星は集う
その場所へ
血は混ざる
その魔と
絆は紡がれる
新たに増やしながら
夜は満ちた、平穏願って
日々を送ろうか………
……えと、これでよかった?
「 . .. .. .. おやすみ 」
・・・・大廊下 2名のニャル・・・・
「 さてさて どうしましょうか しやしょーか 」
「 あっしょ っしょ 圧勝しょうです そうですね 」
( 完璧な連携でのゲーム後、本体が回収し忘れて放置中の2名
取り敢えず廊下を歩いているが… まぁ不気味 壊れた人形の様な
抑揚の無い声に一定が無い喋り方 ぎこちない動作で完全に同じ容姿
そんなのが廊下の中心を揃って歩いているのだから夜なのもあって
ホラー感は抜群 )
…君達ぃ…夜も夜、それもこんな時間にそんなに騒いでいたらいけないだろう?…ほとんどの人が寝ているんだ…君達も悪巧みはいいが静かにしたらどうだい?
(そんな中更にホラー感増すように
浮きながら注意…二人の間に入りながら
ニヤリと薄気味悪い笑顔を浮かべていて)
[ ガガシッ ]「 きゃあ お化けです そーですね?」
「 除霊 ないない 退魔 ないない 絵画 ですそーですです 」
( ちょっとある旧の力で普通に霊に触れ、ぎこちない動きながらも
間に入られれば捕まえるのは簡単 そのままどこかへ連れて )
「 いぇすいぇすゴーストバスター 」「 そーじきすいすい プルマンション 」
………どうしてこうなるのだろうか、ははは
まぁいいかぁ…私は別に…ふふふ…
(簡単に捕まってしまい勿論簡単に抜け出す事も
出来るのだが何処に連れられるのかと少し
楽しみに無抵抗で連れて行かれて)
…しかしまぁ…どうにも、腹が立つなぁ…
………あぁ、そうだ、腹が立つ…忘れていたよ…
「 「ばん」」[ ピロピロコッコッ ]
( 絵のない絵画の前に持ってくると 2人揃って絵画に幽霊を放り込んだ
何故か 幽霊を閉じ込める様な形で絵画は変化する )
「 なんか言ってましたね アリ?蝶々?知らない 」
「 絵画いがぃが お綺麗 キレキレ 」
……ふむ、なるほど…こんな場所があるとは
思いもしなかったな…
(慌てふためく訳でもなく辺りを見渡して
絵画の中と理解すればどうするのかと二人のニャルもどきを見ていて)
…しかしまぁ、中々独特だなぁ、これは…
「 「 では 」 」「 … あひぇ ふぉ … グェガボゲグ 」
「 ん?… がギャガクォギェ 」
( __また何かをしでかそうと二体が… 奇声と共に肉体が崩壊する )
- -- -- ---- -- -- - -- -
廊下を通り過ぎる気配 感じられなくなった筈の気配
( かつて濁蒼と称された者の気配に酷似 )
-- -- - -- - - - ---- -- -
( 無数の視線は絵画の幽霊を見 理解不能の心身を先触れて
何処か 違う所へと去っていった )
……意味が分からないと、言うのかな、こういう時は…ははは…
…さて、騒音の元凶も居なくなったようだし帰ろうとしようか…しかしまぁ、助かったよ…
(目の前で崩れた肉体に対して拍手をしながら
気配の方に感謝をしながら
元の道…正確には部屋に戻る…
相変わらず笑みは消えてないまま、寧ろ先程より
少し鋭くなっていて)
…私が手を出さなくて、だけどねぇ…
・・・旧 黒機支配空間・・・
「 そこだねっ!」[ ヴヴヴゥォッ ]
( 新装備なのだろう、飾りのない騎士の様なヘルメットと
肩に備えられた大型の連帯キャノンが目立つアーマーを纏い
迫る敵機達と戦闘を繰り広げていた、砲撃が大型メカを貫く )
[ ガンッガンッガンッ ]
…ん、いい感じ、後ろにも注意しろよ?
……後、動きがやっぱり前と比べると遅くなってるから、そこも気を付けて…
(壁に凭れ掛かり…じっとただ見ているだけ
手助けするという訳でもなく、偶にアドバイス的
なのをしてあげながら余裕のある態度…
偶に向かって来た敵には仕方がないので握り壊している)
…まぁ、でも、最初に比べれば充分動けるんじゃねぇの?
