真っ暗な部屋。ゴミだらけの部屋。唯一の明かりを放つデスクトップ上には、反政府記事のサイトがいくつ開かれている。机上には壊れかけたマウスとキーボードに、古びた本、それと血がこびりついて何年も経過したと思われる風化したナイフ。壁には、いくつもの穴と落書き。ここは誰にも知られていない黒き魂が宿った空間。
516:カレン◆u6:2020/04/04(土) 00:31
「 闘いのセンスもなければネーミングのセンスもないの?...使えないな 」
( 彼女にしては稀な、
本当に厭き厭きとしており、不満足な声色で
冷酷に宣言を為し )
「 くたばれ 」
「……ま、こんなんじゃ時間稼ぎにもなんねぇよな、俺達にだったら…
…さて、ニャルちゃん、カレン、分析よろしく」
(鞄投げて渡す…中身はさっきの形容し難い記憶の塊)
「……こういうのは二人の方が…」
( 刹那、輝き玉は消し飛び
木っ端微塵となり土にへと還った )
「 ……… 言いよう、描写…隠し玉…奥の手…戦闘能力…総合評価、1点 」
( 明らかな格下の時間稼ぎを散々に扱き下ろす
ドスを懐に収め、二人の方を向く… )
「 …お二人は如何ですか?」
「 分析なら聡いニャルちゃんの方が... 」
( 汚物には障りたくないと
たらい回しにして )
「 ……旧神を何だと思っているのですか…便利屋では無いのですよ?」
( 言いながらせっせか鑑定に入る… )
「 ……荒く、薄すぎて読み取りづらいのですが 」
「……舐め過ぎだよニャルちゃん…逆に聞くけどあんなん戦闘に入る?」
(クソゲーをやらされた気分…だるそうに頭を掻いてあくび…)
「……はぁぁ、なんだったんだろーね?…遊びたかったんなら色々上達させて来ればいいのに」
・・・・・・・・・・・鑑定の最悪な3分間後
「 ……………見えました。」
「 多分ごっこ遊びに興じに来たんだよ......それで傍若無人な振る舞いが得意なフレンズ、それだけ 」
( 優しく嘲り )
(手を消毒、泡付けて手洗い…彼にとって汚い物を触ったという感覚)
「……うぇ、落ちるか?」
・・・・・・・・三分後
「…鑑定ありがと、何か分かったか?」
「 願わくばキミの眷属になりたいな 」
( ニャルラトホテプの鑑定の手早さに
惚れ直したよ、と思わずジョークを言って )
「 …………如何も、短期間で自らを大きい形で確立させたい様です…。
彼、及び彼らの行動は黒幕にとっていい様に扱われていますが、一つ一つに
昔の私と同じ様な…若き日故の、慣れぬが故の焦りが見られます 」
( もう触れるのも嫌そうに記憶を雑に放って捨てる )
「 …熟成されればマシにはなるでしょうが… 見た所、我らが
『 学園戦争 』を中心に動いていた時の未熟さをミックスした様な
粗雑を中心とした荒唐無稽の塊が、今の彼らです…練度の差は歴然ですね 」
「……ふーん、そっか」
(聞いてもそこまで面白くも無く、つまらなかった…
……個人的に学園戦争にも参加をしていない為あまり同情できず)
「……それで終わりね、まぁ、有益…か?どーだろ…」
「 ……現在の行動倫理は…… お家騒動によるグレた子息が
迷走を続けた結果、独りよがりの悲しみを持て余し、『 一真擬き 』の名を…
受け継ぎ、やはり身の丈に合わぬ故に敵粛慎を買っている様ですが… 」
( 腕を組み、ジョークにちょっと目を逸らしてカレンを小突く )
「 …黒幕も、彼の熟成された後の強さには注目している様子です…
今は何やら 我らも見たことのある少女を拾って敵対しているらしいですが
黒幕も手なづける事は諦めていない様にも… 」
「 …私の解読力ではこれが限界です… 仲間の記憶もある様でしたが
こんがらがり過ぎて… 」
