王の帰還か、新たなる世界の幕開けか
その真実を知るものは、造り上げるものは、それは誰なのか知られていない。
[するり]( 入れ替わるように手を引き )
「 ……流石に、城へ行く事は出来ません
…………ですが手を繋ぐという変わった趣向を…
そのままに楽しむには、充分すぎる森が
此処にはありますよ…… 」
( リードを取り …少しだけ 楽しそうに奥の闇へ )
「 ......あ〜、こっちの方がやっぱ違和感無い、つか慣れてるわ 」
( 後手に回る事で何故か気持ち的に安心 白黒も楽しそうで良かった良かった....? )
「 だって手腕の魔人だし......それにほら、手を繋いでると安心するじゃん?結構....さ?.......へぇ、じゃあ紹介して貰おうかな?お勧めの森ってやつをさ? ......ね?頼むよ 」
………ふふ
____続いた 宵の闇と…瞬く星に輝く水の雫
( 微笑 浮かべるものも返す言葉もその一つへ絞り
魔人の手を引き 緩やかに2人は魔の森を駆けた )
___廃れた砦の跡地 空の光を授かる煌めきの草原
さざ波が旅の木の葉と踊る楕円の湖 雲をつらぬく剣山
_______光を遮る暗闇… 巨大峡谷の底
「 ………此処が最終地点です 」
( 静かに 暗闇の空を見上げ )
( 何処か見覚えのある景色 風景だけは変わる事無く残っている。
楕円の湖の水を掬っては その冷たさに身震いしたり
巨大な剣山にそれこそ年少の男の子の様に目を輝かせたり
やはりリードされている方が楽しいのか 自然とテンションも上がっ........ )
「 ......最終地点が此処、かぁ ....ニャルちゃんも意地悪だねぇ、なんつーか 」( テンション急停止 )
( “魔の森”と呼ぶに相応しい様々な場を駆け抜けては 自然と気も緩くなりがちで.....笑みなんかもとっくに溢れている
ただどうにも 渓谷の底 光が遮られ届かない場に辿り着いては .....その笑みは苦笑に変わった )
「 ..........疑うような事でダメだけど、わざと、じゃないよね? 」
「 安心しなさい 意図的です 」
( ……空から落ちるような闇が少ない光を彩り
峡谷の闇は最早芸術とも称する事が出来る。
…握る手には 悪意の微塵も感じられない )
「 ……貴方の気を悪くする為に来たのではありません
それには安息を得ても結構です ……そもそも…… 」
( 此処で 初めて魔人に振り向き、見詰め合うは眼 )
「 分かるでしょう? ……私にはもう…
恨む理由も、本気で糾弾する理由もありはしません 」
「 あらら、趣味が悪い事 ....ま、この景色は好きだけどさ? 」
( 冗談混じりに話を続ける 薄く小さな光が峡谷に入り込み 魔人と白黒を照らす ....握る手は何処となく滑らかで それでいて力が少し足りない気もする )
「 ....ま、今も嫌われてたら俺の立場なんてもんは無いしねぇ、今の.....
うん、改めてそれが確認出来ただけでも、来て良かったかな 」
( 良くも悪くも 気の抜けた笑み 目の輝きは一層光を増して )
「 .......うん、やっぱさ?ありがとね? 」
「 ……意図を述べる前に理解し
あまつさえ口に出すではありませんよ 」
( ため息混じりに眼を閉じて )
「 …我らの契りは永久のもの。
………貴方がふざけさえしなければ
私はお礼ばかり述べていたのでしょうけれど 」
( 片眼を開け 繋いだ手を示す )
「 ……返事は最初からこの手に示しています 」
「 .........でもさぁ、悪ふざけとかしないと俺らしく無いじゃん?それはニャルちゃんも実感してるでしょ?......悪戯とか余裕になったりしなかったら、誰?って感じにはなる.....と、俺は思うんだよね? 」
( 頬を掻きながら事実っぽい事を述べる 自分の感性と言うのもあるが )
「 ........しかしまぁ、デレるねぇ、ニャルちゃん?........改めまして、どうも 」
( 手を少しだけ強く .....というか握る力を強めていく )
「 ……故に、私は貴方を八つ裂きにする
方法を考え続けろと……そう言うことですね? 」
( 分かりにくい同意 )
「 ………… 」
無言に早戻り。
(瞬時に冷たい目付きが覗き
逆に合成金属のように堅牢な
耐久力を持つ手が握り返す)
「 .......ん〜、なんで俺が褒めまくったりする選択肢が無いのか、これが分からない .....偶には俺にも良い思いさせてくれって話なんだけど....... 」
( 冗談混じりとは言え少し不満気 多分結構本当 )
「 .......おっ、力比べでもするっ.....!!!? 」
( いつもなら此処で魔人の悲鳴が出るのだが.....出る気配も無く寧ろ笑みを溢す
