影虎作品集

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1:影虎◆Vs:2023/07/06(木) 12:20 ID:SnI

ここの板では初になります!!
本格的に近いのをそろそろ書きたくなってきたんで
二次創作書くことに決めました!
感想とかは気軽にどうぞ!ただし、荒らしとか
暴言はお控え下さいっ!!
じゃ、さっそく書きたいと思います!

169:影虎◆Vs:2023/07/25(火) 14:59 ID:pKw

木に身を隠すが・・・

クヌート「(何この男?何を考えてるの・・・?)
あれ?いない・・・消えた?キャア!」

「ガバッ」

クヌート(こんな男の子供を産むの?王の血が汚されるっ!?)
アシェラッド「王女だとバラされたくなかったら俺に従ってくれませ
ん?でないと続けます」
クヌート「分ったわよっ!?」
アシェラッド「俺の目的は金なんです ねぇ王女様?だからーーーー」
クヌート「!」
アシェラッド「取り引きしませんか?」
クヌート「と 取り引き?」

謎のやり取りが行なわれた・・・・・・
そしてクヌート城へやって来たクヌートとヴァイキング達

170:影虎◆Vs:2023/07/25(火) 15:05 ID:pKw

仲間1「みろ アシェラッド 静かだ」
アシェラッド「いや こんなに兵士の姿見えないのは変だね」
仲間2「って言ったって行かないとお宝手に入らなっ・・・」

「ダッ」

アシェラッド「馬鹿っ・・・!」

草むらから体を出した途端 無数の矢が飛んできた

仲間2「うっ・・・」

矢が当たった仲間は地面に倒れた

アシェラッド「(弓?やはり・・・隠れていたか)さぁクヌートさん?
出番ですよ」
クヌート「私だぁーーーー撃つなぁーーーークヌートだぁーーーー!」
アシェラッド「さ 俺らは帰るぞ」

171:影虎◆Vs:2023/07/25(火) 15:09 ID:pKw

仲間1「いいのか?アシェラッド せっかくの宝が」
アシェラッド「いいんだよ 敵がこんなにいたら俺らにチャンスは
無い」
仲間3「えぇーーーーでもぉ」
アシェラッド「ま ちゃんと考えてるんだよ」

クヌートは無事父親であるスヴェン王と会う事が出来た

スヴェン王「おぉ クヌートよ!無事だったか」
クヌート「えぇ この通り それで父様 近々会って欲しい人が
いるの」
スヴェン王「名は何と言う男だ?」
クヌート「あ アシェラッド・・・」

次の日

172:影虎◆Vs:2023/07/25(火) 15:15 ID:pKw

アシェラッド「初めましてスヴェン王様 私はアシェラッドです」
クヌート「・・・・・・」
アシェラッド「実は私はスヴェン王一家の血を受け継いでいる
隠し子なんです 母の名はモーテス」

アシェラッドは王側しか知らない情報を話した

クヌート(この男にあの時色々と聞かれちゃったのよね
当然知ってるからペラペラ喋れる あぁ〜もう本当に最悪っ!!)
スヴェン王「そこまで詳しく知ってるとは本当の様だな 町人が
知らない情報ばかりだ」
アシェラッド「スヴェン王様 血は繋がっている身 私に王に近い
立場をお与え下さい 連れの兵士達にもそれなりの施しを」

173:影虎◆Vs:2023/07/25(火) 15:24 ID:pKw

クヌート(あの時の取り引きは私の命の代わりに王側の情報を
教える事だったのよ この為だったわけ)
スヴェン王「良かろう!そなたには王位の立場を約束する」

こうしてアシェラッドは 王位の立場につく事となった
この時代 DNAは調べられない 十分嘘は通ったのだ!
そしてヴァイキング達は大金を手にする事が出来た

仲間1「ヒャッホー!」
仲間3「かねだー!かねだー!」
アシェラッド「さぁ 俺達の金だぜ?好きに使いな!」
スヴェン王「王側にも不倫する者はいるからなぁ・・・隠し子の
一人や二人 いて当然だ なぁ?クヌート」
クヌート「そ そうですわね 父様・・・」

王女として自分の身を守る為の取り引きは こうして成立したとさ
王家系にヴァイキングの血筋が入る異例の展開であった


完結

174:影虎◆Vs:2023/07/25(火) 15:30 ID:pKw

はい!終わりましたぁーーーー!!
ヴィンランド・サガに関するお題は、これまでも
挑戦していますが今回はクヌートが主役です!
いつかクヌートとアシェラッドの作品をまた書きたいと
思っていました!
前回はトルフィンが女ですが今回はクヌートが女でしたっ! 
また引き続き、お題はヴィンランドサガで書こうと
思います!
読んでくれた方、ありがとうございますっ!!

175:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 07:20 ID:pKw

今回、書くお題も引き続きヴィンランドサガです!
読む前の注意点としては、主役がトルフィンじゃなくて
オリジナルキャラのアシェラッドの息子・アシェットです!因みにこのアシェットは前回出た女トルフィンの子供ではなく、また別の母親の子供って設定が変わってます!
原作の設定と異なる点があるんで、そういうの苦手な人は
読まない様にね!?では、書きまーすっ!!

176:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 07:27 ID:pKw

タイトル【アシェット自伝】

奴隷の母の元に産まれた 奴隷の子アシェラッド
ここは貧困的な町・・・・・・
そこで暮らす息子のアシェラッドと母親リディア
息子は12歳

アシェラッド(俺の父はヴァイキングだ だが 母は父に捨てられ
二人だけの生活 ボロい馬小屋で小さい時から仕事をする)

村人「アシェラッド 馬の手伝いよろしく」
アシェラッド「あぁ(そんな生活が続いている)」

アシェラッドの母 リディア

リディア「いつも仕事してくれて ありがとう」
アシェラッド「母さん これ今日のご飯 二人で食おう」

177:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 07:35 ID:pKw

アシェラッド「もっともっとさぁ 金貯まったらココを離れよう!
もぐもぐ」
リディア「私は故郷に戻りたいわ ウェールズよ」
アシェラッド「故郷!?母さんの故郷ってどの辺?」
リディア「アナタは行った事ないの でも私は元王女だから・・・王族
の所へ行ったら分かるわ」
アシェラッド「城ならココからあっちか 母さんが王女って本当?
パクパク」
リディア「昔ね 私が17の時ーーーー・・・」

過去

馬車でリディアは外へお出かけしていると・・・

兵士「むむっ!?何者だっ!!」
兵士2「あっあれは!?ヴァイキング!?」
兵士「マズイっ!姫をお守りしろぉーーーー!!」

178:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 07:42 ID:pKw

リディア「!敵っ!?」

しかし その男は強く兵士は倒され・・・

リディア「キャアーーーー」

リディア「私はさらわれてしまったの 元々は金目的でしょうけど
王女の私にもアナタの父は目をつけてきたわ」
アシェラッド「母さんが王女なら城に戻ろうよ!」
リディア「駄目よっ!いい?王家では鉄の決まりがあるの 王族以外
の血の子供を産んでは駄目と」
アシェラッド「え?」
リディア「それを破った者は王側の者とは認められなくなる
アシェラッド「俺がヴァイキングの子だから?」
リディア「そう 私とアナタはもう王側とは呼べない
せめて故郷のウェールズに戻って生活するなら まだココよりマシだわ」

179:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 07:46 ID:pKw

アシェラッド「だったら何で俺の父さんは見捨てたの?」
リディア「他に好きな女が出来て私達が邪魔になったからよ 元々
アナタの父さんは遊び人だから飽きたんでしょうね 見向きもされ
ないわ」
アシェラッド「・・・・・・」

その夜

アシェラッド「母さん」
リディア「どうしたの?アシェ・・・」

満月の日

アシェラッド「俺 何だか母さんとしたいんだ」
リディア「したいってアナタまさかっ!?」
アシェラッド「いいでしょ?一回だけだから」
リディア「分かったわ 一回だけね」

180:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 07:52 ID:pKw

リディア(もう・・・私に見向きする男なんていない
ボロいんですもの アシェだけは求めてくれる 女として
みてくれるって 意外と嬉しいものね)

一晩は過ぎ去りーーーー・・・
父さんの叔父は時々はコッチに来てくれた

アシェ叔父「アシェラッド いるか?」
アシェラッド「叔父さん!」
アシェ叔父「生活 大変だろう ホラこれだ」
アシェラッド「いいの?ありがとう!」

叔父は大金もちだった

アシェ叔父「アイツじゃあ ろくに面倒もみんのだろう?
いつかお前がデカくなったら仕事しに来いっ!」
アシェラッド「今は分からない 金貯まったら母さんのウェールズに
戻る予定」
アシェ叔父「ウェールズか」

181:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 07:58 ID:pKw

そんな とある日

リディア「私 アナタの子を妊娠したわ」
アシェラッド「え 母さんっ!?バレたらマズイよっ!!」
リディア「言わなければバレないわ」
アシェラッド「なら 母さんと他の人との間に出来たって事にする?」
リディア「そうね・・・二人だけの秘密よ アシェ?」
アシェラッド「うん!!」

こうして俺の子 アシェットは産まれた
周りには弟と言ってある

アシェ父「アシェラッド 金はあるか?叔父が渡しに来てるだろう?」
アシェラッド「父さんっ!?いきなり来て何だよっ!?金なんか
ねーよ!」
アシェ父「嘘をつくな!金よこせっ!!このっ・・・でないと
斬るぞっ!?」

アシェの父さんは剣をチラつかせた

182:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 08:04 ID:pKw

アシェラッド「やるってんのか!?外でだ!」
リディア「アシェラッドっ!」
アシェラッド「母さんはここにいて!父さんと俺の勝負だ 行って
来る」

二人は馬小屋から外へ出る

アシェ父「いくら何でもお前じゃ勝てねぇぞ?」
アシェラッド「そんなの 分かんねーよ 少なくとも俺は父さんの
子だからな」
アシェ父「後悔しても知らんぞ」

「ブォっ!!」

先に仕掛けてきたのはアシェ父の方だ
避けるアシェラッド

アシェラッド「おっと・・・(斧みたいにコッチにくる!!)」

その後も避け続ける

183:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 08:10 ID:pKw

アシェラッド(マトモに受けてたら叩き割られる)

「ブンッ!」

アシェラッド(よし!また来るなっ!ココだぁーーーー!)

