この城にはたくさんの種族がいる…
…魔人、付喪神、幽霊、鬼、獣人…
…旧神、機械人…人間も勿論いる。
そして来客も独特だ……悪魔に天使…
…此処はオールスター…
これは試練だ、一人一人の…
…俺は知らないけど。
「 ………?」
( 確かに… 自分でもおかしいと考えていた… ヘッドフォンは未装着
視界自体も最悪で 今も前を行くおじさんを捉えるだけでもやっと… )
「 ……ま いっか 」
…発見 移動までの間… 欠片は輝いていた
「…お?…おぉ?…おいガキ、見つけたぞ…」
(少し広い岩場…その視線の先に確かに遠くて小さく見えるがはっきりと城…
ニヤリと笑み浮かべながら嬉しさからかついてきていた子供の背中を叩き)
「…強い奴…たくさんいるだろうなぁ…」
「 っだっ… 力強いよぉ おじさん… 」
( 嬉しがる暇もなく背中叩かれてちょっと痛がる
心の中では 更にあの矢印についての疑問が広がっていた )
「 …でも ここからどうやって出るの?」
「…あァ、わりぃわりぃ…」
(見えたのなら後は簡単…と思うついでに相手が子供なの忘れて叩いてしまったの簡単だが謝り)
「…此処なら後は簡単だ…邪魔というか、誰も来なかったらだがなァ…?」
「 … 脱出手段あったんだ… 」
( 背中をさすり、周囲を見渡し )
「 ……あれ?欠片… 」
( 気付けば 手から欠片が無くなっていた )
「…おい、どーした?…いかねぇのか?」
(止まっている相手に向かい、見返り聞きながらも置いていくと言わんばかりに歩き…)
「……邪魔も入んない…あぁ、楽しみだなァ…」
(くつくつと小さく笑い…)
「 っあ!待ってよーっ 」
( 疑念持つ暇なく 走り去った… )
「…しかしよぉ?本当に静かだな此処…一気に飛んでもいいんだが…それじゃあお前の体が耐えれないしなァ…」
(チラッと見る…最初のように青筋立てたりせずに普通に接してあげながら)
「 うん、メイドさんが何かやってるからだって… 」
( 段々と背の違いからの歩行スピードの差にも慣れて )
「 あ おじさん空飛べるの?… 良いなー 」
「…メイド、ねぇ…楽だなァ、色々…」
(しっかりとついてくる辺り、体力が全く無いと言うわけでも無さそうで少し安心し)
「…飛べる…まぁ“それ”も一応出来るが俺の得意なのは…“ジャンプの方の跳ぶだ”」
「 なぁんだ…わたしとおんなじかぁー … 」
( 色々やってるその内… )「 あっ 出口かな!あれっ!」
( 開けた場所へ続く 谷の壁が途絶えた場所が見えてくる… )
小娘は気付かないが… 同時に 濃厚な血の香りが流れてきた
「…飛べたら色々便利なんだがなァ、羨ましい……ん?…やっと…!」
(色々他愛無い話…続けている間にやっと途切れた場所…同時に血の香り…
…頭を掻き毟り血が垂れながら笑み浮かべて)
「…ガキ、先に行くか下がってろ…あっちから客が来てくれたみてぇだ…」
「 えっ…? あっ うんっ 」
( ヘッドフォンも無い、何かと疑問に思えど
行動には写せず そのまま近くに岩陰へ… )
・・・・ 血祭りの香る広間 ・・・・
[ ス''シャァッ ス''シャァッ サ''ク''ッ ]
オ ォ オォォォォオォォッ
( 地に伏した 異形の怪物... 仲間と共に狩りに出た筈が 谷へ訪れた所を
数体をを纏めて血祭りにされ 剰え 今...その腕を剥ぎ取ろうとした
【 虐殺者 】の血染めになった斧が振り下ろされた。
怪物の悲鳴 ズタボロの体で必死の抵抗を試みる )
[ フ''チ''ィッ ]オ''ァ''ァ''ァ''ァ''
[ ス''サ''ク''ッ ]
( __無情なる虐殺者。黒い鎧を纏う男 __ ザラァークは引き千切った腕の中身
内部の固い骨を引き摺り出すと この世の物とは思えぬ悲鳴を耳に 素っ気もなく
頭から背にかけて斧で両断、機能を失った臓物が流れ出す__ )
『 __ふむ 良い骨だ 』
「…さて…っと、そりゃあいるよな、門番…よぉ、同じ精神の野郎…」
(怖気もせずに歩き出てきて最初の子供と出会った時と同じ、血塗れの笑顔を見せて拳握りながら近寄り)
「……此処を通りてぇんだ、構わねぇか?」
(一応の質問、…既に答えは出ているが)
『 迷惑をかける気が無いのなら勝手にしてくれ 生憎私は忙しい 』
[ ス''シャァッ オ''ァ''ァ''ァ''ァ''!]
