桃源中学校�A通称桃中。ごくごく普通の町立中学校だ。
そんな桃中には不気味な校則がある。
___北校舎の「開かずの一年一組」には近づくな
1日常(キジ)
今日は目覚ましが鳴る前に目が覚めた。時計を見るとまだ4時30分だ。
「もう一度寝るか」
そう考えて再び目を閉じた。が�A中々眠ることができない。
右へ左へ寝返りをうち続けると�Aとろんとようやく瞼が重くなってきた。
__その時だった。
突然自分の身体が動かなくなったのである。
動かせるのは視線だけで声を出そうにも出すことができない。
耳鳴りも酷くなってきた頃�A
トットットットットットッ
ダレカが軽快なリズムで階段を登る音が聞こえた。
その音は自分の部屋の前でピタリと止まりどうしたのだろうと疑問を抱く刹那ド�Aがガチャっと開く音がした。
入ってきた
荒くなる自分の呼吸を必死に抑え固く目をつぶった。
ふと自分の胸の上にかすかな重みを感じた。眉間あたりが嫌にぞわぞわする。
自分の身体の上にダレカが乗っているのだ。
そう分かった瞬間今までクッションのような軽さであったダレカが急激に重くなるのを感じた。
僕はあまりの恐怖と胸の苦しみで気を失ってしまった。
リリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
6時30分に設定したはずの目覚まし時計が6時40分に鳴る頃�A僕は目を覚ました。
全身が汗と涙でグッチョリしていて凄く気持ちが悪かった。
とりあえず目覚まし時計を止めようとスイッチを押したが�Aラームは止まる事なく鳴り続ける。
ヒュッと息を飲み冷静に止める方法を考えた末�A電池を抜く事にした。
電池を抜くと時計は死んだように鳴るのを辞めて秒針の音も聞こえなくなった。
「ケン�A早く食べないと遅刻するよ!」
下で僕を急かしている母さんの声がする。
僕は深く深呼吸をしてさっきダレカが通った階段を降りて行った。
僕は重い足取りで所々ひび割れた歩道を歩く。
今朝の出来事は一体何だったんだろう。普通の金縛りにしては異常だ。
それに鳴り止まない目覚まし時計も僕の恐怖心を煽り�A外に出る事が死ぬほど怖く感じた。
僕の横を自転車で通り抜けるカップルを横目に見ながら曲がり角を曲がった。
その時背後から「よぉ。」と聞き慣れた声が聞こえ�A振り返ると褐色の顔が家の角から現れる。
「あ�A猿。」
猿と呼ばれた男は家の�Aからひょっこり出てきてニッと笑った。
そして僕に近寄ると急にギョッとした表情を浮かべ�A
「なんかお前顔色悪くねぇ?」
そう言われ自分はそんなに疲れているのだろうか�Aと近くにある家の窓ガラスで自分の顔を見た。
確かに少しやつれているような気がする。目の下にはうっすらクマがあった。
「本当だ…」
よく通らない声で呟くと猿は茶化すような口調で
「どうせ夜中までネットサーフィンしてたんだろ?」
「いや�A別に。猿には関係ないし。」
なるべく顔を見ないようにして急な坂道を登る。
素っ気なく返されたのが癪だったのか猿は
「あっそ…」
と言ったきりそのよく喋る口を閉ざした。
途中北校舎がフェンスから見えた。
北校舎の周りにはボロボロの柵がたててあって昼でも化け物が出てきそうな禍々しい雰囲気が漂っている。
すると急に猿が
「あ……」
と掠れて何かに怯えるような声色で呟いた。
不思議に思い振り返って
「どうした�Aさ…」
と言いかけ息を呑んだ。
さっきまで居たはずの猿の姿が見当たらないのだ。
「猿…?」
と呼ぶと突然自分の顔面に凄まじい突風が襲ってきた。
『猿』…猿渡空は春の風とともにその姿を消してしまったのである。
もう�A消えちゃったの : >>2
ひとりで坂を登って登校する。クラスの人なんて周りにいるけれど�Aわたしは誰かと一緒に登校しない。誰かのペースに合わせるのが辛い。薄情者だなんて思うかもしれないけど�Aわたしもそんな気がする。一緒にのろのろ歩いて�A誰かを待って�Aというのが�A本当に合う人とでないと出来ないんだ�Aきっと。
夏休み前の登校は辛い。暑い。肌がじっとりしている。でも�Aお構いなくわたしは足をざかざかと進める。
