…まぁ、そんなこんなでまだまだ続く…と思っている日常…!
…現在邪神…の姉が定住してる…普通はこの城に住むの駄目だからな?特別なんだ…
…でまぁ、赤の陣営はいつもと変わらずのんびりしている…そろそろ戦いたいとも思っているけどな…!
…というわけで、ザレッド・イニール…手腕の魔人…もとい…触覚の魔物でした!
「んん?…別に 姐さん…私は姐さんがお冷や枕してくれてるから充分だけど…」
(ひやりとしてきた部屋に心地良さを覚えるが、長い本を見て不思議に首を傾げる)
………まぁまぁ、あたいに任せといて?ぐっすり寝ていいからねっ……これでも、読み聞かせには自信があるんだから…
(そのまま本を物音立てずに開けば…囁くように朗読していき…頭優しく撫でながら、ニコッと見ていて…丁度気持ちいい体温にすれば、ゆっくり眠気誘うように読み)
…………
「…それも… 知らない… ...ふ ぁ …」
誘われた眠気に抗いもせず、身を任せた膝の上でゆっくりと眠りへ落ちる
…………よしよし、ゆっくりおやすみだよ…
(目を細めてくすりと笑い、頭撫でてもっと深い睡眠を誘っていき、読み聞かせながら、こちらも心地よい感触を楽しんでいて)
…………
「……(人探し…、慣れてしまいましたね」
(城の掃除、そして 探し人を求めての徘徊)
(懐かしきかつての働きを滞り無く行えば廊下はすぐさま輝きを取り戻す)
…そして
………ふぁぁ、中々の感情が溜まったかなぁ…
…さてっと、迷い人は他にどこかにいないかなぁ?
(仮面くるくる回しては、天井に引っ付いてに虚ろな目を細めて…そのままあくびしては、暇そうにしていて)
「…羨ましいぐらいに暇そうでらっしゃいますね」
(掃き掃除のさなか、聞こえた声に振り向いて真っ暗な瞳を見つめる)
………
うんうん、暇だよ暇だよーっ…
…で、掃除人?まぁ助かるね、ほんとありがとねーっ…
(にこっと感謝している風にしているが、そうとはあまり思えずに、余裕そうに引っ付き話していて)
「…私めは下僕、この城の使用人として当然の事をしているだけです
上っ面だけとは言えど、私めに言って下さるにはもったいないお言葉…」
(床の輝きを確認して、箒を壁に立てる)
「……仕える方々への奉仕は使用人の務め、よければそのお暇を
有意義な時間へさせて頂けませんか?赤坂さん」
………へぇぇ、といっても暇は暇だしねー…
…感情の確認でもしとこーかなって思ってたし、別に結構かなー…
(少し嫌な雰囲気を感じ取り、そのまま天井を歩いて帰ろうとしていて)
「………1つだけ申し忘れておりました」
(歩き去ろうとする向かい側、浅からぬ闇が広がる筈の場所が
''蠢いて'' いた)
「…逃される事を 許可してはいないのですよ」
……あっはっはっ!!面白いじゃんっ!?
いいねぇ…そうこなくちゃ…
(普通自分が不利な状況なはずなのに、手を叩いて大笑い、そのままニコニコ微笑んで、虚ろな目をギョロンと向けては仮面をくるくる回していて、天井に張り付いたまま、少し面白いといった様子で)
「両者上々…では、'鬼ごっこ''…始め」
(蠢く壁… 迫る様子を見てみればそれが廊下全体を覆った肉塊と触手の群れで、
その中へ赤坂を加えんと次々と奥より、廊下を埋め尽くしながら侵食を続け)
「安全保障は存じません、それではお楽しみ下さいませ」
(そう言うと、白黒は向かい側へ歩き始めた ''のんびり''と)
…………へぇぇ、なるほど、そんな事もできるんだ?本当に面白いね…
…邪神だっけ?確か…こう言うことができてこそだよねっ…ふふっ…あぁ、楽しい…
(そう言いながら仮面を離すと、仮面がサーフィンボードのようになり、当然のように浮いていて、それに乗るとそのままニャルに向かって発進…そこそこの速さで追いかけて、迫るぐろてすくな物は気にしていない)
「お気に召したのならば何よりと言った話ですが、
生憎…素材が、素材ですから上々口の緩みそうな気分になります」
(肉会の群れをちらりと見やると、赤坂を振り返る)
「…そして敢えて言いましょう、私は使用人、メイドのニャルちゃんです」
…………ニャルちゃんねっ、いい名前じゃんっ!