「 ほんとっ? よぉーし!もう少し気合いぃぃっ!」
( 気合いを入れてジャンプ、空中制御も加えた激しい弾幕攻撃で
ロボット達を殲滅する、縦横無尽…とまでは行かなくても様々な
武装を使い分けて対空を維持しながら回避 攻撃と曲芸師の様に戦い )
黒「 はぁーい 追加ねぇー 」
( 黒が指を鳴らし、更にロボットの大群が出現する )
子「 よぉーしっ!いっくぞー!」[ QUICK ]
………うんうん、いい感じ、いい感じ…
…しかしまぁ、どんどん近代化というか…テクノロジー…
…俺はいいけどあの人認めるのかな…なんて
(しっかりと目で追いながらカメラを回して
念の為にビデオを撮っていて綺麗に破壊とまでは
いかなくても行動不能にできている辺り
やはり血がよく混ざり合っているのだと思う…
…トリッキーな戦闘スタイルには本当に懐かしみを感じて)
……数年前かぁ…あれも
「 しゃきーん!」[ METAL ]
( 仮面ライダーの如きQUICKフォームのまま、変わった決めポーズの後… )
「 メタルブレード!」
( 円盤ノコギリ状の刃物を何処からか取り出しては3つづつ投げつける
意外にも高威力で取り回しも良く、ロボット軍団の勢いが一気に弱まった )
黒「 追加ー ……ふふっ 」
( また一通りロボットを追加したのち、黒はザレッドの隣へ )
「 …凄いのねぇ だんな様の血筋 」
……ナイアの血筋も上手に混ざってるんじゃねぇの?
…あの若さでさぁ…もう1級よ、強さも…
……本当に嬉しい…すくすくと育ってくれて…
(しっかりと戦闘シーンカメラ回し続けながら
色々思う所はあるが本当に嬉しそうで
表情全体が笑みを浮かべていて)
「 ……ホントねぇ… そう思えば、あの子昨日あなたのチョコ盗み食いしてたのは
報告しないであげようかしら?あら失礼、ホホホ 」
( らしくもない笑い方しながら、あくび… )
「 んー… ちょっと頑張り過ぎましたわぁ … 久しぶりに…
れんきんじょで寝てきますわねぇ… 」
( 頑張り過ぎたと出て行く黒の傍ら、子は更に力を見せる )
「 クラッシュボム ! 」
( 最後に残った大型ロボを大火力で粉砕。全滅した )
「 やぁったぁっ!」
……はは、そんくらいで怒るかっての…
別に許すよ、ミィリィ以外だったらお仕置きだけど…
(付け足しに結構恐ろしい事を言っていて)
…はいはい、いってら
(背中優しく叩いて見送りしながらカメラは止めず
しっかりと動きを捉えている…)
…グッド…!
(爆破で一気に破壊は個人的に高得点
サムズアップしながら褒めて)
「 えへへっ!ゆあからも36点って言われたよっ!父様!
前は15点だったのにっ!… っととっ …あれれっ 」
( 変身解除して走り寄ってくるけど途中でふらついて前のめりにこけ… )
………まだまだだけどな、それでも…
…っと、一旦休憩するか?
(指鳴らしては目の前に手枕を出現させて
受け止めて心配しながらも優しく微笑み)
「 ふぁぅ…んんっ わたしまだまだ頑張れるよっ!ほら っ あ 」
( 元気に飛び跳ね、られない。ふらっと体勢崩して )
……一旦休憩、それで体壊したら意味ないだろ?
(元気でまだまだ頑張れそうなのはいいが
倒れた方が親としては心配なのでそのまま座らせて腕枕にして寝させる)
…少しだけ寝てていいぞ?
……チョコはいるか?
「 んんぅ …わたしぃ ………やるも 」「 眠眠 」「 ふわっ?…は ふぅ 」
( 往生際悪く立とうとした瞬間に… 再び、しかも今度は深く
ザレッドの腕の中へ落ちる… そのまま、軽い寝息の音 )
「 ふっふふ、完璧に使いこなせる様になったなー 」
( 隣から少し重い足音響かせ… … … …黒い装甲纏った
ニャル並みに長身の女性、ミィリィに暗示をかけた指そのまんまに
ザレッドの隣で身を屈めて2人をふふと眺める )
「 しんどくないの?それ マスター?」
…別にしんどくないけど……誰だお前?
