この城にはたくさんの種族がいる…
…魔人、付喪神、幽霊、鬼、獣人…
…旧神、機械人…人間も勿論いる。
そして来客も独特だ……悪魔に天使…
…此処はオールスター…
これは試練だ、一人一人の…
…俺は知らないけど。
『ごめんって、ニャルおかーさん可愛いからつい』
(謝罪の代わりに手伝うよ、と声をかけ)
「 ……手伝ってまたお腹空いても知りませんよ?」
( ピーラーとリコピン人参を渡し、玉ねぎを剥く )
『大丈夫大丈夫〜〜』
(相変わらずふわふわした口調でそう答えると一瞬で皮を向き)
『はぁいおわったよ〜』
「 ……… 」
( 無表情の傍…無言から察せる通りちょっとびっくりして
人参受け取り、刻んでは鶏肉玉ねぎジャガイモ茄子と一緒に鍋に放り… )
・・・時間操作も挟んで数分後・・・
「 ………とりあえず8人前作ったつもりですが… 」
【 鶏肉のダシたっぷり!濃厚夏野菜カレー 】
( 普段主菜入れに使っている特大の大皿に4合のご飯を盛っては
福神漬けも交えてカレーをたっぷりとかけ、シンプルに食欲そそる香りが舞う )
『ありがと、いただきます』
(そう言ってお辞儀をし、食べる。瞬きをし、目を開ける、その瞬間にもう無くなっていて)
『美味しかった、ご馳走様でした』
(はい、と綺麗に現れたお皿を渡す)
((洗われたやった間違えたはっず)))
「 ……腹の虫は収まりましたか?」
( もう驚かない。…皿を洗いながら、横目でアルを見て )
『お陰様で、ありがとぉ』
『_____マモンは、僕のものだ』
『誰にも渡さないよ』
(そう告げて消える)
「 …………はい?」
「 ……ぇ? 何です… ん あの… あの……?」
( 素っ頓狂な独り言しながらベッドに座る
……???)
……だ、そうだよ、ニャルちゃん
(いつの間にか背後…5面ルービックキューブで遊びながら少し不機嫌)
……はぁぁ
「 ……え、と…まず… 何故… アルは私にあんなこと言ったんでしょう…?」
「 生殺与奪を握ってるのに魅力ゼロ、そんな者に興味を持っているかと
問われれば無論…なのに…何故…? 何故…?」
( 「アルの執着」に関しては一切の言及なく、あのゴミ屑に関して
何故自分が触れられたのかについて頭抱える程の疑問を抱き )
「 ………??」
……まぁ、マモンはマモンでもニャルちゃんに狙われてるのは一真の方だからね…
あの偽物模作野郎が本物みたいにセクハラするとは思えないけど…まぁ、独占欲じゃないかな?多分…俺もちっとも興味もねえけど…
(さらっと全部揃えた後、次は更に面が増えているもの…先程より早く揃えて)
……ま、俺もよう分かんない
…何でもいいと思うけどな、結局俺達がする事ねぇだろ?…ニャルちゃん?
…どっちにしろ、あの偽物は…殺るんだろ?