やがて自分の席につき�A重い鞄を肩から下ろす。どすんと音がした。これだから置き勉無しは――!! と心の中で毒づいて�A肩を回した。はあと溜息をついて�A既にクーラーの効いている教室で汗拭きシートを出し�A身体を撫でる。
これが�Aいつもの朝。わたしの朝。
休み時間も�Aあまり誰かと一緒に行動を共にしない。移動教室で誰かを待つことはしない。ただ�A移動しないときは近くの席のひとと少し会話を交わす�Aくらい。
そんなわけで�A教室の自分の席で頬杖をついて�Aぱらり�A文庫本を捲っていた�Aそこに�A
「なーなーおうめ�A」
と�A男子が言ってきた。おうめ�Aというのはわたしの苗字�A梅川をもじったものであり�Aわたしを呼んでいるのに間違いはない。声をかけられて無視するほどわたしは薄情ではないので�Aなあに�Aと後ろを振り返る。
後ろにいたのは3名程の男子。あまり級友との交わりがないとはいえ�Aクラスメイトの名前とあだ名ぐらいは言える。朝野と�Aしゅしょーと�A森。入学してから�Aよく3人で仲良さげにしていたのは見ていた。
さっきわたしに声をかけたのはしゅしょーこと長谷部くん。何でこういうあだ名かまでは知らない。唯一の一年柔道部員なのに�A入部してすぐの大会で県大会に行ったらしい。それに相応する強そうな顔つきは�Aまあ�Aわたしの好みではない。わたしはもっと�A推しみたいなかわいい子が好みで――�Aと�A説明しすぎたか。
「梅川さん�Aこいつのすきな�Aニメのジャンル知らない?」
今度口を開いたのは森くん。どこかへたれっぽいふわふわした様子。
こいつ�Aと指を指されたのは朝野くん。眼鏡で真面目そうだし学級会でも真面目に纏めてくれるんだけど�A�Aニメオタクだというのは聞いていた。
どのひとをとっても�A特に友達というわけではない。ただ�A朝野くんは席が隣なこともあって�A3人の中では一番交流がある�Aと思う。好きな�Aニメがひとつ被っているので話ぐらいはしたことがある。
「なんで�Aわたしに聞いたの?」
「んー�A梅川さんって�Aニメ好きそうだし」
「わたし�A�Aニメも好きだけど漫画の方が好きかな」
「じゃーおうめはしらないかー」
「ちょっと待て�A俺の好きなジャンル聞いてどーすんだよ」
「お前�Aロリ好きそうじゃん」
「殴るぞ?」
わやわややってて楽しそうだ。わたしもああいう風に出来れば本望だけど�A出来ないんだよなあ。せっかちなんだろう。
この話題は面白そうなので�A混ざってみる。
「ホラー系すき?」
あー�Aと朝野くんは声を漏らす。
「ちょっと無理かな…」
それでは�Aと朝野くんと共通してすきな�Aニメを思い浮かべて言ってみよう。
「じゃ�A魔法少女系」
「ちょっと違う」
「やっぱりお前ロリ好きじゃん」
「そうだそうだー�Aしゅしょーの言う通りだー」
「おいッ」
はあ�Aと朝野くんは溜息をついた。
「あー�Aもう次の授業の始まり近いぞ�A。席つけ�A席」
「いいんちょーの特権執行だー」
「こわいこわーい」
がやがやと森くんと長谷部くんは朝野くんの席から離れていく。
あはは�Aと苦笑し�A読みかけの文庫本に挟んだ指を取って開こうとすると�A朝野くんは言った。
「梅川にだけ言うわ�A」
ん�Aと首を傾げる。
「俺さ�A女の子が笑ってるやつがいいんだよな」
朝野くんの横顔は綺麗だ。鴇色の唇をふっと緩めて�A目を楽しそうに細める。ちょっと�A心を惹かれた。
「ああ�A女の子がかわいいやつ」
「あいつらに言ったら絶対騒がしいから�Aさ」
はは�Aと朝野くんは頭を掻きながら笑みを零した。
ん�Aなんか�Aいいものをみた�A気がする。心が洗われた�A気がする。
「かわいいの�Aいいよね」
「ああ」
ごめんなさい�A君が好きです――――――――>>2
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事実をもとにした純愛ストーリーです。
※コメント�A�Aドバイスいいですがこの小説は主のお遊びみたいなものです
.