( 頭を抑えて少し、ふらり )
「 随分と奇を衒った火遊びをしてるんだねえ、
ンでその結果が散々な嫌われ様って有る意味同情だわ 」
「……じゃあ何?そいつは認められたいってのと子供の反抗期ってのであんのセクハラ野郎モドキの二代目…ちげぇわ、三代目か?……ふーん、まぁいいや、お疲れ様…帰る?二人とも」
(転がったおぞましい記憶の塊を握り潰した後、二人の方を向き問いかけ)
「 帰ろ帰ろ、今日はもう充分な収穫を手に入れたからね 」
「 ………えぇ… お二人先に…お帰りなさって下さい… 」
( 座り込み、片手で頭抑え )
「 ………… 」
「……はぁ、ある意味疲れたな、ある意味」
(リラックスと言わんばかりに手を組み思いっきり伸ばして)
「 ニャルちゃん大丈夫?おんぶして行こうか? 」
〔(さて……亡霊状態だけど、さっささと元に戻すか)〕
(そう思い、瞬間移動した)
「 ……お言葉に甘えて… 」
( 鞘付きの打刀を杖代わりにしてふらふらと立ち上がる… )
「 ……… 」
〔(……はぁ……面倒くさい……)〕
(岩とかそこらを魔法で消す)
「 無理しちゃ駄目だよ 」
( 倒れかけのニャルラトホテプを担げば )
「……無理すんなよ?…休みたいならいつでも休んでいいからな?」
(ふらふらの様子に心配して声掛け…ると同時に
いつもとは違う雰囲気感じ取り)
「…俺の城にもさ?幽霊つーか、透明な奴居るんだよね…出てき…あぁ、嘘、出てくんな、関わんのがめんどくさい」
「 ……予想以上に… 解析とは疲れるものですね……
…………姉様が……いかに…すさまじぃ…… 」
( かも不可もなく担がれ…羞恥もあれど、親友の背中は安心感と
結構良い寝心地があり… 数秒程で瞼を閉じ、寝息は立てずに眠り始めた )
「 ……………… 」
「 あはは、眠っちゃったか...余程疲れてたんだろうね 」
「……分析ってのは難しいよ、本当に…じゃ、カレン頼んだよ?」
(胸がざわつく感じを抑えながら帰路に着き)
「 もちろん♥️ 」
「 …………ふわぁ… 」
547:雪りんご:2020/04/04(土) 01:15ニャルさん、あなたは旧支配者
548:雪りんご:2020/04/04(土) 01:16 にゃる・しゅたん!
にゃる・がしゃんな!
にゃる・しゅたん!
にゃる・がしゃんな!
「 ………ぅ 」
( 魘され気味 )
「 しーっ、騒がないでね! 」
『…ぁ、』
(時が操られる度に思い出す、自分は"誰"かを。能力を。そして超高速で動き出す彼女の時間。目の傷は煙と音を立てて消え、レモンイエローの澄んだ目が開かれる。伸びたプラチナブロンドの髪をうざったい、とばかりに鎌で切り落とし、首には"誰か"に貰ったチョーカーを付けて。急成長をした体には窮屈な服を【分解】し、黒のドレスを【創造】する。彼女の癖なのか、笑う度にたわわな胸が揺れる。鎌にはたくさんの藍色の魔石が施され、彼女の多すぎる魔力を吸い取ってゆく。そして現れた彼女は、君達がよく知っていて、…)
『やぁ、こんばんは。__明日の月は綺麗だろうね』
〔(とりあえず、戻ろう……アイツの事だから)〕
【そう思い、瞬間移動した】
『…おかえり』
(帰ってきたんだね、と微笑む。)
〔……ただいま〕(マモンじゃないけどと思いつつ)
555:◆Mk:2020/04/04(土) 06:56 『くふっ、』
(笑うとまたたわわな胸が揺れる。そうして笑ったあと、深海のような青とレモンのような黄色の目がそちらを向く。無いはずの右腕でひらひらと手を振って)
〔……マモンにちょっと変わる……もう疲れた〕
(そう言ってマモンの姿に変わった)
『…あら、便利』
(そう言ってまたふっと笑う。)
『…おかえり、マモン…お兄ちゃん』
