お兄ちゃんと妹がほしいと願う人が互いにいるのに、なぜ二人は兄弟になれないのだろうか。

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39:はるる◆/M:2015/05/06(水) 20:33 ID:Y7U


「百愛」

お兄ちゃんの優しい声。
何だろう…そう思っていると、お兄ちゃんの手は私の顔に近づいてきた

「え、なっ…」
何、何、何…?
お兄ちゃんの手はどんどん近づいてくる。
そしてその手は私の眼鏡にかかり、私の眼鏡をはずそうとする。
お兄ちゃんの顔は真剣で、まっすぐ私をみていた。
手、手を、お兄ちゃんの手をはらわなきゃ…
でも体がうごかない…

「えっ、やっ…!」
やっとしてお兄ちゃんの手をはらう。
そうするとお兄ちゃんはため息をして今度は私に顔を近づける。
やだ、もう、声もでない。
お兄ちゃんの顔はどんどん近づき、とうとう私の耳元まできた。
息がかかる、そしてお兄ちゃんはこう言った


「あのこと、もう忘れちゃった…?」


ビクンッ一瞬で鳥肌がたって、心臓の早さがより増す
さっきまでの優しさはどこにいったんだろう
お兄ちゃんは私から顔を離し、私の眼鏡をとる
そのことを言われたら私は、この人に逆らえなくなる…

「やっぱり…」
お兄ちゃんは私の眼鏡をかけて言った。お兄ちゃんは眼鏡も似合う…
「やっぱり百愛、そんな目悪くないよね?眼鏡はずしても0.8ぐらいでしょ、視力。」
反応したいけど震えすぎて頷くこともできない
「もう、ほら!」
お兄ちゃんは私の頬をひっぱった
「い、い''だい…」
「笑って?」
お兄ちゃんはそういって私の頬から手を離し立った
なんなんだ、わざと驚かせたり、笑えっていったり…
でも、少し落ち着いた…
「ごめん、さっきの冗談。そういわないと百愛、眼鏡とらなそうだったし…
髪をおろしてる百愛も、眼鏡をとっている百愛も可愛いよ? 強引なやり方になっちゃったけど」
「なんで眼鏡なんてはずしたのよぉ…」
まだほっぺが痛い…
「いや、百愛の眼鏡をはずした姿がみたかったから…」
「はぁ?」
「怒るなよ〜それにさっきの忘れてよ、冗談だし。
もう全然あのこと、気にしてないし。ただ見たかったということだけで…」
「こっちは怖かったのにぃ!!」
頬の痛さと怖さがふっと消えたのがまざってよくわからなくなる。
「でも眼鏡はずした百愛も可愛かったよ?視力0.8ぐらいならはずしててもいいのに…」
「いいからもう眼鏡返してよ!」


はるる◆/M:2015/05/24(日) 17:55 ID:Y7U [返信]


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