定員 何人でも
ルール 短文でも、長文でもOK。
自分のオリジナルキャラを脇役として登場させてもOK
テーマ 人数が集まったらまた聞きます。
一応、主人公だけ書いておきます。
藤原夢乃 (ふじわらゆめの)
14歳。中学二年生。
テーマが決まり次第、細かく書いていきます
まだここまでしか決めてませんが、よろしくお願いします!
いよいよ待ちに待った、悠馬とのデートの日。
昨日なんて、楽しみすぎてなかなかな寝つけなかった。
いそいそと待ち合わせの場所へと向かうと、悠馬がもう待っていた。
「おはよう、悠馬」
毎日会ってるはずなのに、胸がドキドキする。
「おう、おはよう」
悠馬は微かに顔を赤らめながら、そういった。
遊園地は思っていた以上に人が多く、悠馬と逸れそうになった。
私は慌てて悠馬の服の裾を引っ張った。
「…服、伸びるだろ…」
そう言い、そっと私の手を握った。
悠馬の髪の間から僅かに見えた耳が、赤く染まっていた。
私はそれに応えるかのように、悠馬の手を強く握った。
「俺、ちょっと飲み物買ってくるから、夢乃はここで待ってて」
悠馬の言葉に、私は素直に頷いた。
ベンチの背もたれにもたれ、ぼんやりと空を見上げる。
突き抜けるような青空が目に染みた。
突然の風が吹き、私の防止が飛ばされた。
帽子は宙を舞いながら、地面に落ちた。
私は慌てて帽子を拾い上げると、誰かとぶつかった。
「あ、すみません」
とっさに謝り、顔を上げる。
そこにあったのは、僅かに憂いを帯びた表情の、黒瀬君だった。
>>455
ソレナ
>>456
そこにあったのは、僅かに憂いを帯びた表情の、黒瀬君だった。
何故かストーキングをしている黒瀬を想像してしまったw
「あ、黒瀬君も来てたんだ」
私は動揺を隠すため、努めて冷徹に言い放った。
「う、うん。奏と来てて。今『Pick flowers』って言ってはぐれちゃったところだよ」
「それ動かない方が良いやつ……それで? 別れたのはどこ?」
「僕たちはまだカップルだよ?」
「そうじゃなくて……」
なんで伝わらないかなぁ。もしかして、バカなの? 前の会話から奏と別れた場所を聞いてるんだけど、伝わってない? それとさりげなく『奏』って言ってたよね。
いや本当はわかっててボケてるんでしょ? ……首を傾げてる当たり本当にわかってなさそうなんだけど。もしかして、本当に、黒瀬君って、ポンコツ?
「とにかく、奏と別れたところまで戻りなって」
別れてからどれくらい時間が経っているのかは知らなけど、一応戻った方が良いと思う。そのつもりで言ったんだけど……
「ごめん。それはできない」
黒瀬君から放たれたその言葉に、私は言葉を失った。真剣な表情で帰ることを拒否……? 黒瀬君は一体何を考えて……?
黒瀬君の言葉はそこで終わっておらず、次の発言を聞いた瞬間、私は絶句した。開いた口がふさがらない、とはまさにこの事だろう。もし金魚のモノマネグランプリがあったらぶっちぎりで優勝できそうなほど口をパクパク開閉させる。
「だって僕、迷子だもん☆彡」
中学生にもなって遊園地で迷子とか貴様本当に何者だ! 奏が可哀そうだろ! てか連絡先くらい交換しとけ!
>>457
キョウカラガッコウダッタンダー
さわやかにウインクする黒瀬君の顔に、私は激しい憎悪と嫌悪を覚えた。
こいつ。こんなにイケメンじゃなかったら即パンチしてやるぞ。
メラメラと私の中で炎が煮えたぎっていた。
「夢乃ちゃん」
「何だね」
わざと怪訝そうな顔をして、黒瀬君を追い払おうとする。
だがその努力も、虚しく砕け散った。
「奏のところに、行きなよ」
湧き上がってきた感情を必死にこらえて、そうつぶやく。
「だから、それは無理だって」
その瞬間、私の頭の中で何かが切れた。
次の瞬間には、躊躇なく黒瀬君をフルボッコにしていた。(デジャブ)
「ホント、あんたって最低。見損なった」
吐き出すように、そういった。
黒瀬君はわずかに目を見開いて、でもすぐにもとの笑顔に戻った。
無言で私の手をつかむ。
「このまま、二人で逃げようか」
黒瀬君の唐突な発言に、私は開いた口がふさがらなかった。
「何も言わないってことは、いいんだよ───」
「あれ? 黒瀬じゃん。どしたの?」
「げっ、橋本もう帰ってきたのかよ」
黒瀬君が私の手を引き連れて行こうとしたその時、飲み物を買いに行っていた悠馬が帰ってきた。
「えっと夢乃? 今、どんな状況なのか教えてくれないかな?」
「奏? そこは彼氏である僕に聞くところじゃ……」
奏と共に。まぁ大体予想はできる。どうせたまたま会ったんだろう。私と黒瀬君みたいに。それで、悠馬と一緒に私のところに来て黒瀬君を一緒に探すのを手伝ってもらおうと思ってたのかな。でも私のところに来てみれば黒瀬君がいて、どういう状況なのか私に問いかけてる、と。
おーけー。状況を整理しよう。
・悠馬とデートをしに来た。
・悠馬が飲み物を買いに行った。
・その間に黒瀬君と出会った。
・私の手を、黒瀬君が握っている。
・その場面に黒瀬君の彼女である奏が私の彼氏である悠馬と遭遇。←いまここ!
あ、あれ……これ、結構ヤヴァイ感じ? 奏が私に問いかけたのって黒瀬君が信用できないからだよねそうだよね? 私の事を睨みつけてるように見えるけどそれは私の目の錯覚だよね?
「えっとこれはね奏……」
「浮気者は黙ってて」
「……」
黒瀬君は奏にぴしゃりと言われ、押し黙った。上限関係がはっきりしててわかりやすいね! ってそんなこと言ってる場合じゃない。うん。もうこんなことが二度とないように正直に言おう。私が悪いわけじゃないのに何故私が決意しないといけないのか。謎だ。
「ふ〜ん? 黒瀬君は彼女がいるのに他の女の子を口説くんだ? へ〜?」
全てを奏に話したところ、奏は感情を隠すどころか爆散させるように言い放つ。私が言うのもなんだけど、黒瀬君可哀そう。……うぅっ、頬が痛いよ〜。
「ちょっと何すんのさ悠馬!」
「いや夢乃が笑いたそうにしてたから笑うことができないようにしようと思って」
笑いそうだったのは否定しないけど! だからって……だからって! 頬を抓るのはダメだと思うよ!