(眠りに着いたのを見ては少し安心して軽く髪撫で
チラッと声の聞こえた方を見て…見覚えのない姿
指差して当然疑問に思ったので問いかけ
どうにも容姿が違うと記憶の片隅からすっぽ抜けるらしい…)
「 やだなぁ ・・・カロン、R-13B カロンだよ?
マスターって呼んだんだから分かると思うんだけどなー 」
( 抑え笑い、動作の1つ1つが見た目相応の控えめなものに )
…………なんでそんな身長高くなってんだよ、びっくりしたわ…機械ってそういう所も改造できっからなぁ…
(動作の一つ一つと用紙を重ねて言っている事本当だと思えば溜め息吐き羨ましそうに見ていて)
「 んー・・・人造には変わらないんだけどさ?厳密にゆーと、今のカロンって
『 機械 』じゃなくて『 人間 』なんだよ、アンドロイド 人造人間ってやつ。」
( ザレッドの手に自分の手を重ねて少し握れば
生物らしい暖かさと柔らかさが伝わっていって )
「 ずっと前から最初の体にあった生物データを再生しようとしてたんだけど
リトルサイズ改造じゃないから想定してたよりずっと体の生成が早くって!
それで、出来た体に意識を移す実験が今日成功したんだ、この念願の・・・
マスターにいい様にされない体、手に入れちゃった 」
……ふぅ〜ん、なるほど…別にやろうと思えばその身体でも悪戯…いや、寧ろそっちの方がやりやすいぞ?…シンプルに、普通に、人間っぽくなってるし…
(耳に細い指入れて弄ろうとしながら
いつのまにか機械のレベルが上がっている事に
少し喜び)
…今はしねーけどさ?…まぁ、お前らが暴走しない限り別に何でもいいっての…
「 ふぁ ぅひゃあっ!?・ ・・ここれが生物って奴なんだぁ・・・
す っごい神経とか脳から快楽物質すごぃぃ・・・ 」
( それだけで体が跳ね、耳を抑えて変な表情したままプルプル震え )
「 あ・・はっ・・や やっぱり慣れない体の初めてってすごい・・・
というかマスター、なんで人間のナカなんて弄ろうとしてくるのさ 」
……敏感肌だなお前さては…
………ニャルちゃん直伝だから、そういう事して欲しいならニャルちゃんに頼めよ?
(震えている間に真面目な表情で告げつつ
ゾワっと背筋が凍るような感覚も少しして)
……いやぁ、解剖ってあんじゃん?
そういうバラすのが俺好きでさぁ…
「 ・ ん ・・いや さー ・・・マスターにやって貰った方が面白いかなー?なんて 」
( 復帰し、ザレッドにデコピン決めて )
「 うひゃあ、カロンはカエルと同等の扱い?ちょっといやだナー
というかそのマスターだってそのメイドにバラバラにされてるじゃない 」
……なんじゃそりゃ…
………お前もお前で何か俺に似てきてないか?
(デコピン食らいわざとらしく痛がり)
…人造人間ってどんな構造してるのか気になるじゃん?…一回、魔物なら作ったことあるけどさ
……それは別、つーかあれとこれは別なんだよ
「 そりゃあカロンもいち生命体ですから?同じ生命体と似ますよそりゃあ 」
( 内臓を想像してしまうので一部は無視して、目の癒しと
寝てるミィリィのほっぺたを見て手を伸ばし )
………ま、それはいーんだけどさ…
…ぁ〜…すまん、なんかすっごい騒がしいような気がしてな?
(つい癖で腕掴んでしまい放して謝りながら
小さく聞こえる機械音や殴る音などを珍しく
気にしていて)
……何処か懐かしいような気がしてさ?