…っと、そーだ、折角だし…戦闘で決めない?追いかけっこはつまんないと思うしさっ!
(虚ろな目がギランとじっと見ていて、そのまま仮面に乗っては追いかけていて)
「…ご要望とあらば、従いましょう…」
(ゆっくりと歩く速度は変わらない、しかし…一歩一歩に隙は微塵も無く
規律と共にあると主張する様な強い足運びは、決して伊達ではないと示す)
「お褒めに預かり、光栄です」
…くひひ、一応聞くけどさぁ、お姉さんに変なことされて怒ってたりするぅ?
…ま、どっちだっていいんだけど、関係ないし…
(ニヤニヤ笑って、仮面に胡座かいて座れば、そのままこちらも少し余裕が出てきたのかスピードを早めて)
「仰る通りです、貴方様が今、現在直接関係のない事は
気にするに値しません」
(背後を振り向く)
「…値するもの、は…ある様ですが」
…………へぇぇ、そっかそっか、まぁ私としてはごちなんだけどね?
結構感情がメシウマだった…し?
(にやにや笑いながら余裕そうにいっていると、後ろを振り向いてきたのに、こちらも何か違和感感じて首傾げて)
【 k k k kk a ka aa a aaaaaaa aa''a''a''a'' 】
(少し前に 追ってきた肉塊、呻くような音を悲鳴の様に上げ
もがく様に蠢きながら《溶け》喰われて 急速にその姿をより醜悪に変えつつある)
「……赤坂さん、私ではありませんよ」
(少し足運びを早め、背後を鋭く見据えて「お気を」と 注意を喚起し)
その不安に答えんとするが如く…
(蠢く肉塊が 人の顔の様な気色悪い姿を作れば
その部分以外を覆って、複眼の様に眼球が折り重なる 醜悪な怪物)
「
………あーー、なるほど?私できればニャルちゃんと戦いたかったんだけどなぁ…
……それにこういう化け物も見慣れちゃったし…
(はぁ…と溜め息吐けば、ニャルちゃんと同等のスピードで進んでいて、そのままニャルちゃん抱えて、一緒に逃げ飛ぼうとしていて)
?
「…赤坂さん…、失礼ながら、降ろして下さいませんか?」
( 流れる様に抱えられた事に、少しばかり驚いた様子で)
2人めがけて醜悪は迫り来る
………まぁまぁ、私に任せて?ね?
(そのまま仮面を一片千切れば、そのまままた目が光り…にやっと悪そうに笑ったかと思えば赤のオーラがニャルに流れて来て)
……怒りの感情をどーぞ、ああいう化け物相手はめんどくさいからねっ…
(そのまま迫りくる憎悪の肉塊にニャル投げて、そのまま仮面再び戻せばトップスピードで逃げて)
(…)
「……成る程、使用人の扱いとしては…」
…精神が研ぎ澄まされた、旧神の中でも技術面で長けた旧神、
それがとってつけた様な怒りに反応するでもなく…
「適切で
【 ギュブッ】
一瞬の 身の毛もよだつ様な異音
(不快さの塊の様な巨大な口から 飲み込みきれなかったのであろう…
腕が一本、はみ出ている)
…………わおっ、やっるぅっ…!
…しかし、足りなかったかなぁ…そこは残念だっ!