それどころか真っ向から握り返してくる......腕は赤黒くなってバキバキ ミシミシ 聞こえちゃいけないような音が鳴り響く )
「 ……………反則技を用います 」
( 真っ向力押しなど論外とばかりに
中指と薬指をほどき……相手の掌各部へ
それぞれバラバラなパターンで衝撃を与える! )
[ギギギギギ]
「 地獄の九所封じその八。どんな気分ですか? 」
「 .......う〜ん、さいっっっ........こう、かもね?........それはもうニャルちゃんの捉え方次第!!!!! 」
[ ベキョッ グギギギギギギギギ ゴグギッ メギィッ ゴキッ ]
( 明らかに人体から鳴ってはいけない音が先程よりも鈍く深く響く中 魔人はそれでも余裕そうに笑みを溢す
掌は赤を超えてどす黒く染まり骨と思われる物体もはみ出ている ........血も雫となり垂れ始めた
それでも強く、更に強く握り締める )
「 .........なぁんでここまで頑固になっ.....てんだろうねぇっ ! 」
「 ………流石はドMの…… 」
( ぼそりと悪意ある溢し、腕に関する
スペシャリストにこれは効果が無いとは
薄々勘づくものの この段階まで来たら
彼女の押さえになるようなものは周りにはない )
[ヂヂヂヂヂ]
「 ……その態度が気に入らないこそのものです……
…徹底的に叩きのめして差し上げましょう。
そうすることにより、初めて貴方は
"自分はもうこのニャルちゃんに勝てない"と
貴方の体に刻み込まれるのでしょうからね……
くだらない小突き合いでも、精神でもッ! 」
「 ...........正直に言ってさぁ、ニャルちゃんに負ける部分は多い訳よ、でもさでもさぁ?“騙し合い” “腕力” “手際” .......それと“精神” この辺はさぁ、申し訳ないけどニャルちゃんにも負けられないんだわッ!!!!つーかニャルちゃんこそそろそろ俺に負けを認めて良いんじゃ無い?少しぐらい反省しても良いんじゃ無いかなァッ!!? 」
[ ギヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂ ]
( 鉄をも砕く握力になったが それでも止まる気配を見せず 軽く汗を垂らしながらまだたま握り締める 白黒も止める気配が無い以上..... 何方かが音を上げるまで終わる気配は無いだろう
久々の戦闘以外での真っ向からのぶつかり合いに心も身体も萌える.....! )
「 無理し過ぎて壊れても知らないからね......!!! 後で治してあげるけどさァッ!!? 」
「 ……百歩譲っても貴方への詫びなどと…!! 」
[グギギギ]
( 此方は高揚とかでもなくただのムキ、
握る力は互いに際限なく高められて行く…!!
しかし彼女はリアリスト、強引に勝ちに来る )
[グルンッ]( 捻切るような横回し )
「 ..........たまにはニャルちゃんからの宣言が聞きたいな〜〜〜....ァッ!!? 」
( 急な横回し 腕に集中していたのもあり ....捻じ切れる事は無く空中に身が躍り出る )
[ グググググググ.....プチッ ]
( しかしそれでも握る力が弱まるという事は無く ....血管が千切れるような音 それ程までに力を込めているらしい )
( 腕が見た事も無いような色になっている ....今なら簡単に鉱石なんかも砂の様に出来るのでは無いだろうか )
[ブンッ][ガァッ!]
「 ……生憎、私は貴方との勝敗を軽視してはいませんッ 」
( 投げ出された身をそのまま地面に叩き付ける )
[ ビダァンッ ]
「 ........そんなに価値が ....高いもんかねッ .........ま、俺もまったく軽視してないけどッッ .....ッ!!! 」
[ ポキッ バキバキッ ]
( 地面に叩きつけられて防御の姿勢は取ろうともせず そのせいで身体中の骨が折れる音が響くのみ )
( されど執着心は変わらず 手を握り続けたまま 力が弱まるなんて事はない )
_______数時間経過
「 はぁっ…はぁ……はぁ………
……まだやりますか…ッ?……はぁ 」
( ほぼ負けん気で手を握ったまま )
「 .......まだ、やるに.......決まッ....てんじゃん.....!!ふぅ〜〜〜〜ッ......ッ......はぁ〜〜〜〜ッ...... 」
( 軽口叩く余裕も無くなり 力も限界まで来ているのかこれ以上上がる事は無い ....魔人の右肩まで見た事無いようなどす黒さになっているのはそれ程迄に力を込めているという事 )
「 .....ニャルちゃんこそ.......限界......じゃねぇの......? 」
「 ふんっ………貴方になどッ![ガッ]うッ!? 」
( 再び燃焼寸前に二人の頭を太い腕が掴む )
「 あっホども---がァッ!! 」
[ゴッガァッ!]