「ぷにぷにで気持ち良かった」
「そ、そう……」
嬉し恥ずかしイチャイチャカップルフィールド、展開! 説明しようこの技は相思相愛のカップルのみが使用可能な非リアどころかラブラブ感が足りないカップルでさえ引くくらいの桃色空間を作り出す技だ! 喰らった奴はタヒぬ!
「護。ちょっとあっちで話そうか」
「え、いや、ちょ……あぁ、そういうことか。わかったよ」
奏は黒瀬君を連れて人目につかなそうなところまで向かった。『護』って呼んでたし許してあげたのかな。それともそれとも、私たちのラブラブパワーにやられた?
あ、私の空耳だと思うんだけど、黒瀬君の叫び声が聞こえる。あれ? 悠馬も聞こえるの? フシギダネ。
「次は何しようか」
「え、もしかして悠馬さっきの修羅場(笑)楽しんでた?」
「それはお前もだろ?」
「ありゃ、分かってた?」
「もちらん。夢乃の思ってることなんてお見通しだ」
「もうっ! 私だって悠馬の考えてることなんてわかってるんだから。当ててあげようか?」
「う〜ん。いや、いいや。俺が自分で言うよ」
「ゲームしたい」
「空気読めよッ!」
>>460
夏休みの宿題今日提出用以外まったくやって無くてこの週末徹夜缶詰確定宣告を自分に出したけど、死んでからが本番だと思ってるので大丈夫です!←ラノベのタイトルにありそう。思うよね? よねっ!?
>>463
ああなるほど!(震え)ww
悠馬は笑いを堪えながらやさしく私の頭をたたいた。
修羅場も無事、円満解決(?)し、黒瀬君と奏はいつの間にかどこかに消えていった。
悠馬とのイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャモードを再開した。
「さて夢乃。気を取り直して………次は何に乗りたい?」
「観覧車!」
私はすぐさまそう答えた。
「えっ………観覧車………観覧車」
悠馬が青ざめて、震えている。私はすぐに察した。
「ねえ悠馬………もしかして、高いところ、苦手?」
「そ、そんなわけないだろ!さあ夢乃……行こう!」
悠馬は激しく否定して、首を左右に振った。
「ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん……ホントに大丈夫なの?」
「だ、だ、大丈夫でしゅ」
悠馬が噛んだ。動揺していることが伝わった。
観覧車の待ち時間は意外に長く、その間中悠馬はずっと白目をむきかけていた。
絶対乗る、乗ってみせる、と悠馬は意地を張ったまま、動こうとしなかった。
秋なのに、太陽がまぶしい昼下がり。
あれ………なんか………クラクラする………
次の瞬間、私は意識を失った。
悠馬の声が、少しずつ遠のいて……いっ……た………
「……の。……ゆ……の。……夢乃」
「う……んぅ……?」
「おはよ、夢乃」
「おふぁお〜……ここ、どこ?」
目が覚めると、悠馬の顔が真上にあった。しっかりと視認はできないが、声からして悠馬だろう。それにこの私が他人と悠馬を間違えるわけがない。
次第に、はっきりと視界が感覚として私に戻り、思考も再開していった。
まず目に飛び込んできたのは、予想通り悠馬の顔。……ん? 真上に、顔? え、どういう状況?
「ここは観覧車の近くにあるベンチだよ。夢乃大丈夫? 熱中症かもよ。今日は帰る?」
再開させた思考回路に電流を流し、脳を高速で回転させる。そして、現状がどうなっているのかを察した。かすかに頭が熱くなる。寝起きで加速させた思考回路のせいだと思いたい。
「目が覚めたならちょっとどいてくれるかな。のどが渇いちゃって」
私はどうやら、悠馬に膝枕されているらしい。改めて状況を鑑みて、私は頭だけでなく顔も赤色化させる。それと同時に起き上がり、悠馬の上からどく。
「本当に大丈夫?」
「だいじょう、ぶ」
「……まだ遊ぶ?」
「ぜったい、あそぶ」
「じゃ、ゲーセン行こ?」
悠馬はそう言い、手を差し伸べてきた。行先に不満はない。できれば外で遊びたいという気持ちがないわけではないが、悠馬が私を気遣って室内で遊べるところに誘ったのだろう。
パンッ! カンッ! パンッ! カンッ!
室内に複数の音が響き渡る。遊園地なので人数は多くないが、それなりに需要があるのだろう。
「フッ……!」
「はぁっ、はぁっ……」
悠馬の荒い息遣いが聞こえるが、私の呼吸はそれ以上に乱れ、それだけで疲労を感じさせることすら可能なほど。
「まだまだ!」
「もう、無理だよぉ……」
容赦のない悠馬の攻撃が、私に突き刺さる。激しい動きをするそれは、今の私にとって一番の恐怖。
「悠馬、私がこんなに動けないの知ってるよね……?」
「でも、楽しいから!」
「……」
下にある穴から噴出されるものにより、それはすぐさま一種の弾丸となり、私に向かう。それに必死に対抗しようと試みるが、速すぎる。到底私には敵わない。
「いくぞ……受け止めてみろ!」
「くっ……速いっ!」
悠馬の渾身の一撃は、私の抵抗を一切受け付けず、私の下にある穴に勢いよく突入していった。スッカーンという気の抜ける音を残して。
ゲームセンターにあるエアーホッケーを楽しんだ私たちは、同じ建物の中にある休憩スペースのような所で一休みしていた。
「悠馬酷くない? 運動神経違うんだし、手加減してくれても……」
「俺、勝負は一切手を抜く気はないんだ」
「なにかっこよく言ってるの女の子相手に本気出すとかキモ」
「夢乃は一切容赦せずにズバッと言い切るよね。結構心に響くんだよ?」
いやそれは手加減しなかったお前が悪いだろと言うツッコミは置いておき、私は休憩スペース内の高いところにある換気用の窓を見つめ、悠馬に話しかける。
「ゲームで、遊びすぎたかな。もう夕方だよ」
「……時間的にどうかわからないけど観覧車に行こうか。待ち時間があっても今なら耐えられると思うし」
「あれ? 悠馬大丈夫なの? 観覧車なんか乗っちゃって。ちびらない?」
「ち、ちびらねーし! 俺はそんな子供じゃない。……そう、子供じゃないんだ」
悠馬の最後のつぶやきは、聞こえなかったことにしておいてあげよう。どう考えても自己暗示だもん。
やっほーーーー!帰ってきたよーーーーー!オワッタヨーーーーー!(何が、とは言わない)
ごめんね、全レスからROMってた。よーし、書いていくぞー!過疎るなよっ!?