(飽きたのかパズルを握りぶっ壊し、不敵な笑みを浮かべながら手の骨弄り回し…ポキポキと音を鳴らして)
……アルがあいつ側ってのは面倒だけどね
「 ……ふぅむ、あのゴミ屑という価値ではありますが…
無理矢理を推して引き剥がす、というのも気が引けます…
私は、一度様子を見ることに 」
( 頭を抱え、悩みを一旦払う )
……あー…なるほど?……まぁ、うーん…確かに恋…うーん…悩むなぁ…どーしよ…
…ま、あいつらが変な動きをしたら絶対にやる…
……迷惑にならないんならいい…うーん…
(顳顬ぐりぐり弄りながら考える…)
……うーん…ま、いいか、流れのままに
「 ………うぅーん… 私も暫く考えましょう…さぁ出てった出てった!」
( 若干精神変化気味でザレッドを部屋の外へ押し出す… )
「 ……( そういえば… 最近、姉様を見ませんね )… 」
……はいはい…
(無理矢理押し出されて余裕綽綽といった態度から少しだけダウナー…落ち込み)
……はぁぁ、そろそろ足りない…
・・・・黒の部屋・・・・
「 ……ここで劣化させて… 」
( 机に向かい… こじんまりとした眼鏡をかけ、果てしない程までに
長い長い長〜い図式を書き綴り続けている… マムシの絵が描かれた瓶があったり
カップラーメンの容器がいくつも落ちてたり )
「 ……………… 」
(ドアをノック…ガチャリと入るいい匂い)
…失礼しまスね…頑張ッているのは承知でス、その、栄養が流石に足りないかと思いまスので…
受け取ッてくれると嬉しいでス…
(プレート上にサクサク衣を卵で包み熱々のカツ丼、海の匂い漂うキャビアを添えたサーモンのマリネ、なすとピーマンと鶏肉を炒めたもの、白米特大盛り、抹茶チョコレートパフェ…など、様々な料理を提供…満足してもらえるかは置いておき)
「 ………わかった……そこ置いといて……… 」
[ カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ ]
( ほぼ無視して叩きつける様に図式を書き上げ続ける…
ストレスからか髪質がちょっと硬くなっており、見るからに
不健康そうなオーラを纏って全体的に衰弱気味 )
……まず食べてくれませンか?倒れまスよ?
(スプーンで掬ったパフェを無理矢理口の中に突っ込んで…自分は飴舐めながら
くしを使い髪の毛解し始めて色々と世話…
落ちている容器やゴミを鞄から取り出した袋に入れて換気…とつい癖で辺りをアルコール消毒)
「 ……………あとで謝礼は払うわ…今、完成しましてよ…… 」
【 最大法術式図 】を完成させ 汗を拭う
……一応私はニャル先輩の代わりでスから、身の世話は私がしまスよ?
(少し濡らしたハンカチで顔拭いてあげながら、イチゴ味の飴を舐めさせてあげ)
「 ……ニャルも…悪くないスカウトをしたものねぇ… 」
( 段々と 生気を帯びてくる… 飴はそのまま飲み込んだ )
「 …少し休んだら旦那様のところに行こうかしら 」
……もッと褒めてくれていいンでスよ?
(料理を見せびらかしながら声は変わらないが…表情はマスクしているとはいえニヤけており)
…愛でスね、とても素敵だと思いまスよ?
「 ……貴女もしたらどうかしら…?あの子、意外とモテるようですわよぉ?」
( 食事をあらかた喰らい尽くし、残りは衣が貪る
スッキリしたような感じで… ミェンに、何らかのロールを渡す )
「 ……以前の詫びとして受け取っておいてくださいまし?
きっと役立つはずですわぁ…ふふっ 」
……いえ、私男には興味が…あ、でも同じ分身仲間としては気になりまスね…
(食事もほとんど食べられて気分的に満足…気が付けば口内に何か入っていて取り出そうとマスク外し)
…ン、ありがとうございまス…
「 ……ふふ、誰がわたくしのだんな様と言いましたの…?」
( 耳元、悪戯っぽい声で )
「 興味ありますわよねぇ…?わたくしの、い も う と。」
……し、失礼しまスね
(誤魔化すように逃げて出ていこうと扉に手を掛ける)
…た、ただの先輩でス、ニャル先輩…そンな関係じゃないでス
「 ふふっ… 前、見せつけた割にウブっぽいのねえ…
まぁ、良いわぁ… わたくしも 久々のだんな様ですものっ 」
( 何だかウキウキしながら扉の外へ )
…あぁ、南無三でス…
私もスる事ないのでニャル先輩の所にでも行きましょうかね…ッ!い、いや別にそンな訳ないでス、気持ち落ち着かせましョうね私…
(自分で自分に言い訳しながらニャルの部屋向かい…顔が少し赤くなっているのをマスクして隠し)
「 …はぁーっ! どっこにいるっかっしらっ!?だーんなっ様っ 」
・・・・城門近く・・・・
[ カンッ カンッ カンッ ]「 ええい くっ --- 」[ カンッカンッ ベキッ ]
「 うっ ---- くぅ--- こ こんな事になるのならぁっ ---!」
( ---らしくもなく焦り姿、感情表現の豊かな顔--- )
「……へっくしぃっ!…ぅ、なんか胸騒ぎ…俺呼んでるのか?」
(盛大にくしゃみ、魔人は自室で指のマッサージ…もとい準備体操)
・・・城門前・・・
『……んひひぃ…ろーしたのぉ…?そんにゃにあわへてぇ…んぐっ…んぐっ…ぷはぁぁ…』
(酒を飲んでいる氷鬼…ゆっくり千鳥足で追い掛ける…笑みは浮かべている)
「 そしてさっきから何だ鬼ィー!」
( 全力ダッシュで逃げ回る --- 特別製の兜は全く修理も新造も出来ず
かといって下手なものを被るのもアレ --- そんなこんなでずっと素顔のまま )
「 おのれっ --- あやつめぇっ!さっさと戻ってきて責任を取れぇーっ!」
…いーじゃんかぁ…あそぼー?だれかわかんにゃいけどさぁ…そこのびじんしゃん?
