「あ、俺甘党なんだ」
楠の葉駅から少し歩いたところにあった、ワゴンのドリンク店の前。
私の手元には氷がたくさんはいって冷たい水滴がひたたるサイダー。
私の目の前には砂糖をいっぱいいれたあつあつのコーヒーをもったイケメン…
「あは、以外?暑いのは好きなんだけど、苦いのって飲めないんだよねぇ…」
ストローを口に入れ、サイダーをのむ。
風があるし、ちょっと寒い。
「でもコーヒーの味は好きなんだよなぁ。 てか、付き合わせてもらっちゃって平気なわけ?」
「たぶん…」
…なんでこの人とジュースなんか飲んでいるのか。
それは、私が彼を見つけたからだろう
────────────────────────────────────────────
いくみと話しているとき、さっきぶつかった人の持っていた携帯の画面にふと目がとまった。
そこで目にはいったのは、これからの未来をかえるものだった。
303:匿名:2021/10/31(水) 20:49 ID:qwe1
なんで?
304:ゆり:2021/10/31(水) 20:50 ID:asd4
通学で… 自転車つかれるよ…
305:匿名:2021/10/31(水) 20:52 ID:qwe1
1㎞ぐらいだろ?
306:ゆり:2021/10/31(水) 20:52 ID:asd4
うん、そんぐらい
307:匿名:2021/10/31(水) 20:55 ID:qwe1
近いじゃん
それは、私とお兄ちゃん、しかみることのできない蓮の池のスレッドだった。
私はまさかと思いながらも一瞬で悟ったのだ、この人が私の''お兄ちゃん''なんだと…
「お、お兄ちゃん!?」
あり得ないながらも気持ちをおさえられずお兄ちゃんの名前を口にした。
こ、この人がお兄ちゃん…?リアルお兄ちゃん!?
私はお兄ちゃんかもしれないその人を見つめた。 そしてその人は驚いた顔で振り向き、私のユーザーネームを口にした。
………この人だ………
──────────────────────────────
>>29
>>31
>>32
>>33
>>39
>>42
>>43
>>44
>>45