( 反応の来る前に二人の頭が激突ッ! )
「 かふっ……ぅ 」
( …白黒、ノックダウン )
[ ゴツンッ!! ]「 いッッッ.....ぎ.....ッッ......あぁ......頭に鐘が響いてる......って....えっと.....此れは俺の勝ちって事で.....良い、のか? 」
( 頭激突し ジンジンと痛み響く中で白黒が倒れたのを確認すれば手を離す .....流石に元に戻るのに時間が掛かる中、掴んできた太い腕の持ち主に視線を向ける )
「 ......いっっっっっった....... 」
( 少し恨めしそうにジッと睨む せっかく集中していたのに )
「 負けん気っつーのは分かるがよォ?
……人呼ばれるぐれぇな滅茶苦茶は止めとけや 」
( 気絶の白黒を抱える大女…テホプは呆れた顔で )
「 ........え、まさかそんだけの為に......その忠告の為だけに来たんすか、アンタ....?
.....つかそんなに滅茶苦茶してないっすよ 」
( .....気絶した白黒が珍しいので写真撮ろうとカメラを懐から探す )
「 .......あ〜〜.....でも確かに疲れた..... 」
「 あほ。おめェの娘っ子の差料だってんだ…… 」
( …顎で示した先 )
「 っ………… 」
( …今にも泣きそうな 小さな子 )
「 泣き喚いてオレに頼んできたのさ、あほたれ 」
「 ...............え、何で此処が分かったの 」
( まず出る一言 いやそれ以前にいつから....というか本当に何故 ....それでも流石に泣きには弱い )
「 .....あ〜.....迷惑掛けてすんません、うん....ごめんな?ミィリィ.....俺はもう、大丈夫だからさ? 」
( そう言いながら右腕を見せる ....確かに治って来てはいるがそれでも尚全体的に赤い )
「 - - - コイツと険悪なムードだったってぇんで
姉貴から向かわされたらしーぞ、道筋は友達に頼んだ
ったんだとさ。- - - ま、オレは先に 」
( 言うだけ言い終えれば、一足先にと
白黒を抱え退場する大女 …後に残るは )
「 !!!っ…… 」
( 恥ずかしがるも怖がるも無い、傷の酷い事を
一目見て理解すれば…青ざめて父様に駆け寄って )
ミ レ イ ル
【 簡易癒法 】
( 腕に触れ 必死で傷の回復を図った )
「 父様っ……痛く…ない!?……大丈夫っ!?
わたしっ………ちゃんと魔法 出来てるっ!? 」
「 .....徹底してるなぁ、なんていうか.....ていうかこれアンタの一人勝ちじゃ.....はぁ、まぁ良いよ、お疲れ様っす 」
( 撤退する白黒と大女を見送り 軽く手を力無さげに振っては子と向き合う )
「 .........はぁぁぁぁ、ナイア成分を深く受け継いでんなぁ、こんなに優しくて心配性だなんてさぁ...... 」
( 微弱な回復 されど気分が良くなるという事に変わりは無く 腕もみるみるうちち元の魔人の細い腕へと戻っていく )
「 ........よし、帰るか? 」
( 気分一変 頭を優しく撫で 気の緩みきった笑みを浮かべ )
( 元気な様子を見せた途端に腹部へばすんと
軽重い音と衝撃、頭から抱き付いて行った
ミィリィは更に父親の胴に腕を回す )
「 …っ………… 」
( 何かを物語る口も空かず
半ば涙眼を晒す姿には甘えと、少しの怒りが )
…………親離れはまだまだ長そうだ
「 ........うん、ごめんな? 確かに熱中し過ぎたかもしれないな 」
( 弱々しい衝撃に当然威力も無く傷も付かないが想いは伝わり 優しく優しく 撫でる様はあやす様に
涙目を浮かべる子に対して優しく そして申し訳なさで一杯に )
「 .....さて、どうする?ミィリィ...... あ、チョコいるか? 」
( ....懐から板チョコ取り出して見せる )
「 …ぅぅんっ……食べるっ…けど… 」
( なんか餌付けみたいで…と
嫌そうな顔と…欲で揺れる顔! )
(チョコから視線を避けても
いしきするものはしてしまうっ)
「 ……〜〜っ……ほ ほしい…… 」
「 チョコは良いぞ?頭が落ち着きやすいし.....血圧も丁度良いぐらいに下がるしな..... 」
( 何処となく黒に似ているような悩み振りと顔付きに自然と笑みが溢れつつ 板チョコを左右に揺らす )
「 はいよ、ど〜ぞっ? 」
[ パキッ ]
( 聞いて気持ちが良い音を響かせながら割り 半分程の大きさにして手渡し )
「 はぁっ…わっわっ、あ うぅ… 」
( お望みのチョコを半分渡されれば…やっと
父様の顔を、悪戯っぽい優しい笑みを見れた
…でも、並んで手玉に取られたことも意味する
父様の笑い方に、ちょっと悔しさも感じた… )