(逃さず一定の距離を保ったまま…正確には足元を凍らせるのを続けて滑ってきていた)
…いっしょにおしゃけ…それか…ね…?…んひひ
「 嫌だぁっ!絶対私は飲まんっ!ハチミツ酒以外認めるかぁーっ!」
( それ以外理由も当然ある --- 兜が無いだけでも目に見えて弱くなっており
走る速度、術式制御、防御力、カリスマ --- 集中が欠けるので少しも成っておらず )
「 というか貴様ぁっ!サラッと私をどうする気だぁ!?」
( 次第に スタミナ切れ )
……しらにゃい?…おにってねぇ…さけとかけごととおんながすきなんだよぉ?
(詳しくは話さないが…それだけで恐怖を感じるような笑みを見せて
じわじわと距離が縮まり始めて)
あんしんしてぇ?はちみつさけもあるよぉ?…だからのもぉ…ね?
(いつの間にか足を凍らせようとして来て…手段は選ばなくなり始めた)
「 なっ ぅ うぅおぉっ!?」
( 警戒していなかった直接の妨害に転倒 ----
何という体たらく。何とか仰向けに倒れて抵抗し--- )
「 は --- 鬼如きに辱めを受けるぐらいならいっそ --- こ 殺せぇっ!」
…んひひぃ、よくあるせりふぅ…だいじょーぶ、やさしくしてあげるからにぇ?
(ニヤニヤと笑みを浮かべ…再び酒瓶飲めば更に顔赤くなり…無理矢理頭を掴んで上げさせて、少し酒臭いが、子供の容姿とは思えない妖艶さを醸し出し)
…だれもじゃましないしさ、いっしょにたのしも?
「 くっ --- 私とて騎士の端くれ --- 淫らな小鬼の辱め如きに屈すると思うなっ 」
( --- どうも、兜の効力は本人の大半を占めていたらしい
キッと睨み返しながらも整った顔立ちは逆に加虐の念を引き出させ
頭を掴む手を両手で外そうとしている弱い抵抗も、余計に ---- )
「 今すぐに離せっ この --- っ 」
…とりあえずさぁ…いったんしずかにしよ…?
(度数の強いヴィンテージ物の酒を口に含み…
…無理矢理口付けし流し込み、拒もうとしても無理矢理顎クイっと上に上げて飲まさせる…
…ひんやりと冷たく美味しく感じてしまうも酒は酒、しっかりと酔いの効果も…)
……かわぃぃねぇ、きしみならいしゃん?
『…やめなさい、この悪党』
(いきなり後ろから現れ、魔力弾を魔法陣から放出し、威嚇しながら話す)
「 なっ やめろっ 離っ 〜〜〜っ ! 」
( 酔えば 気丈にある事すら難しい。だらしなく後ろへ倒れれば
力の抜けた全身に 酔い 特有の無自覚に誘うような蕩けた顔 --- )
「 --- わたしわぁ --- みひゃらぃ ---- ちがうぅ- --- 」
( 遂に口調からも圧は消えた --- 阻むのは、鎧の下へ魔法を通さない程の
防御力を持つ、首から下の鎧のみとなり )
……だれぇ?…あ、あなたもおたのしみにきたのぉ?