ノンフィクションの恋愛系自分大好きです!というか�A小説はみんな大好きかな笑笑応援してます!
プロローグ
とても言葉には表せない苦痛が俺を襲う。
棒のようなものが俺の肛門に突き刺さっているのだ。
「早く�A国王の居場所を言え。さもなくば�Aお前の腸がぐちゃぐちゃになってしまうぞ? 」
取調官がそう言った。この取調官が苦痛の原因である。こいつが�A拷問のつもりなのだろうか�A棒のようなものを俺の肛門に突き刺したのだ。
「知らないと言っているだろ! お前たちがいくら拷問をしようと�A俺は本当に知らないんだよ。嘘の場所を言うくらいしかないね」
「知らないはずないよな? 」
取調官はそう言って�A棒状のものをさらに奥へと突き刺すのであった。
「や�Aやめろおおおおお! 」
当然�A痛みと不快感が俺を襲う。生きた心地などしない。
「やめねえよ! お前このまま�Aサウナ5時間な? おい�A巡査�Aこいつをサウナ室へ�Aれていけ」
この糞野郎は俺にさらなる地獄を与えようとしたのであった。棒状のものを突き刺されたままで�Aサウナ5時間だ。
「はあ�Aはあ�A……俺はただ地獄を味わう事しかできないじゃないかよ。国王の場所など知らないのだからな! 」
実際�A国王の場所など知らない。
「まあ�A喋る気になったらいつでも出してやるから地獄ではないだろ? 」
嗚呼�Aこちらの言い分を聞くつもりはないらしい。
地獄は今後も長い間�A続くのだろう。運よく死んだら良いな。
第1話 引きこもり入社する
「糞ニート�A早く引きこもりやめて働けよ」
妹の声が聞こえてくる。そしてそては�A俺を罵倒する内容だ。間違いなく�A俺を心底見下しているのだろう。
「働きもせず食う飯は旨いか? うちらが稼いだカネで飯食いやがってよ」
姉の声も聞こえてくる。
嗚呼�A自分がとても惨めだ。ただ�A自分自身が惨めに感じるとはいえ�A1つ言いたいことがある。それは少なくとも�A親や兄妹が稼いだカネで飯を食っているわけではない。一応は俺の銀行口座に振り込まれる5万円で何とか飯だけは賄っているのだ。
まあ�Aそれでも実家住まいで尚且つ�A家にカネなど入れてはいない。結局�A罵倒されても仕方ないところではある。
「……俺は働く気なんてないと言っただろ」
俺は�A姉と妹にそう返した。
すると�A
「まあ�Aお前みたいな糞は�A職もできないでしょ。だから私たちが頑張ってお前の�A職先を見つけてやったんだよ。だから感謝しろよな。それと�Aメールで初出勤日を伝えたるからちゃんと行けよ」
と�A姉が言った。
「勝手に話を進めるなよ。そもそも�A雇用契約の申込みと承諾における意思の合致してないだろ。それと�A俺はあんたら2人に雇用契約締結に関する代理権なんて授与してないし�A結局�Aあんたら2人が無権代理人の責任追及を受けるだけだな? 念のために言っておくと�A無権代理人責任に於ける損害賠償責任の範囲は履行利益を範囲とするからな? 信頼利益じゃないから高くつくぞ」
「気持ち悪いウンチクは良いから�A働けよ? わかったか。……ああ�Aそれと�Aお前の�A職先の会社の人間は私たちに代理権がないことは知っているから。だから向こうは私たちに無権代理人の責任追及なんてできないよ」
姉の手厚い反撃で俺……轟沈。
