど………前から思ってるのですけれど」
(赤仮さんの腰に手を回してベンチまで押して行き…)
「何故、わたくしの妹は邪神と呼ばれていますの?」
……あーーー、それは、本人がそう言ってたから
……らしいよ?ザレッドによれば…
…まぁ、そっちの方が呼びやすいってのもあるんじゃない?
…しかし、何というか、さっきはあんなに探して
たの?黒歴史でも発掘された?
(無表情のまま仮面被らずとも顔を隠して、
思い出しつつそう言い)
「…見られて恥ずかしいと感じるもの…と言う意味であるなら同意義ですわね…
と とにかくっ!わたくしの妹と仲違いしてしまいそうですのよぉっ!
半分衝動的…落ち度は此方にあるとは言えどっ やっぱり仲違いだけはっ
それだけは嫌ですわぁぁぁぁーーーッ!」
(泣き喚いて赤仮さんに飛び付く)
……………はは、テンション高いね…
……んーと、今のその感情、無くしたい?
……その後悔とかの哀の感情…いらないかな?
…まぁ、姉妹なんだったらすぐなおると思うけど
(頭撫でながら、仮面振ってはニヤニヤ笑って、問いかけながらキランと虚ろな目で見つめていて)
「…ふぇっ…? うぅん…何やら 良い方法があるように…聞こえますわ」
(涙目を晒しながら、笑い顔を見上げる)
………にひひ、じゃあ、この仮面の……青色の瞳を見つめてて?
…そしたら、貴方はぼーっとして…自分の今の後悔が無くなります…
…そして逆に貴方はウキウキな…喜や楽の感情が湧き出ます……すぐに何事もなかったかのようになります…っと…
(そのまま仮面を顔に押しつけては、八つの目が青色の瞳になり、それが光ると、徐々にナイアから、青色のオーラが抜かれていき、逆に交換というように、黄色やオレンジのオーラがナイアに流れていき)
「……………ぁ
「お断り致します」
ひょい
(黒を持ち上げ 仮面を途中で引っぺがす)
「…何を姉様を怪しい宗教勧誘じみたものに引っ張り込もうとしているのですか」
………むぅ、宗教勧誘とは失礼な…
…ただ、感情の物々交換してただけなのに…
…はぁぁ…とにかく、仮面返してね?
(折角の久しぶりの糧と思っていたのに…と呟きながら、そのまま取り返そうとしていて)
白黒「…分かりました、ですが金輪際姉様を…」
「ふわぁ〜」
ひゃあっ!!
(抱えていた黒が胸に抱きついて何とも言えない声を上げる)
[驚いた白黒が仮面を放り投げて]
………わっと…全く…ふふ、ほら、いい方向に働くでしょ?
…感謝してよ〜?これは仮面の能力の一つだけれども…しっかりと仕事はするからねっ…!
(放り投げられた仮面キャッチして、ふぅ…と息吐けば、イチャイチャしている様子ににやっと笑って、そのままそこを離れようとしていて)
「待って下さい、これはどうなってっ…」
「かあ様ぁ…」
「!?」
( 様子が甘え時と比べても格段におかしいのは見て明らか、
しかもその驚きであたふたする間に犯人を逃して… )
「っ っ ! ザレッドっ! 来て下さいっ」
「おねむにしたいよ、かあ様「わぁぁっ」
(そろそろ耐え切れなくなり駆け出した)
(ガバッ)
……何か呼ばれたような…というか嫌な雰囲気が…
……まぁいっか、関係ないだろうし……
(そのまままたすやぁと寝始めて)
「っっ! この際っ…」
(冷えた、冷たく硬い戸を叩く)
「ヴェルさん!いらっしゃいますかっ!?」
……はいはい、なんだい?
(珍しくお酒を飲んでない状態で、うるさいと言いたそうに部屋から出てきて)
「手伝って下さいぃっ!」
「かあ様ぁ」
(白黒がパニックに陥り、腕に縋り付く黒をヴェルに渡そうとするが
黒はしっかりと腕を掴んで離さない、頼りになる衣も無い)
………何?イチャイチャでも見せにきたのかい?
…冷やかしはお断りなんだけれど…あたいをバカにでもしにきたのかい?
(勘違いして、そのまま目の前の事をはぁ…と溜め息吐きながら見ては、そのまま扉閉めようとしていて)
「冷やかしってそんなっ … 違いますから兎に角姉様を落ちつかせて下さ
( もぞもぞと1人でに黒が腕から離れると、ヴェルの方に近寄って)
黒「…姐さん もうお酒飲んでない?」
「……え?」
(唖然とする中、黒は遠慮無く氷鬼に擦り寄る)
…………?まだ飲んでないよ?…いや、たしかに飲もうとは思ってたけど…どうしたんだい?ナイア…?
…あたいまだ今日は珍しく一滴も飲んでな…
(いつもと違う雰囲気に首傾げながらも正直に自分でも少し呆れて言い、そのまま部屋の扉開ければ…ほんとにどうしたんだい?と心配していて)
「…姐さんはお酒飲んだら危なくなるから駄目って前も言わなかった?」
(落ち着いた言動と擦り寄る行動の間に、白黒がヴェルに耳打ちする…)
「…(赤仮さんが仮面を用いてストレス解消だとか言って…
それから何だかおかしくなって…!)」
あたふた
……………あーーーーーー……………なるほど…
……んーと、ナイア、安心して?あたい今日はお酒飲んでないからっ…
(事情が分かると少し扉閉めて、そのまま溜め息吐けばナイアの頭を背伸びして撫でて、安心させるように語って…ニャルちゃんは後で責任…とさらっと呟き)
「……(御迷惑をお掛けします)」
(ぺこりと頭を下げると、部屋の隅で腕を組み 待機
いつもの調子を取り戻して 覇気も段々と纏う様に)
[御守りしなければ…]
(…姉の姿を見、何かに萌えていた)
黒「そうなんだ、嬉しいけど ちょっと予想外…
あと姐さん、なでなではかあ様が見てる前だと恥ずかしくない?」
(頭をヴェルの方へ傾けるが、片目を開けて疑問を投げ掛ける)
…大丈夫、それに、そっちはどうやら疲れてるみたいだねぇ…安眠できることをするから…
…あたいに任せといて…
(そのまま頭をごろんと膝枕させて、猫を愛でるかのように頭を撫でて、優しくにっこりと笑っていて)
…あ、それとニャル…折角だし……その赤仮を懲らしめてあげなよ…ね?悔しいんだろ?…だったら恨みは忘れないうちにしといた方が得…ピッキングぐらいできるんだろ?…いってきなよ、ここはあたいに任せて…
「…………」
(懐中時計を眺め、呟くー『Just』)
黒「んー…やっぱり良いなぁ お冷や…」
(気持ち良さそうに笑顔で目を閉じる黒を見て)
「因果は車の輪の如し、大恩に甘えさせて頂きます」
鋭い目をして 扉から出て 言った『失礼しました』
……さってと、とりあえず安眠というか…気持ちよくさせなきゃね…
…よいしょ…
(音読するようの長い本を取り出せば、扉を氷で閉じて、頭撫でながら囁くように呼び始め、そのままナイアを寝させようとしていて)