それから私たちの乗る順番が回ってきた。
私は地面と少し間のある観覧車に飛び乗った。悠馬に手を出し、その手を悠馬が握った。悠馬…ホントに大丈夫かな。私はそう思った。手を握ったとき、悠馬の手汗がすごかった。
「俺、やっぱ夢乃が好きだ。」
観覧車の中で私はそう言われたんだ。
「どうしたの?急に改まって。」
私はそうきいてみた。
「いや、なんでも。」
私は「そっか」と言って、窓を見た。
「綺麗な景色!」
私の口から、思わず声が出てしまった。
「お、おう。」
悠馬は震えた声で言った。やっぱり悠馬、高所恐怖症なんだ。
「私さ、好きな人と観覧車に乗るのが夢だったんだ。悠馬、ごめんね。」
私はそう言った。
「よかったな。」
悠馬はそう言った。
「うん。よかった。」
つぶやくように私は言った。
「俺が優しくて。」
「はぁ?」
思わず声を出した。
そして2人でクレイジーに笑いまくった。
いつのまにか、観覧車は下の方へ戻っていた。
「さ、終わりだよ。降りよう?」
観覧車のゴンドラが搭乗口から搭乗口までの一周を終え、私たちはさっきゴンドラに乗った場所に帰ってきた。それを私は顔を真っ青にしてる悠馬に伝え、手を引いてゴンドラの外へ出ようとする。
しかし、それを拒む力が私に伝わった。
「夢乃、もう一周」
誰でもない。私と繋がっている悠馬だ。悠馬は開けられたドアの前に立つ私を、ゴンドラの中へ誘うような力で、私を引き戻そうとする。まるで、何かに縛られる、地縛霊のように。
「ダメだよ。他の人に迷惑だもん」
こういう会話をしている間にも、ゴンドラはゆっくりと円の最低点まで達し、今度は上昇していく。そして、私たちが言い合っている間に起きた変化がもう一つ。
ガチャン
ゴンドラの扉が閉められてしまったのだ。唯一安心なのは、スタッフが何も言わずに扉を閉めたということは、他の客がいないということ。つまり他の観覧車に乗りたい客がいないことが救いだった。もし順番待ちをしている人がいたら、罪悪感でいっぱいになっていただろうから。
「悠馬、どういう事?」
私は眉を吊り上げ悠馬に問う。悠馬は私の対面の席に座り、俯いていた。
流石に頭にきた私は、席を立ち、悠馬の隣へ座った。私と悠馬の距離は、手を少し延ばせば届く距離。
「ごめん、夢乃。俺、少し乗り物酔いしたかもしれない。だから、これから言うことは俺の本心とは限らないし、虚言かもしれない。だから、独り言とでも受け取って、聞き流してくれ」
囁くような悠馬の声。恐らくさっきまで私がいたところでは聞こえないであろう声量。隣に来たことで分かる震え。
私はその悠馬の言葉に、静かにうなずいた。
「ありがとう」
「俺は、夢乃が好きだ。ずっと前から。きっと……いや、絶対いつまでも夢乃を好きだと断言できる。夢乃は俺には勿体ない程可愛くて、美しくて、儚くて、尊いくて、愛しい人。夢乃が俺の事をどう思ってるのかは分からないけど、俺は夢乃の事をこう思ってる。
俺の余命は後10ヶ月と少し。この月日だけが、夢乃と居られる日だと思うと、胸が───心が、締め付けられるように痛い。これって、病気かな」
悠馬の口から紡がれる言の葉は、私の耳に優しく木霊し、私の脳内で激しく木魂する。しかしそれらは全て虚像で、全てが虚空の彼方へと消え行ってしまう。そんな感じがした。
だから、今一番伝えたいことを、伝えよう。
「悠馬。心が締め付けられる病気、私知ってるよ。だって私もその病にかかってるもん。それはね。───恋の病、だよ。その人もことを思うと苦しくなって、会いたくなって、いてもたってもいられなくなって。これは、そういう病気。私も、かかってるって言ったよね? そうだよ。この病は全員にかかるんだよ。ほら、ここ触ってみて」
悠馬の手を取り、私の胸に押し付ける。いつもの悠馬は顔を真っ赤にさせるけど、今の悠馬は違う。ほんのり赤いような気もするけど、それは仕方ない。だって、その表情は真剣だから。
「わかる? ドキドキ素早く鼓動してるでしょ? これは、悠馬の近くにいるから。───好きな人のそばに、いるから、だよ」
「好きな人のそばにいると、つらい?」
「そんなわけない。そばにいるだけで楽しいし、嬉しいし、つらいなんて感情は無くて、全部が全部『+』方面の感情なんだよ。悠馬も、好きな人がいるならわかるでしょ?」
悠馬は私の胸から手を放し、最初の高所に恐怖を抱いていた目が、何かを決意したような色に変わった。だから私も、悠馬のしたいことを察し、決意を固める。
「夢乃……。ハグ、しても良いか?」
少し遠慮がちに放たれたその言葉に、私は無言で首肯する。
そして、段々と悠馬が近づいてくる。
腕が触れ合った。肩が触れ合った。そして……お互いの身体が、触れ合った。
「夢乃……」
「悠馬……」
悠馬の口から、吹きかけるような吐息と共に言葉が紡がれ、至近距離にある私の鼓膜を揺さぶる。それに私は、悠馬と同じく対応することで、両省の意を伝える。
それから私たちは、どちらからともなく体を少し離し、顔を近づけ───
悠馬のそれは、ゴンドラに乗った直後の時のように、震えていなかった。
絶対これ書きすぎた。一応文字数を載せておきます(文字数カウンターで調べた)。
■文字数(スペース込み) 2180
■文字数(スペース無視) 2098
■行数 69
■段落数 46
■原稿用紙換算(400x?枚) 6枚
ごめんなさい。書きすぎ!と思ったら好きな所でカットしてくださいペコリ(o_ _)o))
>>470
ごめんミスってた。
スペース込みで1740文字。スペース抜きで1681文字。原稿用紙は5枚程。
どっちにしろ書きすぎた。
>>471普通にすげぇ
473:美香:2018/08/27(月) 18:49今日は新学期早々の実力テストでした(白目)
474:大谷刑部:2018/08/27(月) 19:02テ・・テストのことは忘れよう‼(自分にも言い聞かせる)
475:美香:2018/08/27(月) 19:02 家に帰り、ベッドニダイブする。
目を閉じれば、今日の出来事が鮮明に思い出される。
まるで、夢のような一日だった。家に帰るのが、少しだけ惜しかった。
窓から僅かに差し込む月明かりが、私を照らす。
一瞬で、気持ちが切なさへと変わる。
ふいに胸が痛くなった。
その痛みさえも―――――――――幸せなものだった。
悠馬に出会って、恋をして。
時には傷つき、そして傷つけて。
笑って、笑って、笑って、泣いて。
楽しいだけじゃない。迷いも、苦しみも、嫉妬も、痛みも、そして、悲しみも。
知らなっかったころには、もう戻れない。
「恋」という名の病――――――――
それは、誰もを虜にする。
>>474
そ、そうだな・・・(震え)
>>474
俺も中間と偏差値出るテスト(名前忘れた)が来週あるけど戦略的忘却により勉強してない。ま、大丈夫だろ。最低でも偏差値50より上なら(楽観視して痛い目見る奴)
「はっ……!」
私はいきなり目が覚めた。優しい朝日とかではなく、我が母の強烈なビンタによって。ひどいよ。こんな美しい私の顔を叩くなんて! ネットでも叩かれたことないのに! ごめんなさい調子乗りましただからその仏のような優しい顔やめて!? それが怒り顔よりも怖いの知ってるよね!?