結局�A�A職しなければ家を追い出すと両親から言われ�A俺はしぶしぶ�A職することにしたのであった。
※
初勤日となった。
姉から送られたメールの内容を見たところ�Aどうやら�Aイドルをプロデュースする「プロデュース株式会社」という会社らしい。そして�Aそこそこの規模を誇るらしいのだ。
そして�A俺は今�Aその会社の代表取締役と1対1で話をしている。
「待ってましたよ。あなたが佐東次郎(さとう じろう)さんですね? 私はプロデュース株式会社の代表取締役の愛弗耕夫(あいどる すきお)です。貴方のお姉さんから貴方を�A職させて欲しいと1000万円を渡されましてね。本当は貴方みたいなクズは採用したくないのですけどね……」
また罵倒かよ。
これは�A先が思いやられるね。
>>2
コメントありがとう。
まあ�Aプロローグで拷問を受けている人間が誰なのか�A後に判ると思う(大体推測できちゃうとは思うけど)。
少し微笑んで君が言う
「それはね�Aここにあるよ」
〖episode零〗災厄。
今から百年以上前�Aすごい混乱が世界中を襲ったんだって。お金が溢れたり�A人が巨大化したり�A洪水が起きたり�A天使がやってきたり。世界の終わりみたいになったらしいよ。
私は小さい頃�Aそんな話をしている少年と少女の記憶が甦る。災厄_と呼ばれた事件で起きた核戦争。
それで大暴れした人型ロボット_名前がない彼の警護係を担当した私の物語_
〖episode 1〗頼み。
私はとある研究所で働いていた。研究のジャンルは様々だ。
ある日_
〈・・・エミは会長室に来なさい〉
そんな放送が聞こえてきた。私は急いで会長室に行った。なんかヤバイことしたっけ・・・?
「なんですか?会長。」
会長_ハルト会長はイスから降りゆっくりと喋る。
「エミ。お前の心理研究は好評だったな?」
心理研究は先月完成したもの。かなりの好評だったらしい。
「ああ�A好評だったらしいですね。」
「それでエミに頼みがある。その心理能力を使い�A�Aレに温もりを教えてほしい。」
�Aレ_監禁されている人型ロボットだ。暴れないように警護係がついているのだ。
「あの人型ロボットですか_」
「躾をしても無感情でな�A頼む。」
でも�Aと口を開く。
「私は今新しい研究の準備を・・・」
「またやられたいのか?」
ビクッとする。
「やります。警護係_」
この強引な頼みで彼に出会った。
�Aイドルストーリー始まります!
2: そらら@美麗◆NY:2018/07/06(金) 13:02 登場人物
春羽桜子
主人公。小学生�Aイドルグランプリの�A最優秀賞者。
中学生�Aイドルグランプリでも�A優勝したいと思っている。ピンクのツインテール。
私は�A去年�AイドルGP で優勝した。
私は�A四人�Aイドルグループ�Aクローバーハピネスというチームを組んでいた。
だけど…
メンバーはみんな転校してしまい�Aチームは解散。
でも�A私の夢は�A亡くなったお姉ちゃんのような�Aみんなに笑顔を与える�A�Aイドルになることなのだ。
そのためには�A中学生�AイドルGP で優勝しないとならない。
私は新しいチームを組むため�A受験はせず�A地元の中学に通うことにした。
新しい仲間は�Aどんな光をまとっているのかな?
