影虎作品集

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801-キーワード▼下へ
1:影虎◆Vs:2023/07/06(木) 12:20 ID:SnI

ここの板では初になります!!
本格的に近いのをそろそろ書きたくなってきたんで
二次創作書くことに決めました!
感想とかは気軽にどうぞ!ただし、荒らしとか
暴言はお控え下さいっ!!
じゃ、さっそく書きたいと思います!

269:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 07:18 ID:X1Y

>>268
最低限体裁ってどういう意味ですか?
二次創作をここで書くのは、からんさん同様初めて
なので、ちょっとずつの緩いステップアップを希望し
てます、ご意見ありがとうございます!!

270:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 07:21 ID:X1Y

後、訳あって図書館は借りる事出来なくなってるんです
すみませんっ!!

271:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:03 ID:X1Y

タイトル【デスノート〜L編〜】

デスノートを拾った月とミサ
そして二人は それぞれキラ キラ2として
悪人の裁きを始める
名前を書かれた者は死んだり 死神の目によって
顔を見ただけで殺せたり
二人の存在は 町にとっては称賛と脅威2つの意味合い
を持たせていた

探偵Lと警察の捜査官達はタッグを組み
キラとキラ2の容疑者は夜神月 アマネ ミサの
この二人が怪しいんじゃないか?とマークを
開始している最中であった

L(私としては この夜神月がキラなんじゃないか?
と言う疑念が消えない 他の者は疑いを持っていない
みたいだが・・・)

272:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:13 ID:X1Y

L(仮にもし本当に夜神月がキラだとしたら 捜査の情報からして
キラ2は 不自然にも犯行を停止している
こちらの憶測としては キラ1とキラ2の二人が既に接触を果たし
キラ2の裁きを停止させる事態になったからなんじゃないか?と
考えている)

そこでLが危険だと思ったのは この二人の関係は極めて
キラ1の方がキラ2を服従させてる と感じた点
対等な関係では決してないと言う事は仮にこのまま キラ2である
アマネ ミサをL達が追い込んだとして それを知ったキラ容疑者の
夜神月がどういう行動を取るか?の部分だった

L(今までの数ある事件の犯人の思考を拝見している私にとって
非常に危険なのはキラ2のミサミサよりキラ1の月だ)

273:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:22 ID:X1Y

L(こういう事件でありがちな複数人が犯人だった場合
罪の件が発覚したら大抵は なすり付け合いをするものである
この事からもキラ2のアマネを仮にこちらが先に捕まえたとして
犯行の発覚を恐れた月がキラ2であるミサミサを殺そうとするか?
或いは 何らかの捜査のかく乱をするだろう)

そうなってくると 捜査官側としてもマズイのだ
捜査の者達は被害者を出来るだけ最小限にしながらも加害者も死なす事
なく出来る事なら無事に逮捕したいからだ
そして罪を償わせる

しかし 仮にミサ2を捕まえて 自身がキラである事実をバレるのを
恐れた月がミサミサを殺してしまったらどうするか?
それだけに捜査は慎重に行なわなければいけなくなる

274:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:26 ID:X1Y

>>273

「仮にミサ2を」違ってた!
「仮にキラ2を」ですっ!!

275:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:44 ID:X1Y

Lは捜査官達を集めーーーー・・・

L「皆さんに話しておきたい今後の捜査の方針がある
んですが・・・キラ2より危険なのはキラ1です!
主導権を既にキラ2より握ってる点からしても
かと言って何もしないまま キラ1がボロを出すのを
待つだけでは犠牲者が増え続ける」
松田「そうっすね!」
L「そこで 主に私がワザとミサミサさんに電話で
接触をしようと思います!」
ソウイチロウ「!?接触?我々の正体を晒した状態でか
?」
L「いえ 違います もっと別の形でーーーー・・・」

Lは仲間である捜査官達には全ての捜査方針を
話した
そして その計画がついに始まるのであった

いつも通り ミサミサが家にいると・・・

276:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 08:51 ID:X1Y

ミサ「電話?誰からだろう?も もしもし?」
謎の男「・・・アマネ ミサだな?」
ミサ「・・・誰?」
謎の男「私は君の重要な秘密を知ってしまった」
ミサ「え?何の事っ!?」
謎の男「君がテレビで一連の騒ぎになっているキラ2であると言う
件だ」
ミサ「ドキッ(な 何で?この人知ってるの??)」

ミサは不安に駆られた
 
ミサ「アナタ 誰なのっ!?」
謎の男「私は・・・私は アナタのファンです!」
ミサ「ファンッ!?(って事はーーーー・・・)」
謎の男「アナタのファンになって随分 経ちますが あの手この手
を使って常にアナタを監視 盗聴していました それで分かってしま
ったんです アナタがキラ2だと」
ミサ「(え?この人・・・常にミサの行動を見てたって事??)」

277:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 09:02 ID:X1Y

謎の男「いついかなる時も欠かさず アナタの事を考えていました
最近アナタが 茶色の短めの年齢が近いとある人物と交友をはじめた
事も知っています」
ミサ「!(ら 月の事だっ!月の事も調べたって事!?)もうっ!
そんなの止めてよっ!!」
謎の男「ストーカーとして私を訴える気ですか?いいんですか
そんな事したら・・・逆にこちらもキラ2の件を警察に情報提供します
よ?アナタがバレたらマズイ情報を他にも知っているんですか

ミサ(どうしようっ・・・この事を月に伝えた方がいいかな?)
謎の男「因みにですが この私とアナタのやり取りを部外者には
伝えないで下さいね もし他の者にも話すならその時は・・・」
ミサ「情報提供するって事!?お願いっ止めてっ!?それだけはっ!」
謎の男「ならば こちらの指示に従って下さい
本当は私もファンだからアナタの嫌がる事はなるべく したくないん
です」
ミサ「・・・・・・っ」

その後ストーカー男からの電話は切れた

278:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 09:09 ID:X1Y

ミサ(どうしようっ!?どうしよう!?バレたらマズイ情報が
どこまでこのストーカーさんに知られちゃったんだろう!?
今もどこかで見張ってるのかなぁ?)

ミサは心配になって窓の外を覗いたり また電話がかかって来ないか?
と不安になった

下手に喋っても情報提供される為 月まで巻き込む事になるのが 
嫌だったミサは言えずにいた・・・

その頃 L達の方はと言うとーーーー・・・

アイザワ「どうだ?アマネ ミサは電話の音声こちらで録音している
が会話内容からして完全にキラ2である事実を認めていたな?」
松田「そうっすね〜ミサがキラ2に関与してるの明白っす
否定してなかったすからぁ〜」
ソウイチロウ「しかし このやり方 大丈夫なのか?」

279:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 09:18 ID:X1Y

L「ミサミサのストーカーのファンの演技の事ですか?
確かにやり方としては かなり犯罪まがいになりますが捜査としては
仕方ありません」
アイザワ「モギにはミサミサの行動監視を任せている!!
今も車使って家の前で様子見しているだろうっ!!」
松田「仮に逃走されたら危険っすからねぇ〜」
L「そうですね 引っ越す可能性もなくは無いんで早めに決着も
つける様にしなければなりません!」

別の日
再びミサの元にあの電話がーーーー・・・

ミサ「もしもし・・・?」
謎の男「ミサミサ?君のファンだから 君に直接会いたいなっと
思っている 従ってくれるなら情報提供はしない
二人で会おう!会って話したい事があるんだ」
ミサ「会って・・・?(ミサ嫌だなぁ・・・でも従わないと
情報提供されちゃう!!でもこの人どこまで信用したらいいの?
変な事されたらミサどうしたらいいのっ!?)」

280:影虎◆Vs:2023/08/03(木) 09:28 ID:X1Y

精神的には相当 追い詰められてるミサ

ミサ(ミサっもうヤダよぉ〜グスグスっ(泣)月にも迷惑この件で
かけるくらいなら死んだ方がマシだよっ!?)

謎の男「ミサミサ?話し聞いてますか?」
ミサ「ごめんっ!ミサがアイドルの仕事で忙しいのストーカーさん
なら知ってるよね??だから会う約束するの長引いちゃう!」
謎の男「それなら 仕事の無くなった数時間の短い時でもいいん
です 一時間とか?」
ミサ「うん!考えておくね!今日はもうこのくらいにして!?」
謎の男「分かりました 待ってますよ?会えるのをーーーー・・・」
ミサ(もうダメだよ〜ミサ頭悪いから これ以上どうすればいいか
分かんないよ〜やっぱり・・・月の為に死のう!?それなら
月の情報だってバレないよねっ?)