(にへらと緩んだ笑み、千鳥足でのらりくらりと避けながら全然怖がっておらず…)
…おたのしみちゅうなのに、なんでとめるのぉ?
ほらぁ、このこもたのしんでくれてるよぉ?
(酔った騎士の頭を撫で撫で…酔いどれ仲間として酒瓶持たせてあげながら
嬉しそうに大きく笑い)
「 ぅ ---- おにょれぇ--- わたしがぁ- -- この程度でぇ --- おにぃぃ --- 」
( 蕩けた意識で距離を取ろうにも、足の氷が許さず
力無い動作で、おのれに対して触れる鬼の腕に抵抗を試み )
『あ"?何処がだ言ってみろてめぇ無い脳みそでよぉく考えろクソ野郎が』
『【最上級魔法】【時空操作】』
(そう言うと時を止め鬼を滅多刺しにして__、良く彼女が一瞬で何かをするのは時を止めているからだと納得しつつ、)
『"時は遂に刻み出す"』
(そう言うと動き出した時に身を委ね)
……………はぁぁぁ…いったいなもう…なに?なんのようなの?…よいがさめてきてるじゃんか…はぁぁ…ほんとに…なに?
(…無傷では無い、所々刺さるも凍らせてそのまま粉末になる…
血が出てくるも傷口を凍らせて止血、鬱陶しそうに見つめながら再び酒ちょびちょび飲み…
辺りを冷たい空気で覆いながら笑顔で聞く)
…なんのよう…?…んへへ
(とっくに騎士の氷は解除…どころかスライダーで安全な場所まで避難させて)
「 っん うぉっ!? わ ぁぁーーっ!?」
( --- 滑って行った先で何か「 ウブっ」という声と ---
失神の声まで聞こえ )
『…そうだな、あの女の人の酔いも時期に覚めるだろうし……、
それまで僕と飲み比べしないかい?』
『気を失った方が負け、僕が負けたらなんでもしていいよ』
(そう言いながら雪に座り挑発的に微笑む)
『…それとも、だぁい好きなお酒で……僕に不戦敗、する?』
……やだ、おまえつまんない…べーっだ…
(勝負を断る…そう、飲んでて楽しいかが重要
無理に嫌いな相手と飲む必要も無い)
…あたひはもうのみあいてきめてんのっ、じゃましないでくんない?
(舌を出しながらそのまま騎士を滑らせた方向に向かう…度数の強いウィスキー飲みながら気分転換)
『…行かせるわけねぇだろ、ばぁーか』
(鎌を出し体から燃え上がる焔で周りの氷がどんどんと溶けていき)
……はぁぁ…ほんとうにさ、なんでとめるの?…やなんだけど、みずさしてくるやつ…
(炎に関しては城内にいる猫のお陰で苦手意識ついておらず、地面に手をつき氷の領土広げ、自分にとって気持ちの良い風を吹かせ)
……ちゅうちょもなくさしてきたしさ、なにさ?もくてき?