「ごめんねぇ、凄く殴りたくなるような気持ち悪いに焼けた顔してるもんだからつい」
「ついで娘の顔叩くとかそれでも親か!」
変な顔については言及しない。わかってるから。だって夢の中で悠馬と鬼ごっこしてる夢だったから。
花畑から始まって、海岸に浜辺、スクランブル交差点とか三途の川とかあったなぁ。
夢の内容を思い出しているうちに、ママンは部屋の外に出て行った。
「さて、着替えますか……」
ふと、ちらりと時計を見ると、なんと短針が8と9の間にあるではありませんか。
THE遅刻☆
「はぅわ!」
奇声を上げ、私はマッハで支度を整える。そしてリビングにあったトーストを握りしめ、外に出た。
そして、トーストを食べようと思った時に気が付いた。気が付いてしまった。
「汚い……」
トーストなのに握りしめてしまった……ぽろぽろと零れたカスが、私の制服にかかっていた。これはまだいい方だ。さらに問題があった。
「これじゃあ、できない……」
私の予てよりの夢だった『遅刻遅刻〜』が!
まぁ、結局遅刻して怒られたんだけど。マジ許さぬ夢の中の可愛い私とカッコイイ悠馬のラブラブ(現実よりはラブラブ度が低い。現実の方がラブラブ←重要)カップル。
さ、気持ちを切り替えていきますか。だって今日は、最近モブ役に徹している悪役風優等生芽依ちゃんと大事なO☆HA☆NA☆SHIがあるから
https://i.imgur.com/aNLvGIV.jpg
480:美香:2018/08/28(火) 18:53 >>479
これ私のイメージ画像
一時間目は歴史の授業だった。慌てて教室に駆け込んだ。
すると歴史の先生(女なのに肩幅が異常に広いので、生徒間では肩幅ひろ子と呼ばれている)が声を荒げた。
「また遅刻ですか?いいかげんになさい!そんなの大人になったら通用するんですか??え??」ぼこぼこにしてやんよ ( ・ω・)っ≡つ ババババ
先生の叱責に、私は肩を窄めてすごすごと席に戻った。
次の授業は、英語のテスト返却だった。
よりによって苦手な英語。点数は赤点スレスレだった。
すると、満天のテストを片手に、芽依ちゃんが意地悪そうに微笑んだ。
「あっれー夢乃ちゃん?どーしたのその点数!」
「あー英語は苦手なんでねーあー芽依ちゃん百点なのーすっごーいさっすがー尊敬しちゃうよー顔もかわいいし勉強できるしー実家大金持ちだしー性格悪いしーホントに憧れるわーでも赤点スレスレの私に向かって自慢はどうかと思いますけどそこはどうお考えでしょうか?まあ自慢しかできないのかーへえーふーんかーわーいーそーそういう人ってのはね集団生活の中で絶対孤立するんだよーあーでも芽依ちゃんは頭いいからそんなことは百も承知だよねーえ?まさか気づいてない?それはヤバいでしょーあーあーそんなことにも気づかないことのほうがかーわーいーそー」
私がそういうと、芽依ちゃんはニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤしていた。
私が気持ち悪いと思っていることすら、彼女は知らないのだろう。
あーあーーかーーーーーーーーーわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんな嘆きも、彼女の耳には届かなかった。
>>479-480
人間ですらねぇwせめて人にしようよぉ……ww
ブフォァwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
芽依ちゃんはニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤしていた。
読んでるときの俺氏。めっちゃにやけてたわw
次の授業は国語で、これまたテスト返しだった。あの何故かほぼ全ての教科がテストをやった週は忘れられない。なんで定期考査じゃないのにテスト漬けの一週間だったのか。私は当然死んだ。
「あれれぇ? おっかしーぞぉ? 何その点数ぅ! 低すぎて草すら生えないんですけどぉww」
「また来た」
やせいの めいが あらわれた!
ゆめのは どうする?
たたかう
にげる
おちょくる ◀
「ごめんねぇ〜悠馬とのデートとかメールとか電話とかで勉強の時間がないの〜。ま、カレシさんがいないどっかの誰かさんは? 彼女持ちの男の子の事が好きなどこぞの誰かさんは? 何もアプローチしていないように見える暇そうな誰かさんは? それはそれは時間を持て余していることでしょうねぇ〜? いいな〜私も勉強したいな〜♪ でもぉ? 私と悠馬の間に勉強に使うための時間なんてないわけでぇ〜? しかも〜勉強できなければ教えてもらうという口実でデートもできるし、別にいいかな〜なんて。でもでもぉ〜、教えてもらうどころか自分で出来て教えてもらう相手も教える相手もいない一人ぼっちの誰かさんは〜? たっくさん自習できるもんねぇ〜? 超羨まし〜」
「……」
芽依ちゃんの額にいつもより血管が浮き出てるのは気のせい。そう、目の錯覚なんだよ。だから拳を握り締めてるのも、芽依ちゃんの後ろに龍と虎となまはげとウサギのスタ〇ドが見えるのは全部目の錯覚なんだよ。
それとクラスの皆が芽依ちゃんに同情の眼差しを向けている意味が分からない。なに? 芽依ちゃんがどうかしたの? 顔真っ赤にさせてプルプル震えてるだけだよね? スタ〇ドは消えたけど。
「今回はこの辺にしといてあげる。感謝しなさい?」
「ありがとうございます。神様仏様非リア様(笑)〜」
はぁ〜楽しかった。さ、悠馬の所に行こうっと。若干私を見る目が変わっているのは私の魅力をまた一つ見つけたから?
>>482
私は人間ではありませんwww
>>484
スタ〇ドって何?ww
次もテスト返却。今度は世界史だった。かろうじて得意教科だったので、まあなんとか点は取れた。
だが………再び、奴が現れた。
「夢乃ちゃんまあまあだねー私は今のところオール100点だよー」
「うっわーまた自慢?ねえ?ねえ?ねえ?自慢って楽しい?え?あーあーきっとあなたは容姿と頭脳しか自信ないんですねーかーわーいーそーていうかさーその前に人の気持ち考えたほうがいいと思いますけど?学校という名の典型的な集団生活の場で、あなたのようなうっざい女は真っ先に嫌われるタイプなんですよー?知ってた?もちろん知ってるよねー?あなたは人をそうやって侮辱してあしらってバカにして優越感に浸ってるだけなんですよー?