ミサは何やら自殺を考えている事態になっている
レムは心配だからか?

レム「ミサ 夜神月には この件こっちが話しに行こうか?死神だから
こっちの動きはバレないと思う」

281:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 14:29 ID:X1Y

ミサはレムの問いに首を横に振った

ミサ(・・・ダメっストーカーさんとの件が月にも
分かったら もしかしたらミサは月に嫌われるかも
しれないっ!!)

好き過ぎるが故にミサは月に嫌われる事の方を過剰に
恐れた
確かにこのストーカーの演技をしているLとの内容は
下手したら月にとってもどれほどの情報を相手が握った
かによっては 取り返しのつかない事態になる
ストーカーの場合 滅多には自分側の情報を晒す事も
少ない
仮に相手が本名を名乗らなかったり 直接会うにしても
ストーカー側もテレビでの事件は知ってる訳だから
何らかの顔を隠すなどの対策は取ってくるかもしれない
そうなると なかなか月も相手を消しにくいだろう

ミサ(やっぱり・・・もうミサだけが犠牲になって
死んだ方がこのストーカーさんだって月には関わったり
しないよね?)

282:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 14:36 ID:X1Y

レム(それほどまでにミサは月が好きなのか?
自分を犠牲にしてまで?死神には分からない思考だ
だが・・・ミサの事を思うなら死ぬ事を邪魔しない
方がいいのか?)

レムもまた悩んでいた

決意したミサはカバンを持って家を出るっ!
そして外を見渡しながら足早に何処かへ・・・
しかし当然 見張ってるモギはミサの様子に気づいたの
でL達にも無線で知らせる

モギ「マークしているK2が外へ出ます!歩いて後を
付けます」
L「我々もそちらへ向かう」

ミサの予定の無い動きを警戒してか?モギは後を付ける

283:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 14:46 ID:X1Y

L「モギの話しによるとミサミサが辺りをキョロキョロ見渡しながら
出てきたとの事だったので周囲を確認したと言う事は何か周囲に知られ
たくない行動をこれからしようとしていると思います」
アイザワ「逃走か?」
松田「家出って事っすかぁ〜?ストーカーの執着に恐怖感じて何処か
にこのまま身を隠すつもりかもしれないっすね〜」

3人も車に乗り込み直ぐにモギの元へ向かう

ミサ(えっと・・・この辺に確か・・・高い屋上に通じる建物があった
よね?)

そこは古びた廃墟と化した建物で人の気配はほとんど無い

モギ「K2が人の気配の無い廃墟の外階段を上って上に向かっています
これはちょっと様子が変です」
L「死のうとしているかもしれないっ!?ミサミサが飛び降り様とする
のは危ないのでモギさん足止めして下さいっ!」

284:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 14:59 ID:X1Y

ミサ(さよなら・・・月 だけどもうっ こうするしか無いからっ!
一度アイドルの仕事してた時だって ミサは前にもストーカーさんに
殺されそうになってた!!一度は死ぬ命だったから今度はミサが
望んで死ぬの)
レム(ミサ・・・本当はミサには死んでほしくない)

レムは悲しそうな表情をミサに向ける

そこへモギがやって来た!!

モギ「ちょっと待って下さいっ!そこで何しているんですか?
警察です!」
ミサ「えっ・・・?何・・・で??」
モギ「ここの建物は基本的には不法侵入は禁止です
すぐに立ち去って下さい」

機転を効かせたモギは嘘の説明をする
何とかミサの飛び降りを食い止めようとしていた

ミサ「来ないでーーーーっ!」

しかしますます興奮状態になって動揺したミサは・・・

285:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:06 ID:X1Y

ミサ「もうっミサ・・・死ぬしかないのっ!!邪魔しないでっ!?」
モギ「落ち着いて下さいっ!不法侵入がそもそも禁止ですから
ここで死のうとはしないで下さい!」
ミサ「ううっうゔっ・・・ミサ ミサは殺そうと思えば殺せるんだか
らーーーーっ!」

死神の目を使われると感じたモギは手で顔を見えにくい様にする
そこへ仮面をつけたLが登場

L「もういいですよ モギさん ここからは私にミサミサと話し
させて下さい」
モギ「はい」
ミサ「・・・誰?」
L「探偵Lです 今ネタバラシするとあの・・・ストーカーの電話
本当は私がしていたんです 捜査の為に」
ミサ「何・・・言ってるの??」
L「既に警察の捜査ではアナタがキラ2だとマークしていたからです」

286:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:12 ID:X1Y

L「ストーカーの演技をする事でアナタがキラ2であると認める
証拠を掴んだり 捜査の証拠になればと思いしました」
ミサ「!」
L「なのでご安心下さい 偽ストーカーの件については・・・
そして本題に入ります ここから」
ミサ「?本題って・・・?」
L「アナタが死のうとせず もし偽ストーカーであった私と会って
いたらこう話しを切り出すつもりでした」
ミサ「え?」
L「私と捜査官達とでキラ2の容疑者はミサさん そしてキラ1は
夜神月君では無いか?と私は疑っています」
ミサ「ちっ違う!月じゃないっ!?」
L「・・・違う?何故アナタがそう言いきれるんですか?
月君じゃないという根拠でも知ってるんですか?」
ミサ「・・・・・・」

287:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:22 ID:X1Y

L「すぐに答えられないと言う事は根拠は無いんですね
分かりました」
ミサ「もういいのっ!ミサはここから飛び降りて死ぬからっ!!」
L「待って下さい 先を考えてみて欲しいんです 今アナタが
死ぬなら確かにアナタ自身は楽になるでしょう?しかし残された月君
はどうでしょう?」
ミサ「・・・?」
L「アナタがキラ2の罪からは死んで逃れても我々の捜査は今度は
月君に集中する事になります
私は捜査官とタッグを組んでいるのでこの先 キラ1である月君に
勝つ事を確信しています その時アナタは月君を助けたくても
死んでいたら無理なんですよ?」
ミサ「・・・・・・っ」
L「そこでです 条件付きで司法取引をこのケースのみで導入しよう
と思っています」
ミサ「司法・・・取引??」
L「もしアナタが飛び降りを止めるなら キラ2の罪を軽くします
3〜4年の刑期でどうでしょう?」

288:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:32 ID:X1Y

L「しかもアナタが嘘をつかずに全ての知っている情報を話して
くれるなら キラ1の罪も司法取引を導入して軽くしても良いでしょう」
ミサ(え?月の罪も軽くなるって事っ!?)
L「ただし 当然嘘をついてはいけませんよ?」
ミサ「・・・・・・」
L「どうですか?今ここで飛び降りするか 司法取引に応じるか
どちらが良いですか?」
ミサ「ミサ・・・ミサはーーーー司法取引に・・・応じ・・・る」
モギ「!?」
レム「ミサっ・・・」
L「応じるんですね?ご協力ありがとうございます」
ミサ(だって月の為だもん!刑が軽くなるなら この先 月だって
苦しまなくてすむっ!!)
L「では後は署の方でーーーー・・・」

こうしてミサの飛び降り騒動は終わった
ミサはソウイチロウの運転する車に乗せられ警察署へと来た
そこで事件の情報を洗いざらい聞かれる事となる

289:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:38 ID:X1Y

アイザワ「キラ1とは知り合い?」
ミサ「はい」
アイザワ「Lは夜神月がキラ1じゃないか?と疑っていたけど
キラ1は夜神月君で当たってる?」
ミサ「はい・・・月です」
アイザワ「どうやって今までの悪人殺しを行なっていたんだ!?
きっかけは?」
ミサ「信じてくれるか・・・分からないけど デスノートって
いうのを拾ったから」
アイザワ「で デスノートっ!?」
ミサ「うん」

ミサはカバンの中に入っていたノートを取り出す

ミサ「これですっ!!」
アイザワ「こっ・・・これはっ!?まさかーーーーこれが凶気なのか?」
ミサ「このノートに相手の本名を書けば死んで 死神と死神の目の
契約をすれば顔だけで殺せるの」

290:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:46 ID:X1Y

L「そのノート貸して下さいっ!」

Lがノートに手を触れるとレムの姿が見えた

レム「・・・・・・」
L「し・・・死神?そんなものを信じろと・・・言うのか?」

「ドサッ」

珍しくLが動揺している

デスノートのルールもチェックして書かれてある内容が本当か?を
調べる
予め 死刑の囚人を使い 本名を書くと死ぬかのチェック
本当に死んだ・・・・・・

L「このノートはこのままではまた悪用された時に危険です
燃やしましょう!」
松田「そうっすね!」
レム(ミサ・・・例えノートが燃やされるとしてもミサの為なら
喜んで死のう)

291:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 15:52 ID:X1Y

L達はノートを燃やす事にした
デスノートは燃えていく 最後の挨拶をする為かレムはミサの
元にやって来た

ミサ「レム!?」
レム「ミサ・・・お別れだ」
ミサ「レムはもう・・・消えちゃうの??」
レム「・・・死んでも構わないさ ミサが生きてくれるなら」
ミサ「!ありがとう・・・レム!!そしてさよならっ!!」
レム「あぁ さようなら ミサ」
ミサ「レムっうぐっひぐっ・・・」

泣きじゃくるミサを見ながらもレムは微笑んだ
その表情には安堵している様子が伝わってくる

ミサの幸せがレムの幸せだ
そう言い残しているかの様にーーーー・・・

ミサ「レムっ・・・!」

レムは消えた

292:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:00 ID:X1Y

そして司法取引の条件が成立した為 ミサの刑期も軽くなる訳だが
同時にキラ1である月の逮捕もしなければいけなかった

松田「月君の逮捕どうするっすかぁ?」
ソウイチロウ「私がやる 息子がキラだったんだ 警察である私が
ここは息子を逮捕する」
L「では局長に任せましょう」

キラ2が逮捕された情報は警察達がまだテレビで流さない様にしていた
月を刺激しない為だ
そしてミサの携帯を使い Lが月にメールでは嘘の情報でミサに成りすまし「今 旅行中!」と伝えていた

ソウイチロウは家に何事も無かったかの様に戻って来る

ソウイチロウ「月 二人で話したい事がある」
月「ん?何だよ 父さん・・・話しって??」
ソウイチロウ「手を見せてくれないか?利き手の方だ」
月「手がどうかしたのか?」

293:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:05 ID:X1Y

「カチャ・・・」

すかさずソウイチロウは月の手に手錠をかける

月「!?とっ父さん!?」
リューク「あ〜れれ?月ぉ?」
ソウイチロウ「月・・・キラ1の容疑で逮捕する」
月「!(ま まさか?何故?バレた?そこまで警察の捜査が進んで
いたのか?いやしかし・・・僕はボロなんか出していないはずだ
ミサとは違って・・・バレるはずがない)」

動揺して訳の分からないまま月はソウイチロウに連れられて
警察署へと来た

ソウイチロウ「月を連れてきた」
L「ありがとうございます 局長 見事です」
月「???お前はっ?」
L「・・・探偵Lです 月君 初めまして」
月「!コイツがLっ!?」
L「キラ2であったアマネ ミサさんが全てを話してくれましたよ」
月「!?」

294:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:16 ID:X1Y

L「今回だけは特別に司法取引を導入した事によってミサさんは
アナタがキラ1であると言う話しもしてくれました
嘘をつかない事も条件なので本当です 月君 アナタがキラですね?」
月(くっ!・・・ミサっ何故僕に何の相談もナシに勝手に!?)
リューク「・・・・・・」

怒りに震える月だが観念はしたかの様にソウイチロウ達の
取り調べに応じる

ソウイチロウ「月 アマネが言っていたデスノートという物を使って
裁きをしていたんだってな?お前のもあるはずだ
何処だ?」
月「・・・・・」

月は偽ミサとのメールのやり取りで少し不審さを抱いてはいた為か
デスノートをとある場所に遺棄していた

月「知らない そんなものは・・・」
L「月君?本当の事を話してくれませんか?ミサミサは正直に話し
ました でないとアナタだけ司法取引の件はナシにして終身刑にします
よ?」

295:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:25 ID:X1Y

リューク「おい 月ぉ?どうするんだよ ノートの件がバレたら
死んじまうよ 燃やされんだろう〜?」
月「考えてある」
L「ん?何が・・・ですか月君?」
ソウイチロウ「月!ちゃんと場所を言えっ!?」
月「僕自身のプライドがある 少しくらいは時間をくれよ」
L「・・・ちゃんと話しますか?」
月「心の整理がついたらな?」
L「?ここにきて何だ?月君のこの態度は・・・意味が分からない」
リューク「月ぉ〜」

チクタクと時間は流れーーーー・・・

月(もう少しだ ノートにはルールがあってノートの所有者は
何十日以内に書き込まなければノートの所有を放棄したものと
みなす とある だからその日までのギリギリまでは言うのを待つ)
L「・・・・・・?」

296:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:33 ID:X1Y

そうしてようやくその所有放棄の時間にタイムリミットが近づいて
きたその時っーーーー・・・!

月「言おう 場所は◯◯の山の◯◯な所だ 目印に土の上には
石3つと木の棒一つを立てている」
L「!」
ソウイチロウ「よし すぐそこへっ向かうぞ!I?松田?モギ?」
リューク「さよならなぁ〜月 所有放棄決定だ〜」
月(あぁ じゃあな?リューク・・・)
L「?月君・・・??」
月「あれ なんで僕はここにいるんだ?」
L「!?何を言っているんですか?月君っ??」
月「誰だ?お前ら・・・」
L(記憶が消えている?まさかーーーーそうか!あのノートの
ルールに確か何十日以内に書き込みしなかったら所有者は放棄した
ものとするっと書かれてあった と言う事は今 月君の答えた場所
のを掘り起こしてもノートは・・・・・・っ!?)

297:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:40 ID:X1Y

リューク「ハーハハハハハハ!自由だぁ〜自由だぁ〜
月とは別れる事にはなったが 死なずにすんだぁーーーー!
ハーハハハハハハ」

空を自由に飛び回るリューク
不気味な笑みで羽ばたいていった

ソウイチロウ達は月の指定した場所につき 目印を見つけて掘り起こし
たが・・・既にノートは もぬけの殻だった
確かにこの場所にもう少し早かったらデスノートはあったはずだった
のだが・・・・・・

Lの元へもソウイチロウ達は帰って来た

松田「なかったすぅ〜でも何かを埋めてた形跡は見つかったんで
月君が嘘を言っていた訳じゃなさそうっす」
L「皆さん お疲れ様でした 実はノートにはルールがあって」

Lはソウイチロウ達にも説明した

ソウイチロウ「そういう事だったか 月の罪はどうする?」
L「記憶も消えてるんで司法取引で刑期を軽くして出所しても
月君がまたデスノートで裁きをする事は無いでしょう」

298:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:49 ID:X1Y

こうしてミサと月二人には司法取引が導入される形となった

L(もう1冊あったデスノートの処理を出来なかったのは惜しいが
今世界はひとまず キラ1とキラ2の裁きは無くなって平和だ
もしこの先 第3のキラが今度は現れた時は犯人を逮捕する

そして必ずデスノートは処分する!!
 
それから3〜4年経って 今の所まだ第3のキラが現れてはいなかった
ミサと月の二人は無事刑期を終えて出所を果たす!

ミサ「何か・・・よく分かんない ミサ何で刑務所にいたんだっけ?」
月「分からないのは僕も同じだな 記憶が無いんだ」
ミサ「まぁいいや!久しぶりに会えたんだし どっか行こっ??」
月「そうだな?」

「ヒュウーーーーポト」

上からデスノートが落ちてきた・・・



完結

299:影虎◆Vs hoge:2023/08/03(木) 16:54 ID:X1Y

いかがでしたか?主役はLのが目立ってて
ミサも目立ってますが月は少なめになりました!
なのでL主役よりです(汗)
お題デスノートは今回で終了して次は別の作品に
取り組もうと思います!
読んでくれた方ありがとうございます!!

300:匿名さん hoge:2023/08/04(金) 06:52 ID:lqc

>>269あなたがここに書き込むのに使っているスマホだかタブレットだかパソコンだかに検索機能はないのですか?体裁の意味くらい自分で調べては如何でしょう。
それに形を無視した自分勝手なお遊びで上達など不可能ですよ。最低限の小説の書き方くらい学ばれてはどうです?検索なんて簡単なのですから。

301:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 11:17 ID:X1Y

>>300
言ってる事は正論なんですが匿名さんの人間性は
大っ嫌いです!!

302:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 11:30 ID:X1Y

正論振りかざせば全てが思い通りになるとか
思わない方がいいですよ!?
アナタの親が教えた事かもしれませんが、それで気分を害する人がいるというのもお忘れなく!!

303:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 11:52 ID:X1Y

正論は言ってるけど嫌われる人と
正論は言えないけど好かれる人っていますよね・・・。
この違いってやっぱりあれなのかな?

304:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 12:13 ID:X1Y

マンガ家とかでも既に文章学んでるはずの現役の作者さんですら
炎上起こす人いるくらいですから、作品作りが難しいって
いうのだけ学びます。
そういう事ってあるもんなんだなぁ〜と。

305:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 12:37 ID:X1Y

>>304
そういうプロの世界とか見て、作品作りはプロ級にならなくてもいいやって思って掲示板の二次創作で投稿してるけど、オママゴトな作品投稿でもしちゃダメってなると
書き込む場所限定されそう。

306:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 12:41 ID:X1Y

匿名さんがまだしつこく言ってくる様なら他板探して
そこで作品作りします!

307:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 13:38 ID:X1Y

恋人にここでの会話内容を話したら「そいつブッコロしてやる!」言ってた(笑)
暴走族の恋人だから気性が荒い・・・。

308:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 13:49 ID:X1Y

個人情報になるから本名は言わないけど、あだ名はケイ君です!
ロングで黒髪でカッコイイ恋人です!!世界一好きだな〜♥

309:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 13:55 ID:X1Y

ここでの作品投稿はママゴトだけど、ケイ君に対する気持ちはママゴトじゃないですよ!!
ケイ君、安心して下さいねっ!?(ロムってたらいいな〜今ケイ君も)

310:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 13:57 ID:X1Y

板の名前と場所は教えといたから、ロムってくれてると
いいなぁ〜?作品投稿は一旦おやすみにして、しばらく
こんな感じで内容書いてようかな。そもそもママゴト投稿禁止ってなってたら、作品投稿無理になる(汗)

311:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 14:03 ID:X1Y

因みにケイ君さぁ?ロムってたら、普段の
メルアドに内容よこしてねっ?読むから、それ!
個人同士で一対一で話したいから、OK?
それ無理ならリアの方で会って話そうか?それでよろしくねっ!?会う方が早いかな(汗)
いつも大体一緒にいるからね・・・。

312:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 14:04 ID:X1Y

半同棲みたいなもんだからなぁ〜。
今の状況って・・・次さぁ、花火大会とか一緒に行けるといいね?

313:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 14:08 ID:X1Y

おっ!?今話しの返事返ってきて
「花火大会行けたらいいなぁ〜」だってさ(笑)
そうだね!行けたらいいね!?
でもあんまり人混みは嫌いだから花火見える場所で
たむろしてたいね!ケイ君のバイクに乗せてくれ〜!
青い色したカッコイイバイク!約束だよ?

314:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 14:10 ID:X1Y

「バイクの後ろ乗れ!」だってさ(笑)
あのバイクがスピード出て、風が気持ちいいのがたまらないんだよね!!
ビュンビュン飛ばしてく感じの!
やっぱりケイ君大好きだぁ〜!!

315:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 14:40 ID:X1Y

因みにケイ君は、暴走族やってるだけあって
ルール派に偏った奴とは相性が悪いです。
だから今回の件でキレてるのです!

「ルールルールばっかしかみてねぇから子供の心が腐るん
だろうがっ!?それに気づかないで外面だけいい面して見せてんじゃねぇ!この馬鹿がっ!」ってかなりキレてます。
「ルール守る事で心守れねぇのに偉そうな面してんじゃねぇ!!」だそうです。
なかなかの反抗期ぶりを見せていて面白いっ!!
ルール派の大人と心派の子供はなかなか分かり会えないですよね!?

316:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 14:50 ID:X1Y

今、ケイ君とは側にいるから色々な会話して楽しんでます!
匿名さんに執着されてやり取りするのが嫌だから、しばらく二次創作の
スレじゃなくて、急変させてリアの恋人ではあるけど、某アニメの
場◯けいすけにケイ君は似てるから、東リベ風な恋人との会話を話すスレに一時的に変えます!(やむおえない)

317:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 14:58 ID:X1Y

やっぱりケイ君といえど、恋人なんで
今回の件については、怒ってるんですよね。
ケイ君は東リベの場◯さんにやや影響を受けて、と言うか東リベが好きだから影響されて場◯さんになりたくて
がっつり場◯の真似をしちゃってます! 
っと言っても東リベに影響されてコスプレする人はいる
んで恋人のケイ君だけじゃないと思います!
単にケイ君もその中の一人ってだけです!!
だから、バイクを〜って流れにもなるんですよね。

318:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 15:06 ID:X1Y

一緒に側で会話をしてたらケイ君が「喧嘩もそれなりに
鍛えてっから場◯並みにはなったん」ってウデ自慢
披露してます!
恋人のケイ君とこっちも喧嘩に憧れてるから
強くなりたくて教えてもらってる仲でもあります!!
前から喧嘩覚えたかったんだよね。
だから恋人にするなら喧嘩出来る人がいいって思ってました!(笑)

319:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 15:09 ID:X1Y

因みに何故、こっちがそれ程喧嘩を覚えたいかと言うと
リアルで喧嘩を売られる機会が幾度無くあったんで
強くなりたい!と余計に思ったからなんです!
そしてケイ君は暴走族やってて喧嘩が強いから、そのこっちの理想
通りでもありました!一緒に強くなれるって最高!!

320:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 15:21 ID:X1Y

一時的な仮のタイトルをケイ君が考えてくれて
【(一時的)東リベ風な恋人との会話を二次創作風に語るスレ】で
どう??って決めてくれた(笑)

恋人のケイ君が場◯に似てるって事から始まったこの企画!
作品投稿は一旦お預けにして
これでいこうかな?と思います!二次創作風な場◯に似てる
ケイ君の内容とかを投稿するって流れです。
ケイ君の事を場◯風って考えてくれたらいいです!

321:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 15:27 ID:X1Y

スレ主が場◯風な恋人と東リベ二次創作風?に
会話していくだけのスレ
隣でケイ君が笑ってます(笑)
ケイ君が場◯さんに似てるだけなのにこの展開になった
のがよっぽど面白い模様(爆)
喧嘩はやっぱり強いには限るよね!?
個人的には口より腕が強くなりたい。口だけってちょっと
あんまり口喧嘩が好きじゃない
暴力的な方が好き!

322:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 15:32 ID:X1Y

っと言ってもケイ君も自分も二人が付き合った日の
記念日は忘れちゃってます!
しかも両方(爆)
数字記憶なさ過ぎて互いに覚えてないとか!?
東リベの場◯さんも漢字が分からなかったりするけど、ケイ君も
数字記憶無かったり、分からない漢字あったりはするから
若干似てるっ!!
だけど互いに忘れてても仲はいい!!

323:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 16:20 ID:X1Y

因みに匿名さん、その思考回路で他のスレの二次創作やってるからんさんの所にまで行って同じ事するのは、止めて下さいねっ!?匿名さんの思考回路だと初心者でカキコしてる人皆にも当てはまるんで!特に小学生だと分かんない事多いんで、あっちのトウホウ気にいってるから終わるの嫌です。

324:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 16:46 ID:X1Y

そして今気づいたんですが恋人のケイ君も東リベ好きで たまに書いてる作品あるんでケイ君の代わりに自分が許可得てケイ君の作品を乗せる事にしようかな?と考え中
ケイ君の作品は東リベ関連ですが!

325:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 17:00 ID:X1Y

ケイ君にも無事許可もらいました
自分の作品だけじゃなくて他人の作品紹介するのも
嫌いじゃないです!
ましてや恋人のですからっ!ケイ君本人は、直接カキコ
するのは面倒くさいとの事なんで自分が代わりに投稿します!よろしくお願いします、今後も!
では、また!?

326:影虎◆Vs hoge:2023/08/04(金) 17:03 ID:X1Y

因みにケイ君は主に東リベの二次創作を書いてるんで
他の作品は書いてません!
ひたすら東リベの二次創作のみです。
東リベ嫌いな方は読まない様にして下さい。
後、話し変更嫌いな方とかオリキャラ嫌いな方も
読まない様にして下さいね!

327:影虎◆Vs hoge:2023/08/05(土) 10:17 ID:X1Y

まだ読む際の注意点あったんで追加

ケイ君の作品は元々マンガで描いてる作品なんです!つまり最初から小説じゃない!それを文字だけの小説バージョンとして書くので多少の違和感みたいなものを感じると思うんで、そういうのが嫌だなって人も読まない様にして下さい!!基本的に暇つぶし程度で読みたいなぁ〜って感覚だけの人が読むぐらいのが合ってると思います!
っと言っても今日は投稿しません!時間じっくり空いてる時にします!
よろしくお願いします!

328:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 07:52 ID:X1Y

ケイ君の作品になります!
タイトル【花火】〜東京リベンジャーズ〜

ヤンキーグループ マイキー軍団「東京卍」
サノ マンジロウ あだ名マイキー(族のリーダー)
バジ ケイスケ(族には入ってない設定)
ハネミヤ カズトラ(ここでは一番隊長設定)

ここはバジの家 マンション
ケイスケ「母ちゃん 話しって何だ?」
バジ母「別れた父についてよ アナタの父さん二股して
たの」
ケイスケ「!」
バジ母「私が愛人の方 探偵使って分かったの
二重で付き合っていてアナタ以外にもう一人子供までいた 名はカズトラよ だからそれで別れたの アナタの父さん
は本妻と一緒にいるわ」 
ケイスケ(カズトラ?・・・か 会ってみてぇな)

その後 同じ小学校に通ってると分かった・・・

329:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 08:01 ID:X1Y

カズトラが通ってると思われるクラスに行って 聞き込みをするケイスケ

ケイスケ「なぁ?どいつがカズトラって言うんだ?」
クラスメイト1「あぁ?アイツ あの窓の近くにいるアイツ」

指差された人物を確認したケイスケは・・・

ケイスケ(よし 顔は分かったぞ)

クラスメイト1「あれ?今の奴どこ行った?会ってかねぇの?なぁ
カズトラっ!?今さっき髪の長い奴にお前の事を聞かれた」
カズトラ「誰だって?」
クラスメイト1「さぁ?名前は言わなかった」
カズトラ「ふーーーん どういう奴だろう?」

それから学校の帰り・・・

カズトラ(ん?か 髪の長い奴??何で着いて来るんだろ)
ケイスケ「カズトラだろ?」

330:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 08:08 ID:X1Y

カズトラ「誰だよっ!?」
ケイスケ「バジ ケイスケって言うんだ 実は俺な父さんがお前と
同じで母さん違いの兄弟って分かったんだ 母さんに聞いて
同じ学校に通ってると知って会いに来た」
カズトラ「え?兄弟いたなんて・・・」
ケイスケ「カズトラ!父さんには秘密な?偶然会って仲良くなった
事にしとこう!友人だって言って」

それから二人で文通をする仲にもなった

カズトラ父「カズトラ 手紙が来ているバジって名前の・・・」
カズトラ「あぁ 学校で仲良くなった友人なんだ」
カズトラ父(よりにもよって バジケイスケってあの女のガキと?
しかしカズトラは知らないから偶然か)

それから休みの日

331:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 08:14 ID:X1Y

ケイスケ「何だよ〜カズトラ?会わせたい奴って?」
カズトラ「こっちこっち!実はさぁ〜ヤンキーやってんだ
で こっちがそのリーダー サノ マンジロウ」
マイキー「ん?」
カズトラ「あだ名はマイキーだ!マイキー こっちがバジ ケイスケ
二人共仲良くな!?」
ケイスケ「!・・・か カズトラ!?ヤンキーしてたのかよ!」
カズトラ「まぁ〜な」
ケイスケ「父さんには言ってんのか!?」
カズトラ「言ってねぇ 内緒だ」
マイキー「マイキーって呼んでいいぜ?話しはカズトラから聞いてる
バジよろしくな?」
ケイスケ「あぁ こっちもな」

こうして それ以来 よく遊ぶ仲になった

332:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 08:22 ID:X1Y

水鉄砲で遊んだり たまに学校サボって川で遊んだり
それから中2になって親にマイキーとの事がバレた

カズトラ父「カズトラっ!」
カズトラ「んっ・・・(怯え)」
カズトラ父「先生から話を聞いたぞ!?ヤンキーとツルんでる!?
学校もロクに行ってないんだってな?そのヤンキーと別れないなら
ここから出てけっ!家だけ用意してやる このテントを使え!」
カズトラ「何だよそれ!何も見てなかったクセして!
今更親ぶるなよ!?分かったよ!出てくよ!出てってやる!!」

そうしてカズトラは父さんが用意したテントを使って一人生活する
事になった

カズトラ「そういう訳でさぁ〜家追い出されちゃった」
マイキー「カズトラ・・・俺と関わってたから?」
カズトラ「いいんだよ もうあんなの親と思ってない マイキー達を
選んだから」

333:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 14:29 ID:X1Y

カズトラのテントはマイキー達の溜まり場になった

マイキー「いいな 一人暮らし 自由で!俺ん所は
兄と二人暮らしだから羨ましい カズトラこれから皆で
遊ぼうぜ?」
カズトラ「うん!」
ケイスケ「花火しないか?花火!」
カズトラ「いいよ」
マイキー「お? 丁度250円あった 花火一本30円?」

3人で花火をお店で買うと
さっそく水をいれたバケツを手に持って夜7時に

「シュ (吹き出し花火)」

カズトラ「色がカラフル!」
ケイスケ「俺の青だ!青い炎とか最高!」
マイキー「俺の赤なんだけど・・・」
「シューーーー」

334:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 14:34 ID:X1Y

夜遅くまで遊んだ そして10時

ケイスケ「じゃあ帰っか?」
マイキー「じゃ バジ カズトラまたな?」
カズトラ「また遊ぼう〜ぜ!じゃあ!」

それぞれがそれぞれの家の方角へ帰って行く

カズトラ「ん?何の音だ?」

物音に気づいてカズトラが後ろを振り向くと
「バキッ」

カズトラ「うっ!な・・・(何だ?誰かに殴られた)」

カズトラとは別の道を歩いていたバジの元に携帯の電話が鳴る

ケイスケ「何だ?カズトラか どうした?」

335:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 14:39 ID:X1Y

カズトラ「バ・・・ジ助け・・・て」
ケイスケ「何があった?」
カズトラ「さっき・・・ハァハァ襲われ・・・て」
ケイスケ「どこにいる!?」
カズトラ「タコ・・・公園の・・・近・・・く」
「ブツ(携帯の切れる音)」
ケイスケ「カズトラーーーー!?カズトラ!?」

急いでバジはマイキーにも連絡を入れた

ケイスケ「マイキーか?大変だっ!?カズトラがっ!タコ公園の
近くにいるって!」
マイキー「分かった 今行くっ!」

バジとマイキーは二人で探した

ケイスケ「カズトラぁーーーー!?」
マイキー「どこだぁ〜〜〜〜?」

336:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 14:47 ID:X1Y

マイキーが先にカズトラに気づく

マイキー「か・・・カズト・・・ラ?」
カズトラ「ううぅ・・・」
ケイスケ「マイキーどうした?かっカズトラっ!?何だよ・・・これ
何され・・・て?」

カズトラがショッキングな状態になっているのは確かだった

マイキー「誰がっこんな事やった!?俺のダチにっ!!」 

探しても犯人は見つからず カズトラもほとんど記憶に覚えて無かった
カズトラは心が壊れて鬱病になった
ご飯とトイレ以外一人で出来なくなった
バジはカズトラの世話をする為に同居を始める
バジ母にも事情を説明した バジ母は仕事であまり家にいない人だった

337:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 14:55 ID:X1Y

マイキー「カズトラ・・・変わっちまったな」
ケイスケ「カズトラはカズトラだよ?俺達まで変わらなくていいんだ」
マイキー「それもそうだな バジ?さっきコンビニで野菜買ってきた」
ケイスケ「鍋にするかぁ〜?マイキーも食ってけ食ってけ?俺の母ちゃん
夜まで遅くなっから」
カズトラ「ブツブツブツブツ(独り言喋る)」
マイキー「おじゃま〜」

しかし実際のカズトラの世話は大変だ

ケイスケ「カズトラ 鍋出来たぞ?」
「ポンッ(カズトラの肩にバジの手が触れる音)」
「ジャキッ(折りたたみの包丁を手に持つ音)」

体を触るとフラッシュバックで包丁を振り回した
「ブンブンブンブン!!(包丁を振り回す音)」

338:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 15:01 ID:X1Y

マイキー「かっカズトラ!?何してんだっ!??」

そんなある日・・・

ケイスケ「カズトラ買い物行ってくるからな?」

それはバジが買い物へ行って帰って来た時・・・

「ドサッ(買い物袋を床に落とす音)」
ケイスケ「カズトラ?・・・いねぇ」
「しーーーーん」
ケイスケ「もしもし?マイキー!大変だっ!カズトラがいねぇ〜
もしかしたら死ぬつもりかもしれねぇ!?」

電話で聞いてやって来たマイキーと二人でカズトラを探す

ケイスケ「カズトラぁー!?」
マイキー「どこだぁーーーー?」

探す事 夜6時・・・ようやく とある場所の建物の屋上にいる所を
見つけた

339:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 15:08 ID:X1Y

マイキー「落ちたらマズイな?そうだ!敷布団を下に
敷くか!家戻ってバイクで持って来る」
ケイスケ「俺はカズトラん所に行って来る!」

急いでマイキーは走って家に戻ると自分の敷布団を
担いでバイクへ一直線! 