(お兄ちゃん、と付けるのを恥ずかしそうにしながら)
「……お疲れ、ノールシ」
(変身し、仮面を外す)
『相変わらずかっこいい顔ね』
(そうはにかみながら笑う)
「ただいま……【お兄ちゃん】って言うの恥ずかしい?」
(笑いながら)
「それはどうも」
562:マモン:2020/04/04(土) 07:11 「(ツタの部分のやつ破壊するか)」
【部屋に入り、ツタを消す】
「これで言い訳来ないだろ」
「チョウラン……」
(彼女の名を呼ぶ)
『…ん?何?』
(微笑む彼女は先程までと違い17歳くらいの少女に変わっていて、それでもチョウランと呼んでくれることに喜びつつ返事をする)
「……お前いつから成長したの? 10歳くらいだったのに……」
(成長スゲェと思いながら)
「高校生ぐらいか?……若い子はやっぱり早いわ……」
(感心する)
『"君がマモンなら"、この姿が1番見なれてると思うよ』
(そう言ってくせっ毛なボブを揺らす。無いはずの右腕で口を押え、無いはずの右目でウインクする)
「いや、俺は本物だぞ? まぁ、どっちでも良いけど可愛いのには変わりない」
(何で疑うのかと思いつつ)
『あれ、驚かないんだ、ざーんねん』
(無いはずのものがある、それに驚かないマモン凄いな、と密かに感心しつつ)
「 ……其処のゴミ屑は“小心者”、“小物”の同居者であるだけ…
名を真似ている事以外、“強欲の悪魔”の足元にも及んでいませんね。
……あんな悪魔を話題に持ち出すなど腹立たしい事ではありますが 」
『あ、にゃるお母さん〜』
(ひらひらと手を振って、"いつものように"その名を呼ぶ)
「やっぱり……あいつがテレポート能力があるわけないか……
…あいつがつけた名だ。名乗るほどの実力はないのは知ってる」
『まぁねぇ、マモン死んじゃったし跡取りが現れても別に不思議じゃないと思うよ?』
(君と戦いたくないんだ、とニャルを宥めて)
「 ……その気はしていましたけれど、矢張り貴女でしたか…
今度の今度は何をどうやってトラブルに巻き込まれたのです…?“アル”… 」
( 変わらず、平常のままジト目で応える )
「……あいつを迎えに行かないとな」
(マントを着て、フードを被る)
『だぁってぇ、なんか落ちてた美味しそうなお菓子食べたら記憶と容姿が遡ったんだもん〜』
(駄々をこねる子供のように口を尖らせ、そう告げる)
「……可愛いアイツの事だ。威嚇して怒ってる…だろうな」
(ゲートを開く)
>>575
『あ、マモンどこ行くの!?置いてかんといてやぁ〜』
(口調は変わったものの、寂しがり屋なのは変わらず)
「 跡取りと言うには安上がりな仕上がりですね 」
( 粗雑、余りに強欲の悪魔の名が落とされているのを見れば
流石にこの時のみ、あのセクハラ悪魔に哀れみを持ち…直ぐに捨てる )
「 ……まぁ、そのゴミ屑で遊びたいのなら泳がせておきましょう…
別段、私めに到底敵うような実力があるわけでもないのです 」
>>578
「チョウランを迎えに行かなきゃならんくてな……それに俺はあいつを裏切らないと約束した
……だから迎えに行く」
(アルって言う少女に言う)
『…まぁあいつはねぇ、』
(【錬金術】で服を【分解】されたことを思い出しつつ)
>>579
「泳がせてくれや、アイツの事気に入ってるから。」
(まぁ、神器がなきゃキツイけどな、お前と戦うのと思う)
>>580
『…?チョウランは僕だよ?』
(にこ、と笑って諭すように言う。片目をつぶると"チョウラン"の面影が、)
「 図に乗るなゴミ屑 」
( アルから視線を外した途端に冷たく怒り )
>>580
「……昨日俺はあいつを担いで逃げた。お前じゃないことぐらい分かる。
本物ならアレが出来るのは知ってるから。」