( どこ吹く風かと見向きすらせずに残りを殺害兼腕剥ぎに精を出す男
背中には先程ぶっこ抜いた腕の骨が背負われており__ )
『 おぉ__ これは使えそうだ 』
「……あァ?…そーかよ、てめぇは強いから殴りたかったが…まぁ、デザートは取っておいていいもんなァ…」
(岩陰に隠れた子供の方へ向かい…目を塞いで上げながら通ろうとする…
少し残念と怒りを感じると同時に楽しみが増えたと思えば更に笑み深くなり)
「…このまま真っ直ぐ…かァ…」
[ ピ''ュッ ]
( 背を向けたその刹那 凄まじい速度で背中へ黒檀製の剣が飛ぶ )
「…危ねぇ…なぁ…ったく…」
(深々と剣が突き刺さる…が、引き抜けば…みるみると傷が回復する…)
「……不意打ちってのは感心しねぇな…」
(振り向きながら、一応此方も魔力の確認)
『 堂々と啖呵を切ってから背中を見せる貴様の方に問題があるのだよ 』
( 骨を捨て 堅牢な盾を前に構え 斧を左手に相手を眺めるは 黒い鎧を纏う男__
生々しい手を扱う、歴戦の凄まじさがその時点で現れていた )
《 魔力測定
マジカ : 60000[ 観測上限 ]
スタイル : オールラウンダー上位型
これ以上の解析不能 》
『 __来い。』
「……あぁ、やっぱお前は俺と同じだよ…」
(第三の眼を閉じた後、刺々しいメリケンサック構えて腕を準備とばかりに振り回しながら
笑みを浮かべる…狂気と思わんばかりの顔
しっかりと相手を見据えて…呟いた瞬間に拳構えて直進特攻)
「……遊ぼうぜッ!!!腹が立ちまくってんだッ!!!」
『 ____。』
( 対する男は__ 兜の中に隠れた底知れないモノを感じる中、ただ 盾を前に構えるだけだった )
「…あァ、でも違うのは…お前の方が技術が上って事だなッ!!」
(体に有り余っているエネルギーを両腕、両拳に回して…まずは邪魔な盾をぶっ壊そうと、乱撃
一発一発が普通の盾なら大きなヒビが入りぶっ壊れる程の一撃…それを目にも止まらない速度
無駄な一発も無く…全部が中心、1センチのズレも無く)
『 _____。』
( それでも 盾は壊れない__。いや 男が壊させなかった。
一目見れば ザラァークに強弱は窺い知れる__ならば 盾の段階で
受け流しを用いるのである、流すような体勢にて 盾への着弾を
斜めに衝撃をズラす、更には受ける前に後方移動を織り交ぜ衝撃を減らす。
テホプの攻めにすら対応する男には容易な芸当 )
『 ___。』
( 後方への踏み込み、回避の一環に思われたそれは__直後
踏み込んだ足より魔力が走る!相手の足元に魔法陣が出現!)