私は�Aスタートラインに一歩踏み出した。
誰でもOK!!読みやすいように書いてね!!コメントもOK!!
みんなでお話を作っちゃおーー!!♪───O(≧∇≦)O────♪
めちゃ下手なんだけど�A入ってもいいでしょうか?
6: 莉己◆NA:2018/06/29(金) 17:07 他スレで呼んでくれてありがとう!ということで私も入るね!
まずは小説の題名だねぇ�A何にする?こなっちゃん。
【あらすじ】
売れない弁護士の金刺司は�Aひょんなことから脱獄した死刑囚�A黒鉄鋼を匿うことに。
鋼曰く冤罪で�A人殺しなどしていないと言う。
司は自身の営む弁護士事務所が経営破綻寸前だったため�A冤罪を晴らして知名度の上昇と多額の収入を目論む。
司は鋼の冤罪晴らしに協力することに。
果たして鋼は死刑を免れることはできるのか�A司は弁護士として知名度を上げられるのか──。
以前の作品の大幅なやり直しです
>>02 人物紹介
【黒鉄 鋼】(くろがね はがね)♂ 23years
殺人の罪を着せられ�A死刑を言い渡された青年。
血気盛んで怒りっぽい。
身体能力が非常に高く�A元甲子園球児。
炊事や洗濯などの家事もお手の物。
【金刺 司】(かんざし はがね)♂ 26years
弁護士をしていた父に強制され�A弁護士の道を歩むことになった。
父が亡くなり�A金刺弁護士事務所を26歳という若さで継ぐことに。
常にどこか冷めた態度で�A今ひとつ情熱に欠ける男。
【三廻部 有美】(みくるべ あるみ)♀ 28years
銀崎家殺人事件の担当刑事で�A脱走した鋼の行方を追っている。
つかさの幼馴染。しっかり者で気が強い。
【銀崎 雅】(ぎんざき みやび)♂ 60years
鋼に殺されたとされる被害者男性。
銀崎財閥のトップで�A多大な財産を持っていた。
【銀崎 哲子】(ぎんざき てつこ)♀
夫の雅《みやび》とともに殺害された被害者女性。
【銀崎 京】(ぎんざき きょう)♂ 30years
雅《みやび》の息子で�A取締役の雅《みやび》が殺されたことで多大な権力を持つ。
【鉛口 奏多】♀ 27years
銀崎家殺人事件で�A鋼の弁護を担当した弁護士。
。
【銅島 龍太郎】(どうじま りゅうたろう)♂ 40years
司の行きつけの定食屋【ニッケル亭】の店主。
以前は三ツ星レストランで料理長を務めていたらしい。
【金刺 法明】(かんざし のりあき)♂ 53years
司の父親。
病に倒れ�A�Aらぬ人となった。
法曹界ではかなり有名なやり手の弁護士だった。
俺がもし�A料理の一つでもできていれば。
こんなにも自分の生活能力の低さを呪った日はない。
基本的に�Aいじめられてる子の話をかきます。よろしくお願いします!
4: メル:2018/06/26(火) 18:44 登場人物(人柄もかきます。)
白崎・ひなた(しらさき・ひなた)
優しくて�A気配りできる頑張り屋さん。頑張っても空回りしちゃう。ひょんなことからいじめをうけるように。強がり(心配されたくないから)
南岸・杏(みなぎし・あん)
ひなたの親友だった。ひなたがいじめをうけるようになると�Aいじめのリーダーの人が言うことをきき�Aホントは仲良くしたいが
無視をするように。気が弱い。すぐに泣いてしまう。
河野・梓(かわの・あずさ)
積極的で�A正論を言う。勇気があり�A姉御肌(あねごはだ)。どんどん突き進むタイプであり�A
いじめリーダーの言うことをきくことに反論し�A�Aながらひなたを応援。
いじめグループ(4人)
メンバー
・リーダー みっちゃん 本名・大木美幸(おおき・みゆき)。
性格が悪く�A男子にはぶりっこ。あることが原因で�Aひなたをいじめるように。負けず嫌い。短期で怒りんぼう。
・エリナン 本名・吉田衣梨奈(よしだ・えりな)。
美幸を支える。気が強く�Aワガママ。自分の意見が採用されないと怒る。グループの中で1番美幸と仲がいい。
・よりちゃん 本名・寄田幸(よりた・さち)
一見可愛らしい女の子。でも�A裏表の性格があり�Aそれをコントロールしている。空気は読めないが�Aそれ以外ずるがしこい。
・北美・彩美(きたみ・あやみ) 唯一�Aあだ名がないです。
グループの人以外�A態度が冷たい。ひなたが大嫌い。いじめは説得だと思っている。嘘つき。自己中。
多木・海渡(たき・かいと)
モテる。ひなたが好き。ひなたをいつもかばい�A助ける。
いじめはおかしいことだと確信している。
ざっとこんな感じです。他にも登場人物が増えるときは�Aまたお伝えします!