・・・滑った先にて・・・
[ ー 🐥ー🐥ー🐥ー🐥ー ]「 ぅー ぅー ---- ぅぅ --- お --- のれぇ --- 」
( 目眩 気絶 --- 頭をモロに打ち付けたために行動不可、無防備 )
……はぁぁ、のみなおし…だよね?きしちゃん……ごめんね、ちょっととりみだしてた
(スライダーのように滑って到達…ほろ酔い気味ではあるものの素直に謝罪…)
…いやね?…その、きしちゃん、ふるいおさけがすきってゆうれいちゃんからきいて…
「 ---- くっ --- 何だっ --- わ 私を娶ろうとでも言うつもりかっ!?」
( --- まだ顔が蕩けたまま )「 何っ --- くぅっ --- 仲間に売られるとはっ --- 」
…いや、んーと…たんじゅんにのみなかまがほしくて…まかいのさけとかすきってきいて…
(勘違い続けている相手にぽかんと止まりながら呂律回らないままとりあえず話続けて)
…えっと…あにょぉ…
「 お おのれぇっ --- ふんっ どうせ正道ならざる魔物狩りの道を歩んだのだっ
--- 毒を食らわば皿までだぁ --- 逆に飲んでやるぅーっ!」
( 酔いが回った上に頭を打った、抑えが外れて掴まされていた
酒を一気にラッパ飲み--- )
「 ぬうぅ っ --- わたしわぁ - -- 負けんぞぉ -- - 」
………おもってたのとちがうんだけど…うーん…どーしようかな…
(流石に戸惑いから動き止めてしまい、頭の打った場所氷で冷やさせながら、見てて気持ちいいラッパ飲みに次第に自分も我慢ができなく)
…きしさんがそういうんならあたひもーっ!
「 ーーーーーっ!( くらえぇ 道連れにしてやるぅぅ )」
( 混乱、酔いが進み更に極まれり__ 一瞬の隙を突いて
鬼の顔を掴み、飲み切れなかった残りの酒を口に含めば
一気に鬼の口の中へと流し込んだ --- 騎士は酒に狂わされた )
「 --- --- ふぁ --- な んだ--- やわらか -- ぃ ---?」
んぐっ!?…がっ…んぐ…んぐっ…ぷはぁ……んへへ…
(当然酒を飲まされ油断もしていた所…元のテンションに戻り、全て飲み終わった後…
少し嬉しそうに緩んだ笑みを浮かべながら
騎士の元へと近付き)
ーーーーやっぱりぃ、すきなんじゃんかぁ…
「 はぁぅぅ --- わたしはぁ --- 屈しないぃ --- 」
( 身を守るように腕で体を庇い --- 蕩けた声で気丈に ---
その様子は 健康的な雰囲気が変化した妖艶さも相まり
誘う以外の目の映りを知らなかった )
…なんて、うそだけど…こんなよわいおさけ、しょっぱいぐらいだもん…
(にへらと蕩けた表情のまま舌を出し…首筋に手刀、勿論軽くで気絶させる様に…
…自分が撒いた種とはいえ少し反省していて)
……ごめんね…ぇ?
「 ふぇ --- 」
( 武術の心得も 酔いの果てにはまるで使えず ---
鬼に覆いかぶさるようにして その意識を手放した。)
--- 兜が無いだけで --- 何故、こうも違うのか ---
・・・・ザレッドの部屋・・・・
……ふふっ
…ぅ…ゆび…ぃたいや…
(ズキズキ冷えて痛む薬指を余所にそのまま肩に乗せて抱き上げ城内へ戻り…
…騎士の部屋が何処か知らない為、自室へ)
…ぁー…ぅー…ぃって…
・・・魔人の部屋・・・
……で、何か用…?
「 だぁーんなっさまーーっ!」
( 有無を言わさず懐に飛び込んで )
…よいしょ…ふぁぁ…どーしたの?
(さっと横に躱し、ベッドに座りながら背中撫でて小首傾げて聞き)
……元気なのは良い事だけどな、俺的に
「 ……んへへ、一緒に過ごしに来ましたわー?… あと… 」
( 直ぐに体勢立て直し、膝に座って体全体で擦り寄り )
「 ……だんな様に…やられてからちょっと… ずっと、疼いちゃって… 」
…一緒に過ごすのはいいけど、それはダメ…分かる?…俺も色々反省してんの、我慢して?