…さて、今日は確かあの子集会だし…戦闘場も空いてるから…そこでいっか…
(小さくぶつぶつと、言いながら、後ろをチラチラ見てはにやっと笑っていて、そのまま飛んで逃げては戦闘場に来ていて、ふぅと息吐き)
・・・・・・・
【 チ''ッ
………おっおぉ?まだ来てるんだ…結構しつこい…
…じゃなくて、何の用?話だけとっととしてくんないかな?
(まだついて来て後ろから怨念のようなものが漏らされているのに気づけば、こちらも少しうざがりながら、仮面元に戻して地に降り立ち、片目隠しては問いかけて)
…何が 起こったか…
先程、醜悪が侵食していた廊下の前方
(所々がちぎれ、消滅しながら回転、赤坂の真横を無残な肉の塊が吹っ飛ぶ)
“無理やり引き抜かれた様な”床という床、壁が捲れて破壊され…
冥界の入り口の様に炎の揺らめく 醜悪が居たのであろう破壊された廊下の奥…
「望み通りにして差し上げましょう」
………あーあ、後で直しなよ?そうでもしなきゃ3人怒っちゃうから…
…つーか、やっぱ成功してる感じかな?これだと…
…ま、どっちでもいーけどねっ…
(あくびしては余裕そうに見つめていて、そのまま仮面手に取れば反対の手で手招き、舌舐めずりして、少し楽しそうにしていて…)
「…ああ、これですか?」
(腕を組み、損傷の多い服のまま戦闘場まで歩いてくる)
「…【パチンッ】」
【カチカチカチカチカチカチカチ】
『○\%-=○*#)[]'^'**=-○…〒○\〒=〒^][)^^]』
・・・・
「…私についての問題…それは貴方が気になさる事でも無いでしょう」
(気が付けば、そこにあるのは綺麗な廊下)
…
…………わお、やっるぅ…!便利だねぇ…
…え、で、やるの?正直言うと私戦闘得意じゃないしやりたくないんだけれど…?一番弱いよ?
(少し冷や汗かいて、そのまま後退り、正直嫌な雰囲気感じ取って、そのまま手を振って嫌々という反応示しながら、仮面くるくる回していて)
「……」
【するり】「 あなたさまに あわせたけっかだと ほんたいはいいます 」
(2人、背後から目の前にいる白黒そのまんまの人物が赤坂の方に顎を乗せ、
腕を赤坂の腹に回して動きを封じるように締める、ほのかに暖かい)
……お、っと…これもニャルちゃんの能力?
面白いけれど…流石に邪魔というかこれは…あはは…
(少しうざがりながら、表面良くして逃げられない状況に溜め息吐けば、そのまま虚ろな目で交互に見ていて)
「……、 、、 、 、、、… 出来ますね?」
「 おまかせどんとおまかせくださいですよ 」
(本体が分身の言葉に満足そうに頷き、客席へ向かう)
「……さて さて ほんたいにまかされたので やりましょうか 」
(分身が赤坂を捕らえたまま座り込み)
………ちょっと、何かなー?
やめてくんないかなー?君達ー?
(困惑しながらも少し苛立っているのか睨んでいて、そのまま離れようと少し暴れて)
(向かい側へ赤坂をぎこちなくも放り投げ、立ち上がる)
「 いえいえ あなたさまが じつりょくにじしんがないとのこと ですので
ほんたいはいいますには 自分 キューしん1ゴー が おあいてすれば よいのだ と」
(まっすぐに赤坂の正面に立ち 腰を曲げて頭を下げる )
「おあいて しあい おのぞみ できますでしょうか
なおなお ほんたいはいいますには きょひけん えんき のぞめない らしい そうです 」
………なるほど?別にいーけど…
…よくわかんないし…うん…とりあえずそれでいいけど…
(困惑しながらもとりあえずうなずいて、仮面握って少し集中しようとして)
「しょーだく かんしゃ かんげきいたします では」
(胸の下で手を合わせた後、左の掌を相手へ向ける)
「両者上々、参ります」
…………真面目だなぁ…
…じゃなくて、さて…どう攻めようかなぁ…っと…
(目の前に敵がいるが、気にせず考え込んでいて、仮面下ろして、そのまま首を抑えた謎の構えになり)
「 はい 【蒙溢】さま ですから」
(手を合わせたまま 動かずに見据える)
……………よし、決めたっ…
…ほいっ…と…!付喪神っぽくやってみようか…!