あららホントだ!
スミレさん�Aごめんなさい(>_<)まあ�Aいじめられる以外のことはばらしません!
(そういう問題じゃないですよね。)
「―――次の方�Aお願いします」
……来た!
私の�A番。
「みさき はるな! 11歳です!夢は�Aみんなを元気にできる�Aイドルになることです!」
これから始まるんだ。�Aイドルへの�A道が―――
�Aイドルガールズ 〜トップ�Aイドルを目指して〜
―――私は�A�Aイドルになりたかった。
女の子の誰もが�A一度は夢見る�Aイドルに。
でも�A普通ならオーディションなんて受けずに�A夢を見るだけで終っちゃうと思う。
だって�A「�Aイドルになれる」なんてそう簡単に思えないもん。
私がオーディションを受けたのには理由がある。
「春菜�A�Aイドルにならない?」
「えっ!?」
ある日�A私は突然お母さんにそう言われた。
�Aイドルにはなりたかったけれど�A私みたいな普通の女の子がなれるとは思わなかったから……
「ならなくていいよ……」
だから�Aそう言って断った。
だけど�Aお母さんは諦めなかった。
「春菜�A�Aイドルになりたかったんでしょ? ほら�Aこれ見て!」
お母さんはそう言って紙を差し出す
「えーと�A�Aイドル募集……?」
その紙には�A『�Aイドル募集』と書いてある。
お母さんが目で「下まで見て」とうったえるので�A私は紙を最後まで見てみることにした。
○○事務所�A○月○日土曜日�A12時よりオーディション開始。
中学生以下�A特に小学生を募集しています……!?
「あなたはまだ小学生。�Aイドルになれるチャンスはあるのよ。夢を捨てないで」
ここの事務所でなら�A私は�Aイドルに……!
「お母さん……
私�A�Aイドルになるよ!」
自分でもよく考えてなかったって思うけど�A私はお母さんの言葉で�Aイドルになることを決めて�Aこのオーディションを受けたのだ―――――
「はるなさん�Aですね。始めましょうか」
「よろしくお願いします!」
オーディションは�A意気込みを言ったり自己PRをしたり�A面接をすることだった。
「……みんなを元気にできる�Aイドル�Aですか。具体的に�A説明できますか?」
「はい�A出来ます!」
……こういうことを聞かれても�Aちゃんと答えられるように考えてきた。
「歌番組とか見てると�Aとっても元気になって明るくなるんです。そんな思いを�A今度は私が他の人に届けたいんです!」
「そうですか。とてもいい目標だと思います」
「ありがとうございます!」
私の思い�A認めてもらえたのかな……?
―――その後も色んな話をして�A時間はすぐに過ぎていく。
「はい。この辺で終わりにしましょう。合格発表は後日�A郵送させていただきます」
「ありがとうございました!」
オーディションが終わった。
私は頭を下げておじぎをすると�A面接室をあとにした。
……やれるだけのこと�Aやったよね?
参加してる女の子たちはたくさんいたけど�Aどれくらいの人数が合格するんだろう……。