(大きく溜め息…眼前には開いた手を突き出す…所謂待てのポーズ)
……なんと言われようと今日はダメ…だから…
「 ……むぅ …分かったって… じゃ 思いっきり甘えさせて頂きますわ 」
( ころん と膝の上で寝転がる… 胴に抱きついたりして、何か
足りなかったと感じるものを補充して… )
「 ……んーっ」
…はぁぁ…とはいえ、俺も我慢するの少し辛いんだぞ?…それは本当…
(頭を優しく撫でて、髪の毛サイドテールに編み込みながら、少し趣味は悪いかもしれないが手のやうな形のカチューシャをセット…彼の足りない物は悪戯らしく)
……はは、可愛いじゃん、意外と
「 ……ん、もー… いつものわたくしじゃ物足りないのかしらぁ?」
( こちらもこちらで仕返しに三つ編み作って、腕をぎゅっと抱きしめる )
……イメチェンだよイメチェン…ただなんで俺は三つ編みにするんだ?
(手鏡で見せてあげながら、抱き締められた腕そのまま上げようと…)
「 んー 同じくイメージチェンジ、ですのよ 」
( 腕にしがみ付きつつ、手鏡をジィーっと見つめて )
「 ……ふーん 」
……だからってチョイスが謎過ぎないか…?
(三つ編みにされた髪の毛くるくる回しながら少し苦笑し)
……俺は似合ってると思うぞ…うん
「 ふーん?じゃあっ 」[ きゅっ ]
( 急にザレッドの後ろ首へ両手を回し、固定して軽いキス…
直ぐに終わり、膝に降りては椅子みたいにしてザレッドに体傾け )
「 …イメチェン、その2…昔っから、だんな様はわたくしに対して
顔を赤くしてるのがよく似合いますわぁ?」
………はぁぁ…慣れたからこんなので赤面なんかしねぇっての…舐めんなってのぉ…
(不意打ちのような軽いキス…余裕浮かべているように見えるが、少しだけ頬が赤くなっており…
…とことこと指を虫のように動かしながら背中を這わせつつ)
……ったく、誰に似たんだろーな?こういうとこ
「 はぅ… もっちろん… 貴方に似ましたの よっ!」
( ちょっと荒っぽく反撃、と胸を強めに押して… )
「 ……あら?」
…っ…!…あー…うん、確かに…そうだね…うん
(何かを誤魔化すように頬を掻きながら視線逸らし)
…そろそろいいと思うんだよな…な?…終わりで…うん、また今度…
「 …… …… …… 」
( 自分の右手、ザレッドの胸… キョトンとした顔で交互に見た後 )
[ カ''チン ]「 んー?」
( 背後から這い寄って来た衣が鋏まで使ってザレッドを拘束
近付く黒は、遠慮も無く… ちょっとの情けで、めくる事はなく
服の下から上に手を突っ込み… )
…ちょっ、馬鹿馬鹿…!色々まずいって言ってんだろっ…!?
(ガッチガチに拘束…当然慌てながら止めようとする…も、身動き取れない状態)
…ちょっ、ほんとにナイア?やめ…っ…!
(…筋肉ではないような感触)
「 …… 」[ ごそごそ ]
( 何ら感触にキョトンとした表情はさらに深くなり…
今度は服を引っ張り、顔を入れ 上の方に進んで見れば )
?
「 ……だんな様… 両性具有さん、でしたの?」
( …言いながら ちょっと触れて )
………え?知らなかったの?
(今更とも言える事実…まぁ彼も最近は意識をしていなかったが…)
…っ…だーかーら…触んなっての…!
(手を切り離して無理矢理服の中から引きずり出し頬引っ張って)
「 ひゃぁ … いひゃいいひゃいっ ひゃるひゃっはっへ!」
( 頬伸ばされて全然喋れず… 感想も言う事なく逆襲されて )
……
( 衣もおとなしく下がる )
……ったく…はぁぁ…俺も最近は忘れかけてたよ、意識して無かったから…
(服を正しながら頭を抱えて、此方も拘束外れたので頬掴む手を離し…)
……駄目だからな?
「 はぁーい 」
( あんまり未練もなく返事し、また膝を椅子に )
「 ……でも、悪戯好きのだんな様にはいい鞭ではなくて?」
……生憎、関係無しなんですよーだ…
魔人や悪魔は悪戯好きなんだよ…
(此方も反省の色無しの返事をして、腕を前に伸ばして)
……とっても楽しいんだよ
「 ふぅーん… 悪いお人ねぇ 」
( 伸ばされた腕を掴み、掌を自分の頬に当てて )
「 …でも大好きですわぁ 」
…そりゃ、そうだろ、悪いだろ、どう考えても…魔人だぞ?