(そう言いながら、仮面を地に落とすと、画面が車に変形し、それに憑依すると…所々に虚ろな目がついた、変な車になり、エンジンの振動が伝わってきて)
「ををわわ 、 タァミネェタァというやつだ ! 」
【圧縮魔素弾β】
(右手が変形、近未来的な銃身を作り出して
衝撃波のような弾を3発タイヤを狙う形で撃ち放つ)
………そっちが言える?
…まぁ、それぐらいならいいけどっ!
(普通の車より早いスピードで壁をも走り、少し小さくなって当たりにくくなれば、胴体にそのまま突撃する)
(スピードに慌てふためく)
「 ひやぁっ ジャパーニーズイズごきぶりぃっ 」
(バックステップを踏んで回避、ぎこちなくて遅い)
………だぁれがゴキブリですかぁ!?トランスフォーマーと言ってくださいっ!
(そのままこちらも距離取れば、四肢にタイヤがついた人間状態になり、ギランと虚ろな目が光っていて仮面の装甲纏い、エンジン音鳴らしていて)
「 ・ ・ ・ ねめ しす プラァイム?」
(左手が変形し、熱を発する斧が覗く)
「 きかい か いきもの か わぁけわかりません 」
【圧縮魔素弾β】
(扇状に魔法弾を連射する)
「………」
(客席で、静かにその様子を眺めるのは白黒…)
………なんですかねそれ…分かんないって…
(魔法弾少し掠り、苛立ち再び目が暗くなると、そのまま倒れて、タイヤを使い滑って一気に距離詰め…そのままアッパーを放つ)
『ベキ』
「 舌ァッ 」
(噛んだか知らないが大きく怯んで突き出された腕を右手で掴む)
「 やってくれやがりましたね てことで 」
(左手を振り上げる…)
【ヒートブレド】
……………あっつぅぅっ?
…危ないなぁっ…!全く…はー、やっぱダメだな、戦闘…
(少し来る熱さに顔歪めて、腕を少し溶かすも、そのまま仮面の装甲外して左手を切り落とそうとして、離れようとして、溜め息つけばダルそうにして)
「・・・」
《ジージージー ヴィヴィ》
(切断された左手を見てみれば、妙な音と共に火花が散り
応急の修理も困難を極めることを知り…赤坂を改めて眺める)
「 ・・・ 第一確認フェーズ解除」
「・・・これより 機能の大半を解除、可能な全力で襲い掛かります」
(流暢、そして左手の傷に呻きを上げることもなく)
「両者上々、と行きたいところですが
あなた様は少々、と見えます・・・ 覚悟はよろしいのですか?」
……はぁぁ、騒がしいなぁ…毎日毎日…
……勿論嬉しいけれどね…あの時と比べてこんなに豪華なんだし…
…さて、っと、まーたちょっと探索してみるか…
(椅子に腰掛けて足組みながら机一定のリズムで叩いていて、窓から大量の手を放出させては少し外の見回りをさせて)
………流石に頭が痛い…理解が追いつかない…
…一旦状況整理しなくちゃ…はぁあ…もっともっと強く気高くなる必要があるのに…忙しい…