真一郎(マイキーの兄)「マンジロウ?何やってんだ」
マイキー「事情説明してる暇ねぇーーーー!鍵よろしく」
真一郎「?」
「ブォオオオ(バイクを走らせる音)」
その頃 ケイスケは・・・・・・

ケイスケ「カズトラ!こっち見ろよ?」
カズトラ「!クルッ(後ろを振り返る)」
ケイスケ「さっき買い物して花火買って来たんだ!」

340:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 15:14 ID:X1Y

ケイスケ「また 皆でやりたいと思って・・・カズトラもやろうぜ?」
カズトラ「・・・!!」

「バフッ(草の地面の上に敷布団を敷く音)」
マイキー「これでよし・・・と ん?は・・・花火?」

上を見上げたマイキーはすぐに二人が花火をしてると気づいた

「シュウーーーー!(花火の音)」

二人は正しく花火を持たずに上に上げ気味だ(花火は正しく持ちましょう)

ケイスケ「お?マイキー!お前の分もあるぜ!?」
マイキー「バジ・・・」

花火を手に持ったマイキーはバジに向けて花火の火を当てる

マイキー「えいっ!」
ケイスケ「おわっ!?やめろ!マイキー?」

逃げ惑うバジ

341:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 15:21 ID:X1Y

それを見ていたカズトラはーーーー・・・

カズトラ「ははは(笑)」
マイキー&ケイスケ「!」
カズトラ「ははは(笑)」
ケイスケ「カズトラ・・・笑ってる 久しぶりに笑う顔を見た!
カズトラ?家に帰ろうぜ」
カズトラ「コクン(頷く)」

そんなこんなで色々あったがーーーー・・・

ケイスケ&カズトラ&マイキー「スヤスヤ(眠る)」

度々夜カズトラは外を徘徊していた
バジは心配して後を付ける

ケイスケ「(カズトラ・・・ん?何だ?あのフードの男 後つけてねーか?怪しいなぁ こんな所に木の棒が!よしっ)

棒を手にするバジ

342:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 15:28 ID:X1Y

「バッ・・・ドサッ」
カズトラを押し倒す男の背後を狙ってバジは棒を頭に当てる!
「バゴッ!」

ケイスケ「誰だよ!?お前っ・・・カズトラに何しようとして!?
しっ知らない男だ!誰だ?」

携帯でマイキーに電話をする

ケイスケ「もしもし?マイキーか?今怪しい奴を捕まえた・・・
今から来てくれるか?」

マイキーも駆けつける

マイキー「バジ・・・はぁはぁ」
ケイスケ「マイキー!コイツだっ!おいっ?お前何なんだよ!?
カズトラに何しようとしてた!?」
謎の男「頼まれたんだよ」
ケイスケ「誰にっ!?」
謎の男「それは言えない」

343:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 15:35 ID:X1Y

男から距離を置いてバジはマイキーに話をする

ケイスケ「なぁ?マイキー・・・コイツを解放させて その後を
つけようと思う マイキーはカズトラを家に戻してくれ!これ俺ん家の
鍵だ カズトラの事を頼んだぞ?」
マイキー「分かった」
ケイスケ「話さねぇなら仕方ねぇな!解放だ!」
謎の男「?」
マイキー「さぁカズトラ行くぞ こっちだ」
カズトラ「ブツブツブツブツ」
ケイスケ「さぁ〜て俺も帰るかなぁ〜と?」
謎の男「・・・」

帰るふりしてバジだけは 物陰に隠れて男の様子を見ている
マイキーはカズトラを家へと送り終える

マイキー「これでよし と・・・ん?バジから電話だ」
ケイスケ「マイキーか?今 男がタコ公園の左にある工場に入っていく
のを見た これから中の様子を見て来よう・・・と」

344:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 15:46 ID:X1Y

「ドガッ!(バジの頭が殴られる音)」
マイキー「!?ばっバジ!?」
「ツゥーツゥー(電話が切れた音)」

バジは 引きずられながら何処かへ移動している

マイキー「ヤベェ!敵にバレたんだ!助けに行かねーと!
カズトラは置いて行こう(足手まといになる)」
カズトラ「ブツブツブツブツ」
「ブォオオオ(バイクの音)」
その頃バジは 意識を取り戻すと体が縛られていた 

謎の男「コイツだよ 邪魔に入ったの」
謎の男2「この中学生が?」
ケイスケ(誰だっ!?知らねー奴ばっかだ!)
謎の男3「コイツも同じ目に合わせるか?」
ケイスケ(何なんだ!?コイツら年齢はバラバラ?何の
目的があって・・・)

345:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 15:57 ID:X1Y

謎の男「集団◯◯だなぁ〜」
ケイスケ「!クルッ(後ろを振り返る)」
「ドガッ(蹴りを入れる音)」

マイキー「俺のダチに触んな・・・っ!!」
ケイスケ「まっマイキー!?」
謎の男2「もう一人も中学生か!いいね〜まとめて集団◯◯を」
「ドガッ!!」
マイキーの足技が炸裂する!

謎の男3「えっ?このガキっ只の中学生じゃない?喧嘩やり慣れて・・・」
ケイスケ「!ま・・・マイキーおい・・・一人でっ・・・?」
「ドガ!バキ!」
ケイスケ「強いとは思ってたがまさかこんなーーーーっ!??」
マイキー「はぁ・・・はぁはぁ・・・」

連中は交番の前に突き出した
後に分かったのは この集団が小〜中学生を狙った性犯罪グループだった
事だ もう少し遅かったらバジはヤバかった・・・
地元やニュースではこの事件も大きく取り上げられて そのせい?か・・・
 

346:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 16:02 ID:X1Y

マイキー「最悪だ」
ケイスケ「どうした?マイキー」
マイキー「パパラッチがしつこい!インタビューとかウゼェ!?
自宅にまで来る!ここに泊まらせてくれ!!」
ケイスケ「あのな?カズトラ・・・お前を酷い目に合わせた奴らは
捕まえたからな?」
カズトラ「ブツブツブツブツ」

その後・・・

マイキー「夜ならバレなそうだ!」
「ブォオオオ」
マイキー&ケイスケ「ヒャッホー!!」

バイクを乗り回す バジの後ろにはカズトラもいる
そして次の日

ケイスケ「さ・・・裁判です・・・か?カズトラの?」
警察「犯人も捕まった事ですから どうですか?」

347:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 16:08 ID:X1Y

ケイスケ「って言ってもカズトラはまだマトモに会話すら出来ないん
ですよ?俺が代理じゃ駄目ですか?」
警察「裁判だから本人の話しじゃなきゃねぇ?」
ケイスケ「だから無理ですよ!フラッシュバックでカズトラがどうなる
か・・・」

お泊りしていたマイキーがバジの異変に気づく 

マイキー「バジ?どうした 揉めてた声だな?」
ケイスケ「マイキー・・・カズトラの裁判の件だ 出れる訳ねーのに」
マイキー「じゃあ俺ん所にカズトラ泊めて 失踪した事にすれば?
裁判出ないからって逮捕はされないっしょ?
ケイスケ「いいのか?マイキー・・・」
マイキー「兄貴に聞いてくる」

マイキーの家
久しぶりに戻る

348:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 16:15 ID:X1Y

マイキー「兄貴 あのさ・・・ケイスケの友人で今メンタルの病気に
なってて 何ヶ月か俺ん家に泊めたくて・・・いいよな?」 

その頃カズトラはーーーー・・・

ケイスケ「カズトラごめんな?俺が長く面倒みるつもりだったが
訳あって無理になった」
カズトラ「・・・」
ケイスケ「その代わり マイキーん所で世話になるから・・・俺も時々
なら行くからな?」
 
そうしてカズトラはマイキーの元へ

ケイスケ「あーーーっと カズトラに触れる前は声かけろよ?
後 風呂に入れる時もちゃんと説明してな?」

こうしてマイキーの元で生活する事になった

カズトラ「ブツブツブツブツ」
真一郎「マイキー?この子がそうなのか?」
マイキー「そうだ」

349:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 16:22 ID:X1Y

真一郎「病院の方が良くないか?」
マイキー「いやどの道 金かかるから・・・カズトラは親に見放されて
る」

しかし いざ世話をしてみるとーーーー・・・

マイキー「カズトラ 風呂入るぜ?入るから服脱がせるぜ?
体洗うから触るぜ?OK?」
カズトラ「・・・」
マイキー「あ・・・れ?上手く脱がせられねー(汗)えぃ!このっ・・」
「ビリッ(服を破く音)」
マイキー「ああぁーーーーっ!?バジって毎日こんな事やってたのか!?服破れた!どうし・・・アタフタアタフタ
俺・・・お世話向いてねーかも・・・・・・(ショック中)」

