六年前───
私は泰彦さんと遊びたくて、泰彦さんのいえへ向かった。
小さかった私は、暇があり親に許しをもらったときは楽しそうに遊んでくれる、泰彦さんと遊ぶのが好きだったのだ。
その日も暇で、親から許しをもらったので泰彦さんちへ向かった。
今日は何をしようかな、とワクワクしながら。
いつもは玄関からインターホンを鳴らして泰彦さんが出てくるのを待って、泰彦さんが遊んでいいと言ってから家に入るのに…
なんであのときはなぜ玄関が開いていたのか、なんで泰彦さんがいなかったのか、 なんで勝手に家にあがってしまったのか。
泰彦さんちなんてあがりなれている、部屋なんてどこにあるか知っている。
泰彦さんの部屋に入った私はいすに座って前の机の上をみた。
そこで見たのは、ラブレター
そこで私は葛藤した。
なんか心がむしゃくしゃして…
───私はその手紙を破って、くしゃくしゃにして、その場に散りばめた
それからどのくらいそこで立ち尽くしていたか、
その時どんなことを思っていたのかわからない
気づけば目の前には泰彦さんと、泰彦さんと同じ年齢だろう女の人と男の人がいた。
泰彦さんはばらばらになった手紙を見て、慌てて二人を外にだし、何か言っているようだった。
しばらくして大きな声が聞こえたら、急に静かになった。
泰彦さんは涙目で部屋へ入り、私に怒鳴った。
「何すんだよ、くそ野郎!!二度とうちに来るな!!!」
私にはまだ状況が理解できてなくて、まだ立ち尽くしていたので泰彦さんに手を引かれ家の外に出された。
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