[ちょび]「 ……うぇ…なにこれ…ぶらっく? 」
「 .....あ〜、そんなに苦い?ブラックって訳じゃなくて〜..... 」
( どうにも慣れからか苦味を薄く感じていたらしい.... 少し診てもらおうと判断しつつ苦笑を浮かべる
....悔しさを感じているような子供に ほんの少し得意気な笑み ふふんと軽く胸を張る )
「 ......ん〜、一応ミルクとか砂糖も配合はしているんだけど.....あとの材料か?問題は.....シクラメン?だっけ.....庭園にあった奴を材料に使ったり 骨粉と.....あとは多数種族の血...... “魔愚チョコ”って言う最近流行りのお菓子なんだよ 」
[ごくん]
「 …え 」_____
( 飲み込んでしまった。)
[ふるふるふる]
「 ……ち……血……骨っ……びっ…媚薬………っ 」
( 涙が溢れるように浮かび
チョコを握り締めたまま酷く怯え
今にも泣き出さんばかり )
「 …ひっ……ひっ… 」
「 .......なぁんて、嘘嘘、普通にブラックだよ、いやまあそういうチョコも確かにあるけどさ... 」
( 先程板チョコを包んであったラベルを見せる ....一般企業の良くあるブラックチョコ、カカオ多め
実際の危ないチョコも一応懐には入ってる )
「 ....てか媚薬らしい媚薬は混じって無いんだよなぁ.....ま、意地悪し過ぎた、悪い 」
( 泣きかけの子に近付いては 何とか安心しさせようと ....しゃがみ、目線を合わせて優しく撫でる ゆっくりゆっくり、頭を撫でる )
「 ......あ〜、うん、ごめん、やり過ぎた 」
( ....子に悪戯仕掛けるのはよそうと、決めた )
[ ぺっちぃんっ ]
「 ……っ…ばか… バカっあほっ!
父様のあほっ ウソつきっ! 」
( ビンタ、幼稚な罵倒がそれに続き
涙目など焦った怒りに掻き消されてしまった )
「 もぉっ……バカっバカっ! 」
( .....傷はない、物理的な傷は無い しかし精神的なダメージはあったようで )
「 ...........あ〜〜〜〜〜.......うん、本当にごめん、嘘つきでごめんな? 全部事実で、ごめんね? 」
( 声が小さく弱くなる 出来る限り優しく ....ただ撫でる力がさっきよりも弱くなっているし震えている )
「 .....ぅ、ぅぐぅ 」
( 胸を抑えて俯く 地味に涙目 )
「 えっ えっ 待ってっ なにっ父親…っ
わたしそんなに酷いこと言ったっ…? 」
( 困惑を多く含んで先ほどまで怒ってた相手に
今度は心心配を主とした感情で接して )
( 慌てて弱々しくなった手を握り )
「 ……?……? 」
「 ......あ〜〜〜....ナイアに似て優しい、優しさが身に染みる.....いや、大丈夫、そんなに酷い事言っては無いよ 」
( 手を握られては 微笑み.....あまり元気が無いような笑みを見せる 一喜一憂が激しく ....というか )
「 ......うん、へーき、ありがと 」
( ....どう見ても疲れている )
「 っっ……… 父様っ!かえろっ…ねぇっ! 」
( 顔色を見てはみたび驚きの色を浮かべ )
「 わたしっ……結構疲れちゃったからっ ねっ?
帰って……えぇっと…もうっ寝よっ…!? 」
「 .....ん?俺はべつにまだ.....平気つーか、久々にこの辺回りたいんだけど..... 」
( ゆっくり立ち上がる ...流石に白黒と無理し過ぎた、疲れがドッと襲い掛かりフラつく )
「 ....ま、そうだな、医療魔法的なのって中々疲れるよな、それに....うん、精神的にも疲れたよな、そうだな 帰るか..... 」
「 ……っ…ほ…っ 」
(っとしたのも束の間。)
[キ"ュロ"ッ] ひっ
( ……二人の真上……
空間に割込むような形で
そのまま 空気に"生える"漆黒の眼孔
……無数の蟲腕を従える ソレ は )
何処か苛立たしげに魔人を見ていた。
( 子は突然のソレを前に即座の気絶 )
「 .......やれやれ、参ったな、ミィリィが頑張って治してくれたとは言え万全な体調じゃ無いんだよ? 」
( 気絶してしまった子を倒れる前に受け止めて背負う ポンポンと優しく背中を叩き ジロリと視線を向ける )
「 .....ったく、そんなに俺が憎い?全く、親子水入らずの時間なのに....こればっかりは流石に許せないよ? 」
( 魔人のやる気が戻る 疲れてはいるがだからといってやらないという選択肢はない
右肩を回してニィと笑み 舌を出して煽る煽る )
『 親子水入らず その言葉に嘘がないなら 』
( 聞き覚えのある声 段々と深まっていく怒りの語気
……広がり 段々と距離を詰めてくる"黒い蟲腕" )
『 まずは帰って来いってんです… 』
わァ??