(当たり前の事を聞く相手に不思議そうな顔で答えつつ掌の皮など赤ん坊のようにぷにぷに、柔らかく)
……俺も勿論…好きだけど
「 ……きひひっ 新薬の説明とかは…後にしますわぁ … 」
・・・・大廊下・・・・
【 クラッシュボム 】!
『 光子ミサイルヲクラエーっ!』
炸裂
( …何があったか大廊下… お互い変身状態の黒機とミィリィ、遠慮も無く
お互いの大火力をぶつけ合い、避け 激しい戦闘を繰り返す )
『 これならどうかなーっ!?[ 3ループチャージ ]』
「 わたしだってぇっ!大火力くらい慣れてるんだからっ!」【 アトミックファイアー 】
……あぁ、やっぱお前似てるよ
・・・大廊下・・・
「…通れもしないし引き返しも出来ない…何したんですか私が…神様の悪戯か…?」
(…観葉植物の葉を伸ばして盾にしながらそれに隠れていて、先程から大火力のぶつけ合いに顔は真っ青…
此方に攻撃が飛んでこないよう祈るだけ)
『 ライトニング波動砲だぁーーっ!』「 フルチャージぃぃーーーっ!」
( 渾身の火炎弾 vs 閃光煌めく大雷光 、規模は凄まじく… )
『 っひぃーーっ ・・・負けだよ負け!全く!もうウチとか負かすわけ!?』
「 っ やったぁーーっ!」
( 半壊状態のカロン、相対的とはとても言えないほぼ無傷のミィリィ
悔しがるようなそぶりでちょっと喜ぶカロンを抱き上げ、変身を解除すれば
飛び跳ねるほど喜んで… )
「 これでっ …新しいアーマーだよねっ!?」
『 うん・・・それぐらい強いし気強いならなら問題無いや 』
カロンさん久しぶりに見た
894:ダレット◆rDg 緑の冠:2020/04/05(日) 13:27 ………こ…わ…城の壁とかこいつら考えないんですか…?…化け物同士が控えてくださいよ…!!
(流石に怯えてブツブツ文句を言い放ち
キリキリ胃が痛む感じから頭を抱えていて…
とにかく終わったと判断すれば抜け足差し足でそのままこの廊下を通り過ぎようと…)
…あ、でも中々可愛らしい容姿だね…いや、でも炎は天敵…
(チラッと様子を見ながら普通に足音を立てて歩いてしまい)
「 …だれ?」『 おー ・・・ んー?』
( 二人一斉に注視、見慣れぬ人物を確認して )
…あっ、え、えっと…わ、我が名はダレット!!
(バレてしまえば仕方ない…とりあえず名前を名乗って逃げ出そうと…)
ダレットさん?あなたも能力者?
898:カロン◆.s:2020/04/05(日) 17:31
『 ・・・あー 囚人の一人かな?』「 …父様っぽい名前… 」
( 自分たちの世界で忙しい二人の応対は素っ気なく
とりあえず名前を聞き、それで終わる… も )
[ ト''ンッ ]「 む''っ --- な 何をするか、貴様--- 」
( --- 逃げ出す者は --- 反対側より現れた --- 何か、柔らかいものにぶつかる )
…ふっ、私を囚人などふざけた真似を…
…名前に関しては知らないしっ!ていうか私は貴女達に興味などッ!?
(二人の方向を向いていた為気付かず何か衝撃…というか、当たってしまい)
…しっかりと前方を見てもらおうかこのマヌ…ヒェッ!?
(種を相手の服に仕込みそのまま成長させようかとした途端、心の内底から漂う…トラウマに体が震えてしまい)
「 --- 誰かと思えばお前か!現れてはいきなり女の体に触れるなどと ---
許されるものでは無いぞ --- !」
( --- 吹っ切れでもしたのか男性風の私服姿、鎧類のものは一切無い )
それでも --- あの 騎士が立っていた。