「スッ」

アシェ父「消えた・・・?」

飛び上がったアシェラッドは父の剣上に・・・

アシェ父(剣の上に乗った!?)

「バッ!」

そこから更にジャンプして父に飛びかかり左頬を剣で切りつけた

「ポタポタ・・・(血)」

アシェ父「ふんっ!強くなったな 一丁前に・・・今日はこのくらい
にしてやる そろそろ腹が空いてきた」
アシェラッド「!」

父親はそう言うとアシェラッドの前から姿を消すーーーー・・・

184:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 08:18 ID:pKw

それから5年後 息子のアシェットも大きくなった

アシェット「遊びに行ってくるー!」
アシェラッド「母さん 目的だった金の件だけど今ならココを離れ
られる」
リディア「って事はーーーー・・・」
アシェラッド「ウェールズに行こうっ!そしてそこで住もう!」
リディア「やっとやっとなのね 嬉しいわ・・・」
アシェット「ね〜?どゆこと??何でココ離れるのー」
リディア「母さんの故郷に戻るの いいところよ あそこは!」
アシェラッド「アシェット 母さんは大切な所で住みたいんだ
それとも お前一人でココで生活するか?」
アシェット「そんなの無理だよー兄ちゃんの馬鹿ぁ」
アシェラッド「なら行くぞ 母さん 城へ行こう!」

手作りで木を使って小型の船を造り オールでキコキコと漕いでいく
それから時間は流れーーーー・・・

185:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 08:43 ID:pKw

「キコーキコー」

兵士1「フローキさん!誰か来ます!!」
フローキ「!」
アシェラッド「リディアの子 アシェラッドだ 母の故郷ウェールズへ
行きたい」 
アシェット(?母ちゃんも父ちゃんもムズカシー話してた
ボクはよく分かんなかった)

それからやっとウェールズに来た

アシェット(ウェールズでの生活は楽しかったー時間はあっという間にす過ぎて・・・)

それから更に一年経ちアシェット6歳

アシェット「ねー兄ちゃん ボクの父ちゃんって兄ちゃんと同じ人?」
アシェラッド「何でだ?」

186:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 08:50 ID:pKw

アシェット「だって前にね 一度だけ兄ちゃんの父ちゃんと一対一
で話した事あるんだ その時さぁーこー言われた「お前は誰の子だ
?ワシが産ませた子ではないな」って」
アシェラッド「!」
アシェット「それって同じ父ちゃんの子じゃないって意味?じゃあ
ボクって誰のコなのー?」
リディア「アシェット!あんなのはねぇ あの男の嘘よ!
信じては駄目!」
アシェット「ボクのパパの嘘つきー!」
リディア「アナタを私達から引き離したいからそんな嘘を言っている
の 分かった?」

その夜 アシェラッドとリディアの二人で内緒話中

リディア「気づかれなくて良かったわね」
アシェラッド「アシェットは寝てるか?」
リディア「えぇ寝てるわ でも不安ね もしバレるなんて事になったら」

187:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 08:54 ID:pKw

アシェラッド「大丈夫 いずれ奴も離れる アシェットだって大人
になるんだ その時まではーーーー・・・」
リディア「そうね 言えるわけないもの 私とアナタの子なんて
あの子に言えるわけーーーー」
アシェット(え?ど どーいうコト?ボクと兄ちゃんって・・・
兄ちゃんでもあり父ちゃんでもあるってコト?
そんなぁまさか!そんなーーーー!?)

アシェットはコッソリと二人の会話を盗み聞きしていた
次の日ーーーー・・・

アシェラッド「アシェット?」

「しーーーーん」

アシェラッド「ん?これは・・・紙?」

188:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 08:59 ID:pKw

「ボクは出ていきます これからは一人で生きて行きます
サヨナラ アシェットより」

アシェラッド「まさか!?秘密がバレたのか!?」
リディア「アシェラッド?どうしたの・・・アシェット知らない?」
アシェラッド「母さん 最悪だ アシェットは出ていった 多分
バレた」
リディア「え!?まさか話を聞かれて?」
アシェラッド「多分そう・・・もうココへは戻らないかもな」
リディア「そんなっ!!?」

その後アシェットは他人の船に隠れながら遠くへ 遠くへと
渡り歩く 辿り着いたのはーーーー
ウェールズから離れたコスパカ町だった

アシェット「よし ここに住もう!!」

189:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 09:05 ID:pKw

森でクルミを見つけたりキノコをゲットしたりミミズを使って
魚をゲットして町で売り歩いたり

アシェット「これ食べませんか?一つ 100円です」
村人「あら?みなし子かしら?可哀想 一つ買うわ」

そんなアシェットを可哀想と村の女達は可愛がり ちょっとの金で
生活していく

アシェット「やったぁ!!」

それから更に4年後 アシェット10歳
剣もやり始めて一人 木を切りつけては腕をあげていく
やはりヴァイキングの血筋 戦う事を自然に求めるのだろうか?
村人女のボディガードをしたり 雑草とりをしたり稼ぐ幅も
広くなった

190:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 09:12 ID:pKw

その間 金もそこそこに蓄えた
更に10年の歳月が流れーーーー・・・

アシェット(父さんと母さんの元に戻ろう!もう子供じゃないから
向き合わないと)

久しぶりにウェールズの地へ!

アシェット「母さん・・・?」
リディア「!アシェット?アナタなの!?」
アシェット「父さん いや兄さんは?」
リディア「あの子はアレからココを出ていったわ やりたい事を
見つけてくるって 手紙でのやり取りはしていたの ホラこんなに
「アイツ(アシェット)は帰って来たかい?」ってアナタの事を
気にかけていたわ」
アシェット「!」
リディア「でもある時から 手紙は来なくなった
何かあったとしかーーーーー・・・叔父もアシェラッドと会っていない
と言っていた」

191:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 14:18 ID:pKw

リディア「もしかしたらだけど・・・私は元王女なの」
アシェット「えっ!?」
リディア「城の知り合いにフローキと言う名の人が 
いるんだけど アナタも小さい時に一回会ってるわ
その人なら何か知ってるかもしれない」
 
母親の言葉を頼りに兄(父)を探しにアシェットは
フローキの元へやって来た

アシェット「兄さんは知らないか?アシェラッドの
弟だ」
フローキ「!・・・・・・っアシェラッドは殺された」
アシェット「何っ!?」 
フローキ「・・・近くで見ていた」
アシェット「誰にっ!?」
フローキ「と トルフィンと言う少年に」
アシェット「誰だっそいつ!?」
フローキ「その少年はその後クヌート王の命令により
どこかの町で奴隷になっている 奴隷だから既に
死んでるかもしれん」
 

192:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 14:25 ID:pKw

アシェット「そのトルフィンは誰が父だ?」
フローキ「ヨームのトールズ その男も殺されている」
アシェット「と トルフィン!!ふ 復讐・・・してやるっ!!
ゆるせないっ!」

その後は奴隷になっているというトルフィンを見つけ出すべく
町という町を巡った

アシェット(何故っ?トルフィンは兄(父)を殺した?見つけたら
その時に戦いを仕掛けようっ!?)

町を訪ねては こう告げる 金髪で肩ぐらいにかかる髪の長さ
目は茶色 17から20なんぼぐらいの青年を奴隷として
買わなかったか?と
紙も配り歩いて もし心当たりがあるなら 大金やってコッチが
その奴隷を引き取る と

193:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 14:31 ID:pKw

金に釣られて偽物の奴隷を押し付けられると困るので
ワザと青年の本名は伏せた

アシェット「元の名前は何と言う?」
奴隷1「ミゼル」
アシェット「すまないな 別人だ」

この方法でこれまでも随分と会ったが 目的の青年は出会えなかった

アシェット「次はここの村か・・・(ココにもいなかったら
もう奴隷として重労働させられて死んでしまったのか?)」

紙を配り 様子をみる

オジさん「ちょっといいかな?」

そこへ知らないオジさんが声をかけてきた

194:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 14:37 ID:pKw

オジさん「紙の内容を読んで似てる奴がいる コイツだ」
青年「・・・」

金髪の髪の毛 目は茶色

アシェット「二人っきりにしてもらえないか?
聞きたい事がある」
オジさん「良かろう」
アシェット「名は何と言う?」
青年「名前?」
アシェット「元の名だ」
青年「と トル・・・フィン」
アシェット(同じだ しかし同姓同名という可能性は?)