風呂上がった後

カズトラ「ブツブツブツブツ」
マイキー「・・・・・・っ」

350:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 16:28 ID:X1Y

カズトラ「バ・・・ジバジ?」
マイキー「!カズトラ喋った・・・バジを探してんのか?
カズトラ!バジはいねぇんだ ここにはーーーー・・・」
カズトラ「キョロキョロ(辺りを見渡す)」
マイキー(やっぱ 俺のお世話じゃ不安か?バジじゃねーか)

マイキーからバジへメールが届く

ケイスケ「カズトラさ やっぱバジかいいかも?バジの事を探してる
よ?かっカズトラ・・・・・・」

その夜

「ヒタヒタ(歩く音)ガチャ・・・パタン」

マイキーの元からカズトラは消えた・・・・・・

ケイスケ「スヤスヤ(眠り中)」
カズトラ「バジバジ」
ケイスケ「ん?何だ?かっカズトラっ!?マイキーん所に行ってただろ!
お前・・・何でここに!?」

351:影虎◆Vs hoge:2023/08/07(月) 16:34 ID:X1Y

カズトラ「ううっ思い出したんだ・・・昔の事全部っ前の事皆っ・・・
だからーーーーっっ(泣)」
ケイスケ「カズっ・・・トラ!!ポロポロ(涙)(奇跡って起きるんだな!俺はそれまで知らなかったよ)」

その後は記憶を取り戻した為 裁判もやって無事に終わった

ケイスケ(そして俺達は3人で仲良くまた・・・・・・)
「シューーーー(吹き出し花火)」
ケイスケ(花火やったりして過ごしてるよ)
マイキー「赤だ赤!」
カズトラ「俺は黄色っ!!」

こうして俺達の地獄みたいな日々はあっという間に過ぎて
逆に花火の様な日々へと戻った

ケイスケ「次は線香花火だ!🎇」


完結

352:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 07:51 ID:X1Y

読む際の注意点
花火2の続編ですが、BL風描写があるんで嫌いな方は読まない様に!(ただしガチなBLとも違ってそーなったの
にも理由があります)
からんさんのトウホウ読んで刺激を受けたんで、気分変える為に文章も少し変える所変えます!!
「、」とか「。」とか加えます!
投稿します!

353:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 07:58 ID:X1Y

花火〜東京リベンジャーズ〜

カズトラ(そういえば、マイキーと初めて出会った時も花火してた
時だったっけ?・・・)

「シューーーー(吹き出し花火の音)」

マイキー「花火・・・好きなのか?」
カズトラ「う、うん。」
マイキー「同じだな、マイキーだ、よろしく。」
カズトラ「こっちこそ、カズトラだ!」

これが二人の初めての出会いだった。
その頃、家の中では既にカズトラとカズトラ父との仲は冷えきっていた。
お互い。目も合わさず、話をする事もなく。

カズトラ(父さんっていつもそうだよな?こっちに感心ないんだ。
どうでもいいんだ。じゃあ何で生きてるんだろ?)

カズトラの目は何処か、虚ろだった。

354:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 08:06 ID:X1Y

一方、マイキーの方では・・・

真一郎「マンジロウ?」
マイキー「!」
真一郎「今日もバイク店の仕事で、遅くなる。夜は、一人で先に
食べてていい。じゃあ・・・」
マイキー(親がいない代わりに、兄貴はバイク店で金を稼ぐ。
俺は、いつも一人だった。小学校はあったけど、行かなくなった。
一人で、30円もする花火を買って遊ぶ。)
ズル休みして一人で。)

そして、その事が真一郎にバレた!

真一郎「マンジロウ!?学校行ってないんだって!?何の為にこっちが
、仕事してると思ってるんだ?学校、行かせてやる為だろ!?
ズル休みしてっ・・・」
マイキー「そんな事、言ったって、兄貴はずっと側には、いてくれ
ねーじゃねぇかよっ!?」
真一郎「マンジロウ!?」

「ダッ(部屋を出て、外に行く。)」

355:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 08:14 ID:X1Y

マイキー「!」

「シューーーー(吹き出し花火の音)」

マイキー(そんな時だった、初めてカズトラと出会ったのは・・・
花火!俺と同じだ。コイツは何で、こんな所で?)

この出会いから、二人はいつも遊んだ。
心の寂しさを、まるで埋め合うかの様に・・・

マイキー(あの俺のバイクは、突然兄貴がくれた。)
真一郎「マンジロウ、話がある。お前の淋しさに気づいてやれなくて、
ごめん。その代わり・・・店でいつも、売れないバイクあってさ?
古いモデルだからダサくて、これをお前にやる!バイクはいつも、
側にいてくれる!兄貴の代わりに!」
マイキー「兄貴・・・っ!」
真一郎「それなら、淋しくないだろ?」
マイキー(くれたバイクは、2台。それも何か、嬉しかった。
で、その残りの一台は、カズトラがバジを紹介してくれたから、バジ
にあげたんだ。)

356:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 08:22 ID:X1Y

カズトラ(そうだ、懐かしいなぁ・・・前の思い出してると。)

そんな、ある日。

マイキー(今日も花火3人で、やりてぇよな?買って来た。
二人、喜ぶかな?)

カズトラが、一緒に同棲している、バジの実家へマイキーは向かう。

マイキー(ちょっと、驚かせる為に裏の窓から、コンコンやって
やっかなぁ〜?)

バジと、カズトラの部屋は、裏手の方だ。
当初は、驚かせる為だった。

マイキー「ん?え、あれって・・・何してっ!?」

マイキーは、マズイものを、目撃してしまった。

「トサッ(花火の入った袋を、地面に落とす音。)」

慌てて、姿を消すマイキー。バジは、外の微かな物音に気づく。

357:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 08:48 ID:X1Y

ケイスケ「ん?何だ?外か、音したな?誰か、来てたか?」

「ガチャ(家のドアを開ける音。)」

ケイスケ「は、花火・・・?ま、まさか・・・マイキー??」

戻ったマイキーは、自分の家にやって来た。
 
真一郎「あれ?マンジロウ、もう帰って来たのか?早いな・・・。」
マイキー「・・・(顔面蒼白)」

そこへ、マイキーの元に、バジからメールが。

ケイスケのメール「なぁ?マイキー、さっきこっちに来てたか?」
マイキーのメール返信「見てないっ!俺は何も見てなかった!見てないっ、見てないっ!見てないっ!!」

ケイスケ(見たんだな、マイキー(泣)最悪だ。隠してたのに!バレる
とか!?)
カズトラ「どうしようっ!?マイキー、もう関わってくれなくなるん
じゃあ〜??」

358:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 08:54 ID:X1Y

ケイスケ「様子見・・・だな。お互い、今は、距離を置こう!
その方がいい!」

それから3日後。

マイキー(バイクで走ってよう、あれから二人とは、マトモに話を
出来てない。)

「ブォオオオ(バイクの走る音)」

マイキー「ん?」
ケイスケ「あっ・・・!」

マイキーの走る、バイクの左隣を、バジとカズトラが、二人乗りで
バイクで同じく走行途中だった。
偶然にも、出会ってしまった。

マイキー「えっ・・・(顔面蒼白)」

マイキーの乗るバイクだけが、スピードを落として二人の視界から、
消える。
ケイスケ「今の・・・マイキー、だったよな?」
カズトラ「うん・・・(汗)」

359:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 15:00 ID:X1Y

マイキー(もう、ずっとこんなの何か嫌だな。よし!) 

ブォオオオ

マイキーは、バジ達のバイクの横に、自分のバイクも
つかせて、同じスピードで走らせ、走行する。

マイキー「ダチ、やっぱ続ける!いつから、付き合って
たんだ?」
ケイスケ「俺達・・・、兄弟なんだ。母違いの。」
マイキー(ん?兄弟?恋人?兄弟?恋人?えぇ!?)
ケイスケ「性犯罪者に、カズトラがトラウマを持って
以降、記憶は戻ったけど、あれから悪夢をみる日々は
続いた。」
カズトラ「ずっとトラウマが、治らなかったら、どう
しよう?って不安になった。ネットで調べてみたら、
トラウマを荒療治で治すって、情報見てさ?」
マイキー「荒療治?」
ケイスケ「一度、体験した傷と、同じ種類の傷に、
今度は自分から受け入れた上で、また体験するって方法。平気になるまで、何度も更に繰り返すんだ。」
マイキー「そんなんで、治んのか?」
カズトラ「今、だからやってる最中。」
マイキー「父さんは、知ってんのか?それ。親は?」
ケイスケ「いや、言ってねぇ。」

360:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 15:08 ID:X1Y

しかし、その何日後。
恐れていた事態が、発生する!