こっちの身にもなってもらえますー?毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回ずーーーーーーーーーーーーーーーーーっと同じような自慢話聞されて?うんざりなんだよねーKYにもほどがあるっていうか―あなたのせいで私は病みそうなんですよ?日に日に心が荒んで言ってるんですよ?気づいてます?もうね、人として終わってるんですよ。だから私はこうやってあなたがどれだけ私をイラつかせているか、教えてあげてるんですよ?私はあなたを哀れんでいるんですよ?分かる?私はもっともっともっともっともっと悠馬の事考えていたいのに、あなたが邪魔するんですよ?おかげで私と悠馬との妄想劇場は強制終了させられて?あーーーほんとめーいーわーくーあなたと関わるくらいなら野生のゴリラと一週間暮らすほうがまだましですわ。いやもう豚の大群を家に入れるほうがましって感じーーーねえ聞いてる?ほーーーら聞いてない!あなたは人の話を聞かないし、ぶりっ子だし、自己中心的だし?
最悪じゃんwwもう一度自分というものについてよく考えたほうがいいのではないかと思うんですけどそこはどうお考えでしょうか?」
気づけば、隣で悠馬が爆笑していた。
>>487
性格悪すぎてわろた
「もうっ! そんなに言わなくたっていいじゃん!」
芽依ちゃんが突然甲高い声を上げた。その声のボリュームから、教室中の注目が私たちの方に向かう。そして、芽依ちゃんはさらに続ける。
「最近出番がないから出番が欲しいって作者に言ったらこの役なら出してあげられるよって言われて出された台本通りにちゃんとやってるのになんでここまでこっぴどく言われないといけないの!?」
「まずメタ発言やめようか」
それに芽依ちゃんは誰に言いに行ってどんな台本を貰ったのだろう。
「悪役風に登場したのに主人公にボコられるわ何故か失恋した認定になってるわで最悪! どうしてこうなった!?」
「作者に創られたから」
「そうだけどそうじゃない! むぅ〜〜っ!」
芽依ちゃんは頬をフグ……いやハリセンボンのように膨らませて目を潤ませ目尻にはすでに大量の雫が零れ落ちそうになっていた。これ私が悪いの?
「ちょっとこれからの展開聞いてくるー!」
芽依ちゃんはそう叫ぶと廊下に出て、どこかへ走って行った。救急車以外で初めてドップラー効果の例を見たかも。
その後、すぐに教室内は元の喧騒に包まれた。まるで何事もなかったかのように。
芽依さんのこれまでの活躍
【みんな黒瀬君のこと好きだから、夢乃ちゃん―――ひどい目に合うかもね└(・∀・)┐ズンズン┌(・∀・)┘チャッチャ 】
↑初めての登場シーン
その後黒瀬くん(当時は黒黒瀬くん)にキスされた後ノートを破られる(>>141)
↓
研修中に悠馬に抱きついて夢乃に殴られる
↓
一時期Mに目覚める
↓
テスト返却中に毎度毎度自慢しにきては罵倒される
↓
ついにメタ発言
>>491
まとめ乙です。黒瀬君にキスされた夢乃にノートを破られるが正しいですね(付け足しだよ!)てかよくそんな昔の持ってこれたなwww初登場シーンなんて忘れてたw
こうやって振り返ると芽依さんは波乱万丈な人生を歩んでいらっしゃるw夢乃なんて落ち込んで復活しての繰り返し、悠馬は病気、奏はそこまでで、黒瀬君は……ヨクワカラナイナー。
まとめ作業楽しくなったから一人一人の名言書いてみた
494:大谷刑部:2018/08/29(水) 22:06 夢乃編
>>49「私は、信じたくないけど、悠馬が死んじゃった時。胸を張って『彼女』だって言えるようになりたい」
>>115「…だって、君に嫌われたいから」
>>469「そんなわけない。そばにいるだけで楽しいし、嬉しいし、つらいなんて感情は無くて、全部が全部『+』方面の感情なんだよ。悠馬も、好きな人がいるならわかるでしょ?」
奏編
>>40「私、思ったんだ。あの時。夢乃を…助けたいって。
私が一番大事なのは、夢乃なんだって…」
>>220「夢乃……私は、悠馬君を譲ってほしいわけじゃない。でも、私が勝てる見込みなんて全くないとわかってるけど、私は。あなたに、───悠馬君の彼女であるあなたに言う。私は、全力で悠馬君を堕とす。だから……身勝手だってわかってるけど、私は、貴方のライバル。私にとられないように頑張ってね?」
>>425「はら、夢乃って大体相手の考えないじゃん。相手のために考えてる! とか言っても本人からしたら迷惑、ってことは夢乃の場合よくあるよ? ソースは私」
「でも、それでも夢乃はいつも頑張ってた。それに私は負けた。でも今回はどう? たった数回悠馬君に拒否られたくらいで何へこたれてんの!? そんな暇があるなら自分のエゴを貫き通しなよ!」
悠馬編
>>106「一人で悩むなよ。俺を頼れよ。もし今度何か円城寺に言われたら、俺に言え。ぶっとばすから(メ゚皿゚)凸」
>>432「俺はこれから、夢乃のために生きる」
黒瀬編
>>24「自分の幸せか、親友の気持ち……それは、僕には決められない。僕なら、両方得る道を探し出す。どれくらい時間がかかろうと」
黒瀬君・・最初は良いやつだったじゃないか・・
>>459「だって僕、迷子だもん☆彡」
芽依編
>>80「みんな黒瀬君のこと好きだから、夢乃ちゃん―――ひどい目に合うかもね└(・∀・)┐ズンズン┌(・∀・)┘チャッチャ」
>>93「そう。明日からが楽しみね+゚ゎくゎく.+゚(o(。・д・。)o).+゚ぅきぅき.+゚」
>>490「悪役風に登場したのに主人公にボコられるわ何故か失恋した認定になってるわで最悪! どうしてこうなった!?」
というわけで次でいよいよ500となります。
500:匿名:2018/08/30(木) 00:27500
501:大谷刑部:2018/08/30(木) 02:49 ↑いつのまにかとられてた( ; ゜Д゜)
500おめでとうございます🎉
このスレも折り返しかぁ……さて、この小説の折り返し地点はどこだ!?
503:美香:2018/08/30(木) 22:08あああ………そろそろ書かねばww
504:GALAXY:2018/08/31(金) 07:39夜になっても誰も書いてなかったら書きますか……
505:美香:2018/08/31(金) 12:17そうですねぇ💗だれかぁかいてぇ💗ゎたしはぱすするよぉ💗
506:美香:2018/08/31(金) 18:49 >>505
成りすまされた
私は高校生なので、学校がもう始まっている時間です。
え?何?ふざけてるの?ネタ?