…つい、ね
「 きゃっ ・・・ わぁ 生物ってこんなに痛いんだ・・・ 」
( 慣れない感覚はわずかな痛みも大きく感じる )
「 ・・・・そうなの?・・・カロンは分からないなー 」
……痛覚がしっかり働いてるんだろ、寧ろそれの方がいい…
(僅かな痛みに驚いている相手の頭撫でて)
…まぁ、そうだよなぁ、あの頃がさぁ、多分…
俺の全盛期なんだよなぁ…はは
「 そう・・・なんだ・・・ んむっ ・・ ・・なんかぞくぞくする 」
( 頭撫でられてるだけで目を背け、顔は赤く )
「 ・・ うぅんっ!これ以上はおかしくなっちゃうっ!・・・ごめんっ マスター!」
( 振り払って、走り去る・・・ブースターは使っていない 遅い )
………人間に近づくってのはそういう事だよなぁ…
…はぁ、参ったなぁ…
(顔赤くなって走り去るのに察してしまい)
……さてっと、とりあえず起きるまで待つか…
…起きたらまたゲーム開始…だ
・・・・とある孤島・・・・
…なるほどねぇ…大体分かったよ、そういう感じね…これは中々優秀な駒が手に入ったんじゃないかなぁ…ふふ…
(機械の性能チェックが終了…辺りには焼け焦げたような跡と巨大な穴…紅い乙女は微笑みを浮かべとても嬉しそうな声が響く…
一人の明確な悪意を持った者が動こうとしていた…)
・・・図書室・・・
(……所変わっていつもの赤城
図書室では見慣れた青髪と新入りのピンク髪がお茶飲みながら今日もお話中…)
「 そう、そういうこと --- - - - 『 遺産ゲーム 』、だからこそ
バラバラな風に話を展開させて行くのが特徴ね それだけを見ると
『 星新一 』のショートショートを連想するかもしれないけど 」
( 今日も隣に座ってすっかり慣れた親しい子と、小説のあれこれを会話に )
…確かに、でもやはり小説というかデスゲーム系は似たような内容になっていますよね、後はダブル主人公とか…最近は多くなってます…
…でもやっぱりミステリーっていいですよね、『リアルタイム』とか『深海の遺体』…とか…
(好みの本を話し合っている…
…とても話が合うため終わる気配が無い)
「 感情移入、それらの小説は巧みにそれを操るのよ
事実、登場人物の心は自分の心、そんな風に出来上がって行くんだから 」
( 「 ほら、こことか 」と体をくっつけ、自分が開いた本の一行を指差す )
…っ…た、確かに…そ、そうですねっ…!
作者が…こう…しっかりと心を込めているっていうのがよく伝わるというか…読者もその気になれるというか…!
(体が触れ合い頬を赤くして少し慌てている辺りまだまだチェリーなのだが、頷きながらしっかりと文を読み取り楽しそうに言っていて)
「 でしょう?- --- - -ちょっと待ってて、次の探してくるから 」
( フロのお茶を入れて 先ほど読んだ本の束抱え、本棚の方へ
- -- - - 梯子を登ると、その聖職者風のスカートは生足とその上を隠しきれていない )
…〜〜〜っ…!!あぁもうっ…!考えるな考えるなそんな事ぉ…!!
(恥ずかしそうに本で顔を隠して見ないようにする
そうでもしないと羞恥の感情が今にも暴発してしまいそうで…しかしどうにも意識してしまえばする程また見たくなってしまうもので偶にチラッと覗き…)
「 - - --- -- - - あった 」
( 探していたものは普通に見つかったらしく、すぐに降りてくる
4冊ほどの本を重ねて持って来れば フロの隣に座って早速開き )
「 - - ---- - -- 何してんの?」
…も、もう少し…さ、寒さに耐性のある服というか…ろ、露出の…少ない…服を着てください…
(顔真っ赤で頭から湯気だしながら恥ずかしそうに答えて未だに忘れられないのか悶々としていて)
……危ない目にあっても…僕…知らない…からね…?
「 - -- - --- -- 仕方ないと思ってくれない?- -- これしか、服は無いんだし 」
( 全体的にロングの服装、しかし 突然の風による露出にあたっての
防御力は非常に低い。---- それを理解している蒼は、事を察して 俯く )
「 -- ---- -- - 」
……だから…言っ…言っ…たん…じゃん…かぁぁ…!!
(机に突っ伏す、首を横に振って忘れようとするも
もう出来ない…
…?というか図書室に風が吹くなんておかしい、
それもあんな突風が…?)