(頭抑えながら、無数の手を自分の体に取り込んでは何か困惑している様子で、ため息つきながら集中して考えて)
……さて…っと、久々かなぁ…
…やぁっと体調がマシになったし…寒いけれど…
ぷるぷる ぷるぷる ... ぶるぶるぶる
「……(寒…)」
(ザレッドの布団の上、丸くなってその上を黒い衣が覆う…
冷たい空気はそれでも小さな体を痛めつけているらしい)
……うん、だよな、寒いよなぁ、俺の感性がおかしくなったって訳じゃなかったよな…
…はぁぁ、出たくねぇなぁ…
(よいしょと黒パーカーと黒ジーンズになっては寒そうにしながら手を擦り、ヒートハンド…と呟いては丸くなっているものに触れて)
…こういう時ヴェルメリオさんって慣れてるから羨ましいよなぁ…後で雪見大福もらうか
「……(ぴくっ」
(暖かな手に反応して、のそのそと布団の上を這うと
ザレッドの上体に体を押しつける様にしてそのまま…丸まって)
「………あったかい」
『 ぃぃう・・・ 私もいい?マスター 』
……はいはい、しょーがないなぁ…
…こういう時メラーがいたら楽なんだけれどなぁと、つくづく思うよ…
(そのまま手を増やして、擦れば程良い温かさに調節して、そのまま小さな存在を優しく包み込んではゆっくり撫でていて…丸まっている人には、少し呆れながらもこちらも撫でていて)
「 ふぁぁ…ぅ…ーん…そういえばぁ… …ぎぃちゃん…
わたくしの…あれ…モノに出来たのかなぁ…楽しみですわぁ… 」
( 半分夢見心地の黒は、撫でる腕に頭を傾けて、ゴロゴロ ゴロゴロ…
……ん? )
『 わふ っ・・・ あじがど、まふぅはー 』
(包み込まれて、ケルは声を上手く出せない)
何処か暖かい光景
…………眠そうにしてんなこいつらぁ…
…全く…まぁいいけれど…
(少し二人に呆れながらもにこっと微笑んでいて、嬉しそうに優しく撫でてはこちらも目が降りてきていて…)
ふぁぁ ふ
( 2人同時、そんな間の抜けた声を一声
その後で静かに瞼を閉じる… )
静かで暖か、黒の体温は心地よくザレッドの睡魔を刺激する
………うん……もう少し寝てても…いいか…
……発動させてればこっちも…寝れば…
(うとうとこちらも眠くなりあくびした後、ベッドに倒れ込むようにぐったり寝て、手は自動で動かし起こさないようにして)
………
2時間 17分後
「 まだ起きれないのかしら?お腹も空いてる筈ですわ...いい寝坊助さんですのね 」
『仕方ないでしょ、二度寝の魔力はか弱いマスターにとって強すぎる相手なんだし』
( さっぱりと目を覚ましていた2人が、ベッドより抜け出した先で
机の上に餅を中心としたあったかい配膳を用意する中、ザレッドを軽くからかう )
部屋はまだ少し寒い
…………謀ったなナイア!
…ってそうじゃねぇ、誰がか弱いだか弱い…か弱くねぇし、むしろ強いし…
…ってそうじゃねぇんだよ…何すか…?