アシェットは再び質問を投げかける

アシェット「では そなたの父の名は?」
トルフィン「と トールズ・・・戦士のトールズ」
アシェット「!!(コイツが俺の(兄)父さんを殺したのかっ!)」

195:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 14:42 ID:pKw

「バッ・・・ポイ」

アシェットはトルフィンに剣を投げる

アシェット「剣を握れっ!」
トルフィン「何故?」
アシェット「いいから受け取れっ!」
トルフィン「俺はっ・・・俺はっ!剣なんかもうっ握れねーんだよ!」
アシェット「きさまぁ!アシェラッドという男は知っているだろう?
殺しておいて何様だっ!?父の仇だっ!?」
トルフィン「ち 父?じゃあお前はアシェラッドの・・・?息子
なのか??そんな事あのハゲ一度も・・・」
アシェット「分かったら剣を握れっ!」
トルフィン「アシェラッドは確かに俺の目の前で死んだ
クヌートの手によって」
アシェット「ん?どういう事だ それはーーーー・・・」

196:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 14:48 ID:pKw

トルフィン「俺は父を殺され・・・あんたと同じだったんだ
父さんはあんたのアシェラッドに殺された!そして その
アシェラッドは俺の目の前でクヌートに殺されたんだ」

過去

アシェラッドがクヌートに刺されるのをトルフィンは目の前で見ていた

アシェラッド「相手を殺したのはこれが初めてかい?上出来だ」

アシェット「(コイツが嘘を言っているとは思えない とすると
フローキがクヌートを庇う為に嘘を?)では 俺もお前も同じ
父を殺された同士?争う理由はない・・・な」

197:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 14:55 ID:pKw

アシェット「こちらの間違いとは言え 奴隷を引き取った身
一緒に来てくれ」
トルフィン「けど 俺にはもう何も・・・・・」
アシェット「何もなくたっていいさ これから見つかるかもしれ
ない それにどうしたって見つからない時は俺が与えてもいい
新しい役目を・・・一つだけいいか?何故アシェラッドはお前の父を
殺した?」
トルフィン「え?」
アシェット「個人的恨みでもあったのか?俺はトールズすら知らない」
トルフィン「それは・・・アシェラッドはヴァイキングしてた身だから
俺らの船や売れる奴が欲しいからだと」
アシェット「!」
トルフィン「現に父さん亡き後 売られそうな流れもあった
ただ 俺はガキだったからそーならなくて」

198:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:02 ID:pKw

アシェット「アシェラッドはトールズと戦ったのか?」
トルフィン「あぁ でもあれはっ!戦いに勝ってたのは父さんの
方だった!!けど アシェラッドの仲間が俺をっ・・・人質なんかに
しなければ・・・」
アシェット「それでトールズは死んだのか?」
トルフィン「複数の矢に刺されてなっ!?」
アシェット「少しそれ変じゃないか?奪って金に変えるだけなら
十分脅せるから何も殺さなくてもそのまま お前を使ってトールズも
売り物に出来たはず・・・殺してしまう必要 本当にあったのか?
金が目的ならーーーー」

疑問を抱くアシェット

アシェット「それにそれだけの複数の矢ってまるでトールズを
確実に殺したい理由でもあるかの様だ」
トルフィン「!!」

199:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:07 ID:pKw

スッキリとはしなかったが アシェットとトルフィンの二人は
船でクヌート王のいる城へ向かう事になった

クヌート王城の近くに船を停めて・・・

アシェット「トルフィンは船の番をしててくれ 後は俺がクヌート王
を!」

アシェットは町の女に声をかけ
金で利用して

女「ねぇ〜そこの兵士さぁ〜ん 楽しい事しましょ〜?」

城の兵士を上手く誘い込む様に頼んだ 
そこで兵士を襲い着ている服を盗む

アシェット「よし これで 城の中へ入れるな!」

兵士に成りすまし まんまと城の中へ!

200:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:14 ID:pKw

そして向かったのはシェフのいる所
料理を運び出すウェイトレスを襲い 今度はウェイトレスに変身!
そして次々はーーーー・・・

アシェット「クヌート王に出す料理を運びに来ました」
シェフ「ん?お前 見慣れない顔だな」
アシェット「話もしかして伺ってませんでしたか?
新入りのアドです!」
シェフ「そーかそーか新入りか ならコレを運べよ あっちだ」
アシェット「はい」

新入りのウェイトレスとして何とかクヌート王のいる部屋に
辿り着く

「コンコンッ(部屋のドアをノック)」

201:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:19 ID:pKw

クヌート「入れ 昼ご飯の時間 か よし他の者は外へ
食事の時くらいは静かな方が良い」

見張りの兵士達はクヌートの部屋の外へ出た

アシェット「・・・・・・クヌート様 ご飯を食べる手助けも
します」
クヌート「見ない顔だな?新入りか?」
アシェット「はい」
クヌート「では 頼む」
アシェット「じゃあ こちらスープの方から・・・」

スプーンにスープをすくいながら

アシェット(この男が俺の父をっ!?殺したのか?)

間近で見るクヌートの顔

アシェット「クヌート様 とある奴からこういう話を聞いています」

202:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:25 ID:pKw

アシェット「アシェラッドという男がクヌート様の父を殺した
と そしてその男をクヌート様が殺したと」
クヌート「そうだ アシェラッドは元々私の仲間だったが裏切り
目の前で父を殺した 裏切らなければ殺さなかった」
アシェット「裏切った?では何故裏切ったのです どー考えても
その男は得をしていません!なのに裏切りますか?」
クヌート「そなた 何を言いたいんだ?つまりーーーー・・・」
アシェット「普通なら自分の立場が不利になると分かっていて
やりません 特にそのアシェラッドは頭が良かったなら
尚更・・・本当はアナタがそうする様に向かわせたのでは?」
クヌート「いやあれはアシェラッドが・・・ハッ!」

クヌートの目にはアシェットの後ろに佇むアシェラッドの姿が映る

クヌート「アシェラッド・・・何故ここにいる?」
アシェット「!何を言ってるんです?」

203:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:32 ID:pKw

「スッ・・・ヒュ スパァーーーン!!」

アシェット(今だっ!?)

隙をついてクヌートの首を斬るアシェット

アシェット「俺はっ・・・俺はっ!そのアシェラッドの息子
アシェットだ!」

「パリーーーンッ」

城の部屋の窓ガラスを割りながらアシェットは外へ出た
 
兵士達「追え追え〜〜クヌート様を殺した男だァーーーー!!
そいつを殺せぇーーーー!?」

アシェット「トルフィーーーーン」
トルフィン「!アシェット?」
アシェット「追っ手が着いて来た!この場で斬る!はぁはぁ」

「クル ズバァ ズシュ」

アシェット「よし 去るぞ!」
トルフィン「おう!!」

204:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:38 ID:pKw

こうしてアシェットの復讐は果たされた・・・

フローキ「あ あぁ クヌート様っ!?まさかそんな!?
スヴェン王様と同じ死に方をするなんてっ!?
まさか殺ったのは弟のアシェット!?くそっ!また何もかも
最初からやり直しだぁ!!何故こうも立て続けにっ!?」

次に王になったのはクヌートの兄 ハラルドであった

アシェットとトルフィンは その後も仲良く
ふたり旅を続けている

アシェット「復讐という名の目的は果たせたっ!」
トルフィン「良かったな アシェット・・・(クヌート・・・)」
アシェット「アテもなく彷徨うのみだな!」

ふたりの旅は まだまだ始まったばかりである



完結

205:影虎◆Vs:2023/07/27(木) 15:44 ID:pKw

終わりましたーーーー!!
原作には登場していない、このアシェットと言う息子ですが
コッチの二次創作ではなかなか重宝しているキャラになっています!
実際の所、アシェラッドに子供はいないんですがねーーーー?
コアセンテンス的流れをウィンサガでも導入してみました!
いかがだったでしょうか?
次回書く予定も引き続きウィンサガですがこの「アシェット自伝」
と話が繋がっていますが主役はトルフィンになります!
二次創作を読んで少しでもウィンサガを好きになってくれる人が
増えれば嬉しい限りです!
ありがとうございましたーーーー!!

206:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 07:48 ID:pKw

引き続き、お題はヴィンランド・サガですが
アシェット自伝のその後の続きですっ!!
主役はトルフィンに変わっています。
では、始めまーすっっ!!

207:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 07:55 ID:pKw

【トルフィン自伝】

アシェット「目的は果たした事だし トルフィンどこか行きたい所は?」
トルフィン「ウィンランド」
アシェット「ウィンランド?聞かない名だな」
トルフィン「俺の故郷で小さい頃にレイフのオジさんや父さんから
聞いたんだ」
アシェット「!」
トルフィン「ここではない何処か なかなか行く機会のない場所
生きている間 一度でいいからこの目で見たい」
アシェット「なら そこへ行くか 付き合うさ」
トルフィン「ありがとう」
アシェット「もう俺もこの地に未練はない」

その頃 フローキはクヌートの兄 ハラルドと一緒にいた

ハラルド「フローキよ 何故だ?何故クヌートは・・・弟は殺された
?しかも誰に?」
フローキ「聞いた話によると何やら城の者に成りすましていた様で
あります」

208:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:03 ID:pKw

フローキ「見た者によると金髪で肩までくらいの髪の長さ 
一人だけ心当たりがあります」
アシェット「何と?」
フローキ「アシェラッドという男の弟 アシェットです」
ハラルド「知らぬ名だ」
フローキ「この男 アシェラッドはハラルド様の父であるスヴェン王
様を殺した男です」
ハラルド「何っ!?」
フローキ「クヌート様は裏切り者のアシェラッドを殺しています
つまり その件で今度は弟のアシェットがクヌート王を復讐として
殺したのでは無いか?と」
ハラルド「クヌートが殺される理由 他に無いな?ではフローキ 
その者 アシェットを全国で探し出せ!!
見つけ出したら死刑だっ!生かしてなるものか!?」
フローキ「はい!兄弟共に地獄へ叩き出しましょう!!」

その夜

209:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:08 ID:pKw

アシェットとトルフィンは疲れて寝ていた
トルフィンはと言うとユメを見ていた
それは過去のユメ・・・・・・

過去

「ポトッ(剣を落とす音)」

フローキ「クヌート様をお守りしろっ!そいつ(トルフィン)は外へ
出せ!」
トルフィン「アシェラッドーーーー!アシェラッドーーーー!?」

この時にクヌートは頬に傷をトルフィンにつけられている
外へ出されたトルフィン

トルフィン(何でっ?何で!?どうして・・・こんな事にっ!?
クソックソォ!ん・・・?)

210:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:14 ID:pKw

「ボワァーーーーーーーー!!」

先程の入っていた建物が・・・

トルフィン「も 燃えてるっ!?」
兵士1「フローキ様!外が燃えています!?」
フローキ「すぐにクヌート様とスヴェン王の遺体を外へ運び出せっ!」
トルフィン「燃えてる?嘘だろっ何でっ!?中にはアシェラッドの
死体がまだ・・・」
フローキ「何者だぁっ!?火をつけた どこの馬鹿はっ!?」
兵士1「分かりませんっ!」
フローキ「兵士達ではないだろうっ?見つけ出せっ!!」
兵士1「はい 今っ!」
中から出た兵士「フローキ様」
フローキ「ん?お前は誰だ 包帯で顔が見えんな」
中から出た兵士「先程 アシェラッドという男に切りつけられた兵士
です 深手を負いましたが憎きアシェラッドの死体は外へ出して
海へ放り投げました」

211:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:20 ID:pKw

フローキ「うむ!ご苦労だった あの男っ!!
死んでも許さんぞっ!?」
中から出た兵士「・・・・・・」
トルフィン「うぅ・・・アシェラッド!」

トルフィンは悲しみ泣いている

トルフィン「何でだよ〜」
フローキ「火だっ!まずは火を消せぇ!?」
兵士1「樽だぁーーーー樽に水を入れて建物にかけろーーーー?」

「バシャァーーーーブシャーーーー!」

兵士達で樽を運び火に水をかける
それからようやく 火は消えた・・・
兵士2「フローキ様!?大変ですっ!」
フローキ「今度は何だぁーーーー?次から次へとーーーーっ!?」

212:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:32 ID:pKw

兵士2「城へ来てもらえますか?こちらになります」
フローキ「なっ?これはっっ!?お宝を保管している
部屋じゃないか!まさか!?」
兵士2「はい そうです 中の内の10分の1
の宝が盗まれています 火を消してる間盗まれたのかと」
フローキ「何とっ!?」
兵士2「しかも城の船も一隻だけ盗まれてました」
フローキ「どこから入って来たドロボー猫だぁーーーー!
?捕まえろぉーーーー早くぅ〜〜〜!?」

城内に残っていたはずの兵士も鋭利なモノで
斬り殺されていた
火を消す兵士が多かった分 見張りの兵士の数が
少なかった

兵士2「はい!只今 見つけ出しに行きます!」
フローキ(何っという最悪な日なんだ・・・)

213:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:40 ID:pKw

現在

トルフィン(アシェラッドが死んじまったら今までの意味なんかねぇ
〜全部無くなった もう何もかも 父さんもアシェラッドも
俺にはーーーー俺にはもう何もーーーー・・・)

それから二人でウィンランドへ向かう最中魚を食べながら
生活して町へ行く機会はほとんど無かったがーーーー

トルフィン「魚ばかりにも飽きてきたなぁ〜」
アシェット「金ならある トルフィン好きなの買って来い
近くにここから左 村がある サライの村だ」
トルフィン「すごく詳しいんだな?俺なんか全然・・・」
アシェット「俺は親元から6歳で離れて色んな所で旅をした」
トルフィン「俺も6歳の時にアシェラッドと・・・アシェットは
何で6歳で離れたんだ?そもそもアイツ 息子いるとか言ってなかった
ぜ?」
アシェット「!」

214:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:47 ID:pKw

トルフィン「アシェラッドの仲間も息子いるなんて知ってなかった
何でそもそも隠してたんだ?アシェラッドはーーーー・・・」
アシェット(それは・・・言えるわけない 俺の母さんと兄の間に出来た子が俺だなんて・・・)

産まれてはいけない タブーの子・アシェット

アシェット「俺も誰が母親かは分からない」
トルフィン「そっか (村は襲ったりしてたけど アシェラッドが
女と恋仲になってた話すらない 何でそんな男に子供が出来んだ?)」

トルフィンの中では謎が深まった

トルフィン「金 あんがと 行ってくるよ!じゃあ」

サライの村

トルフィン(ん?パンや肉もある)

トルフィンはパン2つと肉と果物も買った

トルフィン(よし 何とか買えたな ん?)

215:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 08:54 ID:pKw

村の中央には 張り紙が貼ってあった
そこにはーーーー・・・

トルフィン(これ アシェットのイラスト絵か?
何で・・・ハッ!そうか ハラルド王がクヌートの件でアシェットを
探してるんだ だったら町をウロつくのはヤベェ 早く帰ろう!)

サライの村を離れてアシェットのいる船の元へーーーー

トルフィン「アシェットーーーー!」
アシェット「どうした?」
トルフィン「大変なんだよ!?町にアシェットのイラスト絵がっ!?
王側の奴らがお前を探してんだ!」
アシェット「クヌートの件でか じゃあ早めに海へ出よう!
こうなってくると俺は常に追われる身 いるべき場所は無くなったか
母親の元も危険だ・・・」

その頃 ウェールズ リディアの方ではーーーー・・・

216:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 09:03 ID:pKw

リディア「あなた達 何なのいきなりっ!?」
フローキ「アシェットは何処にいる?」
リディア「一度だけ会ってそれから戻って来てないわ」
フローキ「嘘を言ってないだろうなっ!?中を探せ!」
リディア「ちょっと待って下さい!知りたいのは
こちらの方です 何故?アシェラッドもアシェットも
二人はいないままなの?私の元へ二人は帰って来ない 
フローキ あなたは何か知ってるはずよ
アシェットは一度あなたの元へ行ってるんですから
何故教えてくれないの?」
フローキ「ならば教えてやろう?まずリディア貴様は
もう王側の者ではない 故にこちらの秘密は教えられん
!話を広められては困るからだ 同じ身分では無いん
だからな 貴様がアシェット等という弟を・・・
兄弟二人さえいなければ何もかもはーーーー」

217:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 09:09 ID:pKw

フローキ「少なくともアシェットトアシェラッドは罪人だ
(王を2名も殺したのだからなーーーー?)」
リディア「罪人っ!?それはどういう意味?何の悪い事をしたの?
二人は・・・(もう二人は帰って来ないの?)」

その頃二人は新しく船を組み立てていた

トルフィン「出来たっ!これで上に屋根がある!天気も雨でも
最高だなっ!?」
アシェット「行くか!」

海は嵐の日もあるーーーー・・・
イカリを海へ落とす

「バシャン!!」 

色んな天気がある中 二人はウィンランドを目指していた
リディアの方はーーーー

218:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 09:17 ID:pKw

リディア「あなた達は何故帰らないの?」
兵士1「アシェットがここへ来る可能性がある」
リディア「!?」
兵士1「フローキさんはここで 我々に待てと
その日までーーーー・・・」
リディア「ねぇ あなた・・・私は体を差し出すから
その代わりに王側の秘密を教えてくれないかしら?」

その後 何とか聞き出す事に成功したリディアは
フローキの元を訪れる

フローキ「何用だ?リディア・・・」
リディア「アシェットの犯した罪について 王殺しの罪
はこの母親である私が引き受けますっ!!
だからアシェットの命は・・・奪わないでっ!」
フローキ「!(何故話が漏れた?それより引き受ける
だと?この女 本気か?いや 本気だから来たのか)」
リディア「あの二人を産んだのは私のせい
二人の罪は私の罪よ これで分かった?」
フローキ「知られた以上は帰せんな・・・良かろう
母親の貴様に全ての罪と認めようっ!?」

リディアの公開処刑であったーーーー・・・

219:影虎◆Vs:2023/07/29(土) 12:36 ID:pKw

>>217
間違い発見!!
フローキの「アシェットトアシェラッドは」の所が違う!
「少なくともアシェットとアシェラッドは罪人だ」
ですっ!

220:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 07:49 ID:X1Y

リディアの公開処刑に町人が見物に来る

町人1「まじか〜女が公開処刑されんのか?」
町人2「息子二人 王殺しの罪だってな?」
町人3「あの女はその息子二人の母親なんだと」
町人1「同罪か・・・」

フローキ「最後に言い残した言葉は?」
リディア「後悔なんて無いわ 息子の為に命を捧げれる
んだもの 私は二人の母で本当に良かったわ!」

最後に笑顔をみせるリディア
しかし そんなリディアに容赦なく剣が襲いかかる!

「ヒュ ボトッ」

リディアは・・・死んだ
こうしてアシェットの罪は全て母が受ける形となり
消えた
リディアの命と共にーーーー・・・

ハラルド「スヴェン王様 クヌート弟
ふん 母が全て罪を受けるだと?居心地悪いな・・・」

221:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 07:55 ID:X1Y

そんな事になっているとはアシェットもトルフィンも知らなかった
アシェットは母と関わらない様に振る舞う事で
守れていると思っていたからだ

こうして長い旅を重ね
ついに ついに二人はウィンランドの地へーーーー・・・

アシェット「ここが・・・」
トルフィン「ウィンランド?なのか」

「ザッザッザッ」

草木が生え放題でまるでジャングルへ来たかの様だった
そこにいた原住民と仲良くなった
そこで彼らは何やら自分達以外にも先に他の奴ら二人もこの島に
いるっと話した

トルフィン(俺等以外の奴?どんな二人だ?)

222:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 08:01 ID:X1Y

アシェット「この島に別の奴ら?誰の事だ 敵か?」
トルフィン「先に様子を見てくる」

「ザッザッザッ」

トルフィン(誰だ?あれか・・・ん?釣りをしている)
トールズ「ん?」
トルフィン「え・・・(と 父さんっ!?)」
トールズ「と トルフィンっ!?」
アシェラッド「お?遅かったな 来るの・・・」
トルフィン「なっ 何で生きてっ!?だって二人は死んでっ!?
何でっ?(幻か・・・?)」

トルフィンのいる近くへトールズは来た

トールズ「大きく・・・なったな」
トルフィン(嘘だっ!)
アシェラッド「変わってね〜な?」

アシェラッドも近づく

トルフィン「何だよっ!?どういう事だよ!?説明っしろよ!?うゔ」

223:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 08:08 ID:X1Y

アシェラッド「本当はなぁ トルフィン あの後トールズの死体
と一対一でいた時 俺は矢を引き抜く作業をしていた
一本一本引き抜いていた するとトールズの野郎が」

過去

トールズ「ぷはぁ!」
アシェラッド「息を吹き返しやがった!?なんっつー生命力だ!?
あんたを死なすのは惜しい・・・」
トールズ「しかし私が生きていてもフローキは納得せんだろう」
アシェラッド「いや?そーでもね〜ぜ?俺が誤魔化せば」
トールズ「何?」
アシェラッド「あんたと顔が似ている男を村から見つけて始末する
そいつをトールズだと差し出す」
トールズ「しかしっ・・・!?」
アシェラッド「そもそもあんたを殺し損なったのは俺側の責任だ」

224:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 08:14 ID:X1Y

トールズ「アシェラッドすまないっ!!命を助けてもらいっ・・・」
アシェラッド「だが この先あんたはどうする?」
トールズ「!私は・・・死んだままになって ウィンランドへ行く!
ここではないどこか トルフィン達には秘密にしてくれ
その方がいいんだ」
アシェラッド「ふーーん ウィンランド か 
よし分かった さよならだトールズ!」

トルフィン「は?何だよそれ・・・」
アシェラッド「あの時 俺がクヌートに殺されたのも演技だ
ありゃ本当は中に硬いの仕込んでた 中に刺さって心臓に到達する
前には刃は止まってたのさ
あの後の火災も俺が金で王側の兵士にやってもらった
金で裏切る奴はいるもんだぜ?」

225:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 08:52 ID:X1Y

アシェラッド「口から吐いたのも血じゃなくて
直前に呑んでたワインだ 火災後は皆中から外へ出る
だろ?俺はその間に隣で斬り殺した兵士の鎧や装備品
を奪って顔は包帯でグルグル巻きにした」
トルフィン「!」
アシェラッド「そんで上手くバレずに外へ出てフローキ
の元へ行くとアシェラッドの死体は海に捨てといた
と話した 負傷した兵士に成りすましたまま 城の宝
を盗んでオマケに船も盗んで去ったのさ」
トルフィン「何だよっ!?それ!何だよ!!じゃあ
俺は一体何の為にっ・・・今の今までっ!?」
トールズ「最初から敵などいなかったんだ トルフィン
やーいやーい泣き虫毛虫〜」
トルフィン「うゔっ・・・ゔ〜〜〜」
アシェラッド「気づかねーのはお前が馬鹿だからだよ
!」
トルフィン「何だよっ!うっせー!!」

226:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:02 ID:X1Y

トールズ「アシェラッドさんっ!?私の息子は馬鹿ではありません」
アシェット「トル・・・フィン?大丈夫だったか?一体どうし・・・
ハッ」
トルフィン「あ アシェット!?」
アシェラッド「何っ!?アシェットだと〜?何故二人がっ?
お前 あれから生きてたのかっ!?おい・・・」
アシェット「!な 何で・・・父さん(兄さん)が?死んだって
トルフィンもフローキも言ってたはず どうなってる?まてよ だった
らクヌート王を殺したのはーーーー・・・」
アシェラッド「何っ!!?お前今何って言った?クヌートを殺したっ?
王をっ!?何って事してくれたんだ!!」
トルフィン「アシェラッドを責めないでやってくれ!知らな・・・か
ったんだ 何にも 二人が生きてた事も!何にも知らないまま
だから復讐をって・・・止めなかったんだ」
アシェラッド「何つー事を・・・じゃあクヌート王の代わりは
誰がっ!?」
トルフィン「兄のハラルドだ・・・今はハラルドになってる」

「しぃ〜〜〜〜〜ん・・・」

アシェラッド「まぁ 俺も悪かったよ 何にも言ってなかったから
もう過ぎちまった どうこう言った所でどうにもならんな・・・」

227:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:08 ID:X1Y

アシェット「うゔっうゔっ・・・クヌート王・・・」
アシェラッド「どうして王つーのはこう命を失うもんかねぇ?
生きてんのは俺らで やれやれなもんだ」

繰り返された悲劇はアシェラッドとアシェットの
【王殺し】である

しかし 本当の更なる悲劇を4人はまだ知らないーーーー

ウィンランドでそれから4人は過ごしていたが・・・3年の月日が
経った頃

アシェラッド(せめて 叔父だけにはこっちの事を伝えてみるか あっ
ちはどうなってる?母親リディアは・・・)

アシェラッドは手紙を書きウィンランドに近い島 コタール町から
叔父に送った

228:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:10 ID:X1Y

叔父へ

驚かせてすまんな
誰にも言うなよ 俺もアシェットも無事だ
場所はコタールだ(嘘)
母親リディアは 元気かい?
母さんの事も ちと気になったもんでな・・・会って
伝えてくれ


アシェラッドより

229:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:16 ID:X1Y

それから叔父は返事をコタールへよこした
コタールの村人に金で払って住人の住所を借りて手紙がそこへ
くる様に一時的にしていた
そして叔父の手紙にはアシェラッドにとってショッキングな内容が
書かれていた!

「何故もっと早く伝えにこなかった!?
あのなぁ〜リディアは・・・リディアは死んだよ
お前ら息子二人の罪を償う為にっ!自らを犠牲にして!叔父より」

アシェラッド「何だとっ?母リディアが死んだ?そんなっそんな
はずはねぇ〜〜〜〜何故母さんが死ぬっ!?
王殺しの罪は俺ら二人のせいだろ!?」

二人を守ったのは母の愛ーーーー・・・

230:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:21 ID:X1Y

アシェラッド「アシェット・・・母さんはなぁ死んだよ」
アシェット「!」
アシェラッド「俺ら二人の為に・・・」
アシェット「何で・・・!?だってそんなっ!!?そんなぁー!
母さんっ!!」
リディア「アシェラッド アシェット」

幻聴かリディアの言葉が聞こえた
この先この二人が剣を振るう事は無かったというーーーー・・・
それ程リディアの愛が二人を変えてしまったのだ!!