…ねぇ、ヨグ、何で今…
(顔を上げて問いかけ…)
「 - - -- - -- - 其処のひょっとこがやったんでしょ、気にせず続けるべき 」
( 風に関しては自分の見解を押し通す、仮面の方を睨んでから
フロの手を繋いで 本を開く、念の為 周囲の魔力を確認しておき )
「 - --- - - フロ、あたしはもう気にして無いからいいの 」
…そうなのかなぁ…まぁ…うん、分かった…
(わざとらしく仮面はぴょこっと退いて其処から風の音を響かせていて
手を繋がれドキッとしながらも先ほどのあれやこれやに比べたらマシなので耐える…)
…う、うん…なら、いい…けど…
………大丈夫…?機械とか…攻めて来ない?
「 - - - 何で例えの対象がそんなに狭いのよ、それにいきなり過ぎない?
そうなったとしても --- - フロ、あんただけは守れるから 」
( 手を少し強く握り、『 未来イソップ 』を開くも- - - 集中出来た
雰囲気では無くて、これに関して話をする気にもなれない )
……どうにも、その、嫌な予感というか…思っちゃって…大丈夫、気にしなくて…!
…ぼ、僕も…守る…から、皆の事…勿論、ヨグを積極的に守ると思う…けど…!
(軽くサムズアップしながら構えてぎゅっと此方も握り返す…
…本はじっと目を通して懐かしみも感じている)
「 -- -- - そういう予感、よく当たるものよ -- - - ふふっ 」
( 力強い言葉には、軽くハグで返して すぐに離れる。
-- - - ずっと楽しい気分になりながらも、やっぱり言葉は出なくて )
「 -- - - - - - 」
( 静かに、読書を進める )
…当たらないで…欲しいけどな…はは…
(悲しそうに言った後は静かに、手を握り締め
気持ちを落ち着けながら此方も読書を進める…
…手を汚す覚悟は出来ている)
「 - -- - -- -- 気は楽に 」
「 やってしまった事は仕方がない だから気だけは楽しくしよう 」
( フロの頭を撫で、背中を叩いて )
「 - - --- - しっかりしなさいよね 」
………うんっ…!
…気持ちだけでも…楽に…そうだね…そうする!
(もう怖がらずニコッと笑みを浮かべて
元気の良い返事…心のモヤモヤは晴れた様子)
…ご、ごめんってぇ…ははっ…
(…まだ根本的な所は治らないみたいだが)
「 -- - --- ふっ ( こいつめ - - - )」
( 苦笑いは好ましく、部屋の空気は暖かく
ただ そんな時間が好ましいとだけ、蒼は思う )
・・・・黒の錬金部屋・・・・・
「 くぁ ……すー ……くー …… 」
( 巨大な釜を中心にポーションやら素材やらやたらめったら
積み上げられて出来上がった薄暗くかなり広い部屋、机の上で
ゆっくりと黒は眠っており )
…ただいま〜…って、お前も寝てるのかよ…はぁ…
(扉を開けて結局ミィリィをお姫様抱っこで眠ってるまま帰ってきて
机の上で寝息立ててるナイアに溜め息吐きながら
まずはミィリィをベッドに寝かせた後、ナイアを同じベッドに寝させて布団を被せる…
…一仕事終えれば巨大な釜の中身を覗き見)
…魔女かよ
( …材料の内容はともかく、様々な名の書かれた薬があった )
『 アノコロン 』[ 飲ませた奴を懐かしきあの頃に ]
『 イチジ・セイチョー 』[ 大人の姿、気になる?]
『 バリキマックス 』[ ハイパードーピング( 疲労付き )]
『 ドラゴニュオン 』[ 爪や翼 炎を吐きたい人向け ]
『 ゴレム 』[ 硬い体はいかが?]