「 .....ごめん調子乗り過ぎたッ!!!!!!! 」
[ ズザザザザザザザァッ ]
( .....スライディング土下座からの滑り込み )
「 ....いや、まぁ、ちょっと聞いて下さいよ、ニャルちゃんとその、久々に熱中しまして 」
( ........言い訳開始 )
[ギュルッ][ガチチチチッ]
( 無数にして虚数 刺すも切るも自在の蟲腕。
……切らずも傷付けずも 夫を蛮力、遥かに越えた
腕力で封じて押さえ付ける。…子は 優しく吊り下げ )
『 言い訳なら向こうでたっっぷり聞きますわぁ?
だから …… 帰っておいでなさい、だぁーんなっさまっ 』
( 二人を 少しずつ眼の方へ…
まるでクレーンゲームのように吊り上げ… )
「 ........え、っと、何処に帰りましょう??? 」
( 震えが止まらぬとはまさにこの事 .....申し訳なさで一杯 )
[ぽすっ]
「 ……あー、清々しくもない気分。 」
( 着地、文句を言う木の下 )
「 .....なぁんで来てやったのに文句言われないといけないのか、俺には理解に苦しむね? 」
( ...肩にとある人物無理矢理連行というか担ぎながら到着 )
「 ...それで、コイツはいる? 」
「 ………そこのご所望と同じ状態だから言ってんの 」
( 不満げな 声… …足、腰に黒くてヒラヒラした何か )
[ぼすっ]「 まぁ、そーゆーことですわぁ? 」
( 案の定と腰に抱き付いてくる小さいの )
「 …………ちょっと、生きてる?…そこ 」
「 ....あぁ、成程?今回は何?カップル同士で集まりたかった? 」
( 不満げな蒼に向かって担いでいた少年を投げ渡し )
「 .......先に言っておくけど、アイツらがいるだろうし、やんないよ?...いや、俺もやりたいけど 」
( ...少年は未だ夢の中 睡眠中 )
「 ちょっ! ひゃっ 」[ドタン]
( 優しく… 受け止め損ねて
体全体のクッション、重さで倒れこむ )
[ぎゅー]
「 んひひ、そろそろ…だぁんな様が
寂しそうだったからですわぁ? 」
( 腰に抱き付いたまま ぐりぐりと頭を押し付け )
「 ....寂しくなんか無いってぇの、寧ろナイアの方じゃ無いの?寂しくて仕方なかったのはさ? 」[ ギュゥッ ]
( 押し付ける頭を優しめの力で引き剥がしつつ撫で撫で ...からの抱き締め )
...すぅ、すぅ......
( 子供らしい寝息 幸いにも今ので目覚めたと言う事は無い ...蒼の上に乗ったままで落ちる気配も無いから身動きが取れないのが難点だが )
「 っ!… このっ…ふろ…っ…、 」
( 小さな呼吸の音と 揺れが伝わるように… )
はぅぁっ ひぁぁぁぁっ!?
「 ひゃん。…へぇー ほんとぉー? 」
( 得意げに首に腕を掛け、精一杯抱き締め )
「 .....ぴぁっ!!?...えっ、な、な......に.......... 」
( 急な声に驚き目を覚ます ....頭部に柔らかな感触 蒼の顔 数秒の思考停止 .....理解後 )
っ!!!!!!?!?!?!?!?!?!?[ ぼふんっ ]
( 顔から湯気が出そうな程真っ赤っ赤 急いで降りようとするが ...転ぶ )
「 ....俺はそんな事で嘘はつきませんよ〜っと....ん、可愛い 」
( 偶にはと正直な褒め言葉 抱き締められて悪い気もせず.....軽く力も抜く )
[ぽふっ] はひっっ!?