(いきなり飛び起き、あくびしながらも二人…?じゃないのか、一人と一機を見ながら、少し文句言いつつ、首傾げていて)
『 おっ やっと起きた・・・おはよう、寝坊助マスター 』
( 飛び起きるザレッドの頭に着陸するケルベロス、
軽口を叩きながら朝の挨拶を促して、よいしょと腰を下ろす )
「 あら、遅いお目覚めですわね ザレッド…別に、わたくしは
嵌めたわけではありませんのよ、わたくしが先に目覚めただけですわ__」
(黒の方も、少し笑ってから空いた椅子を引っ張って、
さっきまでの寝坊助さんに座るよう促す…「オゾウニ作ってみましたの」)
……屁理屈言ってんじゃねぇし…
つーか寝坊助じゃなくて…心地よい感触だったナイアが悪い…それとケルちゃん、お前後で本気で覚悟しとけよ…
(頭の上に座った機械専用のスペース作りながら、はぁとため息ついた後、聞き慣れない料理名に首傾げて少し不安を感じていて)
『 きゃあこわい、それでマスター、【お・ぞ・う・に】、お雑煮だよ 』
( また壁に投影、今度のはお雑煮がお椀に盛られた様子と、
日本料理が何ちゃらの細かい説明がわかりやすく表示されて )
「そう!それですわ__ちょっと発音に慣れませんのよ…」
……あー、なるほど…それか…赤仮から何回も聞いたから大丈夫…
…で、それを作ったんだな?…早くないか?とは思うが…それ言っちゃえば終わりか…
(頭少し掻きながら、目線移せば少し多い量、苦笑しつつも食べようとしていて)
『 実際早いよ、けど・・・《カチッ》〔何か…ザレッドが美味しく
食べてくれそうで、尚且つ栄養もある温かい食品って無いかしら?〕・・・
って何度も言われちゃって 』
(録音でもしていたのか、黒の声がケルから聞こえる)
「むぅっ…」
…………あーのなぁ、確かにまだ微熱あるけれど治りかけだし多分大丈夫だっての…
魔物は頑丈、簡単には死なない…んだよ…
(ニヤニヤ笑いながら余裕綽々といった感じに言っていて、食べればいきなりえづきだき、胸を何回か叩いた後呼吸整えていて…冷や汗も大量にかいている)
「ザレッドっ!?な 何…毒?毒でも入ってたのっ!?」
( 当然の様に慌ててザレッドの手に水入りコップを握らせて )
『 ・・・あー、マスター・・・ 』
(原因が分かるケルは苦笑しながら背中をさすっていた )
………ど………毒よりもっと恐ろしい………
…これ………下手したらほんと死ぬ…………
(息荒くしながら、水で流し込みぜー…はー…と過呼吸になっていて、…ゆっくり食べる…と反省していて)
(…割とまじで皆も気をつけようね)
( ケルちゃん説明中 . . . )
『__て事で 、 やっぱり気をつける必要あるんだよ 』
「はぁー…そんな恐ろしい食べ物だったなんて…」
( 黒は戦々恐々、ケルは半分誇張も含めて楽しげに )
………油断してた…
…あいつこれを軽々食べてるのすげぇなぁ…
(ぼーっと友人の姿思い浮かべながら、さっきのを忘れたかのように食べ進めていて)
「…口には合ったかしら?ザレッド」
(黒も落ち着くと、ザレッドと同じ様に隣に座ってサンドウィッチをかじる )
「ザレッドが好きそうだと思って、煮干しと昆布で出汁を取ってみたんだけど、
ちょっと煮すぎておモチの方が柔らかくなっちゃって…」
『 うんうん、まんじゅうは美味しい 』
………うん、凶器っぽくなってはいるけれど、美味しいよ?
…うん、ほんのりあったまる感じ…
(少しぼーっと食べながら、にこっと笑い答えて、…で、お前らは食べないの?と苦笑いしていて)
「あ、わたくしは… え 遠慮いたしますわ、ち ちょっと怖いですもの」
(後ずさり)
『 ケルさんも内部系が怖いからバツで 』
(こっちはさっきからいい笑顔でつぶあん饅頭を食べていた)
………は〜〜〜〜、キレそう、普通にキレそう…
…お前らビビリすぎって話…そんなの…さっきの俺みたいな確率なんて低いんだからさ…
(とりあえず自分のお碗の中身全部食べれば、手を合わせご馳走さまの挨拶していて…二人を見れば小さく鼻で笑い)
「…そんな言い方ないよ」
( 渋々、自分用のお椀を手に取る )
『 辛辣過ぎない? そんなんじゃモテないよ マスター 』
(御構い無しにまんじゅうを食べ続けて)
……だぁってぇ、言っちゃえば…よくわかんない奴に今狙われてるんじゃろ?