( …黒特有の意味を悟らせにくい紹介の一言が書かれている )
「 くぁ ………ふー 」
……前言撤回、未来の猫型ロボットだったわ…
…イチジ・セイチョーは使えるな…ミィリィにも、あいつらにも…
ドラゴニュオンをレギオンが飲んだらどうなるんだろうか…
(ブツブツ、様々な考察と共に思い描いている物を少しだけ察してしまい)
…熱心だこと…本当に
ピラッ
( ザレッドの元に…レシピを書き綴ったのだろう
理解し難い事が書かれたメモが舞い降りる。)
《 エルダー魔女の首そのまんま1+塩一握り+チェシャ猫のヒゲ=??? 》
《 鳥女の爪2+裸麦のタネ1+レンガ=ゴレム 》
( …よく見ると、棚の金庫の扉が開いて其処から飛んできてた )
……こういうのってワクワクするよなぁ…
………そうだ、レシピに素材提供でもしてやるか…?…やめとこ、またやべぇ事になりそう…
(賢明な判断をしながら紙を金庫に仕舞い
少し眠気も来たのかソファに寝転びそのまま眠る…)
…本当にすごいよ…はぁ…
「 ……お褒めの言葉、どーもありがとうございますわね?」
( いつの間にか、ザレッドの隣に寝転んで )
……起きてたのかよ…寝ろよ、無理すんな…
(目を擦りながら無理矢理目を覚まして注意しながら座る姿勢に移行して)
…なぁ、どう思う?…ミィリィの事
( 座るザレッドの膝の上、其処でちょこんと座り )
「 …んー、まだ 未熟が多いですわね… 魔術を扱えるようには
なったみたいですけれど 持久に関してはまだまだって感じですわ 」
………それでも、瞬間的には大分上だよなぁ…本当に凄いなぁ、血の交わりって…
……でも、アイテムに頼り過ぎな所があるからやっぱそこだよなぁ…
(眠そうに軽くあくびしながら今後の事について考えていて)
…後は…問題ばっかりだなぁ、結構…
…赤仮に、ルージュに……ロッソ…
「 フロッソさん、そういえば蒼とハンバーガー食べてましたわねぇ…
ルージュさんは如何なさいましたの?…ま 冗談ですわ 」
( あくびをする間にお腹をつついてみたり、ちょっと硬い )
……あぁ、いや、それはいいんだけど…心配でさ?能力持ってるとはいえ戦えるかどうか…
…最近妙に変なんだよなぁ…失敗作とか言ってる箱を何処か遠くに送り出してるし…
(お腹つつく手を掴んではぎゅっと手を合わせてじぃぃっと視線逸らさず見ていて)
「 あ あら…?…えっと… はな して…下さいまし?」
( いきなり見られて目を逸らし… )
……ルージュはさぁ、俺の師匠でさぁ…この人間になった時でも普通に接してくれたから嬉しいんだよなぁ…だから…どうしようかって、悩んでる…
(ぺちぺち、頬を叩きながら顔を向けさせて
瞬き我慢しながら資産を合わせ続ける)
「 ……んー… あなたが、思うようにやれば良いのですわ…
知っておいて?頭である貴方が白といえば白、黒といえば 黒。
…決断はあなただけの権限、それに 私は口を挟めませんわ 」
( 渋々視線合わせて )
……灰色って思った時はどうしたらいいんだろうなぁ…
…嘘嘘、こういう所が弱いのは分かってる
……ちゃんと決めるっての…
(じーっと視線合わせながらゆっくり微笑み)
「 …むあぁ、もう…あんまり見ないで下さいまし 」
( 凝視されれば恥ずかしい、ザレッドの胴に抱きつき
顔を埋めては隙間からか細く声を上げる )
…いいじゃん、別に…つか寝ろっての…
錬成…って疲れるんじゃねーの?知らないけど…
(軽く頭撫でながら鼓動高まっているの悟られないように喋り
目を瞑り少し考える…)
「 錬金なら疲れませんわよ?…放り込んで、混ぜるだけですわぁ 」
( 撫でられてるのが少し屈辱感、お腹を少し指でつつき )
「 …ふへへ、いじられる気持ち 分かりまして?」
( お腹をつかもうとしたり 上目で見たり… 鼓動には気付かなかった )
……それでもなぁ…寝れるときに寝とけ…?
(ピクッと小さく跳ねて反応してしまいながら
此方も少し眠気があるのか再びあくびして)
……とっくに知ってるっての…
(仕返しとばかりにほっぺ摘み引っ張る一連の流れを素早くして見下すような演技もして)
「 いひゃいいひゃい… いひゃいっへ ひゃめふぇ 」
( 引っ張る手をぺちぺち )
( …こっそり足で、お腹を軽く突いてみたり )
……分かったから腹を突くな…
…シンプルに怒るぞ…
(手を離しながらじぃっと少し眠そうな目で睨み付け)
「 んん、…ごめん、ふざけ過ぎた… うん、わたしももう寝ようかな
あ、ここの素材と練金釜は使って良いし だんな様特権で薬も無料だから…ね 」
( そのまま膝枕で眠りにつく 身近に、居るので何時もより滑らかな寝顔 )
あぁ…つっても…普通に俺も眠いし寝るかぁ…
…それはありがたい…つーか、ありがとな…?