( 更にのし掛かられる形 …訳も分からず顔を見る )
[れろ れろ]
「 ………んー 癒し不足と疲れてる気分みたいですわぁ?」
( 力を抜かれたのでそそ と体位を上に
首筋と手を舐める )
「 あのっ、あのっ、あのあの、えっとっ....!!!!ご、ごめんっ、すぐ降りたいんだけどっ!えっとっ 」
( 慌てて会話にならない 降りようと足をジタバタするも地面に降りれずに混乱.... 顔面は赤く染まり切り汗も垂れて ...恥ずかしそう )
[ ポンポンポン.... ]「 ....だからって舐めるな、塩かよ .....そんなに癒しが欲しいの? 」
( 軽ぅく背中叩いてあげながら舐めて来る黒を見つめて疑問
....小動物みたいな可愛さがある 白黒とかとはまた違う様な... )
っっっ
「 っ……………! 」
( ほほを赤く染め 口をきつく結んで
顔と 眼をそらす… 柔らかい腹部… )
[かぷ]「[ちら]…………ふゅ 」
( 小指を甘噛み 軽い上目遣い…
口の中に含んだ小指に舌を絡め )
[ かぁぁぁぁっ ]
「 ...ほ、本当にごめんっ、ごめんねっ、よぐっ ううぅ... 」
( 転がり落ちる様にして何とか蒼の上から降りる事に成功 即土下座 何度も何度も頭を地面に擦り付けて ....というか真っ赤な顔を見られたくないらしい )
[ むぅ ]「 ....その視線はダメだってだからさぁ..... 」
( 色々反則じみた黒に ...どうにもペース崩され 舌絡めてきた小指を ...親指より少々太く ついでに甘噛みしてくるので今だけ小指の骨を抜き ...ふにゃふにゃの蛸状態 )
[かあぁっ]「 ………………… 」
( 頬に掌を当て、顔を背けたまま… その場に座る )
「 む………[するり] 」[かぷ]
( しかし 悪戯っぽさと幼さを同居させた
意味深な笑みを浮かべ、肩にするり とよじ登り…
胸を当てながら 首筋に甘くかみつく )
[ ....ちらっ ]「 ....ほんっとにごめんねっ、ヨグ...でも僕も目を覚ましたらアレで訳が分からなくて...... ...い、言い訳とか見苦しいよね、ごめんね? 」
( ...自分のせいで明らかに恥ずかしい思いをしてしまった彼女に対して視線を向けつつ謝罪を続ける
...許して貰えないのは分かっていると ....それでも続けつつ )
「 ......ちょ、ナイア?少しストップ.....っあ?....こら、いーかげん...に 」
( 制御不能 よじ登る黒を止められず .....矢張りどうにも胸を意識 意識的には男の方がどうにも強い
首筋に軽く歯形がつきつつ ...視線を向けるも弱く 甘い目線 声にも徐々に覇気が無くなる.... )
[すす…]「 …………うるさい… 」
( 何処か悔しげな表情。…隣、密着して座り
片手で延々と喋りそうな口を閉じてやる… )
[むにっ]( …密着、その感触… )
( そのまま完璧に肩へ乗り 耳元… )
だ ん な さ ま 🖤
( 猫なで声が しっとりと響く… 言い終えれば
首筋に近付ける口、ぺろぺろと舐める舌使い… )
「 ...う、うるさいって ...これでも僕は本当に申し訳なく..... んむっ.....っっっ!!!? 」
( いつの間にかかなり近くまで来ていた事にも気付かず.... 誠意を伝えようとした所で口が塞がれる それはまだ良い
....ただその感触に .... )
[ ぼふんっ! ]
( ....頭のてっぺんから湯気が出る )
「 ......っ、あ〜もうっ、おり、降りろ、な?お仕置きしてやっから...... 」
( どう聞いても照れ隠しの様にしか聞こえない ....実際魔人の頬が軽く赤く染まっている
....しかも落ちて怪我しない様に肩に乗った黒支えている )
( ....自分の身に迫る危機っ 鳥肌がぞわぞわ... )
「 …………っ 」[ぎゅー]
( …黒ほど 男使いが巧くない。…けど
意識外でストライクを入れたことに気付いて赤面
…恥ずかしさ、まぎらわそうと、混乱とで
目の前にいる男の子に 思いっきり抱き付く )
「 ん、ほいっ……と 」 ( 割と 正直に降り… )
ちょこん
( ザレッドの目の前、足元から少し離れた辺りで
小さく足をたたんで座り、首を傾け… 上目遣い )
「 ……あらー? 」
( ....,寝落ちごめんねぇ )
「 .....ちょ、よ、ヨグっ....あたっ、当たって、当たってるからぁっ 」
( 言葉はしどろもどろ 当然やはり柔肌が当たっている事に意識傾いてしまい ...赤面して力が抜ける 抱き付かれては ...匂いとかも考えてしまい頭の中の煩悩を振り落とそうと ...するが出来ない )
( ....いつの間にか冷や汗でビッショリ )
「 ...正直なのはとても良いんだけどさぁ、その....色々それまずいっていうかヤバいって言うか ...それならまだ肩乗ってる方が良いんだけど 」
( ...照れ臭そうに頬をかきながら此方見てくる黒に対して申し訳なさそうな視線 ...所謂女の子座りがどうにも..... 刺激が強い )
「 ....ほら 」
( 手を差し伸べて少し無理に立たせようと.... )
「 ………ふぅ… 」
( 拓けた場所… 切り株に腰掛ける )
[ カツンッ ]
「 ....さてさて、呼ばれたけれど一体何でございましょうね..... 」
( 身体を思いっきり伸ばしながら到着 キョロキョロ辺り見渡し .....発見 )
「 あ、いたいた どしたの?マッサージでもした方が良さそう? 」
( .....両手を閉じて開いて 悪い笑み )
「 ……貴方は何故、私相手では遠慮の無い冗談を言うのやら… 」
( 思案する素振りを少しも見せず )
「 …… しかし…用、ですか… …そうですね…