「…“補給”ッ!!ありがとなァッ!!」
(魔法陣が出現したのが分かれば歓喜…
それもその筈、彼の能力は“吸収”と“エネルギー変換”触れたり踏んだりした相手の魔力を吸収し、普通ならそれで終わりな盾の能力だが
そこで変換、彼の体のエネルギー…体力に変換される)
(当然それをしない程馬鹿では無く…
瞬間、腕が太く巨大になり先程よりも速くなる連打、音速の、威力も一発一発がロケラン…常人なら風圧で弾け飛ぶ程
流石に衝撃を斜めにずらしても、ヒビが入り始めていて)
『 ____ほう。』
( ヒビの入った黒檀製の盾を収納、片手を素手にまた受ける。
月夜との戦いでも見せていた『 パリィ 』、出来うる限り力を使わず
拳をズラし__ )
「………あァ、やっぱ楽しいなァ!!!」
(…瞬間、足に何かが勢いよくぶつかったような衝撃、骨を砕けさせるような不意打ち
拳では無い、連打もほんの少し…側から見たら変わり無いが遅くなっている)
『 ____。』
( 乱れる事なく距離を取り 足で回復を唱えれば損傷より復帰__
鎧を通じて触れた瞬間に強化されている事を知れば両手にメリケンサックの
上位互換じみた見た目の__『 黒檀のセスタス 』を装備、構える )
「……おいおい、かっけぇなァ…俺の『デストロイヤー』と交換してくれよッ…!」
(…何か背後で揺らめく…尻尾、恐竜のような尻尾…
よく見ると手は太く肥大化もしているが鋭く先に向かいドリルのように…
離れたのを境に片腕で防御するように前に向けながら
使っていない右肩を回してほぐし)
『 ___。』
( ボクシングのように構え 蛇行移動で接近
射程範囲内で__ ジャブッ!)
「…いいよなァ、シンプルな殴り合いってよぉッ!!!」
(拳を掴み…そのままぐるりと回して地面に叩きつけ、眼前まで拳を迫らせる…)
『 チッ __ 。』
( 初めて 悪態のように口を開く__ 直後マントを外したザラァーク )
【 疾走 】『 __これ程までにやるとはな。』
( 瞬間 拳を引き剥がして大きく距離を取る__ までの行動時間が短い。
更には 片手に何やら謎の禍々しい心臓のようなものを持っており__ )
「…嬉しいなァ、自分と同等、いや、それ以上に強い奴…殴れて、派手な喧嘩が出来てよ…」
(離れた相手に向かい笑み浮かべ嬉しそうに話す…片手の禍々しい存在に一瞬気を取られるも
すぐに自分にとっての好敵手に目を向けて)
「…お前もさァ、遊びなら楽しめよ」
『 ______。』[ フ''シャア''ッ ]
( その言葉に応えることもなく ザラァークが心臓を握り潰す。
派手な音に__ 血の一滴も垂らすこと無く心臓が消滅する、そして__ )
『 悪魔の力を見せてやろう。』
( 握り潰した 右の籠手__ 『 黒檀の籠手 』は 指が鋭く 全体が物々しくなり__
装甲の間から血液色の光が漏れ出す『 悪魔の手 』に相応しい姿へと変化していた。)
【 デーモンハンド 】( そのまま 籠手を開いて掴みかかるように相手へ接近する )
「……大層な名前だなァッ!!!」
(腕の見た目等が変わった所で関係ない、接近してくる相手に此方も接近…する訳では無く、迎え撃つように握り締めた両の拳を牙のように構え…
顔に青筋立たせて…湧き上がる苛立ち、怒り、全てをエネルギーに変換していく…
どんどんと腕は肥大化し…剣のようになり
内側から破裂するように赤黒く染まっていく…)
__馬鹿めが。
『 砕け散れ 』
( 握り潰すような圧__ それどころでは無い、空気全てが
相手を押しつぶそうとするような圧迫感が襲い掛かる。
無理矢理にでも理解させられるのだ__ 『 あれは 不味い 』)
「………知ってんだよ、分かってんだよ、でもよぉ…?」
ぶっ壊してみてぇじゃねぇかッ!!!!
(圧を物ともせず空気を一変、押し返す
左腕を捨てるように防御に回して、右腕を後ろに構える…左腕はどんどんと萎み…逆に右腕の色が更に赤黒く…
どんな防御をも貫く矛
当たれば、はっきりと…死ぬ、近寄る度に深く、濃く、ビジョンが見えた)
『 _____。』
( __それらは 全て見えた__ しかし こちらも切り札。
止まるわけにはいかなかった、故に 突き進む!)