>>584
「ごめんって……(本当怖いわ…と思いながら)」
「 ………ふっ……哀れな偽物はまだ簡単な理解ができない様ですね 」
『…』
(あぁ、また僕は、捨てられるのか、また僕は、裏切られるのか、また、僕は)
『ねェ、おねガい、しンじてヨ』
「多分理解出来てないだろうね、馬鹿だから」
(苦笑い)
「……片言になるのは本物だな」
(あいつは俺に結構懐いている、そうなるよな)
『僕はチョウラン…なのニ、わかッてくレないの………???』
(狂った瞳で、自らを焼く焔に身を包み)
「じゃあ、俺の傷を触れ。もう一回アレが見たいから。」
(首元の傷を見せる)
「とりあえず、落ち着けよ」(チョウランに言う)
594:◆Mk:2020/04/04(土) 07:48 『…』
(つつ、と指でなぞる。そうするとまた優しく傷跡が光って)
「…! ごめんな。疑って……本物だわ、お前は」
(仮面の下で泣きながら謝る)
『…!ううん、大丈夫、だから泣かないで、ね?』
(あわあわとなって優しく抱きしめ頭を撫でて)
「うん……ごめん、傷跡に触れると家族の事を思い出して……泣いちゃうんだ…
心配かけてごめんね?」
(チョウランを抱き締め)
『…家族』
(憎悪と殺意が入り交じった声でつぶやく)
『…ううん、大丈夫だよ』
(刹那、その感情をひた隠してマモンを慰めようと額にキスを落とす)
「ハハッ……ありがとう。ちたぁ、霊関係のマジックでもするかね……
ずっと見えっぱなしなんだよな〜…」
(立ち上がり、後ろにいる霊に言う)
「……そこにいるのは知ってるぜ……お袋」
(そう言い、霊が姿を表す)
『…ゆーれい…??』
(顔がさぁっと青ざめてガタガタと震え出す)
『お化け怖いお化け怖いお化け怖い』
「落ち着け、本当の姿じゃねぇよ。からかってるだろ?母さん」
(そう余裕顔で)
『……バレちゃったかぁ〜…見抜くのが上手いわね」
(笑いながら)
「……バレるよ、そりゃ霊気的にアサリ家ぐらい分かるよ」
(ハハッと笑う)
『…アットホーム感』
(マモンに後ろから抱きつきながらそう呟く)
「安心しろ、美人だし優しいし……怒ると怖いけど」
(チョウランに言う)
マサスト『褒め言葉は良いわよ、マモン…本名言った方がいいかしら?』
「まだ言うな、こいつが混乱する」
「それに俺はパエスト家を裏切ったんだ。名はマモンだけで充分だ。」
607:雪りんご:2020/04/04(土) 08:04マモンはパエスト家をどうして裏切ったのですか
608:◆Mk:2020/04/04(土) 08:05 『…ん〜?大丈夫よ、聞きたいし』
(自分の本名をひた隠しながら聞く義理はない、と思っても知的好奇心には勝てず聞く)
マサスト『そう……でも最後は娘達思いの良いお父さんになって嬉しかったわよ?』
「……神器と母さんのネックレスはアイツらに託した。俺の番はとっくに終わったよ」
マサスト『そう…』
『…?』
(分からない話をされて困惑する)
>>608
「……はぁ…『マリン・パエスト』って言う名だ。」
(青羊の計画が終わったら言おうと思ってたんだけどなと言う)
>>610
『お嬢ちゃん、ごめんねいつもマリンがお世話になってて……』
(笑いながら)
マリン「言うなよ、母さん……」
(慌てる)
『…マリン』
(そう耳元で囁き、クスッと笑う)
>>612
『いえいえ、…優しい、お母さん、ですね』
(小さく"愛されたかった"と呟き、悲しそうに笑う)
「!/// その癖をやめなさい!/////」(赤面し、慌てる)
マサスト『あらあら、ラナイザさん時以来ね。貴方が赤面するなんて♪』
「うっさい! 母さん!////」(余計な事言わなくていいからと母と話す)