…で、しかも病弱続きで踏んだら蹴るになってるから…はぁ…
(間違った事言いながら、最低でも四つは貰ってるからと言いつつ、悔しそうに頬膨らませていて)
『 ー、あ そうだった・・・それじゃーマスター 、 巡回行って来る 』
[ ガガガガガ ]
( 気まずそうな雰囲気の中、ザレッドの言葉を耳に収め、
戦闘機形態へ変形すると、開いた扉から飛び去って )
「よく分からないんだけれど…取り敢えず大変って事かしら?」
……そうだな、そういう事…一応手とかで監視もしているんだけれど…ねぇ、理由がよく分かってないから…狙われる理由が…なぁ…はぁ…
(ため息つきながら、窓から外見ていて、少し不安感じながら、まぁ、多分大丈夫でしょと軽く言って)
「そうねぇ…まったく、キミもニャルも、結構変な狙われ方するのよ…」
( ため息を吐いて相槌を打ち… )
ドパァァァーーーンッ!!!
( 連続して城の外での巨大な爆発!それに伴って城全体が振動し…
おまけに、なぜか窓から見える景色は真っ暗になった )
[ ガシャァンッ! ]「きゃあっ!?」
割れる窓、床に落ちて割れる容器
…っ…!?噂をすればってやつかっ…!!?ナイアっ…離れないでよっ…!
…とにかくこれはめんどくさい感じが凄くするしっ!
(苦い顔しながら、ナイアの手をすぐに取れば不安そうに見ていて、病み上がりだってのに…と呟きながら、もう片手を銃の形に構えていて)
[ ズドォン! ズドムッ! ][ ヴァチ''ィッ ][ ボォンッ! ]
( 爆発音が続く最中、突如ライトニング波動砲の空気を切り裂く
音が混じり、それに続いて金属に対しての着弾音、破壊音が大きく響く )
「っっ…待ってて!ザレッド…今敵の数と姿をっ…!」
[グゥーン ]
(ザレッドの手をしっかり握り、もう片手で蟲型の古代を飛ばし…)
「来たっ……っ!?」
……やっぱ機械共は遠距離が得意らしい…どうも見てて思うけれど…
…あいつらは大丈夫かね…さて……
(他人の心配なんかしている余裕もない状況だが、少し冷や汗かきながら、焦らず少し恨めしそうに攻撃を見ていて、離さないようにこちらもしっかり握りながら身構えて)
「ざ…れ…ど……」
( 自分の目で見えていない光景、蟲を介して送られて来る情報…
それらは、黒を絶句させる物の条件を優に通り越していた )
「……っっ…と 取り敢えず!今はケロちゃんが戦ってくれてる!
今の内に…内に……えぇと…」
……どしたナイア?…大丈夫、俺たちがいる…から…
…視線逸らさず…死なないでよ?
(慌てているのだが、地味に違う勘違いしながら、さらに集中して、守りの構えを作り出していて)
「っっ…ザレッド!敵の数は…今は1機!
空に浮かんでてっ…砲台がいっぱい付いててっ…とにかく…大きいっ!」
( 混乱が治らずに要領を得ない言葉を絶えずに叫ぶ
外から響く雷光と砲台の音や衝撃はさらに激しさを増す )
「あっ ケロちゃんっ!?」
……だろーね、やっぱ射撃タイプかっ!!
…ただ、思ったより少ないんだね…?チャンスか…も?
(指鳴らせば目の前にすずめの涙という程の手の壁が作り出され、念の為射撃ガードするために腕に装甲纏いつつ、いつでも来ていいように準備だけはかなりできていて)
「ザレッドっ!ケロちゃんが…っ!?」
[ ズゥンッ! ]
(窓を壁ごと破り、煙を吹いたケルベロスが部屋へと不時着して来た)
『 期待損傷度78% ザイオング慣性操作系異常 波動砲システム破損
error error error 戦闘続行不可能 戦闘続行不可能 通常モードへ移行 』
[ ゴガギガガ ]
( 一通りが言われ終わると、変形した何時ものケルが倒れ込む )
………まじで?敵ケルちゃんより強い感じ?