… ……ひとつ、お願い致しましょうか。…それ 」
「 ん〜.....ニャルちゃん相手だから?と言うよりかは親友って思える人には冗談とか結構言うよ? 」
( .....意外な反応 まぁ....頼まれたのならやるしかない、が )
「 .....先に質問、本格的な奴にする?軽めな奴にする? どっちでも体が少しは軽くなるし疲れも取れるとは思うけどね 」
( 切り株の上でそのままごろりと横たわり )
「 ……色々と貴方に任せる事にします…
…ただし変なところは触らないこと。 」
( 言い終わると、うつ伏せ )
「 .....これでも一応メリハリはハッキリしてるからさぁ、安心して? 」
( 隣まで来てはまずは前座 ツボを可能な限り避けながら背中を親指で押す ....それも弱めの力で )
[ ギュッ ギュムッ ]「 ....しかしまぁ、俺なんかに頼むって、本当に疲れてるんだねぇ 」
[ペキッ][グググ]
( プラスチックにでも当たるかのような抵抗感 )
「 うっ… ……親友に…頼んで何か悪いことでも…? 」
「 ......にしてもまぁ固いけれど 」
( ....予定変更 骨と骨の隙間..... 肩甲骨付近のツボを押す 強めの力で ....凹むぐらいには )
[ ギュムウゥゥゥッ ]
「 ....うぅん?全然悪い事じゃないし..... ...寧ろ、頼りにされて嬉しいよ 」
[ グ" ゴ" ギ" ]
「 ウゥっ… …はぁ…… 頼り… …がい、は…
……ある、方ですよ?…貴方 」
( 半ばめり込んで… 楽になった声はありつつ )
( .....聞こえてはいけないような音を無視 続けて肩揉み ....一回一回を念入りに )
[ グム グム グムゥッ ]
「 .....いやぁ、そんな事言われる程では無いよ? 頼りがい、ねぇ、あるなら嬉しいけれど.....
....照れるんだけど 」
( 少々頬を赤く染めながらも .....ゆっくり、ゆっくりと続ける )
[ゴギ ボ"ギ"!]「ぁぐ」
( 骨が破片になってるような… )
「 ……頼りがい… なくて、私達と…
一緒には居られませんからね…
事実です、そうですとッ… [パキンッ]…も 」
( ....流石に手応えがあり過ぎると不安に 先程までマッサージしていた部分を優しく撫でる )
「 ....ねぇこれ大丈夫?終わる頃にはニャルちゃんタコになってたりしない? 」
( ....地味に聞こえる音が爽快感あるのが更に怖い )
「 ......だからさぁ.....良い人過ぎるんだよ、皆..... .....本当に、荒んだ心ってものが癒やされていくねぇ、嬉しいなぁ...... ......ありがとね 」
「 ………っはぁー……っ……だいぶ、楽になりました…続けて 」
( 気持ち良さそうに足を伸ばす )
「 ……じゃあ、いまからたっぷりとおねがいしますぅ… 」
(温泉に浸かってる気分を思わせるトロけ声
……骨が解けるような感覚が絶妙に知能を破壊)
「 .......あ〜、これはぁ.... .....歯止めが効かないって奴では? 」
( ...伸ばされた足の方へと向かい ....膝 太腿 足首を揉む 足裏に関しては..... .....グリグリ、握り拳を当てて足ツボ代わりに )
「 ......はいはい、勿論構わないよ、ニャルちゃん?.....ほんと、お疲れ様 」
( .........少々湧き上がった煩悩を脳内から消そうと必死 )
[くりくり][くに]
( 解れたのか全身の抵抗感や
固みが取れて揉みやすく、感触も柔い )
「 かるる……はぁー 」
( 惚惚とした声が上がり
半ば眠るような…表情を )
「 ........ん、これくらいなら ....色々やり易い、かな 」
( ....相手が気持ち良さそうか声を出しているのを聞いては此方も安心 ちゃんと出来ていたらしい )
[ グニィッ ムニッ ....ギュムムッ ]
( 続けて ...土踏まずの下 足裏の凹みを強く押し 膝に近い方の脛部分 ...を優しく、人差し指で軽めに押し
最後に親指と人差し指の付け根を掴んで押す ..... )
「 .....寝ても別にいいからね? 」
____________
[____________ ____]
「 ________ 」
( …足を 少々弄くられた時点で眠ってしまった
……固さを残しつつも、何処か無邪気な寝顔を晒す )
「 .........本当に疲れてたんだね、しかしまぁ..... いつもの俺なら此処で悪戯してたんだろうけど、今は正直 .....うん、この笑顔でチップ、貰うね? .....楽しかったなぁ 」
( .....着ていた上着を白黒に被せつつ 優しく頭を撫でてぐっすりと寝かせる )
「 .....大人、らしい事、親らしい事、これでも出来てるのかなぁ .....ナイアの ...妹って事は、一応.... 俺にとっても義妹?って事になる....んだろうし
.....ま、そんなの後でで良いか、今は ______ゆっくりおやすみ、ニャルちゃん 」
[ぎゅっ]「 ……あらぁ、ちゃあんと… 」
( 背中に軽ぅい重圧、ぶら下がってる感じ… )
「 オトナ。…できてますわねぇ?くひひっ 」
(______眠りやすいのか、そのまま深く眠る白黒 )
「 .....言っとくけど身長的にはナイアも大差ない ......何でもない 」
( 背中に遠慮なく乗ってる ...黒? ...落ちないように手を支えて背負う )
「 .........これで平気?ニャルちゃんは....あ〜、一応これも 」
( ...腕だけ切り離して断面は布で隠し ...バレないように頭の下に潜り込ませて 腕まくら )
[ぎゅっ]「 せぇーかいっ 」
( 子供のようにぎゅうっと抱き締め )
「 ………ふふ、一児の父としては…って感じかしらぁ?