ネタならネタと言ってください
名乗り出ないと、アク禁にします
>>505
なぁ。
リレー小説やってんの。
すこしくらい書けや。
まぁ?文才がない奴が駄文を垂れ流すのよりはマシだけど。
しかも小文字とかキモwww
カス同然だな。あ、それはカスに失礼かな?w
えらそうに自分はしないくせに丸投げしやがって。
レス禁な。スレ主だろうが関係ない。
暴言で注意するのは同類でしょ。不快。
511:山田さん。:2018/08/31(金) 20:30上から目線やめたほうがいいよ。
512:美香:2018/08/31(金) 21:26 >>509
私は書いてない。
信じて
514:美香:2018/08/31(金) 21:35 それに、パソコンだしハートとか打てないし
ちょっと調べたら誰が成りすましたかなんてすぐわかるし
そんなの自分が損するだけじゃん
信じてよ………
516:大谷刑部:2018/08/31(金) 23:01 1日ぶりに来たらなんだこの荒れっぷりは(困惑)
>>515俺は信じるぞ☺
部外者ですいません……ちょっといいですか?
この場合、これから美香さんがトリップを付ければ良いと思いますよ。
あくまでも『これから』です。
今までの事を水に流せ。とは言いませんが、本人がやっていないと言うのなら信じた方が良いと私は思います。
なんと言ってもこのスレの主様ですし、それに今までこのスレを一緒に作り上げてきた人ならきっとこんな事をする人ではないと分かるはずです。
トリップの付け方を一応載せておきますね。
他の方も、なりすましが味をしめてまた成りすましをやる可能性もないとは言いきれないのでつけた方がよろしいかと……個人的にですが。
#のあとにすきな文字や数字を並べれば適当な文字が出ます。
#の前に@と0〜10の数字を並べると、その数字の分だけの文字が出ます。
数字を入れないと2文字トリップになり、それは比較的被りやすいので伸ばした方が安全です。
成りすましをされてでも、トリップを付けたくないというのなら腹をくくってどうぞ……。
気に入るようなトリップを探したければ、初心者板に言ってください。
乱入失礼しました。上から目線だったらごめんなさい……。
>>517初めてその方法を知りました。( ; ゜Д゜)
以降はこの名前でこのスレに書き込みます。
「…だいだい9月27日。でも、最新の技術で診断したから、ほぼほぼまちがいないだろうって」
その日は、奏の誕生日だった。
↑悠馬の死期まで後どれ程ですか?美香さん、Galaxy さん
Pink △ LMONADE さん
>>510-515 >>517
不快な思いをさせてしまったようです。誠に申し訳ありませんでした。
弁明させていただきますと、誰でも気付けると思っておりました。そして、>>509で書いたことは、一切本心ではありません。適当に書きなぐったものです。もう少し柔らかく書けばよかったと今更ながらに後悔しております。
>>517で言われています通り、美香さんがこのような発言をするとは思えません。さらに文字の使い方まで違っている為、なりすましなのは明確でした。普通に指摘すれば良かったと思います。ですが、遊び心が混じってしまい、このようなことになってしまいました。
そして、自分の書き込みに対して説明いたしますと、頭文字を読んでいただけたらと思います。パソコンからならば大丈夫だとは思いますが、自分のスマホで確認したところ、一部長すぎたため二段になってしまっている分があります。その場合は、改行がされている所の頭文字を読んでください。
自分の軽率な書き込みにより、皆様に不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。もう来るなと言われましたら速やかに去る所存です。重ね重ねお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
追伸:>>517 トリップを付けた方が良いというアドバイス、ありがとうございました。元々トリップの存在は知っていましたが、今回の事を元に、これからはつけようと思います。
そして、>>519 自分も知りません。時間軸がはっきりしてないんですよ。しかもそのセリフって最初の方のですよね? 違ったたらごめんなさい。でももしそうなら最近は何故か寿命が延びているのでそれよりも後に逝くと思います。自分の記憶が確かなら、ですけど。
成りすましなんか気にしないほうがいいと思うよ。どうせネタでしょσ(^_^;)
522:美香◆.E:2018/09/01(土) 17:58 皆さんに色々と迷惑をかけてしまい、本当にすみません………
トリップ付けなかった私にも責任があるので、これからはトリップを付けていこうと思います。
GALAXYさんも気にしないでください。
さあ………気を取り直して始めましょうか
>>520
「なりすましかえれ」
になってる………
今気が付きました………
>>522
本当にごめんなさい。
続けさせてもらってもいいんですか?
>>432で「秋風」と書いているので、11月くらいですかね?
526:美香◆.E:2018/09/01(土) 18:03 >>524
いいですよー
気にしないでください
>>526
ありがとうございます。この小説が終わるように頑張りましょう!
>>527
そうですね!
今日は日曜日。私はまた悠馬の家へと向かう。
いつもは静かな町が、今日はやけに騒がしい。
疑問を抱きながらも、私は悠馬の家へと足を進めた。
すると、悠馬の家の前には人だかりができていた。
人ごみの間から、赤い光のようなものが見える。
嫌な汗が、私の背中を伝っていった。
人ごみをかき分け、目に飛び込んできたのは、救急車と担架に横たわっている悠馬だった。
悠馬の顔は、いつもの顔の面影を感じることができないほど、真っ青だった。
あまりの突然なことに、私は言葉を失う。
すぐそばにいた、悠馬のお母さんに事情を聞く。
「おばさん………あの………ゆ、悠馬は………」
悠馬のお母さんは、目を真っ赤にして、涙ぐんでいた。
「夢乃ちゃん………悠馬、昨日まで元気だったのに………今朝、突然倒れちゃって………」
「そ、そんな………」
悠馬は、辛そうに、苦しそうに顔を歪めている。
私は胸が張り裂けそうになった。
遠ざかる救急車と、けたたましいサイレンの音。
私は、その一部始終をただ傍観することしかできなかった。
こんにちは!(私はいつでもこんにちはと言う人です)
美香さん!なんか、ほかのスレに、美香〈偽物〉って人がいたんですけど、本当に美香さんですか?