……とりあえず…ナイア、ケルちゃん仕舞って守れる?…結構きついけれど、やんなきゃいけなさそうだし…
(少し唖然としながら、ナイアを信用して託そうとしながら、窓の外を注意深く見ていて)
『 マス ター・・・ごめ ヘマ・・しちゃっ・・・ 』
「ケロちゃん…今は喋らないで」
( 破られた窓の外…暗く染まった地面から上、上空… )
[ 緑色の装甲が 太陽を奪い 地平線すらも覆い隠していた ]
( 何の冗談だろうか、城の上空は黄の混じる緑色の装甲により
陽光一筋漏れる事なく、すっぽりと覆い隠されていた )
「…ごめん、ザレッド…動かなければ大丈夫だけど…
私じゃあ、R系の修理なんて…」
『 ぐ りーん・・インフェルノ・・・マスター・・・気を付けて・・・ 』
邪魔者をようやくはたき落した超弩級戦艦『グリーン インフェルノ』は、
破壊された数十台の砲台の再生と並行する形で...
未だに数百は有るであろう 余りに巨大な下部砲台を城へ向けた
…………でっか………まじかよ…………
………はぁ、ならナイアはちょっと戦況見ておいて?…俺が修理する…機械にはこれもあるから詳しいんだよ…それに……
(少し驚愕していて、逆にケルちゃんの方向けば、指細くして細かい修理始めようとしていて、ニヤッと少し笑いながら戦闘やめるかのように、無数の手の壁を自分達を守るように作り出していて)
……怒っているやつが一人いるみたいだから、そいつに任せる…
『 ・・・変なことしない様に 見張り付けててくれません? 』
「…分かりましたわ」
すでに砲台数十台が修理を終え 城へ向けた集中砲火の列へ加わって行く
空を覆い尽くす数百をも超える砲台の目標が1つへ定まったその時
上空は砲が吹き出す烈火に暁色へ染まった
( 山程もある常識クラッシュしたサイズの砲弾が
矢継ぎ早に城へと発射 連射 速射 破壊するが為に星の数ほども放つ )
……じゃあ、頼んだよっ…!!!
(こちらも無数の手を浮かせて銃の形に構え、流石に全部は無理だが一発の弾に蜂の巣作り出すほど連発していて、少しきついが修理も始めていて)
(………そんな激闘の中、無数の弾丸が地面に城に当たりそうにもなっている中、弾丸透けて通り抜けていくという謎の現象発生し…砲台の、目につくような所に一人の屈強な男が立っていて)
…さて、また我等の城を壊すのか…勿論、やらせはせぬ…っと、改めて名乗ろう…
…魔王、クリムゾン、ここに見参…貴様を討ち滅ぼさせてもらおうかっ…!
[ ズドン ズドン ズドムッ ズドッ ]
砲台の上へ乗る男、あからさまな攻撃対象に向けて更に攻撃が放たれる
無数の砲台 種類の違うそれぞれからの性質が違う砲弾が雨あられの様に…
その上、何やら下部の格納庫より不穏な音が聞こえ始めた
『 ・・・ゲインズと・・・タブロック』
……………ふぅむ、やはり貴様のような機械には理解できないか?
…我に攻撃は効かないのだ…よッッ!!!!
(弾丸は体を通り抜け逆に他の弾丸や機械の本体に当たりつつ、仁王立ちしながらゆっくり近づけば、そのまま単純な拳を振り下ろしッッ!風圧起こしながら食らわせようとしていて)
[ ガァンッ ]( 砲台の1つに、周囲の装甲が破壊されるものの… )
余りに巨大すぎる戦艦にとっては大した意味を成していない
その上…
[ シュドゥゥ ]
( 男の死角より 大型の光弾が滑り込んで来た! )
その光弾を放った元、深緑色の装甲を纏う人型支援機『ゲインズ』は
僚機と共に圧縮波動砲のチャージを始めていた
( その背後では、城へ向けて大型の人型機…
それに付随する様にして、数機の畏敬飛行物体が忍び寄る )
また、ケルは外を見て細く呟く
『リボー・・・アーヴァンク・・・ 』