で、も… 」
( 悪戯っぽく、耳元 )
カラダの関係。オトナとしては言い逃れできませんわよぉ?
「 .....別にぃ?ナイアは .....うん、俺に対してはめっちゃ甘いよね 」
( ....落ちなさそうで安心したのか手を離す 支えとして置いておくだけ )
[ ....グンニィッ ]
「 .......この姉にしてあの妹あり、なんで痛い所たくさん突くのかなぁ .....まぁ、そうだね? 」
( ...背後から忍ばせておいた両手で両頬を引っ張る )
「 むぃっ… ぁふふ… 」
( 引っ張られながら小笑い )
[ぎゅむ]
( 仕返しにお悩みの種であろう
お尻を蟲腕が刺さぬように掴む )
「 .....んひゃっ!?.....おいこら、セクハラだぞセクハラ 」
( 慌てて落としかけ ...頬を膨らませながらジト目
...痛みというよりかは何方かと言うなら.... )
「 ......全く、誰に似たのやら 」
[ ムギュゥゥゥッ ]
( ...引っ張り強め )
[ぎゅむむ]「あむひゃひゃひゃ」
( ぐぃー )
[ぴゅっ]( ちらりと白黒を見、自分ごとザレッドを影の中へ )
______________
[ぼすっ]「 んー… ふひひっ やっぱり此処は… 」
( ……忘れ去られた城の中 …嘗ての白黒の自室…ベッド。 )
「 手入れされてますわねぇっ 」
( …しかし、何故か位置が変更されて
ザレッドの上に股がる黒、感傷の暇なし )
「 ....急な転移は頭痛と吐き気を呼ぶ .....ねぇ、ナイア? 」
( ....少々顔色悪くしながらも 白黒の部屋の中という意識は強く ....あまり汚さないようにしようと決意 )
「 .....それで、なんで上に乗ってるのか...聞いても良さそうか? 」
( 腰を掴みながら少々強めの視線 ...ヒリヒリ痛む下半身を余所に 嫌な予感しかしない ...良い意味でも悪い意味でも )
______________
すー …すー
( 幸せそうに 魔人の傍らで寝転ぶ小さくて黒いの )
「 .......焦った俺が馬鹿だったかね ....ナイアも疲れてたんなら、言ってくれりゃ ...って、そりゃ結果論、かな 」
( 軽めに頭を撫でながらゆっくりゆっくり ...物音を立てないようにベッドから降りる )
「 ....首、やったなぁ、凄い痛い 」
[ぶちゅ]「ぐぇ」
( 四散する蒼い体液 )
[ パッパッ ]「 ....うへぇ、きたな...なんて言うのは失礼か、いや、何してんの.... ? 」
( 踏んでしまった方の足を振り払い液体を拭きつつ 疑問で一杯になりながらジッとその元凶に視線を移し )
( ひしゃげた …肉、体液がぐちゃぐちゃな足を再生しつつ )
「 -- - - 寝て る -- - - 踏 まれ た 」
( 単なる無表情とはなにか違う気色の悪いナニカ )
「 .....何でこんなところで寝てるの、はぁ、大丈夫? いや大丈夫なんだろうけど 」
( .....呆れた視線 体液とで生温いのがまた気持ち悪い 仕方なく手を伸ばしながら首傾げ )
[ ポキッ ゴキッ ]
( ...首を左右に曲げる度に凝ってるらしい音が聞こえる )
「 - -- - - -- - 」
在りて歪ム無し 故すら露なくしてアり
よ く"、そとぉす 忌ミせず 知る
時 たりテ知らず 消すヶ 故 のミ
(流れ込む 通行する 言葉 口 否 脳 ₩€#5€€9◇7◇{]4 )
【しばらく お風呂に】
[ コテッ ]
「 ...ええいうるさいっ、喋るんならちゃんと喋れっ 」
( 拳で弱くだが頭を突く 頭に響く .....解読の難しい言語に 嫌そうに眉を曲げて じっと睨む )
「 ....まぁでも何となく ...お前もまずい状況っぽいのは分かる 」