( __しかし 本人がそうである為に__ 頭の防御の緩みに
気が付いてはいなかった )
「ーーーーーありがとうなッ!!!!」
(ー感謝の一言、巨大化している腕、明らかに此方の方が射程が長い
つまり突き進んで来たならば…踏み込みッ!
……………ズドォォォォォォォォォォォンッ
ーーーーーーーーー音が消え…いや、遅れた)
『 _______何と____ 。』
( 激突の後。__距離を取ったザラァーク__ 籠手のヒビに気付く)
『 ___凄まじい一撃か__生きてはいないだろうが__。』
( 完全に油断__ 戦塵の巻き上がる中で、右腕と頭の防御は 緩み切って__ )
「……まじかよ、ヒビ入っただけか?…はは、まじか…」
(しっかりと立っていた…が、腕からは血を噴き出し明らかに戦えない…痣だらけ、裂けて折れてはいけない方向に折れている…)
「…あァ…まだ、戦えるな…」
(息を荒くしながら、無理矢理足や頭に回していたエネルギーを腕に回す…)
『 ____ほう__しかし ここで終わりだ__ 』
【 ダンスフレイム 】
( 生きていることに感心するも__ 容赦無く炎の魔法力を竜巻状に__
__兜にまでヒビが及んでいること__ そして、ある事を忘れて『 魔法力 』を
相手へと突撃させる )
『 では 骨でも使わせていただこう 』
「……へぇ、情けか…?まァ、使わせてもらうけどよぉ…!!」
(掌を前に突き出し…炎の渦を吸収、大きな魔力…最高級のワインのようにとても味わい深い…
…当然エネルギーに変換しても上等、先程までの傷は完治し、不足な足と頭にエネルギーを回してもお釣りが来るレベル)
「……本当、てめぇと出会えて良かったなァ…」
『 __忘れてた。』
( _自分を殴りたくなるような嫌悪感に襲われるも
即座に右手を構え直す__ 籠手の変化は無くなっていた。)
『 _____。』
( ヒビの入った頭の防御も弱い )
「…もう一発…ッ!!!」
(瞬間、尻尾で上に飛び跳ね…背後に回る
両手を後ろに構えていて…勢いよく突き出し)
「ーーーー『クラッシュ』ッ!!!」
(シンプル、たったシンプル、先程よりも…全方位に威力を拡散、威力は…まだ全回復出来ていないが少しだけ弱まっている)
『 っ___ 』
( 咄嗟に右腕で防御 )
___悪手。 衝撃を沈めきれずにヒビを通じ 兜に強い衝撃__
気付いて魔力による補助__ 悪手。相手の特性が相まって
兜の中 衝撃が更に____。
[ ハ''チ''ャァッ]「 い''っっっ ----たぁっ 」
弾け飛ぶ兜!( ---それとなぜか同時に響く高い声 広がる金髪 )
「……は…?…まさか………
女だっ…たのかァ…?」
(金髪と響く声に呆気に取られてしまう…
動きも止まる、そして……自分はこの女子より弱いのかと……)
「……はぁ……?」
「 ---- はぁ?---あっ ちょ 待て!待った!」
( 兜の消滅に気付いて咄嗟に---素顔丸見えな皮帽子をかぶる
それで安心したのか--- )「 ふんっ--- 私の兜を砕くか--- 」
( ---顔どころか金髪ポニテも見え、整った騎士の顔立ち---
兜にあったのだろう変声機能も無く、金色の目も--- )
「 少しはやる様だね---しかし それまでだろう 」
「………………」
(考え込み…地面に両手を着く
体内にエネルギーは僅かしか無いのだが…積極的に蔓を生やす…
それを編み込んでは…目の前の騎士に被せる)
「……今日はなぁ、最初にエネルギーを、ガキの為に使っちまったんだ…全力じゃ無かったんだ…だから…」
(足音…城とは反対方向…通り過ぎる瞬間」
「また今度遊ぼうぜ?お互い全力で…な?」
「 う わっ---? ま 待てっ!何だこのっ むっ---子供--- 」
( 編み込まれた草により慌てるが 子供のワードに何か反応
思う事あるのか谷の方へ駆け出す )
・・・・・一方 子供・・・・・
……………………
[ちーん]
( …最初の時点で止めようとしてたが惨状と勢いに気絶 )
「……悪りぃな、ガキも…結局こうなっちまったか…あーあ…古い神とか魔人とか気になってたんだがな…お預け…デザートとメインディッシュが逆になっちまった…」
(すぐに作った赤いポピーの花輪を気絶している子供に被せてから来た道を戻る…)
「…てめぇとはもう一度やりてぇからな…しっかり調子整えろよ?」
「 な 何を言うかぁっ!私はいつでも万全だ!