その人がやっぱり偽物だったら、トリップ変えた方がいいですよ。
ごめんなさい!見間違えでした
532:美香♯RIN:2018/09/01(土) 21:15 >>531
良かった………安心しました………
>>531
トリップの付け方間違えた
翌日。私は制服姿のまま病院へ向かった。朝特有の肌寒い空気を一身に浴び、いつも悠馬と並んで歩いている通学路を、今日は逆方向に疾走する。
夜は眠れなかった。今すぐにでも病院へ行き、悠馬のそばにいてあげたかった。やっとのことで眠りについても、夢の中で悠馬が魘され血反吐を吐き、最終的に骨になっていくまでを早送りで流される。そんな夢を見た。悪夢だった。そんなわけないと思いたかった。でも、悠馬は病気で、まだ死んではしくないけど、この世に絶対ということは無いから、不安だけが蓄積されていった。
頬が痛い。低い気温に加え、走ることで勢いよく冷やされた空気に正面から衝突し続けているからだ。
頭が痛い。最初は一定間隔で現れていた白い息も、既に途切れることなく排出されている。呼吸によって得られた酸素を、ほとんど筋肉に使用する。脳にいきわたる酸素は必要最低限。
胸が痛い。絶えず呼吸を繰り返し、酷使しているからだ。通常ではありえないほどの速度で拡大と縮小を繰り返している。
心が痛い。悠馬が、心配すぎて。心配で心配で心配で。
そして、やけに長く永かった道のりを、走破した。目の前には巨大な病院。この中に悠馬がいる。私は2,3度深呼吸をし、自動ドアをくぐった。
鈍色にくすんだ空の下。私は聳え立つ病院を見上げる。
病院に駆け込み、悠馬の病室を聞く。
137号室―――――――看護師さんからそう告げられた瞬間、私は再び走り出した。
137号室には、真新しいインクで書かれた、「橋本悠馬」という札が下がっていた。
何度も何度も深呼吸をする。それでも呼吸は乱れてしまう。
動揺と不安で、手が震え、ドアを握る手に力が入らない。
いざドアを開けようとした瞬間、私は通りがかったお医者さんに引き留められた。
「お客様。大変申し訳ありませんが…こちらの患者さんは、現在、面会謝絶の状態です」
「………え?」
言っている意味が分からなくて、私は首をかしげる。
「この患者さんは………相当ショックを受けていて、今は………誰とも話したくない、と………」
「――――――――大変申し訳ありませんが、今日のところはお引き取りください」
医師から告げられた言葉は、「絶望」という名の、宣告だった。
翌日。今度はしっかり学校に行ってから悠馬の病院に行った。
勉強なんて身に入らなくて、授業中も、それ以外の時間もずっと悠馬の事を考えていた。
病院に着いた。悠馬の病室に向かい、真新しい札を確認した後、ノックをする。
コンコン
……返事はない。でも、私のはわかる。なんでかはわからないけど、絶対この病室に悠馬は居る。
だから、返事も聞かずにドアを静かに開ける。
───果たして、悠馬は居た。ベッドに横になり、目を瞑って眠っていた。一瞬、私に不安が襲うが、幸い胸が上下していたので安心した。
悠馬のベッドの横に備え付けの椅子を持ってきて、座った。そして、悠馬の手を握る。温かい。悠馬の体温を感じる。いくら悠馬が生きていると分かっていても、実感するのと視認するのとでは雲泥の差がある。私は、知らぬ間に頬を雫で濡らしていた。
目覚めたのは空が真っ暗になってからだった。私はいつの間にか寝てしまっていたらしい。悠馬の手を握りながら。
体を起こして眠り眼を擦りながら周囲を見回すと、目が合った。
「お、はよ……」
悠馬と。
「悠馬……」
「夢乃、ごめん」
「え……。ど、どうして謝るの?」
突然悠馬が私に謝り、私の中にとある予感が横切る。
「俺───夢乃と初詣とか行きたかったな。一緒に年越しのカウントダウンとかして、バレンタインとか夢乃からチョコ貰ってホワイトデーに俺が返して。一緒に誕生日を祝ったりして。そんなことがしたかったなぁ」
「ねぇ……な、何言ってんの? やろうよ、それ」
「ごめん」
「謝んないでよ……」
悠馬が、悠馬の口から言葉が紡がれるたび、私の中の予感が現実味を帯びていく。
「夢乃。俺、多分今年中に死ぬ。来年まで生きられても病院から出られないって。そもそもここまで生きられていることが奇跡だって。だから、後一ヶ月くらいしか夢乃と居られない。ごめんな」
悠馬が紡いだ言の葉は、私の心に激しく響き、私の思考回路を停止させるのには十二分だった。
私は錆びたブリキ人形のようにギギギと音がしそうなほどぎこちなく悠馬を見た。
病衣を着た悠馬は数か月前では考えられないほど痩せ細り、隣には薬が入った袋がつるされている。
そして、見えぬふりをしていたこと。見たくなかったこと。見ていたくないこと。私に不安を蓄積させる残量となっていたこと。それは───
悠馬の体の至る所に繋がれたチューブや線。それに、食べていない、いや食べれないのであろう残された病院食。それが、それこそが私を不安にさせていたものだった。
私はフラフラとおぼつかない足取りで悠馬に近づくと、無意識に抱きしめた。いつの間にか外は雨が降っいて、まるで私たちの様子を表しているかのようだった。
激しい雨粒が窓を穿ち、大きな音を私たちのいる病室に響かせていた。私の耳にはそれしか聞こえない。
悠馬の何かをすする音なんか、聞こえるわけがない。
今は、11月26日。あと一か月ほどしか悠馬は生きられない。
せめて、春まで生きてほしい。悠馬と一緒に、桜を見たい。悠馬と一緒に、進級したい。
悠馬と――――――――――――もっともっともっともっともっと一緒にいたい。
叶わない望みを胸に抱きながら、私は悠馬との思い出の場所の土手に向かった。
土手から見える、夕日の色に染まった皮を見ながら、私はぼんやりと物思いにふける。
紅葉も終わり、ひらひらと茶色の葉が舞う。それはまるで、私の心を映し出しているようで。
突然の風に、景色が揺れ動いた――――――――――ような気がした。
胸元には、悠馬がくれた、小さなネックレスがきらめいている。
私を勇気づけるかのように、赤く憂いを帯び、輝いていた。
私はネックレスを外し、手に取った。
悠馬との思い出が、一気に形となって甦る。
それを遮るかのように、空が轟々と音を立てる。
気が付けば、空は曇天に変わっていて、大粒の雨が降ってきた。
思い出なんて、いらない。
心が、苦しくなるだけだから………………………
さらに一週間ほどが経ち、日本は既に冬。地方によっては四六時中雪が降りしきっている季節。
朝遅くに日が昇り、夕方には既に日が落ち切っている。七時ごろにならないと暗くならない夏をは大違いだ。
しかし、そんな冬でも、私の中では夏よりも一日が長く感じる。一人だけこの世の時の流れに取り残されているような。はたまた、この世の理から外れ、一日の長さが数秒、数分、数時間伸びているような。そんな感覚。
夏はこれの逆だった。いや、違う。『あの時』までは、そうだった。『あの時』を境に、私の中の時間軸が狂い始め、遂に真逆までなってしまった。
今日も、悠馬の所へ向かう。日に日に痩せていく悠馬を見るのは、つらい。元気もなくなり、時々遠くをぼうっと眺めていることだってある。何を見ているんだろう。私には見えない何か、何かな。
病室へ着き、ノックもせずに室内に入る。そこには代わり映えのしない風景が広がっている。……少し違うか。薬の数が増えたし、繋がっている管の数も増えている。増々痛々しい悠馬の姿が、そこにあった。
「ゆめ、の……か」
「そうだよ」
「また、きたの、かよ……」
「うん」
会話が弾まない。弾む方がおかしいのかもしれないが、私は悠馬の声に端的に返答をするだけ。もう少ししっかりと返答をしなくてはと思ってはいるが、どうしてもできない。今から慣れておかないと、あとで大変なことになる。
死んでほしくないけど、死んじゃうのは確定。なら思い出を作らないといけないけど、悠馬の体力的に無理そう。だから、話すしかない。だから、悠馬が死んだとき、私は厖大な喪失感に襲われる。それだけじゃない。頭ではわかっているのだけれど、心では理解しないようにしてしまうかもしれない。それほどのショックであると、予想できる。だから、今からその喪失感を少しでも軽減するために、こうして接している。
お願い……誰か、悠馬を救って……っ!