(大欠伸した後ウトウトとしてしまうので、寝顔を見ながらいつもよりぐっすりと深く眠る)
・・・・ 自室 ・・・・
「 ………ん…?」
( … 体に刻まれた時計が目覚めを告げ、眼を擦って甘い眠りの誘惑に抗い 眼を覚ます
__何故かは知れないが 何時もより心地よく眠る事が出来たという実感があった… )
「 ……… 」
( まだ、視界が安定しないが… 眼の前、腕の中に何か柔らかく
適度に温かい感覚があるのを最初に知る。それは 同時に安心を秘めて… )
( …しかし 私には業務がある… 早めに身支度へ取り掛かるべく
疑問を解消しようと、私は腕の中のものに眼を凝らす__ )
……すぅぅ……
(相当疲れていたのか未だに眠っている…
腕は切り離されているのか枕になっていて…
……何かおかしい…?)
「 …………………… 」
( 私は無言で立ち上がり 愚か者の胴体を抱くように掴む
因みに 私はそういう趣味だ、こういう愚か者が大好きだ )
ゴォォォオォォンッ
( 朝一番… 私にとってとても気持ちのいい音が響き渡る…
__そう 私はこういう愚か者が大好きだ )
《 パワーボム、頭から床に埋まり 足が床から生えている状態のザレッド 》
( …殴ってここまでスッとする奴らも、そうは居ないからだ )
「 ……… はーっ … …いい朝、そして最悪な目覚め… そうでしょう?」
…ぃたぃ、てかなんで俺ここにいんの…?
…俺ナイアの自室にいたんだけど、なんで?
(足だけジタバタと動かし混乱状態
ギャグ漫画のようになりながら力を込めて…
スポンっと抜ける)
……ぃだっ…ぷはぁ…うん、おはよ、じゃあそういうわけで
(ちゃちゃっと出て行く…どういう事か首傾げながら)
「 ………… 」
( 寝間着を着替えるべく、タンスへと向かいながら…
疑念は湧き上がっていた。何故?何故?…… まず 情報を整理 )
「 ……… 」
( 寝間着を脱ぎ まずは下着とシャツ… …あの愚か者は 覚えがない
そして、私が寝ていたベッドはミェンの物…私も覚えがない… )
( 分からない )
「 ………… 」
( 着替えを終え、頭の痛くなるような疑念に挑むも
少しの空腹を満たすべくキッチンへ近寄る、腹が減っては何とやら )
…ッ…あ、ニャル先輩…おはようございまス…
(いつの間にか起きており机に座っている…
…服も前と変わらぬ清掃服姿で少し冷や汗を何故か流している…調理場からは焼けるような音が聞こえている…?)
…その、怒らないで…くれませン…か?
「 ……貴女が関与しているのですね?」
( 調理場を見やり、ミェンをまずはと視界に収め )
「 話しなさい、聞きましょう 」
……正確には私では無くて…
『…私、主犯人、能力、転移、悪戯、彼移動…』
(エプロン姿の…白い長髪のまたボイスチェンジ使っているらしく…
天使のような姿を模している…羽は偽造されているが、糸目で額にもう一つ目があり…
じっと二人を黄土色の目が見つめていた)
『…戦闘、無い、忠告、赤城、来た』
(その言葉は嘘では無いらしく…戦闘の意思は無い
様子)
「 ……厳かにある割に質としてはあの変態と同じですか … それで
私が興味のない方の天使もどきが、一体何の条件を含んで私めの所へ?」
( 砕けた打刀の柄を右手に、ミェンの前へ出て姿を眺める )
「 無駄な助言もどきを置いてささとお帰り下さいませ
私めには言葉を交わすべきとする時間はさほどもありません 」
……ニャル先輩、落ち着いて、こいつに戦闘能力はありませン…
『…清掃員、そういう所、馬鹿…
…助言、内容…謎の機械…手を組む…戦力、増強…+…能力、我等増加、謎の男、操り…』
(…途切れ途切れで分かりにくいが結構恐るべきなのかもしれない…)
『…最も、赤城、住人…能力…3つ…これで、対等…』
(……まだ知らないような事を呟きながら)
「 ……謎の… 機械?…… 」
( 聞いた途端に端末を取り出し、連絡を… )
[プルルルル ]
「 ……もしもし、テイル…私です ニャル… … … は?」
[ カチッ ]「 もしもし … … ……… … 」
( 放心した様に端末を握っていた…が、次第に手を降ろす )
「 ……それは…信憑性がある様です… ですが、何故?」
『……機械、欲しがっている、旧神の一部、機械の戦闘データ…本人曰く、ビジネス…とても、怪しい…』
……何…それ…?そんな話聞いて…無い…でス…よ?