貴様若造如きが兜を砕いたのみで生き急ぐで無いわっ 」
( ---地声とカリスマ減退で威厳もクソも無い、そもそもただの女 )
「 貴様こそ鍛え直して来いっ 」
「…それに、情報も分かった…クリーナーの奴…名前変えやがって…フォンミェン(風眠)…ね
…じゃあ俺は…ロンチョー(龍鳥)……次会うときはそう言えよ?」
(歩む先にワープゲートが開かれ…その先に入る)
「 ------がぁぁぁぁぁっ! 馬鹿にしおってえぇぇぇぇぇ!」
してない
・・・・白黒の自室 観葉植物の前・・・・
「私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は 」
( ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ )
……えぇ〜〜……
(木という単語が何十回も聞こえてきたので、植物系能力として聞き流せず来て見れば…
ゾワっと鳥肌が立ちそう)
……恐怖、これは恐怖ですね、おぞましいあり得ない者を見たような
「 私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は樫だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は木だ私は桜だ私は木だ私は木だ 」
( 観葉植物の前にて 正座…一心不乱に言い続ける )
( 無表情のまま固まってるので余計に変 )
ちっすお久しぶりです今北産業
657:ニャル◆.s:2020/04/03(金) 00:03 [ ハ''コ''ォォン ]
「 へ?」
( 観葉植物握り砕いて振り向く )
訳の分からない人が増えたっ!!?
…い、いやそれよりまずはこのひ…
(瞬間…一気に駆け寄ってくる影)
「……あぁぁぁぁぁぁるぅぅぅぅぅぅッ!!!久しぶりだからじゃねぇっ!!お前っ…お前なぁぁ…!!!」
(……魔人…基、ザレッド・イニール…歓喜の表情を浮かべている)
……あ、これなんかやばそうなので私は辞退しますね…
(そそくさと逃げるように場を後に…)
うわっと………
やっほ、お久しぶりザレたん。
今日も可愛いねしまぱん。
…っ…うるっせぇ…うるっせぇよぉ…お前…っ…もう…んだよ…ほんっと…泣くぞ…俺泣くぞ?…つかそのあだ名も…久しぶり過ぎんだよ…!!
(涙をポタポタと垂らして歓喜の声を上げながら、とりあえず一旦呼吸を整えて涙を拭き…一言)
ーーーーーーーーーーお帰り…!
…うん、
_____ただいま。
「 ……………… 」
…………あっ……!……ほら、ニャルちゃんも!
(無理矢理白黒の方にも挨拶させようと後押し…
というより背中を押して)
「 ……おかえりなさい…ませ… 」
( 抑揚は無い…けど )
にゃるちゃぁぁぁぁ!!!!!!
可愛いなぁぁあぁ!!!!!!!
(自らダイブするかの勢いで抱きしめて)
>>664
___うん、ただいま。
……あぁ、久しぶり…本当に…アルだ…アル・シャマク…!
(色々思う所はあり話したい事もたくさんあるため一旦気持ちを落ち着ける)
ザレたん…
(そっとあたまを撫でる。もちろん、悪い笑顔で)
「 は…ん応がぁ…違い過ぎません……かっ…!」
( 凄まじい勢いで抱きつくアルを引き剥がそうと… )
…あ、そーだ、アル…俺ね?守る者が増えたんだ…子供に…ナイアに…それに城の皆…流石に主様には…勝てないけど…
…成長、したんだよ?
(昔の癖で反応しそうになりながらも余裕の笑み)
>669
…だめ?
(捨てられた子犬のような声で)
>>670
…ん?マジで!?戦る!!!???