トールズとトルフィンは二人で幸せに生活している
ウィンランドの地でーーーー・・・
対極的な再会を果たす事になった親子

いずにしろ もう剣を握る事はどちらも無さそうだ


完結

231:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 09:27 ID:X1Y

終わったーーーー!!
いかがだったでしょうか?お気に召してもらえたなら
嬉しい限りです!アシェット自伝とトルフィン自伝で
話が前編〜後編と分かれていたんですが
こんな感じのラストになりましたっ!
原作知ってる方ならお気づきだと思いますが、かなり
異なるラストになっています!!設定も一部変更してま
すからね!こんなラストだったら良かったなぁ〜と
いう読者目線のラストになりました。
原作知らない方はこれを機会にウィンランドサガに
興味を抱いてくれたら嬉しいですね!
ではまた次の機会に〜〜〜〜👋

232:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 14:51 ID:X1Y

次のお題はデスノートです!(懐かしい)
原作はかなり前になりますが、二次創作始めようと
思います!読む前の注意点は、所々の内容変更ありで
す、ただオリキャラは出ません!
では、始めまーすっ!!

233:からん◆CI:2023/08/01(火) 14:55 ID:CZc

デスノート…懐かしい…「乱入失礼()
頑張ってくださいね‼‼(^▽^)/

234:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:00 ID:X1Y

タイトル【デスノート】

デスノート それは書くと名前の相手が死ぬ
そんなノートを主人公 夜神 月(やがみ らいと)が拾う

「パサッ(ノートが落ちる音)」

月はそれを使い悪人の名を書いて【キラ】と名乗り次々と
殺し続ける

途中でキラ2も出て来たがアマネ ミサと言う名の女性だった
月とミサはその後 協力して犯行を続ける

月「このままだとマズイな」
リューク「何でだ?月」

リュークとはデスノートを拾った際にくっついて来た死神である

月「考えてもみろ リューク ミサがキラ2を名乗って犯行を
してる時にあまりにボロを出し過ぎだ 
これでは警察も早くもミサをマークして関わっている僕をキラだと
疑うだろう?」

235:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:01 ID:X1Y

>>233
懐かしいですよね!?からんさんも知ってましたか!
応援ありがとうございます!では、続けます(笑)

236:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:10 ID:X1Y

月「それじゃあ困るんだよ」
リューク「じゃあ どうするんだ?」
月「ミサにはノートの所有を止めてもらう」
リューク「いいのか?月」
月「あぁ 大丈夫だ 今はキラの信者 ミカミ テルがいて
そいつが使えそうなんだ その前にLの正体を知るべく
僕は警察になる!!」

次の日

ソウイチロウ「どうした?月 話しとは?」
月「父さん・・・最近 キラが目立って色々と殺しているだろう?
僕も警察になってこの犯人を父さんと一緒に捕まえたいんだ」
ソウイチロウ「!」
月「その為にこれから警察になろうと思う
父さんも協力してくれよ?」

237:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:18 ID:X1Y

ソウイチロウ「そうだな月 嬉しいよ 父さんの後を追ってくれるか
大きくなったな!」

月は既に先に警察官である父さんのコネもあってか?
予定より早く警察になれた
そして・・・・・・警察署 

ソウイチロウ「松田 モギ アイザワ 新しく入った私の息子 
夜神 月だ 仲良くやってくれ」
月「初めまして 夜神月です これから事件を追う側として
頑張りたいと思います!」

そして共にチームで

ソウイチロウ「月 今はなぁ 我々でキラ2の疑いで
このアマネ ミサを調べている所だ」
月(!やはり・・・既に警察にはマークされていたか)

238:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:23 ID:X1Y

月はミサに手紙を送った 差出人は不明にして・・・

ミサ「ミサ様へ?ファンかなぁ?」

「カサッ(手紙を開く音)」

そこには手紙でこういう内容が書かれていた

ミサへ
僕だ 月だ もう君とは会えない 警察にバレている
このままだと僕と君がマズイ 僕が今警察になってるのは知っている
だろう?だから分かるんだ 君と僕の今後の幸せを考えるなら
離れた方がいい こっちが良いとするまでは この手紙も読んだら
燃やしてくれ      月より

239:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:29 ID:X1Y

ミサ「(分かったよ!月・・・ミサ 月の為ならちゃんと我慢
する!!でもバレてるって?ミサ 悪い事してたかなぁ?
分かんないけど 月の言う事に間違いないよねっ?)」

何故ミサが忘れてるかと言うと 月が警察になる前ーーーー・・・
月 ミサ テルの3人で会っていた

月「ミサ・・・ノートの所有は無しにしてくれ
大丈夫だ 記憶を無くすとしても僕と君の付き合いは変わらない
二人の為でもある」
ミサ「分かった!淋しくなるけど 月の為ならっ!!」
月「レム その前に二人で話しがある こっちへ・・・」

レムとはミサに憑いてる死神である

240:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:36 ID:X1Y

月「ミサのノートはこれから僕が会わせるテルと言う男に
新しく拾わせてくれ いいか?でないと 僕のノートに今 ミサの
名を書いて死なせる 君には無視するのは耐えられないだろう?」
レム(夜神月・・・本気か?こんな男を何故ミサは・・・選んだ?
しかし私はミサを見殺しには出来ない)

月の言う通りであった

レム「いいだろう 夜神月 ミサの命の為だ」

そうしてデスノートはテルの元へ

「パサッ(ノートが地面に落ちる音)」

テル「神 これが神の使っている力ですか?」
月「あぁ そうだよ ミカミ それが神の力だ 共にこれから
この世界を変える為のーーーー・・・」

241:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:44 ID:X1Y

こうしてノートの所有放棄によってミサの記憶は消えていた
話しはまた警察署に戻り・・・

月「アマネ ミサへの容疑は今の所 キラ2についてだけですか?
キラについての手がかりとかは?」
松田「いやぁ〜そのキラなんすけど なかなか手がかりらしいのは
ねぇ(汗)我々だけじゃムリっすよ それこそ・・・」
ソウイチロウ「その件で話しがある Lの事は知っているな?
探偵L 顔も分からず 本名も謎の探偵Lだ
そのLがキラ事件で我々と協力して犯人を見つけたいと話しを持ちかけ
てきた」
松田「本当っすかぁ〜?」
ソウイチロウ「あの探偵Lの力も加われば 今より捜査は進むだろう」
月「!(あのLがっ・・・!?)」
ソウイチロウ「Lはこれまでも名を変え色んな事件を解決してきた
警察も今こそ協力の時だっ!」

242:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 15:52 ID:X1Y

そして警察とLは対面へーーーー・・・

L「バァーン!」
アイザワ「!」
松田「何だぁ!?」
L「皆さん 私が犯人だったら撃たれてましたよ 初めまして竜崎
です」
月(この男が・・・あのL?まだ 僕と同じくらい若いじゃないか?
嘘だろう!?)
ソウイチロウ「夜神ソウイチロウだ」
月「夜神月 よろしく」
松田「松田っす〜」
モギ「モギだ」
アイザワ「アイザワだ 思ってたより若いな」
月(今は キラの代わりはミカミにやってもらっている
ミサの頃はミサが勝手にやってたが・・・テルには僕から手紙を送り
悪人殺しを命じている)

243:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:00 ID:X1Y

月(ミサの頃は他人だとバレやすかったが テルは僕の言う通りに
やっているからキラ3だとは気づかれにくい
もちろん手紙の内容は読んだら燃やして捨てろと書いてある
いくらLでも気づかないだろう ミカミの件はーーーー・・・」
L「ではキラの件で話しましょうか 今回 キラ1キラ2
今は二人 犯人がいると思われます」
モギ「警察の方でもその件は同じです キラ2はアマネ ミサだと
マークしている所です あまりに証拠が残されていて 我々警察でも
たどり着けるほどで それがアマネ ミサでした」

キラ2として警察に送られた手紙には猫の毛がついていて
アマネも黒猫を飼っている アマネの親は悪人に殺されたが
その犯人をキラは殺している つまりミサにとってキラはヒーローだ
信者になってもおかしくないと思われていた

244:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:09 ID:X1Y

L「では そのミサミサの行動を調べていればやがて キラ1にも
辿り着くのでは?」
松田「そうっすよ それで今ミサのマークをしてるんすけど
ミサミサの交友関係を調べても今の所それっぽいのはいないっす
何せ アイドルやってる分 交友も広過ぎて・・・」
L「キラ1は男だとしたら ミサミサは恋愛関係になっている
点でいくと恋人は・・・?」
松田「ミサミサの恋人っすけど いる様子ないっすね アイドル仕事
で忙しそうなだけっすよ!?」
L「では ミサミサのファンがキラという可能性は・・・?」
松田「ファンってなってくると捜査範囲広いっすけど キラ1が男なら
アイドルのミサミサに惚れてるとかありえなくも無いっすね
ファンになってミサにレターで近づいて自分がキラだと名乗ったら
ミサミサはきっと好きになります!」
月(何をさっきから喋ってるんだ?僕は人を好きにはならない
ハズレ・・・だ)

245:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:18 ID:X1Y

月「いやいや それは無いだろう
万が一 そのレターをミサ以外のマネージャーがチェックしないとも
限らない 先に本人以外に読まれるリスクを考えると僕ならしない
バレたら一気に本名も手紙に書いていたら一発アウトだ
リスクが高すぎる」
松田「さすがは月君っ!分かってるぅ〜」
L「ではミサミサはキラ1に会っていないんでしょうか?それと
もう一つ気になるのはーーーー今のミサミサがもうキラ2として動いている様子が無い点です 今の裁きをやっているのはやり口から判断して
キラ1でしょう ミサミサが会っていないのに急に裁きを止めた
原因が不明なままです 何らかの方法でキラ1がミサミサに接触して
裁きを止めさせたと私は考えています」
松田「確かにそれも変なんっすよねぇ〜警察でも調べてるんすけど
今のキラは全くボロを出さないっすよ!?」

246:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:26 ID:X1Y

松田「ミサミサはもうキラ2の能力でも無くなったかの様っす」
L「能力そのものがなくなる?使える時と使えない時の2種類がある
のか?力が乗り移るのか?その割にキラ1の殺し方とキラ2の殺し方
は類似性が無かった 別々の能力でした
殺された悪人達の共通点から見ても情報として分かるのは名前や顔
ですから キラ1が名前で殺せていて キラ2は顔で殺せているか
の様でしたから その力が突然使えなくなるとしたら何故でしょうか?」

次の日
ミサミサの元に再び手紙が・・・

ミサ「(差出人不明?月かなぁ あれ?違う!え・・・君の秘密を
知っている?キラ2だろう バラして欲しくなかったらココに
電話をしろ?何この手紙!?ミサのストーカー?怖いっどうしよ!?
電話だけなら一回くらいはしてみようかな?一回ならっ・・・)」

247:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:35 ID:X1Y

出たのはLだ
そうこれはLがミサに仕掛けた罠だった

L「もしもし?」
ミサ「もしもし?ストーカーさんっ・・・こんなイタズラやめてっ!
お願いっ!」
L「(ん?ストーカー?キラ2の秘密を何で知ってるかの話しをしてこな
い??何故だ)
キラ2はお前だろう 分かっている」
ミサ「何言ってるの!?ミサ キラ2じゃないよ だってただの
アイドルだもん!?」
L「証拠も掴んでいる 猫の毛とキラをヒーローと思っている点と
猫の毛も送った手紙に付着してたのと同じだった」
ミサ「だから知らないって!いくらミサのファンだからってそんな
イタズラでミサと関わろうとするのやめてよっ!もうコッチに関わら
ないでっ!?ブツッ(電話を切る音)」
L「ミサの動きはどうだ?図星ならこの後 何かいつもと違う行動を
見せるはずだ 引っ越して逃げるか ミサの行動をマークするんだ!」

248:影虎◆Vs:2023/08/01(火) 16:43 ID:X1Y

しかしミサは変わった様子は起こさず アイドルを続けていた

L(動きに全く変化が無い 図星ならもっと何か動揺があるはず
ミサには記憶が無いのか?
キラ2としての記憶を無くしている?この能力は何だ?)

その後 手がかりも掴めぬまま 新しく新人の警察が入って来た

テル「新人のミカミ テルです よろしくお願いします
捜査の協力の役に立てばと思います!」
月(よし よく来たミカミ・・・計画通り ニヤリ)
テル(神っ!アナタの命令のままに来ました!)
月「よろしくミカミ 初めまして夜神月だ」
テル「はい!ミカミ テルです!初めまして」
月(ミカミにはコッチに来る前に死神の目の契約を命じている
ミサ同様の顔だけで死なせる能力・・・さぁミカミ!Lを殺せ
チャンスだ!)

ミカミは視線をLの方へ向けた そしてーーーー・・・

249:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 07:32 ID:X1Y

L「うっ・・・」

「ドサッ」

L(急に何故だっ?本名はバラしていないはず
竜崎は偽名だ では顔で殺せる能力の方を使ったのか?
キラ2がいる?犯人は最初からこの中にいたのかっ・・・
くっ)
月「おいっ!竜崎!?Lっ?どうしたっおい!?」

月は倒れる竜崎を介抱する体制に入ったがLが上を
見上げ月の顔を確認するとーーーー

月「ニヤリ」
L(!わ 笑っている?ま まさかっ?月君がっキラ
だった・・・のか)

「パタッ・・・」

L 竜崎はこうして 死んだ
この勝負 月とミカミ 二人の勝ちだ

そしてそのLの代わりにニアと言う男が今度は
捜査官の前にやって来た
死んだLの敵を討つべく・・・

250:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 07:40 ID:X1Y

しかしニアは仮面をしたままで全く素顔を見せなかった

松田「あの〜何でニアってLとは違って顔を隠すんすか?
しかも一人だけ」
ニア「Lは本名を晒さずに殺された 相手は顔だけで殺せる能力を
使ったとしか思えない 念の為・・・です 
今までのLの捜査については死ぬ前にLは捜査日記を書き残して
いて こちらはそれを読んで大体の流れは把握済みです」
月(捜査日記?知らなかった)
ニア「そして 顔だけで殺せる能力を使ったとなれば
犯人はかなりの至近距離にいた計算になる
つまり この中にいる誰かでしょう?」
皆「えっ!?」
ニア「Lが死ぬ時 顔を見て殺せたのは この中にいた 月 ミカミ
松田 モギ アイザワ ソウイチロウの6人です
つまり この中です」
月(これはこれでマズイな・・・展開としては まさか後継人がいた
とはーーーー・・・)

251:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 07:50 ID:X1Y

ミカミはデスノートは今この場には持って来ていなかった
もちろん月も・・・

松田「待って下さいっすよ〜こん中って
俺は違うっすよ?もしキラだったらLの顔を見るチャンスなんて
いくらでもあった 前から 早く殺せるんすからぁ〜」
ニア「確かに何故 後からなのかが引っかかるんです
いつでも殺せたのに後なのかが・・・最初からキラはいた訳ではなく
後から入って来たからなのか?」
モギ「それなら一番最後は 新入りのミカミです」
アイザワ「!ま まさか新人の?タイミング的に・・・」
テル「待って下さい!それだけで疑うんですか?証拠ナシで」
ニア「いえ アナタをこれから監禁して様子を見させてもらいます
もし アナタがキラなら悪人が殺されなくなってピタリと犯行が
止まればクロ 仮に犯行が行なわれてもミカミが変な動きナシなら
シロにします」
月「ニア その間 僕達は?」
ニア「アナタ達5人も未だにグレーですから ミカミ同様 監禁して
置くことにします 同じくそれでも犯行が続いたなら・・・」

252:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 07:59 ID:X1Y

ニア「アナタ達 6人の中にもいないのでシロ 仮に6人の中で怪しいそぶりの者がいた場合 私はその人物をクロとします
皆さん 協力して下さいね」
月(6人皆 監禁だとぉ!?その状態では悪人は殺せない
それだとこの6人の中の誰かはキラだと確定される 犯行が止まれば
しかし断れば怪しまれる だがあのデスノートのルールには・・・
ノートの所有者は何十日以内に書き込まなければ所有者としての力を
失うとある それはそれでマズイ 僕とミカミの両方が力を無くして
しまう・・・)

絶体絶命のピンチに何を思ったのか?月はーーーー・・・

月「ニア 僕はミカミと初めて会った時 彼がLの顔をチラっと見た
のを確認した その後すぐにLは倒れた キラはミカミだ」
ミカミ「か 神っ!?」
月「何だ?神とは・・・」
ミカミ「神なら私を何故 見捨てるのです!?アナタは私の神では
なかった・・・」

253:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:07 ID:X1Y

ミカミ「そして信じた私は 間違っていた」
ソウイチロウ「ミカミ テル!逮捕する こっちへ来いっ!」
月「父さん よろしく・・・」
ミカミ「うゔっ」

ソウイチロウはテルをムショへ車で連れて行く

ニア「夜神月 さっきのミカミの発言アナタを「神」と呼んでいた」
月「それが?」
ニア「ミカミが信者 アナタがキラなのでは?でないと神とは使わな
いでしょう 普通は・・・」
月「僕を疑っているのか?ニア ミカミもミカミだ
いくらキラだと認めたくないからと 僕に罪を押し付けて
悪人はなすり付けたがるって言うしな?」
松田「そうっすよ!月君の父さんは警察っすよ?ありえない!」
ニア「いえ ミカミの言葉は嘘の様には思えませんでした
いつから知りたいだったのですか?隠していたのですか?」

254:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:14 ID:X1Y

ニア「初めて会ったばかりのアナタに何故 ミカミは神だと
呼びあんな言葉を言ったのですか?変・・・ですよね?」
月(くっ ミカミ!余計な事を!?)

自身がキラだと疑われ始めた月が次に取った行動は・・・

リューク(くくく 月どうすんだぁ?)
月「うっうゔ 心臓がっ苦しっ・・・」
松田「らっ月君!?」
月「まさかっ!?まだどこかにキラが?この中に?ミカミじゃ・・・
なかったのかっ・・・うぐぁ!」 

「バタッ」

倒れる月

松田「月君っ!?月君っ?」
月「・・・・・・」
ニア「苦しんで倒れてる演技です 起きて下さい」
しかし月も月で意地だ 全く動かない そのまま一時間〜2時間と
経ちはじめ・・・

255:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:21 ID:X1Y

松田「もう疲れてきたっすよ とりあえず月君を病院へ運ぼうっす」
ニア「演技なのでダメです」

それから更に一時間

モギ「トイレへ行きたくなってきました このままだと日が暮れます
ニア さすがに月君はせめて場所を変えましょう?
私が運びます」
松田「モギさんっ助かるっす〜」
ニア「・・・・・・」

しかし月はこの時を待っていた モギの腰にあった銃を奪うと

「バッ」

月「ハハハっ!引っかかったな ニア!?僕の勝ちだっ!?
リューク・・・死神の目だ 契約だ」
アイザワ「し 死神の目!?皆!ニア以外は顔を隠せっ!!」

が月は顔を隠した松田 アイザワの足を狙い銃を撃った

「パァーーンパン!」

見事に銃は二人の足にヒット!!

256:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:46 ID:X1Y

月「リューク!さっきのは嘘だ!」
リューク「嘘ぉ?もう少し遅かったら・・・本当に
契約する所だったぞぉ?月」
月「さぁ!モギっ一緒に外へ出ろっ!?でないと撃つ!」

月はモギを人質にとり 外へと出た

ニア(やはり・・・演技だったか とりあえず119に
電話しよう 怪我人がいる・・・)
松田「いてぇーーーーっ!!」
アイザワ「くっ・・・」

ニアはその後 外へ出たがモギも足を撃たれていて
月はもういなくなっていた

この後 月は全国指名手配されるが月がキラだと
告げられた父さんのソウイチロウはショックと己の責任
から自らを所持していた銃で撃ち自殺して死んだ

松田とアイザワとモギは怪我の手当てをして
怪我が良くなるとニアの元へ姿を見せる

松田「しっかし 変っすね 何であの時に月君はニア
だけを撃たなかったのか?死なすチャンスだったのに」
アイザワ「それは俺も思った」
松田「指名手配なら月君は今頃 林や森に潜伏してる
んじゃ?」
ニア「却下です 銃を持っていると言う事は 
人質をいつでも使える様に彼は人混みの中にいる」

257:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:53 ID:X1Y

ニアの読みは当たっていた
月は街中にいた

リューク「これからどうするんだ?月 銃のタマが少ない
警察と銃でやり合うの無謀じゃないかぁ〜?」
月「まぁそこで見ていろリューク 無ければーーーー奪えばいい」
リューク「?」

月は交番へ現れた

月「すみません 落し物拾いました」

「スッ・・・」

そう言いポケットの中から取り出したのは 銃だった

「パァーーンパンッ!」

警察官2名「うっ・・・パタッ」

月は二人の銃2丁と財布を奪い 交番を立ち去った
かなり大胆な襲撃だった
この様子は交番の防犯カメラにも録画されており 後日ニア達も
確認している

258:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 08:59 ID:X1Y

月はその後 とあるゴミ捨て場から捨てられていた服を
中から取り出した それに着替えて場所を変えながらミカミのいる
刑務所へとやって来た

そこのムショの中にいる看守にも最初はミカミの面会だと嘘をつき
近づくとすぐに銃で脅して・・・

月「ミカミ テルのいる独房に案内しろっ!?でないと容赦なく
撃つ!?」

恐怖に駆られた看守はミカミのいる独房へ案内する

月「鍵を早く開けろ!?」
ミカミ「か 神っ!!」

ミカミもすぐに月に気づいた

ミカミ「しかし 神はあの時 私を見捨てたはず・・・」
月「ミカミ・・・あれは初めからそういう計画だった 考えてもみろ
もし あの時ーーーー・・・」

259:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 09:08 ID:X1Y

月「あのまま ニアの命令に従っていたらノートの所有を
無くしていた ワザと君をキラに仕立て上げ 僕は逃げる
機会を伺っていた 現にそれで助けに来れた」
ミカミ「神っ!?分かりました!これからもアナタに従いますっ!」
月「そうだ ミカミ・・・僕らの敵は今やニアだけだ
始末すべきはーーーー・・・」

その後 深夜12時
警察の元へ とある物が置かれた   
そこには「ニアへ」と書かれていて月からだった
あの後二人は急いで刑務所からは出て 駆けつけた警察官達が到着した
頃には二人は消えた後だった 

警察署に物を置いたのは月本人ではなくミカミだった
その手紙の内容には次の事が書かれていた・・・

260:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 09:11 ID:X1Y

ニアへ


今から僕の言う事に全面的に従ってもらう
従わなければ市民の大量虐殺を行う
いいか?
待ち合わせ場所に仮面はナシで一人で来い ニア
来ないなら大量虐殺をするまで
自分の命より市民が大事なら出来るだろう?
それとも市民を見捨てる気か?


キラより

261:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 09:19 ID:X1Y

松田「ニアっ!?これはニアだけをおびき寄せる為の罠っすよ!?」
モギ「行かないで下さいっ!ニア・・・」
ニア「しかし それでは市民が それにもし大量虐殺の件が
公になれば大ダメージを受けるのは我々警察だ
信用を無くす それでは正義とは言えない・・・私は
行きますっ!!」

松田達は月達が顔を殺せる能力を使うだろうと先読みし
待ち合わせ場所の周囲に張り込み 顔を確認可能な所 全てに
スタンバイした
しかし何故か二人の姿は確認されず
待ち合わせ場所にいるニアの元へも二人は姿を見せぬまま
時間は過ぎてーーーー・・・

月「どうだ?ミカミ ニアの顔は見えたか・・・?」
ミカミ「はい バッチリと 神」
月「さらばだ ニア」

遠くの屋上の上からニアを双眼鏡で見ながらミカミはーーーー
死神の目を・・・使った

262:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 09:26 ID:X1Y

ニア「うっ!」

「ドクン」

松田「ニアっ!?」

車両の中から待機している松田達はニアの異変に気づく

ニア「Lっ・・・」

「トサッ」

ニア(私でも・・・夜神 月は・・・倒せ・・・なかった)

「パタッ・・・」

地面に倒れ込む
これがニアの最後だったーーーー・・・

アイザワ「何故だっ?何故ニアは死んだっ!?」
モギ「あの時二人の姿は近くになど無かった」
松田「顔で殺せる能力以外の力だとすれば・・・新しい
能力っすかぁ?」
アイザワ「Lに引き続きニアまでもとなると残された
のは我々警察官だけかーーーー・・・キツイな」

263:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 14:52 ID:X1Y

ニアもLも死に警察側は一気に無気力モードになった
二人が死んだ今 警察だけで果たして月とミカミに
勝てるのか?
そもそもどう勝つのか?
しかもこのまま月達がもしーーーーニアと同じ方法で
警察を呼び出して警察大量虐殺に繋がった場合は
この世界から警察そのものがいなくなってしまう

そうなれば全面的な警察側の崩壊を意味してしまう
それだけは避けねばなるまい
そこで警察側は衝撃のテロップをテレビ上で流す
そこには月達二人に対してこう書かれている

月「ん?ミカミ 観てみろ テレビから何か言葉が
表示されている 画面の上だ」
ミカミ「何ですか?」

内容を読むとーーーー・・・

264:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 14:59 ID:X1Y

月 ミカミへ

警察側はアナタ達二人をキラ容疑者から外します
何故なら今までのは 警察側の全面的な冤罪だったからです
どうかミスをお許し下さい
アナタ達はこれから自由です

警察一同より

265:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 15:06 ID:X1Y

月「見ろ ミカミ!?もう僕達の敵はこの世から
いなくなった!!」
ミカミ「神っ!?」
月「これからこの世界の神は僕とミカミ 二人だけだっ!
ハハハハハハ!新世界の神だっ!」

警察は身を完全に引いたのだ
そうでなければ全国から警察が消える
警察がいなければ他の悪人がやりたい放題
ますます町の秩序は荒れていく
それだけは避けねばなるまい
こうして その後も月達二人はデスノートで裁きをやり続け
悪人は殺され続けた

それから何日後・・・

ミサの元へ月が近づく

月「やぁミサ 久しぶり」

266:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 15:13 ID:X1Y

ミサ「月っ!?会いたかった!」

「ギュムっ!(月を抱きしめる音)」

月「テレビに流れたテロップは見てたかい?キラ容疑から やっと
解放されたよ だからこうしてミサとも会える」
ミサ「月 大変だったんだね?ミサは月を信じてたよ!!」
月「ありがとう ミサ 疑われていて本当に大変だったよ
何ったってキラ容疑だなんて最悪だ」
ミサ「これからはず〜っと一緒だね!?」
月「そうだ 一緒だ」

ミサは恋人らしく月の腕を握りしめる
その様子を見ていたリュークは月から離れて空を飛びながら

リューク「人間って・・・オモシロっ!!」

デスノート・・・この次はアナタの元へ
落ちるかもしれない



完結

267:影虎◆Vs:2023/08/02(水) 15:20 ID:X1Y

はい!デスノート終わりましたーーーー!!
いかがでしたか?懐かしの作品です 原作とはかなりラストが
異なっているのは、既に知ってる読者ならお分かりですね?
正直、原作と異なる月の勝ち方っていうのを書いてみたかったんです!
そして、こうなりました!(笑)
次のお題も引き続きデスノートにして、主役も変えようかな?と
考え中です!
別の良さそうなバージョンが浮かんできました
お楽しみにっ!?

268:匿名さん hoge:2023/08/02(水) 18:08 ID:9hg

(二次創作だろうと)小説を名乗るならば最低限体裁は整えるべきでは?まずは御手元の小説を読んでみては如何でしょう。無いならば図書館でお借りになってはどうでしょうか。


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