カズトラ父「カズトラ!?」
カズトラ「!」
カズトラ父「探偵雇って知ったが、ケイスケと同棲しているだとっ?」
カズトラ「え・・・。」
カズトラ父「ゆるさんっ!こっちへ来い!!」

前髪を、掴まれて無理やり、連れて行かれる。
ケイスケは、丁度いない時だった。

ケイスケ「カズトラ〜♫あれ、いない・・・?どうなって(汗)」

探しても、探しても、見つからなかった。
その頃、カズトラは父さんの家にいた。

カズトラ父「携帯は、取り上げるっ!外へは、出るなっ!?このっ
馬鹿息子がっ!?」
「バキッドコッ(殴ったり、蹴る音。)」
カズトラ(まただ・・・また、この感じ。バジ・・・助けてっ・・・)

361:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 15:16 ID:X1Y

ケイスケ「どこ行ったんだ!?カズトラっ!」

マイキーも、携帯で呼んだ。

マイキー「バジ、カズトラは、もう心は治ってるよな?鬱病とか。」
ケイスケ「あぁ。」
マイキー「だったら、自分でいなくなったり、するか?」
ケイスケ「いや、考えられねぇ。」
マイキー「心当たりは?」
ケイスケ「そうだな。何となく・・・父親、かもな?」
マイキー「父親?」 
ケイスケ「あの男には、虐待癖があるんだ。一度、前にカズトラから
聞いた。暴力、振るわれてたってな?」
マイキー「暴力?ヤベェな、それ。助けに行かねぇと。」

夜になって、カズトラの父親の家へ、やって来る。

ケイスケ「どこが、カズトラの部屋だ?」
マイキー「あそこだ。手前の上!小学校の時に、よく遊びに行ったから
分かる。」
ケイスケ「よし・・・。」

362:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 15:24 ID:X1Y

「コツンコツン(小さな小石が、窓にぶつかる音。)」

カズトラ(ん?何の音だ?窓の方だ。あ、あれは!?マイキーとバジ?)
ケイスケ「下に落ちろ(小さな声。)」

マイキー達は、地面に敷布団を敷いて、下に飛び降りる様にオーライ
オーライのポーズ。
カズトラは、コクンっと頷いた。

「バッ!(飛び降りる)トサッ(無事に着地。)」

ケイスケ「よし!行くぞ!?ん?カズトラ、その顔、どうした?」
カズトラ「父さんに、やられた。」
マイキー「バジと話して、また俺の所に来ないか?その方が、安全だ。」
カズトラ「分かった、そうする。」

次の日。

カズトラ父「ケイスケ!?カズトラは、どこへやった!?」
ケイスケ「何の事だ?」

363:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 15:32 ID:X1Y

カズトラ父「昨日から、消えたんだ!」
ケイスケ「中、見るか?来てないぜ?きっと、あんたの所にいたくない
から、家出したんだ。」
カズトラ父「くっ・・・。」
ケイスケ「俺もカズトラは、心配だ。探してるよ。」

その頃、マイキーの所では。

マイキー「兄貴、あのさ・・・また前の泊めた、カズトラなんだけど
また、泊めたいんだ。今は、メンタルの傷は治った。今度は、親から
の虐待でさ?エスカレートが、怖いんだ。」
真一郎「マンジロウ、虐待は犯罪だ。警察の方が、いいんじゃないか?」
マイキー「いや、出所したら父親が、また何するか・・・このままが
いい。」

別の日。

マイキー「なぁ?兄貴、兄貴のバイク店で仕事したいな。
前にバイクを貰ったろ?で、カズトラも働きたいって。」
カズトラ「タダで、泊めてもらってるんで。」

364:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 15:38 ID:X1Y

その後。

ケイスケ(マイキーから、メールだ?今、俺達二人で、バイク仕事を
してる。俺抜きでっ!?)

そして、ケイスケも加わった。

ケイスケ(俺は、店の店員。)
カズトラ(俺は、掃除係。)
マイキー(俺は、バイク店のチラシ配り。)

その夜。

「シューーーー(吹き出し花火)」

カズトラ「飽きないなぁ〜花火!」
ケイスケ「本当っ!!」
カズトラ「何度でも、見てられる。」
マイキー「落ち着く。」
ケイスケ「カズトラ?どうして、父さんはお前を、連れて行ったんだ?」
カズトラ「そっ、それはバジとの、同居が許せないって。愛人の子だからって。」
マイキー「それだけでかよ。(汗)」
カズトラ「うっ・・・。」

365:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 15:48 ID:X1Y

「ドサッ(カズトラが、倒れる音。)」

ケイスケ「カズトラ?何が・・・どうなって?」
マイキー「電話だ!バジ?」

病院へ、やって来ると・・・。

ケイスケ「カズトラの検査して、エイズって?」
病院の医師「心当たり、ありますか?」
ケイスケ「あ、あり・・・ます。肉体関係持ってます、俺と。」

ベッドの上で眠る、カズトラの隣でケイスケはーーーー・・・

ケイスケ(カズトラは、俺のせいで?でも、コ○ドームは、ちゃんと
してたのに。それでも、駄目だった?)
マイキー「バジ、でもエイズって死ぬんじゃないよな?薬あれば。」
ケイスケ「あぁ、そうだけど。でも、俺のせいだ。」
マイキー「いや、分かんねぇよ。カズトラは、前に性事件の奴に
されてた。そいつがやった時じゃねーか?」
カズトラ「二人共、心配かけて、ごめん!本当は、前から少し・・・
体がおかしいのは、気づいてたんだ。」

366:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 15:54 ID:X1Y

ケイスケ「そうだったのか?カズトラ・・・。」
マイキー「気づかなかった。」
カズトラ「怖くて、黙ってた。薬あれば、死なないから良かった。」
ケイスケ「そうだ。今はバイク店で、仕事して金は、どうにかなる。
これからも、よろしくな?」
カズトラ「うん。」

その後は、退院したカズトラは、ケイスケの元へ戻る。

ケイスケ「おかえり!」
カズトラ「久々の家だ。」

その頃、マイキーは・・・

真一郎「マンジロウ、これから電話で、客のバイクの件で行って来る。」
マイキー「あぁ!」
真一郎「店、よろしくな?」
マイキー(バジと、カズトラは今日は、休みだ。)

「チャリン(ドアの開閉を知らせる音。)」

マイキー(ん?)

367:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 16:02 ID:X1Y

客1「店員、一人か?金よこしな?」

「ジャキッ(ナイフを見せつける音。)」

マイキー「!・・・金は、やりません。その代わり、拳ならあげますっ!!」

「バキッ(拳がヒットする音。)」
「パンッ(銃の発砲する音。」 

マイキー「う、じゅ・・・銃??(顔面蒼白)」

その頃、ケイスケ達はーーーー・・・

ケイスケ「ん?電話だ。マイキーの兄貴の真一郎君だ。もしもし?
えっ?マイキーが撃たれたっ??病院にいる?今、そっちに行きます!」
カズトラ「バジッ?マイキーは、無事なのか?」
ケイスケ「分からねぇ、行くぞ!カズトラ!?」

病院の病室へ・・・!真一郎もいる。

ケイスケ「マイキー?」
真一郎「店、一人でいる所に泥棒がやって来て、マイキーに銃がかすった。相手は、捕まったが・・・マイキーは目を覚ますか、まだ分からない。」

368:影虎◆Vs hoge:2023/08/09(水) 16:10 ID:X1Y

マイキーは、なかなか目覚めなかった。
倒れた際に、頭も打ったと。
その夜・・・。

「ヒュウーーーー(病室のすぐ近くから、花火が上がる音🎆)」

ケイスケ「は、花火だ!?」
カズトラ「そういえば、今日は港花火大会が、あったんだ!
マイキーと、3人で行く予定だった・・・。」
ケイスケ「ここからでも、見えんだな?病院の4階だからか?
マイキー?花火大会だぜ??行きたかったよな?」

「ドォーーン🎆ドォーーン🎆」

マイキー(花火の・・・音?そういえば、俺達っていつも、
暇さえあれば花火、3人でやってたっけ?)

「ドォーーン🎆ドォーーン🎆🎆」

カズトラ「・・・。」
ケイスケ「ねみぃな、疲れた。」


続きを読む 全部 <<前100 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新