「 ___感動の再会、ってヤツかな 」
「 っく …カレンっ カレン来ましたからっ… あっちに…甘えてはくれませんかっ…?」
( 目を逸らしつつ )
……やめろやめろ…戦闘場あるにはあるけど…今子供は居ないんだし…城の皆も…あー…どーだろ?
(ブツブツ呟きながら不意に聞こえた声に笑み浮かべ)
……………なんか、この四人が一番暖かいというか…懐かしいな
>>673
あ!!!お母さんのケチ!!!ご飯ちょうだい!!!!
>>674
…せやなぁ
「 お帰りなさい、また会えたね 」
( 魔障壁を展開してガードをとりつつ )
___ん、ただいま。
678:ザレッド・イニール◆rDg 剛手腕の魔人:2020/04/03(金) 00:27 ………本当に嬉しい…けど、何処か悲しい所もあるな、なんか…
(お茶会というか…とりあえず人数分の椅子とカップを用意し始めて)
「 随分と遅れたヒーローの登場だねえ、さしずめ私はヴィランってトコかな 」
( にっしっし )
「 …懐かしい事言いますね… はい、これ 」
( 梅おにぎりを頭の上からすとん )
お茶会…!!
(目をきらきらさせて)
>>680
やったぁ!!!ありがとう!!!
(一口で食べ終わり)
やっぱお母さんのご飯やばいわおかわり!!!
(そう満面の笑みで伝える)
「 あら、お茶会ってことは私の好きなカモミールティーもあるのかね 」
( 小鳥のように持参していたクッキーをついばみながら )
…つっても、そこの完璧メイドのニャルちゃんには敵わない…あ!そーだアルっ!ニャルちゃんの弱点ってね!!
(いい事を思いついたのかクッキーなどを用意している間に大声で話そうと…)
なぁに!?
(食い気味で聞く)
[(肉が連続で裂ける音)]「 黙りなさいゴミ屑 」
( ザレッドの顔に連続でナイフが刺さる )
「 ……ああ、どうぞ…たんとお食べなさい、ね?」
( アルを引きずりながら机に食事大盛りを用意 )
「 むごご、ニャルちゃんについてアレコレバラすのは…うぇっほ、 」
( 焦って喋ったせいでクッキーを喉に詰めて )
それ……ちょっとニャルちゃん…はぁぁ…カフェイン吸わせるよ?
(ナイフ引き抜きながら傷ついた顔を撫でて治しつつ…ナイフは貰いながら此方もクッキー摘み)
やったぁ!!!!!
(そう言って笑う顔は無邪気な子供のようで)
「 こんな美味しいのに吐くかと思った…年よりは辛いね。
まぁ私は永遠に長命な若者だけどね 」
( パチリと瞬きと共にウインクをして )
…はぁぁ…あ、美味し…なんか、俺も久しぶりにお菓子とか食べた気がする…
(シンプルなクッキーでも甘い物は甘くて味わい)
…と言うわけでニャルちゃんの弱点はカフェインだよ?…ヴェルちゃんが教えてくれた
「 ……はぁ 」
弱点を探すのは感心だがあまりいじめちゃだめよ?
…しまぱんちゃん?
……お前もその名前で呼ぶなっての…あんまもう覚えてないけど…
それに俺はやってないよ…俺は…
今はナイアと…んへへぇ…
(嬉しそうに話し出す…)
[ ガッ ]「 …… 」
( ザレッドの口を掴んでドアの方へ )
…あっ、まってっ、ニャルちゃんさんっ、きょうはゆるひて、あるいるから、あるいるから!
(じたばた…ただではやられず抵抗)
…あーあ
(優雅に腰かけて紅茶を飲む。プラチナブロンドの髪が風でそよいでいる)
「 これだからねえ… 」
( 優美に扇子を扇げば、ひらりひらりと蝶が溢れて )
「 ……あぁ、アル…カレン…
存分に ゆ っ く り しててくださいねぇ?」
( 笑顔で二人へ… そして一人に )
「 …貴方もですよ 」
そこー、いちゃいちゃするなー、まぜろー!!!
(お菓子を食べ終わり、ザレたんに飛びつくように抱きつく)