悠馬に、生きてほしい。悠馬に、笑っていてほしい。そのためなら、何だってする。
そう決めていたはずなのに………………………
様態が悪化して、宣告日だったはずの9月まで悠馬は生きられなくなってしまった。
あと、何日だろう。指を折って数えようとする手を、私は止めた。
頭を左右に振り、何とか気持ちを切り替えようとする。
もしかして、私のせい――――――――――?
悠馬は病気なのに、遊園地に行った。悠馬の身体のことなど全く厭わずに、外に誘った。
そのときは――――――――――ただ幸せで。舞い上がっていて。
悠馬の病気のことなんて、忘れていた。
いや、悠馬の病気から逃げていた。「現実」から目を逸らし続けていた。
病に蝕まれてゆく悠馬の体を、されに傷つけたのは―――――――――――――私。
「藤原夢乃」が、悠馬を傷つけた。
私って、本当に最低だな。
俯きながら歩いていると、ポケットの中で、スマホが鳴った。
嫌な予感がして、背筋が寒くなる。
まさか、まさか、まさか―――――――――――――――――
恐る恐る開いてみると、悠馬が入院している病院からの、着信だった。
応答 そして 拒否
二つの分岐点にたどり着いた私。
私が、選んだものは――――――――――――――
『もしもし藤原さんの携帯ですかっ?』
電波を通して聞こえてくるその声は、慌てているような、そんな感じだった。
「はい。そうですけど」
とりあえず返事をする。そして、応答ボタンを押したことを一瞬悔やんだ。
悠馬に何かあったのかもしれない。そんな予感がした。だから出たくなかった。でも、悠馬の事だから、最期の最後まで悠馬に付き添ってあげたかった。
その二つの意見が私の中で対立し、激しい戦争を引き起こした。しかし、それも束の間。一瞬で校舎に軍配が上がった。私は一瞬迷った末、電話に出た。
それが、数分前の事。
電話から聞こえてくる音声は、既に私の頭に入ってこず、今は外界と私を断絶する結界の呪文となっていた。
私は駆け出した。場所は言わずもがな、病院だ。切り裂くような寒さが、私の全身を襲う。電話は耳に当てたまま、私は駆ける。
呼気は一気に乱れ、それに伴い疲労がものすごい勢いで蓄積されていく。それでも私は駆けた。全ては悠馬のために。悠馬のために生きると決めたから。
病院に着いた。急激に運動をやめたため、足がガク付き、数舜呼吸が苦しくなる。足はもう立っているのがやっとなほどまでに衰弱してしまった。それがどれほど激しく動いたのかを物語っていた。
病院内はいつもと同じく静まり返っていた。私は受付を済ませ、悠馬の病室に向かう。
何故だろう。悠馬の病室に近くなるほど音が聞こえてくる。話し声や、怒号。さらには何らかの機械の一定間隔で聞こえる甲高い音。
悠馬の病室までの廊下に着いた。そこから悠馬の病室の方へ眼をやると、悠馬のお母さんが立っていた。ハンカチを口元に当て、その瞳は照明を反射していた。
やっほ〜
久しぶり☆
学校始まってから来られる日が少なくなってしまった(T_T)
&
なりちゅましゃめてね💗おら''ら''ら''ら"ー💗ゎかった?💗ぁはは💗←こっちは本物
もしくはだけど…本名が「美香」だったのかな?それだったらなりすまししたわけじゃなさそうだから変わりに私が謝ります♪
こんばんはー
543:Galaxy GALAXY(スマホから&:2018/09/08(土) 12:23お久しぶりですー!
544:大谷刑部◆pk:2018/09/08(土) 13:11こんにちは(^^)
545:GALAXY◆PY:2018/09/08(土) 22:54……誰も書いてくれない系ですか?(あげ)
546:大谷刑部◆pk:2018/09/08(土) 23:381週間ぶりに来てみたら随分重苦しい話になっててビックリしたな、ほぼバットエンドっぽいけど・・誰か書いてくれるよね?
547:Galaxy GALAXY(スマホから&:2018/09/09(日) 00:02>>546 期待してますw
548:大谷刑部◆pk:2018/09/09(日) 01:01>>547書けたら書くわww(ヤバイ。バットエンドを書くのに慣れてないなんて口が裂けても言えない・・勉強してこよ)
549:sattaka:2018/09/09(日) 15:52 たまたま言いたいことが同じ人間が代々木公園に1607人現れたというのが事の顛末である。なぜそんなに集まったのかまだわかっていないが、当日自動培養菌にエラーが出ていたという。近隣の中学校に設置してあったPCが何物かによって壊されていたのも説明するには巨大な違和感が残ったままだ。
https://note.mu/sattaka
https://twitter.com/stalonede
>>549たぶん書く場を間違えていると思います。ここは小説板ですよ?というかなんの資料ですか?
551:GALAXY◆PY:2018/09/10(月) 23:05 おひさー
>>548 大丈夫。俺もバッドエンドの書き方わからないからw結局ハッピーエンドかそれに近いような感じになりそうだけど。
今週修学旅行〜行きたくない〜引きこもり志望のにわかオタク系男子に日光はきついのじゃ〜!
明日までに誰も書いてなかったら書きますか……
553:大谷刑部◆pk:2018/09/10(月) 23:37 >>551日光・・羨ましいぜ・・(修学旅行という名の語学研修ならある←3月に)
実はなんと、心臓病は治るかもしれないということが判明!
↑
今までのフラグが・・
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/child/pamph27_4.html#anchor-5
>>553 おおっとぉ!?ここで悠馬生存路線が見えてきたぁ!果たして、悠馬の運命や如何に!
555:Galaxy GALAXY(スマホから&:2018/09/11(火) 00:41>>553 紛らわしかったな。日光は小学校の時に行ったわ。今回は京都と奈良で、『日光』っていうのは『日の光』の方な(東照宮とか死にそうだったのはナイショ)。
画像|お絵かき|長文/一行モード|自動更新