『…貴女、去った、後…注意、必要、助言、以上…』
(そのまま帰ろうとしている…)
『…もう一つ、謎の男、失敗作、孤島、放棄…
…謎、恐怖…』
「 ……1つ、私からも…助言を聞き入れては下さいませんか?」
( 打刀の柄を捨て 真剣に考えた末… …ビジネス、その言葉に反応する )
『…可能、伝言、受理…』
(振り向く事もなくそのまま帰る準備だけは出来ている)
…ニャル先輩…信用…駄目だと思いまス…!
「 …大丈夫… 今のままでは…それよりも恐らく、マズイことになります… 」
( ドスを引き抜き、それを逆手に持つ )
「 ……貴女の伝えた事が真実であり、私の知る情報と 私の友人の状況…
これらが『 現状 』の『 真実 』だとするのならば… 近い未来、引き起こされるのは…
……それに私は抗いようがありません 」
( 「 ですから 」…ドスを、引く )
『…清掃員』
(言われた瞬間ミェンの目は光勢いよくドスを叩き落とす…当然といえば当然だがとても焦っていて
…肩を揺さぶる)
…そンな事で諦めないでくださいよ、ニャル先輩…アナタは私の命の恩人なンでスよ?
…そして、この城の者達は強い…でスよね?
…なら、抗いまス、私は運命に…
(決意の目、敵対してた時とは違う黄金の意思が見えていた)
『…話、終了?』
「 …… 」
( ドスを拾い直し、ミェンの肩を叩く… それはとても優しげで 力強く )
「 …心配しないで、私は少しも諦めるつもりはない…
それに貴女のいう通り… この城の人はそんな簡単に諦める根性してないから 」
( そしてカタコトへ向き直り、目的である… ドスを 左手へ刺す )
「 ……これより…渡す物の使い方のみを告げさせて頂きます…
『 生けざる物が次元を裂く日 天へ鍵は昇る 』… 私には扱えない物 」
( 血の代わって噴き出してきた、それは… 蒼水晶のスクロール
開く事も割れる事もない 内側より周囲への光を播くアーティファクト )
「 『 神へと生けざる物が至らん時 いざ相対せん○○○ 』… どうぞ 」
『……此れ、助言…内容……理解…了解…』
……ニャル…先輩…
(…アーティファクトを受け取り、転移…正確には消えた…)
…私、戦いまスから…皆を守る為に…!
「 ……1日で人は変わる物ね 」
( ドスも 打刀も戻す… …力無くも、雄々しく 力強い言葉… その、勇気ある
一言への賞賛を… 私は、出来うる限りで最大の事 抱擁で心を表す )
「 …正直に言って… 私、ミェン…貴女を守る対象として… 悪く言えば 物としてしか
見ることが出来ていなかったの…けど 貴女は証明した… そう、自分の口で言ってみせた 」
「 ……本当に…ようこそ …赤い城へ… ミェン 」
( 見る目も、変わる __慈しむだけではない 厳しさも含めた、そう ザレッド達へ向ける視線 )
「 ……さて、まず … アレをどうにかしましょう 」
( 焼け焦げる音と匂いがキッチンより )
……分かりましたよ、この城は…スごいンでス…
…とてもとても…頑張ッてみせまス…イノチ尽きるその時まで…!
(グッと嬉しそうに笑みを浮かべる…
…最初の頃とは色々と変わってきていた)
…あッ、あ〜〜〜〜……
「 ……( 結局、何が原因なのでしょうか )… 」
( 一旦ミェンを離し、キッチンを見に行く )
「 ああ、朝食は食べたのですか?」